JP2003056060A - 建築物の架構構造 - Google Patents

建築物の架構構造

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JP2003056060A JP2001240885A JP2001240885A JP2003056060A JP 2003056060 A JP2003056060 A JP 2003056060A JP 2001240885 A JP2001240885 A JP 2001240885A JP 2001240885 A JP2001240885 A JP 2001240885A JP 2003056060 A JP2003056060 A JP 2003056060A
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joint
steel
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裕志 杉本
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Shimizu Corp
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Shimizu Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建設部材同士の組立や解体が容易で、建設部
材を再利用することができる、リユース・リサイクルが
可能な架構構造を提供する。 【解決手段】 建築物1の基礎構造は、鉄骨柱2と鋼管
杭3を引張ボルト4により締結するのみの簡略な構造な
ため、施工も解体も容易に行うことが可能である。同軸
状に連続する鉄骨柱2の連結部には、仕口部鉄骨7が設
けられて、仕口部鉄骨7を介してボルトにより締結する
ことで同軸状に連続する鉄骨柱2が連結される。大梁9
を設ける際には、仕口部鉄骨7に設けられたブラケット
7dに継ぎ手板10を介して連結すればよい。大梁9と
小梁11の仕口部は、直角部を有する継ぎ手板を介して
ボルト8により連結するのみの構造である。大梁9の上
部フランジの上面には、場所打ちコンクリート13cの
定着強度を高めるため、フラッシュバッド溶接により取
り付けられた突部が設けられている

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物における部
材間の組立及び解体が容易で、解体後に部材を再利用で
きるリユース・リサイクルが可能な建築物の架構構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】現在、建設現場より発生する建設廃棄物
は、全産業廃棄物の最終処分量の約4割を占めている。
このため、近年では、建設現場における建設廃材や建設
残土等の建設廃棄物の発生を抑制するとともに、リサイ
クルを図るといった、循環型社会の形成が求められてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、建築物は建設
部材間同士の剛性を高めることを目的に、コンクリート
の打設や、溶接等を行う場合が多く、剛結した建設部材
同士を解体する作業が困難を極める場合が多い。また、
同一の建設部材であっても規格の異なるものや大きさの
異なるものを併用しているケースも多く、再利用を図る
には課題が多い。
【0004】上記事情に鑑み、本発明は、建設部材同士
の組立や解体が容易で、かつ容易に建設部材を再利用す
ることができる、リユース・リサイクルが可能な建築物
の架構構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の建築物の
架構構造は、部材間の組立及び解体を容易に行うことの
できるリユース・リサイクルが可能な建築物の架構構造
であって、架構構造を構成する建設部材毎に規格を統一
するとともに、異なる建設部材間及び同一の建設部材間
の何れの連結においてもボルトを用いて締結することを
特徴としている。
【0006】請求項2記載の建築物の架構構造は、建築
物の基礎構造は、フーチングと地中梁がなく柱と杭が同
軸状で一体的に設けられる構造を有しており、前記柱の
下端部に設けられたベースプレートと前記杭の杭頭部に
設けられたトッププレートとが引張ボルトにより締結さ
れることを特徴としている。
【0007】請求項3記載の建築物の架構構造は、前記
杭には、ねじ込み式鋼管杭が用いられることを特徴とし
ている。
【0008】請求項4記載の建築物の架構構造は、建築
物の下方に位置する柱と上方に位置する柱の接合部に
は、仕口部鉄骨が設けられて、該仕口部鉄骨の下部フラ
ンジと前記下方に位置する柱に設けられたトッププレー
トがボルトにより締結されるとともに、前記仕口部鉄骨
の上部フランジと前記上方に位置する柱に設けられたベ
ースプレートがボルトにより締結されて、前記仕口部鉄
骨のブラケットには、前記建築物の大梁が継手板を介し
てボルトにより締結されていることを特徴としている。
【0009】請求項5記載の建築物の架構構造は、前記
建築物の階高がモジュール化されていることを特徴とし
ている。
【0010】請求項6記載の建築物の架構構造は、大梁
と小梁の連結部は、前記大梁のウェブと前記小梁のウェ
ブが鈎型形状を有する継手板を介して、ボルトにより締
結されていることを特徴としている。
【0011】請求項7記載の建築物の架構構造は、前記
大梁の上部フランジには、床スラブ定着用の突起がフラ
ッシュバット溶接により取り付けられることを特徴とし
ている。
【0012】請求項8記載の建築物の架構構造は、前記
大梁の上部フランジには、複数のねじ孔が設けられて、
該ねじ孔に床スラブ定着用のねじ節鉄筋が取り外し可能
に取り付けられていることを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るリユース・リ
サイクルの可能な建築物の架構構造の実施形態につい
て、図1から図4を用いて説明する。
【0014】図1に建築物1全体の概念図を示す。図1
よりわかるように、建設部材間の連結は同一の建設部材
同士の場合においても、異なる建設部材同士の連結にお
いても、ボルトを用いた締結によって連結されている。
【0015】(建築物の基礎構造)図1に示すように、
前記建築物1の基礎構造は、従来の建築物の基礎構造と
は異なり、フーチングと地中梁を用いることなく、鉄骨
柱2を鋼管杭3に直に連結した簡略な構造によるもので
ある。該鉄骨柱2は、柱本体2aと、該柱本体2aの上
端部と下端部を各々覆うように設けられたトッププレー
ト2bと、ベースプレート2cとより構成されている。
なお、該鉄骨柱2の柱本体2aは、円筒や角筒等何れの
断面を有するものでも良く、これにこだわるものではな
い。
【0016】また、前記鋼管杭3は、円筒状の杭体3a
と、該杭体3aの上端部を覆うように設けられたトップ
プレート3bとより構成されている。なお、本発明の実
施の形態において、鋼管杭3としては、ねじ込み式鋼管
杭を用いている。該ねじ込み式鋼管杭は、前記杭体3a
の先端に図示しない螺旋状の羽が溶接されたものであ
り、回転圧入により地盤への貫入を行うため無排土施工
を可能にするものである。また、貫入時と逆方向に回転
させることにより、該ねじ込み式鋼管杭を容易に引き抜
くことが可能なため、リサイクルも容易に行うことがで
きるものである。
【0017】該鉄骨柱2と鋼管杭3は、これらが鉛直方
向に同軸状となるように位置合わせが行われた状態で、
鋼管杭3の杭頭部に設けられたトッププレート3bの上
面に鉄骨柱2に設けられたベースプレート2cの下面が
接するように載置されている。前記トッププレート3b
とベースプレート2cは各々同軸の位置に複数の図示し
ない孔が設けられており、引張ボルト4を介して締結さ
れることにより、鉄骨柱2と鋼管杭3は、一体化されて
いる。
【0018】なお、前記引張ボルト4は、高力ボルト等
のように接合部を締め付けて締結し、引張力を伝達でき
るものであれば、その種類にこだわるものではない。ま
た、本発明の実施の形態では、該鉄骨柱2と鋼管杭3の
接合部4における防錆を目的として、該接合部4の周囲
に鉄筋6aを配設するとともに、コンクリート6bによ
り埋め込む根巻き6を行っている。
【0019】(柱の仕口部構造)図1に、鉛直方向に連
続した複数の前記鉄骨柱2の仕口部構造を示す。鉛直方
向に連続した複数の前記鉄骨柱2の仕口部は、仕口部鉄
骨7を介して連結されている。該仕口部鉄骨7は、鉄骨
柱2と同じ断面を有する筒体7aと、該筒体7aの上端
部と下端部を覆うようにそれぞれ設けられた上部フラン
ジ7bと、下部フランジ7cと、前記筒体7aの側部に
設けられたブラケット7dと、より構成されている。本
発明の実施の形態において、これら上部フランジ7b及
び下部フランジ7cの断面は、前記鉄骨柱2のトッププ
レート2b及びベースプレート2cと同様のものを用い
ているが、仕口部鉄骨7を構成する筒体7aの断面より
十分大きいものであれば、これにこだわるものではな
い。
【0020】下方に位置する鉄骨柱2と、上方に位置す
る鉄骨柱2と、これらの間に設けられた前記仕口部鉄骨
7は、前記柱本体2aと筒体7aが鉛直方向に同軸状に
ある状態で、下方に位置する鉄骨柱2のトッププレート
2bと仕口部鉄骨7の下部フランジ7c、上方に位置す
る鉄骨柱2のベースプレート2cと仕口部鉄骨7の上部
フランジ7bとは、それぞれ同軸の位置に複数の図示し
ない孔が設けられており、それぞれボルト8を介して締
結されることにより、複数の前記鉄骨柱2は連続的に連
結されている。
【0021】また、図1に、前記仕口部鉄骨7と大梁9
の仕口部の構造を示す。図2に示すように、大梁9と連
結される前記ブラケット7dはH型鋼材よりなるもの
で、前記大梁9と同様の部材を用いている。該ブラケッ
ト7dの端部と大梁9の端部同士は上部フランジ同士、
および下部フランジ同士、さらにはウェブ同士にまたが
るようにスプライズプレート10を取り付けるととも
に、予め大梁9の端部、及び該ブラケット7dの端部の
上部フランジ、下部フランジ、及びウェブに固着された
ボルトにより締結されている。
【0022】このように、前記仕口部鉄骨7のブラケッ
ト7dに前記大梁9が連結されて、前記建築物1の階層
が形成されるため、該建築物1の階高は前記鉄骨柱2の
部材長により決定されることとなる。したがって、鉄骨
柱2について、部材長を含めて部材の規格統一を図るこ
とにより、該建築物1の階高はモジュール化されること
となる。
【0023】(大梁と小梁の仕口部構造)図1及び図3
に、前記大梁9と小梁11の仕口部の構造を示す。該小
梁11の端部は前記大梁9の側面に直角方向に対向して
おり、これらのウェブ同士を連結する直角な形状を有す
る連結部材12が、前記大梁9及び小梁11のウェブに
予め固着された複数のボルト8により締結されている。
【0024】該連結部材12は、直角方向に対向してい
る小梁11のウェブと大梁9のウェブに沿うように、直
角形状を有するL型鋼材が用いられている。なお、連結
部材12はこれにこだわるこだわることなく、直角形状
を有する鋼材であれば何れでもよい。これら連結部材1
2は、ウェブに予め固着された前記ボルト8が貫通する
ように、予め孔を設けている。
【0025】(大梁と床スラブの構造)図4に、前記大
梁9と床スラブ13の構造を示す。該床スラブ13は、
前記大梁9間に掛け渡すように設けられたコンクリート
パネル13aと、複数の該コンクリートパネル13aの
上面に連続するように配設された鉄筋13bと、該鉄筋
13bを埋設するように打設された場所打ちコンクリー
ト13cとより構成されている。
【0026】図1に示すように、前記大梁9の上部フラ
ンジには、隣り合うコンクリートパネル13aの端部が
それぞれ載置されて、前記場所打ちコンクリート13c
が大梁9、及び隣り合うコンクリートパネル13aの端
部同士を連結する役割を持つ。このとき、前記大梁9と
前記場所打ちコンクリート13cの定着強度を高めるた
め、図4(a)に示すように、大梁9の上部フランジの
上面にはフラッシュバッド溶接により取り付けられた突
部9aが設けられている。
【0027】なお、図4(b)に示すように、前記突部
9aと同じく、前記場所打ちコンクリート13cの定着
強度を高めることを目的として、予め前記大梁9の上部
フランジには図示しない孔を設けておき、上部フランジ
の部材厚より十分長いねじ節鉄筋を貫通させて、いわゆ
るスタッドジベルの代用としてもよい。
【0028】このように、本実施の形態はあくまでも一
つの事例であり、本発明の趣旨を逸脱しない限り、本実
施の形態に限定されずにいかなる形態をも採用しうるこ
とは言うまでもない。
【0029】上述する構成によれば、建築物1の架構を
構成する建設部材の仕口部がすべてボルト8を用いた締
結により接合されているため、組立及び解体が容易で、
かつ解体後においても建設部材は原型を留めているた
め、再利用を容易に行うことができる。
【0030】前記建築物1の基礎構造は、前記鉄骨柱2
と前記鋼管杭3を前記引張ボルトにより締結するのみの
簡略な構造なため、施工も解体も容易に行うことが可能
である。また、前記鋼管杭3にねじ込み式鋼管杭を用い
ることにより、施工による排出土を無くすことが可能に
なるとともに、引き抜きも容易で、前記鋼管杭3の再利
用も容易に行うことが可能となる。
【0031】同軸状に連続する前記鉄骨柱2の連結部に
は、前記仕口部鉄骨7が設けられて、該仕口部鉄骨7を
介してボルトにより締結することで同軸状に連続する前
記鉄骨柱2が連結されることから、積み木細工のように
組立が容易で、解体も同じく容易であるとともに、前記
鉄骨柱2の部材長を含む規格を統一とすれば、階高をモ
ジュール化することも可能であり、施工が容易で経済的
に建築物1を建設することが可能となる。
【0032】また、前記大梁9を設ける際には、前記仕
口部鉄骨7に設けられたブラケット7dに継ぎ手板10
を介して連結すればよいから、構造が簡略で施工及び解
体を容易に行うことが可能となる。
【0033】前記大梁9と小梁11の仕口部は、直角部
を有する継ぎ手板を介してボルト8により連結するのみ
の構造であるから、解体が容易で小梁を原型のまま再利
用することが可能である。
【0034】前記大梁9の上部フランジの上面には、前
記場所打ちコンクリート13cの定着強度を高めるた
め、フラッシュバッド溶接により取り付けられた突部9
aが設けられているため、解体時の取り外しが容易で、
該大梁9の再利用を容易に行うことが可能となる。
【0035】同じように、前記前記大梁9の上部フラン
ジの上面には、前記場所打ちコンクリート13cの定着
強度を高めるため、予め上部フランジに設けられた孔に
ねじ節鉄筋を貫通させて、スタッドジベルの機能を持た
せているため、解体時の取り外しが容易で、該大梁9の
再利用を容易に行うことが可能となる。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の建築物の架構構造によれ
ば、部材間の組立及び解体を容易に行うことのできるリ
ユース・リサイクルが可能な建築物の架構構造であっ
て、架構構造を構成する建設部材毎に規格を統一すると
ともに、異なる建設部材間及び同一の建設部材間の何れ
の連結においてもボルトを用いて締結することから、組
立及び解体が容易で、かつ解体後においても建設部材は
原型を留めているため、再利用を容易に行うことができ
る。
【0037】請求項2記載の建築物の架構構造によれ
ば、建築物の基礎構造は、フーチングと地中梁がなく柱
と杭が同軸状で一体的に設けられる構造を有しており、
前記柱の下端部に設けられたベースプレートと前記杭の
杭頭部に設けられたトッププレートとが引張ボルトによ
り締結されることから、簡略な構造で、施工も解体も容
易に行うことが可能である。
【0038】請求項3記載の建築物の架構構造は、前記
杭には、ねじ込み式鋼管杭が用いられることから、施工
による排出土を無くすことが可能になるとともに、引き
抜きも容易で、前記鋼管杭の再利用も容易に行うことが
可能となる。
【0039】請求項4記載の建築物の架構構造によれ
ば、建築物の下方に位置する柱と上方に位置する柱の接
合部には、仕口部鉄骨が設けられて、該仕口部鉄骨の下
部フランジと前記下方に位置する柱に設けられたトップ
プレートがボルトにより締結されるとともに、前記仕口
部鉄骨の上部フランジと前記上方に位置する柱に設けら
れたベースプレートがボルトにより締結されて、前記仕
口部鉄骨のブラケットには、前記建築物の大梁が継手板
を介してボルトにより締結されていることから、積み木
細工のように組立が容易で、解体も同じく容易に行うこ
とが可能となる。
【0040】請求項5記載の建築物の架構構造は、前記
建築物の階高がモジュール化されていることから、施工
が容易で経済的に建築物を建設することが可能となる。
【0041】請求項6記載の建築物の架構構造によれ
ば、大梁と小梁の連結部は、前記大梁のウェブと前記小
梁のウェブが鈎型形状を有する継手板を介して、ボルト
により締結されていることから、解体が容易で小梁を原
型のまま再利用することが可能である。
【0042】請求項7記載の建築物の架構構造は、前記
大梁の上部フランジには、床スラブ定着用の突起がフラ
ッシュバット溶接により取り付けられることから、解体
時の取り外しが容易で、該大梁の再利用を容易に行うこ
とが可能となる。
【0043】請求項8記載の建築物の架構構造は、前記
大梁の上部フランジには、複数のねじ孔が設けられて、
該ねじ孔に床スラブ定着用のねじ節鉄筋が取り外し可能
に取り付けられていることから、解体時の取り外しが容
易で、該大梁の再利用を容易に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るリユース・リサイクルの可能な
建築物の架構構造の全体を示す図である。
【図2】 本発明に係る連続する鉄骨柱間に配される仕
口部鉄骨の詳細を示す図である。
【図3】 本発明に係るを大梁と小梁の仕口部の詳細を
示す図である。
【図4】 本発明に係る大梁と床スラブの詳細を示す図
である。
【符号の説明】
1 建築物 2 鉄骨柱 2a 柱本体 2b トッププレート 2c ベースプレート 3 鋼管杭 3a 杭体 3b トッププレート 4 引張ボルト 5 接合部 6 根巻き 6a 鉄筋 6b コンクリート 7 仕口部鉄骨 7a 筒体 7b 上部フランジ 7c 下部フランジ 7d ブラケット 8 ボルト 9 大梁 9a 突部 10 継ぎ手板 11 小梁 12 連結部材 13 床スラブ 13a コンクリートパネル 13b 鉄筋 13c 場所打ちコンクリート 14 ねじ節鉄筋

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部材間の組立及び解体を容易に行うこと
    のできるリユース・リサイクルが可能な建築物の架構構
    造であって、架構構造を構成する建設部材毎に規格を統
    一するとともに、異なる建設部材間及び同一の建設部材
    間の何れの連結においてもボルトを用いて締結すること
    を特徴とする建築物の架構構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の建築物の架構構造におい
    て、建築物の基礎構造は、フーチングと地中梁がなく柱
    と杭が同軸状で一体的に設けられる構造を有しており、
    前記柱の下端部に設けられたベースプレートと前記杭の
    杭頭部に設けられたトッププレートとが引張ボルトによ
    り締結されることを特徴とする建築物の架構構造。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の建築物の架構構
    造において、前記杭には、ねじ込み式鋼管杭が用いられ
    ることを特徴とする建築物の架構構造。
  4. 【請求項4】 請求項1から3いずれかに記載の建築物
    の架構構造において、建築物の下方に位置する柱と上方
    に位置する柱の接合部には、仕口部鉄骨が設けられて、
    該仕口部鉄骨の下部フランジと前記下方に位置する柱に
    設けられたトッププレートがボルトにより締結されると
    ともに、前記仕口部鉄骨の上部フランジと前記上方に位
    置する柱に設けられたベースプレートがボルトにより締
    結されて、前記仕口部鉄骨のブラケットには、前記建築
    物の大梁が継手板を介してボルトにより締結されている
    ことを特徴とする建築物の架構構造。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の建築物の架構構造におい
    て、前記建築物の階高がモジュール化されていることを
    特徴とする建築物の架構構造。
  6. 【請求項6】 請求項4または5記載の建築物の架構構
    造において、大梁と小梁の連結部は、前記大梁のウェブ
    と前記小梁のウェブが鈎型形状を有する継手板を介し
    て、ボルトにより締結されていることを特徴とする建築
    物の架構構造。
  7. 【請求項7】 請求項4から7のいずれかに記載の建築
    物の架構構造において、前記大梁の上部フランジには、
    床スラブ定着用の突起がフラッシュバット溶接により取
    り付けられることを特徴とする建築物の架構構造。
  8. 【請求項8】 請求項4から7のいずれかに記載の建築
    物の架構構造において、前記大梁の上部フランジには、
    複数のねじ孔が設けられて、該ねじ孔に床スラブ定着用
    のねじ節鉄筋が取り外し可能に取り付けられていること
    を特徴とする建築物の架構構造。
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