JP2003054418A - 遠隔操作装置およびこれを備えたベビーカー - Google Patents
遠隔操作装置およびこれを備えたベビーカーInfo
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- B62B7/08—Carriages for children; Perambulators, e.g. dolls' perambulators having more than one wheel axis; Steering devices therefor collapsible or foldable in the direction of, or at right angles to, the wheel axis
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- Carriages For Children, Sleds, And Other Hand-Operated Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 構成の簡素化を図るとともに使用性を向上し
得る遠隔操作装置およびこれを備えたベビーカーを提供
する。 【解決手段】 ワイヤケーブル2, 3を介して折畳み機
構およびハンドル切替え機構と接続する。ワイヤケーブ
ル2,3の一端を巻き取るように支軸4に回転可能に支
持した一対のプーリ10a,10bと、プーリ10a,
10bの間に同軸に回転可能に支持し、その回転位置に
応じていずれか一方のプーリを付勢する回転プレート2
0と、ストローク動作により回転プレート20を回転駆
動するように構成した操作レバー30と、回転プレート
20がいずれか一方のプーリを付勢するように、回転プ
レート20を所定の回転位置に設定保持する切替えプレ
ート40と、を備える構成とした。
得る遠隔操作装置およびこれを備えたベビーカーを提供
する。 【解決手段】 ワイヤケーブル2, 3を介して折畳み機
構およびハンドル切替え機構と接続する。ワイヤケーブ
ル2,3の一端を巻き取るように支軸4に回転可能に支
持した一対のプーリ10a,10bと、プーリ10a,
10bの間に同軸に回転可能に支持し、その回転位置に
応じていずれか一方のプーリを付勢する回転プレート2
0と、ストローク動作により回転プレート20を回転駆
動するように構成した操作レバー30と、回転プレート
20がいずれか一方のプーリを付勢するように、回転プ
レート20を所定の回転位置に設定保持する切替えプレ
ート40と、を備える構成とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロック/解除機構
を操作する遠隔操作機構と、この遠隔操作機構を具備し
た乳幼児を乗せて走行するベビーカーに関するものであ
る。
を操作する遠隔操作機構と、この遠隔操作機構を具備し
た乳幼児を乗せて走行するベビーカーに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】乳幼児を散歩などのために屋外に連れ出
す際に使用するベビーカーにおいて、必要に応じて折り
畳み、収納や携帯が容易になるようにしたものや、ある
いは手押し桿の位置を座席の背面または対面側に切替え
配置し得るようにしたものなどが種々提案され、既に実
用化されている。これら折畳み機構や切替え機構(***
作部)は、手押し桿に設けた遠隔操作機構によって、ロ
ックおよびその解除が操作可能に構成されている。
す際に使用するベビーカーにおいて、必要に応じて折り
畳み、収納や携帯が容易になるようにしたものや、ある
いは手押し桿の位置を座席の背面または対面側に切替え
配置し得るようにしたものなどが種々提案され、既に実
用化されている。これら折畳み機構や切替え機構(***
作部)は、手押し桿に設けた遠隔操作機構によって、ロ
ックおよびその解除が操作可能に構成されている。
【0003】本出願人は既に、たとえば実開平7−22
882号公報で開示しているように、フレームに、2つ
の操作レバーにより回転する2つのプーリを取り付け、
フレーム上面にロック板を摺動可能に装着し、ロック板
によりいずれの開閉操作レバーで操作するかを切り替え
て***作部を選択的に操作するようにした遠隔操作機構
を提案している。
882号公報で開示しているように、フレームに、2つ
の操作レバーにより回転する2つのプーリを取り付け、
フレーム上面にロック板を摺動可能に装着し、ロック板
によりいずれの開閉操作レバーで操作するかを切り替え
て***作部を選択的に操作するようにした遠隔操作機構
を提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来装
置では2つのプーリそれぞれに別個の操作レバーを設
け、各操作レバーで直接プーリを駆動するようにしてい
るため、構成が複雑化していた。その場合、とくに、操
作レバーでプーリを回転駆動する際の操作力が大きく、
操作性の改善の余地があった。
置では2つのプーリそれぞれに別個の操作レバーを設
け、各操作レバーで直接プーリを駆動するようにしてい
るため、構成が複雑化していた。その場合、とくに、操
作レバーでプーリを回転駆動する際の操作力が大きく、
操作性の改善の余地があった。
【0005】本発明は以上の点にかんがみ、構成の簡素
化を図るとともに使用性を有効に向上し得る遠隔操作装
置およびこれを備えたベビーカーを提供することを目的
とする。
化を図るとともに使用性を有効に向上し得る遠隔操作装
置およびこれを備えたベビーカーを提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の遠隔操作装置
は、ワイヤケーブルを介して***作部と接続し、この被
操作部をロックおよびロック解除するようにした遠隔操
作装置であって、折畳み機構およびハンドル切替え機構
を含む少なくとも2つの***作部を持ち、単一の操作手
段によりいずれかの***作部を選択的に切替え操作し得
るようにしたことを特徴とする。
は、ワイヤケーブルを介して***作部と接続し、この被
操作部をロックおよびロック解除するようにした遠隔操
作装置であって、折畳み機構およびハンドル切替え機構
を含む少なくとも2つの***作部を持ち、単一の操作手
段によりいずれかの***作部を選択的に切替え操作し得
るようにしたことを特徴とする。
【0007】本発明の遠隔操作装置は、好ましくは、前
記ワイヤケーブルの一端を巻き取るように支軸に回転可
能に支持された一対のプーリと、前記一対のプーリの間
に同軸に回転可能に支持され、その回転位置に応じてい
ずれか一方のプーリを付勢する回転プレートと、ストロ
ーク動作により回転プレートを回転駆動するように構成
された操作レバーと、回転プレートがいずれか一方のプ
ーリを付勢するように、この回転プレートを所定の回転
位置に設定保持する切替えプレートと、を備えている。
記ワイヤケーブルの一端を巻き取るように支軸に回転可
能に支持された一対のプーリと、前記一対のプーリの間
に同軸に回転可能に支持され、その回転位置に応じてい
ずれか一方のプーリを付勢する回転プレートと、ストロ
ーク動作により回転プレートを回転駆動するように構成
された操作レバーと、回転プレートがいずれか一方のプ
ーリを付勢するように、この回転プレートを所定の回転
位置に設定保持する切替えプレートと、を備えている。
【0008】前記構成において、好ましくは、回転プレ
ートは操作レバーと係合する係合軸を有し、プーリは回
転プレートと係合する凸部を有し、係合軸の回転中心か
らの距離が凸部の回転中心からの距離よりも大きく設定
されている。
ートは操作レバーと係合する係合軸を有し、プーリは回
転プレートと係合する凸部を有し、係合軸の回転中心か
らの距離が凸部の回転中心からの距離よりも大きく設定
されている。
【0009】前記切替えプレートは、好ましくは、前記
回転プレートを切替え回転させるようにスライドすると
ともに、そのスライド端でロック可能に構成され、前記
回転プレートはロックされた前記切替えプレートをロッ
ク解除する摺接部を有する。
回転プレートを切替え回転させるようにスライドすると
ともに、そのスライド端でロック可能に構成され、前記
回転プレートはロックされた前記切替えプレートをロッ
ク解除する摺接部を有する。
【0010】さらに、本発明は、折畳み機構およびハン
ドル切替え機構を備え、手押し桿に設けた遠隔操作装置
によって前記折畳み機構およびハンドル切替え機構のロ
ックおよびロック解除操作を行なうようにしたベビーカ
ーであって、上記いずれかの遠隔操作装置を有すること
を特徴とする。
ドル切替え機構を備え、手押し桿に設けた遠隔操作装置
によって前記折畳み機構およびハンドル切替え機構のロ
ックおよびロック解除操作を行なうようにしたベビーカ
ーであって、上記いずれかの遠隔操作装置を有すること
を特徴とする。
【0011】本発明による遠隔操作装置は、ワイヤケー
ブルを介して折畳み機構およびハンドル切替え機構と接
続し、それらの機構のロック/ロック解除操作を行な
う。その場合、本発明の典型的態様では単一の操作レバ
ーを用いながら切替えプレートによって、折畳み機構お
よびハンドル切替えのロック解除操作を選択的に行なう
ことができる。本発明によれば、操作レバーの一部品化
により構成の簡素化を図ることができる。
ブルを介して折畳み機構およびハンドル切替え機構と接
続し、それらの機構のロック/ロック解除操作を行な
う。その場合、本発明の典型的態様では単一の操作レバ
ーを用いながら切替えプレートによって、折畳み機構お
よびハンドル切替えのロック解除操作を選択的に行なう
ことができる。本発明によれば、操作レバーの一部品化
により構成の簡素化を図ることができる。
【0012】また、操作レバーの操作に基き回転モーメ
ントが作用する回転プレートおよびプーリ間のモーメン
ト比を大きくなるように設定する。これにより実質的に
小さい力量で操作レバーを操作することが可能となり、
操作し易く使い易い装置を実現することができる。
ントが作用する回転プレートおよびプーリ間のモーメン
ト比を大きくなるように設定する。これにより実質的に
小さい力量で操作レバーを操作することが可能となり、
操作し易く使い易い装置を実現することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、本発明によ
る遠隔操作装置およびこれを備えたベビーカーの好適な
実施の形態を説明する。ここでまず、この実施形態に係
るベビーカーの基本構成を概略説明する。図1は、ベビ
ーカー100の例を示しており、ベビーカー100は、
前輪102を有する左右一対の前脚101と、後輪10
4を有する左右一対の後脚103と、概略U字状に成形
された手押し桿105と、乳幼児が着座するための座床
部106と、背当て部107と、アームレスト108と
を備えている。なお、左右の前輪102はそれぞれキャ
スタ機構109を介して前脚101に連結され、左右の
後輪104は連結板110により相互に連結されてい
る。なお、全体構成は必ずしもこのタイプのものに限定
されるものではない。
る遠隔操作装置およびこれを備えたベビーカーの好適な
実施の形態を説明する。ここでまず、この実施形態に係
るベビーカーの基本構成を概略説明する。図1は、ベビ
ーカー100の例を示しており、ベビーカー100は、
前輪102を有する左右一対の前脚101と、後輪10
4を有する左右一対の後脚103と、概略U字状に成形
された手押し桿105と、乳幼児が着座するための座床
部106と、背当て部107と、アームレスト108と
を備えている。なお、左右の前輪102はそれぞれキャ
スタ機構109を介して前脚101に連結され、左右の
後輪104は連結板110により相互に連結されてい
る。なお、全体構成は必ずしもこのタイプのものに限定
されるものではない。
【0014】手押し桿105のU字状中央部には、図2
に示されるように本発明に係る遠隔操作装置1が設けら
れている。手押し桿105内部には、遠隔操作装置1か
ら左右に(図2では一方側のみ図示する)ワイヤケーブ
ル2,3が挿通され、一方のワイヤケーブル2が***作
部であるたとえば折畳み機構111に接続され、また他
方のワイヤケーブル3がハンドル切替え機構112に接
続される。ワイヤケーブル2,3は、遠隔操作装置1内
の後述するプーリに巻き取られるようになっており、そ
のプーリの巻取りによって折畳み機構111あるいはハ
ンドル切替え機構112をロックおよびロック解除する
ようになっている。
に示されるように本発明に係る遠隔操作装置1が設けら
れている。手押し桿105内部には、遠隔操作装置1か
ら左右に(図2では一方側のみ図示する)ワイヤケーブ
ル2,3が挿通され、一方のワイヤケーブル2が***作
部であるたとえば折畳み機構111に接続され、また他
方のワイヤケーブル3がハンドル切替え機構112に接
続される。ワイヤケーブル2,3は、遠隔操作装置1内
の後述するプーリに巻き取られるようになっており、そ
のプーリの巻取りによって折畳み機構111あるいはハ
ンドル切替え機構112をロックおよびロック解除する
ようになっている。
【0015】図3および図4は、遠隔操作装置1の要部
構成例を示している。遠隔操作装置1は、ワイヤケーブ
ル2,3の一端を巻き取るように支軸4に回転可能に支
持された一対のプーリ10と、一対のプーリ10の間に
同軸に回転可能に支持され、その回転位置に応じていず
れか一方のプーリ10を付勢する回転プレート20と、
ストローク動作により回転プレート20を回転駆動する
ように構成された操作レバー30と、回転プレート20
がいずれか一方のプーリ10を付勢するように、回転プ
レート20を所定の回転位置に設定保持する切替えプレ
ート40と、を備えている。
構成例を示している。遠隔操作装置1は、ワイヤケーブ
ル2,3の一端を巻き取るように支軸4に回転可能に支
持された一対のプーリ10と、一対のプーリ10の間に
同軸に回転可能に支持され、その回転位置に応じていず
れか一方のプーリ10を付勢する回転プレート20と、
ストローク動作により回転プレート20を回転駆動する
ように構成された操作レバー30と、回転プレート20
がいずれか一方のプーリ10を付勢するように、回転プ
レート20を所定の回転位置に設定保持する切替えプレ
ート40と、を備えている。
【0016】プーリ10、回転プレート20、操作レバ
ー30および切替えプレート40は好適には、合成樹脂
材により成形される。
ー30および切替えプレート40は好適には、合成樹脂
材により成形される。
【0017】プーリ10および回転プレート20は、そ
れぞれ断面コ字状の一対の板金製フレーム50の内側に
収容される。手押し桿105は、フレーム50の両端部
に装着固定されるジョイント5を介して遠隔操作装置1
と結合する。ユニット化されたフレーム50は、カバー
60によって覆われる(図4では、一方のカバーハーフ
60aのみが図示されている)。
れぞれ断面コ字状の一対の板金製フレーム50の内側に
収容される。手押し桿105は、フレーム50の両端部
に装着固定されるジョイント5を介して遠隔操作装置1
と結合する。ユニット化されたフレーム50は、カバー
60によって覆われる(図4では、一方のカバーハーフ
60aのみが図示されている)。
【0018】一対のプーリ10はそれぞれ中心孔11を
有し、各中心孔11に挿通する支軸4によって支持され
る。支軸4は、フレーム50に形成された孔51に挿通
することで、フレーム50に横架される。一方のプーリ
10(プーリ10a)は、折畳み機構111に接続する
ワイヤケーブル2の端部が係着する2つの係止部12を
有する。これらの係止部12は、プーリ10の直径方向
で外径部において対向して配置される。他方のプーリ1
0(プーリ10b)は、ハンドル切替え機構112に接
続するワイヤケーブル3の端部が係着する2つの係止部
12を有する。これらの係止部12は、プーリ10の直
径方向で外径部において対向して配置される。それぞれ
のプーリ10の外周部には、ワイヤケーブル2,3を巻
回して巻き取るための溝13が形成されている。
有し、各中心孔11に挿通する支軸4によって支持され
る。支軸4は、フレーム50に形成された孔51に挿通
することで、フレーム50に横架される。一方のプーリ
10(プーリ10a)は、折畳み機構111に接続する
ワイヤケーブル2の端部が係着する2つの係止部12を
有する。これらの係止部12は、プーリ10の直径方向
で外径部において対向して配置される。他方のプーリ1
0(プーリ10b)は、ハンドル切替え機構112に接
続するワイヤケーブル3の端部が係着する2つの係止部
12を有する。これらの係止部12は、プーリ10の直
径方向で外径部において対向して配置される。それぞれ
のプーリ10の外周部には、ワイヤケーブル2,3を巻
回して巻き取るための溝13が形成されている。
【0019】各プーリ10の一面側(フレーム50の側
壁側)には、たとえば円筒状小突起でなるストッパ14
が突設されている。なお、一方のプーリ10aのストッ
パ14と他方のプーリ10bのストッパ14は、中心孔
11について対称位置に配置される。これらのストッパ
14は、フレーム50に形成されたガイド溝52と係合
し、これにより各プーリ10の回転角度範囲を規制する
ようになっている。この回転角度範囲は、たとえば90
°程度である。各プーリ10はワイヤケーブル2,3の
テンションによって左右から引っ張られており、常態
(ニュートラル状態)では上記のようにそれぞれのスト
ッパ14がガイド溝52の一端側に当接することで、図
示位置に配置される。
壁側)には、たとえば円筒状小突起でなるストッパ14
が突設されている。なお、一方のプーリ10aのストッ
パ14と他方のプーリ10bのストッパ14は、中心孔
11について対称位置に配置される。これらのストッパ
14は、フレーム50に形成されたガイド溝52と係合
し、これにより各プーリ10の回転角度範囲を規制する
ようになっている。この回転角度範囲は、たとえば90
°程度である。各プーリ10はワイヤケーブル2,3の
テンションによって左右から引っ張られており、常態
(ニュートラル状態)では上記のようにそれぞれのスト
ッパ14がガイド溝52の一端側に当接することで、図
示位置に配置される。
【0020】また、各プーリ10の他面側(回転プレー
ト20側)には、後述するようにこの回転プレート20
が係合するように形成された凸部15が設けられてい
る。なお、一方のプーリ10aの凸部15と他方のプー
リ10bの凸部15は、中心孔11について対称位置に
配置される。このように一対のプーリ10は相互に左右
対称構造になっている。
ト20側)には、後述するようにこの回転プレート20
が係合するように形成された凸部15が設けられてい
る。なお、一方のプーリ10aの凸部15と他方のプー
リ10bの凸部15は、中心孔11について対称位置に
配置される。このように一対のプーリ10は相互に左右
対称構造になっている。
【0021】回転プレート20は中心孔21を有し、中
心孔21に挿通する支軸4によって支持される。回転プ
レート20は概略円板状に形成され、その円板の外部で
中心孔21の軸線方向に沿って配置される係合軸22が
一体形成される。この係合軸22は、後述するように操
作レバー30の係合部と係合して、該操作レバー30の
操作によって回転プレート20を回転させるようになっ
ている。図5に示したように係合軸22の回転中心(支
軸4)からの距離Rと、プーリ10の凸部15の回転中
心からの距離rとは、R>rに設定されている。これら
の距離Rおよび距離rは、操作レバー30の操作で発生
する回転モーメントの大きさを規定するものであるが、
R/rの具体的数値については、スペースもしくは寸法
等の許容範囲内でできるだけ大きい方が好ましい。
心孔21に挿通する支軸4によって支持される。回転プ
レート20は概略円板状に形成され、その円板の外部で
中心孔21の軸線方向に沿って配置される係合軸22が
一体形成される。この係合軸22は、後述するように操
作レバー30の係合部と係合して、該操作レバー30の
操作によって回転プレート20を回転させるようになっ
ている。図5に示したように係合軸22の回転中心(支
軸4)からの距離Rと、プーリ10の凸部15の回転中
心からの距離rとは、R>rに設定されている。これら
の距離Rおよび距離rは、操作レバー30の操作で発生
する回転モーメントの大きさを規定するものであるが、
R/rの具体的数値については、スペースもしくは寸法
等の許容範囲内でできるだけ大きい方が好ましい。
【0022】回転プレート20はさらに、係合軸22に
対して半径方向で内側に押圧部23が突出形成されてい
る。押圧部23は、回転プレート20の両側(プーリ1
0a側およびプーリ10b側)に形成され、プーリ10
aおよびプーリ10bのそれぞれ凸部15を押圧し得る
ように配置される。
対して半径方向で内側に押圧部23が突出形成されてい
る。押圧部23は、回転プレート20の両側(プーリ1
0a側およびプーリ10b側)に形成され、プーリ10
aおよびプーリ10bのそれぞれ凸部15を押圧し得る
ように配置される。
【0023】また、係合軸22に対して直径方向に対向
して、かつこの係合軸22と平行に回転プレート20の
回転位置規制用の突片24が突出形成されている。突片
24は回転プレート20と一体に、その円板状の外部に
形成配置され、切替えプレート40と係合するようにな
っている。そして、常態では係合軸22および突片24
を通る直径方向が鉛直になるように配置される(図4お
よび図5参照)。
して、かつこの係合軸22と平行に回転プレート20の
回転位置規制用の突片24が突出形成されている。突片
24は回転プレート20と一体に、その円板状の外部に
形成配置され、切替えプレート40と係合するようにな
っている。そして、常態では係合軸22および突片24
を通る直径方向が鉛直になるように配置される(図4お
よび図5参照)。
【0024】係合軸22および突片24を通る直径方向
の両側には、回転プレート20の外周の一部を張り出し
てなる半月状の摺接部25が付設される。この摺接部2
5は、回転プレート20と一体または別体に形成され、
後述するように切替えプレート40と摺接して該切替え
プレート40のロックを解除するようになっている。
の両側には、回転プレート20の外周の一部を張り出し
てなる半月状の摺接部25が付設される。この摺接部2
5は、回転プレート20と一体または別体に形成され、
後述するように切替えプレート40と摺接して該切替え
プレート40のロックを解除するようになっている。
【0025】操作レバー30は図4及び図5に示される
ように、常態ではカバー60の下部から下方へ突出する
かたちで配置される。操作レバー30はカバー60のガ
イド部61によって、上下方向に所定ストロークだけ往
復動し得るようにガイドされる。概略薄箱状の操作レバ
ー30の内部は中空構造になっており、その中空部31
内に回転プレート20を収容することができる。また、
回転プレート20の押圧部23等との干渉を避けるため
の逃げ用凹部32が形成されている。
ように、常態ではカバー60の下部から下方へ突出する
かたちで配置される。操作レバー30はカバー60のガ
イド部61によって、上下方向に所定ストロークだけ往
復動し得るようにガイドされる。概略薄箱状の操作レバ
ー30の内部は中空構造になっており、その中空部31
内に回転プレート20を収容することができる。また、
回転プレート20の押圧部23等との干渉を避けるため
の逃げ用凹部32が形成されている。
【0026】また、操作レバー30は、回転プレート2
0の係合軸22と係合する左右一対の係合部33を有す
る。回転プレート20の係合軸22が係合部33と係合
した状態で、操作レバー30を上昇させることで操作レ
バー30のストローク動作が回転プレート20の回転動
作に変換されるようになっている。なお、操作レバー3
0は常時、引張りスプリング34によって下方に付勢さ
れている。
0の係合軸22と係合する左右一対の係合部33を有す
る。回転プレート20の係合軸22が係合部33と係合
した状態で、操作レバー30を上昇させることで操作レ
バー30のストローク動作が回転プレート20の回転動
作に変換されるようになっている。なお、操作レバー3
0は常時、引張りスプリング34によって下方に付勢さ
れている。
【0027】切替えプレート40は、フレーム50の上
部とカバー60との間に装着され、左右に所定ストロー
クだけスライド可能である。切替えプレート40の両側
には引張りスプリング41が装架されており、常態では
スライドストロークの中央位置に保持されるようになっ
ている。なお、スプリング41の一端は、カバー60
(フレーム50であってもよい)の適所に掛止されてい
る。
部とカバー60との間に装着され、左右に所定ストロー
クだけスライド可能である。切替えプレート40の両側
には引張りスプリング41が装架されており、常態では
スライドストロークの中央位置に保持されるようになっ
ている。なお、スプリング41の一端は、カバー60
(フレーム50であってもよい)の適所に掛止されてい
る。
【0028】切替えプレート40の上面には、操作者が
指を掛けて図中左右方向にスライドさせるための凸状の
指掛け部42が形成されている。また、切替えプレート
40の下面には、回転プレート20の突片24と係合し
て、切替えプレート40のスライドにより回転プレート
20を回転させる係合片43が設けられている。この例
では突片24の左右両側に配置されるようにした4つの
係合片43を有する。切替えプレート40の下面にはさ
らに図6あるいは図7にも示されるように、上下動する
操作レバー30をガイドするための複数のガイド突起4
4(図6参照)が垂下されている。
指を掛けて図中左右方向にスライドさせるための凸状の
指掛け部42が形成されている。また、切替えプレート
40の下面には、回転プレート20の突片24と係合し
て、切替えプレート40のスライドにより回転プレート
20を回転させる係合片43が設けられている。この例
では突片24の左右両側に配置されるようにした4つの
係合片43を有する。切替えプレート40の下面にはさ
らに図6あるいは図7にも示されるように、上下動する
操作レバー30をガイドするための複数のガイド突起4
4(図6参照)が垂下されている。
【0029】上記構成でなる遠隔操作装置1において、
つぎにその作用を説明する。まず、常態(図1に示され
るような通常の使用状態とする)では、折畳み機構11
1およびハンドル切替え機構112はロックされてお
り、これにより図5〜図7に示すように常態に保持され
ている。
つぎにその作用を説明する。まず、常態(図1に示され
るような通常の使用状態とする)では、折畳み機構11
1およびハンドル切替え機構112はロックされてお
り、これにより図5〜図7に示すように常態に保持され
ている。
【0030】たとえば、折畳み機構111のロックを解
除してベビーカー100を折り畳む場合、ワイヤケーブ
ル2を介して折畳み機構111に接続する一方のプーリ
10aを作動させる。図8〜図10は、切替えプレート
40の作動時の様子を示している。切替えプレート40
を図8のように右側にスライドさせると、その係合片4
3と係合する突片24を介して回転プレート20は、図
において時計方向に回転する。回転プレート20の回転
に伴い、その係合軸22は操作レバー30の係合部33
内に進入し、係合する(図10)。
除してベビーカー100を折り畳む場合、ワイヤケーブ
ル2を介して折畳み機構111に接続する一方のプーリ
10aを作動させる。図8〜図10は、切替えプレート
40の作動時の様子を示している。切替えプレート40
を図8のように右側にスライドさせると、その係合片4
3と係合する突片24を介して回転プレート20は、図
において時計方向に回転する。回転プレート20の回転
に伴い、その係合軸22は操作レバー30の係合部33
内に進入し、係合する(図10)。
【0031】ここで、図11(A)に示すように各フレ
ーム50の上部中央には凹部53が形成されている。一
方、前述したように、切替えプレート40にはこの凹部
53と係合可能な一対の突起45が形成されている。上
記のように切替えプレート40をスライドさせると(図
11(B))、図11(C)のように突起45が凹部5
3と係合し、これにより切替えプレート40がそのスラ
イド位置にロックされる。したがって、回転プレート2
0は、所定の回転位置に設定保持される。
ーム50の上部中央には凹部53が形成されている。一
方、前述したように、切替えプレート40にはこの凹部
53と係合可能な一対の突起45が形成されている。上
記のように切替えプレート40をスライドさせると(図
11(B))、図11(C)のように突起45が凹部5
3と係合し、これにより切替えプレート40がそのスラ
イド位置にロックされる。したがって、回転プレート2
0は、所定の回転位置に設定保持される。
【0032】つぎに、操作レバー30を操作し、すなわ
ち該操作レバー30を把持して引き上げる。図12〜図
14は、操作レバー30の作動時の様子を示している。
操作レバー30を上昇させると、その係合部33と係合
する係合軸22を介して回転プレート20は、さらに時
計方向に回転する。回転プレート20の回転に伴い、そ
の押圧部23がプーリ10aの凸部15を押圧し(図1
4)、これによりプーリ10aはワイヤケーブル2のテ
ンション(引張り)に抗して時計方向に回転する。ワイ
ヤケーブル2はプーリ10aの溝13に巻き取られ、こ
の結果、折畳み機構111のロックが解除されて折畳み
可能になる。なお、このとき他方のプーリ10bは、常
態に保持されている。
ち該操作レバー30を把持して引き上げる。図12〜図
14は、操作レバー30の作動時の様子を示している。
操作レバー30を上昇させると、その係合部33と係合
する係合軸22を介して回転プレート20は、さらに時
計方向に回転する。回転プレート20の回転に伴い、そ
の押圧部23がプーリ10aの凸部15を押圧し(図1
4)、これによりプーリ10aはワイヤケーブル2のテ
ンション(引張り)に抗して時計方向に回転する。ワイ
ヤケーブル2はプーリ10aの溝13に巻き取られ、こ
の結果、折畳み機構111のロックが解除されて折畳み
可能になる。なお、このとき他方のプーリ10bは、常
態に保持されている。
【0033】ここで、プーリ10aは、そのストッパ1
4がフレーム50のガイド溝52(図3, 図4)の他端
側に当接することで、時計方向の回転が規制される。こ
の場合、図15に示すようにプーリ10aが矢印方向に
回転すると(図15(A)、その回転終点付近で、回転
プレート20の一方の摺接部25が切替えプレート40
の下面と摺接し(図15(B))、切替えプレート40
の一端側を浮上させる。これにより、突起45がフレー
ム50の凹部53と係合している切替えプレート40
は、そのスライドロックが解除され、スプリング41の
弾力によって常態位置に復帰する(図15(C))。な
お、操作レバー30から操作者の手を離すことで、操作
レバー30は、スプリング34(図4)の弾力によって
常態位置に復帰する。
4がフレーム50のガイド溝52(図3, 図4)の他端
側に当接することで、時計方向の回転が規制される。こ
の場合、図15に示すようにプーリ10aが矢印方向に
回転すると(図15(A)、その回転終点付近で、回転
プレート20の一方の摺接部25が切替えプレート40
の下面と摺接し(図15(B))、切替えプレート40
の一端側を浮上させる。これにより、突起45がフレー
ム50の凹部53と係合している切替えプレート40
は、そのスライドロックが解除され、スプリング41の
弾力によって常態位置に復帰する(図15(C))。な
お、操作レバー30から操作者の手を離すことで、操作
レバー30は、スプリング34(図4)の弾力によって
常態位置に復帰する。
【0034】一方、ハンドル切替え機構112のロック
を解除して、手押し桿105を切り替える場合(図1、
二点鎖線参照)、ワイヤケーブル3を介してハンドル切
替え機構112に接続する他方のプーリ10bを作動さ
せることにより行なわれる。上述した折畳み機構111
のロック解除の場合とは逆に、まず、常態において切替
えプレート40を左側にスライドさせる。
を解除して、手押し桿105を切り替える場合(図1、
二点鎖線参照)、ワイヤケーブル3を介してハンドル切
替え機構112に接続する他方のプーリ10bを作動さ
せることにより行なわれる。上述した折畳み機構111
のロック解除の場合とは逆に、まず、常態において切替
えプレート40を左側にスライドさせる。
【0035】切替えプレート40を左側にスライドさせ
ると、その係合片43と係合する突片24を介して回転
プレート20は、上記とは逆に反時計方向に回転する。
回転プレート20の回転に伴い、その係合軸22は操作
レバー30の係合部33内に進入し、係合する。
ると、その係合片43と係合する突片24を介して回転
プレート20は、上記とは逆に反時計方向に回転する。
回転プレート20の回転に伴い、その係合軸22は操作
レバー30の係合部33内に進入し、係合する。
【0036】上記のように切替えプレート40をスライ
ドさせると、同様に突起45が凹部53と係合し、これ
により切替えプレート40がそのスライド位置にロック
される。したがって、回転プレート20は、所定の回転
位置に設定保持される。
ドさせると、同様に突起45が凹部53と係合し、これ
により切替えプレート40がそのスライド位置にロック
される。したがって、回転プレート20は、所定の回転
位置に設定保持される。
【0037】つぎに、操作レバー30を操作し引き上げ
ると、その係合部33と係合する係合軸22を介して回
転プレート20は、さらに反時計方向に回転する。回転
プレート20の回転に伴い、その押圧部23がプーリ1
0bの凸部15を押圧し、これによりプーリ10bはワ
イヤケーブル3のテンションに抗して反時計方向に回転
する。ワイヤケーブル3はプーリ10bの溝13に巻き
取られ、この結果、ハンドル切替え機構112のロック
が解除されてハンドル切替え可能になる。
ると、その係合部33と係合する係合軸22を介して回
転プレート20は、さらに反時計方向に回転する。回転
プレート20の回転に伴い、その押圧部23がプーリ1
0bの凸部15を押圧し、これによりプーリ10bはワ
イヤケーブル3のテンションに抗して反時計方向に回転
する。ワイヤケーブル3はプーリ10bの溝13に巻き
取られ、この結果、ハンドル切替え機構112のロック
が解除されてハンドル切替え可能になる。
【0038】この場合でも、プーリ10bの回転終点付
近で、回転プレート20の他方の摺接部25が切替えプ
レート40の下面と摺接し、切替えプレート40の一端
側を浮上させる。これにより突起45がフレーム50の
凹部53と係合している切替えプレート40は、そのス
ライドロックが解除され、スプリング41の弾力によっ
て常態位置に復帰する。
近で、回転プレート20の他方の摺接部25が切替えプ
レート40の下面と摺接し、切替えプレート40の一端
側を浮上させる。これにより突起45がフレーム50の
凹部53と係合している切替えプレート40は、そのス
ライドロックが解除され、スプリング41の弾力によっ
て常態位置に復帰する。
【0039】上述の装置動作において、単一の操作レバ
ー30を用いながら切替えプレート40によって折畳み
機構およびハンドル切替えのロック解除操作を選択的に
行なうことができ、操作レバーの一部品化により構成の
簡素化を図ることができる。その場合、適正かつ円滑な
作動が行え、使い勝手に優れている。
ー30を用いながら切替えプレート40によって折畳み
機構およびハンドル切替えのロック解除操作を選択的に
行なうことができ、操作レバーの一部品化により構成の
簡素化を図ることができる。その場合、適正かつ円滑な
作動が行え、使い勝手に優れている。
【0040】また特に、前述したように操作レバー30
の操作を行なう際、回転モーメントの大きさを規定する
係合軸22の位置(距離R)と、プーリ10の凸部15
の位置(距離r)との関係を、R>rに設定したことに
より、操作力の大きさを有効に軽減する。これにより操
作が容易で使い易い装置を提供することができる。
の操作を行なう際、回転モーメントの大きさを規定する
係合軸22の位置(距離R)と、プーリ10の凸部15
の位置(距離r)との関係を、R>rに設定したことに
より、操作力の大きさを有効に軽減する。これにより操
作が容易で使い易い装置を提供することができる。
【0041】以上本発明を実施の形態について説明した
が、本発明は上記実施形態にのみ限定されるものでな
く、本発明の範囲内で種々の変更等が可能であり、上記
実施形態と同様な作用効果を得ることができる。たとえ
ば、距離Rと距離rとの比率は、必要に応じて適宜変更
可能であり、実使用において最適なものを選択すること
ができる。
が、本発明は上記実施形態にのみ限定されるものでな
く、本発明の範囲内で種々の変更等が可能であり、上記
実施形態と同様な作用効果を得ることができる。たとえ
ば、距離Rと距離rとの比率は、必要に応じて適宜変更
可能であり、実使用において最適なものを選択すること
ができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、こ
の種の遠隔操作装置において、単一の操作レバーを用い
て切替えプレートによって、折畳み機構およびハンドル
切替えのロック解除操作を選択的に行なうことができ、
構成部品の簡素化を図ることができる。また、操作レバ
ーの操作に基き回転する回転プレートおよびプーリ間の
モーメント比を大きくなるように設定することで、実質
的に小さい力量で操作レバーを操作することが可能にな
り、操作し易く使い易い装置を実現することができる等
の利点を有している。
の種の遠隔操作装置において、単一の操作レバーを用い
て切替えプレートによって、折畳み機構およびハンドル
切替えのロック解除操作を選択的に行なうことができ、
構成部品の簡素化を図ることができる。また、操作レバ
ーの操作に基き回転する回転プレートおよびプーリ間の
モーメント比を大きくなるように設定することで、実質
的に小さい力量で操作レバーを操作することが可能にな
り、操作し易く使い易い装置を実現することができる等
の利点を有している。
【図1】本発明の実施形態に係るベビーカーの構成例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】本発明の実施形態における手押し桿に設けられ
た***作部および遠隔操作装置の配置関係を示す図であ
る。
た***作部および遠隔操作装置の配置関係を示す図であ
る。
【図3】本発明の実施形態における遠隔操作装置の要部
構成を示す斜視図である。
構成を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施形態における遠隔操作装置の要部
構成を示す分解斜視図である。
構成を示す分解斜視図である。
【図5】本発明の実施形態における遠隔操作装置の常態
時を示す正面図である。
時を示す正面図である。
【図6】本発明の実施形態における遠隔操作装置の常態
時を示す斜視図である。
時を示す斜視図である。
【図7】本発明の実施形態における遠隔操作装置の常態
時を示す下方斜視図である。
時を示す下方斜視図である。
【図8】本発明の実施形態における替えプレートの作動
時の様子を示す正面図である。
時の様子を示す正面図である。
【図9】本発明の実施形態における替えプレートの作動
時の様子を示す斜視図である。
時の様子を示す斜視図である。
【図10】本発明の実施形態における替えプレートの作
動時の様子を示す拡大斜視図である。
動時の様子を示す拡大斜視図である。
【図11】(A)〜(C)は、本発明の実施形態におけ
る替えプレートのロック動作を順に示す図である。
る替えプレートのロック動作を順に示す図である。
【図12】本発明の実施形態における操作レバーの作動
時の様子を示す正面図である。
時の様子を示す正面図である。
【図13】本発明の実施形態における操作レバーの作動
時の様子を示す斜視図である。
時の様子を示す斜視図である。
【図14】本発明の実施形態における操作レバーの作動
時の様子を示す一部拡大斜視図である。
時の様子を示す一部拡大斜視図である。
【図15】(A)〜(C)は、本発明の実施形態におけ
る替えプレートのロック解除動作を順に示す図である。
る替えプレートのロック解除動作を順に示す図である。
1 遠隔操作装置
2,3 ワイヤケーブル
4 支軸
10 プーリ
11 中心孔
12 係止部
13 溝
14 ストッパ
20 回転プレート
21 中心孔
22 係合軸
23 押圧部
24 突片
30 操作レバー
33 係合部
34 スプリング
40 切替えプレート
41 スプリング
43 係合片
44 ガイド突起
50 フレーム
60 カバー
Claims (5)
- 【請求項1】 ワイヤケーブルを介して***作部と接続
し、該***作部をロックおよびロック解除するようにし
た遠隔操作装置であって、 折畳み機構およびハンドル切替え機構を含む少なくとも
2つの***作部を持ち、単一の操作手段によりいずれか
の***作部を選択的に切替え操作し得るようにしたこと
を特徴とする遠隔操作装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の遠隔操作装置におい
て、 前記ワイヤケーブルの一端を巻き取るように支軸に回転
可能に支持された一対のプーリと、 前記一対のプーリの間に同軸に回転可能に支持され、そ
の回転位置に応じていずれか一方の前記プーリを付勢す
る回転プレートと、 ストローク動作により前記回転プレートを回転駆動する
ように構成された操作レバーと、 前記回転プレートがいずれか一方の前記プーリを付勢す
るように、該回転プレートを所定の回転位置に設定保持
する切替えプレートと、を備えたことを特徴とする遠隔
操作装置。 - 【請求項3】 前記回転プレートは前記操作レバーと係
合する係合軸を有し、前記プーリは前記回転プレートと
係合する凸部を有し、前記係合軸の回転中心からの距離
が前記凸部の前記回転中心からの距離よりも大きく設定
されていることを特徴とする、請求項2に記載の遠隔操
作装置。 - 【請求項4】 前記切替えプレートは前記回転プレート
を切替え回転させるようにスライドするとともに、その
スライド端でロック可能に構成され、 前記回転プレートはロックされた前記切替えプレートを
ロック解除する摺接部を有することを特徴とする、請求
項2または3に記載の遠隔操作装置。 - 【請求項5】 折畳み機構およびハンドル切替え機構を
備え、手押し桿に設けた遠隔操作装置によって前記折畳
み機構およびハンドル切替え機構のロックおよびロック
解除操作を行なうようにしたベビーカーであって、 請求項1〜4のいずれか1項に記載の遠隔操作装置を有
することを特徴とするベビーカー。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001248062A JP2003054418A (ja) | 2001-08-17 | 2001-08-17 | 遠隔操作装置およびこれを備えたベビーカー |
US10/216,861 US6824161B2 (en) | 2001-08-17 | 2002-08-13 | Remote control device and baby carriage with the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001248062A JP2003054418A (ja) | 2001-08-17 | 2001-08-17 | 遠隔操作装置およびこれを備えたベビーカー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003054418A true JP2003054418A (ja) | 2003-02-26 |
Family
ID=19077286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001248062A Pending JP2003054418A (ja) | 2001-08-17 | 2001-08-17 | 遠隔操作装置およびこれを備えたベビーカー |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6824161B2 (ja) |
JP (1) | JP2003054418A (ja) |
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CN102101490B (zh) * | 2009-12-18 | 2014-07-16 | 明门香港股份有限公司 | 可收合式婴幼儿承载装置 |
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CN105923034B (zh) * | 2011-11-01 | 2018-06-12 | 康贝株式会社 | 婴儿车 |
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JP6557113B2 (ja) * | 2015-10-23 | 2019-08-07 | アップリカ・チルドレンズプロダクツ合同会社 | 乳母車 |
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