JP5191033B2 - キャスタ及びこれを備えている家具 - Google Patents

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Description

本願発明は、例えばテーブルのような家具に好適に使用されるキャスタ(キャスタ装置と言い換えてもよい)とこれを備えた家具に関するものである。
例えば家具に使用するキャスタは、車輪が取り付いた旋回部材(旋回支持体、ベース体、ロータと言うこともできる)を備えており、この旋回部材を、平面視において車輪の回転軸心から離れた部位を中心に水平旋回するように家具の脚に取り付けている。最もシンプルなキャスタでは、上下長手のねじ軸に旋回部材を水平旋回自在に取り付けて、ねじ軸を家具の脚にナットで固定するか、或いは、家具の脚に固定したナットにねじ軸をねじ込んでいる。
テーブルのような家具にキャスタを設ける場合、家具のガタ付きを無くしたり左右又は前後に並べた家具の高さを揃えたりするため、キャスタは被支持物の高さを調節できるようにアジャスタ機能を持っているのが好ましい。そこで本願出願人は、特許文献1において、人がアジャストリングを手で回転操作して高さを調節できるキャスタを提案した。
他方、キャスタにおいて旋回部材の水平旋回と車輪の回転(走行)とをロックすることが行われており、特許文献1にも旋回部材の旋回と車輪の回転とを同時にロックするロック機構が開示されている。また、他のロック機構の例として特許文献2,3もある。
このうち特許文献2のロック機構は、旋回部材の旋回中心の箇所に操作軸を水平回転不能で上下動自在に配置し、操作軸の上下動によって旋回部材のロック・ロック解除と車輪のロック・ロック解除とを同時に行うものであり、旋回部材に、旋回のロックと車輪のロック(制動ロック)とを同時に行うための回動式のロック部材を配置し、操作軸を押し下げると、当該操作軸に設けた旋回ロック部がストッパーに形成した旋回ロック受部に噛み合うと共に、ストッパーに形成した制動ロック部が車輪の制動ロック受部に噛み合うようになっている。操作軸を上昇させるとストッパーはばねでフリー姿勢に復帰する。
特許文献2は1つのストッパーに旋回ロック機能と車輪ロック機能とを保持させたものであるが、特許文献3では、旋回のロックと車輪のロックとは別々のストッパーで行っており、連動機構によって両ストッパーを同時に作動させている。
なお、キャスタの高さ調節手段としては、被支持物に対するねじ軸のねじ込み深さを変えることで高さ調節することが一般的であるが(例えば特許文献3や実開昭59−172604号公報参照)が、ねじ軸がナットでロックされていないとキャスタが水平旋回してしまう虞がある一方、ナットの回転操作は専用のスパナで行わねばならないためユーザーが容易に高さ調節することはできないのに対して、特許文献1では、アジャストリングが回転自在な状態で旋回部材は旋回不能にロックされるため、旋回ロック機能が確実であるという利点がある。
特開平11−334303号公報 特許第3190919号公報 特開2007−131240号公報
特許文献1のものは人がアジャストリングを手で回転させることで簡単に高さ調節できると共に旋回ロック機能が確実である利点を有するが、その後の研究により、若干の改良の余地が見つかった。例えば、高さ調節に伴ってアジャストリング自体が昇降するため、アジャストリングと被支持物(家具の脚)との間隔が広狭変化してゴミが入る虞がある問題や、アジャストリングが旋回部材に外側から嵌まっているためアジャストリング(或いはキャスタ)が大型化する問題、或いは、車輪をアジャストリングの内部に配置しているため車輪を大径にしにくくて走行性のアップとコンパクト化とが両立難い問題があった。本願発明の目的の一つはこれらの問題を改善することにある。
請求項1の発明に係るキャスタは、被支持に対して水平回転不能で上下動自在に保持される上下長手で軸状の主支持体と、前記主支持体を人の手動操作で昇降させる操作体とが備えられており、前記主支持体に、車輪が取付けられた旋回部材を水平旋回自在に取付けている一方、前記操作体は被支持物に対して昇降不能で水平回転自在に保持されるようになっており、前記主支持体で前記操作体が支持され、前記操作体で前記被支持物が支持される構成であって、前記操作体に形成した雌ねじ部と前記主支持体に形成した雄ねじ部とを螺合させると共に、前記主支持体に、前記被支持物に対して回転不能で昇降可能に係合する回り止め部を設けることにより、前記操作体の回転で前記主支持体が昇降するようになっている。
なお、請求項1では、主支持体又は操作体が何らかの部材を介して被支持物に取付けられている場合と、主支持体又は操作体が被支持物に直接に取付けられている場合との両方を含んでいる。
請求項2の発明は、請求項1において、記主支持体は、前記操作体の雌ねじに螺合する雄ねじ部と、前記雄ねじ部から下向きに延びていて旋回部材に上方から嵌まり込んだ支軸部とを備えており、前記雄ねじ部の上端には、前記操作体の上方に露出していて被支持物に対して回転不能で昇降可能に係合する前記回り止め部が設けられており、前記旋回部材は主支持体の支軸部を中心にして水平旋回自在である。
請求項3の発明は、請求項2に加えて、更に、前記旋回部材を旋回自在なフリー状態と旋回不能なロック状態とに切り替える旋回ロック機構と、前記車輪を回転自在なフリー状態と回転不能なロック状態とに切り替える車輪ロック機構と、前記両ロック機構を一つの操作具の操作によって同時にロック状態とフリー状態とに切り替える連動装置とが備えられており、前記主支持体は上下に開口した中空状に形成されており、前記連動装置の一部を構成する部材及び旋回ロック機構を構成する旋回ストッパーとが主支持体の中空部に配置されている。
請求項4の発明は、被支持物に対して水平回転不能で上下動自在に保持される上下長手で軸状の主支持体と、前記主支持体に螺合したナットと、前記ナットを昇降させる手動式の操作体とが備えられており、前記主支持体に、車輪が取付けられた旋回部材を水平旋回自在に取付けている一方、前記ナット及び操作体は被支持物に対して昇降不能で回転自在に保持されるようになっており、前記主支持体で前記ナットが支持され、前記ナットで前記被支持物が支持される構成であって、前記主支持体に前記被支持物に対して回転不能で昇降可能に係合する回り止め部を設けることにより、前記操作体の回転で前記ナットを介して前記主支持体が昇降するようになっている。
本願発明では、操作体は昇降しないため、高さ調節によって操作体と主支持体との上下間隔が変わることはない。このため高さ調節に起因してゴミが溜まるようなことはない。また、主要部材として主支持体と操作体と旋回部材と車輪とを備えているため、操作体は旋回部材に規制されることなく主支持体との関係で大きさや位置を設計したら良く、このため、操作体は適度の大きさに設計することができる。
また、請求項2の構成を採用すると、旋回部材が主支持体の支軸部に嵌まり込んでいるため、アジャスト方式のキャスタでありながら全体の高さを低くすることができ、その結果、家具の低床化(脚と床との間隔を狭くする)を図ることができる。
さて、特許文献3では、旋回部材(旋回部材)がボルト式の旋回軸で被支持物に取付けられており、旋回部材の上面箇所にリング状の押圧体が配置されており、家具の脚に設けたレバーを水平回動させると連結部材を介して押圧体が上下動し、この押圧体の上下動に連動して旋回用ロック部材と車輪用ロック部材とが作動するようになっているが、ロック機構を構成する部材の大半は旋回部材の外側に露出しているため、家具に組み込む前の段階でロック機構を構成する部材に他の物品に当たって損傷する確率が高くなることが懸念される。
これに対して本願の請求項3の発明では、ロック機構における連動装置を構成する部材と旋回ストッパーとが中空状の主支持体の内部に配置されているため、当該部材は主支持体で保護された状態になっており、その結果、連動装置の一部部材と旋回ストッパーとが外部からの衝撃で損傷することを抑制できると共に、異物の接触を抑制してロック機構の作動の確実性も確保することができ、更に、キャスタのコンパクト化にも貢献できる。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態のキャスタは例えば折り畳み式等のテーブルを初めとした家具(特にテーブル類)への使用を目的に設計されている。そして、本実施形態は折り畳み式テーブルに適用している。
(1).キャスタの概要
図1のうち(A)は折り畳み式テーブルの側面図、(B)は部分的な分離側面図である。折り畳み式テーブル1は、図示しない横長フレームで連結された左右の脚2と、跳ね上げ式の天板3を備えている。脚2は床に近い水平部2aとこの水平部2aの後端部から傾斜姿勢で立ち上がった起立部2bとで側面視略L形の形状になっており、水平部2aの前後両端部にキャスタ4を取付けている。水平部2aの前端部と後端部との下面部は、下方と前方とに切欠かれて上向き段落ち状態になっている(段落ち部を符号2cで示す。)。脚2はアルミダイキャストのような金属成形品から成っている。
折り畳み式テーブル1における脚2の水平部2aは下向きに開口した樋状(チャンネル状)になっており、水平部2aのうち前後キャスタ4の間の適当な位置には操作具の一例として下向きプッシュ式の操作ボタン5を設けている。詳細は省略するが、操作ボタン5はプッシュ動によって下降位置と上昇位置とに交互に変化するものであり(従って、下降位置から更に若干の寸法だけ押し下げることができる)、脚2における水平部2aの内部には、前部のキャスタ4のロック機構を操作する前後一対の操作ロッド6が水平姿勢で前後スライド自在に装着されている。
本実施形態では、操作ボタン5が上向き上昇位置から下降動すると操作ロッド6はキャスタ4から操作ボタン5に向いた方向に後退動し、操作ボタン5が下降位置から上昇位置に向けて上昇動すると操作ロッド6はキャスタ4に向いた方向に前進動する。勿論、操作ボタン5の動きと操作ロッドの動きとを逆にすることも可能である。また、プッシュ式の操作ボタンに変えて、操作具として水平回動式の摘みやレバーを採用することも可能である。操作ロッド6がどのような動きをするかはキャスタ4におけるロック機構のメカニズムによって相違する。
以下、キャスタ4の詳細を図2以下の図面も参照して説明する。図2はキャスタ4の構成部材をほぼ網羅した分離斜視図、図3のうち(A)はフリー状態(ロック解除状態)での要部の縦断側面図、(B)は(A)の部分的な拡大図、図4はロック状態での縦断側面図である。まず、これらの図に基づいてキャスタ4の概要を説明する。
キャスタ4を構成する部材は、動きを担保するための基本部材と、ロック機構を構成するロック用部材とに大別される。これらの部材は図2〜図4にほぼ網羅して表示されている(特に図2参照)。
基本部材として、左右一対の車輪(コロ)8と、この車輪8が車軸9で取付けられている旋回部材10と、旋回部材10が水平旋回自在に支持されている主支持体11と、主支持体11を上下動操作するための回転式の調節リング(筒状操作体)12と、調節リング12を脚2の水平部2aに対して回転自在で上下動不能に保持するためのフロントリテーナ13及びリアリテーナ14が挙げられる。主支持体11の回転操作によって主支持体11が上下動し、結果として旋回部材10及び車輪8と脚2との相対高さが変化する。
ロック部材としては、車輪8を回転不能に保持するための車輪ストッパー15と、車輪ストッパー15をロック状態に付勢する第1ばね16と、旋回部材10を水平旋回不能に保持するための旋回ストッパー17と、旋回ストッパー17をロック状態に付勢する第2ばね18と、車輪ストッパー15と旋回ストッパー17とを同時に作動させる上下動方式の作動部材19と、既述した操作ロッド6の先端に装着した第1連動体20と、第1連動体20の水平動を作動部材19の上下動に変換する第2連動体21と、第2連動体21を後退方向に付勢する第3ばね22とが挙げられる。
操作ロッドと第1及び第2の連動体20,21と第3ばね22と作動部材19とが請求項に記載した連動装置を構成している。そして、本実施形態では、図3(A)のように操作ロッドが前進している状態では、第2連動体21によって作動部材19が押し下げられており、この状態では旋回ストッパー17がフリー位置に後退していて旋回部材10は水平旋回自在であると共に、車輪ストッパー15はフリー姿勢になっていて車輪8は転動自在である。
他方、図4のように操作ロッド6が後退すると、第2連動体21が第3ばね22の付勢力によって後退することで操作部材19が上昇動し、すると、旋回ストッパー17がロック位置に前進して旋回部材10は水平旋回不能に保持されると共に、車輪ストッパー15はロック姿勢になって車輪8は転動不能に保持される。
以下、従前の図に加えて図5以下の図面も参照して各部材の具体的な形態を相互関係を説明する。図5は部材を分離した側面図、図6及び図7は断面表示した状態での分離側面図、図8は図3(A)の VIII-VIII視断面図、図9は図3(A)の IX-IX視断面図、図10は図3(A)の X-X視方向から見た分離平断面図、図11は図7の XI-XI視断面図である。
(2).基本構成
まず、主支持体11を説明する。主支持体11は、例えば図5〜7に示すように、外周に雄ねじ(台形ねじ)を形成した雄ねじ部11aと、雄ねじ部11aの下端に一体に連続した円形のねじ無し部11bと、ねじ無し部11bから下向きに突出した円形のボス部(支軸部)11cとを備えている。ねじ無し部11b雄ねじ部11aの外径より僅かに大径に設定されている。他方、ボス部11cは雄ねじ部11a及びねじ無し部11bよりもかなり小径になっており、このため、ねじ無し部11bの下端面は中間段部11dになっている。また、ボス部11cの下端には当該ボス部11cよりも小径の下小径部11eが一体に形成されており、このため、ボス部11cの下端面は下段部11f(図3(B)及び図6参照)になっている。
図8に示すように、主支持体11における雄ねじ部11aの上面には、平面視で将棋の駒に近い形状の回り止め部11gが一体に形成されている(将棋の駒形状のような前後非対称形状にしているのは、所定姿勢でなければ嵌まらないように姿勢に方向性を付けることで主支持体11の組み付け間違いを無くすためである)。回り止め部11gは脚2の長手方向に長く延びる姿勢になっている。そして、図8に示すように、折り畳み式テーブル1における脚2の水平部2aには、主支持体11の回り止め部11gが上下動自在で回転不能に嵌合する規制溝24が形成されている。
また、規制溝24には、脚2の先端に向いた補助溝24aが連続形成されており、主支持体11の回り止め部11gに突設した昇降規制ピン25が補助溝24aに嵌まっている。昇降規制ピン25及び補助溝24aは、主支持体11の下降下限位置を規制するものである。なお、回り止め部11gが回転不能に嵌まる固定部材を脚2とは別に構成して、この固定部材を脚2の水平部2aにビスで締結することも可能である。
主支持体11の雄ねじ部11aには調節リング12が外側から螺合している。従って、調節リング12の内周は雌ねじ穴27になっている(ねじは断面台形の角ねじを採用している)。また、調節リング12の上下中途高さ位置には中段フランジ12aが一体に形成されており、中段フランジ12aの外周寄り部位に下向きの操作リング12bが一体に形成されている。従って、操作リング12bの内側は環状凹所になっている。図10に示すように、操作リング12bの外周には人の指の引っ掛かりを良くするための凹みが適当な間隔で形成されている。
調節リング12の上端部には外向きに張り出した上フランジ12cが一体に形成されており、このため、上フランジ12cと中段フランジ12aとの間の部位は環状溝28になっている。そして、環状溝28の箇所をフロントリテーナ13とリアリテーナ14とで前後両側から挟むことにより、調節リング12は回転自在で上下動不能に保持されている。
例えば図2や図10に示すように、フロントリテーナ13は平面視でリングを半割りした形状であり、その内周には調節リング12の環状溝28を半分だけ覆うフロント内向き突条13aが形成されている。フロントリテーナ13は3本のビス29で脚2の水平部2aに締結されている。また、フロントリテーナ13の上面には2本の位置決めピン30が突設されており、位置決めピン30は脚2の水平部2aに設けた位置決め穴に嵌まっている。
図2に明示するように、リアリテーナ14は水平部2aの長手方向に長くてしかも断面形状は台形の上半部と長方形の下半部とを複合した形状になっており、従って、フロントリテーナ13よりも高さが高いブロック形態になっている。このようにブロック形態になっているのは、その内部に既述の第1連動部材20を配置しているためである。
リアリテーナ14の前部には調節リング12の半分を抱持するように平面視で半円状の前凹所31が形成されており、この前凹所31に、調節リング12の環状溝28を半分だけ抱持するリア内向き突条14aが形成されている。また、リアリテーナ14の前部には、フロントリテーナ13の両端部に重なる左右一対のサイド突起33と、主支持体11における回り止め部11gの背面に当接又は近接するセンター突起34とが形成されている。
また、図6及び図8に示すように、脚2の水平部2aには、調節リング12の上端面12dが当接する既述の下向きボス部36が形成されている。下向きボス部36は、リアリテーナ14のセンター突起34と干渉しないように平面視で後ろ向き開口している。
例えば図2に示すように、リアリテーナ14には、上面と傾斜面とに跨がった座ぐり凹所37が形成されている一方、図8に示すように脚2の水平部2aには座ぐり凹所37に嵌合する下向き円柱部38が一体に形成されており、下向き円柱部38にねじ込まれたビス39によってリアリテーナ14は水平部2aに固定されている。なお、リアリテーナ14を下向き円柱部38によって位置決めすることも可能である。
次に、旋回部材10と車輪8を説明する。旋回部材10は樹脂の成形品であり、主支持体11のボス部11bに回転自在に嵌まった円形の基部を備えており、基部に平面視長方形の張り出し部10aを設けている。旋回部材10の基部には、主支持体11のボス部11bが嵌まるボス穴41と、主支持体11の下小径部11eが嵌まる下穴42とが形成されている。
ボス穴41には内向き環状突起42が形成されて、主支持体11のボス部11cには環状突起42が嵌まる環状溝43が形成されており、これら環状突起42と環状溝43との嵌まり合いにより、主支持体11と旋回部材10とは抜け不能に保持されている(嵌め合わせは弾性変形を利用した強制嵌合によって行われる。)。また、主支持体11のボス部11cと旋回部材10のボス穴41との間には若干の隙間を設けており、旋回部材10と主支持体11との回転の芯決めは主支持体11の下小径部11eと旋回部材10の下穴42との嵌合に依っている。
また、旋回部材10の上部は薄肉となって調節リング12における操作リング12bの下向き環状凹所に入り込んでおり、このため、旋回部材10の上部には、ボス穴41よりも大径で主支持体11のねじ無し部11bの外側に広がっている上向き凹所45が空いており、上向き凹所45の内周の下端部に主支持体11のねじ無し部11aと対向した段部を形成して、この段部に、旋回ロック機構の一環として内側と上方とに開口した旋回用係合溝46が適宜ピッチで多数形成されている。旋回用係合溝46は平面視で半径内側に向いて間隔が広がる台形になっている。
次に車輪8を説明する。車輪8は旋回部材10における張り出し部10aの両側に位置しており、1本の車軸9で旋回部材10に連結されている。車輪の内面には環状凹所47が形成されており、その内周面に、車輪ロック機構の一環として回転中心に向いて車輪用係合溝48が一定ピッチで多数形成されている。図11では車輪8の外周面にOリング49を嵌め入れている。Oリング49は、床面との摩擦を大きくして滑りを防止する共に床の傷付きを防止することを主目的としているが、勿論、Oリング49は無くてもよい。また、Oリングに代えてエラストマーの層を一体に設けることも可能である。
(3).ロック機構
次に、ロック機構を説明する。まず、車輪ロック機構を説明する。車輪ロック機構は車輪ストッパー15と車輪用係合溝48と第1ばね16とで構成されている。車輪ストッパー15は樹脂の成形品であり、旋回部材10の下面部でかつ左右車輪8の間に配置されている。そして、左右車輪8の間の中間部において車軸9と直交した方向に延びるシーソー部15aと、シーソー部15aの前部に一体に設けた羽根部15bとを備えており、このため全体的には平面視T形の形態になっている(勿論他の形態でもよい)。
そして、図2や図11に示すように、シーソー部15aのうち羽根部15bのやや奥側の部位に左右の支軸50を横向き突設する一方、旋回部材10には、前記支軸50が下方からの強制的嵌め込みによって嵌まり込む上向き開口の軸受け部51を一体に設けている。また、シーソー部15aの先端は旋回部材10の下穴42の下方に位置している一方、羽根部15bの左右端部は車輪8の環状凹所47に入り込んでおり、左右羽根部15bの先端部に、車輪用係合溝48に嵌脱する係合突起52を形成している。
羽根部15bの左右中間部と旋回部材10との間には既述の第1ばね16が介在しており、このため、車輪ストッパー15は、その係合突起52が車輪用係合溝48に嵌合する方向に回動し勝手となるように付勢されている。例えば図7のとおり、旋回部材10には第1ばね16が嵌まるばね受け穴53が形成されている。
図11に示すように、旋回部材10における左右の軸受け部51は互いに分離しており、また、軸受け部51の下面には支軸50の誘い込みのための傾斜面を形成している。また、車輪ストッパー15のシーソー部15aのうち支軸50を設けている部分には、支軸50の嵌め込みに際して弾性変形して左右支軸50の間隔が狭まるように上下開口の穴54を空けている。本実施形態では車輪ストッパー15は弾性変形を利用した嵌め込みで旋回部材10に取付けられるため、取付け作業をワンタッチで行える。
次に、旋回ロックを説明する。旋回ロック機構は既述のとおり旋回ストッパー17と旋回用係合溝46と第2ばね18とで構成されている。旋回ストッパー17は例えば図2から理解できるように基本的に上下厚さよりも平面視での幅が大きい板状であり、図9に示すように、旋回ストッパー17は主支持体11のねじ無し部11bに設けたガイド穴56に水平動自在に嵌まっており、先端には旋回用係合溝46に嵌脱する平面視台形の嵌合部17aが形成されている。
図3から理解できるように、旋回ストッパー17は、脚2の水平部2aの長手方向と同じ方向に延びるように配置されている。また、旋回ストッパー17は係合部17aと反対側に延びる小径軸17bを備えており、小径軸17bは主支持体11に設けた補助ガイド56aに嵌まっている。
そして、小径軸17bに第2ばね18を被嵌している。従って、旋回ストッパー17は第2ばね18によって旋回用係合溝46に嵌まる方向に付勢されている。また、旋回ストッパー17の先端部と旋回用係合溝46とが平面視で台形であるため、両者が嵌合した状態で旋回部材10に対して過度に大きな旋回モーメントが作用すると、傾斜面のガイド作用によって旋回ストッパー17が旋回用係合溝46から逃げ移動し得る。これにより、何らかの理由でロック状態の旋回部材10に過大な旋回モーメントが作用しても旋回ストッパー17等の部材の損傷を回避できる。旋回ストッパー17のうち小径軸17bに近い箇所には、平面視略矩形の操作穴57が上下に開口している。
主支持体11は上下に貫通する縦穴57が空いていて中空状になっており、縦穴に既述の作動部材19が上下動可能な状態で嵌まっている。図2から理解できるように作動部材19は基本的には板状であり、このため主支持体11には回転不能に嵌まっている。そして、作動部材19は、旋回ストッパー17の長手方向に幅が広がる広巾部19aと、広巾部19aの上方に位置した細幅部19bと、細幅部19bの上端に一体に設けた主動ピン部19cと、広巾部19aの下端に下向き突設した従動ピン部19dとを備えている。
広巾部19aはおおむね主支持体11のボス部11cの箇所に位置しており、旋回ストッパー17の長手方向に幅が広がっている。そして、作動部材19の広巾部19aと細幅部19bとは、上傾斜面19eと下傾斜面19fとがくの字状に連続したくびれ部19gを介して連続しており、くびれ部19gが旋回ストッパー17の操作穴57に挿通している。くびれ部19gのうち上傾斜面19eと反対側の部分は上傾斜面19eと平行な補助傾斜面19hになっており、このため、細幅部19bは広巾部19aの前後端面に対して共に段落ちした状態になっている。
図3,7のとおり、旋回部材10には作動部材19の従動ピン部19dがスライド自在に嵌まる穴59が空いており、作動部材19が下降動すると従動ピン部19dはその下部が穴59の下方に突出し、作動部材19が上昇すると従動ピン部19dは穴59に隠れる。
図6のとおり、主支持体11の回り止め部11gにはリアリテーナ14に向いて開口した断面略角形の上ガイド穴60が空いており、この上ガイド穴60に第2連動部材21が水平スライド自在に嵌まっている。第2連動部材21はブロック状に形成されており、操作ロッド6のスライド方向と同じ方向にスライドする。そして、作動部材19の主動ピン部17cは主支持体11の上ガイド穴60に向けて出没し得る一方、第2連動部材21の下面には、主動ピン部19cが下方から当接し得る傾斜状のカム面61が形成されている。
第2連動部材21のカム面61は、第1連動部材20から遠ざかるに従って高さが高くなるように傾斜しており、このため、第2連動部材21が前進動すると作動部材19は下向きに押されて下降動する。第2連動部材21は第3ばね22によって第1連動部材20に接近し勝手となるように付勢されている。敢えて述べるまでもないが第3ばね22は主支持体11の上ガイド穴60に配置されている。カム面61の傾斜姿勢は逆にすることも可能であり、この場合は、操作ロッド6が後退位置から前進するとロック状態になる。
図2に示すように第1連動部材20は基本的には角形であり、リアリテーナ14に形成した角形穴62にスライド自在に嵌まっている。また、図6のとおり、第1連動部材20は後ろ向きに開口した空所63を有しており、空所63に操作ロッド6の先端が嵌まっている。また、第1連動部材20は第2連動部材21を押す細幅の押圧部20aを有しており、押圧部20aはリアリテーナ14を貫通している。第1連動部材20の下面には下向き爪64が形成されている一方、リアリテーナ14の下面部には、第2連動部材21が前後動すると下向き爪64の移動を許容するスリット65が形成されている。下向き爪64がスリット65の後端に当たることで第2連動部材の後退動が規制される。嵌め込みは弾性変形を利用して行われる。
(4).まとめ
既述のとおり、図3はフリー状態を示している。この状態で操作ロッド6は前進しており、操作ロッド6に押されて第1及び第2の連動部材20,21が前進しており、その結果、作動部材19は第2連動部材21の押し下げ作用によって下降している。すると、車輪ストッパー15は第1ばね16に抗して係合突起52が車輪用係合溝48から離反する姿勢に保持されており、このため車輪8は転動自在になっている。また、旋回ストッパー17は、作動部材19における細幅部19bの下端部が操作穴57の後端に当たった後退位置に保持されており、このため係合部17aは旋回用係合溝46から離反していて旋回部材10は水平旋回自在の状態にある。
そして、操作ボタン5を押すると図4のロック状態になる。このロック状態では、第1及び第2の連動部材20,21は第3ばね22によって後退することにより、作動部材19は上昇位置にあり、すると、車輪ストッパー15は第1ばね16によって図4で時計回りに回動し、これによって係合突起52が車輪用係合溝48に嵌合して車輪8は回転不能に保持される。また、作動部材19が上昇すると、当該作動部材19のくびれ部19gが旋回ストッパー17の操作穴57の箇所に移動することで旋回ストッパー17に対する作動部材19による規制作用が解除され、その結果、旋回ストッパー17第2ばね18で前進して、その係合部17aが旋回用係合溝43に嵌合して旋回部材10は旋回不能に保持される。
そして、主支持体11に対する旋回部材10の旋回を阻止することで水平旋回がロックされるが、主支持体11は回転不能で昇降自在に保持されているため、ロック状態が確実に保持される。また、ロック状態とフリー状態とを問わず、調節リング12を回転操作することで高さを調節できる。脚2に対して主支持体11を下降させる(脚2を上昇させる)場合、昇降規制ピン25が調節リング12の上面に当たることで限度位置が規制される。
さて、フリー状態からロック状態に移行する場合、車輪ストッパー15の係合突起52車輪用係合溝48に噛み合う位置関係にない場合がある。この場合、第2連動部材21はロック操作によって必ず後退するので、作動部材19は上昇可能な状態にある。そして、車輪ストッパー15はロック姿勢にけて第1ばね16で付勢されているので、テーブル1を僅かに動かして旋回部材10に外力を掛けて車輪8を僅かに回転させると、車輪ストッパー15の係合突起52が車輪用係合溝48に嵌合する状態になり、これにより、車輪ストッパー15が第1ばね16の弾性力で回動して車輪ストッパー15はロック姿勢になり、これによって作動部材19も上昇してロック位置に移行する。
作動部材19が上昇位置にあっても旋回ストッパー17が旋回用係合溝46と噛み合う位置関係にない場合があるが、この場合も、旋回ストッパー17は第ばね18によって前進方向に付勢されているので、テーブル1を僅かに動かすと旋回ストッパー17は旋回用係合溝46に噛み合うことになる。このように、テーブル1を僅かに動かすことでストッパー16,17が係合溝46,48に自動的に嵌まり込むのは本実施形態の利点の一つである。主支持体11を独自に上昇方向に付勢するばねを設けることも可能である(ばねは下穴42に配置したらよい)。
本実施形態のように作動部材19と旋回ストッパー17とを主支持体11の内部に配置するとそれだけキャスタ4をコンパクト化できる。また、第1連動部材20をリアリテーナ14に内蔵すること、及び、第2連動部材21を主支持体11の回り止め部11gに内蔵することもコンパクト化に貢献している。
主支持体11、調節リング12、旋回部材10は樹脂の成形品とすることでコンパクト化や大幅なコストダウンを図ることができる。この場合、特に主支持体11は複雑な形状であるため応力集中による強度低下が懸念される。
この点については、例えばポリアミドMXD6系複合材料のようなエンジニアリングプラスチックを使用することで強度の問題をクリアーできる。調節リング12もポリアミドMXD6系複合材料を使用することが好ましい。より強度アップを図るにはグラスファイバーを適度に混入すればよい。旋回部材10は頑丈な構造であって応力集中はさほど懸念されないので、ポリアミド6(ナイロン6)やポリアミド66(ナイロン66)のような比較的安価な材料を使用しても差し支えない。主支持体11、調節リング12、旋回部材10を金属製とすることも可能である。
主支持体11は旋回部材10の内部に入り込んでいる部分と旋回部材10の上方に露出している部分とがあるが、キャスタ4が高さ調節機能を備えずにロック機能を備えている場合、主支持体11のうち旋回部材10の内部に入り込んでいる部分を、旋回ストッパー17取付けられたストッパー保持部と、旋回部材10に対する支軸として機能するボス部11cとを有する構成として、ストッパー支持部をボス部11cよりも大径に設定しておくのが好ましい。すなわち、主支持体11を、小径のボス部11cを有する段付き構造とするのが好ましい。
その理由は、ストッパー支持部が大径であることにより、旋回ストッパー17をしっかりと保持できて旋回ロックを確実ならしめることができ、また、旋回ストッパー17を設けるための内部構造が複雑化しても必要な肉厚を確保して主支持体11そのものの強度を確保できるためである。また、雄ねじ部11aはボス部11cよりも大径にすることにより、調節リング12と主支持体11との接触面積を大きくして高い支持強度を確保できる。従って、主支持体11が下部を小径のボス部11cとしている段付き構造であるのは、アジャスト機能を備えている場合とロック機能しか備えていない場合との両方に共通した主要部であると言える。
(5).その他
本願発明は上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば、脚の水平部に設けるキャスタの場合は、回転式操作体を水平部の上面箇所に配置することも可能である
また、主支持体の上方部にプッシュ式や回転式の操作具を一体に設けることも可能である(実施形態の作動部材19をプッシュ式ボタンで押し下げることも可能である)。主支持体をねじ機構で上下動させる場合、主支持体の雄ねじ部に螺合したナットを回転式の操作体で間接的に回転操作することも可能である。
ロック機構の具体的な構造は様々に展開できる。例えば旋回ストッパーは水平動方式でなく上下動方式とすることも可能であり、車輪のロック手段としては、車輪のない側面に形成した穴(或いは溝)に車輪ストッパーを係脱させることも可能である。
(A)は折り畳み式テーブルの側面図、(B)は部分的な分離側面図である。 キャスタの分離斜視図である。 (A)はフリー状態での縦断側面図、(B)は(A)の部分的な拡大図である。 ロック状態での縦断側面図である。 分離側面図である。 分離側断面図である。 分離側断面図である。 図3(A)の VIII-VIII視断面図である。 図3(A)の IX-IX視断面図である。 図3(A)の X-X視方向から見た分離平断面図である。 図7の XI-XI視断面図である。
2a テーブルにおける脚の水平部
4 キャスタ
5 操作具の一例としての操作ボタン
6 連動装置の一部を構成する操作ロッド
8 車輪
10 旋回部材
11 主支持体
11a 雄ねじ部
11c ボス部(支持部)
12 調節リング
13,14 リテーナ
15 車輪ストッパー
17 旋回ストッパー
19 作動部材
20,21 連動装置を構成する連動部材
46 車輪ロック機構を構成する車輪用係合溝
48 旋回ロック機構を構成する旋回用係合溝

Claims (5)

  1. 被支持に対して水平回転不能で上下動自在に保持される上下長手で軸状の主支持体と、前記主支持体を人の手動操作で昇降させる操作体とが備えられており、前記主支持体に、車輪が取付けられた旋回部材を水平旋回自在に取付けている一方、前記操作体は被体持物に対して昇降不能で水平回転自在に保持されるようになっており、前記主支持体で前記操作体が支持され、前記操作体で前記被支持物が支持される構成であって、
    前記操作体に形成した雌ねじ部と前記主支持体に形成した雄ねじ部とを螺合させると共に、前記主支持体に、前記被支持物に対して回転不能で昇降可能に係合する回り止め部を設けることにより、前記操作体の回転で前記主支持体が昇降するようになっている、
    キャスタ。
  2. 記主支持体は、前記操作体の雌ねじに螺合する雄ねじ部と、前記雄ねじ部から下向きに延びていて旋回部材に上方から嵌まり込んだ支軸部とを備えており、前記雄ねじ部の上端には、前記操作体の上方に露出していて被支持物に対して回転不能で昇降可能に係合する前記回り止め部が設けられており、前記旋回部材は主支持体の支軸部を中心にして水平旋回自在である、
    請求項1に記載したキャスタ。
  3. 更に、前記旋回部材を旋回自在なフリー状態と旋回不能なロック状態とに切り替える旋回ロック機構と、前記車輪を回転自在なフリー状態と回転不能なロック状態とに切り替える車輪ロック機構と、前記両ロック機構を一つの操作具の操作によって同時にロック状態とフリー状態とに切り替える連動装置とが備えられており、前記主支持体は上下に開口した中空状に形成されており、前記連動装置の一部を構成する部材及び旋回ロック機構を構成する旋回ストッパーとが主支持体の中空部に配置されている、
    請求項2に記載したキャスタ。
  4. 被支持物に対して水平回転不能で上下動自在に保持される上下長手で軸状の主支持体と、前記主支持体に螺合したナットと、前記ナットを昇降させる手動式の操作体とが備えられており、前記主支持体に、車輪が取付けられた旋回部材を水平旋回自在に取付けている一方、前記ナット及び操作体は被支持物に対して昇降不能で回転自在に保持されるようになっており、前記主支持体で前記ナットが支持され、前記ナットで前記被支持物が支持される構成であって、
    前記主支持体に前記被支持物に対して回転不能で昇降可能に係合する回り止め部を設けることにより、前記操作体の回転で前記ナットを介して前記主支持体が昇降するようになっている、
    キャスタ。
  5. 請求項1〜4のうちの何れかに記載したキャスタを備えている家具。
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