JP2003054054A - プリンタ - Google Patents

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JP2003054054A JP2001241967A JP2001241967A JP2003054054A JP 2003054054 A JP2003054054 A JP 2003054054A JP 2001241967 A JP2001241967 A JP 2001241967A JP 2001241967 A JP2001241967 A JP 2001241967A JP 2003054054 A JP2003054054 A JP 2003054054A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、印刷開始前の待機中の用紙は、印
刷エリア以外の場所を圧接ローラで圧接することによ
り、印刷エリアに圧接ローラの圧接痕が付かず、印刷エ
リアに印刷する画像を高品質に印刷することができるプ
リンタを提供すること。 【解決手段】 本発明のプリンタは、紙送りローラ13
と、この紙送りローラ13との間で用紙11を圧接する
と共に、紙送りローラ13に追従して回転可能な圧接ロ
ーラ14とを有し、用紙11は、先端部11bから印刷
エリアWの最初の行である先頭行W1までの間に寸法A
の余白部を有し、圧接ローラ14と印字ヘッド16との
間の間隔を寸法Bとし、寸法Aと寸法Bの関係をB<A
とし、紙送りローラ13と圧接ローラ14との間に給紙
した用紙11は、圧接ローラ14から先端部11bを寸
法Bより小さい寸法Cを搬送することにより、寸法Aの
余白部に圧接ローラ14が位置して待機するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタに係わり、
用紙搬送手段の圧設ローラの圧接によって、用紙に圧設
痕ができたとしても、この圧設痕が印刷品質に影響しな
いようにしたプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来提案されている用紙のロール紙を使
用したプリンタを、例えばシリアル方式のサーマルプリ
ンタで説明すると、図9に示すように、ロール紙からな
る用紙1が用紙載置部2に載置されている。また、用紙
載置部2の図示左側には、紙送りローラ3と、この紙送
りローラ3に所定の付勢力で圧接する圧接ローラ4とが
配設されている。前記紙送りローラ3は右回転、または
左回転の両方向に回転駆動可能になっている。そして、
紙送りローラ3と圧接ローラ4との間に用紙1を圧接狭
持して、紙送りローラ3を図示左回転(反時計回り方向
に回転)させると、用紙1が左方向に搬送可能になって
いる。また、紙送りローラ3を図示右方向(時計回り方
向)に回転駆動すると、用紙1を右方向に戻すことがで
きるようになっている。
【0003】また、用紙1の左方向の搬送方向における
紙送りローラ3の下流側には、平坦状で用紙1の幅寸法
より幅広のプラテン5が配設され、このプラテン5の上
方には、プラテン5に対して接離可能なサーマルヘッド
6が配設されている。そして、サーマルヘッド6がヘッ
ドアップ状態のプラテン5上には、紙送りローラ3の回
転で搬送されてきた用紙1が位置するようになってい
る。前記用紙1が普通紙の場合は、サーマルヘッド6と
用紙1の間にインクリボン(図示せず)が位置するよう
になっている。
【0004】このような普通紙からなる用紙1に所望の
画像を印刷するには、プラテン5とサーマルヘッド6と
の間に用紙1とインクリボンを位置させ、サーマルヘッ
ド6をヘッドダウンさせてインクリボンを用紙1に圧接
する。そして、サーマルヘッド6の複数の発熱素子(図
示せず)を印刷情報に従って選択的に発熱させながら、
用紙1の幅方向である印刷行方向に搬送することによ
り、用紙1にインクリボンのインクが転写されて、用紙
1に所望の画像を印刷できるようになっている。
【0005】また、用紙1の左方向の搬送方向における
サーマルヘッド6の下流側には、印刷後の用紙1を幅方
向に切断可能な用紙切断装置7が配設されている。この
用紙切断装置7は、印刷後搬送されてくる用紙1の上部
に長尺状の固定刃8が配設されている。また、固定刃8
の刃先面8aに接した状態で、固定刃8に沿って往復移
動可能な回転刃9が配設され、この回転刃9はキャリッ
ジ10に回転自在に支持されている。
【0006】このような構成の従来提案されているプリ
ンタの動作は、まず紙送りローラ3を反時計回り方向に
回転させて、サーマルヘッド6の発熱素子(図示せず)
に、例えば最初の1ページ目の用紙1の印刷エリア(図
示せず)の最初の印刷行を位置合わせする。そして、サ
ーマルヘッド6をヘッドダウンさせて、発熱素子を選択
的に発熱させながらプラテン5に沿って印刷行方向に移
動させると、1ページ目の印刷エリアに最初の印刷行が
印刷される。このような動作を繰り返すことにより、用
紙1の1ページ目の印刷エリアに所望の画像を印刷する
ことができる。
【0007】前記画像印刷が終わった1ページ目の用紙
1は、矢印Sの搬送方向における用紙切断装置7より下
流側に搬送される。そして、1ページ目の印刷エリアが
用紙切断装置7より下流側に完全に搬送されると、用紙
切断装置7を駆動させて、キャリッジ10を固定刃8に
沿って移動させることにより、回転刃9が回転して、固
定刃8との間で1ページ目の用紙1を切断する。そし
て、所望の画像を印刷した印刷エリアを有する1ページ
目の用紙1aが、カット紙状に切断されて、ロール紙か
らなる用紙1から切り離される。このような従来提案さ
れているプリンタは、用紙切断装置を備えているので、
ロール紙からなる用紙を任意の長さで、直線状にきれい
に切断することができ、パソコン等の出力装置として使
用することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来提案され
ているプリンタは、用紙切断装置7で1ページ目の用紙
1aを切断して切り離した後、新たにできた次の2ペー
ジ目の用紙1の先端部が、固定刃8とサーマルヘッド6
との間に戻されて、次の印刷データが送られてくるまで
待機するようになっていた。そのために、次の2ページ
目の印刷エリアが紙送りローラ3と圧接ローラ4とで圧
接され、次の印刷データが送られてくるまでの時間が長
くなると、2ページ目の印刷エリアには、圧接ローラ4
の圧接圧によって凹状の圧接痕(図示せず)ができる。
【0009】すると、印刷エリアの圧接痕が発生した部
分には、インクリボンのインクが転写されず、印刷不良
になるおそれがあった。特に、用紙1が、例えば2枚の
紙、あるいは表面に樹脂フィルムを貼り合わせたシール
材のような場合は、表面が軟らかくなり、待機時間が短
時間でも圧接痕ができやすく、印刷不良になるおそれが
大きかった。本発明は、前述したような問題点に鑑みて
なされたもので、印刷開始前の待機中の用紙は、印刷エ
リア以外の場所を圧接ローラで圧接することにより、印
刷エリアに圧接ローラの圧接痕が付かず、印刷エリアに
印刷する画像を高品質に印刷することができるプリンタ
を提供すること目的とするものである
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1の解決手段として本発明のプリンタは、用紙と、
この用紙を載置する用紙載置部と、前記用紙の印刷エリ
アに所望の画像を印刷可能な印刷手段と、前記用紙を圧
接して前記用紙載置部から前記印刷手段側の搬送方向に
搬送して給紙可能な用紙搬送手段とを備え、前記用紙搬
送手段は、一方と他方の両方向に回転駆動可能な紙送り
ローラと、この紙送りローラとの間で前記用紙を圧接す
ると共に、前記紙送りローラに追従して回転可能な圧接
ローラとを有し、前記用紙載置部と前記印刷手段との間
に前記用紙搬送手段を配設し、前記用紙は、先端部から
前記印刷エリアの最初の行である先頭行までの間に寸法
Aの余白部を有し、前記用紙搬送手段と前記印刷手段と
の間の間隔を寸法Bとし、前記寸法Aと寸法Bの関係を
B<Aとし、前記用紙載置部から前記用紙搬送手段に給
紙した前記用紙は、前記用紙搬送手段から前記先端部を
前記寸法Bより小さい寸法Cを搬送することにより、前
記寸法Aの前記余白部に前記圧接ローラが位置するよう
な構成とした。
【0011】また、前記課題を解決するための第2の解
決手段として、前記印刷手段は、前記印刷エリアの印刷
行方向に移動して1行、または複数行同時の印刷を印刷
可能な印字ヘッドを配設し、この印字ヘッドは寸法Dの
印刷幅を有し、前記用紙搬送手段で前記搬送方向に給紙
した前記用紙は、前記寸法Aと前記寸法Bと前記寸法D
とを加算した寸法を前記用紙搬送手段から搬送して前記
用紙の頭出しを行い、この用紙の頭出し後、前記用紙を
前記搬送方向と反対方向に戻して、前記先端部を前記用
紙搬送手段から前記寸法C搬送した位置で待機させるよ
うな構成とした。
【0012】また、前記課題を解決するための第3の解
決手段として、前記用紙の前記先端部を前記用紙搬送手
段から前記寸法C搬送した位置で待機中に印刷データが
送られてくると、前記用紙を前記寸法C搬送した位置か
ら前記寸法Aと前記寸法Dとを加算した値より大きな値
の寸法Eを前記搬送方向に搬送することにより、前記先
端部が用紙の頭出し位置に位置して、前記印刷エリアの
前記先頭行が前記印字ヘッドに位置合わせされ、前記先
頭行から画像印刷するような構成とした。
【0013】また、前記課題を解決するための第4の解
決手段として、前記用紙はロール紙からなり、前記用紙
の1ページ目の印刷エリアの最終行から、次の2ページ
目の印刷エリアの先頭行までのページ間隔を寸法Fと
し、前記1ページ目の印刷が終了した時に、次の2ペー
ジ目の印刷データが送られてない時は、前記用紙を前記
寸法Fと前記寸法Dとを加算した値から前記寸法Eを減
算した値の寸法G{G=(F+D)−E}を搬送して待
機し、この待機中に前記2ページ目の前記印刷データが
送られてくると、前記用紙を前記搬送方向に更に前記寸
法E搬送して、前記2ページ目の前記印刷エリアに画像
印刷するような構成とした。
【0014】また、前記課題を解決するための第5の解
決手段として、前記用紙搬送方向における前記印刷手段
より下流側には、前記ロール紙からなる前記用紙の幅方
向を切断可能な用紙切断装置を配設し、前記印刷手段か
ら前記用紙切断装置までの間隔を寸法Hとし、前記1ペ
ージ目に画像印刷した前記用紙は、前記印刷エリアの最
終行から寸法Jの余白部を有し、前記1ページ目の前記
画像印刷が終了すると、前記用紙を前記搬送方向に前記
寸法Dと前記寸法Hと前記寸法Jとを加算した値を搬送
することにより、前記用紙切断装置に前記1ページ目の
切断位置が位置合わせされ、その後前記用紙切断装置を
駆動することにより、前記1ページ目の前記用紙を切断
するような構成とした。
【0015】また、前記課題を解決するための第6の解
決手段として、前記切断後の前記1ページ目の前記用紙
には後端部が形成されると共に、前記2ページ目の前記
用紙には新たに先端部が形成され、前記2ページ目の前
記用紙を前記搬送方向における前記用紙切断装置より下
流側に更に搬送することにより、前記2ページの先端部
が、前記1ページ目の後端部を押して、前記1ページ目
の前記用紙を排紙するような構成とした。
【0016】また、前記課題を解決するための第7の解
決手段として、前記1ページ目の前記用紙を切断後、前
記2ページ目の前記先端部を前記頭出し位置まで戻し、
この時前記2ページ目の前記印刷データが送られてきて
いる場合は、前記用紙を前記搬送方向に搬送して、前記
2ページ目の印刷エリアに画像印刷を行い、前記2ペー
ジ目の前記印刷データが送られてきてない場合は、前記
頭出し位置から更に前記搬送方向と反対方向に戻し、前
記用紙搬送手段から前記寸法C搬送した位置で前記用紙
を待機させるような構成とした。
【0017】また、前記課題を解決するための第8の解
決手段として、前記印刷手段等を駆動させるための電源
スイッチを設け、前記用紙切断手段は、前記電源スイッ
チとは別の操作スイッチを有し、前記電源スイッチを入
力時に、前記用紙搬送手段に前記用紙がある場合は、前
記寸法Eと前記寸法Hとを加算した値、前記用紙を前記
搬送方向に搬送し、その後前記操作スイッチを操作し
て、前記用紙切断装置を駆動するような構成とした。に
したことを特徴とする請求項5乃至7の
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明のプリンタを、図1
から図8に基づいて説明する。まず、図1は本発明に関
するプリンタの要部断面図であり、図2は図1の要部斜
視図であり、図3〜図8は本発明のプリンタの動作を説
明する概略図である。
【0019】本発明のロール紙を使用するプリンタの1
実施の形態を、図1に示すような、例えばシリアル方式
のサーマルプリンタで説明すると、ロール紙からなる用
紙11は、ロール部11aが図示右側の用紙載置部12
に載置されている。また、用紙載置部12の図示左側に
は、用紙搬送手段である紙送りローラ13と、この紙送
りローラ13に所定の圧接圧で圧接する圧接ローラ14
とが配設されてている。前記紙送りローラ13は、時計
回り方向、または反時計回り方向に回転駆動可能になっ
ている。
【0020】そして、紙送りローラ13と圧接ローラ1
4との間に用紙11を圧接狭持して、紙送りローラ13
を反時計回り方向に回転駆動すると、用紙11が矢印M
の搬送方向に搬送可能になっている。また、紙送りロー
ラ13を時計回り方向に回転駆動すると、用紙11は矢
印Mと反対方向の矢印Nの方向に戻すことができるよう
になっている。また、用紙11の矢印Mの搬送方向にお
ける紙送りローラ13の下流側には、印刷手段である、
平坦状で長尺状のプラテン15と、このプラテン15に
対して接離(ヘッドアップ/ダウン)可能で、プラテン
15に沿って往復移動可能なサーマルヘッドからなる印
字ヘッド16とが配設されている。
【0021】前記印字ヘッド16には、複数の発熱素子
16aが寸法Dの幅で形成されている。前記寸法Dの幅
に形成された発熱素子16aにより、用紙11に寸法D
の幅の1行、または複数行同時の画像印刷が可能になっ
ている。そして、用紙11が普通紙の場合は、プラテン
15と印字ヘッド16との間に、インクリボン(図示せ
ず)を位置させて、印字ヘッド16の発熱素子16a
を、パソコン(図示せず)等から送られてくる印刷デー
タに従って選択的に発熱させながら、プラテン15の長
手方向に沿って移動させることにより、インクリボンの
インクが転写されて、図3に示す用紙11の印刷エリア
Wに所望の画像を印刷できるようになっている。
【0022】また、用紙11の矢印Mの搬送方向におけ
る印字ヘッド16の下流側には、用紙11を所定の長さ
に切断可能な、用紙切断装置17が配設されている。こ
の用紙切断装置17は、用紙11の幅寸法より長く形成
された、長尺状の鋼板からなる固定刃18を有し、この
固定刃18は、矢印Mの搬送方向に搬送される用紙11
の上部に配設されている。前記固定刃18の図示左側の
端面には、刃先面18aが形成されている。また、固定
刃18は、後述するキャリッジ24を固定刃18に沿っ
て移動可能に支持するレール部材19が配設されてい
る。前記レール部材19には、後述するキャリッジ24
の第1係合部24aが係合可能なガイド溝19aが形成
されている。
【0023】前記固定刃18の刃先面18aには、外周
部にシャープな刃先部分を有する回転刃20が弾接して
いる。前記回転刃20は、円盤状のフライホイル21の
側面にネジ止めされている。そして、フライホイル21
の外周部には、摩擦係数の大きなゴム等が取り付けられ
ている。また、回転刃20とフライホイル21とは、樹
脂材料からなるキャリッジ24に回転自在に軸支されて
いる。前記キャリッジ24の図示右側には、金属製のガ
イド部材25が配設され、このガイド部材25が係合可
能な溝状の第2係合部24bがキャリッジ24に形成さ
れている。
【0024】そして、固定刃18とガイド部材25との
間には、所定の隙間からなる用紙搬送経路Yが形成され
ている。また、ガイド部材25は、第2係合部24bに
係合する先端部に、略直角に図示下方に折り曲げ形成さ
れて、第2係合部24bに係合可能になっている。前記
回転刃20を有するキャリッジ24は、図3に示すよう
に、用紙11の幅寸法Lより外側で固定刃18の一端部
と他端部に、ホームポジションXと移動終端ポジション
Zとを有し、通常時は、ホームポジションXにキャリッ
ジ24が位置して、用紙11の矢印M方向への搬送を邪
魔しないようになっている。
【0025】前記ホームポジションXからキャリッジ2
4を固定刃18に沿って、矢印R方向に移動させて、用
紙11を切断後のキャリッジ24は、移動終端ポジショ
ンZに位置し、その後ホームポジションXに戻るように
なっている。また、図2に示す移動終端ポジションZの
右側端部には、移動終端ポジションZに位置したキャリ
ッジ24を検出可能なスイッチ等からなる検出部材26
が配設されている。
【0026】また、キャリッジ24の下部にはVベルト
からなるベルト28が装着可能になっている。前記ベル
ト28は、用紙切断装置17の下方に配設した、ベルト
駆動ギア29に張架されて、モータからなる駆動源30
を回転駆動させると、駆動源30にギア連結されたベル
ト駆動ギア29が回転し、ベルト28を介してキャリッ
ジ24が、図2に示すように、固定刃18に沿って、矢
印R、S方向に往復移動可能なっている。また、用紙1
1の矢印Mの搬送方向における用紙切断装置17の下流
側には、図2に示すように、外周部がローレット状のギ
ザギザ状に加工された排紙ローラ31が配設されてい
る。
【0027】このような本発明のプリンタの第1の実施
の形態は、用紙11が、図3に示すように、例えば最初
の1ページ目に、パソコン等から送られてくる印刷デー
タに従って、所望の画像を印刷可能な印刷エリアWが2
点鎖線で示すような領域を有し、用紙11の先端部11
bから印刷エリアWに最初に印刷される先頭行W1まで
の間に、寸法Aの余白部が形成されるようになってい
る。前記先頭行W1及び先頭行W1から連続して印刷さ
れる印刷行の印刷幅寸法は、印字ヘッド16の発熱素子
16aの幅寸法である寸法Dの値と同じになるようにな
っている。また、用紙搬送手段である圧接ローラ14
と、印字ヘッド16の発熱素子16aの図示右側端部と
の間隔は寸法Bになっており、前記寸法Aと寸法Bとの
関係は、B<Aになるようにそれぞれが配設されてい
る。
【0028】このような構成の本発明の第1の実施の形
態のプリンタの動作を説明すると、まず、用紙載置部1
2に載置した用紙11の先端部11bを、用紙載置部1
2から引き出して、反時計回り方向に回転する回転紙送
りローラ13と圧接ローラ14との間に狭持して、矢印
Mの搬送方向に搬送する。そして、用紙11は、圧接ロ
ーラ14から先端部11bを寸法Bより小さい値の寸法
C搬送して印刷データが送られてくるまで待機する。
【0029】前記待機中の用紙11は、B<Aの関係
で、且つ図4に示すように、圧接ローラ14から先端部
11bまでが、寸法Cとなっているので、圧接ローラ1
4は寸法Aの余白部に位置するようになっている。その
ために、印刷データが送られてくるまでの待機時間が長
くなると、寸法Aの余白部に圧接ローラ14の凹状の圧
接痕11cが形成される。そして、前記用紙11を寸法
C搬送して待機中のプリンタに、外部のパソコン等から
印刷データが送られてくると、紙送りローラ13が反時
計回り方向に回転して、図5に示すように、先端部11
bが寸法Cの位置から寸法E搬送されて用紙の頭出し位
置Pに位置する。
【0030】すると、用紙11の印刷開始位置である、
印刷エリアWの先頭行W1が印字ヘッド16の発熱素子
16aに位置合わせされる。そして、印字ヘッド16に
より、先頭行W1の印刷に連続して印刷エリアWに所望
の画像を印刷するようになっている。そのために、印刷
中に印刷エリアWに圧接ローラ14が位置しても非常に
短時間のために、印刷エリアWに圧接痕11cが形成さ
れることはない。このような第1の実施の形態のプリン
タにおいては、寸法Aの余白部に圧接ローラ14の圧接
痕11eができるので、印刷エリアWに印刷する画像の
印刷品質が、低下することがなく、高品質の画像を印刷
することができる。また、前述のような第1の実施の形
態のプリンタに使う用紙11は、ロール紙に限定され
ず、例えばA4サイズのようなカット紙状のものでも良
い。また、カット紙状の用紙11を用いる場合は、用紙
切断装置17がないプリンタでもかまわない。
【0031】前記第1の実施の形態のそれぞれの寸法に
具体的な数字を当てはめて説明すると、例えば、寸法A
が13mm、寸法Bが10mm、寸法Cが6mm、寸法
Dが10mmとすると、前記用紙の頭出し時に搬送する
寸法Eは27mmとなり、寸法Cの位置から27mm搬
送することにより、用紙の頭出しが行われると共に、圧
接ローラ14を寸法Aの余白部に位置させることができ
るようになっている。
【0032】また、第1の実施の形態の変形例として、
用紙11の先端部11bが、紙送りローラ13と圧接ロ
ーラ14とに狭持されると、前記寸法Cの搬送を行わな
いで、いきなり用紙11を圧接ローラ14から、寸法A
と寸法Bと寸法Dとを加算した寸法を搬送して用紙の頭
出しを行い、その後紙送りローラ13を時計回り方向に
逆転させて、先端部11bを、圧接ローラ14から寸法
C搬送した位置に戻して待機させるようにしたものでも
良い。このような第1の実施の形態の変形例を用いたプ
リンタは、印字ヘッド16に、用紙11の幅方向の左右
端部を検出するための端部検出センサ(図示せず)を備
えており、図5に示すような、用紙の頭出し後に、ヘッ
ドアップ状態で印字ヘッド16を用紙11の幅方向に往
復移動させることにより、用紙11の幅方向の位置ズレ
を検出して、印刷エリアWに印刷する画像の幅方向のズ
レを小さくすることができるようになっている。
【0033】また、本発明の第2実施の形態は、ロール
紙等からなる連続した用紙11に、図6に示すように、
例えば最初の1ページ目の印刷エリアWに画像印刷後、
次の2ページ目の印刷エリアWに画像印刷するときに、
圧接ローラ14を、1ページ目と2ページ目のそれぞれ
の印刷エリアW間の寸法Fの余白部に位置させて、2ペ
ージ目の印刷エリアWに圧接痕11cができないように
したものである。前記寸法Fは、1ページ目の印刷エリ
アWにおける最終行Wnから、次の2ページ目の印刷エ
リアWの先頭行W1までのページ間隔であり、この部分
は余白部となっている。
【0034】このような第2の実施の形態のプリンタ
は、1ページ目の印刷エリアWに画像印刷が終わった時
点で、次の2ページ目の印刷データが送られてきてない
ときは、図6に示す状態から、図7に示すように、寸法
Gの値を搬送して待機するようになっている。前記寸法
Gは、寸法Fと発熱素子16aの幅寸法である寸法Dと
を加算した値から、第1の実施の形態で説明した寸法E
を減算した値になっている。即ち、G=(F+D)−E
の関係になっている。
【0035】そして、寸法Fと寸法Dとを加算した値が
寸法Eより大きくて、寸法Gの値がプラスの場合は、用
紙11を矢印Mの搬送方向に搬送し待機するようになっ
ている。また、寸法Fと寸法Dとを加算した値が寸法E
より小さくて、寸法Gがマイナスの場合は、用紙11を
矢印Nの方向に戻して待機するようになっている。前述
したような第2の実施の形態において、それぞれの寸法
に具体的数字を当てはめて説明すると、例えば寸法Dが
10mm、寸法Eが27mm、寸法Fが50mmとする
と、寸法Gは、50mm+10mm−27mm=33m
mとなり、図6に示す状態から矢印Mの搬送方向に33
mm搬送することにより、圧接ローラ14が2ページ目
の印刷エリアWに位置しないようになっている。また、
前述した具体的数字の中で、寸法Fの数字を、例えば1
0mmとした時の寸法Gは、10mm+10mm−27
mm=マイナス7mmとなり、図6に示す状態から、7
mm矢印Nの方向に戻すことにより、圧接ローラ14が
2ページ目の印刷エリアWに位置しないようになってい
る。
【0036】このような第2の実施の形態のおいては、
1ページ目と2ページ目のそれぞれの印刷エリアWの寸
法Fのページ間隔が、例えば50mmと大きい場合、あ
るいは10mmと小さい場合のいずれであっても、寸法
Fの余白部に圧接ローラ14を位置させることができ
る。そして、寸法Fのページ間隔の余白部を圧接ローラ
14に位置させて待機中に、2ページ目の印刷データが
送られてくると、用紙11を更に寸法Eの値を矢印Mの
搬送方向に搬送して、2ページ目の先頭行W1から画像
印刷するようになっている。そのために、2ページ目の
印刷エリアWに圧接痕11cがなく、高品質な印刷がで
きる。
【0037】また、本発明の第3の実施の形態として、
画像印刷が終わった1ページ目の用紙11を、用紙切断
装置17を用いて切断する場合の、用紙11の搬送を図
8に基づいて説明すると、印字ヘッド16から用紙切断
装置17までの間隔を寸法Hとする。そして、1ページ
目に画像印刷した用紙11は、印刷エリアWの最終行W
nから寸法Jの余白部を有している。前記1ページ目へ
の画像印刷が終了すると、図6に示す状態から、用紙1
1を矢印Mの搬送方向に搬送する。この搬送量は、印字
ヘッド16の印刷幅である寸法Dと前記寸法Hと前記寸
法Jとを加算した値を搬送することにより、用紙切断装
置17に1ページ目の後端部予定位置11eを位置合わ
せすることができる。
【0038】そして、用紙切断装置17を駆動すること
により、1ページ目の用紙11が2ページ目の用紙11
から切断されて切り離される。前述したような第3の実
施の形態において、それぞれの寸法に具体的数字を当て
はめて説明すると、例えば寸法Dが10mm、寸法Hが
22.2mm、寸法Jが10mmとした時は、10mm
+22.2mm+10mm=42.2mmとなり、図6
に示す状態から、42.2mm用紙11を搬送すると、
1ページ目の後端部予定位置11eが用紙切断装置17
に位置合わせされるようになっている。
【0039】また、第3の実施の形態においては、切断
後の1ページ目の用紙11には後端部(図示せず)が形
成されると共に、2ページ目の用紙11には新たに先端
部11bが形成される。そして、2ページ目の用紙11
を矢印Mの搬送方向における用紙切断装置17より下流
側に更に、例えば20mm搬送することにより、2ペー
ジの先端部11bが、1ページ目の後端部を押して、1
ページ目の用紙11を確実に排紙することができるよう
になっている。
【0040】また、第3の実施の形態においては、1ペ
ージ目の用紙11を切断後、2ページ目の先端部11b
を頭出し位置Pまで戻し、この時2ページ目の印刷デー
タが連続して送られてきている場合は、用紙11を矢印
Mの搬送方向に搬送して、2ページ目の印刷エリアWに
2ページ目の印刷データの画像印刷を行う。また、2ペ
ージ目の印刷データが送られてきてない場合は、頭出し
位置Pから更に矢印Mの搬送方向と反対方向の矢印Nに
戻し、図4に示すような、圧接ローラ14から寸法C搬
送した位置で用紙11を待機させるようになっている。
【0041】また、用紙切断装置17は、プリンタの電
源スイッチとは別の操作スイッチ(図示せず)が設けら
れており、プリンタの電源スイッチを入力時に、紙送り
ローラ13と圧接ローラ14との間に用紙11が検出さ
れると、紙送りローラ13を回転させて、用紙11を前
述した寸法Eに寸法Hを加えた値を矢印Mの搬送方向に
搬送し、その後操作スイッチを操作して、用紙切断装置
17を駆動させて、用紙11を切断するようになってい
る。そのために、印刷が終了した図6の状態で、誤って
電源スイッチが切ったとしても、次に電源スイッチを入
力時に、用紙切断装置17が動作しないので、折角画像
印刷した印刷エリアWを切断してしまうような障害を防
止することができる。
【0042】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のプリンタ
は、寸法Aと寸法Bの関係をB<Aとし、前記用紙載置
部から前記用紙搬送手段に給紙した前記用紙は、前記用
紙搬送手段から前記先端部を前記寸法Bより小さい値の
寸法Cを搬送することにより、前記寸法Aの前記余白部
に前記圧接ローラが位置するようにしたので、印刷エリ
アから圧接ローラの圧接痕をなくすることができ、印刷
エリアに高品質の画像を印刷可能なプリンタを提供でき
る。
【0043】また、用紙の頭出し後、用紙を搬送方向と
反対方向に戻して、先端部を用紙搬送手段から寸法C搬
送した位置で待機させるようにしたので、用紙の頭出し
時に用紙の幅方向の位置ズレを検出して、印刷エリアに
印刷する画像の、幅方向のズレを小さくすることができ
る。
【0044】また、用紙の先端部を用紙搬送手段から寸
法C搬送した位置で待機中に印刷データが送られてくる
と、用紙を寸法C搬送した位置から寸法Aと寸法Dとを
加算した値より大きな値の寸法Eを搬送方向に搬送する
ことにより、先端部が用紙の頭出し位置に位置して、印
刷エリアの先頭行が印字ヘッドに位置合わせされ、先頭
行から画像を印刷するようにしたので、用紙の頭出しを
行うと同時に、先頭行から印刷を回することができ、用
紙の搬送方向における印刷ズレをなくすることができる
と共に、印刷のスループットを向上することができる。
【0045】また、1ページ目の画像印刷が終わった用
紙を寸法G搬送して待機中に、次の2ページ目の印刷デ
ータが送られてくると、用紙を更に寸法E搬送して、2
ページ目の前記印刷エリアに前記画像印刷するようにし
たので、用紙を寸法G搬送して待機することにより、圧
接ローラが寸法Fのページ間隔の余白部に位置させるこ
とができ、2ページ目の印刷エリアに圧接痕が付くのを
防止できる。
【0046】また、1ページ目の画像印刷が終了する
と、用紙を寸法Dと寸法Hと寸法Jとを加算した値を搬
送することにより、用紙切断装置に1ページ目の切断位
置が位置合わせされ、その後用紙切断装置を駆動するこ
とにより、1ページ目の用紙を切断するようにしたの
で、印刷済みの1ページ目の用紙を寸法Jの余白を設け
て、確実に切断することができる。
【0047】また、1ページ目の用紙を切断後、2ペー
ジ目の用紙を用紙切断装置より下流側に更に搬送するこ
とにより、2ページの先端部が、1ページ目の後端部を
押して、1ページ目の用紙を排紙するようにしたので、
切断後の1ページ目の用紙を確実に排紙することができ
る。
【0048】また、1ページ目の用紙を切断後、2ペー
ジ目の用紙の先端部を頭出し位置まで戻し、この時、2
ページ目の印刷データが送られてきてない場合は、頭出
し位置から更に搬送方向と反対方向に戻し、用紙搬送手
段から寸法C搬送した位置で用紙を待機させるようにし
たので、2ページ目の印刷エリアに圧接ローラの圧接痕
が付くのを防止することができる。
【0049】また、用紙切断手段は、電源スイッチとは
別の操作スイッチを有し、電源スイッチを入力時に、用
紙搬送手段に用紙がある場合は、寸法Eと寸法Hとを加
算した値、用紙を搬送方向に搬送し、その後操作スイッ
チを操作して、用紙切断装置を駆動するようにしたの
で、印刷と用紙切断とを連続して行っている時に、誤っ
て電源スイッチが切ったとしても、次に電源スイッチを
入力時に、操作スイッチを操作しないと、用紙切断装置
が動作しないので、折角画像印刷した印刷エリアWを切
断してしまうような障害を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関するプリンタの要部断面図である。
【図2】図1の要部斜視図である。
【図3】本発明に関するプリンタの動作を説明する概略
平面図である。
【図4】本発明に関するプリンタの動作を説明する概略
側面図である。
【図5】本発明に関するプリンタの動作を説明する概略
側面図である。
【図6】本発明に関するプリンタの動作を説明する概略
側面図である。
【図7】本発明に関するプリンタの動作を説明する概略
側面図である。
【図8】本発明に関するプリンタの動作を説明する概略
側面図である。
【図9】従来提案されているプリンタの側面概略図であ
る。
【符号の説明】
11 用紙 11b 先端部 11c 圧接痕 13 紙送りローラ 14 圧接ローラ 15 プラテン 16 印字ヘッド 16a 発熱素子 17 用紙切断装置 24 キャリッジ P 用紙の頭出し位置 W 印刷エリア W1 先頭行 Wn 最終行
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65H 35/08 B65H 35/08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙と、この用紙を載置する用紙載置部
    と、前記用紙の印刷エリアに所望の画像を印刷可能な印
    刷手段と、前記用紙を圧接して前記用紙載置部から前記
    印刷手段側の搬送方向に搬送して給紙可能な用紙搬送手
    段とを備え、前記用紙搬送手段は、一方と他方の両方向
    に回転駆動可能な紙送りローラと、この紙送りローラと
    の間で前記用紙を圧接すると共に、前記紙送りローラに
    追従して回転可能な圧接ローラとを有し、前記用紙載置
    部と前記印刷手段との間に前記用紙搬送手段を配設し、
    前記用紙は、先端部から前記印刷エリアの最初の行であ
    る先頭行までの間に寸法Aの余白部を有し、前記用紙搬
    送手段と前記印刷手段との間の間隔を寸法Bとし、前記
    寸法Aと寸法Bの関係をB<Aとし、前記用紙載置部か
    ら前記用紙搬送手段に給紙した前記用紙は、前記用紙搬
    送手段から前記先端部を前記寸法Bより小さい寸法Cを
    搬送することにより、前記寸法Aの前記余白部に前記圧
    接ローラが位置するようにしたことを特徴とするプリン
    タ。
  2. 【請求項2】 前記印刷手段は、前記印刷エリアの印刷
    行方向に移動して1行、または複数行同時の印刷を印刷
    可能な印字ヘッドを配設し、この印字ヘッドは寸法Dの
    印刷幅を有し、前記用紙搬送手段で前記搬送方向に給紙
    した前記用紙は、前記寸法Aと前記寸法Bと前記寸法D
    とを加算した寸法を前記用紙搬送手段から搬送して前記
    用紙の頭出しを行い、この用紙の頭出し後、前記用紙を
    前記搬送方向と反対方向に戻して、前記先端部を前記用
    紙搬送手段から前記寸法C搬送した位置で待機させるよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載のプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記用紙の前記先端部を前記用紙搬送手
    段から前記寸法C搬送した位置で待機中に印刷データが
    送られてくると、前記用紙を前記寸法C搬送した位置か
    ら前記寸法Aと前記寸法Dとを加算した値より大きな値
    の寸法Eを前記搬送方向に搬送することにより、前記先
    端部が用紙の頭出し位置に位置して、前記印刷エリアの
    前記先頭行が前記印字ヘッドに位置合わせされ、前記先
    頭行から画像印刷するようにしたことを特徴とする請求
    項2記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記用紙はロール紙からなり、前記用紙
    の1ページ目の印刷エリアの最終行から、次の2ページ
    目の印刷エリアの先頭行までのページ間隔を寸法Fと
    し、前記1ページ目の印刷が終了した時に、次の2ペー
    ジ目の印刷データが送られてない時は、前記用紙を前記
    寸法Fと前記寸法Dとを加算した値から前記寸法Eを減
    算した値の寸法G{G=(F+D)−E}を搬送して待
    機し、この待機中に前記2ページ目の前記印刷データが
    送られてくると、前記用紙を前記搬送方向に更に前記寸
    法E搬送して、前記2ページ目の前記印刷エリアに画像
    印刷するようにしたしたことを特徴とする請求項2、ま
    たは3記載のプリンタ。
  5. 【請求項5】 前記用紙搬送方向における前記印刷手段
    より下流側には、前記ロール紙からなる前記用紙の幅方
    向を切断可能な用紙切断装置を配設し、前記印刷手段か
    ら前記用紙切断装置までの間隔を寸法Hとし、前記1ペ
    ージ目に画像印刷した前記用紙は、前記印刷エリアの最
    終行から寸法Jの余白部を有し、前記1ページ目の前記
    画像印刷が終了すると、前記用紙を前記搬送方向に前記
    寸法Dと前記寸法Hと前記寸法Jとを加算した値を搬送
    することにより、前記用紙切断装置に前記1ページ目の
    切断位置が位置合わせされ、その後前記用紙切断装置を
    駆動することにより、前記1ページ目の前記用紙を切断
    するようにしたことを特徴とする請求項4記載のプリン
    タ。
  6. 【請求項6】前記切断後の前記1ページ目の前記用紙に
    は後端部が形成されると共に、前記2ページ目の前記用
    紙には新たに先端部が形成され、前記2ページ目の前記
    用紙を前記搬送方向における前記用紙切断装置より下流
    側に更に搬送することにより、前記2ページの先端部
    が、前記1ページ目の後端部を押して、前記1ページ目
    の前記用紙を排紙するようにしたことを特徴とする請求
    項5記載のプリンタ。
  7. 【請求項7】 前記1ページ目の前記用紙を切断後、前
    記2ページ目の前記先端部を前記頭出し位置まで戻し、
    この時前記2ページ目の前記印刷データが送られてきて
    いる場合は、前記用紙を前記搬送方向に搬送して、前記
    2ページ目の印刷エリアに画像印刷を行い、前記2ペー
    ジ目の前記印刷データが送られてきてない場合は、前記
    頭出し位置から更に前記搬送方向と反対方向に戻し、前
    記用紙搬送手段から前記寸法C搬送した位置で前記用紙
    を待機させるようにしたことを特徴とする請求項5、ま
    たは6記載のプリンタ。
  8. 【請求項8】 前記印刷手段等を駆動させるための電源
    スイッチを設け、前記用紙切断手段は、前記電源スイッ
    チとは別の操作スイッチを有し、前記電源スイッチを入
    力時に、前記用紙搬送手段に前記用紙がある場合は、前
    記寸法Eと前記寸法Hとを加算した値、前記用紙を前記
    搬送方向に搬送し、その後前記操作スイッチを操作し
    て、前記用紙切断装置を駆動するようにしたことを特徴
    とする請求項5乃至7のいずれか1項記載のプリンタ。
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