JP2003044516A - しおり機能付きソフトウェア - Google Patents

しおり機能付きソフトウェア

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JP2003044516A
JP2003044516A JP2001228150A JP2001228150A JP2003044516A JP 2003044516 A JP2003044516 A JP 2003044516A JP 2001228150 A JP2001228150 A JP 2001228150A JP 2001228150 A JP2001228150 A JP 2001228150A JP 2003044516 A JP2003044516 A JP 2003044516A
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Makoto Hiramori
誠 平盛
Hiroyo Ouchi
弘世 大内
Takasuke Namioka
高資 浪岡
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TDK Corp
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  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザにとって重要である可能性の高い単位
解説データの存在をユーザに通知可能なしおり機能付き
ソフトウェアを提供する。 【解決手段】 本発明によるしおり機能付きソフトウェ
アは、複数の単位データと、任意の単位データにしおり
を設定する第1の手段と、しおりが設定された単位デー
タに関連する他の単位データを特定する第2の手段とを
備えている。ここで、しおりが設定されている単位デー
タは、ユーザにより重要であると判断された単位データ
であることが多いため、これに関連する単位データを特
定することにより、ユーザにとって重要である可能性の
高い単位データを特定することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、しおり機能付きソ
フトウェアに関し、さらに詳細には、ユーザにとって重
要である可能性の高い単位解説データの存在をユーザに
通知可能なしおり機能付きソフトウェアに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、特定のソフトウェア(特定のワー
プロソフト等)の習得のための教育用ソフトウェアが数
多く開発されている。例えば、特定のワープロソフトの
習得のための教育用ソフトウェアにおいては、そのワー
プロソフトに備えられている各種機能を順番に紹介した
り、場合によっては、そのワープロソフトを実際に操作
するようユーザに指示するといった方法で学習が進行す
る。
【0003】一般に、この種の教育用ソフトウェアは、
多数の単位解説データからなる本体データ部を備えてお
り、従来より、ユーザの操作によって各単位解説データ
に、いわゆる「しおり」(付箋・ブックマークと呼ばれ
ることもある)を設定可能な教育用ソフトウェアが知ら
れている。ここで、どの単位解説データにしおりを設定
するかは、ユーザの操作に委ねられており、例えばユー
ザが重要であると考える単位解説データに対して任意に
しおりが設定される。
【0004】このようにしてしおりが設定されると、ユ
ーザはこれを選択することによって当該しおりが示す単
位解説データに対応する解説画面にジャンプすることが
でき、これにより学習効率の向上が図られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
教育用ソフトウェアにおいては、ユーザにとって重要で
ある可能性の高い単位解説データであっても、ユーザが
その存在に気づかず、そのために当該単位解説データに
対応する解説画面に到達するのに、多くの労力が必要で
ある場合があった。
【0006】一方、教育用ソフトウェアのみならず、ワ
ープロソフトや表計算ソフト等、一般的な実用ソフトウ
ェアにおいては、いわゆる「ヘルプ」機能が備えられて
いることが多い。かかるヘルプ機能の本体データ部を構
成する各単位ヘルプデータに、しおりを設定可能に構成
した場合においても、上記と同様、ユーザにとって重要
である可能性の高い単位ヘルプデータであっても、これ
に対応するヘルプ画面に到達するのに、多くの労力が必
要である場合があった。
【0007】したがって、本発明の目的は、ユーザにと
って重要である可能性の高い単位解説データの存在をユ
ーザに通知可能なしおり機能付きソフトウェアを提供す
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
複数の単位データと、任意の単位データにしおりを設定
する第1の手段と、前記しおりが設定された単位データ
に関連する他の単位データを特定する第2の手段とを備
えるしおり機能付きソフトウェアによって達成される。
【0009】本発明によれば、ユーザがしおりを設定し
た単位データに関連する他の単位データを特定すること
ができる。ここで、しおりが設定されている単位データ
は、ユーザにより重要であると判断された単位データで
あることが多いため、これに関連する単位データを特定
することにより、ユーザにとって重要である可能性の高
い単位データを特定することが可能となる。
【0010】本発明の好ましい実施態様においては、前
記複数の単位データの少なくとも一部にそれぞれキーワ
ードが割り当てられており、前記第2の手段は、前記し
おりが設定された単位データに割り当てられているキー
ワードに基づいて、前記関連する他の単位データを特定
する。
【0011】本発明の好ましい実施態様によれば、キー
ワードに基づいて、関連する他の単位データを特定して
いることから、当該ソフトウェアの製作及び改良の過程
において、ページを追加したり削除する際の製作者の負
担の増大を抑えることができる。
【0012】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記各単位データに割り当てられたキーワードが登
録されているデータベースをさらに備え、前記第2の手
段は、前記データベースを検索することにより前記関連
する他の単位データを特定する。
【0013】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記第2の手段により特定された前記関連する他の
単位データに関する情報を一覧表示する第3の手段をさ
らに備える。
【0014】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記一覧表示された情報に、しおりの設定の有無に
関する情報が含まれている。
【0015】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記複数の単位データが、特定のソフトウェアの内
容を解説する単位解説データ、若しくは、ヘルプ機能を
構成する単位ヘルプデータである。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施態様にかか
るしおり機能付きソフトウェアは、特定のソフトウェア
(例えば、ワープロソフト)の習得のための教育用ソフ
トウェアであり、パーソナルコンピュータ等のハードウ
ェアによって利用することができる。以下、本実施態様
にかかるしおり機能付きソフトウェアの構造及び動作に
ついて説明する。
【0017】図1は、本発明の好ましい実施態様にかか
るしおり機能付きソフトウェアの構造を模式的に示すブ
ロック図である。
【0018】図1に示されるように、本実施態様にかか
るしおり機能付きソフトウェアは、本体プログラム部1
と、本体データ部2と、データベース3と、しおり管理
部4とを備えている。当然のことながら、これらはそれ
ぞれ物理的に独立した要素であることを意味するのでは
なく、本実施態様にかかるしおり機能付きソフトウェア
が有する機能を模式的に表現しているに過ぎない。
【0019】図2は、本体データ部2のデータ構造を示
す図である。
【0020】図2に示されるように、本体データ部2
は、目次データ及び第1部〜第m部からなる複数の
「部」によって構成され、各部は1または2以上の
「章」(例えば、第1章〜第n章)によって構成され、
各章は1または2以上の「節」(例えば、第1節〜第o
節)によって構成され、各節は1または2以上の「ペー
ジ」によって構成されている。また、本体データ部2の
最小単位であるページは、「単位解説データ」及び「ペ
ージ番号」からなる。各ページのページ番号は一意に割
り当てられており、同じページ番号を有する2以上のペ
ージは存在しない。また、目次データは、各ページのタ
イトル(例えば、「印刷レイアウトの変更」や「プリン
タドライバのインストール」等)及び各ページが属する
部、章、節のタイトルからなる。
【0021】図3は、データベース3のデータ構造を示
す図である。
【0022】図3に示されるように、データベース3
は、本体データ部2に含まれる各ページのページ番号と
これに対応づけられた「キーワード」によって構成され
る。ここで、キーワードとしては、対応するページの内
容を端的に示す1または2以上のキーワードが選ばれ
る。キーワードは、当該ページのタイトルの一部または
全部と一致していてもよい。例えば、ページ番号として
4が割り当てられたページが、印刷レイアウトの変更に
関する学習を行うページであれば、これに対応するキー
ワードとして「印刷レイアウト」及び「レイアウトの変
更」が登録される。
【0023】図4は、しおり管理部4のデータ構造を示
す図である。
【0024】図4に示されるように、しおり管理部4
は、本体データ部2に含まれる各ページのページ番号の
うち、しおりが設定されたページのページ番号によって
構成される。例えば、ページ番号として4が割り当てら
れたページにしおりが設定されていれば、しおり管理部
4には、ページ番号として4が登録される。
【0025】図5は、本実施態様にかかるしおり機能付
きソフトウェアを利用するためのハードウェア構成を模
式的に示すブロック図である。
【0026】図5に示されるように、本実施態様にかか
るしおり機能付きソフトウェアを利用するためのハード
ウェアとしては、CPU10、メモリ11、ディスプレ
イ12及び入力デバイス13が最低限必要である。この
ようなハードウェア構成は、一般的なパーソナルコンピ
ュータが通常備える構成であるので、本実施態様にかか
るしおり機能付きソフトウェアは、一般的なパーソナル
コンピュータによって利用することができる。実際に本
実施態様にかかるしおり機能付きソフトウェアを図5に
示されるハードウェアによって利用する場合には、本実
施態様にかかるしおり機能付きソフトウェアがメモリ1
1内に格納され、CPU10によってこれが実行される
ことになる。この場合、ユーザに与えるべき情報は、C
PU10による制御のもとディスプレイ12に表示さ
れ、ユーザからの指示は入力デバイス13により与えら
れる。ディスプレイ12としては、CRTや液晶パネル
を用いることができ、入力デバイス13としては、キー
ボードやポインティングデバイス(マウス等)を用いる
ことができる。
【0027】次に、本実施態様にかかるしおり機能付き
ソフトウェアの動作について説明する。ここで、本実施
態様にかかるしおり機能付きソフトウェアが動作すると
は、メモリ11に格納されているしおり機能付きソフト
ウェアのうち本体プログラム部1がCPU10によって
実行されることを意味する。
【0028】まず、本実施態様にかかるしおり機能付き
ソフトウェアが図2に示されるハードウェアによって実
行されると、本体データ部2に含まれる目次データ及び
しおり管理部4の登録内容が読み出され、読み出された
目次データの内容がディスプレイ12に表示される。こ
のとき、目次の内容のうち、しおり管理部4に登録され
ているページ番号に対応する部分には、しおりが設定さ
れている旨の注意がユーザに喚起される。
【0029】図6は、ディスプレイ12に表示された目
次画面の一例を示す図である。
【0030】本例においては、「印刷レイアウトの決
定」というタイトルの付いたページ(例えば、ページ番
号1)及び「印刷レイアウトの変更」というタイトルの
付いたページ(例えば、ページ番号4)にしおりが設定
されており、このため、図6に示されるように、目次の
内容のうち、これらに対応する項目にはチェックマーク
が表示され、ユーザの注意が喚起されている。但し、し
おりが設定されている旨の注意をユーザに喚起する方法
としてはこれに制限されず、例えば、しおりが設定され
ているページに対応する項目としおりが設定されていな
いページに対応する項目の表示色を区別することによっ
て注意を喚起したり、しおりが設定されているページに
対応する項目としおりが設定されていないページに対応
する項目の表示フォントを区別することによって注意を
喚起しても構わない。
【0031】このような目次画面がディスプレイ12に
表示されている状態において、ユーザがポインティング
デバイス等の入力デバイス13を用いて、学習したい項
目を選択すると、選択された項目に対応する単位解説デ
ータが本体データ部2から読み出され、読み出された単
位解説データに対応する解説内容がディスプレイ12に
表示される。
【0032】ここで、単位解説データに対応する解説内
容としては、特に限定されないが、文字による解説、イ
ラストによる解説、音声による解説、デモンストレーシ
ョンを用いた解説等が挙げられる。ここで、デモンスト
レーションとは、学習の対象となるソフトウェアに対
し、入力デバイス13を介した正しい操作が行われた場
合にディスプレイ12に表示されるべき内容をリアルタ
イムに表示することをいう。
【0033】尚、デモンストレーション中においては、
ユーザは単にディスプレイ12を見ているだけの状態と
なるため、デモンストレーションの進行状況を示すメー
ターや、残り時間を示すタイマー等をディスプレイ12
に表示させることが好ましい。また、デモンストレーシ
ョン中において、ユーザが入力デバイス13を介して所
定の指示を行う(例えば、ESCキーを押下する)こと
により、デモンストレーションが中止されるよう構成す
ることも好ましい。さらに、デモンストレーション中に
おいて、ユーザが入力デバイス13を介して別の指示を
行う(例えば、CTRLキーを押下する)ことにより、
デモンストレーションが高速に実行(早送り)されるよ
う構成することも好ましい。さらに、デモンストレーシ
ョン中において、ユーザが入力デバイス13を介してさ
らに別の指示を行う(例えば、SHIFTキーを押下す
る)ことにより、デモンストレーションが逆方向に実行
(巻き戻し)されるよう構成することも好ましい。これ
らにより、デモンストレーションを用いた学習における
ユーザのストレスを緩和することが可能となる。
【0034】また、解説内容によっては、ユーザの理解
の度合いを確認するための試験も行われる。試験の方法
としては、特に限定されないが、例えば、ディスプレイ
12に問題文を表示させ、かかる問題文の内容が正しい
か否かを「○」または「×」で回答させる方法や、ディ
スプレイ12に問題文及びそれに対する複数の回答候補
を表示させ、これら複数の回答候補のいずれが正しいか
(或いは、いずれが誤っているか)を回答させる方法を
用いることが好ましい。特に後者の方法による試験は、
ユーザの理解の程度をより正確に把握することができる
とともに、学習の効果も高いため、特に好ましい。
【0035】図7は、しおりが設定されていないページ
に対応する解説画面を示す図である。
【0036】図7に示されるように、解説画面には、解
説内容の本体となる部分20の他に、しおり設定ボタン
21及び関連項目表示ボタン22が表示されている。し
おり設定ボタン21は、ポインティングデバイス等の入
力デバイス13を用いて押下するたびに「押込状態」と
「非押込状態」が反転するボタンであり、押込状態であ
る場合にはしおりが設定されたページであることを示
し、非押込状態である場合にはしおりが設定されていな
いページであることを示す。同図に示される画面は、し
おりが設定されていないページに対応する画面であるこ
とから、しおり設定ボタン21は非押込状態となってい
る。但し、しおり設定ボタン21をこのように押込タイ
プのボタンとすることは必須でなく、入力デバイス13
により押下されている間だけ押下状態となる通常タイプ
のボタンを用い、入力デバイス13により押下されるご
とにしおりの設定の有無が変更されるように構成しても
構わない。この場合においても、しおりの設定の有無を
何らかの方法で表示することが好ましい。
【0037】また、関連項目表示ボタン22は、しおり
設定ボタン21が押込状態である場合(しおりが設定さ
れている場合)に活性状態となるボタンであり、図7に
示される画面においてはしおり設定ボタン21が非押込
状態である(しおりが設定されていない)ことから、関
連項目表示ボタン22は非活性状態となっている。関連
項目表示ボタン22は、入力デバイス13により押下さ
れている間だけ押下状態となる通常タイプのボタンであ
り、関連項目表示ボタン22が非活性状態である場合に
は、これを押下することはできない。
【0038】このような画面において、ユーザは、解説
内容の本体となる部分20に基づいて学習を行うことが
できる。
【0039】そして、このページにしおりを設定する場
合、ユーザは、しおり設定ボタン21を押下することに
よりこれを押込状態とすればよい。しおり設定ボタン2
1が押込状態とされると、当該ページのページ番号がし
おり管理部4に登録されるとともに、関連項目表示ボタ
ン22が活性状態となる。これにより、上述した目次画
面を再度表示させた場合、当該ページに対応する部分に
は上述したチェックマークが表示され、しおりが設定さ
れている旨の注意がユーザに喚起される。
【0040】図8は、しおりが設定されているページに
対応する解説内容の画面を示す図である。
【0041】図8に示されるように、しおりが設定され
ているページに対応する画面においては、しおり設定ボ
タン21は押込状態となっており、このため、関連項目
表示ボタン22は活性状態となっている。このような画
面において、ユーザが入力デバイス13を用いて関連項
目表示ボタン22を押下すると、以下に説明する処理が
実行される。
【0042】関連項目表示ボタン22が押下されると、
まず、データベース3を参照することにより、当該ペー
ジに対応するキーワードが読み出される。例えば、関連
項目表示ボタン22が押下された画面が、ページ番号と
して4が割り当てられたページであるとすれば、図3に
示されるように、かかるページ番号4を用いて対応する
キーワードである「印刷レイアウト」及び「レイアウト
の変更」が読み出される。
【0043】このようにして当該ページに対応するキー
ワードが読み出されると、次に、データベース3を参照
することにより、かかるキーワードと同じキーワードを
有するページが検索される。上記の例で言えば、読み出
されたキーワードは「印刷レイアウト」及び「レイアウ
トの変更」であることから、キーワードとして「印刷レ
イアウト」または「レイアウトの変更」が登録されてい
るページが検索される。この場合、図3に示されるよう
に、ページ番号1に対応するキーワードが「印刷レイア
ウト」であることから、かかる検索により、少なくとも
ページ番号1がヒットする。上述の通り、各ページに割
り当てられたキーワードは、対応するページの内容を端
的に表すものであることから、かかる検索によりヒット
したページの内容は、現在のページの内容に密接な関連
を有している。
【0044】かかる検索が完了すると、しおり管理部4
を参照することにより、検索によってヒットした各ペー
ジにしおりが設定されているか否かがチェックされる。
以上の動作が完了すると、ディスプレイ12には、別ウ
ィンドウで検索結果が表示される。
【0045】図9は、検索結果を示すウィンドウの内容
を示す図である。
【0046】図9に示されるように、検索結果を示すウ
ィンドウ30には、検索によりヒットしたページのタイ
トル、このページが属する部・章・節に関する情報、及
びしおりの設定の有無が表示される。しおりの設定の有
無は、上述した目次画面と同様の方法、例えばチェック
マークにより表示される。但し、ウィンドウ30に上記
情報の全てを表示させることは必須でなく、少なくとも
検索によりヒットしたページを特定可能な情報が表示さ
れればよい。したがって、ウィンドウ30にしおりの設
定の有無を表示しない場合には、上述した検索後に行わ
れるしおり管理部4の参照動作は省略しても構わない。
【0047】このようなウィンドウ30がディスプレイ
12に表示されている状態において、ユーザが入力デバ
イス13を用いて学習したい項目(ページ)を選択する
と、目次画面において選択した場合と同様、選択された
項目に対応する単位解説データが本体データ部2から読
み出され、読み出された単位解説データに対応する解説
内容がディスプレイ12に表示される。
【0048】これにより、ユーザは、しおりを設定した
ページのキーワードと同じキーワードを有する他のペー
ジの存在を知ることができるとともに、そのページの内
容を容易に表示されることができる。
【0049】以上説明したように、本実施態様にかかる
しおり機能付きソフトウェアにおいては、関連項目表示
ボタン22を押下することにより、しおりを設定したペ
ージに関連する他のページが検索され、ヒットしたペー
ジのタイトル等が表示されることから、ユーザが知りた
いであろう項目の存在を通知することができる。これに
より、ユーザにとって重要である可能性の高い単位解説
データの存在をユーザに通知することが可能となる。
【0050】また、実施態様にかかるしおり機能付きソ
フトウェアにおいては、しおりを設定したページに関連
する他のページを、データベース3を用いた検索により
抽出していることから、当該ソフトウェアの製作及び改
良の過程において、ページを追加したり削除する際の製
作者の負担の増大を抑えることができる。
【0051】本発明は、以上の実施態様に限定されるこ
となく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種
々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含
されるものであることはいうまでもない。
【0052】例えば、上記実施態様においては、本発明
を特定のソフトウェアの習得のための教育用ソフトウェ
アに適用した例について説明したが、本発明の適用対象
がこのような教育用ソフトウェアに限定されることはな
く、例えば、ワープロソフトや表計算ソフト等、ヘルプ
機能を有する一般的な実用ソフトウェアに対しても本発
明は適用可能である。つまり、これら一般的な実用ソフ
トウェアに備えられたヘルプ機能は、多数の単位ヘルプ
データ(単位解説データに相当する。本明細書において
は、単位解説データや単位ヘルプデータに相当するデー
タを「単位データ」と呼ぶことがある)からなる本体デ
ータ部を備えており、これら単位ヘルプデータに対して
しおりの設定が可能であれば、上記実施態様において説
明したように、しおりの設定された単位ヘルプデータに
関連する項目を表示させることができる。これによれ
ば、ユーザが知りたいであろう項目の存在を通知するこ
とができるので、ユーザにとって非常に利便性の高いヘ
ルプ機能を実現することができる。
【0053】また、上記実施態様においては、しおりを
設定したページに関連する他のページを、データベース
3を用いた検索により抽出しているが、このような検索
を行うのではなく、各ページに、関連する他のページの
ページ番号をあらかじめ登録しておくことにより、関連
項目表示ボタン22の押下に応答して、当該ページに登
録された関連ページに関する情報を表示させても構わな
い。これによれば、データベース3が不要であることか
らソフトウェア全体のサイズを小型化することができる
とともに、関連項目に関する情報の表示を非常に高速に
行うことができる。
【0054】さらに、上記実施態様においては、しおり
が設定されているページの解説画面に表示されている関
連項目表示ボタン22が押下されたことに応答して関連
ページの表示を行っているが、関連ページを表示させる
方法としてはこれに限定されず、例えば、目次画面がデ
ィスプレイ12に表示されている状態において、ユーザ
がポインティングデバイス等の入力デバイス13を用い
て、しおりが設定されている項目(ページ)を所定の方
法(例えば、右クリック等)で選択したことに応答して
関連ページの表示を行っても構わない。
【0055】また、上記実施態様においては、本体プロ
グラム部2に含まれる各単位解説データにキーワードが
割り当てられ、これがデータベース3に登録されている
が、本発明において、本体プログラム部2に含まれる全
ての単位解説データにキーワードを割り当てることは必
須でなく、一部の単位解説データにのみキーワードを割
り当てても構わない。
【0056】さらに、上記実施態様においては、本体デ
ータ部2に含まれる各単位解説データが、部・章・節に
よって階層的に分類されているが、本体データ部2にお
いて、各単位解説データが階層的に分類されていること
は必須ではなく、階層的な分類とは異なる基準により分
類されていてもよいし、全く分類されていなくてもよ
い。
【0057】また、上記実施態様においては、関連項目
表示ボタン22の押下に応答して行われた検索の結果
が、当該ページの解説画面とは別のウィンドウ30に一
覧表示されるが、かかる検索結果を別ウィンドウで表示
することは必須ではなく、解説画面と同じウィンドウに
表示しても構わない。
【0058】尚、本発明において、手段とは、必ずしも
物理的手段を意味するものではなく、各手段の機能がソ
フトウエアによって実現される場合も包含する。さら
に、一つの手段の機能が二以上の物理的手段により実現
されても、二以上の手段の機能が一つの物理的手段によ
り実現されてもよい。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザにとって重要である可能性の高い単位解説データ
の存在をユーザに通知することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施態様にかかるしおり機能
付きソフトウェアの構造を模式的に示すブロック図であ
る。
【図2】本体データ部2のデータ構造を示す図である。
【図3】データベース3のデータ構造を示す図である。
【図4】しおり管理部4のデータ構造を示す図である。
【図5】本発明の好ましい実施態様にかかるしおり機能
付きソフトウェアを利用するためのハードウェア構成を
模式的に示すブロック図である。
【図6】ディスプレイ12に表示された目次画面の一例
を示す図である。
【図7】しおりが設定されていないページに対応する解
説画面を示す図である。
【図8】しおりが設定されているページに対応する解説
画面を示す図である。
【図9】検索結果を示すウィンドウの内容を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 本体プログラム部 2 本体データ 3 データベース 4 しおり管理部 10 CPU 11 メモリ 12 ディスプレイ 13 入力デバイス 20 解説内容の本体となる部分 21 しおり設定ボタン 22 関連項目表示ボタン 30 ウィンドウ
フロントページの続き (72)発明者 浪岡 高資 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 Fターム(参考) 5B075 ND20 ND23 ND34 NK02 NK13 NK24 NR02 NR12 PQ02 PQ46 PR01 UU06 UU40 5E501 AA02 AC19 AC33 BA10 BA14 CA02 DA15 EB05 FA12 FA23 FA47 FB44

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の単位データと、任意の単位データ
    にしおりを設定する第1の手段と、前記しおりが設定さ
    れた単位データに関連する他の単位データを特定する第
    2の手段とを備えるしおり機能付きソフトウェア。
  2. 【請求項2】 前記複数の単位データの少なくとも一部
    にはそれぞれキーワードが割り当てられており、前記第
    2の手段は、前記しおりが設定された単位データに割り
    当てられているキーワードに基づいて、前記関連する他
    の単位データを特定することを特徴とする請求項1に記
    載のしおり機能付きソフトウェア。
  3. 【請求項3】 前記各単位データに割り当てられたキー
    ワードが登録されているデータベースをさらに備え、前
    記第2の手段は、前記データベースを検索することによ
    り前記関連する他の単位データを特定することを特徴と
    する請求項2に記載のしおり機能付きソフトウェア。
  4. 【請求項4】 前記第2の手段により特定された前記関
    連する他の単位データに関する情報を一覧表示する第3
    の手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれか1項に記載のしおり機能付きソフトウェア。
  5. 【請求項5】 前記一覧表示された情報に、しおりの設
    定の有無に関する情報が含まれていることを特徴とする
    請求項4に記載のしおり機能付きソフトウェア。
  6. 【請求項6】 前記複数の単位データが、特定のソフト
    ウェアの内容を解説する単位解説データ、若しくは、ヘ
    ルプ機能を構成する単位ヘルプデータであることを特徴
    とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のしおり機
    能付きソフトウェア。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006154704A (ja) * 2004-12-01 2006-06-15 Tatung Co 動態イメージ表示方法
JP2015060323A (ja) * 2013-09-17 2015-03-30 コニカミノルタ株式会社 表示装置、表示方法、および表示プログラム

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