JP2003042010A - 燃料蒸気ガス処理装置 - Google Patents

燃料蒸気ガス処理装置

Info

Publication number
JP2003042010A
JP2003042010A JP2001228957A JP2001228957A JP2003042010A JP 2003042010 A JP2003042010 A JP 2003042010A JP 2001228957 A JP2001228957 A JP 2001228957A JP 2001228957 A JP2001228957 A JP 2001228957A JP 2003042010 A JP2003042010 A JP 2003042010A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
canister
fuel
valve
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001228957A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3669305B2 (ja
Inventor
Akihiro Kono
昭宏 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2001228957A priority Critical patent/JP3669305B2/ja
Priority to US10/163,308 priority patent/US6736116B2/en
Publication of JP2003042010A publication Critical patent/JP2003042010A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3669305B2 publication Critical patent/JP3669305B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M25/00Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture
    • F02M25/08Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture adding fuel vapours drawn from engine fuel reservoir
    • F02M25/0809Judging failure of purge control system
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M25/00Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture
    • F02M25/08Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture adding fuel vapours drawn from engine fuel reservoir
    • F02M25/089Layout of the fuel vapour installation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つの絶対圧センサを用いてパージバルブの
故障を診断する燃料蒸発ガス処理装置を提供する。 【解決手段】 燃料タンク(2)と、前記燃料タンクか
ら蒸発する蒸発燃料を吸着するキャニスタ(3)と、前
記キャニスタへの空気の導入を制御するドレンカットバ
ルブ(11)と、前記キャニスタとキャニスタからの蒸
発燃料が流入する吸気通路との途中に配置されるパージ
バルブ(8)と、前記燃料タンクとキャニスタとを連通
する第1の配管(4)と、前記キャニスタとパージバル
ブとを連通する第2の配管(7a)と、前記パージバル
ブと吸気通路とを連通する第3の配管(7b)と、前記
第1または第2の配管内の絶対圧を検出するセンサ
(9)とからなる燃料蒸気ガス処理装置において、前記
ドレンカットバルブの故障診断に適用する基準圧をパー
ジバルブが閉じた状態で設定する故障診断装置(15)
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料蒸気ガス処理
装置、特に故障診断装置を備えた燃料蒸気ガス処理装置
の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、例えば特開平07−3
17611号公報に記載の燃料蒸気ガス処理装置があ
る。これは、燃料タンクとキャニスタとを連通するエバ
ポ通路の途中に絶対圧センサを設置し、また基準圧とし
て大気圧を測定することで、基準圧とエバポ通路内の圧
力との差圧に基づいて燃料蒸気ガス処理装置内の故障診
断を行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記燃
料蒸気ガス処理装置には絶対圧センサと大気圧センサの
2つのセンサを設置する必要があり、コスト高を招いて
いた。
【0004】大気圧センサを廃止した場合には、内燃機
関の始動によってインテークマニホールド内の負圧によ
って燃料ガス蒸気処理装置内に圧力変動が生じることに
なるが、その際に絶対圧センサが検出する圧力値が正常
値であるのか、またはキャニスタに備えられたドレンカ
ットバルブが閉状態で固着した場合の圧力値であるのか
の判別ができないと言う問題がある。
【0005】また、エンジン始動後に基準圧を計測しよ
うとしても、ドレンカットバルブが閉状態で故障した場
合には前述のようにインテークマニホールド内の負圧に
よってパージ配管内には負圧が生じており、基準圧を設
定することができない。
【0006】そこで本発明の目的は、上記課題を解決す
るドレンカットバルブの故障を診断する燃料蒸気ガス処
理装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、燃料タン
クと、前記燃料タンクから蒸発する蒸発燃料を吸着する
キャニスタと、前記キャニスタへの空気の導入を制御す
るドレンカットバルブと、前記キャニスタとキャニスタ
からの蒸発燃料が流入する吸気通路との途中に配置され
るパージバルブと、前記燃料タンクとキャニスタとを連
通する第1の配管と、前記キャニスタとパージバルブと
を連通する第2の配管と、前記パージバルブと吸気通路
とを連通する第3の配管と、前記第1または第2の配管
内の絶対圧を検出するセンサとからなる燃料蒸気ガス処
理装置において、前記ドレンカットバルブの故障診断に
適用する基準圧を前記パージバルブが閉じた状態で設定
する故障診断装置を備える。
【0008】第2の発明は、第1の発明において、前記
基準圧は、前記吸気通路へのパージ開始直前の前記セン
サが検出する通路内の絶対圧から設定される。
【0009】第3の発明は、第1または第2の発明にお
いて、前記故障診断装置は、前記基準圧とパージ開始後
に前記センサが検出した配管内の絶対圧との差圧を求
め、この差圧から前記ドレンカットバルブの故障を判断
する。
【0010】第4の発明は、第1から3のいずれか一つ
の発明において、前記基準圧が設定された後、所定時間
内に前記差圧が算定される。
【0011】第5の発明は、第4の発明において、吸気
通路へのパージが中断されているとともに、ドレンカッ
トバルブの開状態が所定時間以上の場合に、基準圧を順
次書き換える。
【0012】第6の発明は、第4の発明において、吸気
通路へのパージが中断されているとともに、ドレンカッ
トバルブの開状態が所定時間より短い場合に、基準圧を
維持する。
【0013】
【発明の効果】第1と2の発明では、前記ドレンカット
バルブの故障診断に適用する基準圧を前記パージバルブ
が閉じた状態、つまり前記吸気通路へのパージ開始直前
の前記センサが検出する通路内絶対圧から設定するの
で、大気圧センサを用いることなく基準圧を設定するこ
とが確実かつ正確にできる。
【0014】第3の発明では、基準圧とパージ開始後の
配管内の絶対圧との差圧を求め、この差圧から前記パー
ジバルブの故障を判断することで、パージ経路中に1つ
設置した絶対圧センサのみで、ドレンカットバルブの故
障を診断することができる。
【0015】第4の発明では、前記基準圧が設定された
後、所定時間内に前記差圧が算定されるので、車両の移
動に伴う大気圧の変動に伴う基準圧の変化による故障診
断の誤診断を防止することができる。
【0016】第5の発明では、吸気通路へのパージが中
断されているとともに、ドレンカットバルブの開状態が
所定時間以上の場合に、基準圧を順次書き換えるので、
故障診断の頻度を向上することができる。
【0017】第6の発明では、吸気通路へのパージが中
断されているとともに、ドレンカットバルブの開状態が
所定時間より短い場合に、基準圧を維持するので、。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は燃料蒸発ガス処理装置の構
成を示している。
【0019】燃料蒸発ガス処理装置は、エンジン1の燃
料タンク2内で発生する蒸発燃料を処理するためのもの
であり、燃料吸着剤(活性炭)を内蔵したキャニスタ3
と、キャニスタ3と燃料タンク2をつなぐ第1パージ配
管4と、キャニスタ3とエンジン1のスロットルバルブ
5下流の吸気通路6をつなぐ第2、第3パージ配管7
a、7bとを備える。
【0020】第2、第3パージ配管7a、7bの間に
は、パージ配管7a、7bを開閉するパージバルブ8
と、燃料タンク2とパージバルブ8の間にパージ配管内
の圧力(絶対圧)および後述するように大気圧(絶対
圧)を測定する絶対圧センサ9が設けられる。なお絶対
圧センサ9は第1パージ配管4に設置してもよい。
【0021】キャニスタ3には大気開放口10が備えら
れ、大気開放口10には大気開放口10を閉じるドレン
カットバルブ11が設けられる。
【0022】燃料タンク2内で発生した蒸発燃料は、第
1パージ配管4を介してキャニスタ3に導かれ、燃料成
分だけがキャニスタ3内の活性炭に吸着され、残りの空
気は大気開放口10より外部に放出される。そして、活
性炭に吸着された燃料を処理するには、パージバルブ8
を開き、スロットルバルブ5下流の吸入負圧を利用して
大気開放口10からキャニスタ3内に新気を導入する。
この新気によって活性炭に吸着されていた燃料が離脱
し、新気と共に第2、第3パージ配管7a、7bを介し
てエンジン1の吸気通路6内に導入される。
【0023】絶対圧センサ9が検出した圧力値は、コン
トローラ(故障診断装置)15に出力される。
【0024】コントローラ15は、エンジンの運転条件
を検出する各種センサ(図示しない)、車速センサ1
6、燃料温度センサ17等からのエンジンの回転数、吸
入空気量、スロットル開度、冷却水温、吸入空気温度、
車速、燃料温度および燃料噴射量等に基づき、所定の運
転域(定常走行時等)にパージバルブ8を開くと共に、
パージバルブ8の開度を制御するパージ制御(通常パー
ジ処理)を行う。
【0025】一方、コントローラ15は、エンジンの回
転数、吸入空気量、スロットル開度、冷却水温、吸入空
気温度、車速、燃料温度、燃料噴射量および大気圧(絶
対圧センサ9による)等に基づき、燃料タンク2からパ
ージバルブ8間の系20のリーク診断の許可条件を判定
して、許可の場合にリーク診断を行う。
【0026】コントローラ15には、さらに吸気通路6
内のブースト圧の出力信号、イグニッションスイッチの
オンオフ信号、スタータモータを起動するスタータスイ
ッチのオンオフ信号、バッテリ電圧信号、さらにエンジ
ン回転数信号等が入力される。これらの入力値に基づい
て、ドレンカットバルブ11の故障診断を行う。
【0027】次に図2に示すフローチャートを用いて、
コントローラ15が行うドレンカットバルブ11の故障
診断について説明する。
【0028】コントローラ15で実施される制御は、一
定間隔、例えば10msecごとに行われるものであ
る。
【0029】ステップ101では、ドレンカットバルブ
11の開閉状態を判断する。フラグが1であれば閉状態
であり、0であれば開状態と判断する。初期状態ではフ
ラグは0と設定する。開状態であればステップ102に
進み、閉状態であれば、ステップ103に進む。
【0030】ステップ103でドレンカットバルブ11
が閉じているので故障診断を中止するため、基準圧(大
気圧)としての絶対圧センサ9の電圧VSを維持し、続
くステップ104で、基準圧設定後の時間をカウントす
るタイマの経過時間TSを初期化して制御を終了する。
なお、基準圧に相当する絶対圧センサ9の電圧VSの初
期値は予めコントローラ15に記憶しておく。
【0031】ステップ102ではパージの実施状態を判
断するため、パージバルブ8の開閉状態を判断し、閉じ
ている場合(キャニスタ3から蒸発燃料が吸気通路6に
導入されていないパージカット状態の場合)にステップ
105に進み、基準圧設定後の経過時間TSが0(ゼ
ロ)かどうか判断する。0でない、基準圧設定から時間
が経過している場合にはステップ106で、タイマの経
過時間TSが所定時間TD(150sec)より短いか
どうかを判断し、短い場合にステップ107で絶対圧セ
ンサ9の電圧VSを維持し、基準圧設定後の経過時間T
Sをインクリメントして制御を終了する(ステップ10
8)。このようにパージカット状態が所定時間TDより
短い場合には、基準圧を保持し、その保持時間は車速や
道路勾配によって定められ、例えば、車速150km/
h以上で150secである。経過時間TSが所定時間
TDより短い場合にステップ107で絶対圧センサ9の
電圧VSを維持することで、故障診断の頻度を向上し、
精度を高めることが可能となる。
【0032】ステップ105で基準圧設定後の経過時間
TSが0の場合、ステップ109に進み、基準圧に相当
する電圧VSとして、最新の絶対圧センサ9が検出した
電圧VAを用いる。またステップ106で経過時間TS
が所定時間TD以上経過している場合には、ステップ1
09に進み、基準圧に相当する電圧VSとして、最新の
絶対圧センサ9が検出した電圧VAを用いる。このよう
に経過時間TSが所定時間TDより長い場合には、大気
圧の変化による誤診断を起こす恐れがあり、続くステッ
プ110で経過時間TSを0に保持して制御を終了す
る。
【0033】このようにパージカット状態で、基準圧の
経過時間が条件を満たしていない場合には基準圧VSを
検出した圧力VAに書き換える(ステップS109)こ
とで大気圧変化による誤診断を防止することができる。
【0034】ステップ102でパージバルブ8が開状態
である場合(キャニスタ3から蒸発燃料が吸気通路6に
導入されるパージ状態の場合)には、ステップ111に
進み、経過時間TSが所定時間TD(例えば、150s
ecの時間)より短いかどうかを判断し、経過時間TS
が所定時間TD以上経過している場合には、ステップ1
13に進み、大気圧の変化による誤診断が起こる恐れが
あり、診断を中止し、基準圧に相当する電圧VSを保持
する。続くステップ114で経過時間TSをインクリメ
ントして制御を終了する。パージ状態で、基準圧の経過
時間TSが条件を満たしていない場合、つまり時間が経
過しすぎた場合には、大気圧の変化に伴う誤診断が考え
られるので故障診断を中止し、時間をインクリメントす
るのみとする。
【0035】経過時間TSが所定時間TDより短い場合
に故障診断に進み、ステップ112で絶対圧センサ9の
電圧VSを維持し、基準圧設定後の経過時間TSをイン
クリメントする(ステップ115)。
【0036】続くステップ116では、基準圧に相当す
る電圧VSと絶対圧センサ9が検出した電圧VAとの差
を求め、この電圧差を所定電圧VTと比較する。または
基準圧に相当する電圧VSと絶対圧センサ9が検出した
電圧VAとの差を圧力に換算し、この圧力PQを所定圧
PTと比較してもよい。圧力PQが所定圧PT(例え
ば、−70mmHg程度)より小さいときにはドレンカ
ットバルブ11が正常に開いているとして制御を終了
し、圧力PQが所定圧PT以上のときにはステップ11
7に進んで、ドレンカットバルブ11が閉状態で固着し
ていると判断し、パージバルブ8を閉じるとともに、異
常をドライバー等に警告する。
【0037】図3に示すタイミングチャートは、各構成
の作動状態を時系列に示したものである。
【0038】時刻t0に代表される初期状態について説
明すると、この状態ではまだキャニスタ3から蒸発燃料
は吸気通路6に導入されておらず(パージカット状
態)、つまりパージバルブ8が閉じており、基準圧と判
定圧との差圧も略0となる(正確にはドレンカットバル
ブ11が正常状態(全開状態)であっても、図示したよ
うに−10mmHg程度の差圧は生じるものである)。
なおこの状態では通常、ドレンカットバルブ11は正常
時には開状態(点線で示す)であるが、説明のため、異
常状態、つまり閉状態に固着しているとする(実線で示
す)。
【0039】時刻t1でパージバルブ8が開き(ステッ
プ102)、キャニスタ3から蒸発燃料が吸気通路に導
入される。パージが開始されるとともに、パージ配管内
の圧力が低下し、差圧は徐々に大きくなり、時刻t2ま
でに所定圧PT(例えば、−70mmHg)に達した場
合(ステップ116)、ドレンカットバルブ11が閉状
態に固着した異常状態と判断する(ステップ117)。
異常が判断された場合にはパージバルブ8を閉じてパー
ジを終了する。
【0040】基準圧は時刻t1の直前、つまりパージ開
始直前に検出されることで確実に精度よく基準圧(=大
気圧)を設定することができる。
【0041】時刻t2でパージバルブ8を閉じないと破
線で示すように差圧がさらに大きくなり−500mmH
g程度になる。
【0042】したがって、燃料蒸発ガス処理装置に1つ
の絶対圧センサ9を設けるのみで、大気圧センサを用い
ることなく、ドレンカットバルブ11の故障診断を行う
ことができ、大気圧センサを廃し、コストダウンを図る
ことができる。
【0043】また、基準圧を設定後、所定圧に達するま
での所定時間TDを設定したことで、車両の移動等に伴
う基準圧(大気圧)変化による差圧の変化を抑制し、誤
診断を防止することができる、次にドレンカットバルブ
11の異常診断後に行われる燃料タンク2からパージバ
ルブ8までの経路中のリーク診断について説明する。
【0044】このコントローラ15のリーク診断の制御
内容を図4〜図6のフローチャートに基づいて説明す
る。
【0045】図4のように、ステップ1にて、リーク診
断の許可条件が成立しているかどうかを見る。これは、
パージバルブ8を閉じる所定の運転域にあり、冷却水
温、吸入空気温度、燃料温度、大気圧等が所定範囲にあ
り、かつその他の診断において異常がないときに、許可
条件成立とする。
【0046】リーク診断の許可条件が成立した場合、ス
テップ2に進み、リーク診断前の大気圧1を測定する診
断前大気圧計測処理を行う。
【0047】診断前大気圧計測処理は、図5のように、
ステップ21にてドレンカットバルブ11が開状態にあ
るか否か、ステップ22にてパージバルブ8が閉状態に
あるか否かを見る。
【0048】ドレンカットバルブ11が開状態にあり、
パージバルブ8が閉状態にあれば、ステップ23にてそ
のときの絶対圧センサ9の出力値を大気圧として読み込
む。
【0049】即ち、パージ制御を行なっているときは、
ドレンカットバルブ11は開状態にあり、運転条件等に
応じてパージバルブ8の開度操作を行うため、絶対圧セ
ンサ9が配置されている配管7内の圧力は導入されるエ
ンジンの吸入負圧によって負圧になっているが、この状
態からパージバルブ8を閉じると、エンジンの吸入負圧
が遮断されて配管7内は大気圧となり、これによって絶
対圧センサ9によりリーク診断前の大気圧1が検出され
る。
【0050】次に、ステップ3に進み、ドレンカットバ
ルブ11を閉じて、パージバルブ8を開いてエンジンの
吸入負圧によって系20内の圧力を所定負圧に減圧(プ
ルダウン)する減圧処理を行う。
【0051】この減圧処理を終えると、ステップ4に進
み、パージバルブ8を閉じて系20を閉塞して、絶対圧
センサ9により系20内の圧力変化を検出するリークダ
ウン処理(リーク診断)を行う。
【0052】このリーク診断では、系20内の圧力が一
定時間でどの程度増加するかを測定する。
【0053】このリーク診断を終えると、ステップ5か
らステップ6に進み、ドレンカットバルブ11を開状態
にして、リーク診断後の大気圧2を測定する診断後大気
圧計測処理を行う。
【0054】診断後大気圧計測処理は、図6のように、
ステップ31にてパージバルブ8が閉状態にあるか否
か、ステップ32にてドレンカットバルブ11が開状態
にあるか否かを見る。
【0055】パージバルブ8が閉状態にないあるいはド
レンカットバルブ11が開状態にない場合は、ステップ
34にて時間を計測するタイマをクリアする。
【0056】パージバルブ8が閉状態にあり、ドレンカ
ットバルブ11が開状態にあれば、ステップ33にてこ
の状態を継続している時間をタイマによりカウントし
て、ステップ35に進む。
【0057】ステップ35では、タイマにより所定時間
をカウントすると、つまりパージバルブ8が閉、ドレン
カットバルブ11が開の状態のまま所定時間経過する
と、ステップ36にてそのときの絶対圧センサ9の出力
値を大気圧として読み込む。
【0058】即ち、リーク診断後、ドレンカットバルブ
11を開くことで、絶対圧センサ9が配置されている配
管7内に大気が流入し、パージバルブ8が閉、ドレンカ
ットバルブ11が開の状態を所定時間継続すると、配管
7内が大気圧となり、これによって絶対圧センサ9によ
りリーク診断後の大気圧2が検出される。
【0059】次に、ステップ7に進み、リーク診断前の
大気圧1とリーク診断後の大気圧2との差から大気圧の
変化を演算する。
【0060】そして、ステップ8では大気圧の変化を所
定のしきい値と比較して、大気圧の変化がしきい値以下
であれば、ステップ9にてリーク判定を行う。
【0061】リーク判定では、ステップ4で測定したデ
ータ(系20内の圧力の一定時間における増加度)を所
定値と比較して、所定値以下のときは正常、所定値を超
えたときは異常と判定する。
【0062】一方、大気圧の変化がしきい値を超えたと
きは、ステップ10にてリーク判定を禁止つまりステッ
プ4で測定したデータをキャンセルする。
【0063】図7、図8に、このリーク診断制御のタイ
ミングチャートを示す。図7は、大気圧の変化がないと
きのもので、リーク診断にて、リークが無い場合は系2
0内(燃料タンク2内)の圧力は変わらないが、系20
内の圧力の一定時間における増加度が所定値を超えた場
合、異常(リーク有り)と判定する。図8は、リーク診
断の前後に大気圧が変化したときのもので、大気圧の変
化が所定値を超えた場合、リーク判定を禁止する。
【0064】このように、系20に1つの絶対圧センサ
9を配置して、系20内の圧力状態と大気圧とを検出す
ることができるのであり、複数の圧力センサを備えずに
すみ、コストを低減できる。
【0065】また、ドレンカットバルブ11が開、パー
ジバルブ8が閉の状態のときに大気圧を検出するので、
大気圧を精度良く検出できると共に、1つの絶対圧セン
サ9で系20内の圧力状態と大気圧とを検出する構成に
よって、診断装置の構造が複雑になることはなく、コス
トを一層低減できる。
【0066】一方、リーク診断制御において、リーク診
断の前後に、絶対圧センサ9により大気圧を検出して、
大気圧の変化が所定値を超えた場合、リーク判定を禁止
するので、大気圧の変化を確実に検出でき、リーク診断
を誤診断することを防止できる。
【0067】リーク診断を開始した後、例えば車両の登
坂走行等によって大気圧が下降した場合、図8のように
系20内の圧力と大気圧との相対圧が小さくなるため、
リークが有っても、系20内の圧力の増加度は小さくな
ってしまうが、大気圧が所定値を超えて変化た場合、リ
ーク判定を禁止するので、誤診断を防止できる。
【0068】また、リーク診断を終えた場合、パージバ
ルブ8を閉状態のままドレンカットバルブ11を開いた
直後は、系20内に負圧が残っているが、ドレンカット
バルブ11を開いて所定時間経過したときに、リーク診
断後の大気圧を検出するため、大気圧の変化を一層確実
に検出できる。
【0069】なお、リーク診断に入る前は、パージバル
ブ8を閉じて所定時間経過したときに、リーク診断前の
大気圧を検出するようにできる。
【0070】図9は本発明の第3の実施の形態を示す。
これは、絶対圧センサ9により大気圧を検出する代わり
に、車速と、道路の勾配とにより、大気圧の変化を推定
するものである。
【0071】リーク診断の許可条件が成立すると、スタ
ートする。
【0072】ステップ41では、車速を読み込む。
【0073】ステップ42では、道路の勾配を推定す
る。これは、予め記憶した平地走行でのエンジン回転数
とエンジン負荷(スロットル開度等)の状態に対して、
現在のエンジン回転数とエンジン負荷(スロットル開度
等)の状態を比較し、その大小およびその差で勾配を推
定する。
【0074】ステップ43では、車速に勾配推定値を掛
けて時間当たりの高度変化率を求める。登り坂のときは
勾配推定値、高度変化率は正、降り坂のときは勾配推定
値、高度変化率は負とする。
【0075】ステップ44では、高度変化率を演算タイ
ミング毎に積算して、高度変化を得る。
【0076】ステップ45では、高度変化に大気圧変化
係数を乗じることで、大気圧変化を得る。大気圧変化係
数は、例えば高度変化100m当たり、9mmHgとす
ればよい。
【0077】ステップ46以降では、その大気圧変化に
基づき、リーク診断のリーク判定、判定禁止を行う。
【0078】このようにすれば、リーク診断前後の大気
圧の変化の監視結果を待つ必要がなく、リアルタイムに
リーク診断のキャンセルを行える。
【0079】図10は本発明の第4の実施の形態を示
す。これは、リーク診断中の系20内の圧力と、大気圧
との差が、燃料タンク2のフィラーキャップ12に設け
ているリリーフ弁(図示しない)の開弁圧以上の場合、
リーク判定を禁止するものである。
【0080】ステップ51では、リークダウン処理(リ
ーク診断)開始の判定を行なう。
【0081】リークダウン処理を開始すると、ステップ
52でリークダウン処理中の絶対圧センサ9による系2
0内の圧力の最小値をリークダウン中圧力として、メモ
リにストアする。
【0082】リークダウン処理を終了すると、ステップ
53からステップ54に進み、ドレンカットバルブ11
を開状態にして、絶対圧センサ9によるリーク診断後の
大気圧をメモリにストアする。
【0083】ステップ55では、リーク診断後の大気圧
とリークダウン中圧力との差(リークダウン中相対圧)
を求める。
【0084】そして、ステップ56では、リークダウン
中相対圧を燃料タンク2のフィラーキャップ12に設け
ているリリーフ弁の開弁圧(しきい値)と比較して、リ
ークダウン中相対圧がその開弁圧よりも小さければ、ス
テップ57にてリーク判定を行う。
【0085】一方、リークダウン中相対圧がその開弁圧
以上であれば、ステップ58にてリーク判定を禁止す
る。
【0086】図11に、このリーク診断制御のタイミン
グチャートを示す。
【0087】リーク診断を開始した後、例えば車両の降
坂走行等によって大気圧が上昇した場合、系20内の圧
力と大気圧との相対圧が大きくなると、リークが無くて
も、フィラーキャップ12のリリーフ弁が作動して系2
0内に大気が流入して、系20内の圧力が増加する可能
性があるが、この場合、系20内の圧力と、大気圧との
差が、フィラーキャップ12のリリーフ弁の開弁圧以上
の場合、リーク判定を禁止するので、フィラーキャップ
12のリリーフ弁の作動に起因する誤診断を防止でき
る。
【0088】図12は本発明の第5の実施の形態を示
す。これは、リーク診断開始時とリーク診断終了時に系
20内の圧力を測定して、これらの圧力と、大気圧との
差が、燃料タンク2のフィラーキャップ12のリリーフ
弁の開弁圧以上の場合、リーク判定を禁止するものであ
る。
【0089】ステップ61では、リークダウン処理(リ
ーク診断)開始の判定を行なう。
【0090】リークダウン処理を開始すると、ステップ
62で絶対圧センサ9による系20内の圧力をリークダ
ウン開始圧として、メモリにストアする。
【0091】ステップ63では、リークダウン時間を計
測する。
【0092】リークダウン時間が経過すると、ステップ
64で絶対圧センサ9による系20内の圧力をリークダ
ウン終了圧として、メモリにストアする。
【0093】リークダウン処理を終了すると、ステップ
65からステップ66に進み、ドレンカットバルブ11
を開状態にして、絶対圧センサ9によるリーク診断後の
大気圧をメモリにストアする。
【0094】ステップ67では、リーク診断後の大気圧
とリークダウン開始圧との差(リークダウン開始時相対
圧)を求め、ステップ68では、リーク診断後の大気圧
とリークダウン終了圧との差(リークダウン終了時相対
圧)を求める。
【0095】そして、ステップ69、70では、リーク
ダウン開始時相対圧、リークダウン終了時相対圧を燃料
タンク2のフィラーキャップ12のリリーフ弁の開弁圧
(しきい値)と比較して、いずれもその開弁圧よりも小
さければ、ステップ71にてリーク判定を行う。
【0096】一方、リークダウン開始時相対圧、リーク
ダウン終了時相対圧のいずれかがその開弁圧以上であれ
ば、ステップ72にてリーク判定を禁止する。
【0097】このようにすれば、前記第4の実施の形態
のように系20内の圧力の最小値を検出する場合に比べ
て、圧力の測定を容易に行える。なお、リークダウン開
始圧のみ検出して、用いるようにしても良い。
【0098】本発明は、上記した実施形態に限定される
ものではなく、本発明の技術的思想の範囲内でさまざま
な変更がなしうることは明白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】燃料蒸発ガス処理装置の構成図である。
【図2】同じくパージバルブの故障を判定するための制
御フローチャートである。
【図3】同じく本発明の各構成の作動状態を示すタイミ
ングチャートである。
【図4】第2の実施の形態の制御フローチャートであ
る。
【図5】第2の実施の形態の制御フローチャートであ
る。
【図6】第2の実施の形態の制御フローチャートであ
る。
【図7】同じくリーク診断制御のタイミングチャートで
ある。
【図8】同じくリーク診断制御のタイミングチャートで
ある。
【図9】第3の実施の形態の制御フローチャートであ
る。
【図10】第4の実施の形態の制御フローチャートであ
る。
【図11】同じくリーク診断制御のタイミングチャート
である。
【図12】第5の実施の形態の制御フローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 エンジン 2 燃料タンク 3 キャニスタ 4 配管 6 吸気通路 7 配管 8 パージバルブ 9 絶対圧センサ 10 大気開放口 11 ドレンカットバルブ 15 コントローラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料タンクと、 前記燃料タンクから蒸発する蒸発燃料を吸着するキャニ
    スタと、 前記キャニスタへの空気の導入を制御するドレンカット
    バルブと、 前記キャニスタとキャニスタからの蒸発燃料が流入する
    吸気通路との途中に配置されるパージバルブと、 前記燃料タンクとキャニスタとを連通する第1の配管
    と、 前記キャニスタとパージバルブとを連通する第2の配管
    と、 前記パージバルブと吸気通路とを連通する第3の配管
    と、 前記第1または第2の配管内の絶対圧を検出するセンサ
    とからなる燃料蒸気ガス処理装置において、 前記ドレンカットバルブの故障診断に適用する基準圧を
    前記パージバルブが閉じた状態で設定する故障診断装置
    を備えたことを特徴とする燃料蒸気ガス処理装置。
  2. 【請求項2】前記基準圧は、前記吸気通路へのパージ開
    始直前の前記センサが検出する通路内の絶対圧から設定
    されることを特徴とする請求項1に記載の燃料蒸気ガス
    処理装置。
  3. 【請求項3】前記故障診断装置は、前記基準圧とパージ
    開始後に前記センサが検出した配管内の絶対圧との差圧
    を求め、この差圧から前記ドレンカットバルブの故障を
    判断することを特徴とする請求項1または2に記載の燃
    料蒸気ガス処理装置。
  4. 【請求項4】前記基準圧が設定された後、所定時間内に
    前記差圧が算定されることを特徴とする請求項1から3
    のいずれか一つに記載の燃料蒸気ガス処理装置。
  5. 【請求項5】吸気通路へのパージが中断されているとと
    もに、ドレンカットバルブの開状態が所定時間以上の場
    合に、基準圧を順次書き換えることを特徴とする請求項
    4に記載の燃料蒸気ガス処理装置。
  6. 【請求項6】吸気通路へのパージが中断されているとと
    もに、ドレンカットバルブの開状態が所定時間より短い
    場合に、基準圧を維持することを特徴とする請求項4に
    記載の燃料蒸気ガス処理装置。
JP2001228957A 2001-07-30 2001-07-30 燃料蒸気ガス処理装置 Expired - Lifetime JP3669305B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001228957A JP3669305B2 (ja) 2001-07-30 2001-07-30 燃料蒸気ガス処理装置
US10/163,308 US6736116B2 (en) 2001-07-30 2002-06-07 Fuel vapor treatment system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001228957A JP3669305B2 (ja) 2001-07-30 2001-07-30 燃料蒸気ガス処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003042010A true JP2003042010A (ja) 2003-02-13
JP3669305B2 JP3669305B2 (ja) 2005-07-06

Family

ID=19061378

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001228957A Expired - Lifetime JP3669305B2 (ja) 2001-07-30 2001-07-30 燃料蒸気ガス処理装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6736116B2 (ja)
JP (1) JP3669305B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014088830A (ja) * 2012-10-30 2014-05-15 Honda Motor Co Ltd 蒸発燃料処理装置

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4319794B2 (ja) * 2001-07-19 2009-08-26 日産自動車株式会社 燃料蒸発ガス処理装置の故障診断装置
JP4161819B2 (ja) * 2003-06-27 2008-10-08 トヨタ自動車株式会社 蒸発燃料処理装置
JP4419740B2 (ja) * 2004-07-23 2010-02-24 トヨタ自動車株式会社 インタンクキャニスタシステムの故障診断装置及び故障診断方法
US8122758B2 (en) * 2008-02-21 2012-02-28 GM Global Technology Operations LLC Purge valve leak diagnostic systems and methods
US8483934B2 (en) 2010-07-19 2013-07-09 Ford Global Technologies, Llc Method for purging fuel vapors
JP5238007B2 (ja) * 2010-10-25 2013-07-17 本田技研工業株式会社 蒸発燃料処理装置
DE102011017051B4 (de) * 2011-04-11 2016-12-22 Phoenix Contact Gmbh & Co. Kg Überwachungseinrichtung für ein isoliert aufgebautes Netz einer Photovoltaikanlage, eine Photovoltaikanlage mit einer solchen Überwachungseinrichtung sowie ein Verfahren zum sicheren Betrieb einer Photovoltaikanlage
US9222446B2 (en) * 2011-08-11 2015-12-29 GM Global Technology Operations LLC Fuel storage system for a vehicle
US9683523B2 (en) * 2013-10-14 2017-06-20 Continental Automotive Systems, Inc. On-board diagnostic check for evap latching valves
JP6642354B2 (ja) * 2016-09-16 2020-02-05 株式会社デンソー 蒸発燃料処理装置
US10550799B2 (en) * 2017-06-13 2020-02-04 Fca Us Llc Throttled purge system
DE102018112487A1 (de) * 2018-05-24 2019-11-28 Volkswagen Aktiengesellschaft Verfahren zum Betreiben eines Antriebssystems eines Kraftfahrzeugs, Antriebssystem und Kraftfahrzeug
US11719197B2 (en) * 2019-07-30 2023-08-08 Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha Fuel tank system
JP7248191B2 (ja) * 2020-02-18 2023-03-29 日産自動車株式会社 蒸発燃料処理装置の故障診断方法および故障診断装置
CN112031946B (zh) * 2020-09-08 2023-04-07 广州汽车集团股份有限公司 燃油蒸发***故障诊断方法
US11698036B2 (en) * 2021-07-28 2023-07-11 Ford Global Technologies, Llc Method and system for operating a refueling valve

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4321694A1 (de) * 1993-06-30 1995-01-12 Bosch Gmbh Robert Verfahren zur Tankentlüftung
JPH07317611A (ja) 1994-05-24 1995-12-05 Hitachi Ltd エバポシステムの診断装置
JPH0932658A (ja) 1995-07-14 1997-02-04 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関のエバポパージ装置における機能診断装置
JP3339547B2 (ja) 1996-07-19 2002-10-28 トヨタ自動車株式会社 エバポパージシステムの故障診断装置
JPH11303693A (ja) 1998-04-17 1999-11-02 Nissan Motor Co Ltd 蒸発燃料処理装置の診断装置
JP3707522B2 (ja) * 1998-08-21 2005-10-19 日産自動車株式会社 蒸発燃料処理装置の診断装置
JP2001041111A (ja) * 1999-07-26 2001-02-13 Honda Motor Co Ltd 内燃機関の蒸発燃料放出防止装置
JP2001107776A (ja) 1999-10-12 2001-04-17 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の燃料噴射制御システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014088830A (ja) * 2012-10-30 2014-05-15 Honda Motor Co Ltd 蒸発燃料処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20030029226A1 (en) 2003-02-13
US6736116B2 (en) 2004-05-18
JP3669305B2 (ja) 2005-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5245973A (en) Failure detection device for evaporative fuel purge system
EP1059434B1 (en) A fault diagnostic apparatus for evaporated fuel purging system
JP3669305B2 (ja) 燃料蒸気ガス処理装置
JP3253994B2 (ja) タンク通気装置とその気密性を検査する方法
JPH0932658A (ja) 内燃機関のエバポパージ装置における機能診断装置
JP2007218122A (ja) 漏れ診断装置
JP4319794B2 (ja) 燃料蒸発ガス処理装置の故障診断装置
JPH08261073A (ja) エバポパージシステムの故障診断装置
KR100756861B1 (ko) 캐니스터 퍼지 밸브의 완전 열림 고착 진단 방법
US7594427B2 (en) Rate-based monitoring for an engine system
JP3844706B2 (ja) 燃料蒸気ガス処理装置
JP3277774B2 (ja) 内燃機関の蒸発燃料蒸散防止装置の故障診断装置及び燃料給油中検出装置
US7168303B2 (en) Diagnostic apparatus for evaporative emission control system
JP4552356B2 (ja) 蒸発燃料処理装置の故障診断装置
US6830040B1 (en) Evaporative fuel control system of internal combustion engine
JP4310836B2 (ja) 蒸発燃料処理系圧力検出手段の故障診断装置
JP2007009849A (ja) 車両の給油検出装置
JPH0681727A (ja) エバポパージシステムの故障診断装置
JP3800717B2 (ja) 蒸発燃料供給系の故障診断装置
JP3983523B2 (ja) エンジンの蒸発燃料パージ系診断装置
JP3541699B2 (ja) エバポパージシステムの故障診断装置
JP4424074B2 (ja) 蒸発燃料処理装置の故障検出装置
JPH05180098A (ja) 車両の蒸発燃料制御システムの診断装置
JP2003222057A (ja) 蒸発燃料処理装置の故障診断装置
JP2004245112A (ja) 内燃機関の蒸発燃料制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040824

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050125

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050224

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20050302

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050322

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050404

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3669305

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090422

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090422

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100422

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110422

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120422

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130422

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130422

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140422

Year of fee payment: 9

EXPY Cancellation because of completion of term