JP2003040194A - 水中狭隘部移動システム - Google Patents

水中狭隘部移動システム

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JP2003040194A JP2001231508A JP2001231508A JP2003040194A JP 2003040194 A JP2003040194 A JP 2003040194A JP 2001231508 A JP2001231508 A JP 2001231508A JP 2001231508 A JP2001231508 A JP 2001231508A JP 2003040194 A JP2003040194 A JP 2003040194A
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裕 戸賀沢
Mitsuaki Shimamura
村 光 明 島
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村 元比古 木
Kenji Kurihara
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水中を遊泳移動して、炉内移動装置を搬送で
きる装置と、三次元遊泳移動機能と炉内構造物に吸着し
ながら壁面上の任意方向へ移動する壁面移動機能を持
ち、精密な移動制御、位置決めが可能である水が満たさ
れた装置内の移動装置を提供すること。 【解決手段】 水が満たされた装置内を監視するための
カメラ175および作業機器を搭載し、推進機構または
車輪により前記装置内を移動し得る狭隘部移動装置10
0と、前記狭隘部移動装置を出入りさせる開口部および
前記狭隘部移動装置を保持する保持手段26を持った内
部空間を有し、前記狭隘部移動装置を出入り可能に収納
して該狭隘部移動装置に対する支援動作を行う支援装置
であって、水中移動手段16,17を有し、この水中移
動手段によって前記原子炉内を移動しうる支援装置9と
を備え、所要時に前記支援装置における前記保持手段に
よる保持を解除し、前記開口部を介して前記狭隘部移動
装置を発進させるようにした水中狭隘部移動システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水が満たされた装
置内の点検、検査、予防保全および補修を行うための装
置に係り、とくに装置内外の狭隘な箇所へ各種の装置や
治工具の搬送、位置決め、保持および移動を行うための
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば原子炉、とくに沸騰水型原子炉の
炉内構造物は、高温高圧環境下において十分な耐久性お
よび高温での強度を有する材料、例えばオーステナイト
・ステンレス鋼またはニッケル基合金によって構成され
ている。
【0003】この炉内構造物のうち、交換困難な部材に
ついては、これらの部材が長期に及ぶプラントの運転に
よって厳しい環境に曝され、また、中性子照射の影響も
あることから、材料劣化の問題が懸念される。特に、炉
内構造物の溶接部近傍は、溶接入熱による材料の鋭敏化
および引張り残留応力の影響で潜在的な応力腐食割れの
危険性がある。
【0004】炉心支持構造物であるシュラウド・サポー
トも同様の懸念があり、特に炉底部にあるシュラウド・
サポートにおけるバッフルプレート下の部位(シュラウ
ド・サポートレグ)、およびアニュラス部のジェットポ
ンプ・アダプタ近傍を検査、補修、保全する必要があ
る。
【0005】従来、原子炉圧力容器や炉内構造物各部の
点検、検査、補修を行うために、各種装置や治工具を搭
載して遊泳移動するか、または壁面に吸着しながら移動
する装置が開発されている。すなわち、これらの装置に
より各種装置や治工具を搬送し、対象への位置を決め、
その位置を保持するとともに微小な位置移動を行うもの
である。
【0006】上述した炉下部のシュラウド・サポートレ
グやアニュラス部のジェットポンプ・アダプタ近傍とい
った狭隘な空間での点検、検査、補修などを行うために
は、構成面で各種装置や治工具を搭載する移動装置を薄
く小型にすることが必要であるし、また機能面で遊泳移
動と対象壁面に接触しながら移動する壁面移動とが必要
である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】遊泳移動は3次元運動
であるから最低3つのスラスタが、また壁面移動は2次
元運動であるから最低2つの駆動源が必要となる。ただ
し、駆動源が多数になると移動装置の薄型化や小型化に
支障を来たし、またケーブルが多芯とか複数本になる
と、移動時の負荷が大きくなるので移動性能が低下し、
装置の信頼性も低下する等の不具合が生じる。
【0008】そして、移動装置を薄く小型にしても、炉
底部を点検、検査、補修するためには、事前準備とし
て、炉心側からのアクセスでは、制御棒案内管の取り外
し、またアニュラス部側からのアクセスでは、ジェット
ポンプのインレットミキサの取り外しといった作業が必
要となり、多大な時間を要する。
【0009】本発明は上述の点を考慮してなされたもの
で、壁面上の任意の位置へ移動する移動機能を持つ狭隘
部移動装置をそなえた水中狭隘部移動システムを提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明では、請求項1ないし9記載の各発明を提供するも
のである。
【0011】請求項1記載の発明は、作業機器を搭載
し、水が満たされた狭隘内を移動し得る狭隘部移動装置
と、前記狭隘部移動装置を出入りさせる開口部および前
記狭隘部移動装置を保持する保持手段を有し、前記狭隘
部移動装置に対する支援動作を行いつつ移動しうる支援
装置とを備え、所要時に前記支援装置における前記保持
手段による保持を解除し、前記開口部を介して前記狭隘
部移動装置を出入りさせるようにしたことを特徴とする
水中狭隘部移動システム、を提供する。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の水
中狭隘部移動システムにおける前記狭隘部移動装置が、
遊泳機能を持つ推進機構を設けた水中狭隘部移動システ
ム、を提供する。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1記載の水
中狭隘部移動システムにおける前記支援装置が、前記狭
隘部移動装置を監視する監視カメラと、この監視カメラ
の視野を照明する照明器具とをそなえた水中狭隘部移動
システム、を提供する。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1記載の水
中狭隘部移動システムにおける前記支援装置が、前記狭
隘部移動装置に結合されたケーブルの繰り出し、巻取り
を行うケーブル巻取り機を有する水中狭隘部移動システ
ム、を提供する。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項1記載の水
中狭隘部移動システムにおける前記支援装置が、前記監
視カメラを出し入れするためのケーブルの繰り出し、巻
取りを行うケーブル巻取り機を有する水中狭隘部移動シ
ステム、を提供する。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項1記載の水
中狭隘部移動システムにおける前記支援装置が、水中で
のバランスを取るためのフロートを有する水中狭隘部移
動システム、を提供する。
【0017】請求項7記載の発明は、請求項1記載の水
中狭隘部移動システムにおける前記狭隘部移動装置が、
上下または左右移動用のスラスタと、水平移動用のスラ
スタと、構造物に接触しながら移動するための移動車輪
と、前記移動車輪による移動方向を変更、調整する変更
手段と、浮力を持つフロートとを備え、点検、検査およ
び補修を行う各種装置や治工具を搬送し位置決めする水
中狭隘部移動システム、を提供する。
【0018】請求項8記載の発明は、水が満たされた装
置内を遊泳移動または炉内構造物に接触しながら移動す
る水中狭隘部移動システムにおいて、第1の駆動源で回
転駆動される上下移動用のスラスタおよび移動車輪と、
第2の駆動源で回転駆動される水平移動用のスラスタお
よび移動車輪と、浮力を持つフロートとを備え、点検、
検査および補修を行う各種装置や治工具を搬送し位置決
めする水中狭隘部移動システム、を提供する。
【0019】請求項9記載の発明は、請求項8記載の水
中狭隘部移動システムにおける前記上下移動用および水
平移動用の移動車輪が、円柱形状をした部材の表面にブ
ラシがらせん状に植え込まれて構成されており、このブ
ラシのらせんの向きが異なる一組の車輪を互いに反対方
向に回転させることで、前記移動車輪の回転軸と平行に
駆動力を発生させるようにした水中狭隘部移動システ
ム、を提供する。
【0020】
【発明の実態の形態】以下、本発明の実施例につき、図
面を参照して説明する。
【0021】まず、図1および図2により本発明による
水中狭隘部移動システムの作業対象箇所およびその近傍
の構造物について説明する。図1は、沸騰水型原子炉の
下部の横断面を示しており、ドーナツ状の原子炉圧力容
器1とシュラウド胴3とがある。シュラウド胴3の内部
には、炉内構造物を支えるための炉心支持板2が設置さ
れている。原子炉圧力容器1とシュラウド胴3との間に
は、バッフルプレート4が溶接され、その上には、ジェ
ットポンプ(図2)のディフューザ6bがそれぞれ周方
向に複数設置されている。また、バッフルプレート4に
は、原子炉圧力容器1の直径方向上にある2箇所に、ア
クセスホール5a,5bが設けられている。
【0022】図2は、沸騰水型原子炉の炉心の縦断面図
を示しており、図1で示したように、原子炉圧力容器1
とシュラウド胴2との間に、ジェットポンプ6が図示の
ように設置されている。このジェットポンプ6は、大き
く分けてインレットミキサ6aとディフューザ6bとで
構成されている。また、原子炉圧力容器1の下部には、
シュラウド・サポート7を支えるためのシュラウド・サ
ポートレグ8が溶接されている。
【0023】この図2に示すように、狭隘部移動装置1
00を搭載した支援装置9は、電源ケーブル10および
信号ケーブル11を伴い、原子炉圧力容器1の上方から
遊泳移動しながらジェットポンプ6のインレットミキサ
6aおよびディフューザ6bの横を通過して、バッフル
プレート4に設けられたアクセスホール5a,5bの何
れかに着座することができる。その後、狭隘部移動装置
100を、支援装置9の下部から炉底部に送り出すこと
ができる。すなわち支援装置9は、狭隘部移動装置10
0の搬送装置である。
【0024】図3は、本発明の水中狭隘部移動システム
の全体的構成の一例を示している。同図に示すように、
狭隘部移動装置100、およびこの狭隘部移動装置10
0を内部に収納し移動する支援装置9を主たる構成要素
とするものである。なお、支援装置9はケーブル10,
11により制御統括システム12に接続されている。
【0025】狭隘部移動装置100および支援装置9
は、制御統括システム12の制御装置13および操作ボ
ックス14により、作業員がモニター15を見ながら遠
隔操作して移動させることができる。支援装置9は、4
角の箱型状に形成され、上下移動用スラスタ16a,1
6bと、水平移動用スラスタ17a,17bとにより、
水中を遊泳移動することができる。
【0026】図4は、本発明の第1の実施例における支
援装置9の構成を示した正断面図である。この図4に示
すように、支援装置9は、水中を遊泳移動するために、
上下スラスタ16a,16bを駆動する駆動モータ18
a,18bと、水平スラスタ17a(図示せず),17
bを駆動する駆動モータ19bとを有する。
【0027】そして、上下移動は、上下スラスタ16
a,16bに直結された上下駆動モータ18a,18b
を回転することにより行う。また水平移動は、水平駆動
モータ19a(図示せず),19bに接続されたギア2
0a,20b、プーリ21a,タイミングベルト22を
介してプーリ21bを回転させ、水平スラスト17a,
17bを駆動することにより行う。以上の4つのスラス
タで、炉内を自由に遊泳移動をすることができる。
【0028】支援装置9の底部には、狭隘部移動装置1
00を収納する内部空間があり、この内部空間の上に
は、狭隘部移動装置100に結合されたケーブルの繰り
出し、巻取りを行うためのケーブル巻取り装置23が配
設されている。このケーブル巻取り装置23の駆動手段
は、駆動モータ24、およびこの駆動モータ24の駆動
軸に固定される溝付きプーリ25によって構成されてい
る。
【0029】この溝付きプーリ25は、図示しない他の
溝付きプーリと対をなしており、これらの溝付きプーリ
で軽く押さえつつケーブルの繰り出し、巻取りを行う。
また、駆動モータ24が万一故障した場合でも、原子炉
圧力容器1の上部からケーブルを引き上げて、狭隘部移
動装置100を支援装置9内に回収することができる。
【0030】そして、支援装置9には、開口部を介して
内部空間に回収した狭隘部移動装置100を保持する手
段として、蝶番式扉26a,26bが配設されている。
この蝶番式扉26a,26bは、エアシリンダ27a,
27bを駆動することにより開閉される。このエアシリ
ンダ27a,27bの駆動は、エアホース(図示せず)
を通して制御装置13からエアを供給することにより行
うことができる。
【0031】さらに、支援装置9には、カメラ駆動装置
28、監視カメラ29および水中ライト30が設けられ
ており、狭隘部移動装置100の状態を制御統括システ
ム12のモニター15で確認することができる。
【0032】また、支援装置9内の上部には、支援装置
9の水中バランスを維持するために、フロート31a,
31bが配設されている。そして、支援装置9の外部に
支援装置9をバッフルプレート4のアクセスホール5
a,5bに位置決めするための位置決め手段として、位
置決めガイド32a,32bがそれぞれ設けられてい
る。
【0033】図5は、支援装置9内における監視装置の
構成を示す側面図である。監視装置は、カメラ駆動装置
28および監視カメラ29で構成されている。カメラ駆
動装置28は、駆動手段として、駆動モータ33と、こ
の駆動モータ33の駆動軸に固定される溝付きプーリ3
4とを有し、この溝付きプーリ34は、図示しない他の
溝付きプーリと対をなしており、これらの溝付きプーリ
で緩やかに押さえつつケーブルの繰り出し、巻取りを行
う。
【0034】このカメラ駆動装置28は、狭隘部移動装
置100が、支援装置9から炉底部に繰り出された時
に、監視カメラ29を支援装置9から炉底部に繰り出し
て、狭隘部移動装置100の状態を監視できるように構
成されている。
【0035】図6は、本発明の支援装置9におけるフロ
ートの内部構成を示している。この図6は、フロート3
1aの縦断面図で、フロート31aには、操作ボックス
14における制御装置13のケーブル11を取付けるた
めの水中用コネクタ35と、支援装置9内部の各モータ
ケーブルを取付けるための水中用コネクタ36a,36
b,36c,36dとが設けられている。フロート31
aの内部には、水中用コネクタ35、水中用コネクタ3
6a,36b,36c,36dに接続されるケーブル3
8a,38bおよび中継端子板37が設けられている。
【0036】本実施例では、中継端子板37をフロート
31a内に取付けたことにより、制御統括システム12
の制御装置13からのケーブル10,11の本数を削減
できる。よって、ケーブル10,11による支援装置9
の移動時に与える負荷を軽減することができる。
【0037】このように第1の実施例によれば、支援装
置9が、狭隘部移動装置を搭載して水中を自由に遊泳移
動できるため、事前準備であるジェットポンプのインレ
ットミキサの取り外しをせずに、作業を効率的に行うこ
とができる。
【0038】次に、本発明の第2の実施例を図7に基づ
き説明する。
【0039】まず、狭隘部移動装置100の具体的な構
成について説明する。図7(a),(b)は、本願の第
2の実施例における狭隘部移動装置100(以下、単に
移動装置100という。)の構成、形状を示す正面図、
および一部側断面図である。この図7において、移動装
置100は薄型に構成されており、筐体125内に各構
成部材が配置されている。移動装置100の本体上部に
は、それぞれ上下スラスタ用モータ101a,101b
により駆動される上下移動用スラスタ102a,102
bが配置されている。また移動装置100の本体下部に
は、水平スラスタ用モータ103a,103bが配置さ
れ、傘歯車とタイミングベルト104a,104bとを
介して水平移動用スラスタ105a,105bを駆動す
る。
【0040】そして移動装置100の本体中央には、車
輪駆動モータ106a,106bと、これらのモータ1
06a,106bにより平歯車107a,107bを介
して回転駆動される移動車輪108a,108bとが回
転盤109a,109b上に設けられている。各回転盤
109a,109bは、筐体125に対して回転可能に
配置されており、各回転盤109a,109bは、ステ
アリングモータ110により、中間歯車111a,11
1bを介して同じ方向に回転駆動される。その回転角度
は、ステアリングモータ110の出力軸と同じ歯車に噛
み合って回転されるポテンショメータ112により計測
される。
【0041】回転盤109bの周縁部にはストライカ1
13が固定されており、回転盤109bの回転によるス
トライカ113の通過を、筐体125側に固定されたリ
ミットスイッチ114により検出する。リミットスイッ
チ114の設置位置を、回転盤109bのある基準回転
位置においてストライカ113を検出するように設定す
ることで、移動車輪108a,108bの基準とする向
きを定めることができる。装置本体の上部にはフロート
120が配置されており、水中における装置本体の浮心
を重心より上にすることができ、常に装置の姿勢を一定
に保ちながら安定した遊泳移動をさせることできる。
【0042】さらに、移動装置100の本体を水平移動
用スラスタ105a,105bにより壁面へ押付けた時
に、壁面との距離を一定に保つために4つのボールキャ
スタ130a〜130dが設けられている。
【0043】移動装置100の本体下部には、点検作業
を行うための水中カメラ175が設けられ、反射ミラー
176により側方や下方の目視確認をすることができ
る。目視方向は、ミラー回転モータ177によって反射
ミラー176を回転することにより、目視方向を変更、
調整することができる。
【0044】次に、本発明に係る狭隘部移動装置により
シュラウド・サポートレグ周りの溶接線検査を行う場合
を例にして、装置の運用方法について説明する。
【0045】まず移動装置100の本体に配置した4個
のスラスタによって、シュラウド・サポートレグ8に向
かって遊泳移動する。移動の仕方としては、炉内上部か
ら上部格子板、炉心支持板を通過して当該箇所へ達する
場合もあれば、途中経路の移動を迅速に行うために支援
装置9内に収納されたままアクセスホール近傍に移送さ
れ、そこからシュラウド・サポートレグ8に向かって遊
泳移動する場合もある。上下移動用スラスタ102a,
102bにより浮上、潜行を行い、水平移動用スラスタ
105a,105bにより前進、後進、左右旋回、その
場旋回が可能であり、これら両者の動きを組み合わせる
ことにより3次元遊泳移動を行うことができる。
【0046】その後、シュラウド・サポートレグ8の検
査対象箇所に、水平移動用スラスタ105a,105b
により装置本体を吸着させる。このスラスタ力が、シュ
ラウド・サポートレグ8の壁面への押付け力となり、車
輪回転時の走行駆動力となる。壁面に接触した後は、移
動車輪108a,108bを車輪駆動モータ106a,
106bにより回転駆動し、壁面上を移動する。
【0047】移動方向は、ステアリングモータ110に
より回転盤109a,109bを回転させて移動車輪1
08a,108bの向きを変えることにより変更する。
このように、車輪の回転駆動と車輪の向きを変えること
によって壁面上の2次元移動が可能となる。水平、垂直
のみでなく駆動方向を任意に設定することができる。こ
の移動車輪が1つだけであると、壁面に接触した後に、
ケーブル反力などを受けて装置全体が回転し搭載した各
種装置や治工具の位置がずれてしまうが、車輪を2つに
することである程度のケーブル反力などに耐えることが
でき、装置の姿勢を保持することができる。
【0048】このように第2の実施例によれば、上下移
動用スラスタおよび水平移動用スラスタを組み合わせて
作動させることにより、水中での3次元遊泳移動が可能
である。また、炉内構造物に接触した後は、独立に回転
駆動される2つの車輪を同時に、かつ同じ方向に向きを
変えることができるので、精密な移動、位置決めを容易
に実現することができる。その結果、炉下部のシュラウ
ド・サポートレグやアニュラス部のジェットポンプ・ア
ダプタ近傍の狭隘部などへ進入、移動し、溶接部の点
検、検査、予防保全、補修といった各種作業を効率的に
行うことが可能になる。
【0049】図8および図9(a),(b)は、本発明
の第3の実施例を示している。
【0050】まず、狭隘部移動装置の具体的な構成につ
いて説明する。図8は、第3の実施例における狭隘部移
動装置の構成、形状を示す正面図および一部側断面図で
ある。この図8において、狭隘部移動装置は薄型に構成
されており、筐体170に各構成部材が配置されてい
る。上下移動用モータ150は、中間歯車151を介し
て上下移動用車輪152および上下移動用車輪153を
回転駆動すると同時に、ギヤを介して上下移動用スラス
タ154を回転駆動する。
【0051】移動装置100の本体下部には、水平移動
用モータ155が配置され、タイミングベルト156を
介して水平移動用車輪157を回転駆動し、また中間歯
車159を介して水平移動用車輪158を逆向きに回転
駆動する。この水平移動用車輪157,158は、上下
移動用車輪152,153と同じものである。移動装置
100の本体下部両脇には、水平スラスタ用モータ16
0a,160bが配置され、傘歯車およびタイミングベ
ルト161a,161bを介して水平移動用スラスタ1
62a,162bを回転駆動する。
【0052】移動装置100の本体上部両脇には、フロ
ート164a,164bが配置されており、水中におけ
る装置本体の浮心を重心より上にすることができるか
ら、常に装置の姿勢を一定に保ちながら安定した遊泳移
動ができる。
【0053】さらに、移動装置100の本体を水平移動
用スラスタ162a,162bにより壁面へ押付けた時
に壁面との距離を一定に保つために、4つのボールキャ
スタ163a〜163dが取付けられている。
【0054】移動装置100の本体下部には、点検作業
を行うための水中カメラ175が設けられているから、
反射ミラー176により、側方や下方の目視確認をする
ことができる。目視方向は、ミラー回転モータ177に
よって反射ミラー176を回転することにより、変更、
調整を行うことができる。
【0055】次に、本発明に係る狭隘部移動装置により
シュラウド・サポートレグ周りの溶接線検査を行う場合
を例にして、移動装置の運用方法について説明する。
【0056】まずシュラウド・サポートレグへ移動装置
100の本体に配置した3個のスラスタによって遊泳移
動する。炉内上部から上部格子板、炉心支持板を通過し
て当該箇所へ達する場合もあれば、途中経路の移動を迅
速に行うため支援装置内に収納されたままアクセスホー
ル近傍に設置され、そこからシュラウド・サポートレグ
に遊泳移動する場合もある。
【0057】上下移動用スラスタ154により浮上、潜
行を行い、水平移動用スラスタ162a,162bによ
り前進、後進、左右旋回、その場旋回が可能であり、3
次元遊泳移動を行うことができる。その後、シュラウド
・サポートレグの検査対象箇所に、水平移動用スラスタ
162a,162bにより装置本体を吸着させる。この
スラスタ力がシュラウド・サポートレグ壁面への押付け
力となり、車輪回転時の走行駆動力となる。壁面に当接
した後は、上下移動用車輪152,153を回転させて
上下方向に移動し、水平移動用車輪157,158を回
転させて水平方向に移動する。これら二方向の移動機能
により、壁面上の2次元移動が可能となる。
【0058】次に、図8に示した移動用車輪による駆動
力の発生原理について、図9(a),(b)を用いて説
明する。
【0059】図9(a)は、上下移動用のスラスタ15
4および上下移動用車輪152、ならびに上下移動用車
輪153の駆動系構成の概略を示した模式図であり、図
9(b)は車輪単体での駆動力の発生原理を説明する模
式図である。この図9(a),(b)において、上下移
動用車輪152,153は、円柱形状をした部材の表面
にブラシ164がらせん状に植え込まれた構成となって
いる。さらに、上下移動用車輪152と上下移動用車輪
153とでは、らせんの向きが互いに逆であり、中間歯
車151により回転方向が反転されて駆動力が伝達され
る構成となっている。
【0060】図9(b)は、上下移動用車輪153単体
についての説明図である。この車輪153を壁面に押付
けて右方向に180°回転させると、ブラシ164の先
端が壁面上を車輪回転軸に対して垂直方向、水平方向に
こすることによって、合力である壁面作用力181が発
生する。上下移動車輪153側、すなわち装置本体側に
は、その反力182が走行駆動力として作用する。
【0061】この反力182の方向は、ブラシ164の
らせんのピッチに依存する。ピッチを小さくして、車輪
一回転当りのブラシ164の先端と壁面との接触点が回
転軸と平行な方向に移動する長さを、ブラシ164の植
え込み長さに対してごく僅かに小さくすれば、単位回転
速度での壁面上の接触点におけるブラシ164先端の速
度は、回転軸と垂直な方向の成分に比べて回転軸方向の
成分をかなり小さくすることが可能である。すなわち、
ブラシを植え込むピッチを小さくすることによって、車
輪を高速に回転しても回転軸と平行な方向に小さな駆動
速度を発生させることが可能になる。
【0062】一般的に、スラスタ力を発生させるために
はスラスタを高速に回転させる必要があるが、壁面に接
触して車輪移動を行う場合には低速回転が必要になる。
したがって、スラスタおよび車輪を同一の駆動源により
駆動する場合には、駆動源と車輪回転軸との間に高比率
の減速機を組み込まなければならず、駆動系の構造複雑
化と動作効率の低下とを招く。
【0063】それに換えて、図9(a)に示すような構
成によれば、減速機を用いることなく壁面接触時の車輪
による低速移動と、スラスタ154の高速回転による遊
泳移動とが可能になる。図9(a)において、ブラシ1
64のらせんの向きを逆にした一組の上下移動用車輪1
52と上下移動用車輪153とを、互いに逆向きに回転
駆動することによって左右対称の反力186が発生する
と、車輪回転軸と垂直な方向の駆動力は相殺され、その
合力である駆動力187が車輪の対称軸上で車輪回転軸
と平行に発生する。
【0064】前述したように、ブラシ164の植え込み
ピッチを小さくすることによって車輪の回転軸と平行な
方向の駆動速度を小さくすることができるので、合力で
ある駆動力187の方向、すなわちスラスタ力188と
同じ方向に小さな駆動速度が与えられ、移動装置100
の本体を低速移動させることができる。すなわち、一つ
の上下移動用モータ150により、減速機を用いずに、
壁面接触時の車輪による低速移動と、スラスタを高速回
転することによる遊泳移動とがともに実現可能である。
【0065】このように第3の実施例によれば、一つの
駆動源と簡易な駆動構成によりスラスタによる遊泳移動
と車輪による走行移動とが可能になるので、装置に搭載
する駆動源を減らすことができ、装置を薄く小型にまと
めることが容易になる。その結果、炉下部のシュラウド
・サポートレグやアニュラス部のジェットポンプ・アダ
プタ近傍の狭隘部へ進入、移動して溶接部の点検、検
査、予防保全、補修といった各種作業を効率的に行うの
に好適な炉内移動装置を提供することができる。
【0066】同時に、ケーブル芯数、またはケーブル本
数を減らすことができるので、装置移動時の負荷が小さ
くなって移動性能の低下を防ぎ、かつ装置の信頼性を向
上させることができる。
【0067】上記実施例では、原子炉を適用対象として
説明したが、火力発電所等における、水が満たされた狭
隘部の監視、補修を要する装置や、さらには船舶の推進
機構周辺等にも本発明を適用することができる。
【0068】
【発明の効果】本発明は上述のように、移動制御および
位置決めが迅速、的確に行われ、水が満たされた装置内
各部での各種作業を効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】原子炉の圧力容器内の構造と構造物のうち、炉
下部を示す横断面図。
【図2】原子炉の圧力容器内の構造と構造物のうち、本
発明に関連する部位を示す縦断面図。
【図3】本発明による炉内移動システムを示す図であっ
て、図3(a)は支援装置9および移動装置100の構
成を示す斜視図、図3(b)は制御装置13および関連
機器の説明図。
【図4】本発明の第1の実施例における支援装置の構成
を詳細に示す正面図。
【図5】同実施例における支援装置の内部に設置した監
視装置の構成を示す平面図。
【図6】同実施例における支援装置の内部に取付けたフ
ロートの構成を示す縦断面図。
【図7】図7(a)は本発明の第2の実施例における狭
隘部移動装置の構成、形状を示す正面図、図7(b)は
同じく一部側断面図。
【図8】図8(a)は本発明の第3の実施例における炉
内内狭隘部移動装置の構成、形状を示す正面図、図8
(b)は図8(a)のA−A線に沿った一部側断面図。
【図9】図9(a)は、本発明の第3の実施例における
上下移動用のスラスタおよび上下移動用車、上下移動用
車輪の駆動系構成の概略を示す模式図、図9(b)は同
実施例における移動用車輪単体での駆動力の発生原理を
説明する模式図。
【符号の説明】
1 原子炉圧力容器 9 支援装置 10 電源ケーブル 11 信号ケーブル 12 制御統括システム 13 制御装置 14 操作ボックス 16 上下移動用スラスタ 17 水平移動用スラスタ 18 上下スラスタ駆動モータ 19 水平スラスタ駆動モータ 23 ケーブル巻取り装置 28 カメラケーブル駆動装置 29 監視カメラ 30 水中ライト 31 フロート 33 カメラケーブル駆動モータ 37 中継端子板 38 ケーブル 100 狭隘部移動装置 101 上下スラスタ用モータ 102 上下移動用スラスタ 103 水平スラスタ用モータ 105 水平移動用スラスタ 106 車輪駆動モータ 108 移動車輪 110 ステアリングモータ 120 フロート 150 上下移動モータ 152 上下移動用車輪 153 上下移動用車輪 154 上下移動用スラスタ 155 水平移動用モータ 157 水平移動用車輪 158 水平移動用車輪 160 水平スラスタ用モータ 162 水平移動用スラスタ 164 ブラシ 175 水中カメラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木 村 元比古 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 栗 原 賢 二 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 Fターム(参考) 2G075 CA08 CA50 DA15 FA12 FA13 FA20 FC03 FC17 GA02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】作業機器を搭載し、水が満たされた狭隘内
    を移動し得る狭隘部移動装置と、 前記狭隘部移動装置を出入りさせる開口部および前記狭
    隘部移動装置を保持する保持手段を有し、前記狭隘部移
    動装置に対する支援動作を行いつつ移動しうる支援装置
    とを備え、 所要時に前記支援装置における前記保持手段による保持
    を解除し、前記開口部を介して前記狭隘部移動装置を出
    入りさせるようにしたことを特徴とする水中狭隘部移動
    システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の水中狭隘部移動システムに
    おいて、 前記狭隘部移動装置は、遊泳機能を持つ推進機構を備え
    たことを特徴とする水中狭隘部移動システム。
  3. 【請求項3】請求項1記載の水中狭隘部移動システムに
    おいて、 前記支援装置は、前記狭隘部移動装置を監視する監視カ
    メラと、この監視カメラの視野を照明する照明器具とを
    備えたことを特徴とする水中狭隘部移動システム。
  4. 【請求項4】請求項1記載の水中狭隘部移動システムに
    おいて、 前記支援装置は、前記狭隘部移動装置に結合されたケー
    ブルの繰り出し、巻取りを行うケーブル巻取り機を有す
    ることを特徴とする水中狭隘部移動システム。
  5. 【請求項5】請求項1記載の水中狭隘部移動システムに
    おいて、 前記支援装置は、前記監視カメラを出し入れするための
    ケーブルの繰り出し、巻取りを行うケーブル巻取り機を
    有することを特徴とする水中狭隘部移動システム。
  6. 【請求項6】請求項1記載の水中狭隘部移動システムに
    おいて、 前記支援装置は、水中でのバランスを取るためのフロー
    トを有することを特徴とする水中狭隘部移動システム。
  7. 【請求項7】請求項1記載の水中狭隘部移動システムに
    おいて、 前記狭隘部移動装置は、 上下または左右移動用のスラスタと、 水平移動用のスラスタと、 構造物に接触しながら移動するための移動車輪と、 前記移動車輪による移動方向を変更、調整する変更手段
    と、 浮力を持つフロートと、 を備えたことを特徴とする水中狭隘部移動システム。
  8. 【請求項8】請求項7記載の水中狭隘部移動システムに
    おいて、 前記狭隘部移動装置は、 同一駆動源で回転駆動される上下移動用のスラスタおよ
    び移動車輪と、 水平移動用のスラスタと、 水平移動用の移動車輪と、 浮力を持つフロートと、 を備えたことを特徴とする水中狭隘部移動システム。
  9. 【請求項9】請求項8記載の水中狭隘部移動システムに
    おいて、 前記上下移動用および水平移動用の移動車輪は、表面に
    ブラシがらせん状に配置された円柱形状をした部材であ
    り、ブラシのらせんの向きが互いに異なる一組の円柱形
    状の部材が、互いに平行に対向配置されて反対方向に回
    転する一対の回転軸にそれぞれ配置されるよう構成され
    ており、この一組の円柱形状の部材を互いに反対方向に
    回転させることで回転軸と平行に走行駆動力を発生させ
    るようにしたことを特徴とする水中狭隘部移動システ
    ム。
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