JP2003036554A - レーザ駆動回路及びレーザ駆動方法 - Google Patents

レーザ駆動回路及びレーザ駆動方法

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JP2003036554A
JP2003036554A JP2001220505A JP2001220505A JP2003036554A JP 2003036554 A JP2003036554 A JP 2003036554A JP 2001220505 A JP2001220505 A JP 2001220505A JP 2001220505 A JP2001220505 A JP 2001220505A JP 2003036554 A JP2003036554 A JP 2003036554A
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Toshikazu Fujii
俊和 藤井
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録と再生の切り替えの早い高性能なレーザ
駆動回路を提供する。 【解決手段】 モニタ素子MDからの信号を入力するモ
ニタ信号生成手段72と、モニタ信号生成手段72の出
力を一方の入力端子に、基準信号を他方の入力端子に入
力する差動アンプ(DFA)5と、差動アンプ(DF
A)5からの出力を受け取るローパスフィルタ(LP
F)6と、記録再生パルス(WP)10により記録補正
信号(VW)11の切り替えを行う記録再生補正スイッ
チ(RWSW)33と、ローパスフィルタ(LPF)6
の出力と記録再生補正スイッチ(RWSW)33の出力
とを加算する加算器31とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレーザ駆動回路に関
し、特に光ディスクに用いられるレーザ駆動回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】CD−RWドライブ、DVD−RAMド
ライブ等の再生記録可能な光ディスクドライブでは、レ
ーザダイオード(半導体レーザ素子)に駆動電流を供給
して、そのレーザダイオードからレーザ光をディスクに
照射して記録や再生動作を行っている。これらの記録/
再生動作に適するレーザ光量はそれぞれにおいて異な
り、記録/再生動作の切り替えに伴うレーザ光量の調整
が不可欠となる。
【0003】CD−RWではレーザ駆動回路は記録用と
消去・再生用の2回路ある。図5にCD−RWに用いら
れる従来の消去・再生用レーザ駆動回路の回路図を示
す。図5に示す消去・再生用レーザ駆動回路は以下に示
すように動作が複雑である。レーザ駆動回路は、ドライ
ブが再生時には再生に適したレーザ光量になるようにレ
ーザ光量を調整する。一方、ドライブが記録時には消去
に適したレーザ光量となるようにレーザ光量を調整す
る。なおディスクの物理的特性から、記録及び消去に必
要なレーザパワーは、再生に必要なレーザパワーよりも
格段に大きい。
【0004】図5に示すようにレーザ駆動回路は、対面
して配置されたレーザダイオード(半導体レーザ素子)
LDとモニタダイオードMDによりレーザユニット1を
構成している。更にレーザダイオードMDにはレーザド
ライバアンプ(LDA)2が接続されている。一方、モ
ニタダイオードMDにはIV(電流・電圧)変換アンプ
(PDA)3が接続されている。
【0005】更にIV変換アンプ3の出力信号はサンプ
ルホールド回路71に入力される。サンプルホールド回
路71は例えばサンプルホールドスイッチ(SHSW)
4とコンデンサ14により構成される。
【0006】サンプルホールド回路71の出力信号は差
動アンプ(DFA)5の一方の入力端子に入力される。
差動アンプ5の他方の入力端子は基準電圧(以下「基準
信号」とする。)9と接続されている。また、差動アン
プ5には記録再生パルス(WP)10が与えられる。
【0007】差動アンプ5の出力信号はローパスフィル
タ(LPF)6で平滑化され2つの入力端子を有する記
録再生補正スイッチ(RWSW)7の片方の端子に入力
される。記録再生補正スイッチ7の他方の端子には記録
補正電圧(以下「記録補正信号」とする。)11が接続
されている。更に記録再生補正スイッチ7は記録補正パ
ルス12によりスイッチ動作を行う。記録再生補正スイ
ッチ7の出力信号はレーザドライバアンプ2に入力され
る。
【0008】このように、先ずレーザダイオードLDの
レーザ光量はモニタダイオードMDによりモニタされ
る。次にモニタされた信号はIV変換アンプ3、サンプ
ルホールド回路71、差動アンプ5、ローパスフィルタ
6、記録再生補正スイッチ7等からなるフィードバック
ループを介してレーザドライバアンプ2に入力される。
この結果レーザパワーは自動調整されることとなる。
【0009】図5のように構成された消去・再生用のレ
ーザ駆動回路の動作を図5及び図6を用いて簡単に説明
をする。IV変換アンプ3の出力信号は例えば図6
(a)のような波形である。但し、実際にはREPで示
す区間が繰り返されている。矩形波が連続する部分は記
録動作時を意味する。また平坦な部分は消去・再生時を
意味する。
【0010】図5に示す消去・再生用レーザ駆動回路で
は消去時の信号だけを取り出す為に、図6(b)に示す
ようなサンプルパルスを与えて消去時の信号だけをサン
プルホールドする。つまり、サンプルホールド回路71
によって図6(a)の矩形波が連続する部分は無視でき
るようにする。サンプルホールドされた信号は図6
(c)のような波形となる。図6(d)に示す記録再生
パルスが、Hレベルの時は消去の動作を行う。一方Lレ
ベルのときは再生の動作を行う。
【0011】サンプルホールドされた信号は差動アンプ
5に入力される。差動アンプ5の出力はローパスフィル
タを通して図6(e)のように平滑化される。ここで、
図6(e)に示す波形は再生から消去に切り替わる際
に、大幅に遅れを生じている。これはサンプルホールド
回路71やローパスフィルタ6を有する為であり、再生
モードと消去モードとの切り替えを高速に行うことがで
きない。図6(c)に示す信号と、図6(e)に示す信
号はピット1.5個分程度遅れているが、実際にはこれ
よりもずっと遅れる。この切り替わりの遅れにより消去
動作を完全に行うことは不可能となる。
【0012】そこで、従来は消去開始後のある程度の時
間は、記録再生補正スイッチ7により記録補正信号11
を与えることで対応していた。動作を切り替えた後でフ
ィードバックループが安定するまでの間、記録補正信号
11をレーザパワー制御信号の代用として使用できるよ
うにするのが記録再生補正スイッチ7の役目である。な
お記録補正信号11の値(電圧値)は、試し書きの際に
学習する等により予め適切な値が設定されている。
【0013】再生時は記録再生補正スイッチ7は図5に
示すローパスフィルタ6の出力側に倒れている。更に消
去開始と同時に記録再生補正スイッチ7が記録補正信号
11を出力するよう記録補正信号11側にスイッチし、
安定したところで再度スイッチする。記録補正信号11
を与えるタイミングは図6(f)に示す記録補正パルス
によって決定される。レーザパワーが自動調整されるの
は図6の場合には時刻TS2の時間位置からになる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
従来のレーザ駆動回路はCD−RWドライブなどの用途
に実用できているが、以下のような問題点を有してい
る。
【0015】(a)記録補正パルス12が必要となる。
【0016】(b)記録補正電圧11の値が完全でない
場合は図6(e)に示すローパスフィルタの出力信号の
収束値が記録補正電圧11の値に一致しない。
【0017】(c)また、補正を停止するとき(記録再
生補正パルス12がHからLに変わるとき)に消去の途
中で記録再生補正スイッチ7を切り替える為、記録再生
補正スイッチ11を通過後の信号波形は図6(g)に示
すように不連続となってしまう。また、切り替えタイミ
ングが不適切な場合も波形は不連続となる。
【0018】(d)また図6(e)に示すローパスフィ
ルタ6の出力信号の変化量が大きいので、切り替え後の
安定に時間がかかる。更に記録再生補正スイッチ7が記
録補正信号11側に倒れている間はレーザパワーの自動
調整がかかっていない状態になっている。
【0019】(e)更に再生時と消去時で差動アンプ5
の入力換算オフセット電圧が変化する。これは図6
(e)に示すローパスフィルタの出力電圧が消去と再生
で変化する為であり、それを差動アンプ5の電圧利得で
割り算した電圧も変化する。
【0020】(f)更に各部品においては部品ばらつき
が存在し、これにより予期せぬ誤差が発生する。この部
品ばらつきはレーザダイオードLD、モニタダイオード
MD、IV変換アンプ3で特に多くみられる。
【0021】上記問題点を鑑み、本発明は再生と記録を
高速に切り替えることが可能な光ディスクのレーザ駆動
回路を提供する目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
本発明の第1の特徴は、(イ)半導体レーザ素子;
(ロ)半導体レーザ素子の出力を受光するモニタ素子;
(ハ)モニタ素子からの信号を入力するモニタ信号生成
手段;(ニ)モニタ信号生成手段の出力を一方の入力端
子に、基準信号を他方の入力端子に入力する差動アン
プ;(ホ)差動アンプからの出力を受け取るローパスフ
ィルタ;(ヘ)記録再生パルスにより記録補正信号の切
り替えを行う記録再生補正スイッチ;(ト)ローパスフ
ィルタの出力と前記記録再生補正スイッチの出力とを加
算する加算器;(チ)半導体レーザ素子に接続され、前
記加算器の出力信号により動作するレーザドライバアン
プとを少なくとも有するレーザ駆動回路であることを要
旨とする。ここで「モニタ素子」とは、例えばモニタダ
イオード(フォトダイオード)等を意味する。「モニタ
信号生成手段」とは、モニタ素子から検出された信号を
例えば増幅やサンプルホールドする手段を意味する。
「記録再生補正スイッチ」とは、記録再生パルスが例え
ばHレベルのときはONし、LレベルのときはOFFす
るスイッチである。なお、記録再生補正スイッチは、記
録再生パルスから派生させた信号、例えば記録再生パル
スを遅らせた信号等によって動作させることも可能であ
る。
【0023】本発明の第1の特徴に係るレーザ駆動回路
の構造によれば、記録及び消去時のみ記録再生補正スイ
ッチがONして記録補正信号を加算器に出力する。よっ
て、再生時と記録及び消去時の切り替えにおける遷移時
間が短く、消去中あるいは記録中に不連続を発生しない
レーザ駆動回路を構成できる。また従来のように記録再
生補正パルスが不要である。
【0024】更にサンプルホールド回路はサンプルパル
スにより動作し、記録再生の際には、基準信号は前記サ
ンプルパルスに同期して切り替わることが好ましい。こ
のように動作させることによりモニタ信号と基準信号を
より一致させることができる。
【0025】本発明の第2の特徴は、(イ)半導体レー
ザ素子の発光量を検出するステップ;(ロ)検出された
信号からモニタ信号を生成するステップ;(ハ)モニタ
信号と基準信号との差を差動増幅して誤差信号を生成す
るステップ;(ニ)誤差信号を平滑化するステップ;
(ホ)記録再生パルスにより記録補正信号の切り替えを
行うステップ;(ヘ)平滑化された誤差信号に前記記録
補正信号を加算してレーザパワー制御信号を生成するス
テップ;(ト)レーザパワー制御信号により前記半導体
レーザ素子の発光量を調整するステップとを少なくとも
有するレーザ駆動方法であることを要旨とする。ここで
「誤差信号」とはモニタ信号と基準信号との差を増幅し
た信号であることを意味する。
【0026】本発明の第2の特徴に係るレーザ駆動方法
によれば、レーザパワー制御信号を連続した信号とする
ことができる。またフィードバックによる誤差信号の補
正は常時行われ、再生時と記録及び消去時との切り替わ
り中に自動調整が切れる事は無い。更に記録補正信号を
加算することによって誤差信号の変化量を小さくできる
ので、自動調整が安定に動作する時間そのものが小さく
できる。
【0027】更に本発明の第2の特徴に係るレーザ駆動
方法において、基準信号は、特定のタイミングのサンプ
ルパルスの立ち上がり又は立ち下りに同期して立ち上が
ることが好ましい。
【0028】
【発明の実施の形態】次に、主にCD−RWに用いられ
る消去・再生用のレーザ駆動回路を例として、図面を参
照して本発明の第1及び第2の実施の形態を説明する。
以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同
一又は類似の記号を付している。
【0029】(第1の実施の形態)図1に示すように本
発明に係るレーザ駆動回路は、半導体レーザ素子LD
と、半導体レーザ素子の出力を受光するモニタ素子MD
と、モニタ素子MDからの信号を入力するモニタ信号生
成手段72と、モニタ信号生成手段72の出力を一方の
入力端子に、基準信号(VR)9を他方の入力端子に入
力する差動アンプ(DFA)5と、差動アンプ(DF
A)5からの出力を受け取るローパスフィルタ(LP
F)6と、記録再生パルス(WP)10により記録補正
信号(VW)11の切り替えを行う記録再生補正スイッ
チ(RWSW)33と、ローパスフィルタ(LPF)6
の出力と記録再生補正スイッチ(RWSW)33の出力
とを加算する加算器31と、半導体レーザ素子LDに接
続され加算器31の出力信号により動作するレーザドラ
イバアンプ(LDA)2とを有する。レーザドライバア
ンプ(LDA)2で半導体レーザ素子LDに電流を流
し、半導体レーザ素子LDの発光量はモニタダイオード
MDで検出する。なお、制御パルス(CP)13は、レ
ーザドライバアンプ(LDA)2をONまたはOFFす
るパルスである。
【0030】またモニタ信号生成手段72は、モニタ素
子MDの出力を受け取る電流電圧変換アンプ(PDA)
3と、電流電圧変換アンプ(PDA)3の出力を受け取
るサンプルホールド回路71とを含む。モニタ信号生成
手段72はモニタ素子MDの出力からモニタ信号を生成
する機能を有する。
【0031】サンプルホールド回路71は消去・再生時
の信号のみを取り出すサンプルパルス(SP)8により
動作する。サンプルホールド回路71は例えばサンプル
ホールドスイッチ(SHSW)4、コンデンサ14等か
らなる。
【0032】差動アンプ(DFA)5は基準信号(V
R)9とモニタ信号との差を増幅する。基準信号(V
R)9は特定のタイミングのサンプルパルス(SP)8
の立ち下がりに同期して立ち上がる。即ち、半導体レー
ザ素子LDは基準信号(VR)9に比例した発光量にな
るよう自動調整される。ローパスフィルタ(LPF)6
は差動アンプ(DFA)5の出力信号を平滑化する。
【0033】記録再生補正スイッチ(RWSW)33は
記録再生パルス(WP)10により記録及び消去を選択
する。即ち、再生時においては記録再生補正スイッチ
(RWSW)33はOFFとなる。一方、記録・消去時
においてはONして記録補正信号(VW)11を出力す
る。
【0034】このように本発明の第1の実施の形態に係
るレーザ駆動回路では、加算器31によりローパスフィ
ルタ(LPF)6の出力信号に記録及び消去時だけ記録
補正信号(VW)11を加算してレーザドライバアンプ
(LDA)2への入力信号(レーザパワー制御信号)と
する。
【0035】よって記録及び消去時に必要とされるレー
ザパワーは記録補正信号(VW)11を基準に動作させ
る。一方、IV変換アンプ3、サンプルホールド回路7
1、差動アンプ(DFA)5、ローパスフィルタ(LP
F)6からなるフィードバックループは部品ばらつき等
による不明な誤差信号を補正する為に用いられる。
【0036】次に図1及び図2を用いて本発明の第1の
実施の形態に係るレーザ駆動回路の動作を(a)再生
時、(b)記録及び消去時、(c)再生から記録及び消
去へ切り替える場合とに分けてそれぞれ説明する。
【0037】先ず、共通の動作であるモニタ信号生成手
段72の動作について説明する。モニタ素子(モニタダ
イオード)MDが、半導体レーザ素子(レーザダイオー
ド)LDのレーザ光量をモニタして出力電流をIV変換
アンプ(PDA)3に渡す。IV変換アンプ(PDA)
3で電圧化されるのと同時に増幅され図2(a)のよう
な波形を出力する。図2(a)の信号において矩形波の
繰り返しはメディアに記録している状態である。図2
(a)の信号において、図2(e)に示す記録再生パル
ス(WP)10がHレベルでIV変換アンプ(PDA)
の出力が平坦なところが消去モードで、Lレベルのとこ
ろが再生モードである。この図だとメディアに記録でき
るピットの数は3個となるが、これは図で表す都合上省
略している為で、実際にはREPで示す区間が何度も繰
り返している。IV変換アンプ3の出力はサンプルホー
ルド回路71でサンプルホールドされる。
【0038】(a)再生時における動作; (イ)先ず記録再生パルス(WP)10はLレベルとな
り、記録再生補正スイッチ(RWSW)33はOFFす
る。
【0039】(ロ)モニタ信号生成手段72から出力さ
れるモニタ信号と基準信号(VR)9との誤差を差動ア
ンプ(DFA)5が増幅する。基準信号(VR)9はレ
ーザパワーの目標値を示す基準信号であるので、再生に
適した電圧にセットされている。
【0040】(ハ)差動アンプ(DFA)5の出力信号
は、ローパスフィルタ(LPF)6で平滑され安定化さ
れる。
【0041】(ニ)ローパスフィルタ(LPF)6の出
力はレーザドライバアンプ(LDA)2に入力される。
【0042】この結果図2(c)に示す信号と図2
(d)に示す基準信号が等しくなるようレーザパワーを
安定化させる。
【0043】(b)記録及び消去時における動作;消去
時及び記録時においては記録再生パルス(WP)10は
Hレベルであり、記録再生補正スイッチ(RWSW)3
3はONする。また、基準信号(VR)9は消去に適し
た電圧にセットされる。
【0044】以下記録補正信号(VW)11が、(b
1)理想的な電圧の場合と、(b2)理想的な値から少
しずれていた場合に更に分けて説明する。
【0045】(b1)記録補正信号(VW)11が理想
的な電圧の場合; (イ)記録補正信号(VW)11が理想的な電圧の場合
は、記録補正信号(VW)11だけでレーザダイオード
LDは理想的なパワーで発光する。
【0046】(ロ)レーザダイオードLDが理想的なパ
ワーで発光すると、モニタダイオードMDがモニタした
結果をモニタ信号生成手段72に出力する。
【0047】(ハ)よって、図2(c)に示すようなモ
ニタ信号生成手段72の出力は理想的な目標値が現れ
る。即ち、モニタ信号生成手段72の出力と基準信号
(VR)9は理想的には等しくなる。
【0048】(ニ)等しいということは誤差が存在しな
いので差動アンプ(DFA)5は出力がゼロになる。
【0049】(ホ)差動アンプ(DFA)5の出力を受
け取るローパスフィルタ(LPF)6の出力も勿論ゼロ
となる。
【0050】理想的にはこのような状態でループは収束
する。
【0051】(b2)記録補正信号(VW)11が理想
的な値から少しずれていた場合; (イ)例えば記録補正信号(VW)11の値が理想的な
値よりも少し大きかった場合は、レーザダイオードLD
は理想的なパワーよりも少し強く発光する。
【0052】(ロ)レーザダイオードLDが少し強いパ
ワーで発光すると、モニタダイオードMDがモニタした
結果をモニタ信号生成手段72に出力する。
【0053】(ハ)よって、図2(c)に示すようなモ
ニタ信号生成手段72の出力は理想的な目標値よりも少
し大きい値が現れる。
【0054】(ニ)差動アンプ(DFA)5が、モニタ
信号生成手段72の出力と基準信号(VR)9との誤差
を増幅する。
【0055】(ホ)差動アンプ(DFA)5の出力を受
け取るローパスフィルタ(LPF)6の出力はマイナス
符号の信号となる。
【0056】(ヘ)即ち、記録補正信号(VW)11を
小さくするよう補正する。このように、モニタ信号生成
手段72の出力と基準信号(VR)9とが等しくなるよ
うにフィードバックループが構成されている。
【0057】(c)再生から記録及び消去へ切り替える
場合; (イ)記録再生パルス(WP)10がHに切り替わる。
すると記録再生補正スイッチ(RWSW)33はONし
て記録補正信号(VW)11を出力する。但し、この時
に図2(c)に示す差動アンプ(DFA)5への入力信
号は図2(b)に示すサンプルパルスがHレベルになる
まで消去時の信号がサンプルホールドされない。
【0058】(ロ)消去時の信号がサンプルホールドさ
れないので、最初のサンプルパルスの立ち上がりまでの
間、差動アンプ(DFA)5は誤った信号を一瞬出力す
る。
【0059】(ハ)差動アンプ(DFA)5の出力はロ
ーパスフィルタ(LPF)6で平滑化される。ローパス
フィルタ(LPF)6の出力信号は、図2(f)に示す
ように、図2(c)に示す差動アンプ(DFA)5への
入力信号が立ち上がるまでの間、つまり図2(b)に示
すサンプルパルスの最初の立ち上がりまでの間だけプラ
ス側に少し変動する。
【0060】(ニ)サンプルパルスがやってくれば、直
ぐにループ応答は収束する方向へ向かう。即ち、時刻T
S1からフィードバックがかかり、自動調整が機能す
る。
【0061】本発明の第1の実施の形態のレーザ駆動回
路の構造によれば、従来のように記録再生補正パルスを
用いることなくレーザ駆動回路を構成できる。更に、記
録及び消去時に必要とされるレーザパワーは記録再生パ
ルス(WP)10を基準に動作させるので、従来のよう
に切り替えの動作に伴う信号の遅れを生じることが無
い。
【0062】また記録や消去のレーザパワーは、再生に
必要なレーザパワーよりも格段に大きい為、消去時は再
生時に比べ図2(g)に示すレーザパワー制御信号が大
きい。このレーザパワー制御信号を差動アンプ(DF
A)5の利得(ゲイン)で割り算した値が差動アンプ
(DFA)5の入力換算オフセットとなる。本発明第1
の実施の形態の場合は、消去時のレーザパワー制御信号
の大部分は、加算器31で加算する記録再生補正信号
(VW)11で与える為、差動アンプ(DFA)5の入
力換算オフセットはループ収束後のレーザパワー制御信
号の電圧と記録再生補正信号(VW)11の電圧との差
を差動アンプ(DFA)5の利得で割り算した値とな
る。理想的にはレーザパワー制御信号は記録再生補正信
号11に等しくなる。また記録再生補正信号11の値が
理想的な値でなくとも、従来の回路に比べ入力換算オフ
セットが極めて小さくなる。即ち、本発明の第1の実施
の形態に係るレーザ駆動回路を用いることにより記録再
生補正信号11での制御がより高精度にできる。
【0063】更に従来の場合も本発明の第1の実施の形
態の場合も、サンプルホールド回路71の時定数とロー
パスフィルタ(LPF)6の合計2個の時定数がループ
に存在する。その為ループを安定にするには、サンプル
ホールド回路71の時定数はローパスフィルタ(LP
F)6の時定数よりも格段に小さくなくてはならない。
図5に示す従来のレーザ駆動回路はローパスフィルタ
(LPF)6の時定数で決まる時間TS2まで自動調整
が働かなかった。一方、本発明はサンプルパルスが来れ
ば図2に示すようにTS1で自動調整が働く。よって切
り替わり後に調整が動作できない時間を極めて小さくで
きる。
【0064】また図1に示すように消去のレーザパワー
の大部分は記録再生補正信号11で供給する為、図2
(f)に示すローパスフィルタ(LPF)6の出力信号
に現れる誤差信号は消去と再生で変化が小さい。即ち、
差動アンプ(DFA)5の入力換算オフセットを小さく
できることを意味する。
【0065】(第2の実施の形態)近年レーザドライバ
アンプは電流入力タイプのICが主流になりつつある。
第1の実施の形態では電圧入力タイプであったが、本発
明の第2の実施の形態では、レーザドライバアンプ(L
DA)54は電流入力タイプのものを用いた場合につい
て説明する。図3に示す本発明の第2の実施の形態に係
るレーザ駆動回路は、図1に示す本発明の第1の実施の
形態に係るレーザ駆動回路において、ローパスフィルタ
(LPF)6と加算器31との間に電圧電流変換器(V
/I)51を挿入して構成に対応している。電圧電流変
換器(V/I)51はローパスフィルタ(LPF)6の
出力信号を電流に変換する。また記録再生補正スイッチ
(RWSW)33の入力側に接続された記録補正電流源
52を更に具備している。
【0066】記録補正電流源52はD/A変換器を内蔵
し、記録補正電流源制御信号(IW)53により電流を
出力すると、実用上より便利に使用できる。なお記録補
正電流源制御信号(IW)53はデジタル信号である。
【0067】ローパスフィルタ(LPF)6の出力信号
は電圧電流変換器(V/I)51により電流化してレー
ザドライバアンプ54に入力させている。ローパスフィ
ルタ(LPF)6の出力の誤差信号は、電圧電流変換器
(V/I)51で電流に変換し、記録再生補正電流源5
2からの出力電流と加算器31で加算する。更に加算器
31の出力をレーザドライバアンプ(LDA)54にレ
ーザパワー制御信号として入力する。ここで記録再生補
正スイッチ(RWSW)33は、消去時は記録再生補正
電流源52からの出力電流を加算器31で加算し、再生
時は加算は行わない。
【0068】次に図3及び図4を用いて本発明の第2の
実施の形態に係るレーザ駆動回路の動作を(a)再生
時、(b)記録及び消去時、(c)再生から記録及び消
去へ切り替える場合とに分けてそれぞれ説明する。本発
明の第2の実施の形態では、本発明の第1の実施の形態
と全く同じタイミングで動作させても何ら問題は無い
が、図4では基準信号(VR)9の立ち上がりのタイミ
ングを少し変えている。即ち、基準信号(VR)9を特
定のタイミングのサンプルパルス(SP)8の立ち上が
りに同期して切り替えている。
【0069】先ず、共通の動作であるモニタ信号生成手
段72の動作について説明する。モニタダイオードMD
がレーザダイオードLDのレーザ光量をモニタして出力
電流をIV変換アンプ3に渡す。IV変換アンプ3で電
圧化され同時に増幅され図4(a)のような波形を出力
する。図4(a)の信号において矩形波の繰り返しはメ
ディアに記録している状態で、図4(e)に示す記録再
生パルス(WP)10がHレベルでIV変換アンプの出
力が平坦なところが消去モードで、Lレベルのところが
再生モードである。この図だとメディアに記録できるピ
ットの数は3個となるが、これは図で表す都合上省略す
るためで、実際にはREPで示す区間が何度も繰り返し
ている。IV変換アンプ3の出力信号はサンプルホール
ド回路71でサンプルホールドされ図4(c)に示すよ
うな波形となる。
【0070】(a)再生時における動作; (イ)先ず記録再生パルス(WP)10はLレベルとな
り、記録再生補正スイッチ(RWSW)33はOFFす
る。
【0071】(ロ)モニタ信号生成手段72から出力さ
れるモニタ信号と基準信号(VR)9との誤差を差動ア
ンプ(DFA)5が増幅する。基準信号(VR)9はレ
ーザパワーの目標値を示す基準信号であるので、再生に
適した電圧にセットされている。
【0072】(ハ)差動アンプ(DFA)5の出力信号
は、ローパスフィルタ(LPF)6で平滑され安定化さ
れる。
【0073】(ニ)ローパスフィルタ(LPF)6の出
力は電圧電流変換器51により電流化される。
【0074】(ホ)電圧電流変換器(V/I)51の出
力はレーザドライバアンプ54に入力される。
【0075】この結果図4(c)に示す信号と図4
(d)に示す基準信号が等しくなるようレーザパワーを
安定化させる。
【0076】(b)記録及び消去時における動作;消去
時及び記録時においては記録再生パルス(WP)10は
Hレベルであり、記録再生補正スイッチ(RWSW)3
3はONする。
【0077】以下記録補正電流源52が、(b1)理想
的な電流の場合と、(b2)理想的な値から少しずれて
いた場合に更に分けて説明する。
【0078】(b1)記録補正電流源52が理想的な電
流の場合; (イ)記録補正電流源52が理想的な電流の場合は、記
録補正電流源52だけでレーザダイオードLDは理想的
なパワーで発光する。
【0079】(ロ)レーザダイオードLDが理想的なパ
ワーで発光すると、モニタダイオードMDがモニタした
結果をモニタ信号生成手段72に出力する。
【0080】(ハ)よって、図4(c)に示すようなモ
ニタ信号生成手段72の出力は理想的な目標値が現れ
る。即ち、モニタ信号生成手段72の出力と基準信号
(VR)9は理想的には等しくなる。
【0081】(ニ)等しいということは誤差が存在しな
いので差動アンプ(DFA)5は出力がゼロになる。
【0082】(ホ)差動アンプ(DFA)5の出力を受
け取るローパスフィルタ(LPF)6の出力も勿論ゼロ
となる。
【0083】(ヘ)ローパスフィルタ(LPF)6の出
力がゼロなので電圧電流変換器(V/I)51の出力も
ゼロとなる。
【0084】理想的にはこのような状態でループは収束
する。
【0085】(b2)記録補正電流源52が理想的な値
から少しずれていた場合; (イ)例えば記録補正電流源52の値が理想的な値より
も少し大きかった場合は、レーザダイオードLDは理想
的なパワーよりも少し強く発光する。
【0086】(ロ)レーザダイオードLDが少し強いパ
ワーで発光すると、モニタダイオードMDがモニタした
結果をモニタ信号生成手段72に出力する。
【0087】(ハ)よって、図4(c)に示すようなモ
ニタ信号生成手段72の出力は理想的な目標値よりも少
し大きい値が現れる。
【0088】(ニ)差動アンプ(DFA)5が、モニタ
信号生成手段72の出力と基準電圧9との誤差を増幅す
る。
【0089】(ホ)差動アンプ(DFA)5の出力を受
け取るローパスフィルタ(LPF)6の出力はマイナス
符号の信号となる。
【0090】(ヘ)即ち、記録補正電流源52からの出
力電流を小さくするよう補正する。この結果モニタ信号
生成手段72の出力と基準信号(VR)9とが等しくな
るようにフィードバックループが完成している。
【0091】(c)再生から記録及び消去へ切り替える
場合; (イ)記録再生パルス(WP)10がHに切り替わる。
すると記録再生補正スイッチ(RWSW)33はONし
て記録再生補正電流源52から電流を出力する。但し、
この時に図4(c)に示すように差動アンプ(DFA)
5への入力信号は、最初のサンプルパルスの立ち上がり
まで消去時の信号がサンプルホールドされない。
【0092】(ロ)最初のサンプルパルスの立ち上がり
まで消去時の信号がサンプルホールドされない。しかし
図4(d)に示すように基準信号(VR)9は最初のサ
ンプルパルスの立ち上がりと同期させている。よって、
図4(c)に示す差動アンプへの入力信号と図4(d)
に示す基準信号がほとんど一致する。
【0093】(ハ)図4(c)に示す差動アンプへの入
力信号と図4(d)に示す基準信号がほとんど一致する
ので誤差は小さくなる。差動アンプ(DFA)5の出力
はローパスフィルタ(LPF)6で平滑化される。ロー
パスフィルタ(LPF)6の出力信号は、図4(f)に
示すように誤差信号に余分なノイズが無くなる。
【0094】(ニ)ローパスフィルタの出力は電圧電流
変換器(V/I)に入力される。よって、記録再生補正
電流源52からの出力電流が加算された信号は図4
(g)に示すような波形となる。ここで図4(g)に示
す信号は電流であることに留意されたい。
【0095】よって、基準信号(VR)9をサンプルパ
ルス(SP)8と同期させることにより、より高精度に
レーザパワー制御信号を発生させることができる。
【0096】本発明の第2の実施の形態に係るレーザ駆
動回路の構造によれば、本発明の第1の実施の形態と同
様に、従来のように記録再生補正パルスを用いることな
くレーザ駆動回路を構成できる。更に、記録及び消去時
に必要とされるレーザパワーは記録再生パルス(WP)
10を基準に動作させるので、従来のように切り替えの
動作に伴う信号の遅れを生じることが無い。更にレーザ
ドライバアンプ(LDA)として電流入力タイプのもの
を利用することができる。
【0097】(その他の実施の形態)本発明は上記の実
施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論
述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべ
きではない。この開示から当業者には様々な代替実施の
形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
【0098】既に述べた第1及び第2の実施の形態にお
いては消去・再生用レーザ駆動回路を中心に説明した
が、記録用レーザ駆動回路についても同様に応用でき
る。
【0099】但し、記録用レーザ駆動回路の場合は記録
補正信号は必ずしも記録開始に同期する必要は無く、先
にONしても良いし、常時ONさせておいても良いとい
う点で異なる。常時ONさせる場合は、レーザドライバ
アンプを制御パルスでOFFさせておけば良い。
【0100】更に第1及び第2の実施の形態において
は、CD−RWに用いられる消去・再生用レーザ駆動回
路について説明したが、言うまでも無くCD−R、DV
D−R、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW
等類似の光ディスクシステムにも応用できる。
【0101】このように、本発明はここでは記載してい
ない様々な実施の形態を含むことは勿論である。従っ
て、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請
求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるも
のである。
【0102】
【発明の効果】本発明によれば、記録と再生の切り替え
動作そのものが従来よりも高速なレーザ駆動回路を構成
できる。
【0103】本発明によれば、記録補正パルスを用いる
ことなくレーザ駆動回路を構成できる。
【0104】本発明によれば、レーザパワーの基準とな
る信号が、消去や再生の途中で不連続とならないレーザ
駆動回路を構成できる。
【0105】また本発明によれば、再生時、消去時のい
ずれにおいても差動アンプの入力換算オフセットが発生
しにくいレーザ駆動回路を構成できる。
【0106】更に本発明によれば、記録再生の動作切り
替え直後から常時フィードバックループを機能させるこ
とができる。即ち、記録再生の動作切り替え直後から自
動調整がかかっている状態で動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るレーザ駆動回
路の回路図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るレーザ駆動回
路における信号波形の変化を示すタイミングチャートで
ある。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るレーザ駆動回
路の回路図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るレーザ駆動回
路における信号波形の変化を示すタイミングチャートで
ある。
【図5】従来のレーザ駆動回路の回路図である。
【図6】従来のレーザ駆動回路における信号波形の変化
を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 レーザユニット 2、54 レーザドライバアンプ 3 IV(電流・電圧)変換アンプ 4 サンプルホールドスイッチ 5 差動アンプ 6 ローパスフィルタ 7、33 記録再生補正スイッチ 8 サンプルパルス 9 基準電圧(基準信号) 10 記録再生パルス 11 記録補正電圧(記録補正信号) 12 記録再生補正パルス 13 制御パルス 14 コンデンサ 31 加算器 33 記録再生補正スイッチ 51 電流電圧変換回路 52 記録補正電流原 53 記録補正電流原制御信号(デジタル信号) 71 サンプルホールド回路 72 モニタ信号生成手段 LD レーザダイオード(半導体レーザ素子) MD モニタダイオード(モニタ素子)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レーザ素子と、 該半導体レーザ素子の出力を受光するモニタ素子と、 該モニタ素子からの信号を入力するモニタ信号生成手段
    と、 該モニタ信号生成手段の出力を一方の入力端子に、基準
    信号を他方の入力端子に入力する差動アンプと、 該差動アンプからの出力を受け取るローパスフィルタ
    と、 記録再生パルスにより記録補正信号の切り替えを行う記
    録再生補正スイッチと、 前記ローパスフィルタの出力と前記記録再生補正スイッ
    チの出力とを加算する加算器と、 前記半導体レーザ素子に接続され、前記加算器の出力信
    号により動作するレーザドライバアンプとを少なくとも
    有することを特徴とするレーザ駆動回路。
  2. 【請求項2】 前記ローパスフィルタと前記加算器との
    間に電圧電流変換器を挿入したことを特徴とする請求項
    1記載のレーザ駆動回路。
  3. 【請求項3】 前記記録再生補正スイッチの入力側に接
    続された記録補正電流源を更に具備することを特徴とす
    る請求項2記載のレーザ駆動回路。
  4. 【請求項4】 前記モニタ信号生成手段は、前記モニタ
    素子の出力を受け取る電流電圧変換アンプと、該電流電
    圧変換アンプの出力を受け取るサンプルホールド回路と
    を含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項
    記載のレーザ駆動回路。
  5. 【請求項5】 前記記録補正電流源はD/A変換器を内
    蔵し、デジタル信号により電流を出力することを特徴と
    する請求項3記載のレーザ駆動回路。
  6. 【請求項6】 前記サンプルホールド回路は消去・再生
    時の信号のみを取り出すサンプルパルスにより動作し、
    記録再生の際には、前記基準信号は前記サンプルパルス
    に同期して切り替わることを特徴とする請求項4記載の
    レーザ駆動回路。
  7. 【請求項7】 半導体レーザ素子の発光量を検出するス
    テップと、 該検出された信号からモニタ信号を生成するステップ
    と、 該モニタ信号と基準信号との差を差動増幅して誤差信号
    を生成するステップと、 該誤差信号を平滑化するステップと、 記録再生パルスにより記録補正信号の切り替えを行うス
    テップと、 前記平滑化された誤差信号に前記記録補正信号を加算し
    てレーザパワー制御信号を生成するステップと、 該レーザパワー制御信号により半導体レーザ素子の発光
    量を調整するステップとを少なくとも有することを特徴
    とするレーザ駆動方法。
  8. 【請求項8】 前記平滑化された誤差信号を電流に変換
    するステップを更に具備することを特徴とする請求項7
    記載のレーザ駆動方法。
  9. 【請求項9】 前記記録補正信号は電流で与えられるこ
    とを特徴とする請求項8記載のレーザ駆動方法。
  10. 【請求項10】 前記モニタ信号を生成するステップ
    は、前記検出された信号を電流に変換して増幅するステ
    ップと、消去・再生時の信号のみを取り出すサンプルパ
    ルスによりサンプルホールドするステップとを含むこと
    を特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項記載のレー
    ザ駆動方法。
  11. 【請求項11】 前記基準信号は、特定のタイミングの
    前記サンプルパルスの立ち上がり又は立ち下りに同期し
    ていることを特徴とする請求項10記載のレーザ駆動方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009124027A (ja) * 2007-11-16 2009-06-04 Sanyo Electric Co Ltd 発光素子駆動回路及び携帯電話

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