JP2003031546A - スリット状の噴射口を複数有する基板の液切り装置 - Google Patents

スリット状の噴射口を複数有する基板の液切り装置

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JP2003031546A
JP2003031546A JP2001217958A JP2001217958A JP2003031546A JP 2003031546 A JP2003031546 A JP 2003031546A JP 2001217958 A JP2001217958 A JP 2001217958A JP 2001217958 A JP2001217958 A JP 2001217958A JP 2003031546 A JP2003031546 A JP 2003031546A
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slit
shaped
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liquid
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Yuji Kubo
祐治 久保
Kazuma Taniwaki
和磨 谷脇
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】基板のサイズの大型化、搬送のスピードアッ
プ、乾燥工程の安定化、を具体的達成であり、(1)エ
アナイフの搬送方法と直行角度θは45度まで調整可能
な液切り装置の開発と、(2)装置の長さを短縮、
(3)基板の角部及び、基板の表裏面と端面の処理液の
液切り乾燥の安定。 【解決手段】搬送方向と直行する向きに複数のエアナイ
フ7で構成され、流量制御弁12を介して、独立に噴射
エア圧が調整でき、角度θを0度〜180度まで調整で
き、垂直方向に対して傾き角度φ1の調整可能の機能を
有した基板2の液切り装置5を搬送面の上下に対に設置
により、装置長を短縮と、基板2の上面と、下面に付着
した処理液を完全に吹き飛ばすことができ、乾燥工程が
安定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体によって表面
処理が施され、処理液が付着した液晶表示器用のガラス
基板、半導体ウエハ基板等に気体を噴射するようにした
基板の液切りに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばカラーフィルタを製造する
場合では、板状のガラス基板2の表面に薬液や純水など
の処理液4を使用する湿式表面処理、いわゆる水洗処理
が施され、基板2表面上及び基板2裏面に付着している
処理液4は従来の液切り装置により除去している。
【0003】図5に示すように、搬送方向に並列に置か
れた搬送機構の搬送ローラ1面(搬送面)の上下に、搬
送方向に直交する方向にスリット状の噴射口6a、エア
ナイフ6を有した基板の液切り装置5を搬送方向と直交
する方向に対して角度θだけ傾斜させて設置し、水平状
態で搬送される基板2の表面及び裏面には処理液4が附
着している。
【0004】基板2は図5の左側より搬送ローラー1駆
動により基板液切り装置5を通過して図5の右側方向に
等速で、例えば2.0m/分のスピードで予め装備して
いる搬送機構により搬送している。
【0005】基板液切り装置5は高圧エア発生装置1
3、と高圧エアータンク11、及び流量制御弁12とエ
アナイフ6とスリット状噴射口6aにより構成され、高
圧気体タンク12に常時規定の圧力に維持準備している
高圧空気は流量制御弁12を介して接続したエアナイフ
6、噴射口6aより気体を噴射する機能を有し、この噴
流によって基板2に付着した処理液4を角部3へ押し流
し、吹き飛ばすようにしたものが知られている。
【0006】前記従来のものでは、エアナイフ6の搬送
方向と直交する方向に対して角度θだけ、例えば20度
前後に傾斜設定させて設置し、例えば液切り能力不足気
味の場合は角度の調整をして最適条件にて運転してい
る。最も確かな液切り能力が望める角度θを45度に設
定可能な機構の液切り装置5では搬送方向への全長が長
くなってしまうため、従来の技術では30度付近以下の
角度調整で使用している事が一般的であり、基板2に付
着した処理液4の除去能力の向上の為には角度θ=45
度に設定できる装置が必要となっている。
【0007】また、基板2の角部3へ押し流された処理
液4は基板角部3の表裏面および端面に付着するが、基
板角部3の端面部はエアナイフ6の噴流の力を受けにく
い為、噴流によって完全に処理液を吹き飛ばすことがで
きず、残留した処理液4により基板2表面にシミが発生
し基板汚染の原因となり、又その液滴が装置後段の処理
槽に持ち込まれ問題が発生する。
【0008】上記の問題点をまとめると、次の(1)〜
(4)に示すような問題点がある。 (1)エアナイフ6の搬送方向と直交する方向に対して
角度θだけ実際には10〜20度前後に設定に制限されて
いる。(2)最適45度設定では装置が搬送方向の長く
なる。(3)基板2の角部3へ押し流された処理液4は
基板角部3の表裏面および端面に付着するが、噴流によ
って完全に処理液を吹き飛ばすことができない。(4)
不完全により残った液滴が装置後段の処理槽に持ち込ま
れ問題が発生する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情を考
慮してなされたもので、基板2のサイズの大型化、及び
搬送のスピードアップ、と乾燥工程の安定を具体的達成
するためになされたものであり、本発明の課題は(1)
傾斜エアナイフ6の搬送方向と直交する方向に対して角
度θは45度まで調整可能な基板の液切り装置5の開
発。(2)装置の搬送方向への装置の長さを短縮する。
(3)基板2の角部3へ押し流された処理液4は基板角
部3の表裏面および端面に付着するが、噴流によって完
全に処理液を吹き飛ばす。(4)不完全により残った液
滴が装置後段の処理槽に持ち込まない。これにより基板
2のサイズの大型化、及び搬送のスピードアップ、と乾
燥工程の安定を具体的達成するためにスリット状の噴射
口を複数有する基板の液切り装置を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
発明は搬送される基板の表面に向けてエアナイフのスリ
ット状の噴射口から気体を噴射するようにした基板の液
切り装置において、スリット状噴射口を複数有し、搬送
方向と直交する方向に対して傾けられており、前記噴射
口が、搬送方向に対して垂直方向に並べられてあること
を特徴とするスリット状の噴射口を複数有する基板の液
切り装置である。
【0011】本発明の請求項2に係る発明は搬送される
基板の表面に向けてエアナイフのスリット状の噴射口か
ら気体を噴射するようにした基板の液切り装置におい
て、スリット状噴射口を複数有し、搬送方向と直交する
方向に対して傾けられており、前記噴射口が、搬送方向
に対して垂直方向に並べられてあることを特徴とするス
リット状の噴射口を複数有する基板の液切り装置であ
る。
【0012】本発明の請求項3に係る発明は請求項1又
は請求項2記載の基板の液切り装置において、設けられ
た複数のスリット状の噴射口の少なくともひとつが、搬
送方向と直交する方向に対する傾きが可変となっている
ことを特徴とする複数のスリット状の噴射口を有する基
板の液切り装置である。
【0013】本発明の請求項4に係る発明は請求項1又
は請求項2又は請求項3記載の基板の液切り装置におい
て、搬送面に垂直な方向に設置されている複数のスリッ
ト状噴射口の少なくともひとつが搬送面に垂直な方向に
対する傾きが可変であることを特徴とする複数のスリッ
ト状の噴射口を有する基板の液切り装置である。
【0014】本発明の請求項5に係る発明は請求項1又
は請求項2又は請求項3記載の基板の液切り装置におい
て、設けられた複数のスリット状噴射口毎にエアナイフ
が独立した構成をもつ複数のスリット状の噴射口を有す
る基板の液切り装置において、設けられた複数のスリッ
ト状噴射口から、高圧で噴射される気体の量を、少なく
ともひとつの噴出口で増大させることを特徴とするスリ
ット状の噴射口を有する基板の液切り装置である。
【0015】本発明の請求項6に係る発明は搬送される
基板の表面に向けてエアナイフのスリット状の噴射口か
ら気体を噴射するようにした基板の液切り装置であっ
て、スリット状噴射口を複数有し、搬送方向と直交する
方向に対して傾けられており、前記噴射口が、搬送方向
に対して垂直方向に並べられている基板の液切り装置に
おいて、搬送面の上側及び、下側に対になって設置する
ことを特徴とするスリット状の噴射口を複数有する基板
の液切り装置である。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に沿って図1
〜図4を用いて詳細に説明する。
【0017】図1に示す基板の液切り装置5は、搬送方
向と直行する向きに並ぶ複数のエアナイフ7で構成され
ている。それぞれのスリット状噴射口7aを独立させて
設けることにより、各スリット状噴射口7aは高圧気体
のタンク11との配管途中に各々独立の流量制御弁12
を介して連結された機能を有し、それぞれ独立に噴射エ
ア圧は調整できる。
【0018】各スリット状噴射口7aの搬送方向と直行
する方向に対する角度θ1(傾き)を0度〜180度ま
で容易に調整できるような機能を有し、又搬送面に対し
て垂直な方向に対する傾き角φ1の調整も同様の機能を
有し、個々のスリット状噴射口7a毎に簡易に変更でき
るようになっている。
【0019】複数のエアナイフ7が基板の搬送方向と直
交する方向に対して角度θだけ傾斜して設けられて、こ
の角度θは、45度で最も確かな液切り能力が望めるとさ
れているが、角度θを小さくすればより省スペース化が
可能になる理由から、30度近傍まで最適条件の幅が設定
可能となる。
【0020】また、エアナイフの角度θは処理液4の種
類や噴射エア圧、基板2の搬送速度などを勘案して最適
の角度が設定され、処理液の残留しやすい基板角部3に
対応するスリット状噴射口7aに関しては、他の噴射口
7aと比べて、搬送方向と直行する方向に対する傾き
を、例えば45度に近い値で設置する。
【0021】図3に示すように、スリット状噴射口7a
からの噴射方向が、基板2の搬送方向とは逆方向に向か
うように、すなわち、基板2の搬送面に垂直な方向に対
してφ1の角度をなすように配備されている。したがっ
て、噴射口7aから噴出される高圧気流によって基板2
の上下両面に付着した液滴が基板2の搬送方向とは逆方
向に吹き飛ばされるようになっている。なお角度φ1は3
0度の近傍に設定されているがローラー面下側面のエア
ナイフの角度φ1を一致させなくてもよい。
【0022】以下、本発明の実施の形態を図面に基づい
て詳細に説明する。図2は、本発明に係る基板の液切り
装置を備えた洗浄処理装置の側面視の簡略図である。基
板2の液切り装置5は洗浄槽8に隣接配置された乾燥槽
9の内部に配備されており洗浄槽8において純水等の処
理液が吹きつけられ洗浄された基板2に付着した処理液
4を除去する。洗浄槽8の側壁に基板2を投入する投入
口8aが、洗浄槽8と乾燥槽9との間の隔壁に基板2を
洗浄槽8から乾燥槽9へ導くための導入口9aが、乾燥
槽9の出口側の側壁に基板2を搬出するための搬出口9
bがそれぞれ設けられている。
【0023】投入口8aから投入された基板2が導入口
8aを介して搬出口9bまで搬出されるように基板2の
搬出経路が構成されている。搬送機構は搬送方向に並列
軸支された複数の搬送ローラ1と、これらの搬送ローラ
1を同期して回転させる駆動機構とを備え基板2を水平
状態で搬送するように構成されている。なお洗浄槽8と
乾燥槽9の下部には、処理液4、及び基板から除去され
た不要物を排出する排出口8c、9cが設けられてい
る。
【0024】洗浄槽8は、搬送される基板2を挟んで上
下に対抗配備された複数個の洗浄ノズル10を備え、洗
浄液供給源から供給された純水等の処理液4を各ノズル
10から搬送される基板の上下両面に向けて吹きつける
ことにより基板2の表面及び裏面に付着した不要物等を
洗い流すように構成されている。
【0025】次に、乾燥槽8内部に配備された基板の液
切り装置5の構成を図1と図3を参照して説明する。図
3より、乾燥槽8は基板2を水平方向へ搬送する搬送ロ
ーラ1にて構成される搬送機構と、搬送ローラーにより
搬送される基板2の上下両面に向けて気体を噴射する基
板の液切り装置5とで構成されている。
【0026】図1に示す平面図は、基板の液切り装置の
簡略図であり、複数のスリット状噴射口7aは、それぞ
れエア配管を介してエア供給源12に接続されており、
エア供給源12から供給される高圧エアを、それぞれの
噴射口7aから基板2両面に向けて噴射するようにして
いる。スリット状噴射口7aはそれぞれのエア配管には
それぞれ個別に流量制御弁12が設けてあり、個々の噴
射口の流量調節ができるようになっている。そのスリッ
ト状噴射口7aのそれぞれのエア流量は処理液4の種類
や搬送速度などを勘案し、基板2に残留する処理液4が
完全に除去されるように設定される。特に、基板角部3
に対応するスリット状噴射口7aに関しては、他のスリ
ット状噴射口7aよりエア流量を大きくする等の策を施
している。また、洗浄エア供給源12から供給される気
体は、例えば清浄エアに限定されるものではなく、例え
ばN2ガスなどの不活性ガスを用いてもよい。
【0027】複数のスリット状噴射口7aが搬送方向に
対して垂直方向に並べて配置されたエアナイフ7で構成
されている。複数のスリット状噴射口7aを有するエア
ナイフ7が基板2の搬送方向と直交する方向に対して角
度θだけ傾斜して設けられている。この角度θは、30
度〜45度近傍に設定され、最も確かな液切り効果が望め
るように調整されている。それぞれのスリット状噴射口
7aの角度θを一致させなくてもよく、処理液の種類や
噴射エア圧、搬送速度などを勘案して設定される。な
お、設置されているスリット状噴射口の数は3となって
いるが、本発明はこれに限定されるものではない。スリ
ット状噴射口の長さや配置についても限定されるもので
はなく、処理液の種類、噴射エア圧、搬送速度などを勘
案して設定される。
【0028】図3に示すように、噴射口7aからの噴射
方向が基板2の搬送方向とは逆方向に向かうように基板
2の搬送面に垂直な方向に対してφ1の角度をなすよう
に配備され、例えば30度に調整してスリット状噴射口
7aから噴射される高圧気流によって、基板2の上下両
面に付着した処理液4が基板2の搬送方向とは逆方向に
吹き飛ばされるようになっている。また、吹き飛ばされ
た処理液4は乾燥槽9の下部に設けられた排出口9cか
ら排出される。なお、角度φ1は30度に設定されている
が、本発明はこれに限定されるものではなく、また搬送
ローラー面の上面側及び下面側に配置したエアナイフの
噴射口の角度φ1を一致させなくてよい。
【0029】図4を参照して説明する。図4(a)及び
図4(b)は液滴が除去される状態を示した図である。
水洗槽8から基板2を搬入すると、その表面には純水な
どの処理液4が付着しているが、この基板2が更に(右
方向)下流へ搬送されると、スリット状噴射口が搬送方
向と直行する方向に対して、傾斜させて設置されたスリ
ット状噴射口7aから噴射される噴流により基板2上の
処理液4の大部分が除去され、基板端部の処理液4は角
部3へ押し流される。
【0030】基板角部3に残留する処理液4に関して
も、基板角部3に対応するスリット状噴射口7aから噴
射するエア流量の増加させるか、もしくはスリット状噴
射口の傾き角θ1、φ1微調整する等の設置条件を適宜設
定することにより噴射口7aから噴射される噴流が搬送
方向とは逆方向側へ噴射され、処理液4が完全に除去す
ることができる。
【0031】また、エアナイフ7、および、スリット状
噴出口、7aが搬送面に上下それぞれ対になって設けら
れていることにより、基板2の上面及び下面の両方に付
着した処理液4を一挙に完全に吹き飛ばすことができ
る。
【0032】前記実施形態では、基板2を水平搬送する
洗浄装置を例にとって説明したが、本発明はこれに限定
されず、基板の垂直搬送、斜め搬送等でも、搬送される
基板の表裏両面に、それぞれ実施例のように本発明のス
リット状の噴射口を複数有する基板の液切り装置のエア
ナイフ7を配置してもよい。
【0033】
【発明の効果】前記請求項1記載の発明によれば、複数
のエアナイフを搬送方向に対して垂直方向に並設するこ
とにより、従来の単一で設置するエアナイフのスリット
状噴射口が搬送方向と直行する方向に対して傾けて設置
したものに比べて、装置を搬送方向に短くすることがで
きる。前記請求項2記載、及び請求項5記載の発明によ
れば、基板角部に残留してしまう処理液に関して、その
箇所に対応するスリット状噴射口のエア流量を増加調整
することで完全に吹き飛ばすことが可能である。その場
合、エアナイフを2段構成等にして対処することに比べ
れば、気体の使用量も少なく、調整作業も容易となる。
請求項3記載の発明によれば、前記請求項1及び2記載
の装置における複数のスリット状噴射口がそれぞれの噴
射口毎にエアナイフが独立して設置されているため、個
々のスリット状噴射口の搬送方向と直行する方向に対す
る角度θを調整ができる。請求項4の発明依れば搬送面
に垂直な方向に対する角度φ1等を可変にすることでエ
アナイフの噴射口から噴出される噴流が搬送方向とは逆
方向へと方向づけられるから、基板に付着する処理液が
確実に角部へ押し流され、残留処理液を確実に吹き飛ば
すことができる。前記載の請求項6の発明によれば、本
発明のスリット状の噴射口を複数有する基板の液切り装
置を搬送面の上側、及び下側に対に設置した効果は基板
角部に残留してしまう処理液に関して、その箇所に対応
する上下両面のスリット状噴射口の搬送方向と直行する
方向に対しての傾きを調節することで、残留処理液を吹
き飛ばす能力の向上を図ることができ、基板の上面およ
び下面の両面に付着した処理液を完全に吹き飛ばすこと
ができ、その改善の効果により基板2のサイズの大型
化、及び搬送のスピードアップ、と乾燥工程の安定を達
成するスリット状の噴射口を複数有する基板の液切り装
置を提供することできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスリット状の噴射口を複数有する基板
の液切り装置の平面図である。
【図2】図1の基板の液切り装置を備えた洗浄処理装置
の一実施例の側面図である。
【図3】図1の複数ののスリット状噴射口を有するエア
ナイフで構成される基板の液切り装置の側面図である。
【図4】図1の液切りの状態を示した平面図である。
【図5】従来の基板の液切り装置を説明する平面図であ
る。
【図6】図5の1個スリット状噴射口を有するエアナイ
フで構成される基板の液切り装置の平面図である。
【符号の説明】
1…搬送ローラ 2…基板 3…基板角部 4…処理液 5…基板の液切り装置 6…(従来の)エアナイフ 6a…(従来の)スリット状噴射口 7…(本発明の)エアナイフ 7a…(本発明の)スリット状噴射口 9…乾燥槽 10…洗浄ノズル 11…高圧気体のタンク 12…流量制御弁 13…高圧エア発生装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送される基板の表面に向けてエアナイフ
    のスリット状の噴射口から気体を噴射するようにした基
    板の液切り装置において、スリット状噴射口を複数有
    し、搬送方向と直交する方向に対して傾けられており、
    前記噴射口が、搬送方向に対して垂直方向に並べられて
    あることを特徴とするスリット状の噴射口を複数有する
    基板の液切り装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の基板の液切り装置におい
    て、設けられた複数のスリット状噴射口毎にエアナイフ
    が独立した構成をもつことを特徴とするスリット状の噴
    射口を複数有する基板の液切り装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2記載の基板の液切り
    装置において、設けられた複数のスリット状の噴射口の
    少なくともひとつが、搬送方向と直交する方向に対する
    傾きが可変となっていることを特徴とする複数のスリッ
    ト状の噴射口を有する基板の液切り装置。
  4. 【請求項4】請求項1又は請求項2又は請求項3記載の
    基板の液切り装置において、搬送面に垂直な方向に設置
    されている複数のスリット状噴射口の少なくともひとつ
    が搬送面に垂直な方向に対する傾きが可変であることを
    特徴とする複数のスリット状の噴射口を有する基板の液
    切り装置。
  5. 【請求項5】請求項1又は請求項2又は請求項3記載の
    基板の液切り装置において、設けられた複数のスリット
    状噴射口毎にエアナイフが独立した構成をもつ複数のス
    リット状の噴射口を有する基板の液切り装置において、
    設けられた複数のスリット状噴射口から、高圧で噴射さ
    れる気体の量を、少なくともひとつの噴出口で増大させ
    ることを特徴とするスリット状の噴射口を有する基板の
    液切り装置。
  6. 【請求項6】搬送される基板の表面に向けてエアナイフ
    のスリット状の噴射口から気体を噴射するようにした基
    板の液切り装置であって、スリット状噴射口を複数有
    し、搬送方向と直交する方向に対して傾けられており、
    前記噴射口が、搬送方向に対して垂直方向に並べられて
    いる基板の液切り装置において、搬送面の上側及び、下
    側に対になって設置することを特徴とするスリット状の
    噴射口を複数有する基板の液切り装置。
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