JP2003024424A - 脱臭剤組成物 - Google Patents
脱臭剤組成物Info
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Abstract
て、吸着剤に影響を与えることなく、菌の繁殖やかびの
増殖を抑える技術を提供すること。 【解決手段】 吸着剤をゲル中に分散してなる脱臭剤に
おいて、抗菌・防かび剤として下記式で表される複合金
属化合物の1種または2種以上を配合することを特徴と
する脱臭剤組成物。 【化1】 (式中、M1はMgまたはCa、M2 はCuまたはZ
n、Xは0.0001≦X<0.9の数、Mm+ はAg
+ 、Cu2+ 及びZn2+ の中から選ばれたm価のイオン
交換性金属(m=1または2)、Y、m、n及びaは0
<Y≦2、1≦m≦3、4<n<15、0≦aの数、b
は20≦b≦30の数)
Description
し、さらに詳細には基剤であるゲル中での菌やかびの発
生や増殖を抑制することができる脱臭剤組成物に関す
る。
中などで発生する悪臭を除去するための消臭剤や脱臭剤
は数多く提案されている。これらのうち、脱臭剤として
は、活性炭やゼオライトのような物理的な吸着性能を有
する粒状物を、通気性を有する袋に収納して、粒状物に
悪臭を吸着させて除去するタイプのものが一般的に知ら
れている。
果は優れているものの、脱臭剤の寿命、すなわち脱臭剤
の終了時期がわからず、脱臭剤の取り替え時期をわすれ
てしまうという問題があった。
出願人は、先に「吸着剤をゲル中に分散してなる脱臭剤
(以下「ゲル状脱臭剤という」)」を開発し特許出願し
た。(特開2000−157706号)。このものは高
い脱臭効力と終了時期のわかりやすさから非常に使い勝
手のよいものであったが、使用環境によってはゲル状脱
臭剤自身に菌が繁殖し、かびが生えるという問題点があ
った。この問題は、美感を損なうのはもちろんのこと、
菌やかびの作用によりゲルが破壊され、離水が生じてし
まい商品性能を損なうため、実質的にも大きな問題であ
る。
臭剤等のゲル製剤が数多く提案されているが、これらも
かびが生えるという問題が知られていた。それを解決す
る手段として、通常パラベンや安息香酸ナトリウムなど
の抗菌・防かび剤をゲル状脱臭剤中に配合することが行
われた。
臭剤に用いられていたこれらの防かび剤をゲル状脱臭剤
に配合しても、まったく効果が認められなかった。この
理由はパラベンや安息香酸ナトリウムなどの抗菌・防か
び剤がゲル状脱臭剤中に分散されている吸着剤に吸着さ
れてしまうためと推測されていた。
製剤で採用されている抗菌・防かび方法を使用すること
ができず、別の方法で菌の繁殖や、カビの増殖を抑える
ことが必要であり、ゲル状脱臭剤の菌やかびの発生や繁
殖等を抑えるための技術開発が求められていた。
鑑みなされたものであり、吸着剤をゲル中に分散せしめ
てなる脱臭剤において、吸着剤に影響を与えることなく
菌の繁殖やカビの増殖を抑えるための技術の提供をその
課題とするものである。
臭剤において、ゲル中に分散された吸着剤の影響をほと
んど受けずに抗菌、防かび作用を奏する成分について鋭
意検索を行っていたところ、特定の複合金属化合物がそ
のような性質を有し、これをゲル状脱臭剤に配合するこ
とによって、有効にゲル中の菌やかびの発生を抑制しう
ることを見いだし、本発明を完成させた。
してなる脱臭剤において、抗菌・防かび剤として下記の
複合金属化合物の1種または2種以上を含有することを
特徴とする脱臭剤組成物を提供するものである。
よび/またはZnを示し、Xは0.0001≦X<0.9
の範囲の数を示す)で表される金属水酸化物、
表される金属酸化物、
選ばれたm=1又は2の金属の少なくとも1種以上を必
須成分とするm価のイオン交換性金属を示し、Y、m、
n及びaはそれぞれ0<Y≦2、1≦m≦3、4<n<
15、0≦aを満足する数を表す)で表される非結晶の
ケイ酸アルミニウム化合物、または
る酸化アルミニウム・亜鉛。
菌・防カビ剤として用いられる複合金属化合物は、上記
の式(I)ないし式(IV)で表されるものである。これ
らのうち、式(I)で表されるものは、例えば特開平6
−72816号に、式(II)で表されるものは、例えば
特開平6−65011号に、式(III)で表されるもの
は、例えば特開2000−63219号に、式(IV)で
表されるものは、例えば特開平8−291011号にそ
れぞれ開示されているものであり、これらの文献に記載
の方法に従って容易に製造することができる。
の具体例としては、Ca0.95Zn0. 05(OH)2 (シー
バイオZ(朋友システム社製))Ca0.95Cu
0.05(OH)2 (シーバイオC(朋友システム社
製))、Mg0.93Zn0.07O(シーバイオZO(朋友シ
ステム社製))、Mg0.93Cu0.07O(シーバイオCO
(朋友システム社製))、0.2CuO・Al2 O3 ・
9SiO2 (シーバイオKU2 (朋友システム社
製))、20〜30ZnO・Al2 O3 (シーバイオZ
−24(朋友システム社製))等の市販品が挙げられ、
これらを1種若しくは2種以上の混合物として使用する
こともできる。
の配合量は、使用する複合金属化合物の活性の程度、ゲ
ルを構成するゲル化剤の種類、ゲル中のゲル化剤の種類
及び量、あるいは他の添加成分の種類及び量等に影響さ
れるので、実際の製剤について実験的に決定されるべき
である。しかし、一般的には、ゲル状脱臭剤中、0.0
1%〜10%程度配合すれば十分である。
合物を抗菌・抗カビ剤として添加する以外は公知の方法
に従い製造することができる。すなわち、例えばまず粉
状物である吸着剤、ゲル化剤を分散剤によって分散さ
せ、次いでこれに水を加え加熱、攪拌することにより、
均一な溶液とし、最後にこの溶液を容器に注ぎ、冷却す
ることにより製造することができる。
性炭、備長炭などの炭、ゼオライト、シリカゲル、複合
吸着剤等を用いることができる。このうち、価格、脱臭
能の点からは炭を用いることが好ましい。
ジェランガム、寒天、ゼラチン、グアーガム、ペクチ
ン、ローカストビーンガム、キサンタンガム、アルギン
酸ソーダ、セルロース誘導体等従来公知のものが使用で
き、脱臭効果および価格の面からはカラギーナンが好ま
しい。
る複合金属化合物によって抗菌スペクトルが異なるた
め、これに加え他の抗菌・防かび剤を配合することがの
ぞましい。他の抗菌・防かび剤としては、抗菌性金属含
有防かび剤および非吸着性有機系防かび剤を挙げること
ができる。
は、銀系防かび剤、マグネシウム系防かび剤等が挙げら
れる。この銀系防かび剤の具体例としては、クエン酸
銀、乳酸銀等の有機酸銀塩系防かび剤、銀担持ゼオライ
ト、銀担持シリカゲル、銀リン酸ジルコニウム等の銀担
持系防かび剤、酸化銀、硝酸銀等の銀含有無機系防かび
剤等が挙げられる。なお、上記銀系防かび剤のうち有機
酸銀塩系防かび剤としては、アデカロイヤルガード(旭
電化工業社製)等が、銀担持系防かび剤としては、バク
テキラー(鐘紡社製)、ゼオミック(シナネン社製)、
バクテノン(日本電子材料社製)、ノバロン(東亞合成
社製)等がそれぞれ市販されているので、これらを使用
しても良い。また、マグネシウム系防かび剤の具体例と
しては、クエン酸マグネシウム等の有機酸マグネシウム
塩系防かび剤、酸化マグネシウム、硫酸マグネシウム等
のマグネシウム含有無機系防かび剤が挙げられる。商品
名としては、アプレック90(丸和バイオケミカル社
製)が挙げられる。
1,3−ジメチルロール−5,5−ジメチルヒダントイ
ン、1−メチロール−5,5−ジメチルヒダントイン、
3−ジメチロール−5,5−ジメチルヒダントイン、2
−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3−ジオール、ヘ
キサメチレンテトラミン、1−(3−クロロアリル)−
3,5,7−トリアザ−1−アゾニアアダマンタンクロ
リド、2−クロロアセトアミドや、下記の式、
基または水素原子を、R3 は水酸基または水素原子を、
R4 は低級アルキル基または低級ヒドロキシアルキル基
を、R5 は低級アルキルを示す)で表される化合物が挙
げられる。
有機系防かび剤は、それらの1種又は2種以上を組合せ
配合することができる。また、これらの配合量、混合比
も実験的に最適な範囲を定めることができる。
っては分散剤を用いることもでき、その例としてはプロ
ピレングリコール、エチレングリコール等のグリコール
類、エタノール、プロパノール類のアルコール類をあげ
ることができる。また、抗菌防かび剤である3−メトキ
シブタノール、1−メトキシ−2−ブタノール、1−メ
トキシ−2−プロパノール、3−メトキシ−3−メチル
ブタノールや3−メトキシ−3−メチルブチルアセテー
トも分散剤としての効果があるため用いることができ、
その場合は分散剤兼防かび剤の作用をする。
に影響を与えない程度に各種添加剤を加えることができ
る。添加剤としては例えばゲル強化剤としての塩化ナト
リウム等のアルカリ金属塩や、塩化カルシウム等のアル
カリ土類金属塩が挙げられる。また、防腐剤、紫外線吸
収剤、有機酸、色素、香料、他の植物抽出物等の消臭成
分を添加することもできる。
(IV)で表される複合金属化合物が、ゲル状脱臭剤中で
防かび効果を奏するのは、ゲル中の吸着剤に吸着されな
いためと推測される。
らに詳しく説明するが、本発明はこれら実施例に何ら制
約されるものではない。
コール5.0gに分散した。これに吸着剤としての活性
炭(平均300メッシュ以上)2.0gと、抗菌防かび
剤としての酸化アルミニウム・亜鉛(20〜30ZnO
・Al2 O3 :商品名シーバイオZ−24(朋友システ
ム社製))0.5gとを、分散剤であるエタノール5.
0gに分散したものを混合し、攪拌した。これを水8
4.5gにゲル強化剤としての塩化ナトリウム0.5g
を加えたものに混合した後、80℃に加熱、攪拌した後
カップに注ぎ、冷却固化してゲル状脱臭剤(本発明品
1)を得た。
コール5.0gに分散した。これに吸着剤としての活性
炭(平均300メッシュ以上)2.0gと、抗菌防かび
剤としての酸化マグネシウム・銅(Mg0.93Cu
0.07O:商品名シーバイオCO(朋友システム社製))
0.5gとを、分散剤であるエタノール5.0gに分散
したものを混合し、攪拌した。これを水84.5gにゲ
ル強化剤としての塩化ナトウリム0.5gを加えたもの
に混合した後、80℃に加熱、攪拌した後カップに注
ぎ、冷却固化してゲル状脱臭剤(本発明品2)を得た。
コール5.0gに分散した。これに吸着剤としての活性
炭(平均300メッシュ以上)2.0gと、抗菌防かび
剤としての酸化アルミニウム・亜鉛(20〜30ZnO
・Al2 O3 :商品名シーバイオZ−24(朋友システ
ム社製))0.5gとを分散剤兼防かび剤である3−メ
トキシ−3−メチルブタノール5.0gに分散したもの
を混合し、攪拌した。これを水84.5gにゲル強化剤
としての塩化ナトリウム0.5gを加えたものに混合し
た後、80℃に加熱、攪拌した後カップに注ぎ、冷却固
化してゲル状脱臭剤(本発明品3)を得た。
コール5.0gに分散した。これに吸着剤としての活性
炭(平均300メッシュ以上)2.0gと、抗菌防かび
剤としての酸化マグネシウム・亜鉛(Mg0.93Zn0.07
O:商品名シーバイオZO(朋友システム社製))0.
5gとを、防かび剤兼分散剤である3−メトキシ−3−
メチルブタノール5.0gに分散したものを混合し、攪
拌した。これを水84.5gにゲル強化剤としての塩化
ナトリウム0.5gを加えたものに混合した後、80℃
に加熱、攪拌した後カップに注ぎ、冷却固化してゲル状
脱臭剤(本発明品4)を得た。
コール5.0gに分散した。これに吸着剤としての活性
炭(平均300メッシュ以上)2.0gと、抗菌防かび
剤としての水酸化カルシウム・亜鉛(Ca0.95Zn0.05
(OH)2:商品名シーバイオZ(朋友システム社
製))0.5gとを、防かび剤兼分散剤である3−メト
キシ−3−メチルブタノール5.0gに分散したものを
混合し、攪拌した。これを水84.5gにゲル強化剤と
しての塩化ナトリウム0.5gを加えたものに混合した
後、80℃に加熱、攪拌した後カップに注ぎ、冷却固化
してゲル状脱臭剤(本発明品5)を得た。
コール5.0gに分散した。これに吸着剤としての活性
炭(平均300メッシュ以上)2.0gと、抗菌防かび
剤としてのケイ酸アルミニウム・銅(0.2CuO・A
l2O3 ・9SiO2 :商品名シーバイオKU2 (朋友
システム社製))0.5gとを、防かび剤兼分散剤であ
る3−メトキシ−3−メチルブタノール5.0gに分散
したものを混合し、攪拌した。これを水84.5gにゲ
ル強化剤としての塩化ナトリウム0.5gを加えたもの
に混合した後、80℃に加熱、攪拌した後カップに注
ぎ、冷却固化してゲル状脱臭剤(本発明品6)を得た。
コール5.0gに分散した。これに吸着剤としての活性
炭(平均300メッシュ以上)2.0gと、抗菌防かび
剤としての酸化アルミニウム・亜鉛(20〜30ZnO
・Al2O3:商品名シーバイオZ−24 (朋友システ
ム社製))0.3gおよびケイ酸アルミニウム・銅
(0.2CuO・Al2O3 ・9SiO2 :商品名シー
バイオKU2 (朋友システム社製))0.2gとを分散
剤であるエタノール5.0gに分散したものを混合、攪
拌した。これを水84.5gにゲル強化剤としての塩化
ナトリウム0.5gを加えたものに混合した後、80℃
に加熱、攪拌した後カップに注ぎ、冷却固化してゲル状
脱臭剤(本発明品7)を得た。
ったもの(比較品1)、実施例1の防かび剤に代えメチ
ルパラベン(みどり化学社製)0.5gを加えて製造し
たもの(比較品2)および安息香酸ナトリウム(ナカラ
イテスク社製)0.5gを加えて製造したもの(比較品
3)を調製した。
物および比較品1〜3の脱臭剤組成物を、液状状態でそ
れぞれ15mlづつ注ぎ、冷却固化させた。固化したゲ
ルの表面に下記の5種類のかびの懸濁液を塗布し、25
℃の恒温室内で1ケ月間培養した後、肉眼でかびの発育
を観察した。この結果を表1に示す。
41) かび2:ペニシリウム・シトリナムIFO6532 (Penicillium citrinum IFO
6352) かび3:クラドスポリウム・クラドスポリオイデスIF
O6348 (Cladosporium cladosporio
idesIFO 6348) かび4:環境分離株A* かび5:環境分離株B* * 環境分離株A,B…防かび剤を入れないゲル状脱臭
剤を25℃の恒温室内で7日間放置した後に育成したか
び。
生を完全に防ぐことができた。
を以下の評価手順及び評価基準により抗菌効果の確認試
験を実施した。
本発明品1〜6及び比較品1〜3の脱臭剤組成物を、液
体状態でそれぞれ15mlづつ注ぎ、冷却固化させた。
次に固化したゲルの表面に、普通ブイヨン培地で105
〜106 個/mlに調製した下記の試験細菌液を0.0
5ml塗布し、37℃の恒温室内で48時間培養して、
発育状態を観察した。その結果を表2に示した。
2 (Staphylococcus AureusIFO
14462) 細菌3 シュードモナス・アエルギノーザIFO126
89 (Pseudomonas AeruginosaIF
O12689)
を完全に防ぐことができた。
す試験方法により脱臭試験を実施した。結果を表3に示
す。
発明品1〜5をそれぞれ2cm角の立方体にカットし、
これを試料とした。この試料1個を2リットルのデシケ
ーターに入れ、悪臭ガスとしてアンモニアと硫化水素を
注入した。悪臭ガス注入後の濃度(初期濃度;App
m)と180分後の濃度(Bppm)を検知管を用いて
測定し、下記の式を用いて消臭率を算出した。
化合物を抗菌・防かび剤として配合した本発明の脱臭剤
組成物において、このものの配合による脱臭効果の低下
は認められなかった。
びの発生がないものであり、しかも抗菌・防かび剤であ
る複合金属化合物の添加による脱臭作用の低下も認めら
れないものであった。
びの生えることのないゲル状脱臭剤として広い分野に利
用しうるものである。 以 上
Claims (6)
- 【請求項1】 吸着剤をゲル中に分散してなる脱臭剤に
おいて、抗菌・防かび剤として下記の複合金属化合物の
1種または2種以上を配合することを特徴とする脱臭剤
組成物。 【化1】 (式中、M1はMgおよび/またはCaを、M2 はCu
および/またはZnを示し、Xは0.0001≦X<0.
9の範囲の数を示す)で表される金属水酸化物、 【化2】 (式中、M1 、M2 およびXは前記の意味を有する)で
表される金属酸化物、 【化3】 (式中、Mm+ はAg+ 、Cu2+ 及びZn2+ の中から
選ばれたm=1又は2の金属の少なくとも1種以上を必
須成分とするm価のイオン交換性金属を示し、Y、m、
n及びaはそれぞれ0<Y≦2、1≦m≦3、4<n<
15、0≦aを満足する数を示す)で表される非結晶の
ケイ酸アルミニウム化合物、または 【化4】 (式中bは20≦b≦30の範囲の数を表す)で表され
る酸化アルミニウム・亜鉛固溶体。 - 【請求項2】 吸着剤が、炭、ゼオライト、シリカゲル
または複合吸着剤である請求項1項記載の脱臭剤組成
物。 - 【請求項3】 ゲル化剤が、カラギーナン、ジェランガ
ム、寒天、ゼラチン、グアーガム、ペクチン、ローカス
トビーンガム、キサンタンガム、アルギン酸ソーダまた
はセルロース誘導体である請求項1項記載の脱臭剤組成
物。 - 【請求項4】 さらに他の抗菌・防かび剤として、抗菌
性金属含有防かび剤または非吸着性有機系防かび剤を配
合したことを特徴とする請求項第1項記載の脱臭剤組成
物。 - 【請求項5】 抗菌性金属含有防かび剤が、有機酸銀塩
系防かび剤、銀担持系防かび剤または銀含有無機系防か
び剤である請求項第4項記載の脱臭剤組成物。 - 【請求項6】 非吸着性有機系防かび剤が、1,3−ジ
メチロール−5,5−ジメチルヒダントイン、1−メチ
ロール−5,5−ジメチルヒダントイン、3−ジメチロ
ール−5,5−ジメチルヒダントイン、2−ブロモ−2
−ニトロプロパン−1,3−ジオール、ヘキサメチレン
テトラミン、1−(3−クロロアリル)−3,5,7−
トリアザ−1−アゾニアアダマンタンクロリド、2−ク
ロロアセトアミドまたは下記の一般式 【化5】 (式中、R1 は低級アルキル基を、R2は低級アルキル
基または水素原子を、R3 は水酸基または水素原子を、
R4 は低級アルキル基または低級ヒドロキシアルキル基
を、R5 は低級アルキルを示す)で表される化合物から
なる群から選ばれる化合物の1種又は2種以上である請
求項第4項記載の脱臭剤組成物。
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