JP2003011011A - 穴明け工具 - Google Patents

穴明け工具

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JP2003011011A JP2001199504A JP2001199504A JP2003011011A JP 2003011011 A JP2003011011 A JP 2003011011A JP 2001199504 A JP2001199504 A JP 2001199504A JP 2001199504 A JP2001199504 A JP 2001199504A JP 2003011011 A JP2003011011 A JP 2003011011A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 面取りあるいはバリ取り用の切刃チップ12
を備えた穴明け工具において、カートリッジ9や付勢部
材14を交換したり複数種用意したりすることなく、面
取り量やバリ取り量の調整が可能な穴明け工具を提供す
る。 【解決手段】 先端に切刃を備えた工具本体1と、この
工具本体1の先端部外周に形成された取付溝8に取り付
けられて支持軸10回りに回動自在に支持されるカート
リッジ9と、このカートリッジ9に設けられてカートリ
ッジ9の回動に伴い工具本体1の外周面から出没可能と
された切刃チップ12と、カートリッジ9の取付溝8の
底面8A側に介装されてカートリッジ9を工具外周側に
付勢する付勢部材14と、この付勢部材14の付勢力を
調整する付勢力調整手段10,15とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、先端に切刃を備え
た工具本体の先端部外周にカートリッジを介して切刃チ
ップが設けられて、上記切刃によって加工穴を形成する
のに合わせてこの加工穴の開口部のバリ取りや面取りを
行うことが可能な穴明け工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の穴明け工具としては、軸線回り
に回転される工具本体の外周に形成された切屑排出溝の
先端に臨んで切刃が設けられるとともに、工具本体の周
方向に上記切屑排出溝の間に画成されるランドの工具先
端側には上記軸線に平行に取付溝が形成され、この取付
溝に、カートリッジに保持された切刃チップが工具本体
の外周面に出没自在に取り付けられたものが提案されて
いる。そして、さらに本発明の発明者らは、特開平11
−309604号公報や特開平11−320228号公
報において、上記カートリッジを、工具本体に固定され
るベースとこのベースに回動自在に取り付けられるアー
ムとから構成し、このアームの先端部に上記切刃チップ
を取り付けるとともに、アームとベースとの間には付勢
部材(捩りコイルバネ)を介装してその付勢力によりア
ームを付勢し、切刃チップを出没自在としたものを提案
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
穴明け工具による面取り量やバリ取り量は、切削条件や
切削環境によって変化し、例えば大きなバリが生じ易い
加工物のバリ取りを行う場合や、面取り量を大きくした
い場合には、この切刃チップが加工穴の開口部に食い付
く際の上記付勢部材の付勢力を強めに設定しなければな
らない。また、逆に、加工物が軟質な材質で形成されて
いる場合や、面取り量を小さくする場合などには、付勢
部材による付勢力を弱くして、この切刃チップがあまり
強く加工穴の開口部に食い付かないようにしなければな
らない。しかしながら、上記従来の穴明け工具では、付
勢部材がアームとベースとの間に介装されることによっ
てカートリッジに組み込まれた状態で固定されており、
このようなカートリッジが上記取付溝に収容されて直接
工具本体に固定されているため、このように付勢部材の
付勢力を調整しようとすると、カートリッジを工具本体
から取り外した上で、アームとベースとを分解して付勢
部材を付勢力の異なるものに交換したり、あるいは予め
付勢力の異なる付勢部材を介装した複数種のカートリッ
ジを用意しておいたりしなければならず、交換作業に時
間や労力を要したり、複数種の付勢部材やカートリッジ
が必要となったりするため、非効率的かつ不経済であっ
た。
【0004】本発明は、このような背景の下になされた
もので、上述した面取りあるいはバリ取り用の切刃チッ
プを備えた穴明け工具において、カートリッジや付勢部
材を交換したり複数種用意したりすることなく、面取り
量やバリ取り量の調整が可能な穴明け工具を提供するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決して、こ
のような目的を達成するために、本発明は、先端に切刃
を備えた工具本体と、この工具本体の先端部外周に形成
された取付溝に取り付けられて支持軸回りに回動自在に
支持されるカートリッジと、このカートリッジに設けら
れて該カートリッジの回動に伴い上記工具本体の外周面
から出没可能とされた切刃チップと、上記カートリッジ
の上記取付溝の底面側に介装されて該カートリッジを工
具外周側に付勢する付勢部材と、この付勢部材の付勢力
を調整する付勢力調整手段とを備えてなることを特徴と
する。従って、このような穴明け工具によれば、この付
勢力調整手段によって付勢部材の付勢力を調整すること
により、カートリッジや付勢部材自体を交換したりする
ことなく、切刃チップが加工穴の開口部に食い付く際の
強さを増減させることができ、面取り量やバリ取り量を
切削条件や切削環境に合わせて最適化することができ
る。
【0006】ここで、上記付勢部材が、例えば上記捩り
コイルバネのように圧縮された状態でその両端部が上記
カートリッジと上記取付溝の底面側とに当接することに
よって該カートリッジを付勢する弾性体である場合に
は、上記付勢力調整手段は、第1に、上記取付溝の底面
側に出没可能に設けられて上記付勢部材の一端部に当接
する第1の付勢力調整部材を備えたものとすればよく、
また第2には、上記カートリッジに出没可能に設けられ
て上記付勢部材の他端部に当接する第2の付勢力調整部
材を備えたものとすればよい。すなわち、このように第
1、第2の付勢力調整部材を出没させることにより、弾
性体よりなる上記付勢部材の圧縮状態が調節させられ
て、加工穴の開口部への初期の食い付き時の付勢力が変
化させられるので、上述のように切削条件や切削環境に
合わせてこの第1、第2の付勢力調整部材の出没量を調
整すれば、最適な付勢力に設定することが可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1ないし図4は、本発明の一実
施形態を示すものである。本実施形態において、工具本
体1は軸線Oを中心とした外形略円柱状をなしていて、
その先端部の外周には、上記軸線O回りに工具後端側に
向かうに従い工具回転方向Tの後方側に捩れる一対の切
屑排出溝2,2が、工具本体1の先端面3に開口して後
端側に延びるように形成されており、これらの切屑排出
溝2,2の工具回転方向T側を向く壁面の先端に、それ
ぞれ超硬合金等の硬質材料より成るチップ4がろう付け
されて取り付けられ、このチップ4の先端に、被削材に
加工穴を明けるための切刃5が形成されている。なお、
工具本体1内には工具後端側から先端側に向けて切削油
剤等の供給孔6が軸線Oに沿って形成されており、この
供給孔6は工具先端側において2つに分岐して軸線Oに
平行に延び、上記切刃5,5の工具回転方向T後方側に
連なる上記先端面3,3部分にそれぞれ開口している。
【0008】そして、工具本体1の周方向において上記
切屑排出溝2,2の間に画成される一対のランド7,7
のうちの一方には、このランド7に連なる上記先端面3
から工具後端側に僅かに離れた位置に取付溝8が形成さ
れており、この取付溝8内にはカートリッジ9が収容さ
れて取り付けられている。ここで、この取付溝8は、上
記軸線Oに平行に工具後端側に延びるように、また軸線
Oに直交する断面視においては該軸線Oに対する径方向
内周側に凹んで外周側に開口する「コ」字状をなすよう
に形成されたものであり、ただしその溝底面8Aは、図
3に示すように工具本体1の先端側(図3において左
側)において最も深く、これよりも後端側(図3におい
て右側)の取付溝8の長手方向略中央部に一段溝深さが
浅くなる段差部8Bが形成されるとともに、さらにその
後端側にはもう一段溝深さが浅くなる台座部8Cが形成
されている。そして、この溝底面8Aの上記段差部8B
には、その先端側すなわち取付溝8の上記長手方向略中
央部に、工具本体1をその直径方向に貫通するようにね
じ込まれた長尺ネジ状の第1の付勢力調整部材10の先
端部が突出させられており、この第1の付勢力調整部材
10が本実施形態における付勢力調整手段の1つとされ
る。また、この取付溝8が形成された一方のランド7に
は、該取付溝8の上記長手方向に垂直に軸線Oを中心と
した円の接線方向に延びるようにピン状の支持軸11が
挿通されて取り付けられており、この支持軸11の先端
部は、図3に示すように取付溝8の後端側の上記台座部
8Cよりも僅かに先端側かつ外周側(図3において上
側)において、上記溝底面8Aから屹立して工具本体1
の周方向を向く取付溝8の溝壁面8D,8D間に、これ
らの溝壁面8D,8Dに直交するように突出させられて
いる。
【0009】一方、この取付溝8に取り付けられる上記
カートリッジ9は、上記取付溝8に合わせて軸線Oに平
行に延びるように形成されたものであって、その先端部
にはチップ取付座9Aが形成されていて、このチップ取
付座9Aに加工穴の開口部周縁のバリ取りや面取りを行
う切刃チップ12がクランプネジ13によって着脱可能
に取り付けられるとともに、後端部には取付孔9Bが貫
設され、この取付孔13に、上記取付溝8の溝壁面8
D,8D間に突出する支持軸11の先端部が嵌挿される
ことにより、当該カートリッジ9はこの支持軸11回り
に回動自在に支持される。ただし、このカートリッジ9
の回動は、上記取付孔9Bよりも後端側のカートリッジ
9の後端部の工具本体1内周側(図3において下側)を
向く当接部9Cが取付溝8の溝底面8Aにおける上記台
座部8Cに当接することにより、図3に示した状態から
カートリッジ9先端部が工具本体1の外周側に向かう方
向への回動(図3における支持軸11を中心とした時計
回り方向への回動)が拘束されるようになされている。
また、上記切刃チップ12は超硬合金等の硬質材料によ
って略正三角形(厳密には偏六角形)の平板状に形成さ
れ、カートリッジ9の上記後端部9Cが台座部8Cに当
接した状態で、図3に示すように上記正三角形の1の角
部(偏六角形の1の短辺部)が工具本体1の外周側に突
出するように上記チップ取付座9Aに取り付けられると
ともに、カートリッジ9の回動によって上記取付溝8内
に没入可能とされ、すなわち工具本体1の外周面に出没
可能とされ、上記角部に交差する上記正三角形の辺稜部
に形成された切刃12A,12Aによって加工穴のバリ
取りや面取りを行う。
【0010】さらに、このカートリッジ9の上記チップ
取付座9Aが形成された先端部と上記取付孔9Bおよび
当接部9Cが形成された後端部との間には、工具本体1
の内周側が解放されるとともに外周側には天板部9Dが
形成された凹所9Eが形成され、この凹所9E内には上
記取付孔9Bと平行に延びるようにバネ支持ピン9Fが
カートリッジ9と一体に形成されていて、このバネ支持
ピン9Fに、本実施形態における付勢部材として捩りコ
イルバネ14が巻き掛けられるように緩挿されて取り付
けられている。そして、この捩りコイルバネ14は、そ
の一端部が解放された凹所9Eの工具本体1内周側から
突出して、取付溝8の上記段差部8Bから突出させられ
た第1の付勢力調整部材10の先端に当接させられると
ともに、他端部は上記天板部9Dに当接させられ、かつ
こうして両端部が当接したところで圧縮された状態とさ
れており、その弾性力によってカートリッジ9は上記当
接部9Cが台座部8Cに当接して切刃チップ12が工具
本体1の外周面から突出した状態で、この切刃チップ1
2が外周側に突出する方向に弾性的に付勢されている。
また、さらに上記天板部9Dには、上記捩りコイルバネ
14の他端部が当接する位置に、短尺のやはりネジ状を
なす第2の付勢力調整部材15が該天板部9Dを垂直に
貫通するようにねじ込まれて取り付けられ、この第2の
付勢力調整部材15が本実施形態における付勢力調整手
段の他の1つとされている。
【0011】このように構成された穴明け工具において
は、工具本体1をその軸線O回りに回転させつつ前進さ
せることにより、その先端に設けられた上記切刃5,5
により加工物に加工穴が穿設され、次いでこの工具本体
1先端から僅かに後端側において該工具本体1の外周面
に突出させられた上記切刃チップ12の先端側を向く切
刃12Aによって上記加工穴の開口部のバリ取りや面取
りが行われる。そして、さらに工具本体1を前進させて
ゆくと、切刃チップ12が加工穴の内周に押し込まれる
ことにより、上記捩りコイルバネ14による付勢力に抗
してカートリッジ9が図3において支持軸を中心として
反時計回り方向に回動して切刃チップ12が取付溝8内
に没入させられ、この加工穴が貫通穴である場合には加
工穴の抜け際においてカートリッジ9が捩りコイルバネ
14の付勢力によって上記とは反対に回動して再び切刃
チップ12が突出し、その後端側を向く切刃12Aによ
ってこの抜け際の加工穴の開口部がバリ取りまたは面取
りされる。
【0012】しかして、このような切刃チップ12によ
る加工穴開口部のバリ取りや面取りにおいて、加工物の
材質等の切削条件や切削環境によってバリ取り量や面取
り量を変化させる場合、上記構成の穴明け工具では、従
来のように支持軸11を取り外した上でカートリッジ9
を取り外して分解して捩りコイルバネ14をバネ定数の
異なるものに交換したり、あるいは異なるバネ定数の捩
りコイルバネ14が予め取り付けられた他のカートリッ
ジ9に交換したりすることなく、付勢力調整手段として
の上記第1の付勢力調整部材10や第2の付勢力調整部
材15を操作することによって、切刃チップ12の上記
切刃12Aが加工穴開口部に食い付く際の強さを調節す
ることができて、上記バリ取り量や面取り量を容易に変
化させることができる。すなわち、ネジ状をなすこれら
第1、第2の付勢力調整部材10,15を上記捩りコイ
ルバネ14側にねじ込んでやれば、カートリッジ9の当
接部9Cが台座部8Cに当接した状態でこの捩りコイル
バネ14はより強く圧縮された状態となり、従って切刃
チップ12が外周側に突出するようにカートリッジ9を
付勢する付勢力も大きくなるため、この付勢力に抗して
切刃チップ12をカートリッジ9ごと没入させるために
も大きな力を要することとなり、結果としてバリ取り量
や面取り量を増大させることができる。また、これら第
1、第2の付勢力調整部材10,15を緩めれば、これ
とは逆にバリ取り量や面取り量を小さくすることができ
る。
【0013】従って、上記穴明け工具によれば、このよ
うに付勢力調整手段としての第1、第2の付勢力調整部
材10,15を調整することにより、カートリッジ9や
付勢部材としての捩りコイルバネ14を取り外して交換
したり、予め複数種のカートリッジ9や捩りコイルバネ
14を用意しておいたりすることなく、バリ取り量や面
取り量の調節が容易に可能であって、調節作業に要する
時間や労力を軽減することができて効率的であるととも
に、余分な部品を用意する必要もなくなって経済的であ
る。しかも、本実施形態ではこれら第1、第2の付勢力
調整部材10,15がネジ状であって、そのねじ込み量
に応じて捩りコイルバネ14側への出没量を変化させて
この捩りコイルバネ14の上記圧縮状態を無断階に調整
可能であり、従ってバリ取り量や面取り量も上記切削条
件や切削環境に合わせて最適に調整することが可能とな
る。
【0014】なお、本実施形態では、こうして工具本体
1側の上記ランド7に第1の付勢力調整部材10を、ま
たカートリッジ9側の上記天板部9Dに第2の付勢力調
整部材15をそれぞれねじ込んでいるが、これらのいず
れか一方のみを備えて付勢力調整手段としてもよい。た
だし、本実施形態のようにネジ状の第1、第2の付勢力
調整部材10,15を設けた場合には、これらのネジピ
ッチを異なるものとして、例えば長尺の第1の付勢力調
整部材10のネジピッチを短尺の第2の付勢力調整部材
15よりも大きくすれば、大まかな付勢力の調整はピッ
チの大きな第1の付勢力調整部材10によって行う一
方、微少な調整はピッチの小さな第2の付勢力調整部材
15によって行うといった調整も可能となる。また、本
実施形態ではこれら第1、第2の付勢力調整部材10,
15をいずれもネジ状としているが、特に長尺の第1の
付勢力調整部材10については、上記段差部8Bから突
出して捩りコイルバネ14の一端部に当接する先端部分
をピン状として工具本体1に嵌挿し、その出没量を工具
本体1の上記ランド7の外周面側からねじ込まれるネジ
によって調節するようにしてもよい。また、上記付勢部
材は、捩りコイルバネ14以外のコイルスプリングや皿
バネなどでもよく、すなわち圧縮された状態でその両端
部がカートリッジ9と取付溝8の溝底面8A側とに当接
することによって該カートリッジ9を付勢する弾性体で
あればよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カートリッジや付勢部材を交換したり複数種のカートリ
ッジや付勢部材を用意したりすることなく、効率的かつ
経済的にこの付勢部材によるカートリッジの付勢力を調
整することができ、切削条件や切削環境に合わせて最適
なバリ取り量や面取り量を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示す側面図である。
【図2】 図1に示す実施形態を先端側から見た正面図
である。
【図3】 図1に示す実施形態の取付溝8部分の拡大断
面図である。
【図4】 図1に示す実施形態の取付溝8部分を工具本
体1の外周側から見た拡大図である。
【符号の説明】
1 工具本体 5,12A 切刃 8 取付溝 8A 取付溝8の溝底面 8B 溝底面8Aの段差部 8C 溝底面8Aの台座部 9 カートリッジ 10 第1の付勢力調整部材(付勢力調整手段) 11 支持軸 12 切刃チップ 14 捩りコイルバネ(付勢部材) 15 第2の付勢力調整部材(付勢力調整手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳田 一也 岐阜県安八郡神戸町大字横井字中新田1528 番地 三菱マテリアル株式会社岐阜製作所 内 (72)発明者 三浦 一政 福岡県北九州市小倉南区中曽根東三丁目2 −24 Fターム(参考) 3C037 AA07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に切刃を備えた工具本体と、この工
    具本体の先端部外周に形成された取付溝に取り付けられ
    て支持軸回りに回動自在に支持されるカートリッジと、
    このカートリッジに設けられて該カートリッジの回動に
    伴い上記工具本体の外周面から出没可能とされた切刃チ
    ップと、上記カートリッジの上記取付溝の底面側に介装
    されて該カートリッジを工具外周側に付勢する付勢部材
    と、この付勢部材の付勢力を調整する付勢力調整手段と
    を備えてなることを特徴とする穴明け工具。
  2. 【請求項2】 上記付勢部材は、圧縮された状態でその
    両端部が上記カートリッジと上記取付溝の底面側とに当
    接することによって該カートリッジを付勢する弾性体で
    あり、上記付勢力調整手段は、上記取付溝の底面側に出
    没可能に設けられて上記付勢部材の一端部に当接する第
    1の付勢力調整部材を備えていることを特徴とする請求
    項1に記載の穴明け工具。
  3. 【請求項3】 上記付勢部材は、圧縮された状態でその
    両端部が上記カートリッジと上記取付溝の底面側とに当
    接することによって該カートリッジを付勢する弾性体で
    あり、上記付勢力調整手段は、上記カートリッジに出没
    可能に設けられて上記付勢部材の他端部に当接する第2
    の付勢力調整部材を備えていることを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の穴明け工具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019155520A (ja) * 2018-03-12 2019-09-19 三菱マテリアル株式会社 切削工具用カートリッジの調整機構および切削工具

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