JP2003005110A - 2次元光走査装置 - Google Patents

2次元光走査装置

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JP2003005110A
JP2003005110A JP2001190288A JP2001190288A JP2003005110A JP 2003005110 A JP2003005110 A JP 2003005110A JP 2001190288 A JP2001190288 A JP 2001190288A JP 2001190288 A JP2001190288 A JP 2001190288A JP 2003005110 A JP2003005110 A JP 2003005110A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直接変調を行う光源を用いた2次元光走査装
置において光量検知時のパターン(APCのモニター用
のパターン)が投射されることを防止する。2次元光走
査装置の駆動タイミングと光源の変調タイミングの同期
を容易に取る。 【解決手段】 直接変調を行う光源を用いた2次元光走
査装置においては、所定タイミング毎に光量をモニター
し、モニター光量が低い場合には光源の光出力を高め、
モニター光量が高い場合には光出力を低めて、常に一定
品質の画像が表示されるようになっている。この場合、
適切な箇所に遮蔽部を設けることによって、無用のパタ
ーンが投射面に投射されないようになっている。また、
この遮蔽部と光偏向部の間に光検出部を設け、モニタ用
のパターンによる光量を検出することによって、2次元
光走査装置の駆動タイミングと光源の変調タイミングの
同期ずれを容易に検出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像情報に基づき
光源を直接変調した出力光を、第1方向と第2方向へ走
査することに基き2次元画像を表示する2次元光走査装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】第1方向に走査している光を第2方向に
も走査することに基き2次元画像を表示する2次元光走
査装置が、従来から提案されている。
【0003】図10は、従来の2次元光走査装置(レー
ザディスプレイ装置)の構造の一例を示す模式図であ
る。かかる装置の場合、レーザ光源1から出射された光
は、光変調器Kにて変調された後、第1光偏向器
(例えば、ポリゴンミラーやガルバノミラーなど)Aに
よって水平方向xに走査され、第2光偏向器(例えば、
ポリゴンミラーやガルバノミラーなど)Bによって垂直
方向yに走査されるようになっている。
【0004】このレーザディスプレイ装置では、気体レ
ーザを光源としているため高解像度を表示するためには
直接変調ができず、その変調は光変調器Kによって行わ
れていた。この光変調器Kとしては電気光学変調器や音
響光学変調器が用いられるが、いずれも高価であって、
かつ装置自体が大掛かりなものになってしまい、装置・
スクリーンとも据え置きの表示装置であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のような装置の光
源として、レーザダイオードやLEDなどの半導体発光
素子を用いた場合には、光の変調を光源自体で直接行う
ことが可能となる(図11参照)。かかる装置の場合、
光変調器が不要となるため、小型化や、コストダウンが
図れる。
【0006】ところで、半導体発光素子であるレーザダ
イオードを光源1に用いたような場合には、ドループ特
性の影響を受けてしまい、供給されている電流が一定で
あっても(内部発熱に伴う温度変化によって)光強度が
変化してしまう問題がある。図13は、レーザダイオー
ドをあるパルスで変調した場合の光出力に現れるドルー
プ特性の例を示す図である。
【0007】このような光強度の不安定出力を回避する
ために、従来より自動光量制御(APC制御)が行われ
ている。すなわち、レーザダイオードの光出力を光セン
サ(光検知部)によってモニタしておき、モニタ光量が
低下すれば光出力を高くし、モニタ光量が高くなれば光
出力を低くするようにしている。
【0008】一般的にPD(フォトダイオード)付きの
レーザダイオードのパッケージは、図14のような構造
となっている。符号62,63はケースを示し、符号6
4はリード線を示し、符号65はガラスを示す。レーザ
ダイオード60から前方には画像表示用の光(符号L
参照)を出射するが、後方にはモニター用の光(符号L
参照)を出射させ、フォトダイオード61でその光量
を検知するようになっていた。表示装置等では表示領域
で任意のパターンで変調を行なう必要があるため、光量
モニタのタイミングは、画像表示用光が非表示領域に走
査された時点で行うようになっている。しかし、このモ
ニタ中においては、モニタ用光Lがフォトダイオード
61に向かって照射されるだけでなく、画像表示用の光
がスクリーンに向かって照射される。これは、レー
ザビームプリンタなどの感光体へ投射する装置では問題
にならないが、レーザディスプレイとして用いる場合に
は、ディスプレイとしては不要な投射パターンであり表
示画像の品質低下をもたらすという問題がある。これ
は、PD付きのレーザダイオードのパッケージを用いた
場合に限らず、外部に光量モニタ部を設けてAPCを行
なう場合でも同様の問題が発生する。
【0009】一方、上記の装置に用いる光偏向器は、温
度変化等の要因により光偏向特性の変化が起こりやす
く、表示画像の低下を招くといった問題がある。そのた
め、良質な画像を表示させるためには、画像情報を変調
するタイミングと光偏向部の駆動タイミング間での同期
をリアルタイムにモニタして調節する必要がある。同様
の理由で、光偏向部の駆動タイミング及び周期をリアル
タイムに検出する必要がある。画像表示領域において駆
動タイミング及び周期を検出することはできないため、
非画像領域で検出する必要がある。しかし、走査型画像
表示装置においては、非画像領域での任意変調パターン
での検出を行なうと画像表示時間を減少させる必要があ
り、輝度低下、ちらつきの増加の原因となり、表示画像
の品質低下をもたらす。
【0010】従来から1次元光走査を行なうレーザビー
ムプリンタでは、1走査毎に水平同期信号による変調が
行なわれ、その変調光をミラーに反射させ、光検出を行
い、変調開始タイミングを決定している。しかし、この
方法は、ポリンゴンミラーなどの走査速度一定の1次元
への光走査に特化した同期検出方法であるため、光偏向
器で2次元光走査している場合の駆動タイミングと変調
可能な光源の変調タイミングを表示画像に影響を与える
ことなく、リアルタイムに検出して同期を取ることはで
きない。
【0011】そこで、本発明は、投射面にAPCのモニ
タパターンが投射されることを防止し、表示画質に影響
を与えることなく変調タイミングと光偏向部駆動タイミ
ングの同期検出が容易にできる2次元光走査装置を提供
することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記事情を考慮
してなされたものであり、画像情報に基いて光を直接変
調する光源と、該光源から出射された光を第1方向に走
査する第1光偏向器と、該光を第2方向に走査する第2
光偏向器と、を備えて2次元画像を表示する2次元光走
査装置において、直接変調する光源の光出力が一定にな
るように光源の駆動電流を制御する自動光量制御用の光
源強制点灯期間の走査領域が投射面上に投射されないよ
うに遮蔽する遮蔽部と、該光源強制点灯期間の走査領域
に対応した光検知部と、を備えたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図4を参照して、
本発明の実施の形態について説明する。
【0014】(1) まず、本発明に係る2次元光走査装置
の全体構成について説明する。
【0015】本発明に係る2次元光走査装置(画像表示
装置)は、第1方向xに走査している光を第2方向yに
も走査することに基き2次元画像を表示するようになっ
ている(図1の符号D参照)。本明細書において「光
を第1方向xに走査」とは、第1方向xの正方向及び負
方向に光を片側または往復走査することをも意味し、
「光を第2方向yに走査」とは、第2方向yの正方向及
び負方向に光を片側または往復走査することをも意味す
るものとする。
【0016】また、本発に係る2次元光走査装置は光検
知部2を備えており、光源1からの光量を検知できるよ
うになっている。
【0017】さらに、後述のように遮蔽部3や減光フィ
ルタ4を配置しても良い。
【0018】ところで、光源1は、出力光を直接変調で
きるものである。また、第1方向xへの光走査は、光源
1から出射された光を第1光偏向器Aによって偏向する
ことによって行えば良く、第2方向yへの光走査は、光
源1から出射された光を第2光偏向器Bによって偏向す
ることによって行えば良い。前記第1光偏向器Aは光の
高速走査を行い、前記第2光偏向器Bは光の低速走査を
行う、ようにすると良い。
【0019】(2) 次に、各構成部品の詳細構成について
説明する。
【0020】ところで、第1光偏向器Aは、第1光偏向
器駆動回路5によって駆動すると良く、第2光偏向器B
は、第2光偏向器駆動回路6によって駆動すると良い。
【0021】また、光源1には光源変調駆動部8から変
調信号を入力するようにすると良い。また、光源1は1
ライン走査毎に、一定期間強制的に変調信号により点灯
させ、光量をモニタすることにより、次走査の駆動電流
の基準値を決定するようにするとよい。モニタ光量が低
下すれば光出力を高くし、モニタ光量が高くなれば光出
力を低くするようにするという自動光量制御(APC制
御)を行なうと良い。その際の光量のモニタは、光源1
のパッケージに内蔵されたフォトダイオードで行なって
も良い。また、光源1がレーザダイオード等であればチ
ップからのバックビームを外部でモニタして行なっても
よい。光源1からの出射光を、光検知部2でモニタして
も良い。
【0022】光偏向器と投射面間に配置された遮蔽部3
と、遮蔽部3の光偏向部側に光検知部2を配置すると良
い。この場合の、走査光と光検知部2と遮蔽部3の関係
図を図2に示す。光源1を強制点灯させて光量モニタを
行なう(APC制御)ことにより、図2に投射されてし
まう光投射領域をAPC検出パターンと呼ぶことにす
る。なお、APC検出パターンは、画像情報の変調開始
信号12と同期を取って変調されるため、画像表示信号
と位置関係が固定されている。つまり、例えば光源1と
変調タイミングと光偏向部の走査タイミングの同期が取
れなくなり、表示されている画像が右にずれた場合は、
APC検出パターンも同様に右にずれることになる。こ
の検出パターンは、表示画像領域の左右どちらか又は両
側表示される線分状のパターンである。また、光検知部
2の第2方向yの長さは、該光検知部を含む面上におい
ての走査領域Gの低速走査方向の長さ(すなわち、第2
方向yの長さ)と同等の長さにしても、該光検知部を含
む面上においての走査領域Gの低速走査方向の長さ(す
なわち、第2方向yの長さ)よりも短くし、画像表示領
域Eの低速走査方向の長さ(すなわち、第2方向yの長
さ)より長くしても良い。すなわち、APC光検知部2
の長さは、上下の走査領域Gより短く、且つ画像表示領
域Eの上下の幅以上ある必要がある。また、APC光検
知部2は、第2光偏向器Bと遮蔽部3を含む面間のAP
C検出パターン走査領域に対応した位置に配置されても
よく、第1光偏向器Aと第2光偏向器B間のAPC検出
パターン走査領域に対応した位置に配置されてもよい。
さらに、図7に示すように、前述のAPC検出パターン
走査領域Fに対応した位置に、ミラー30を配置し、反
射光を全て検出できる位置にAPC光検知部32を配置
してもよい。またさらに、光検知部を光源1に設けても
良い。また、APC光検知部2,32は、光導波路上に
スリットを有する遮蔽部を有したものでもよく、複数の
光検知部を配置したものでもよい。
【0023】なお、前記第1光偏向軸Aによる高速走査
を正弦波状駆動(走査時間に対し光偏向器の変位角が正
弦波状に変位するような駆動)で行い、光検知部2を走
査領域Fの高速走査方向xの両端に配置し(図8参
照)、自動光量制御を高速走査による1ライン片側走査
毎に行うと良い。
【0024】第2光偏向器Bで偏向させた変調光が走査
される領域には、遮蔽部3を配置すると良い。遮蔽部3
は、直接変調する光源の光出力が一定になるように光源
の駆動電流を制御する自動光量制御用の光源強制点灯期
間の走査領域を遮蔽する。この遮蔽部3は属する平面上
においてのAPC検出パターン走査表示領域をすべて含
むものである。つまり、APC制御は、強制点灯したレ
ーザをモニタ(レーザのパッケージ内のPD等でモニ
タ)し、この情報に基き電流値を決定するものである
が、このAPCによる強制点灯光が投射面に写らないよ
うにするために遮蔽部3がある。この遮蔽部3には、光
反射率が高い材料を用いても、光反射率が低い材料(光
吸収材料)を用いても良い。この遮蔽部3は、光偏向器
とスクリーンとの間に設けると良く、後述する出射補正
光学系を用いるような場合には(図5の符号20参
照)、その出射補正光学系のレンズ表面に部分的に金属
等を蒸着させて遮蔽部としても良い。なお、この遮蔽部
3は第2光偏向器Bに近接して配置されるのが望まし
い。本実施の形態によれば、直接変調光源と光偏向器と
を用いれば、携帯型のプロジェクターを実現することが
でき、壁や机などどこでもスクリーンとなり得る。その
ような構成の場合には、遮蔽部3を、この装置からの光
の出射部(具体的には、装置に設けた開口部)の周辺に
設けると良い。これにより、APC制御のためのモニタ
光は、スクリーンに到達する前に遮蔽されることとな
る。
【0025】ところで、上述した減光フィルタには、ガ
ラス基板上にクロム膜を成膜した反射型NDフィルター
や、特定の波長の透過をカットするカットフィルタや、
偏光板や偏光フィルタなどを用いると良い。
【0026】半導体発光素子であるレーザダイオードを
高速に直接変調する際は、駆動電流を閾値電流付近にバ
イアスするため、変調信号がOFFされた状態でも、半
導体発光素子は微小光量の発光を行っている。そのた
め、本来は何も投射されない筈の非画像領域に、発光領
域が存在してしまうため、ディスプレイとしての表示画
像の品質低下をもたらす。これは、光源の光量が増加す
るに従い、重大な問題となる。
【0027】そのため、減光フィルタ4を用いることに
よって、非画像表示領域での微小な発光を任意の投射面
上で観察者が気にならない程度まで低下させることによ
り、改善を図ることができる。すなわち、前記の2次元
光走査型画像表示装置が、制御情報に基づき変調を行う
非画像表示時間の走査領域をすべて含むように配置され
た減光フィルタを有しているようにしても良い。また、
減光フィルタ4は、投射面上での輝度ムラや、輝度の低
下が実用上問題程度であれば画像表示領域の一部または
すべてを含んでもよい。この減光フィルタ4は、 ・ 光走査によって2次元画像が表示される面(図2に
符号15で示すような走査光線が投射される面)であっ
て、画像表示領域外側に配置されていても、 ・ 該面15と光偏向器A及びBとの間に配置されてい
ても、 ・ 第1光偏向器Aと第2光偏向器Bとの間に配置され
ていても、良い。すなわち、全ての減光フィルタ4を上
記面15に配置しても、全ての減光フィルタ4を該面1
5と光偏向器との間に配置しても、全ての減光フィルタ
4を第1光偏向器Aと第2光偏向器Bとの間に配置して
も、一部の減光フィルタ4を上記面15に配置すると共
に他の減光フィルタ4を面以外の部分(例えば、面と光
偏向器との間や、光偏向器と光偏向器との間)に配置す
るようにしても良い。後述する出射補正光学系を用いる
ような場合には(図5の符号20参照)、その出射補正
光学系のレンズ表面に配置しても良い。
【0028】光源1としては、光を直接変調できるタイ
プのもの、例えばレーザダイオード、LED等の半導体
発光素子、無機EL、有機EL等のエレクトロ・ルミネ
ッセンス素子などを用いると良い。カラー画像を表示す
る場合には、複数の波長を有する複数種類の光源を組み
合わせて構成してもよい。その場合光偏向器を1組しか
用いない場合、光学系などなんらかの手段を用いて、複
数の出力光を1本の光線にする必要がある。複数の光偏
向器を用いる場合は、複数の光線を複数のミラーに入射
させるようにしてもよい。また、光の変調は、強度変調
方式によって行っても、パルス幅変調方式によって行っ
ても良い。
【0029】ここで、強度変調方式とは、光源の光量を
アナログ的に変化させることにより各ドットの階調を表
現する方式をいい、パルス幅変調方式とは、レーザ等の
光源の光量を変化させずに一定にしたままでその点灯時
間の長さ(パルス幅)を変化させることにより各ドット
の階調を表現する方式をいう。
【0030】光偏向器としては、ガルバノミラーや共振
型偏向器を挙げることができる。第1光偏向器A及び第
2光偏向器Bの両方にガルバノミラーを用いても、共振
型光偏向器を用いても良い。また、一方の光偏向器をガ
ルバノミラーとし、他方の光偏向器を共振型光偏向器と
しても良い。なお、第1光偏向器A及び第2光偏向器B
は別体に形成しても、一体型としても良い。すなわち、
光偏向面を2つの軸(直交する光偏光軸)によって揺動
自在に支持し、第1光偏向器Aによって水平方向への光
走査を行い、第2光偏向器Bによって垂直方向への光走
査を行うようにすると良い。
【0031】これらの光偏向器としては、マイクロミラ
ーを有するものであって、半導体加工技術を用いて作製
されたものを用いることができる。ここで、この光偏向
器について補足する。近年、半導体材料に用いるシリコ
ン加工技術により、ミラー角が数mmの超小型光偏向器
(マイクロミラー)が実現されている(特登録0272
2314号公報)。図12はそのような光偏向器(ガル
バノミラー)の構造の一例を示す平面図であるが、符号
50はシリコン基板、符号51は上側ガラス基板、符号
52は下側ガラス基板を示す。また、符号53は可動
板、符号54はトーションバー、符号55は平面コイ
ル、符号56は全反射ミラー、符号57は電極端子、符
号60〜63は永久磁石を示す。この光偏向器は、平面
コイル55に駆動電流を流し、永久磁石とのローレンツ
力を利用して駆動する電磁型である。その他には、静電
型や圧電型のマイクロミラーも数多く提案されてきてお
り、これらの光偏向器を用いることができる。
【0032】このマイクロミラーと、直接変調光源を用
いることによって、携帯型の超小型プロジェクタを実現
することができる。このプロジェクタに本発明を適用し
て、走査光の出射部に遮蔽部3と光検知部2を配置した
装置を構成することができる。
【0033】第1光偏向器Aとして、十数kHzから数
十kHzでの光走査が可能な高速光偏向器を用い、第2
光偏向器Bとして、数十Hzから百数十Hzでの光走査
が可能な低速光偏向器を用い、水平方向のラスタ走査を
行うようにしても良い。また逆に、第1光偏向器Aを低
速光偏向器とし第2光偏向器Bを高速光偏向器として、
垂直方向にラスタ走査を行なわせても、また走査周波数
を上記以外の組み合わせとしても良く、リサージュ走査
などの異なる走査法でも良い。
【0034】なお、第2光偏向器Bによる光走査に伴
い、第2光偏向器Bと画像表示領域Eとの間で光路が変
化し、それに伴って、画像表示領域Eにおいて焦点ズレ
が発生するおそれがあるときは、出射補正光学系を該光
路中に配置して(図5の符号20参照)、焦点ズレを補
正するようにすると良い。この場合の出射補正光学系に
は、走査を行なうことにより光偏向器ミラーと走査光投
射面間の光路の変化による投射面上での焦点ズレを補正
するf−θレンズと、正弦波駆動型光偏向器の角速度の
変化によるスポット形状の歪みを走査光投射面上で補正
するアークサインレンズ等の機能を有したものを用いる
と良い。この出射補正光学系は、走査領域の大部分を補
正することができるが、周辺部分までは補正を行なうこ
とはできない。そのため、画像はこの光学系が補正でき
る領域に表示するようにすると良い。
【0035】上記では、本発明の直接変調光源1を用い
た2次元光走査型画像表示装置を、投射型画像表示装置
として説明したが、上記以外の構成の投射型画像記録装
置、走査型描画加工装置、走査型光検出装置など、光源
を直接変調させるものであればすべての装置に用いるこ
とができる。
【0036】(3) 次に、2次元光走査装置の駆動方法に
ついて説明する。
【0037】光源1が、画像情報に基いて直接変調した
光Lを出射すると、該光Lは、第1光偏向器Aによ
って偏向されることにより第1方向xに片側または往復
走査される。この光は、その途中で第2光偏向器Bによ
っても偏向されるため、第2方向yにも片側または往復
走査されることとなり、その結果、2次元画像が表示さ
れることとなる。
【0038】光量モニタ部によってその光量が検知さ
れ、検知光量が基準値よりも少ない場合には光量が増え
るように制御され、検知光量が基準値よりも多い場合に
は光量が減るように制御されるようになっている。な
お、この検知光量を用いて異常か否かを判断し、異常と
判断した場合には、安全装置を起動して2次元光走査装
置自体の駆動を停止させたり、或いは、警報を鳴らした
りアラーム表示行うようにすると良い。
【0039】ところで、光源1は、画像走査中は当然な
がら変調を行ないながら点灯または点滅されており(図
3のt〜t)、画像走査後に消灯され(同図のt
〜t )、その後再び、光量モニタのため強制点灯され
る(同図のt〜t)。光量モニタ部による光量検出
は、第1方向xへの1ライン走査毎(すなわち、上述し
た高速光偏向器による1ライン走査が終了する毎)に行
なう。また、光検知のための強制点灯は、画像情報の替
わりにAPC検出用発光パターン情報を光源1に入力す
ることによって行うようにすると良い。
【0040】(4) 以下、図1に示す構成の2次元光走査
装置の駆動方法について、図3に沿って具体的に説明す
る。
【0041】図3(a) は、画像の表示状態を示す平面図
であり、同図(b) は、(a) に符号Hで示す線に沿って光
線が走査される場合において変調開始タイミング信号が
出力されるタイミングを示すタイミングチャート図であ
り、同図(c) は、(a) に符号Hで示す線に沿って光線が
走査される場合において変調信号等を示すタイミングチ
ャート図である。
【0042】いま、デジタル処理信号回路7から第1光
偏向器駆動回路5に対して駆動タイミング信号が送られ
ると、第1光偏向器駆動回路5は第1光偏向器Aに駆動
信号を送って該光偏向器Aを駆動する。これにより、光
の走査ポイントはCからC に移動する。ただし、こ
の状態では、光は点灯されてはおらず、この間に、1ラ
インの画像情報がメモリ9に転送される。
【0043】そして、時刻t(すなわち、光の走査ポ
イントがCに到達する時点)にて、デジタル処理信号
回路7から光源変調駆動部8に対して変調開始タイミン
グ信号12が送られる(図3(b) 参照)。これにより、
メモリ9から光源駆動変調部8に対して画像情報が転送
され始め、光源駆動変調部8から光源1には、画像情報
に基づく変調信号が送られる。その結果、画像情報に基
いて直接変調された光が光源1から出射されることとな
り、該光は、第1光偏向器Aにて偏向されてC →C
の方に走査される。なお、C〜Cまでが画像表示領
域であるため、この間、光源1は点灯または点滅され
(図3(a) に示す文字を表示すべく、実際にはC〜C
の間だけ点灯または点滅され)、C以降は消灯され
る。
【0044】そして、消灯された状態で、光の走査ポイ
ントがCに到達した時点tで、光源1にはAPC検
出用パターン情報が入力されてt〜tの間だけ光源
1が強制点灯される(APC検出用パターン情報の入力
が終了すると光源は消灯される)。この光は、光量モニ
タ部によってその光量が検知され、検知結果に基き、変
調出力光の自動光量制御(APC)が行われる。すなわ
ち、光検知部2からのAPC光検出信号13がデジタル
信号処理回路7にフィードバックされ、検知光量が基準
値よりも少ない場合には、次の1ライン走査時において
光源1への供給電流のレベルを上げて光量が全般的に増
えるように制御され、反対に、検知光量が基準値よりも
多い場合には、次の1ライン走査時において光源1への
供給電流のレベルを下げて光量が全般的に減るように制
御される。
【0045】ここで、第1光偏向器Aによって走査され
る光は、その途中で第2光偏向器Bによっても偏向され
るため、その結果、2次元画像が表示されることとな
る。この第2光偏向器Bの駆動は、デジタル処理信号回
路7から第2光偏向器駆動回路6に対して駆動タイミン
グ信号が送られ、第2光偏向器駆動回路6から第2光偏
向器Bに駆動信号が送られることにより達成される。
【0046】以上のように、APC検出パターンは、表
示画像に対して、ある距離をおいて平行線として投射さ
れることになる。ここで、APCの方式、画像情報転送
の方式は、上記に限ったことではなく、その他の方式を
用いることもできる。
【0047】(5) 次に、第1光偏向器の駆動タイミング
信号10と第2光偏向器の駆動タイミング信号11との
同期、並びに、画像情報の変調開始信号12と第1光偏
向器の駆動タイミング信号10との同期について説明す
る。
【0048】前記光検知部により検出された信号に基づ
き、前記第1光偏向器による光偏向タイミングと前記第
2光偏向器による光偏向タイミングと光源の変調タイミ
ングを制御するようにすると良い。
【0049】例えば2次元光走査装置の場合、各光偏向
器の同期が取れていない状態では、表示画像にズレが生
じ、ひどい場合には画像が流れるように見え、表示画像
の品質低下をもたらす。しかし、各光偏向器の駆動周期
や駆動タイミングは一定ではなくて温度などの条件によ
って変動するものであるため、1度同期させれば足りる
というようなものではなく、駆動周期や駆動タイミング
を常にモニタしておいて同期(第1光偏向器の駆動タイ
ミング信号10と第2光偏向器の駆動タイミング信号1
1との同期)を常に確保しておく必要がある。また、2
次元画像は出射補正光学系の補正可能領域に表示する必
要があり、その点からも、同期を確保しておく必要があ
る。
【0050】特に、本実施の形態の場合には、APC光
検知部2で検出される光量を最大にすることによって、
第1光偏向器の駆動タイミング信号10と第2光偏向器
の駆動タイミング信号11との関係を調節することを行
なうことができる。この際、APC検出パターンF及び
APC光検知部2は、走査領域Gより若干上下長が短く
なっているので、第1光偏向器Aと第2光偏向器Bとの
同期が取れていないと、APC光検知部2から上下に、
はみ出すAPC検出パターン部が存在してしまうので、
同期が取れた場合に比べて、検出される光量が減少する
(図4(a) (b)参照)。そのため、APC光検知部2で
検出される光量が最大になるように、第1光偏向器の駆
動タイミング信号10と第2光偏向器の駆動タイミング
信号11との関係を調節する。この際、APC検出パタ
ーンFは表示画面において上下に移動することになり、
検出光量が最大になるように調整を行なうと、APC光
検知部2と上下左右に関して完全に重なったAPC検出
パターンFが走査表示される(図4(c) (d) 参照)。
【0051】一方、出射補正光学系を用いる場合、表示
画像を出射補正光学系の補正領域に表示するため、第1
光偏向器の駆動タイミング信号10から、信号処理回路
7で表示画面位置を調整するように画像情報の変調開始
信号12を生成し、画像情報の変調開始信号12と第1
光偏向器の駆動タイミング信号10との同期を取らせる
必要がある。
【0052】特に、本実施の形態の場合には、画像情報
の変調開始信号12と第1光偏向器の駆動タイミング信
号10との同期が取れていないと、APC光検知部2か
ら左右に、はみ出すAPC検出パターン部が存在してし
まうので、同期が取れた場合に比べて、検出される光量
が減少する(図4(a) (c) 参照)。そのため、APC光
検知部2で検出される光量が最大になるように、画像情
報の変調開始信号12と第1光偏向器の駆動タイミング
信号10との関係を調節する。この際、APC検出パタ
ーンFは表示画面において左右に移動することになり、
検出光量が最大になるように調整を行なうと、APC光
検知部2と左右に関しては完全に重なったAPC検出パ
ターンFが走査表示される(図4(b) (d) 参照)。この
際、APC光検知部2の上下部にAPC検出パターンF
が走査表示されるかもしれないが、APC光検知部2の
左右からはみ出さなければ、同期が取れていることにな
る。
【0053】なお、これらの信号の同期(すなわち、第
1光偏向器の駆動タイミング信号10と第2光偏向器の
駆動タイミング信号11との同期、並びに、画像情報の
変調開始信号12と第1光偏向器の駆動タイミング信号
10との同期)は、前記光検知部2により検出された信
号に基づき行えば良い。
【0054】これらの信号の同期を常時繰り返し行なう
ことにより、光偏向器の走査特性のずれが起きても、光
偏向器間の同期と、光偏向器と表示画像の同期を取り続
けることができる。また、光偏向器の走査特性のズレ
は、主に温度変化などによって引き起こされるものであ
るので、特性は緩やかに変化する。そのため、テレビな
どのように数10Hzという1画面走査毎に、調整を行
なうだけで同期のズレに対応できる。
【0055】上記APC光検知部2で検出される光量が
最大になるように調整する代わりに、予めAPC光検知
部2で検出される光量を、APC光検知部2とAPC検
出パターンとの位置関係から予測又は測定しておいて、
その光量になるように調節してもよい。また、第1光偏
向器の駆動タイミング信号10と第2光偏向器の駆動タ
イミング信号11との関係と、画像情報の変調開始信号
12と第1光偏向器との駆動タイミング信号10の関係
を予め測定しておいて、走査開始時はその関係をもとに
走査し始めてもよい。
【0056】また、予め、光量モニタ部で検出する1画
面分の光量と、光検知部2で検出される1画面分の光量
の関係を測定しておき、光量モニタ部で検出された光量
を積算し1画面分の全光量として算出することにより、
光検知部2で検出される最大光量を換算し、それを元に
制御量の算出をしてもよい。
【0057】次に、本実施の形態の効果について説明す
る。
【0058】本実施の形態によれば、投射面上にAPC
パターンを表示させることなく、且つ本来は不要なAP
Cパターンを利用して、APC光検知部で光量を検出す
ることで、光偏向器の駆動周期、駆動タイミングと変調
開始タイミングを簡単に同期させることができた。AP
C光検知部を、遮蔽部以外の場所に配置することによっ
て、装置の小型化が行なえ、装置設計の自由度が増し
た。APC光検知部を複数配置することで、往復走査に
よる画像の表示品質を向上させることができる。
【0059】また、本実施の形態によれば、直接変調光
源を用いた際、必要となるAPCの諸問題が解決でき、
且つ画像表示に必要な同期を容易に取ることができ、高
画質且つ高精細な表示画像を得ることができる。
【0060】
【実施例】以下、実施例に沿って本発明を更に詳細に説
明する。
【0061】(実施例1)本実施例においては、図5に
示す構造の投射型レーザーディスプレイ(2次元光走査
装置)Dを作製し、図3に示す方法で駆動した。な
お、図1に示すものと同じ部分は、同一符号を付して重
複説明を省略する。
【0062】図5において、符号20は出射補正光学系
を示し、符号3は開口部を有した遮蔽部を示す。なお、
この遮蔽部3は、第2光偏向器Bと投射する平面の間に
配置され、開口部は遮蔽部3の平面上での、画像表示の
走査領域を全て含んでいる。なお、本実施例において
は、光源1として、単色の赤色レーザダイオードを使用
した。また、第1光偏向器A及び第2光偏向器Bにはガ
ルバノミラーを用い、第1光偏向器Aを10kHzでノ
コギリ波駆動することによって光の水平方向走査を行
い、第2光偏向器Bを60Hzでノコギリ波駆動するこ
とによって光の垂直方向走査を行うようにした。なお、
これらのガルバノミラーは、特性の変化を顕著なものに
するために、温度調整機能等を有していないものを使用
し、しかも、オープンループ制御で駆動した。なお、本
実施例においては、レーザダイオードに一体化されてい
るフォトダイオードと、開口部を有する遮蔽部面上にあ
るACP光検知部とを用いるが、前者は、出力光量の安
定化のために1走査毎に光量をモニタするもので、後者
は、走査タイミングや周期を検出するためのものであ
る。
【0063】次に、本実施例の駆動方法について説明す
る。
【0064】いま、デジタル処理信号回路7から第1光
偏向器駆動回路5に対して駆動タイミング信号が送られ
ると、第1光偏向器駆動回路5は第1光偏向器Aに駆動
信号を送って該光偏向器Aを駆動する。これにより、光
の走査ポイントはCからC に移動する。ただし、こ
の状態では、光は点灯されてはおらず、この間に、1ラ
インの画像情報がメモリ9に転送される。
【0065】第1光偏向器Aを駆動している途中で、変
調開始タイミング信号12が出力されると(図3(b) 参
照)、メモリ9から信号処理回路7に画像情報が転送さ
れ始め、信号処理回路7から光源変調駆動部8には変調
信号21が送られて、変調が開始される。その結果、画
像情報に基いて直接変調された光が光源1から出射され
ることとなり、該光は、第1光偏向器Aにて偏向されて
→Cの方に走査され、C以降は消灯される。
【0066】そして、消灯された状態で、光の走査ポイ
ントがCに到達した時点tで、光源1にはAPC検
出用パターン情報が入力されてt〜tの間だけ光源
1が強制点灯される(APC検出用パターン情報の入力
が終了すると光源は消灯される)。この光は、レーザダ
イオードに一体化されているフォトダイオードにより検
知され、光量モニタを行なう。そして、フォトダイオー
ドからのAPC光検出信号13がデジタル信号処理回路
7にフィードバックされ、検知光量が基準値よりも少な
い場合には、次の1ライン走査時において光源1への供
給電流のレベルを上げて光量が全般的に増えるように制
御され、反対に、検知光量が基準値よりも多い場合に
は、次の1ライン走査時において光源1への供給電流の
レベルを下げて光量が全般的に減るように制御される。
APC光検知部は、開口部を有する遮蔽部面上にあり、
同期が完全に取れた場合のAPCの強制点灯による走査
パターン位置に対応するように配置した。
【0067】第1光偏向器の駆動タイミング信号10と
第2光偏向器の駆動タイミング信号11との関係と、画
像情報の変調開始信号12と第1光偏向器との駆動タイ
ミング信号10の関係を予め測定した。測定した関係を
もとに走査し始めた。
【0068】まず、APC光検知部2で検出される光量
が最大になるように、画像情報の変調開始タイミング信
号12と第1光偏向器の駆動タイミング信号10との関
係を調節する。APC光検知部2で検出される光量が最
大になるように調整できれば、画像情報の変調開始タイ
ミング信号12と第1光偏向器の駆動タイミング10の
同期が取れたことになる。次に、APC光検知部2で検
出される光量が最大になるように、第1光偏向器の駆動
タイミング信号10と第2光偏向器の駆動タイミング信
号11との関係を調節する。APC光検知部2で検出さ
れる光量が最大になるよう調節できれば、画像情報の変
調開始タイミング信号12と第2光偏向器の駆動タイミ
ング信号11の同期が取れたことになる。この2つの調
整を1画面走査毎に微調整することで、光偏向器の特性
の変化が存在しても、同期の完全に取れた画像を表示す
ることができた。
【0069】(実施例2)本実施例では、図6に示すよ
うに、遮蔽部3を含む面上に、減光フィルタ4を配置す
ることを特徴とする。減光フィルタ4は、画像表示領域
Eを囲むように配置した。その他の構成や駆動方法は実
施例1と同じにした。
【0070】この構成の装置を用いて、実施例1と同様
にAPC検出パターンを用いての同期検出を行なった。
その結果、第1、第2光偏向器と変調開始タイミング間
10、11、12で同期を取ることができ、ある投射面
上に静止した画像を表示することができた。また、ある
投射面上での、非画像領域での直接変調光源を用いた場
合特有な微小発光が無くなり、高画質な画像を得ること
ができた。
【0071】(実施例3)本実施例では、光路中に反射
鏡30を配置すると共に、その反射光31をAPC光検
知部32によって検知するようにした。その他の構成や
駆動方法は実施例1と同じにした。
【0072】この構成の装置を用いて、実施例1と同様
にAPC検出パターンを用いての同期検出を行なった。
その結果、第1、第2光偏向器と変調開始タイミング間
10、11、12で同期を取ることができ、ある投射面
上に静止した画像を表示することができた。また、開口
部を有する遮蔽部3上に光検知部を設置する必要が無く
なり、光検知部の配置の自由度が増加したため、装置を
小型化することができた。
【0073】(実施例4)本実施例では、図8に示すよ
うに、遮蔽部3を含む面上に、2つのAPC光検知部
2,2を配置した。そして、1ライン走査を開始する前
と終了後にそれぞれAPC強制点灯を行い、光検知を行
うようにした。また、第1光偏向器Aには、正弦波駆動
のガルバノミラーを用いた。さらに、画像表示も、信号
処理回路により、往復の走査を利用して描画している。
その他の構成や駆動方法は実施例1と同じにした。
【0074】この構成の装置を用いて、実施例1と同様
にAPC検出パターンを用いての同期検出を行なった。
その結果、第1、第2光偏向器と変調開始タイミング間
10、11、12で同期を取ることができ、ある投射面
上に静止した画像を表示することができた。また、往復
走査を行なう場合、正走査方向、負走査方向のどちらの
期間でも変調を行なうため、レーザの特性が変化し易く
表示画質の低下という問題があるが、2箇所でAPCを
行なうことで、安定したレーザの出力光を得ることがで
き、高画質で且つ高精細な画像を得ることができた。
【0075】(実施例5)本実施例では、図9に示すよ
うに、メモリ9に無線インターフェース40や映像信号
復号装置41を接続し、無線インターフェース40で転
送されてくる映像圧縮信号42を、映像信号復号装置4
1により復号し、映像信号43に変化しメモリ9に蓄え
た。また、第1光偏向器Aや第2光偏向器Bには、正弦
波状駆動の共振型マイクロミラーを用いた。さらに、信
号処理回路7により、往復の走査を利用して画像表示す
るようにした。その他の構成や駆動方法は実施例1と同
じにした。
【0076】この構成の装置を用いて、実施例1と同様
にAPC検出パターンを用いての同期検出を行なった。
その結果、第1、第2光偏向器と変調開始タイミング間
10、11、12で同期を取ることができ、無線インタ
ーフェース40で転送される画像を高画質、高精細に表
示することができた。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
投射面上にAPCパターンを表示させることなく、且つ
不要なAPCパターンを利用して、APC光検知部で光
量を検出することで、光偏向器の駆動周期、駆動タイミ
ングと変調開始タイミングを簡単に同期させることがで
きた。APC光検知部を、遮蔽部以外の場所に配置する
ことによって、装置の小型化が行なえ、装置設計の自由
度が増した。APC光検知部を複数配置することで、往
復走査による画像の表示品質を向上させることができ
る。
【0078】また、本発明によれば、直接変調光源を用
いた際、必要となるAPCの諸問題が解決でき、且つ画
像表示に必要な同期を容易に取ることができ、高画質且
つ高精細な表示画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る2次元光走査装置の全体構成を示
すブロック図。
【図2】APC検知部等を示す平面図。
【図3】(a) は、画像の表示状態を示す平面図、(b)
は、(a) に符号Hで示す線に沿って光線が走査される場
合において変調開始タイミング信号が出力されるタイミ
ングを示すタイミングチャート図、(c) は、(a) に符号
Hで示す線に沿って光線が走査される場合において変調
信号等を示すタイミングチャート図。
【図4】APC検出パターン部と光検知部との一致を説
明するための模式図。
【図5】本発明に係る2次元光走査装置の全体構成を示
すブロック図。
【図6】減光フィルタ等の形状を示す平面図。
【図7】本発明に係る2次元光走査装置の全体構成を示
すブロック図。
【図8】光検知部等の配置位置を説明するための平面
図。
【図9】本発明に係る2次元光走査装置の全体構成を示
すブロック図。
【図10】2次元光走査装置の従来構造の一例を示す模
式図。
【図11】本発明に係る2次元光走査装置の全体構成を
示すブロック図。
【図12】従来の光偏向器(ガルバノミラー)の構造の
一例を示す平面図。
【図13】レーザダイオードをあるパルスで変調した場
合の光出力に現れるドループ特性の例を示す図。
【図14】レーザダイオードのパッケージ構造を示す断
面図。
【符号の説明】
A 第1光偏向器 B 第2光偏向器 D 2次元光走査装置 D 2次元光走査装置 D 2次元光走査装置 D 2次元光走査装置

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報に基いて光を直接変調する光源
    と、該光源から出射された光を第1方向に走査する第1
    光偏向器と、該光を第2方向に走査する第2光偏向器
    と、を備えて2次元画像を表示する2次元光走査装置に
    おいて、 直接変調する光源の光出力が一定になるように光源の駆
    動電流を制御する自動光量制御用の光源強制点灯期間の
    走査領域を遮蔽する遮蔽部と、 該光源強制点灯期間の走査領域に対応した光検知部と、 を備えた2次元光走査装置。
  2. 【請求項2】 前記光検知部により検出された信号に基
    づき、前記第1光偏向器による光偏向タイミングと前記
    第2光偏向器による光偏向タイミングと光源の変調タイ
    ミングを制御する、ことを特徴とする請求項1に記載の
    2次元光走査装置。
  3. 【請求項3】 前記第1光偏向器は光の高速走査を行
    い、前記第2光偏向器は光の低速走査を行い、かつ、 前記光検知部による光検知は1ライン往復走査毎に行
    う、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の2次元光
    走査装置。
  4. 【請求項4】 前記光検知部は、該光検知部を含む面上
    においての走査領域の低速走査方向の長さと同等の長さ
    を持つ、ことを特徴とする請求項3に記載の2次元光走
    査装置。
  5. 【請求項5】 前記光検知部は、光源強制点灯期間の走
    査パターンの光量を検出する、ことを特徴とする請求項
    1乃至4のいずれか1項に記載の2次元光走査装置。
  6. 【請求項6】 前記光検知部にて検知される光量が最大
    となるように、前記第1光偏向器の駆動タイミング信号
    と前記光源の変調開始信号とを調整する、ことを特徴と
    する請求項1乃至5のいずれか1項に記載の2次元光走
    査装置。
  7. 【請求項7】 前記光検知部の長さが、該光検知部を含
    む面上においての走査領域の低速走査方向の長さより短
    く、画像表示領域の低速走査方向の長さより長い、こと
    を特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項に記載の2
    次元光走査装置。
  8. 【請求項8】 前記光検知部にて検知される光量が最大
    となるように、前記第2光偏向器の駆動タイミング信号
    と前記光源の変調開始信号とを調整する、ことを特徴と
    する請求項6に記載の2次元光走査装置。
  9. 【請求項9】 前記第1光偏向器による高速走査を正弦
    波状駆動で行い、 前記光検知部を、前記光の走査領域の高速走査方向の両
    端に配置し、 前記光検知部による光検知を、高速走査による1ライン
    片側走査毎に行う、 ことを特徴とする請求項3乃至8のいずれか1項に記載
    の2次元光走査装置。
  10. 【請求項10】 前記光源の変調方式が強度変調方式で
    ある、ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項
    に記載の2次元光走査装置。
  11. 【請求項11】 前記光源の変調方式がパルス幅変調方
    式である、ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか
    1項に記載の2次元光走査装置。
  12. 【請求項12】 前記光源がレーザダイオードである、
    ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記
    載の2次元光走査装置。
  13. 【請求項13】 前記光源がLEDである、ことを特徴
    とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の2次元
    光走査装置。
  14. 【請求項14】 前記光源が有機ELである、ことを特
    徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の2次
    元光走査装置。
  15. 【請求項15】 前記第1及び第2光偏向器が一体に構
    成された、ことを特徴とする請求項1乃至14のいずれ
    か1項に記載の2次元光走査装置。
  16. 【請求項16】 前記第1及び第2光偏向器が、1つの
    光偏向面と、該光偏向面を揺動自在に支持する2つの光
    偏向軸と、を有する、ことを特徴とする請求項15に記
    載の2次元光走査装置。
  17. 【請求項17】 前記光偏向器が、半導体加工技術にて
    形成されたマイクロミラーを有する、ことを特徴とする
    請求項1乃至16のいずれか1項に記載の2次元光走査
    装置。
  18. 【請求項18】 画像が表示される領域の外側に減光フ
    ィルタが配置された、ことを特徴とする請求項1乃至1
    7のいずれか1項に記載の2次元光走査装置。
  19. 【請求項19】 前記光検知部により検知した結果に基
    き異常と判断した場合には安全装置を起動する、ことを
    特徴とする請求項1乃至18のいずれか1項に記載の2
    次元光走査装置。
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