JP2003002338A - 飲み口付き容器 - Google Patents

飲み口付き容器

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JP2003002338A
JP2003002338A JP2001185894A JP2001185894A JP2003002338A JP 2003002338 A JP2003002338 A JP 2003002338A JP 2001185894 A JP2001185894 A JP 2001185894A JP 2001185894 A JP2001185894 A JP 2001185894A JP 2003002338 A JP2003002338 A JP 2003002338A
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Yuji Sugiyama
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 飲料などの流動性を有する内容物を密封包装
する容器であって、キャップ付きの飲み口やストローな
どを必要とせず、製造工程の簡略化及びコストの低減が
可能で、しかも容器の開封後、開口部に直接口を付けて
安全且つ衛生的に内容物を飲用することのできる飲み口
付き容器を提供する。 【解決手段】 少なくとも容器の一端を積層シート1の
折り曲げ部6で形成し、その折り曲げ部6に飲み口用の
穴2を設けると共に、少なくともその穴2の外側に、穴
2とその周辺の口の接触する部分を覆うように、摘み部
3を設けた封止用テープ4を熱接着して飲み口付き容器
200を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲み口付き容器に
関し、更に詳しくは、主に飲料その他の流動性を有する
内容物を密封包装するプラスチックフィルムまたは板紙
を基材とする積層シート製の飲み口付き容器であって、
内容物を飲用する際、ストローなどを用いることなく、
容器に設けられた飲み口部に直接口を付けて、内容物を
こぼすことなく、安全且つ衛生的に飲用することのでき
る飲み口付き容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、飲料などを密封包装する袋状容器
では、飲み口として、プラスチックの成形体によるキャ
ップ付きの飲み口を袋に熱接着して取り付けたものがあ
る。また、飲料などを密封包装する小型の液体用紙容器
では、内容物を飲用するための手段として、袋詰めした
ストローを容器に添付し、容器に設けられたストロー穴
にストローを差し込んで飲用する方法が採られている。
これは、例えば紙容器の上面に、封止テープなどで封止
された飲み口用の穴を設けておいて、内容物を飲用する
際、封止テープを剥がして飲み口用の穴を開封し、その
部分に直接口を付けて飲むような方法を採った場合、容
器上面の平面部には口をピッタリと付けることが難し
く、内容物をこぼしやすい問題があり、また、容器の外
面は雑菌などで汚されており、衛生面でも好ましくない
という問題があったためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、プラスチックフィルムを基材とする袋状容器の場合
は、飲み口として、プラスチックの成形体によるキャッ
プ付きの飲み口を取り付けることにより、安全且つ容易
に内容物を飲むことができるが、袋とは別に飲み口を用
意して、取り付ける必要があり、材料費のアップや技術
的精度を要する飲み口取り付け工程の追加など製造コス
トを上昇させる問題があった。また、前記液体用紙容器
の場合は、ストローを使用することにより、内容物を飲
用する際、内容物をこぼしやすいという問題や、衛生面
の問題は解決できるが、ストローを付ける場合、1個ず
つ袋詰めしたストローを容器の壁面にホットメルトなど
で接着する必要があり、材料費のアップや、取り付け工
程の追加など製造コストを上昇させる問題があり、更
に、内容物に関しても、粘度が比較的高い場合や、果肉
などの固形物が含まれる場合など、内容物によってはス
トローでは径が小さく飲用に適さない問題もあった。
【0004】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、その目的とするところは、飲
料などを密封包装する比較的小型の袋状容器や紙容器に
おいて、プラスチック成形体によるキャップ付きの飲み
口やストローなどを必要とせず、材料費の低減と製造工
程の簡略化が可能で、しかも、容器に充填された内容物
を飲用する際には、容器に設けられた飲み口部に直接口
を付けて内容物をこぼすことなく安全に、また、衛生面
でも問題なく飲用することのできる飲み口付き容器を生
産性よく提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、以下の本
発明により解決することができる。即ち、請求項1に記
載した発明は、積層シートの端縁部をヒートシールして
なる容器において、少なくとも該容器の一端が積層シー
トの折り曲げ部で形成され、該折り曲げ部に飲み口用の
穴が設けられると共に、少なくとも該穴の外側に、摘み
部を設けた封止用テープが接着され、該穴が封止されて
いることを特徴とする飲み口付き容器からなる。
【0006】本発明において、容器を形成する積層シー
トとしては、通常の液体包装用の袋に使用されているよ
うなプラスチックフィルムを基材とする積層フィルムの
ほか、液体用紙容器に使用されているような紙を基材と
する積層シートを、容器の形態に応じて適宜選択して使
用することができる。また、飲み口用の穴を設ける前記
折り曲げ部は、ピッタリと折り返された折り曲げ部を意
味するものではなく、容器の形成が可能な限り、適度の
Rを持った折り曲げ部であることが好ましい。
【0007】前記飲み口用の穴を外側から封止する摘み
部を設けた封止用テープは、飲み口用の穴を封止すると
同時に、飲み口用の穴の周辺の口が接触する部分を衛生
的に保つために、口の大きさに対応する程度の大きさを
有することが好ましい。また、前記飲み口用の穴は、外
側だけではなく必要に応じて内側にも封止用のテープを
例えば熱接着して、密封性、内容物の保存性、安全性を
一層向上させることができる。その場合、内側の封止用
テープは、外側の封止用テープを剥がした時、同時に飲
み口用の穴の周囲で破断されて飲み口用の穴が開口され
ることが好ましく、そのためには、内側の封止用テープ
は、例えば、アルミニウム箔の片面または両面にポリエ
チレンなどを積層したような破断されやすい構成とし
て、飲み口用の穴の周囲と共に外側の封止用テープの内
面にも熱接着しておくことが好ましい。
【0008】このような構成を採ることにより、飲み口
付き容器に充填された飲料などの内容物を飲用する際に
は、飲み口用の穴を封止する摘み部を設けた封止用テー
プを、その摘み部を摘んで剥がすことにより、容易に飲
み口用の穴を開封することができる。そして、開封され
た飲み口用の穴は、容器の端縁部のヒートシール部や平
面部ではなく、積層シートの折り曲げ部に設けられてお
り、また、穴の周辺の口の接触する部分までが、開封す
るまでは封止用テープで覆われているので、汚染されて
おらず衛生的であり、また、飲み口用の穴に口を付けた
時、フィットしやすく、飲み口用の穴の周囲をくわえる
ようにして内容物をこぼすことなく、安全且つ容易に、
しかも衛生的に飲用することができる。また、飲み口と
して、プラスチックの成形体によるキャップ付きの飲み
口や、ストローなどを付ける必要がないので、材料費の
低減と製造工程の簡略化が可能となる。
【0009】請求項2に記載した発明は、前記容器の底
部が自立性を付与する形状に形成され、且つ、前記折り
曲げ部および飲み口用の穴が容器の上部に設けられてい
ることを特徴とする請求項1記載の飲み口付き容器から
なる。
【0010】本発明の飲み口付き容器は、積層シートと
して、例えば、液体用紙容器に使用されているような板
紙を基材とする積層シートを用いた場合は、容器の底部
を平坦な形状に形成するだけで自立性を付与することが
できる。しかし、袋に使用されているような柔軟な積層
フィルムを用いた場合は、底部を平坦な形状にしただけ
では安定した自立性を付与することは難しく、このよう
な場合には、容器の底部を、例えば、スタンディングパ
ウチの底部のように、両側の壁面フィルムの下部の間に
底面フィルムを内側に折り返して挿入し、ガセット部を
形成するようにして、そのガセット部を船底形などの内
側が両側から中央部にかけて凹状となるシールパターン
でヒートシールして形成することにより、安定した自立
性を付与することができるようになる。
【0011】このような構成を採ることにより、前記請
求項1に記載した発明の作用効果に加えて、容器に自立
性が付与されるので、取扱いが容易になるほか、外観、
陳列効果なども優れたものとすることができる。また、
前記折り曲げ部および飲み口用の穴が容器の上部に設け
られているので、内容物を飲用する際、途中でテーブル
などに置いても、内容物がこぼれることがなく、使い勝
手を一層よくすることができる。
【0012】請求項3に記載した発明は、前記積層シー
トが、少なくとも板紙を基材とし、両面にポリエチレン
層が積層された積層シートで形成されていることを特徴
とする請求項1記載の飲み口付き容器からなる。
【0013】このような構成を採ることにより、前記請
求項1に記載した発明の作用効果に加えて、積層シート
の剛性が高められ、飲み口付き容器を箱状の剛性の高い
容器に形成することができるので、自立性がよく、内容
物を飲用する際も持ちやすく、一層容易に且つ安全に飲
用することができるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて説明する。本発明の飲み口付き容器は、上記のよう
に、少なくとも容器の一端が積層シートの折り曲げ部で
形成され、その折り曲げ部に飲み口用の穴が設けられる
と共に、少なくともその穴の外側に、摘み部を設けた封
止用テープが熱接着されて穴が封止されていればよく、
その他の部分は任意の形状に形成することができる。従
って、簡単な形態では、図1に示したように三方シール
形式の袋を利用した形態、或いは、ピロー形式の袋を利
用した形態を採ることができ、また、スタンディングパ
ウチのような自立袋の形態でも、図2に示したように上
部を壁面フィルムの折り返し部で形成し、底部は、通常
の場合と同様に、底面フィルムを内側に折り返して挿入
し、その部分を船底形などのシールパターンでヒートシ
ールしてなるガセット部を有する形式で形成し、左右両
側の側部のうち、いずれか一方を内容物の充填口に使用
する形態で実施することができる。このような袋形式の
容器の場合は、その製造に使用する積層シートには、通
常の液体用袋に用いられているものと同様な構成の積層
フィルムを使用することができる。
【0015】また、ブリックタイプ(煉瓦型)などの液
体用紙容器を応用した形態を採ることもでき、その場合
は、板紙を基材とする積層シートを用いて、例えば、図
3の展開図に示したようなカートンブランクから、図4
に示したような底面が平坦で上部に折り曲げ部を有し、
その折り曲げ部に飲み口用の穴とそれを封止する摘み部
を設けた封止用テープが取り付けられた飲み口付き容器
を成形することができる。
【0016】以上のように、本発明の飲み口付き容器の
製造に用いる積層シートは、容器が袋形式の場合は、通
常の液体用の袋に用いられているものと同様な構成の積
層フィルムを使用することができ、また、液体用紙容器
を応用した形態の場合は、例えば、外側からポリエチレ
ン/紙/ポリエチレンを順に積層した構成、或いは、ポ
リエチレン/紙/ポリエチレン/アルミニウム箔/ポリ
エステルフィルム/ポリエチレンを順に積層したような
構成の紙を基材とする積層シートを好適に使用すること
ができる。
【0017】特に、容器を袋形式で作製する場合に使用
する積層フィルムの代表的な構成例としては、以下のよ
うな構成が挙げられる。 (1) ONフィルム/接着剤/L・LDPEフィルム(シ
ーラント層) (2) ONフィルム/接着剤/二軸延伸HDPEフィルム
/接着剤/L・LDPEフィルム(シーラント層) (3) ONフィルム/接着剤/二軸延伸PPフィルム/接
着剤/L・LDPEフィルム(シーラント層) (4) ONフィルム/接着剤/アルミニウム箔/接着剤/
L・LDPEフィルム(シーラント層) (5) ONフィルム/接着剤/二軸延伸PPフィルム/接
着剤/アルミニウム箔/接着剤/L・LDPEフィルム
(シーラント層) (6) ONフィルム(シリカ又はアルミナ又はアルミニウ
ム蒸着層)/接着剤/二軸延伸HDPEフィルム/接着
剤/L・LDPEフィルム(シーラント層) (7) ONフィルム/接着剤/(シリカ又はアルミナ又は
アルミニウム蒸着層)PETフィルム/接着剤/L・L
DPEフィルム(シーラント層) (8) ONフィルム/アンカーコート層/共押し出しコー
ト層(HDPE層/L・LDPE層)(シーラント層
は、L・LDPE層) (9) ONフィルム/アンカーコート層/共押し出しコー
ト層(HDPE層/LDPE層)/接着剤/L・LDP
Eフィルム(シーラント層) (10)PETフィルム/接着剤/アルミニウム箔/接着剤
/ONフィルム/接着剤/L・LDPEフィルム(シー
ラント層) (11)PETフィルム/接着剤/アルミニウム箔/接着剤
/ONフィルム/接着剤/CPPフィルム(シーラント
層) (12)PETフィルム/接着剤/ONフィルム/接着剤/
アルミニウム箔/接着剤/L・LDPEフィルム(シー
ラント層) (13)PETフィルム/接着剤/ONフィルム/接着剤/
アルミニウム箔/接着剤/CPPフィルム(シーラント
層) (14)PETフィルム/接着剤/EVOHフィルム/接着
剤/ONフィルム/接着剤/CPPフィルム(シーラン
ト層) などが挙げられるが、これらに限定されるものではなく
様々な組み合わせの積層フィルムを使用することができ
る。
【0018】また、上記の構成の積層フィルムの最外層
には、飲み口用の穴を封止する封止用テープの熱接着を
容易にするため、最内層のシーラント層と同様な熱接着
性樹脂層を設けることができる。その場合、封止用テー
プと積層フィルムの最外層との熱接着性が強すぎる場合
には、例えば、封止用テープのシーラント層面に抗ヒー
トシール剤などを塗布して、接着強度を調整することが
できる。
【0019】尚、前記積層フィルムの構成において、O
Nフィルムは二軸延伸ナイロンフィルム、PETフィル
ムは二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム、P
Pはポリプロピレン、L・LDPEは直鎖状低密度ポリ
エチレン、HDPEは高密度ポリエチレン、LDPEは
低密度ポリエチレン、CPPフィルムは無延伸ポリプロ
ピレンフィルム、また、EVOHフィルムはエチレン−
酢酸ビニル共重合体ケン化物フィルムを指すものであ
る。
【0020】そして、各フィルム層の間の接着剤は、通
常、その積層をドライラミネーション法で行うため、2
液硬化型ポリウレタン系接着剤など公知のドライラミネ
ーション用接着剤を用いることができる。また、アンカ
ーコートは、押し出しコーティングで樹脂を積層する
際、接着性を向上させるために基材フィルム側に予めコ
ーティングするものでプライマーコートの一種である。
【0021】前記積層フィルムの構成において、ONフ
ィルム、PETフィルムは、最外層に用いる場合は、基
材フィルムとして袋に機械的強度や耐熱性、印刷適性な
どを付与するために用いられ、中間層に用いる場合は、
主に機械的強度を補強するために用いられる。中間層に
二軸延伸HDPEフィルム、または二軸延伸PPフィル
ムを用いた場合は、積層フィルムの厚さを増し、その剛
性や機械的強度を高めると同時に、水蒸気透過度を小さ
くすることができる。
【0022】また、アルミニウム箔、シリカ又はアルミ
ナ又はアルミニウム蒸着層、EVOHフィルムなどは、
主にガスバリヤー性を付与するために積層するものであ
り、これらのほか、ポリ塩化ビニリデンの塗膜層、或い
は、ポリアクリロニトリルフィルムなどのガスバリヤー
性材料を積層することもできる。
【0023】最内層のシーラント層としては、L・LD
PEフィルムとCPPフィルムの2種類の例を挙げた
が、L・LDPEフィルムは、ヒートシールの安定性や
耐内容物性、例えば界面活性剤に対する耐ストレスクラ
ッキング性などに優れるため、飲料その他の液状物の包
装用には特に適している。また、CPPフィルムは、耐
熱性、低臭性に優れており、これらの性能を必要とする
内容物の包装用に適している。
【0024】シーラント層には上記のほか、充填される
内容物に応じて、エチレン・αオレフィン共重合体、エ
チレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸共
重合体、エチレン・アクリル酸エステル共重合体、アイ
オノマー、ポリエステル系樹脂なども適宜選択して使用
することができる。
【0025】特に、エチレン・αオレフィン共重合体で
メタロセン系触媒などシングルサイト触媒を用いて重合
したものは、分子量分布の幅が狭く、共重合比も安定し
ているため、低温ヒートシール性や、熱間シール性に優
れており、例えば、スタンディングパウチ形式の袋状容
器(図2参照)などのように、下部のガセット部と側部
シール部との間など、ヒートシール部にフィルムの重な
りの差による段差のある袋状容器のシーラント層には、
シール抜けによるピンホールの発生を防止できる点で適
している。更に、前記共重合体にオレフィン系エラスト
マーをブレンドしたものを用いることにより、シーラン
ト層の熱流動性が改善され、前記段差などによるピンホ
ールの発生も一層効果的に防止することができる。
【0026】尚、容器を自立袋形式で作製する場合は、
前記壁面用の積層フィルムのほかに、底面用のフィルム
が必要となるが、底面フィルムには、基本的に壁面用の
積層フィルムと同じ構成の積層フィルムを用いることが
できる。只、厚さに関しては、壁面フィルムよりも薄く
することができ、それにより、前記ヒートシール部にお
けるフィルムの重なりの差による段差を小さくして製袋
を容易にし、また、コストメリットを得ることができ
る。
【0027】以上のような積層シートを用いて製造する
本発明の飲み口付き容器は、前述したように、その一端
が積層シートの折り曲げ部で形成され、その折り曲げ部
に飲み口用の穴が設けられると共に、少なくともその穴
の外側に、その穴を封止するための摘み部を設けた封止
用テープを取り付けられる形態でれば何でもよく、例え
ば、袋状容器では、三方シール形式やピロー形式の袋の
ほか、スタンディングパウチなど自立袋形式の袋を利用
した形態を採ることができ、また、箱状容器では、ブリ
ックタイプなどの液体用紙容器を利用した形態を採るこ
とができる。
【0028】このような飲み口付き容器の製造は、それ
ぞれの容器形態に合わせて、その積層シートの折り曲げ
部の形成位置に、予め飲み口用の穴を設け、また、少な
くともその外側に、飲み口用の穴を封止する摘み部を設
けた封止用のテープを熱接着しておくことにより、袋状
容器の場合は、それぞれの製袋機を利用して、また、箱
状容器の場合は、液体用紙容器の成形・充填・シール装
置を利用して容易に製造することができる。
【0029】
【実施例】以下に、図面を用いて本発明を更に具体的に
説明する。但し、本発明は、その要旨を超えない限り図
面に限定されるものではない。また、図面に付した符号
は、異なる図面においても同じ名称の部分には同じ符号
を用いた。図1は、本発明の飲み口付き容器の第1の実
施例の構成を示す平面図である。また、図2は、本発明
の飲み口付き容器の第2の実施例の構成を示す正面図で
ある。そして、図3は、本発明の飲み口付き容器の第3
の実施例の構成を説明する展開図であり、図4は、図3
の展開図に示した飲み口付き容器を成形した時の形状を
示す斜視図である。
【0030】図1に示した飲み口付き容器100は、三
方シール形式の袋を利用して構成したものであり、積層
シート(この場合、積層フィルム)1の中心部に飲み口
用の穴2を設け、その飲み口用の穴2の外面に、摘み部
3を設けた封止用テープ4をヒートシール部5で熱接着
して封止し、その積層シート1を封止用テープ4と共
に、折り曲げ部6で内側に向けて半折し、両側の端縁部
を側部シール部7、7でヒートシールして構成したもの
である。尚、飲み口付き容器100の下部の端縁部の底
部シール部8は、内容物の充填前は未シールの開口部と
し、この部分から内容物を充填し、その後でヒートシー
ルして密封するものである。
【0031】このような構成を採ることにより、飲み口
付き容器100は、三方シール形式の袋を利用した形態
であるため自立性はないが、大きく開口した底部シール
部8から容易に飲料などの内容物を充填し、密封するこ
とができる。充填された内容物を飲用する際には、封止
用テープ4をその摘み部3を摘んで剥がすことにより、
容易に飲み口用の穴2を開封することができる。そし
て、開封された飲み口用の穴2は、積層シート1の折り
曲げ部6に設けられているので、口を付けやすく、ま
た、開封するまでは、飲み口用の穴2と共にその周辺の
口の接触する部分までが、封止用テープ4で覆われてい
るので、汚染されることがなく、飲み口用の穴2に直接
口を付けて、口触りもソフトに衛生的且つ安全に内容物
を飲用することができる。従って、ストローなどを添付
する必要がなく、製造工程も簡略化され、また、飲み口
用の穴2の大きさも内容物の粘度や固形物の有無などに
応じて適する大きさに自由に設けることができるので、
種々の内容物に対して適応性がよく、製造コストも安
く、快適に内容物を飲用することのできる飲み口付き容
器を生産性よく提供することができる。
【0032】図2に示した飲み口付き容器200は、自
立袋形式の袋を応用して構成したものであり、通常の自
立袋では、前後の壁面に別ピースの壁面フィルム(積層
フィルム)を用いて、その下部の間に、底面フィルムを
内側に折り返して挿入し、その部分(袋の下部)を船底
形などの内側が両側から中央部にかけて凹状となるシー
ルパターンでヒートシールして、底部をガセット形式で
形成して、袋に自立性を付与すると共に、左右両側の端
縁部をそれぞれ側部シール部でヒートシールして、上部
が開口する構成とするところを、本発明の飲み口付き容
器200では、上端を壁面フィルムの折り曲げ部で形成
し、その折り曲げ部に飲み口用の穴を設け、その穴と、
穴の周辺の口の接触する部分を摘み部を設けた封止用テ
ープで封止した構成とするため、以下のように変更して
容器を構成したものである。
【0033】即ち、前後の壁面フィルムを別ピースでは
なく、上部で折り返される1ピース形式の積層シート
(積層フィルム)1で形成し、その中心部に飲み口用の
穴2を設け、その外面に飲み口用の穴2とその周辺の口
の接触する部分を覆うための摘み部3を設けた封止用テ
ープ4をヒートシール部5で熱接着して封止し、その積
層シート1を封止用テープ4と共に折り曲げ部6で内側
に向けて半折して、上部に飲み口用の穴2およびそれを
封止する封止用テープ4を有する構成とし、半折された
積層シート1の両側の端縁部、即ち、下部の間に、底面
フィルムを内側に折り返して、その両側の下端近傍に底
面フィルム切り欠き部9、9を設けて底面フィルム折り
返し部10まで挿入し、その部分を船底形のシールパタ
ーンの底部シール部8でヒートシールして、底部にガセ
ット部11を有する形式で容器200を形成すると共
に、左右両側の側部のうち、一方の側部(図では左側の
側部)を側部シール部7でヒートシールして、もう一方
の側部を内容物の充填口として開口させた袋状容器とし
て構成したものである。尚、内容物の充填口として開口
させた側部の両側の端部(図において上下の端部)は、
必須ではないが、スポット状の側部シール部7a 、7a
で予めヒートシールしておくことが好ましく、それによ
り、内容物充填後の側部シール部7b のヒートシールを
一層容易に行えるようになる。
【0034】このような構成を採ることにより、飲料な
どの内容物の充填は、大きく開口した側部シール部7b
の部分から容易に行うことができ、また、内容物の充填
後、側部シール部7b を容易にヒートシールして密封す
ることができる。内容物が充填された飲み口付き容器2
00は、底部のガセット部11が前後に大きく広がり、
優れた自立性を有しており、取り扱いが容易であると同
時に外観もよく、陳列効果にも優れている。
【0035】そして、飲み口付き容器200に充填され
た内容物を飲用する際には、前記図1に示した飲み口付
き容器100の場合と同様に、封止用テープ4をその摘
み部3を摘んで剥がすことにより、容易に飲み口用の穴
2を開封することができ、また、開封された飲み口用の
穴2は、壁面フィルム(積層シート1)の折り曲げ部6
に設けられているので口を付けやすく、且つ、開封する
までは、飲み口用の穴2およびその周辺の口の接触する
部分は、封止用テープ4で覆われているので衛生的であ
り、その部分に直接口を付けて、口触りもソフトに安全
に内容物を飲用することができる。従って、この場合
も、ストローなどを添付する必要がなく製造工程が簡略
化され、製造コストも低減でき、また、内容物の粘度や
固形物の有無などに影響されることなく、快適に内容物
を飲用することのできる飲み口付き容器を生産性よく提
供することができる。
【0036】次に、図3は、本発明の飲み口付き容器の
第3の実施例の構成を説明する展開図であり、図4は、
図3の展開図に示した飲み口付き容器を成形した時の形
状を示す斜視図である。図3、図4に示した飲み口付き
容器300は、ブリックタイプの液体用紙容器を応用し
て構成したものであり、通常、ブリックタイプの液体用
紙容器の場合、前述したような紙を基材とする積層シー
トを用いて、カートンブランク(押し罫などを設けた成
形前のフラットなカートン材料)を作製し、そのカート
ンブランクから、縦方向の胴シールを行って横断面が矩
形の筒状体を成形した後、底部を折り込みながらヒート
シールして、矩形のフラットな底面を形成し、次いで、
上部から内容物を充填した後、上部を、底部と同様に、
折り込みながらヒートシールして矩形のフラットな上面
を形成してブリックタイプの紙容器としている。しか
し、この形状では上面と底面の中央部にヒートシール部
が存在し、特に、上部に積層シートの折り曲げ部と、そ
の折り曲げ部に飲み口用の穴および封止用テープを設け
ることができないため、前記紙容器を横に寝かせて用
い、前記紙容器の側面を上面に用いる方法で、図3に示
した展開図の構成のカートンブランクから、図4に示し
た形状の飲み口付き容器300を成形できるようにした
ものである。
【0037】即ち、図3に示した展開図の構成のカート
ンブランクは、紙を基材とする矩形状の積層シートに、
縦方向の折り曲げ線(押し罫)20〜27と横方向の折
り曲げ線(押し罫)28〜31、および斜め方向の折り
曲げ線(押し罫)32〜39を設けると共に、横方向の
折り曲げ線22の中心部に飲み口用の穴2を設け、その
外側の面(図では前側の面)に、飲み口用の穴2とその
周辺の口の接触する部分を覆うように、摘み部3を設け
た封止用テープ4をヒートシール部5で熱接着して構成
したものである。尚、上記カートンブランクの構成にお
いて、容器300の上部の折り曲げ線(押し罫)、即
ち、横方向の折り曲げ線21、22、23および斜め方
向の折り曲げ線32、33、34、35と、容器下部の
横方向の折り曲げ線25は、容器の成形を容易にするた
めの補助用に設けたものであり、容器の成形方法によっ
ては取り除くことができる。特に容器上部の折り曲げ線
を取り除いた場合は、成形後の容器上部の折り曲げ部が
Rを持って折り曲げられるので、容器に充填された内容
物を飲む際の口触りを一層ソフトにすることができる。
【0038】このような構成のカートンブランクを用い
て、図4に示した形状の飲み口付き容器300を成形す
る場合、複数の方法があるため特に限定はされないが、
例えば、容器の成形機などを用いて、マンドレルなどを
利用して横方向の折り曲げ線21、23、24、26
を、それぞれ90°内側に折り曲げて角筒状にし、両端
の接合部40、41の内面同士を横方向の折り曲げ線2
0、27を外側に折り曲げて熱接着させた後、その接合
部を容器の下側に向けて倒して角筒体を成形し、次い
で、一方の側部、例えば、接合部42の内面同士を、縦
方向の折り曲げ線28、29および斜め方向の折り曲げ
線32、33、36、37を折り曲げて、直線状に突き
合わせて熱接着して封止し、もう一方の側部、即ち、接
合部43側が開口する容器を成形し、その開口部から内
容物を充填した後、接合部43の内面同士を、縦方向の
折り曲げ線30、31および斜め方向の折り曲げ線3
4、35、38、39を折り曲げて、直線状に突き合わ
せて熱接着して封止する。
【0039】そして、両側の接合部42、43の内面同
士を熱接着した際、外側に突出した斜め方向の折り曲げ
線32〜39と縦方向の折り曲げ線29、30とで形成
される4か所の三角状の突出部のうち、容器300の下
側に相当する2か所の三角状の突出部を、例えば熱接着
してフラットに潰し、両側横方向に突出させ、上部の両
側の三角状の突出部はそのまま自由にすることにより、
内容物の内圧で、三角状に折り畳まれ上方に突出してい
た突出部が元に戻り、図4に示したように、底面の両側
に三角状の突出部を有し、また、容器の上部には、横方
向の折り曲げ線22による折り曲げ部6を有し、且つ、
その折り曲げ部6に飲み口用の穴2と、その穴2および
その周辺の口の接触する部分を覆うように、摘み部3を
有する封止用テープ4が熱接着されて設けられた飲み口
付き容器300を成形することができる。尚、上記飲み
口付き容器300において、底面の両側横方向に突出さ
せた三角状の突出部は、自立性を補助する作用をもつ
が、不要な場合は、内側に折り畳んで底面に熱接着して
固定しても構わない。
【0040】このような構成を採ることにより、飲み口
付き容器300は、その積層シートが剛性を有し、且
つ、底面がフラットに形成されているので、自立性がよ
く、また、上部が積層シートの折り曲げ部6で形成さ
れ、折り曲げ部6に飲み口用の穴2が設けられると共
に、その外側の面に、飲み口用の穴2とその周辺の口の
接触する部分を覆うように、摘み部3を設けた封止用テ
ープ4がヒートシール部5で熱接着され、封止されてい
るので、容器300に充填された内容物を飲用する際に
は、封止用テープ4をその摘み部3を摘んで剥がすこと
により、容易に飲み口用の穴2を開封することができ、
開封された飲み口用の穴2は、積層シートの折り曲げ部
6に設けられているので、ピッタリと口にフィットしや
すく、その部分を口でくわえるようにして内容物を吸い
出すように飲むこともできるので、一層飲みやすく、ま
た、飲み口用の穴2とその周辺の口の接触する部分が、
開封されるまでは封止用テープ4で覆われているため、
衛生的であり、口触りもソフトで安全に且つ快適に内容
物を飲用することができる。従って、ストローなどを添
付する必要もなく、製造工程が簡略化され、製造コスト
も低減でき、また、内容物の粘度や固形物の有無などに
影響されることもなく、容器の開口部に直接口を付けて
安全且つ衛生的に内容物を飲用することのできる飲み口
付き容器を生産性よく提供することができる。
【0041】
【発明の効果】以上、詳しく説明したように、本発明に
よれば、飲料などの流動性を有する内容物を密封包装す
る飲み口付き容器であって、プラスチックの成形体など
によるキャップ付きの飲み口やストローなどを必要とせ
ず、製造工程の簡略化および製造コストの低減が可能
で、しかも、容器に充填された内容物を飲用する際に
は、容器に設けられた飲み口部に直接口を付けて内容物
をこぼすことなく安全に、また、衛生面でも問題なく快
適に内容物を飲用することのできる飲み口付き容器を生
産性よく提供できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の飲み口付き容器の第1の実施例の構成
を示す平面図である。
【図2】本発明の飲み口付き容器の第2の実施例の構成
を示す正面図である。
【図3】本発明の飲み口付き容器の第3の実施例の構成
を説明する展開図である。
【図4】図3の展開図に示した飲み口付き容器を成形し
た時の形状を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 積層シート 2 飲み口用の穴 3 摘み部 4 封止用テープ 5 ヒートシール部 6 折り曲げ部 7、7a 、7b 側部シール部 8 底部シール部 9 底面フィルム切り欠き部 10 底面フィルム折り返し部 11 ガセット部 20、21、22、23、24、25、26、27 横
方向の折り曲げ線 28、29、30、31 縦方向の折り曲げ線 32、33、34、35、36、37、38、39 斜
め方向の折り曲げ線 40、41、42、43 接合部 100、200、300 飲み口付き容器
フロントページの続き (72)発明者 杉山 有二 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 3E064 AA05 AB25 AB26 BA01 BA17 BA25 BA29 BA30 BA36 BA54 BB03 EA02 EA12 EA30 FA04 GA02 HM01 HN04 HP04 3E067 AA03 AB26 BA12A BA13A BB12A BB14A BB15A BB16A BB18A BB25A BC03A EA08 EA24 EB08 EB11 EB22 FA01 FC01 GD10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】積層シートの端縁部をヒートシールしてな
    る容器において、少なくとも該容器の一端が積層シート
    の折り曲げ部で形成され、該折り曲げ部に飲み口用の穴
    が設けられると共に、少なくとも該穴の外側に、摘み部
    を設けた封止用テープが接着され、該穴が封止されてい
    ることを特徴とする飲み口付き容器。
  2. 【請求項2】前記容器の底部が自立性を付与する形状に
    形成され、且つ、前記折り曲げ部および飲み口用の穴が
    容器の上部に設けられていることを特徴とする請求項1
    記載の飲み口付き容器。
  3. 【請求項3】前記積層シートが、少なくとも板紙を基材
    とし、両面にポリエチレン層が積層された積層シートで
    形成されていることを特徴とする請求項1記載の飲み口
    付き容器。
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