JP2002536609A - 限定された空間で使用するためのチェーンテンショナ装置 - Google Patents

限定された空間で使用するためのチェーンテンショナ装置

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JP2002536609A
JP2002536609A JP2000598786A JP2000598786A JP2002536609A JP 2002536609 A JP2002536609 A JP 2002536609A JP 2000598786 A JP2000598786 A JP 2000598786A JP 2000598786 A JP2000598786 A JP 2000598786A JP 2002536609 A JP2002536609 A JP 2002536609A
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bracket
shoe
chain tensioner
assembly
subassembly
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JP2000598786A
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ジェームズ、 ディー. ヤング、
アンソニー、 エス. フェレンク、
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クロイズ ギア アンド プロダクツ インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】 ブラケットのピボット端において締め具にシューサブアッセンブリ(70)のピボットピンとしての役割をさせ、充填材及びブラケット(104)によって形成されるプラスチックブラケット(68)を利用するテンショナ装置(64)であって、ブラケットは、凹み(73)と、開口(75)と、開口を囲む***ハブ(80)とを有し、シューサブアッセンブリは、チェーン係合シュー部材(82)と、シューサブアッセンブリを提供するためにシューに機械的に連結されるブレードスプリング(84)と、コ字型部(88)の後面(89)から延出するロッキングピン係合タブ(92)と、シューサブアッセンブリの回動端において矩形部分(36)の後面から延出する拡大されたタブ部とを有する。シューサブアッセンブリは、第1の段付きボルト(100)によってブラケットに回動式に固定され、該ボルトはサブアッセンブリを自由に回転させ、第2の段付きボルト(104)はブラケットをエンジンケース又はブロックに締結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本明細書は、1999年2月10日出願の米国仮特許出願第60/119,5
70号及び1999年2月26日出願の米国仮特許出願第60/121,908
号の優先権を主張する。
【0002】 本発明は、自動車タイミングチェーン技術に関する。本発明の好ましい実施形
態は、限定された空間で用いられ、テンショナ装置を通過して移動する駆動チェ
ーンに引張力を付与するチェーンテンショナ装置に関する特定の用法を見出し、
その特定の参照と共に説明されている。
【0003】 多くの内燃エンジンタイミングチェーン駆動装置の用法で、チェーンガイド及
び様々な機械的引張装置が用いられている。図1を参照すると、従来のチェーン
駆動装置10は矢印11で示されるように時計方向に回転する。チェーン駆動装
置10は、駆動スプロケット12と、被駆動スプロケット14と、たくさんのチ
ェーンリンク18を有するチェーン16(例えば、ローラチェーン、サイレント
チェーン等)とを少なくとも含む。当該技術において知られているように、チェ
ーン駆動装置10は、アイドラスプロケット、バランスシャフトスプロケット等
の付加的なスプロケットを含むことができる。
【0004】 チェーン16はスプロケット12及び14周りに係合及び巻装し、スプロケッ
ト間に延在する2つのスパン、スラックストランド20及びトートストランド2
2、を有する。トートストランド22の中央部は、従来のチェーンガイド(図示
されず)によって被駆動スプロケット14と駆動スプロケット12との間に導か
れてもよい。チェーン16のトートストランド22は、矢印26で示されるよう
な張力下にある。
【0005】 従来のブレード型機械的テンショナアッセンブリ24は、引張力をスラックス
トランド20に付与する。テンショナアッセンブリ24は、典型として、打抜き
加工によって堅固な金属ブラケットとして形成されるブラケット28と、矩形の
シューサブアッセンブリ30とを有する。ブラケット28は、シューの支持と回
転能力を付すために、典型としてブラケットの回動端に抵抗溶接されるピン32
を有する。ブラケット28は、必要とされるシューの転移並びに反動の支持を可
能とするために対向端即ちブラケット自由端において軸受面としての役割をする
ランプ33を更に有する。
【0006】 シューサブアッセンブリ30は、チェーン係合シュー部材34と、スラックス
トランド20に適量の引張力を付与するために必要な弾性及び剛性をシューサブ
アッセンブリ30に付与するブレードスプリング36とを有する。引張シュー又
はブレード34は熱安定化ナイロンを用いて成形されるのが一般的である。ブレ
ードスプリング36はばね鋼から形成されるのが一般的で、シューに機械的に連
結される。
【0007】 テンショナのデザイン、並びに方法及び自動車エンジンにテンショナを設置す
る順序は、通常ユニット完成品の構成要因によって決定される。ユニット完成品
の構成要因に不可欠な部分である締め具の位置は、重要なデザインの論点である
のが常である。例えば、駆動装置10のユニット完成品の構成要因は、第1の締
め具40aが予想されるチェーン動程経路の外側に位置され、第2の締め具40
bが予想されるチェーン動程経路の内側に位置されることを許容及び/又は要求
する。締め具40a、40bは、共にブラケット28をエンジンケース又はブロ
ックに締結する。ブラケット28は、チェーン係合シュー部材34を締め具40
a、40b間に位置されるスラックストランド20に関して適切に配向させるよ
う位置付けされている。
【0008】 打抜金属ブラケットの利用は、締め具が所望の位置に位置付けされ、所望の隔
離距離を有することができると同時に、好ましい回動位置又は好ましい自由端ラ
ンプ位置に干渉することがない、妥当なデザイン方法である。従来技術のテンシ
ョナ24の不利益は、打抜金属ブラケット28の自由端ランプ33が締め具(例
えば、40a、40b)がランプの反応面下方又は近辺のいずれかに位置するこ
とを可能としない点である。
【0009】 つまり、ランプ33は金属ブラケットを打抜加工することによって形成される
ため、その端部はブラケットの残りの部分に実質的に垂直(図1で見られた際に
は直角)に定められている。次に、タブ33aはランプ33に実質的に垂直に屈
曲されるため、タブ33aはブラケットの残りの部分と実質的に平行に延出する
。そのため、締め具の開口を提供するための、タブ33aに近接したブラケット
材がない。締め具の位置は、ランプ33及びタブ33aを形成するために屈曲さ
れていないブラケットの残りの部分に位置されざるを得ない。これは、好ましい
締結位置が実際にランプの下方又は近接点にある際に問題となる。
【0010】 従って、より優れ、より有利な結果を提供すると共に、上述の必要性に見合い
、前述の難点その他を克服する、新規の改良されたチェーンテンショナ装置を提
供することが望ましいと考えられる。
【0011】 本発明の主な目的は、限られた空間に搭載することができる主に自動車エンジ
ンチェーン装置用の機械的テンショナアッセンブリを提供することである。
【0012】 本発明の1つの態様に従って、チェーンテンショナが提供される。このチェー
ンテンショナは、ブラケットとブラケットに回動式に固定されたシューサブアッ
センブリとを有し、シューサブアッセンブリはプラスチック材から形成され、ブ
ラケットは充填材が添加されたプラスチック材から形成される。
【0013】 本発明の他の態様に従って、ブラケット及びシューサブアッセンブリを有する
チェーンテンショナの組立て方法が開示される。シューサブアッセンブリはプラ
スチック材から形成され、ブラケットは充填材が添加されたプラスチック材から
形成されている。ブラケットは、凹みと、開口と、開口を囲む***ハブとを有す
る。シューサブアッセンブリは、ブレードロッキングタブと、端ぐり機で広げた
部分を伴うタブ開口を有するタブ部とを有する。この方法は、***ハブが端ぐり
機で広げられた開口部内に位置付けされるようにシューサブアッセンブリをブラ
ケットに接合するステップと、ブレードロッキングタブが凹み内に位置付けされ
るようにシューサブアッセンブリをブラケットに関して回転させるステップと、
シューサブアッセンブリをブラケットにロックするためにブレードロッキングタ
ブ及び凹みを通って除去可能な設置リングを挿入し、1ピースのテンショナアッ
センブリを提供するステップとを有する。
【0014】 本発明は、ブラケットの回動端の締め具にシューサブアッセンブリのピボット
ピン並びにブラケット締め具としての役割をさせる合成プラスチック(例えば、
ナイロン)ブラケットを利用する。更にこれは、ブラケットの自由端における締
め具の位置により融通をきかせる。好ましく、より頑丈なナイロンブラケットの
デザインにより、自由端締め具がブラケットの反応面に非常に近接して又は実質
的にその下方に位置付けされることを可能にする。ナイロンブラケットはテンシ
ョナアッセンブリの重量を減少させる。他の利点は、ナイロンブラケットが金属
ブラケットよりもコスト的に有効であることである。更に、ナイロンブラケット
は、鋼ブラケットに比べてノイズや振動の伝導を有効に軽減し、それによって駆
動装置のNVH特性を向上させる。
【0015】 本発明は、設置ピンと協同してシューとブラケットとの連結を有利に維持する
役割をする連結機構を回動端において有益に利用する。加えて、ブラケット装着
ホールにおいて「位置付け機構」が開示されている。位置付け機構はブラケット
の回動端で用いられている。シューの自由回転を可能にするためには、回動端ボ
ルトが設置される際にブラケットの回動端がエンジンケースに堅固に締結されて
はならない。更に、ブラケットの回動端におけるコスト的に有効な位置合わせピ
ンの利用も開示されている。
【0016】 本発明のより一層の利点は、以下の好ましい実施形態の詳細の説明を読み、理
解する上で、当該技術において通常の熟練度を有する者に明白となるであろう。 本発明は、様々な部品、部品の構成、及び様々なステップとステップの構成に
よる形を採るであろう。図は好ましい実施形態を示すためのもので、本発明を限
定するとして解釈されるべきではない。
【0017】 図2乃至4aは、本発明の特徴を組み込んだチェーンテンショナの第1の実施
形態を示す。特に図2を参照すると、例証的自動車チェーン駆動システム50は
、駆動スプロケット52、被駆動スプロケット54、及びたくさんのチェーンリ
ンク58を有するチェーン56(例えば、ローラチェーン、サイレントチェーン
等)を有する。このチェーン駆動システム50は、アイドラスプロケット、バラ
ンスシャフトスプロケット等の付加的なスプロケットも含むことができると考え
られる。
【0018】 チェーン56はスプロケット52及び54に係合及び巻装し、スプロケット間
に延長する2つのスパン、スラックストランド60及びトートストランド62を
有する。トートストランド62の中心部は、従来のチェーンガイド(図示せず)
によって被駆動スプロケット54と駆動スプロケット52との間を誘導されても
よい。トートストランド62は、矢印66で示される張力下にある。
【0019】 チェーンテンショナ64はスラックストランド60に引張力を付与する。チェ
ーンテンショナ64についての以下の説明では、一定の専門用語が参照において
便宜を図るためだけに用いられるが、それらを限定として解するべきではない。
例えば、テンショナの「前」面はスラックストランド60に面し、テンショナの
「後」面はスラックストランドとは逆側に面し、テンショナの「上」面は図から
垂直に突出し、テンショナの「下」面は図中に垂直に突出し、テンショナの「先
」端即ち「回動」端は駆動ホイール52に近く、テンショナの「末」端即ち「自
由」端は被駆動ホイール54に近く、テンショナの「幅」はテンショナの下面か
ら上面に垂直に延在する、図2が参照される。
【0020】 引き続き図2を参照すると、チェーンテンショナ64は、ブラケット68と、
シュー又はブレードサブアッセンブリ70とを有する。ブラケット68は概ね矩
形で、たくさんの補強リブ71(図3及び3a)を有するI−ビーム構造を有す
る。ブラケット68の前面にはその自由端近くに、反応面即ち軸受面72(図4
及び4a)が形成される。更に図4及び4aを参照すると、後方に延出する凹み
73が軸受面前面72の中間部に沿って形成される。ピン設置開口74はブラケ
ット68の自由端を通って幅方向に延在し、凹み73と連通する。図3及び3a
を再度参照すると、第1の開口75と第2の開口76はブラケット68を貫通し
て延在している。開口75、76はそれぞれ、概ねブラケット長手方向軸78(
図2)に沿って位置付けされる。***した環状ハブ80が開口76周りのブラケ
ットの上面から延出する。
【0021】 ブラケット68は充填剤入り合成プラスチック材から製作されるのが好ましい
。説明されている実施形態では、部品強度が必要とされるのに応じて、ブラケッ
ト68は、充填材(例えば、ファイバグラス又はカーボンファイバ)を含有する
合成プラスチック材(例えば、ナイロン)を射出成形することにより形成される
。合成プラスチックブラケット68はテンショナ64の重量を減少させ、金属ブ
ラケットよりもコスト的に有効であることが理解されるであろう。更に、ナイロ
ンブラケットは金属ブラケットに比べてノイズや振動の伝導を有効に軽減し、そ
れにより駆動装置のノイズ、振動、及び不快音(NVH)特性を向上させる。
【0022】 ここで図3bを参照すると、シューサブアッセンブリ70はチェーン係合シュ
ー部材82と、スラックストランド60に適量の引張力を付加するために必要な
弾性と剛性とをシューサブアッセンブリ70に与えるため、シュー部材82に機
械的に連結されるブレードスプリング84とを有する。米国特許第5,711,
732号は、ブレードスプリング84をシュー部材82に機械的に連結するため
に格好の一方法を述べ、その教示全般が本明細書に参照として採り入れられる。
【0023】 シュー部材82は、フック又はコ字型の自由端即ちボス88を有する矩形部分
86を含む。テンショナの動作位置において、ボス88の後面89はスラックス
トランド(60)の動的アクションに応答してブラケット軸受面72(図4a)
に沿って摺動するよう調節されている。つまり、スラックストランドの動的動作
はカムシャフトのバルブ状況又はカムシャフトの捩れ、及びクランクシャフトに
おける燃焼パルスに応答するのである。共に動作すると、カムシャフト及びクラ
ンクシャフトの捩れはチェーンに、そしてチェーンを介して動作するテンショナ
へと送られ、燃焼エンジン中でシューサブアッセンブリ70を(制御された様式
で)動的に往復運動させる。
【0024】 矩形部分の前面90はチェーンと係合し、必要な引張力を付加するように調節
されている。ロッキングピン係合タブ92は、コ字型端部88の後面89から延
出している。ロッキングピン係合タブ92を貫通して開口が延在される。矩形部
分86の回動端にはその後面から拡大されたタブ部94が延出している。図3に
最もよく示されるように、タブ部94は矩形部分86と比較して幅狭とされてい
る。開口96がタブ部94を貫通して延在する。開口96は、タブ部94の前面
と連通する第1の直径部96aと、タブ部94の後面と連通する端ぐり機で広げ
た部分又は第2の直径部96bとを有する。端ぐり機で広げた穴部96bはブラ
ケット68の***ハブ80を収容するよう調節されている。
【0025】 説明されている実施形態において、シュー部材82は無充填プラスチック樹脂
(例えば、ナイロン)材料を射出成形することによって形成される。無充填プラ
スチック樹脂材料から成形されるシュー部材82は負荷及び高温下で有益に「ク
リープ」するであろう。ブレードスプリング84は、ばね鋼から形成されるのが
好ましい。
【0026】 シューサブアッセンブリ70は、その製造工程でブラケット68に接合され、
1ピースのアッセンブリを形成する。更に詳細には、シューサブアッセンブリ7
0のタブ開口96は組立て段階でブラケットハブ80上に位置付け又は案内され
(図3c)、シューサブアッセンブリ70はブレードロッキングタブ92をブラ
ケット凹み73内に位置付けするために(図4及び4a)ハブ80上で回動され
、次に設置ピン98がブラケット開口74及びブレード止めタブ92を通って挿
入される(図4及び4a)。
【0027】 その結果、テンショナがエンジン中で引張されるであろうチェーンストランド
に設置されるまでは、1ピースのテンショナアッセンブリとしてブラケット68
の固定された適切な位置に機械的に連結されているシューアッセンブリ70が得
られる。つまり、ブレードロッキングタブ92は、設置ピン98及びブラケット
ピボットハブ80と共に、テンショナ64をエンジンの定位置にボルト留めされ
るまで所望のブレード形状寸法を有する1ピースのアッセンブリとして維持する
役割をするのである。テンショナの動作位置において、ブレードロッキングタブ
92がブラケット凹み73内に位置付けされることにより、ブレードロッキング
タブ92はシューサブアッセンブリ70の側方移動をその自由端において制限す
る。ブラケット凹み73、開口74、ブレードロッキングタブ92、及びロッキ
ングピン98は、テンショナ64の機械的ロッキング又は固定手段、又は機構9
9を画定するよう協同することが理解されるべきである。
【0028】 1ピースのテンショナアッセンブリ、チェーン及びスプロケットを随伴するエ
ンジンに設置又はそうでなければ装着される。テンショナアッセンブリがエンジ
ンに取り付けられると、設置ピン98は取り外され、廃棄される。シューサブア
ッセンブリ70は、第1の段付きボルト100(図3及び3a)によってブラケ
ット68に回動式に固定される。図3cに最もよく示されるように、回動端ボル
ト100は燃焼エンジン中でシューサブアッセンブリ70を自由に回転させる。
つまり、回動端段付きボルト100がエンジンケース又はブロックにしっかりと
締結される全ての寸法上組立てた状態において、わずかな軸方向間隙102が存
在するのである。
【0029】 第2の段付きボルト104はブラケットをエンジンケース又はブロックに締結
する。説明されている実施形態において、段付きボルト104はブラケット軸受
面72に非常に接近して、また実質的にブラケット軸受面72の後部に位置付け
される。段付きボルト100、104が従来のボルト及びスペーサと交換される
ことも考えられる。
【0030】 合成プラスチック(例えば、ナイロン)ブラケット68は、回動端の締め具1
00にシューサブアッセンブリ70のピボットピン、並びにブラケット締め具と
しての両方の役割をさせることが理解されるであろう。合成シューサブアッセン
ブリに好適な締め具/ピボットピン構成は、1999年12月23日出願の同時
係属米国特許出願第09/471,783号において説明され、その開示の教示
全般が参照によって本明細書に採り入れられる。その構成は技術的には実施可能
であろうが、頭書の米国特許出願に開示されるように、シューサブアッセンブリ
70をブラケットに連結するための打抜構造が複雑さを伴うため、打抜加工され
た金属ブラケットに随伴される締め具にピボットピン並びに締め具の両方として
役割をさせるのは経済的に実行不可能であろう。
【0031】 更に、ブラケット68は、ブラケット自由端で締め具の位置を選択する際によ
り広く融通をきかせる。つまり、打抜加工された金属ブラケットとは違い、射出
成形された合成プラスチックブラケットでは、シューアッセンブリの自由端に近
接した締め具位置の画定が可能となるのである(締め具はエンジンブロックに随
伴される流体通路に干渉せずに自由端に近接して位置されると仮定される)。
【0032】 ここで、図1乃至4cに示されるものと同一の部品を同様の番号で表す、図5
、6、及び6aの第2のチェーンテンショナ実施形態を参照すると、ブラケット
68はスラックストランドの移動を外側/後方方向に制限する機能を果たす変位
ストッパ108を組み込んでいる。シューサブアッセンブリ70は、スラックス
トランドの移動及び振動をストッパ108から内側/前方方向に定め、制御する
よう作用する。説明されている実施形態において、変位ストッパ108はブラケ
ットの中間部から前方に延出する略平面状のショルダ部として形成される。図6
は、変位ストッパ108に着座されるであろうシューサブアッセンブリ70を示
す。図6aは、内側に移動され、チェーンストランドを新たなチェーン経路位置
で引張するシューサブアッセンブリ70を示す。
【0033】 ここで、図1乃至6aに示されるものと同一の部品を同様の番号で表す、図7
及び7aの第3のチェーンテンショナ実施形態を参照すると、変位ストッパ10
8は、エンジンのバルブ状況や燃焼パルスによって生じるチェーンの振動を更に
制限する弾性ダンパ即ち制動機構110を組み込んでいる。図7は、変位ストッ
パ108に着座され、ダンパ110を圧縮するであろうシューサブアッセンブリ
70を示す。図7aは、内側に移動され、新たなチェーン経路位置でチェーンス
トランドを引張し、ダンパ110を圧縮していないシューサブアッセンブリ70
を示す。スプリングが変位ストッパに向かって移動するため、所望の制動率がダ
ンパの輪郭又は形状を決定するであろう。米国特許第5,797,818号は、
このようなダンパ機構を有するテンショナに関する論拠、並びにその利点及び利
益を説明し、その教示全般が本明細書に参照によって採り入れられる。
【0034】 説明されている実施形態において、制動機構110は、所定の形状を有し、好
ましくは弾性ゴム又は合成化合物(ニトリル又はバマック(Vamac)等)から形成
される材料のブロックとして形成される。ダンパ110は、個別部品として作成
され、機械的連結によってブラケット68に固定されるか、又は代替的にブラケ
ットの定位置に粘着的に接合されるか又は成形されるかのいずれかであってもよ
いと考えられる。
【0035】 ここで、図1乃至4aに示されるものと同一の部品を同様の番号で表す、図8
乃至11の第4のチェーンテンショナ実施形態を参照すると、テンショナ64は
その回動端に機械的連結手段又は機構112を付加的又は代替的に備えることが
できる。第1の機械的連結機構99と同様に、機械的連結機構112は、テンシ
ョナの運搬中及び設置前の輸送中にシューサブアッセンブリ70をブラケット6
8に固定する。従って、テンショナがエンジンに締結されると、ボルト100が
シューサブアッセンブリ70の軸方向移動を制限するため、機械的連結機構11
2は必要とされなくなる。機械的連結機構112は、ブラケット68に随伴され
るロッキングタブ114と、シューサブアッセンブリ70に随伴されるロッキン
グフランジ116とを有する。図8bを参照すると、ロッキングタブ114を有
するブラケット68の射出成形を容易にするために、ブラケット68はブラケッ
トの後面と連通する開口118を有し、従来の方法での金型の離脱を容易にさせ
る。
【0036】 ロッキングタブ114とロッキングフランジ116は、協同してシューサブア
ッセンブリ70のブラケット68に関する軸方向移動を防止する。シューサブア
ッセンブリ70とブラケット68は図9に示される配置で結合され、組み立てら
れる。つまり、シューサブアッセンブリの端ぐり機で広げた穴部96bは図9に
示される角度又は位置でブラケットハブ80上に導かれる。次に、シューサブア
ッセンブリボス88をブラケット反応面72に着座させ、ロッキングフランジ1
16をロッキングタブ114の下に嵌め込むように、シューサブアッセンブリを
矢印120の方向(即ち、反時計方向)に回転させる。その後、シューサブアッ
センブリ70をブラケット68に更に機械的にロックするために設置ピン98(
図8)が開口74に挿入され、1ピースのテンショナアッセンブリが提供される
。設置中、チェーンとスプロケットが所定の位置につき、1ピースのテンショナ
アッセンブリがエンジンケース又はブロックに取り付けられると設置ピン98は
抜き取られ、廃棄される。
【0037】 図10は、チェーンに作用するブレード力ベクトルFT、ブラケット反応面7
2に作用する反応ベクトルFR、及び回動端締め具100に作用する反応ベクト
ルFPを示す。なお、ブレードテンショナ力FTは、数箇所のチェーンとブレード
との接触長上に作用する。図10を単純化するために、FTは単一ベクトル(実
際の力の代数合計)として示されている。図11は、ブラケット68に作用する
反力を示す。FP(図10)は回動端締め具100にのみ作用するため、力ベク
トルFRは自由端締め具104周りに作用する回転モーメント又は捩りモーメン
トMRを発生させ、これは、燃焼エンジンに装填された際に、ブラケットとボル
トとの接点を回動端締め具ホール76の略6時の位置(ポイントA)にさせるの
に役立つ。その結果、ポイントAに作用する反力FAは、回動端締め具100周
りに同様に作用する対抗モーメントMAを発生させ、モーメントMRとの平衡を保
つ、即ちモーメントMRを無効にするであろう。
【0038】 ここで、図1乃至11に示されるものと同一の部品を同様の番号で表す、図1
2及び12aの第5のチェーンテンショナ実施形態を参照すると、テンショナ6
4は、ブラケット68の「装填」前の設置工程中に、反力ベクトルFR(図10
及び11)によってブラケット68を前以て位置付けするための機構又は手段を
組み込むことができる。説明されている実施形態において、前以ての位置付け手
段は、ブラケット開口76を画定する側壁から半径方向内方及び後方に延出する
弾性の片持フランジ122を有する。
【0039】 フランジ122は、ボルト100によってブラケットホール76を6時接点(
ポイントA)に対して押圧するよう調節されている。フランジ122はボルト1
00を挿入させるよう撓み、それにより、ブラケット68を所望の位置へと付勢
する。自由端ボルト104が、ボルトフランジから延出してブラケット68をエ
ンジンケースの定位置に堅固に締結する役割をする後方突起を有するとも考えら
れる。従って、位置付け機構122は、締め具を定位置に(指締め又はそれ以下
の堅さに)締めつける前に、ブラケット68に作用する燃焼エンジン力が位置さ
せるであろう概ねの位置へと有益にブラケット68を付勢する。その後、締め具
100、104が締めつけられると、ブラケット68は、エンジンケースに締結
されない回動端にとって適切な位置にある。前述のように、回動端締め具100
は、シューサブアッセンブリ70とブラケット68をエンジンケースに堅固に締
結させない。従って、この機構は、ブラケット68の自由端を締め具104と堅
固に接触させるべく有益に付勢するであろう。
【0040】 ここで、図1乃至12aに示されるものと同一の部品が同様の番号で表される
、図13及び13aの第6のチェーンテンショナ実施形態を参照すると、テンシ
ョナ64は回動端ボルト100の代わりに位置合わせ用ピン124を組み込むこ
とができる。位置合わせ用ピン100は、エンジンケースに圧入される。この場
合、1ピースのテンショナアッセンブリの開口96は位置合わせピン上に導かれ
、自由端ボルト104はテンショナをエンジンに締結するためにエンジンケース
に螺合される。位置合わせピン機構は、コスト的に有効で、回動端をより小さな
「揺動」半径とすることを可能とし、それにより、ブラケットとシュー部材82
の材料を削減する。また、位置合わせピン機構は、ピボットにおけるシュー部材
82のより頑丈なデザインも可能にする。更に、ボルト1本の設置及び締結が必
要とされるだけなので、位置合わせピン機構はエンジンの設置手順を単純化する
。なお、ピボットにおいて位置合わせピン124が用いられる際には、位置付け
機構122(図12及び12a)は逆(即ち、半径方向内側に向かってテーパー
状)にされなければならない。
【0041】 好ましい実施形態を参照して本発明が説明された。先述の詳細の説明を読み、
理解する上で、他者に変形例や代案が発生するのは明確である。添付の請求の範
囲又はその同等物の範囲内にある限り、本発明がそのような変形例や代案を全て
含蓄すると解釈されることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のブレード型機械的引張装置即ちテンショナを含む例証的自
動車チェーン駆動装置を示す。
【図2】 本発明の特徴を組み込んだブレード型機械的引張装置即ちテンシ
ョナを含む例証的自動車チェーン駆動装置を示す。
【図3】 図2のテンショナの分解背面図である。
【図3a】 一部が破壊されたテンショナの図2の3a−3a線に沿った背
面図である。
【図3b】 図3のテンショナのシューサブアッセンブリの正面図である。
【図3c】 図3aのテンショナの回動端を通り、3c−3c線に沿ったテ
ンショナの断面図である。
【図4】 一部が破壊されたテンショナ自由端の図2の矢印4の方向からの
拡大端面図である。
【図4a】 図4のテンショナ自由端の分解端面図である。
【図5】 本発明の第2の実施形態に従ったテンショナを含む例証的自動車
チェーン駆動装置を示す。
【図6】 図5のテンショナの中間部を通り、6−6線に沿った断面図であ
る。
【図6a】 図6のブラケットの変位ストッパを外れて内側に移動されたシ
ューサブアッセンブリを示す。
【図7】 図6と同様に、本発明の第3の実施形態に従ったテンショナの中
間部を通る断面図である。
【図7a】 図7のブラケットの変位ストッパを外れて内側に移動されたシ
ューサブアッセンブリを示す。
【図8】 本発明の第4の実施形態に従ったテンショナの主投影図である。
【図8a】 図8のテンショナの回動部分を通り、8a−8a線に沿った部
分断面図である。
【図8b】 図8aの8b−8b線に沿った回動部分の部分背面図である。
【図9】 ブラケットを有するシューアッセンブリの開始時におけるシュー
ロッキングフランジの概ねの回転位置を示す。
【図10】 チェーンに作用するシューサブアッセンブリの力ベクトルと、
ブラケット及びピボットボルトに作用するシューサブアッセンブリ反力ベクトル
とを示す。
【図11】 ブラケットに作用するシューサブアッセンブリ力ベクトルを示
す。
【図12】 本発明の第5の実施形態に従ったブラケット回動端の拡大部分
図である。
【図12a】 図12のブラケットの回動開口を通り、12a−12a線に
沿った断面図である。
【図13】 本発明の第6の実施形態に従ったテンショナの主投影図である
【図13a】 図13の13a−13a線に沿ったテンショナの回動端の部
分断面図である。
【手続補正書】
【提出日】平成13年8月31日(2001.8.31)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項8
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項11
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項12
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項15
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0036】 ロッキングタブ114とロッキングフランジ116は、協働してシューサブア
ッセンブリ70のブラケット68に関する軸方向移動を防止する。シューサブア
ッセンブリ70とブラケット68は図9に示される配置で結合され、組み立てら
れる。つまり、シューサブアッセンブリの端ぐり機で広げた穴部96b(図3) は図9に示される角度又は位置でブラケットハブ80上に導かれる。次に、シュ
ーサブアッセンブリボス88をブラケット反応面72に着座させ、ロッキングフ
ランジ116をロッキングタブ114の下に嵌め込むように、シューサブアッセ
ンブリを矢印120の方向(即ち、反時計方向)に回転させる。その後、シュー
サブアッセンブリ70をブラケット68に更に機械的にロックするために設置ピ
ン98(図8)が開口74に挿入され、1ピースのテンショナアッセンブリが提
供される。設置中、チェーンとスプロケットが所定の位置につき、1ピースのテ
ンショナアッセンブリがエンジンケース又はブロックに取り付けられると設置ピ
ン98は抜き取られ、廃棄される。
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図9】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),JP

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラケットと該ブラケットに回動式に固定されたシューサブ
    アッセンブリとを有するチェーンテンショナであって、前記シューサブアッセン
    ブリはプラスチック材から形成され、前記ブラケットは充填材が添加されたプラ
    スチック材から形成される、 チェーンテンショナ。
  2. 【請求項2】 前記合成材料がナイロン材で、前記充填材がカーボンファイ
    バ材とファイバグラス材のうちの少なくともいずれか1つである、 請求項1のチェーンテンショナ。
  3. 【請求項3】 前記チェーンテンショナが関連エンジンに取り付けられてい
    ない際に、前記シューサブアッセンブリを前記ブラケットに固定するための手段
    を更に含む、 請求項1のチェーンテンショナ。
  4. 【請求項4】 前記固定手段が、前記シューサブアッセンブリに随伴される
    ブレードロッキングタブを有し、該ブレードロッキングタブは前記ブラケットに
    随伴される凹みに嵌合するよう調節され、前記チェーンテンショナが関連エンジ
    ンに取り付けられていない際に前記シューサブアッセンブリを前記ブラケットに
    ロックするために前記凹み内に位置付けされた際には、随伴される設置ピンを収
    容するよう調節されている、 請求項3のチェーンテンショナ。
  5. 【請求項5】 前記固定手段が、前記ブラケットの回動端に随伴されるロッ
    キングタブと、前記シューサブアッセンブリの回動端に随伴され、前記チェーン
    テンショナが関連エンジンに取り付けられていない際に前記ロッキングタブと協
    同して前記シューサブアッセンブリを前記ブラケットにロックするロッキングフ
    ランジとを更に有する、 請求項4のチェーンテンショナ。
  6. 【請求項6】 前記固定手段が、前記ブラケットに随伴されるロッキングタ
    ブと、前記シューサブアッセンブリに随伴され、前記チェーンテンショナが関連
    エンジンに取り付けられていない際に前記ロッキングタブと協同して前記シュー
    サブアッセンブリを前記ブラケットにロックするロッキングフランジとを有する
    、 請求項3のチェーンテンショナ。
  7. 【請求項7】 前記シューサブアッセンブリが、前記ブラケットに随伴され
    る凹み内に嵌合するよう調節されたブレードロッキングタブを有し、該ブレード
    ロッキングタブは、前記チェーンテンショナが関連エンジンに取り付けられてい
    ない際に前記シューサブアッセンブリを前記ブラケットにロックするために前記
    凹み内に位置付けされた際に、随伴される設置ピンを収容するよう調節されてい
    る、 請求項3のチェーンテンショナ。
  8. 【請求項8】 前記シューサブアッセンブリが、前記チェーンテンショナが
    関連エンジンに取り付けられていない際に、前記ブラケットに随伴されるロッキ
    ングタブと協働して前記シューサブアッセンブリを前記ブラケットにロックする
    ロッキングフランジを更に有する、 請求項7のチェーンテンショナ。
  9. 【請求項9】 前記ブレードロッキングタブは前記シューサブアッセンブリ
    の自由端に接近して位置付けされ、前記ロッキングフランジは前記シューサブア
    ッセンブリの回動端に接近して位置付けされ、又、 前記凹みは前記ブラケットの自由端に接近して位置付けされ、前記ロッキング
    タブは前記ブラケットの回動端に接近して位置付けされている、 請求項8のチェーンテンショナ。
  10. 【請求項10】 前記シューサブアッセンブリが、前記チェーンテンショナ
    が関連エンジンに取り付けられていない際に、前記ブラケットに随伴されるロッ
    キングタブと協働して前記シューサブアッセンブリを前記ブラケットにロックす
    るロッキングフランジを更に有する、 請求項1のチェーンテンショナ。
  11. 【請求項11】 前記ブラケットを関連エンジンに締結するよう調節された
    第1の締め具と、前記ブラケットを関連エンジンに固定し、前記シューアッセン
    ブリのピボットピンとしての役割をするよう調節された第2の締め具とを更に有
    する、 請求項1のチェーンテンショナ。
  12. 【請求項12】 関連エンジンにブラケットを締結するよう調節された締め
    具と、関連エンジンケースから延出するよう調節された位置合わせピンとを更に
    有し、該位置合わせピンが前記ブラケットを関連エンジンに固定し、前記シュー
    アッセンブリのピボットピンとしての役割をするよう調節されている、 請求項1のチェーンテンショナ。
  13. 【請求項13】 前記ブラケットが、関連エンジンの動作状態において、随
    伴される駆動チェーンのずれを制限するために前記シューサブアッセンブリに当
    接するよう調節された変位ストッパを有する、 請求項1のチェーンテンショナ。
  14. 【請求項14】 前記変位ストッパが、前記シューサブアッセンブリとの接
    触に応答して圧縮する弾性ダンパを有する、 請求項13のチェーンテンショナ。
  15. 【請求項15】 前記ブラケットが、締め具開口と該締め具開口を囲む***
    ハブとを有し、 前記シューサブアッセンブリが、タブ開口を有するタブ部を有し、 前記タブ開口は、随伴される締め具及び随伴される位置合わせピンのうちのい
    ずれかを収容するために前記ブラケット開口と前記タブ開口とが軸方向に位置合
    わせされるよう、前記シューサブアッセンブリが前記ブラケットに接合される際
    に、前記***ハブを収容するよう調節された端ぐり機で広げた部分を有する、 請求項1のチェーンテンショナ。
  16. 【請求項16】 前記ブラケットが、随伴される締め具及び随伴される位置
    合わせピンのうちのいずれかを収容するよう調節された回動端開口を有し、該開
    口が、随伴される締め具及び随伴される位置合わせピンのうちのいずれかに関し
    て前記ブラケットを位置付けするよう調節されている、半径方向内方に延出する
    フランジを有する、 請求項1のチェーンテンショナ。
  17. 【請求項17】 前記ブラケットが、複数の補強リブを含むI−ビーム構造
    から形成される、 請求項1のチェーンテンショナ。
  18. 【請求項18】 ブラケットとシューサブアッセンブリとを有するチェーン
    テンショナを組み立てる方法であって、前記シューサブアッセンブリはプラスチ
    ック材から形成され、前記ブラケットは充填材が添加されたプラスチック材から
    形成され、前記ブラケットは、凹みと、開口と、該開口を囲む***ハブとを有し
    、前記シューサブアッセンブリは、ブレードロッキングタブと、端ぐり機で広げ
    た部分を有するタブ開口を有するタブ部とを有し、該方法は、 前記***ハブが前記端ぐり機で広げた開口部内に位置付けされるように前記シ
    ューサブアッセンブリを前記ブラケットに接合するステップと、 前記ブレードロッキングタブを前記凹み内に位置付けするように前記シューサ
    ブアッセンブリを前記ブラケットに関して回転させるステップと、 前記シューサブアッセンブリを前記ブラケットにロックするために前記ブレー
    ドロッキングタブ及び前記凹みを通って除去可能な設置リングを挿入し、1ピー
    スのテンショナアッセンブリを提供するステップとを有する。
  19. 【請求項19】 前記シューサブアッセンブリがロッキングフランジを更に
    有し、前記ブラケットがブラケットロッキングタブを更に有し、前記回転ステッ
    プが、前記シューサブアッセンブリを前記ブラケットに更にロックするために、
    前記ブラケットロッキングタブと前記シューサブアッセンブリロッキングフラン
    ジとを円周方向に重ね合わせるよう、前記シューサブアッセンブリを前記ブラケ
    ットに関して回転させるステップを更に含む、 請求項18の方法。
  20. 【請求項20】 前記1ピースのテンショナアッセンブリをエンジンに取り
    付けるステップと、 前記ブレードロッキングタブ及び前記凹みから前記設置ピンを取り外すステッ
    プとを更に含む、 請求項18の方法。
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US60/119,570 1999-02-26
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