JP2002529950A - 差分出力の同相モードフィードバックを持つデバイス - Google Patents

差分出力の同相モードフィードバックを持つデバイス

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Abstract

(57)【要約】 オペアンプなどの機能回路は差分出力を有する。差分出力部での同相モード信号は、差分出力部と同相モード調整用入力部の間にカップリングされている同相モードフィードバック回路によって調整される。この同相モードフィードバック回路は複数のIGFETを含んでいるが、その各々がチャネルとバックゲートを有し、また、その差分出力の各接続部がIGFETのそれぞれのバックゲートにカップリングされている。したがって、出力部に顕れる電圧は、チャネル電流に影響する。この電流の和によって同相モード制御入力に対するフィードバックが決定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明は差分出力(differential output)を持つ機能回路を含むデバイスに
関する。
【0002】 背景技術 ジョンズ(David A. Johns)とマーチン(Ken Martin)によって書かれ1997年
にワイリー社(John Wiley and Sons)によって発行された「アナログ集積回路」
とう題名の本に、差分出力と、この差分出力の電位の同相モードを制御するため
の同相モードフィードバック回路とを持った、オペアンプが記述されている。
【0003】 差分出力の回路、例えばオペアンプは、その出力信号を、2つの出力接続部に
おける電位または電流同士間の差として送出する。これと対照的に、シングルエ
ンド出力の回路はその出力を電源接続部に対する電位として送出する。シングル
エンド出力部を持った回路と比較して、差分出力を持った回路は、基板と電源の
ノイズの除去性が改良され、動的範囲が広がり、システマティックオフセットの
消去性や減少性が増す。
【0004】 差分出力の同相モード(common mode)電位、すなわち2つの出力接続部での
電位の平均は出力信号にとってはなんら意義はない。しかしながら、回路が適切
に動作することを保証するためには、同相モード電位はある設定電位の近傍に保
たなければならない。同相モードフィードバック回路は一般的には、差分出力の
同相モードを調節するために用いられる。
【0005】 ジョンズとマーチンは、各々が電流源および第1と第2のIGFETを含む2
つの差分対から成る同相モードフィードバック回路を開示しているが、この場合
、各対における第1のIGFETのゲートは差分出力の接続部の内のそれぞれ一
方にカップリングされており、第2のMOSFETのゲートは基準電位にカップ
リングされている。(IGFETとはInsulating Gate Field Effect Transisto
rの略であって一般的にはMOSFET(Metal Oxide Silicon Field Transisto
r)とも呼ばれ、ポリシリコンゲート電極を含むある種のゲート電極を持ったF
ETを含むものと解釈される)。差分対の出力は、基準電位と同相モード電位間
の差に比例する電流が発生するように合成される。この電流をフィードバックと
して用いて、差分出力の同相モードを制御する。
【0006】 この同相モードフィードバック回路は、差分対の接続部の電位が差分対の動作
範囲内にある場合、すなわち、電源電位から、IGFETしきい値と電流源飽和
電圧を加算した値を、減算した値未満である場合にしか正常に動作しない。一般
的には、電源電位同士間の電位範囲である1.2ボルトという値は差分出力部で
の電位としては用いることはできないことを意味する。低電源範囲の回路の場合
、これはかなり制限となる。
【0007】 発明の概要 とりわけ、本発明の目的は、差分出力部での電位が変化し得る範囲を増すこと
を可能とすることにある。
【0008】 本発明によれば、同相モードフィードバック回路がIGFETを備えているが
、差分出力の接続部は、同相モードに依存するチャネル電流に影響するようにバ
ックゲートにカップリングされている。影響の和を用いて、同相モードを同相モ
ード制御入力にフィードバックさせる。
【0009】 バックゲートに可変電位を印加した場合、IGFETは、その電位がIGFE
Tのゲートに印加された場合よりも、広い範囲にわたって動作可能である。した
がって、同相モードフィードバック回路はより広い範囲にわたって動作可能であ
る。
【0010】 IGFETのゲートは、電源接続部の内の1つに接続し、これによって、IG
FETができる限り広い電位範囲にわたって動作可能となるようにするのが望ま
しい。
【0011】 本発明によるデバイスのある実施形態では、IGFETを流れる電流を合計し
て、例えば、電流ミラー技法を用いたりおよび/またはIGFETのチャネルか
ら調整用入力部に至る電流経路を提供することによって、機能回路の同相モード
調整用入力部に供給される電流を決定するようになっている。したがって、この
電流の合計が変化すると、同相モード電圧が調整される。
【0012】 同相モードフィードバックが差分出力電圧に対する残留依存性を示すことがあ
り得る。これが問題となるといけないので、この残留依存性を、バックゲートが
差分出力の接続部にカップリングされた追加のIGFETを用いて減少させ、こ
れによって、この追加のIGFET中を流れる電流が既述のIGFETの残留効
果に対する補償効果を持つように、同相モード電位がそのチャネル電流にさらに
影響を及ぼすようにしてもよい。
【0013】 本発明のこれらの利点ある態様および他の態様は添付図面を用いて非制限的な
例を参照して説明する。
【0014】
【発明の実施の形態】
差分出力および同相モードフィードバック回路を備えるオペアンプの例を図1
に示す。 回路は供給接続部VccおよびVeeを備える。オペアンプは同相の
供給接続部を持つ第1および第2PMOSトランジスタ12a、bを含む差分対
、および同相供給接続部とVcc供給接続部間に接続された電流源10を含む。
オペアンプは供給接続部VeeとVcc間に接続された第1および第2電流ホー
ルディングブランチを含み、その各々はノード15a、b、NMOSトランジス
タ14a、bのチャネル、差分出力16a、bの接続部、電流源16a、b、お
よび電源接続部Vccを順次含む。第1および第2電流源のドレインはそれぞれ
2つの電流ホールディングブランチの1つのノード15a、bにそれぞれ接続さ
れる。第1および第2NMOSトランジスタのゲートはバイアス電圧接続部VB
に接続される。
【0015】 同相モードフィードバック回路18は、差分出力の接続部17a、bおよび電
流ホールディングブランチの間に接続される。制御回路は差分出力接続部17a
、bにカップリングする入力を有する。同相モードフィードバック回路は制御可
能な電流源出力19a、bを有する。制御可能電流源出力19a、bはまたそれ
ぞれ一方の電流ホールディングブランチの一部であり、それぞれはノード15a
、bのそれぞれ1つに接続されて、電流に高インピーダンスを付与する。
【0016】 同相モードフィードバック回路18の中にMOSトランジスタ210a、bが
ある。差分出力の接続部17a、bはそれぞれ一方のMOSトランジスタ210
a、bのバックゲートに接続される。(図1に示されていない)他の回路が、M
OSトランジスタ210a、bを制御可能な電流源出力19a、bにカップリン
グする。
【0017】 作動中、入力電位が、差分対内のPMOSトランジスタ12a、bのゲートに
印加される。入力電位は、PMOSトランジスタ上の差分対における、電流源1
0からの電流のPMOSトランジスタの分配を制御する。
【0018】 ホールドバック分岐はこの配分を差分出力の接続部17a、bへ渡す。電流源
16a、bおよび制御可能電流出力19a、bによって等しい電流が電流ホール
ディングブランチに供給される。その結果、差分対内のPMOSトランジスタ1
2a、bによって供給される電流間の差が、差分出力の接続部17a、bにおけ
る電流間の差を決定する。第1および第2のNMOSトランジスタ14a、bは
カスコードとして働き、ノード15a、bを差分出力の接続部17a、bにおけ
る電位の変化から遮断する。
【0019】 同相モードフィードバック回路18によって、接続部17a、bの同相モード
電位(それらの合計の半分)が所定の電位に保たれる。この目的のために同相モ
ードフィードバック回路18は、基準電位および差分出力の接続部17a、bの
電位の同相モード間の差を検知する。同相モードフィードバック回路18は、そ
の差に応じて(その差に比例して)、差分出力の接続部17a、bを通る電流を
調整する。それはネガティブ・フィードバック・ループをもたらして、差分出力
の同相モードを実質的に基準電位に維持する。
【0020】 図1の特定の回路において、同相フィードバック回路18は電流ホールディン
グブランチを経由して差分出力の接続部17a、bを通る電流を調整する。電流
源は電流ホールディングブランチの全ての端子において接続されているので、同
相モードフィードバック回路18によって供給される電流は差分出力の接続部1
7a、bに流入しなければならない。同相モードフィードバック回路18は両方
の制御可能電流源出力19a、bから同じ電流を供給するように配置されている
【0021】 差分出力の同相モード電位が所望の基準電位に等しいときは、同相モードフィ
ードバック回路18は、差分出力において正味の同相モード電流が実質的に存在
しないようにする。即ちその場合それは、電流出力19a、bが「ゼロ入力」電
流を供給するようにする。その「ゼロ入力」電流の合計は、差分対の電流源10
および電流ホールディングブランチの電流源16a、bからの電流の合計に実質
的に等しい。差分出力の同相モード電位が所望の電位から逸れたときは、電流出
力19a、bからの電流はその変位に比例して変化する。
【0022】 本発明は図1に示す特定の構成に限定されない。例えば差分対のトランジスタ
のドレインを差分出力へ接続するためのすべての経路を、用いてもよい。例えば
電流ホールディングブランチを省いて、差分対内のトランジスタ12a、bのド
レインから直接出力を得てもよい。差分対の代りにより複雑な入力回路を用いて
もよい。回路は差分アンプである必要さえ無く、差分出力をもつどのような回路
でもよい。本質的なことは、同相モードフィードバック回路が含まれており、そ
れが回路の出力において同相モードコンポーネントを調節するということである
【0023】 差分出力の接続部の電位が広範囲にわたって変化するときに同相モードフィー
ドバック回路18が作動を維持するということが重要である。このために、差分
出力の接続部17a、bの電位はMOSトランジスタ210a、bのバックゲー
トを通じて同相モードフィードバック回路18に影響を与える。差分出力の接続
部17a、bの電位はバックゲートを通じてMOSトランジスタ210a、bの
チャネルを流れる電流および/またはチャネルを横断する電圧に影響を及ぼし、
この電流および/または電圧は、制御可能差分電流源出力によって供給される電
流の調整を制御する。
【0024】 この目的のためにバックゲートを用いることによって広い作動範囲が得られる
;作動範囲についての唯一の条件は、ソースおよびドレインからバックゲートへ
の接合ダイオードがその伝導性を排除するということである。PMOSトランジ
スタ17a、bの場合、このことはバックゲート電位が約500mVより大きく
、且つ、ソース/ドレイン電位の最高値より小さく維持されなければならないこ
とを意味する。従って、これらのドレイン電位がVeeの近傍に保たれていれば
、同相モードフィードバック回路18は差分出力の接続部17a、bの電位をほ
とんど供給電圧の全範囲にわたって取り扱うことが可能となる。(同様にNMO
Sトランジスタ210a、bの場合は、電位は約500mVより小さく、且つ、
ソース/ドレイン電圧の最低値より大きくすべきであり、これらのソース/ドレ
イン電圧がVcc近傍に保たれていれば広い作動範囲が実現される)。
【0025】 様々な回路を用いて、制御可能な電流出力19a、bを通る電流をMOSトラ
ンジスタ210a、bを横切る電流および/または電圧の関数として制御するこ
とが可能である。そのような回路のいくつかを以下に示す。
【0026】 本発明に従う同相モードフィードバック回路18の第1の実施形態を図2に示
す。図2の同相モードフィードバック回路は、検知回路20、21a、b、電流
制御回路23、および同一の第1、第2、第3の制御可能電流源22a〜cを含
む。第1および第2制御可能電流源22a、bは、第1および第2電流源出力1
9a、bに接続する出力をそれぞれ持つ。
【0027】 図2の検知回路は、出力を検知分岐21aおよび基準分岐21bに渡す同相電
流源20を含む。検知分岐は供給電圧接続部Veeにカップリングされた出力を
持ち、基準分岐は第3制御可能電流源22cの出力および電流制御回路23にカ
ップリングされた出力を持つ。電流制御回路は第1、第2および第3の制御可能
電流源22a〜cの制御入力にカップリングされた出力を持つ。
【0028】 検知分岐は第1および第2の電流分岐25a〜bを含む。基準分岐は第3電流
分岐25cを含む。各電流分岐25a〜cは、直列に接続された第1および第2
PMOSトランジスタ210a〜c、212a〜cのチャネルを含む。トランジ
スタ210a〜c、212a〜cのゲートは電源接続部Veeに接続する。
【0029】 電流制御回路23は、NMOSトランジスタ232のチャネル経由で第1ノー
ドにカップリングされた電流源230を含む。NMOSトランジスタ232のゲ
ートはバイアス電圧接続部VBにカップリングされる。電流源230およびNM
OSトランジスタ232のチャネル間の第2ノードは第1、第2および第3制御
可能電流源22a〜cの制御入力にカップリングされる。
【0030】 第1および第2電流分岐25a〜c内の第1PMOSトランジスタ210a〜
bのバックゲートは、差分出力の第1接続部17aおよび差分出力の第2接続部
17bに接続する。第1および第2電流分岐25a〜b内の第1PMOSトラン
ジスタ210a、bのドレインは、相互に接続される。
【0031】 基準分岐21b内の第1PMOSトランジスタ210cのバックゲートは、基
準電位に接続される。
【0032】 作動中、図1の電流ホールディングブランチ内の電流源16a、bはそれぞれ
電流Iを供給し、差分対の電流源10は電流2Iを供給すると想定している。同
相電流源20は電流3Iを供給し、同相制御回路23の電流源230は電流Iを
供給する。基準分岐21bを通る電流をYとする。
【0033】 電流制御回路23は、第1、第2および第3電流源22a〜cによって供給さ
れる電流がそれぞれ実質的にI+Yに等しくなるように働く。
【0034】 このことは、電流Iが電流制御回路23内の電流源230によって第1ノード
に供給され、電流Yが第3電流分岐25cによって供給されるので、達成される
。制御可能電流源22a〜cの制御電圧は、この電流が第3制御可能電流源22
cからの電流によって均衡するまで第2ノードにおける電位によって調整される
【0035】 ノード15a、bに供給される電流の合計はこうして、(差分対の電流源から
の)2Iプラス(電流ホールディングブランチ内の電流源16a、bからの)2
Iマイナス(同相モードフィードバック回路18の電流源出力19a、bからの
)2(I+Y)となり、即ち2(I−Y)となる。
【0036】 同相モードフィードバック回路18は、ノード15a、bに供給される電流の
合計が実質的にゼロになるまで即ちY=Iになるまで、電流ホールディングブラ
ンチに供給される電流を調節する。差分出力の接続部の同相モード電位はこの合
計がゼロであるときだけ安定している。
【0037】 ゼロの差分出力電圧において、即ち差分出力の接続部17a、bの電位が等し
い場合、差分出力の接続部17a、bにおけるかつ第1および第2電流分岐25
a、bの第1PMOSトランジスタ210a、bのバックゲートに供給される電
圧が調節されて第3電流分岐内の第1PMOSトランジスタ210cのバックゲ
ートに供給される基準電圧に等しくなるときに、Y=Iとなり得る。
【0038】 差分出力電圧がゼロから増加する場合、PMOSトランジスタ210a、bの
1つを通る電流は増大し、他方のPMOSトランジスタ210a、bを通る電流
はほぼ同量だけ減少する。従って、これらの2つの電流の合計はなおゼロの差分
出力電圧に対する場合とほぼ同じであり、同相モード電位は基準電位の近傍に留
まる。
【0039】 同相モードフィードバック回路の第1の変更例を図3に示す。図2の回路との
相違は、第1および第2電流分岐が供給ノードVeeに接続せず、それぞれ第1
および第2制御可能電流源22a、bの出力に接続していることである。さらに
電流制御回路23は基準電流分岐21bおよび第3制御可能電流源22c間の第
1ノードに接続する追加的な電流源234を含む。
【0040】 図3の回路の作動中、第1および第2電流分岐25a、bからの電流は制御可
能電流源の出力19a,bにおける正味の電流に寄与する。第1および第2電流
分岐21a〜b内の第2PMOSトランジスタ212a、bは等しく、且つ、等
しい端子電圧を持つので、第1および第2電流分岐25a、bからの電流はそれ
ぞれ(3I−Y)/2に等しくなる。
【0041】 (Y=Iのときに、所望の同相モード電位で)安定な状態において、これは各
出力ノード19a、bにおける正味電流から電流を差し引く。これを補正するた
めに、追加的な電流源234は電流Iを供給して制御可能電流源22a〜cの出
力電流をIから2I+Y強制的に増加させる。
【0042】 その結果、各出力ノードにおける正味電流は(I+3Y)/2となる。こうし
てノード15a、bに供給される電流の合計は、(差分対の電流源10からの)
2Iプラス(電流ホールディングブランチ岐内の電流源16a、bからの)2I
マイナス(同相モードフィードバック回路18の電流源出力19a、bからの)
3(I−Y)となり、即ち3(I−Y)となる。再び、同相モードフィードバッ
ク回路はトランジスタ210a、bのバックゲートの平均の電位を基準電圧に調
整することによって、この正味電流をゼロ(Y=I)に調節する。
【0043】 図3の回路は、図2の2Iと比較して3Yへの電流分岐25c内の電流Yに関
して、正味出力ノードの感度を増大させる。
【0044】 本発明から逸脱することなしに多くの変形例が図2および3の回路に適用可能
であることに注意されたい。第3の制御可能電流源22cは第2制御可能電流源
とは異なって、電流増幅(または減少)要素を作ってもよい。同相電流源20に
よって、ホールディングブランチ内の電流源16a、bによって、差分対内の電
流源10によって、または制御回路内の電流源によって、異なる電流を供給して
もよい。重要なことは、差分出力の接続部19a、bに供給される正味の同相モ
ード電流である。この正味電流はこれらの接続部17a、bの同相モード電位に
よって影響を受けるべきであり、また、様々な電流源が、その和が、この同相モ
ード電位がほぼ所望の同相モード電位にあるときにゼロである正味電流を生じさ
せるように選択されるべきである。
【0045】 図4に、図1と図3のシミュレーションによって得られたグラフを示す。この
グラフは差分出力電圧と同相モード出力電位を、差分対のトランジスタ12a、
bのゲートにおける差分入力電圧の関数として示している。この同相モード出力
電位は、差分出力電圧の広い範囲にわたって実質的に一定であることが分かる。
差分電圧がより大きくなると変位が発生するが、この理由は、このような場合に
は電流分岐25a、bの内の一方における電流の減少は、他の電流分岐25a、
b中の電流の増加をその非線形性のために正確には補償しない。
【0046】 図5に同相モードフィードバック回路のさらなる実施形態を示す。図2の回路
と比較して、追加のPMOSトランジスタ214a〜cが電流分岐25a〜cの
各々に追加されている。追加PMOSトランジスタ214a〜cのチャネルは、
第1のPMOSトランジスタ210a〜cのチャネルと第2のPMOSトランジ
スタ212a〜cのチャネル間に挿入されている。
【0047】 第1と第2の分岐中の追加PMOSトランジスタ214a〜bのバックゲート
は差分出力の接続部17a、bにカップリングされているが、各電流分岐21a
〜Cでは、同じ電流分岐中の第1のPMOSトランジスタ210a、b以外のこ
れら接続部17a、bの内の別の1つにカップリングされている。第1と第2の
電流分岐中の追加PMOSトランジスタ214a、bのドレインは接続されてい
るが、図4とは異なって、これらの電流分岐21a、b中の第1のPMOSトラ
ンジスタ210a、bのドレイン同士間に接続部はない。
【0048】 第3の電流分岐21cでは、第1のトランジスタ210cと追加のトランジス
タ214c双方のバックゲートが基準電位にカップリングされている。
【0049】 図5の回路では、図2の接続と類似の接続の代わりに、図3に示すように電流
分岐も接続してもよい。
【0050】 動作については、図5の同相モードフィードバック回路18は、図2または3
のそれと同様の動作をする。
【0051】 図6に図5の回路のシミュレーションを示す。差分出力電圧に対する同相モー
ド電位の軽少な依存性が図3のそれとは異なっていることが分かる。より大きい
差分出力電圧に対する同相モード電位の軽少な上昇ではなく、軽少な低下が認め
られる。
【0052】 図5の回路では、第1と第2の電流分岐25aと25b中の第1のPMOSト
ランジスタ210aと210bのドレイン同士間の接続部が追加され得る。この
接続によって図6の軽少な低下が軽少な上昇に転じることが分かった。
【0053】 各々が自身の共通電流源20を持つ2セット以上の電流分岐25a〜25cを
1つの同相モードフィードバック回路18に合成してもよい。この場合、これら
の電流分岐のセットによって発生した差分出力電圧に対する依存性が付加される
。差分出力電圧に対する依存性が反対(上昇と低下)である場合、その結果得ら
れる依存性は合成された電流分岐のそれより軽少となる。
【0054】 図7に、2セットの電流分岐25a〜25fを合成した同相モードフィードバ
ック回路18の例を示す。各電流分岐が、3つのPMOSトランジスタ210と
214a〜214fと212a〜212fのチャネルを含んでいる。各電流分岐
25a〜25f中の第1のトランジスタ210a〜210fと追加のトランジス
タ214a〜214fのバックゲートは互いに接続されている。各セット中の第
1の電流分岐では、これらのバックゲートは差分出力の接続部の内の第1の接続
部17aに接続されている。各セットの第2の電流分岐では、これらのバックゲ
ートは差分出力の接続部の内の第2の接続部17bに接続されている。各セット
の第3の電流分岐では、これらのバックゲートは基準電位に接続されている。
【0055】 2つのセット25a〜Cと25a〜fの相違は、互いに異なった電流分岐21
a〜fのPMOSトランジスタ210a〜fと214a〜fのドレイン同士間の
接続にある。第1のセット21a〜cでは、最初の2つの電流分岐の第1のPM
OSトランジスタ210a、bのドレインが接続されているだけである。第2の
セット21d〜fでは、PMOSトランジスタ210d、gのドレインと追加の
PMOSトランジスタ214d、gのドレインが相互に接続されている。
【0056】 図8に、図7の回路のシミュレーションの結果を示す。差分出力電圧に対する
共通電位の依存性が減少していることが分かる。
【0057】 図9に、同相モードフィードバック回路18のさらなる実施形態を示す。回路
18は2セットの電流分岐25a〜cと25d〜fを含んでいるが、その各々が
自身の共通電流源20と29を持っている。これらの電流分岐のセットの出力は
一緒に接続されて制御電流ミラー27となっているが、これは出力分岐を流れる
電流の和を制御電流出力部19a、bに反射する(reflect)。
【0058】 電流分岐25a〜fは各セット中に電流ミラーとして配置されているが、この
電流ミラーは、1つの分岐25b、eによって引かれた電流を同じセットの他の
2つの分岐25a、c、d、f中に反射する。反射の相等性の程度は差分出力の
接続部17a、bの電位によって影響される。この目的のために、第1のセット
は、差分出力の接続部17aの内の第1の接続部に接続されているバックゲート
を有するミラートランジスタ210aを持つ第1の分岐21aを含んでいる。第
2のセットにおいては、第1の分岐21dが、差分出力の接続部17bの内の第
2の接続部に接続されているバックゲートを持つミラートランジスタ210dを
有している。
【0059】 第1と第2のセットの第3の分岐21cは、基準電位に接続されたバックゲー
トを持つミラートランジスタ210cを有している。これらの分岐の出力は制御
電流ミラー27の入力に接続されている。
【0060】 動作中は、共通電流源20と29の双方が電流3Iを供給する。電流分岐の各
セット中の電流ミラーの入力分岐が電流Iを引く。差分出力の接続部17a、b
の電位が基準電位に等しい場合、双方のセット21a〜c、21d〜f中の第1
と第3の分岐21a、c、d、fが等しい電流Iを引き、制御可能電流源出力部
19a、bが電流2Iを反射する。
【0061】 差分出力の接続部17a、bの電位が基準電位から変位すると、これによって
、接続部17a、bがバックゲートに接続されている分岐21a〜cと21d〜
fのセットの第1と第3の分岐21a、c、d、f間に不等な電流配分が発生す
る。その結果、第3の分岐21c、fが電流I+Y1とI+Y2を引くが、ここ
で、Y1とY2は、基準電位と差分出力の接続部17a、bの内のそれぞれの電
位との間の差に比例する変位電流である。その結果、電流2I+Y1+Y2が制
御可能電流源出力部19a、bに反射され、差分出力部での同相モードの正味電
流はY1+Y2となる。Y1+Y2の和は同相モード電位と基準電位との差に比
例し、この和は差分出力電圧には実質的に依存しない。
【0062】 図10に、同相モードフィードバック回路18の別の実施形態を示す。この同
相モードフィードバック回路は、2つの電流分岐、基準分岐および検知分岐から
成る2つのセット102a、bと102c、dとを含んでいる。各セットは、2
つの分岐102a〜dを介して平行に電源ノードVeeにカップリングされてい
る自身の共通電流源100a、bを有している。これらの電流分岐は各々が、P
MOSトランジスタ104a〜dのチャネルを含んでいる。PMOSトランジス
タ104a〜dのゲートが電源接続部Veeに接続されている。
【0063】 それぞれのセットの検知分岐中のPMOSトランジスタ104a、cのバック
ゲートは、差分出力の接続部17a、bのそれぞれに接続されている。基準分岐
中のPMOSトランジスタ104b、dのバックゲートは、基準電位Vrefに
接続されている。
【0064】 この回路は、第1、第2および第3の制御可能電流源106a〜cを含んでい
る。第1と第2の制御可能電流源106a、bは同相モードフィードバック回路
18の出力部19a、bのそれぞれに接続されている。第3の電流源106cは
、基準分岐中のPMOSトランジスタ104b、dのチャネルと電源接続部Ve
e間に接続されている。制御可能電流源106a〜cの制御入力部は互いに対し
てと、第3の制御可能電流源106cと基準分岐中のPMOSトランジスタ10
4b、dのチャネルの間のノードと、に接続されている。
【0065】 動作中は、共通電流源100a、bは、固定電流2Iを供給し、基準分岐はそ
れぞれY1とY2と呼ばれる可変電流を引く。制御可能電流源106a〜cは、
基準電流分岐を流れる電流の和であるY1+Y2に等しい電流を引く。差分出力
への接続部での同相モードの正味電流は4I−2*(Y1+Y2)である。同相
モードフィードバック回路18はこの同相モード正味電流をゼロとなるように調
節する、すなわち、PMOSトランジスタ104a、cのバックゲートの電位Y
1+Y2がIに等しくなるように電流を調整する。差分出力電圧がゼロの場合、
Y1=Y2でありY1+Y2=2Iである。これは、差分出力の接続部17a、
bの電位がVrefに等しいときに発生する。差分出力電圧ゼロでない場合、こ
れは、これらの電位の和がVrefに留まる場合にほぼ真に留まる。
【0066】 結論として、図1〜10全体にわたって、差分出力の接続部17a、bの電位
によって、自身が接続されているバックゲートを持つトランジスタを流れる電流
を制御する。これらの電流によって、差分出力に対する同相モード電流のフィー
ドバックが決定される。一般に、フィードバック電流はこれらの電流の和の変動
に反応して、これと比例した変動を差分出力の接続部に供給される同相モード電
流に印加する。このようにして、フィードバック回路は同相モード出力電位を調
節する。バックゲートを用いて同相モード出力電位を検知することによって、関
連回路は広い電位範囲にわたって動作する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 差分出力と同相モードフィードバック回路を持つオペアンプの図である。
【図2】 同相モードフィードバック回路の第1の実施形態の図である。
【図3】 同相モードフィードバック回路の第1の代替例の図である。
【図4】 図1と図3の回路をシミュレーションした結果得られたグラフである。
【図5】 同相モードフィードバック回路のさらなる実施形態の図である。
【図6】 図5の回路のシミュレーションの図である。
【図7】 さらなる同相モードフィードバック回路の1つの例の図である。
【図8】 図7の回路のシミュレーションの結果の図である。
【図9】 同相モードフィードバック回路のさらなる実施形態の図である。
【図10】 同相モードフィードバック回路の別の実施形態の図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 Groenewoudseweg 1, 5621 BA Eindhoven, Th e Netherlands Fターム(参考) 5J066 AA01 AA47 CA32 FA00 HA09 HA10 HA17 KA02 KA05 KA07 KA09 MA11 MA22 ND01 ND11 ND22 ND23 PD02 TA02 5J090 AA01 AA47 CA32 FA00 HA09 HA10 HA17 KA02 KA05 KA07 KA09 MA11 MA22 MN01 NN06 TA02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 差分出力と、前記差分出力での同相モード信号を調整する同相モード調整用入
    力とに対する接続部を持つ、機能回路と、 前記差分出力と前記同相モード調整用入力との間でカップリングされた、同相
    モードフィードバック回路とを備えるデバイスであって、 前記同相モードフィードバック回路が複数のIGFETを含み、前記IGFE
    Tの各々がチャネルおよびバックゲートを有し、前記差分出力の各接続部が、前
    記チャネルを流れる電流に影響を及ぼすように、前記IGFETのそれぞれのバ
    ックゲートにカップリングされており、前記影響の和によって前記同相モード制
    御入力に対するフィードバックが決定される、デバイス。
  2. 【請求項2】 前記回路に電力を供給する電源接続部を有するデバイスであって、前記IGF
    ETのゲート電極が前記電源接続部に接続されて、前記IGFETが導電状態と
    なり、これによって前記ゲートが前記電源接続部の電位を実質的に搬送する、請
    求項1に記載のデバイス。
  3. 【請求項3】 前記IGFETの前記チャネルを流れる電流を合計することによって和電流を
    形成し、且つ、前記和電流を用いて、前記同相モード調整用入力部に供給される
    出力電流を制御する回路を備える、請求項1に記載のデバイス。
  4. 【請求項4】 前記同相モード調整回路が、前記差分出力の前記接続部のそれぞれにカップリ
    ングされている少なくとも2つの同相モード調整用電流源出力を有し、これによ
    って前記IGFETの前記チャネルを流れる前記和電流に依存して、前記同相モ
    ード調整用出力部の各々に実質的に同一の出力電流を供給する、請求項3に記載
    のデバイス。
  5. 【請求項5】 複数のさらなるIGFETを備え、 前記差分出力の各々の接続部が前記さらなるIGFETのそれぞれのバックゲ
    ートにカップリングされ、前記さらなるIGFETのチャネルを流れる電流にさ
    らなる影響を及ぼし、 前記さらなる影響のさらなる和が、前記影響の和と共に前記フィードバックを
    共同で決定し、 前記影響の前記和と前記影響の前記さらなる和とが、互いに反対の符号を持つ
    前記差分出力部での前記差分電圧に依存し、 これによって前記差分出力部での差分電圧に対する依存性が少なくとも部分的
    に互いに補償しあう、請求項1に記載のデバイス。
  6. 【請求項6】 前記機能回路が差分入出力式のオペアンプ回路である、請求項1に記載のデバ
    イス。
  7. 【請求項7】 前記機能回路が差分入出力式のオペアンプ回路である、請求項3に記載のデバ
    イス。
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