JP2002502731A - 流体容器の製造装置と方法 - Google Patents
流体容器の製造装置と方法Info
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
本発明は、少なくとも1個の内側型部分(10)と複数の外側型部分(20,22)とを備え、これらの型部分がその間に型キャビティ(24)を形成するように互いに隣接して配置可能である、特に内燃機関、特に自動車用内燃機関のための流体容器、特にオイルまたはトランスミッションオイル容器を製造するための方法と装置に関する。本発明に従い、少なくとも1個の引出しおよび引っ込め可能な型部分(12,14)は付加的な内側型部分として内側型部分(10)に設けられている。
Description
【0001】 本発明は、少なくとも1個の内側型部分と複数の外側型部分とを備え、これら
の型部分がその間に型キャビティを形成するように互いに隣接して配置可能であ
る、請求項1の上位概念に記載した、特に内燃機関、特に自動車用内燃機関のた
めの流体容器、特にオイルパンまたはトランスミッションオイル容器を製造する
ための装置に関する。本発明は更に、請求項19の上位概念に記載した、内側型
部分と複数の外側型部分とによって、特に内燃機関、特に自動車用内燃機関のた
めの流体容器、特にオイルパンまたはトランスミッションオイル容器を製造する
ための方法に関する。
の型部分がその間に型キャビティを形成するように互いに隣接して配置可能であ
る、請求項1の上位概念に記載した、特に内燃機関、特に自動車用内燃機関のた
めの流体容器、特にオイルパンまたはトランスミッションオイル容器を製造する
ための装置に関する。本発明は更に、請求項19の上位概念に記載した、内側型
部分と複数の外側型部分とによって、特に内燃機関、特に自動車用内燃機関のた
めの流体容器、特にオイルパンまたはトランスミッションオイル容器を製造する
ための方法に関する。
【0002】 例えば内燃機関のオイルパンのような流体容器は、例えばオイルのような所定
の量の流体を収容する。例えばオイルパンのオイル量を増大するために、定期刊
行物“自動車レビュー(Automobil Revue) ”第19/3号、1990年5月、第
47頁により、レーシングエンジンにおいて、偏平な側方の膨出部を設けること
が知られている。しかし、このような流体容器の製作は、金型コストが高くつき
、例えば側方の膨出部の範囲にアンダーカットを形成するためにルーズピースが
必要であり、高価で複雑である。更に、このような組み込み位置や組み込み条件
のために、例えばこのようなオイルパンを備えた同じエンジンを異なるタイプの
自動車に設けることおよび大量生産は不可能である。なぜなら、ルーズピースの
ために自動化が困難であり、異なる種類の自動車において付加的に成形された膨
出部が構造スペース上の問題を有するからである。これは多数の異なる金型を必
要とする。
の量の流体を収容する。例えばオイルパンのオイル量を増大するために、定期刊
行物“自動車レビュー(Automobil Revue) ”第19/3号、1990年5月、第
47頁により、レーシングエンジンにおいて、偏平な側方の膨出部を設けること
が知られている。しかし、このような流体容器の製作は、金型コストが高くつき
、例えば側方の膨出部の範囲にアンダーカットを形成するためにルーズピースが
必要であり、高価で複雑である。更に、このような組み込み位置や組み込み条件
のために、例えばこのようなオイルパンを備えた同じエンジンを異なるタイプの
自動車に設けることおよび大量生産は不可能である。なぜなら、ルーズピースの
ために自動化が困難であり、異なる種類の自動車において付加的に成形された膨
出部が構造スペース上の問題を有するからである。これは多数の異なる金型を必
要とする。
【0003】 そこで、本発明の根底をなす課題は、上述の欠点を克服し、同一の装置のプラ
ットホームベースの方式で、適当な流体容器を金型部分を交換しないで自動大量
生産で製作することが可能である、上述の種類の装置と、上述の種類の改良され
た方法を提供することである。
ットホームベースの方式で、適当な流体容器を金型部分を交換しないで自動大量
生産で製作することが可能である、上述の種類の装置と、上述の種類の改良され
た方法を提供することである。
【0004】 この課題は本発明に従い、請求項1記載の特徴を有する上述の種類の装置によ
って、および請求項19に記載された方法ステップを有する上述の種類の方法に
よって解決される。本発明の有利な実施形はそれぞれ従属請求項に記載されてい
る。
って、および請求項19に記載された方法ステップを有する上述の種類の方法に
よって解決される。本発明の有利な実施形はそれぞれ従属請求項に記載されてい
る。
【0005】 そのために、本発明では、少なくとも1個の引出しおよび引っ込め可能な型部
分が付加的な内側型部分として内側型武運に設けられている。
分が付加的な内側型部分として内側型武運に設けられている。
【0006】 これは、引出しおよび引っ込め可能な型部分によって、付加的なポケットがオ
イルパンまたはトランスミッションオイル容器のような流体容器に形成され、引
出しおよび引っ込め可能な型部分が流体容積またはオイル容積を増大し、オイル
パンまたはトランスミッションオイル容器のような流体容器を備えた内燃機関と
所属の補機の配置によって生じる自由空間または製作境界条件が、引出しおよび
引っ込め可能な型部分の適当な形成によって最適に利用可能であるという利点が
ある。
イルパンまたはトランスミッションオイル容器のような流体容器に形成され、引
出しおよび引っ込め可能な型部分が流体容積またはオイル容積を増大し、オイル
パンまたはトランスミッションオイル容器のような流体容器を備えた内燃機関と
所属の補機の配置によって生じる自由空間または製作境界条件が、引出しおよび
引っ込め可能な型部分の適当な形成によって最適に利用可能であるという利点が
ある。
【0007】 引出しおよび引っ込め可能な型部分が少なくとも1個のスライダであると合目
的である。
的である。
【0008】 好ましい実施形では、引出しおよび引っ込め可能な型部分が別個にかつ内側型
部分から独立して配置され、位置決め可能である。
部分から独立して配置され、位置決め可能である。
【0009】 他の非常に有利な実施形では、引出しおよび引っ込め可能な型部分が内側型部
分に一体化されている。
分に一体化されている。
【0010】 その際、製造プロセスによる簡単で自動的な離型のために、内側型部分に収容
室が設けられ、この収容室内に引っ込められた型部分が位置する。
室が設けられ、この収容室内に引っ込められた型部分が位置する。
【0011】 自動的な大量生産のために例えば、引出しおよび引っ込め可能な型部分を自動
的に引出しおよび引っ込めるための操作手段が内側型部分に設けられている。こ
の場合、引出された型部分がその傾斜を予め可変設定可能に配置できるように、
操作手段が形成されていると、プラットホームシステムによって非常にフレキシ
ブルな製作可能性が生じる。すなわち、これは異なる組み込み位置のための異な
る適切な側方ポケットを備えた流体容器の製作を可能にする。それによって、本
発明による装置はプラットホームとして自動化され、異なる自動車のための流体
容器を大量生産可能である。
的に引出しおよび引っ込めるための操作手段が内側型部分に設けられている。こ
の場合、引出された型部分がその傾斜を予め可変設定可能に配置できるように、
操作手段が形成されていると、プラットホームシステムによって非常にフレキシ
ブルな製作可能性が生じる。すなわち、これは異なる組み込み位置のための異な
る適切な側方ポケットを備えた流体容器の製作を可能にする。それによって、本
発明による装置はプラットホームとして自動化され、異なる自動車のための流体
容器を大量生産可能である。
【0012】 引出しおよび引っ込め可能な型部分が内側型部分の側方およびまたは端面側に
配置されていると合目的である。
配置されていると合目的である。
【0013】 例えばオイル交換時に、製造されたオイルパンまたはトランスミッションオイ
ル容器を完全に空にするために、引出しおよび引っ込め可能な2個の型部分が内
側型部分の一方の側に配置されている。この場合、引出しおよび引っ込め可能な
両型部分が内側型部分に対して予め定めた角度で傾斜し、更に引出しおよび引っ
込め可能な一方の型部分のための予め定めた角度が特に約15°であり、引出し
および引っ込め可能な他方の型部分のための予め定めた角度が特に約19°であ
る。これによって、このオイルパンまたはこのトランスミッションオイル容器を
備えた内燃機関を自動車に傾斜させて組み込む際に、例えば17°傾斜させて組
み込むことにより、引出しおよび引っ込め可能な量型部分によって形成された一
方のポケットを完全に空にすることができ、引出しおよび引っ込め可能な両型部
分によって形成された他方のポケットにすべてのオイルが集まるので、このポケ
ットを経てオイルを完全に排出することができる。
ル容器を完全に空にするために、引出しおよび引っ込め可能な2個の型部分が内
側型部分の一方の側に配置されている。この場合、引出しおよび引っ込め可能な
両型部分が内側型部分に対して予め定めた角度で傾斜し、更に引出しおよび引っ
込め可能な一方の型部分のための予め定めた角度が特に約15°であり、引出し
および引っ込め可能な他方の型部分のための予め定めた角度が特に約19°であ
る。これによって、このオイルパンまたはこのトランスミッションオイル容器を
備えた内燃機関を自動車に傾斜させて組み込む際に、例えば17°傾斜させて組
み込むことにより、引出しおよび引っ込め可能な量型部分によって形成された一
方のポケットを完全に空にすることができ、引出しおよび引っ込め可能な両型部
分によって形成された他方のポケットにすべてのオイルが集まるので、このポケ
ットを経てオイルを完全に排出することができる。
【0014】 製造すべき流体容器のいろいろな組み込み位置に適合させるために、およびま
たはきわめて大きなポケットを収納するために、引出しおよび引っ込め可能な型
部分が曲げられて形成されている。
たはきわめて大きなポケットを収納するために、引出しおよび引っ込め可能な型
部分が曲げられて形成されている。
【0015】 本発明の好ましい実施形では、引出しおよび引っ込め可能な型部分の少なくと
も一方およびまたはこの型部分に付設された外側型部分内に、スリーブが設けら
れ、このスリーブが引出しおよび引っ込め可能な型部分によって形成されたオイ
ルパンまたはトランスミッションオイル容器のポケット内にオイル出口を形成し
ている。
も一方およびまたはこの型部分に付設された外側型部分内に、スリーブが設けら
れ、このスリーブが引出しおよび引っ込め可能な型部分によって形成されたオイ
ルパンまたはトランスミッションオイル容器のポケット内にオイル出口を形成し
ている。
【0016】 摩擦のない製造工程のために、スリーブおよびまたは外側型部分が加熱装置を
備え、およびまたは引出しおよび引っ込め可能な型部分が冷却装置を備えている
と有利である。
備え、およびまたは引出しおよび引っ込め可能な型部分が冷却装置を備えている
と有利である。
【0017】 適当なアンダーカットを備えた成形すべき流体容器の付加的な側方ポケットは
、引出しおよび引っ込め可能な型部分が内側型部分の離型方向に対して垂直な平
面内で内側型部分から越えて突出していることによって簡単に達成される。
、引出しおよび引っ込め可能な型部分が内側型部分の離型方向に対して垂直な平
面内で内側型部分から越えて突出していることによって簡単に達成される。
【0018】 外側型部分が引出しおよび引っ込め可能な型部分の引き出された状態の輪郭に
適合していると合目的である。
適合していると合目的である。
【0019】 上記種類の方法の場合には本発明に従い、次のステップが設けられる。 (a) 対応して付設された外側型部分と引き出された型部分の間にポケット用型キ ャビティが形成されるように、少なくとも1個の引出しおよび引っ込め可能な 型部分が付加的な内側型部分として配置され、 (b) 引出しおよび引っ込め可能な型部分と共に、内側型部分と外側型部分の間に 、製造すべき流体容器のための型キャビティが形成されるように、内側型部分 と外側型部分が配置され、 (c) 鋳造材料が型キャビティに充填され、流体容器が形成され、 (d) 製造された流体容器を内側型部分と外側型部分から分離する。
【0020】 これは、引出しおよび引っ込め可能な型部分によって付加的なポケットがオイ
ルパンまたはトランスミッションオイル容器のような流体容器に形成され、この
ポケットが流体容積またはオイル容積を増大し、例えばオイルパンまたはトラン
スミッション容器のようなこの流体容器を備えた内燃機関と所属の補機によって
制約された自由空間または製作境界条件が、引出しおよび引っ込め可能な型部分
を適当に形成することによって最適に利用可能であるという利点がある。更に、
引出しおよび引っ込め可能な型部分によって、製造プロセスの後の離型を簡単に
、迅速にそして自動化して行うことができる。この場合、付加的なアンダーカッ
トは付加的なルーズピースなしに成形可能である。
ルパンまたはトランスミッションオイル容器のような流体容器に形成され、この
ポケットが流体容積またはオイル容積を増大し、例えばオイルパンまたはトラン
スミッション容器のようなこの流体容器を備えた内燃機関と所属の補機によって
制約された自由空間または製作境界条件が、引出しおよび引っ込め可能な型部分
を適当に形成することによって最適に利用可能であるという利点がある。更に、
引出しおよび引っ込め可能な型部分によって、製造プロセスの後の離型を簡単に
、迅速にそして自動化して行うことができる。この場合、付加的なアンダーカッ
トは付加的なルーズピースなしに成形可能である。
【0021】 その際、ステップ(d)が次のようにして行われると合目的である。すなわち
、製造された流体容器から内側型部分を後退させることによって内側型部分を離
型し、引出しおよび引っ込め可能な型部分を引っ込めることによってこの型部分
を離型し、続いて引出しおよび引っ込め可能な型部分から製造された容器を後退
させるかまたは引出しおよび引っ込め可能な型部分から製造された容器を取り外
すようにして行われると合目的である。
、製造された流体容器から内側型部分を後退させることによって内側型部分を離
型し、引出しおよび引っ込め可能な型部分を引っ込めることによってこの型部分
を離型し、続いて引出しおよび引っ込め可能な型部分から製造された容器を後退
させるかまたは引出しおよび引っ込め可能な型部分から製造された容器を取り外
すようにして行われると合目的である。
【0022】 本発明による方法の他の有利な実施形では、ステップ(d)が次のように実施
される。すなわち、少なくとも1個の引出しおよび引っ込め可能な型部分を内側
型部分内に引っ込め、製造された流体容器から内側型部分と外側型部分を取り去
るように実施される。
される。すなわち、少なくとも1個の引出しおよび引っ込め可能な型部分を内側
型部分内に引っ込め、製造された流体容器から内側型部分と外側型部分を取り去
るように実施される。
【0023】 本発明による方法の摩擦のない経過のために、少なくともステップ(c)の間
、引出しおよび引っ込め可能な型部分を冷却し、およびまたは外側型部分を加熱
する。
、引出しおよび引っ込め可能な型部分を冷却し、およびまたは外側型部分を加熱
する。
【0024】 本発明の他の有利な実施形では、少なくともステップ(c)の間、付設の外側
型部分のスリーブを用いて、オイル出口が製造されたポケット内に付加的に形成
されることが合目的である。この場合好ましくは、スリーブが少なくともステッ
プ(c)の間加熱される。
型部分のスリーブを用いて、オイル出口が製造されたポケット内に付加的に形成
されることが合目的である。この場合好ましくは、スリーブが少なくともステッ
プ(c)の間加熱される。
【0025】 鋳造材料として、合成樹脂、金属、アルミニウムまたはアルミニウム合金が使
用されると合目的である。
用されると合目的である。
【0026】 本発明の他の特徴、効果および有利な特徴は、従属請求項と、図に基づく本発
明の次の説明から明らかになる。
明の次の説明から明らかになる。
【0027】 図1に示した内側型部分10は各々の側に、出し入れ可能な(引出しおよび引
っ込め可能な)型部分12,14を備えている。図示上の理由から外側型部分は
図1には示していない。
っ込め可能な)型部分12,14を備えている。図示上の理由から外側型部分は
図1には示していない。
【0028】 好ましい実施の形態では、引出しおよび引っ込め可能な型部分12,14はそ
れぞれ、内側型部分10から矢印16,18方向に引出し可能であり、かつ内側
型部分10に引っ込めることができる。換言すると、引出しおよび引っ込め可能
な型部分12,14は内側型部分10に一体化されている。しかし、他の有利な
実施の形態では、型部分12,14が内側型部分と別個に配置されている。すな
わち、内側型部分10は型部分12,14とは別に移動可能である。この実施の
形態は図2から明らかである。
れぞれ、内側型部分10から矢印16,18方向に引出し可能であり、かつ内側
型部分10に引っ込めることができる。換言すると、引出しおよび引っ込め可能
な型部分12,14は内側型部分10に一体化されている。しかし、他の有利な
実施の形態では、型部分12,14が内側型部分と別個に配置されている。すな
わち、内側型部分10は型部分12,14とは別に移動可能である。この実施の
形態は図2から明らかである。
【0029】 例えばオイルパンまたはトランスミッションオイル容器のような流体容器を成
形するために、引出しおよび引っ込め可能な型部分12,14は図1に示した位
置に引き出され、そして図2に示すように型キャビティ24が生じるように外側
型部分20,22によって配置されている。更に、型部分12,14に隣接して
、内側型部分が配置されている。型キャビティ24には例えば合成樹脂、金属、
アルミニウムまたはアルミニウム合金のような鋳造材料が充填され、続いて鋳造
材料が硬化される。
形するために、引出しおよび引っ込め可能な型部分12,14は図1に示した位
置に引き出され、そして図2に示すように型キャビティ24が生じるように外側
型部分20,22によって配置されている。更に、型部分12,14に隣接して
、内側型部分が配置されている。型キャビティ24には例えば合成樹脂、金属、
アルミニウムまたはアルミニウム合金のような鋳造材料が充填され、続いて鋳造
材料が硬化される。
【0030】 鋳造材料が硬化した後で、型部分10,12,14,20,22が除去される
。そのために、外側型部分20,22は単に、外側に移動させられる。しかし、
引出しおよび引っ込め可能な内側型部分は、流体容器内に延びているので、上方
へ(図1の矢印26)に引き出すことができない。従って、先ず最初に、型部分
12,14が内側型部分10に一体化されている好ましい実施の形態では、引出
しおよび引っ込め可能な型部分12,14が内側型部分10内に引っ込められる
。続いて、内側型部分10を、製作された流体容器から上方に移動させることが
可能である。
。そのために、外側型部分20,22は単に、外側に移動させられる。しかし、
引出しおよび引っ込め可能な内側型部分は、流体容器内に延びているので、上方
へ(図1の矢印26)に引き出すことができない。従って、先ず最初に、型部分
12,14が内側型部分10に一体化されている好ましい実施の形態では、引出
しおよび引っ込め可能な型部分12,14が内側型部分10内に引っ込められる
。続いて、内側型部分10を、製作された流体容器から上方に移動させることが
可能である。
【0031】 型部分12,14が内側型部分10とは別個に配置されかつ場合によっては移
動可能である他の好ましい実施の形態では、先ず最初に内側型部分10が引き出
される。これは、内側型部分10自体がアンダーカットを備えていないので可能
である。内側型部分10を充填していた空間は空になり、型部分12,14を引
っ込めるために使用可能であるので、流体容器32は完全に型が除去される。し
かし、その代わりに、内側型部分10と外側型部分20,22と型部分12,1
4からなる構造体は、内側型部分10と外側型部分20,22を取り外した後で
、製造された流体容器を重力の作用で型部分12,13に吊り下げ、型部分10
,12がフックのように作用するように形成することが可能である。製造された
流体容器は、この吊り下げ状態から、型部分12,14が形成されたポケット3
0,28から完全に係合解除するまで、すなわち引っ込むまで、重力の作用に逆
らって上方に持ち上げることにより、手動でまたは自動化して機械で取り外すこ
とができる。これは可能である。なぜなら、内側型部分を後退させた後で、型部
分12,14に隣接する流体容器の内室が空になり、型部分12,14に向き合
った流体容器の側部が型部分12,14に当たるまで、流体容器を持ち上げるこ
とができるからである。その際、型部分12,14の形状と寸法は好ましくは、
遅くとも側部42が型部分12,14に当たる際に、この型部分がポケット28
,30から完全に引き出されるように選定されている。この場合、型部分12,
14は必ずしも動かす必要はなく、固定配置可能である。その際、引っ込めるこ
とは製造された流体容器を持ち上げることに相当し、引き出すことは、型キャビ
ティ24を形成するための鋳造工程の前に型部分12,14に隣接して外側型部
分20,22を下降させることに相当する。
動可能である他の好ましい実施の形態では、先ず最初に内側型部分10が引き出
される。これは、内側型部分10自体がアンダーカットを備えていないので可能
である。内側型部分10を充填していた空間は空になり、型部分12,14を引
っ込めるために使用可能であるので、流体容器32は完全に型が除去される。し
かし、その代わりに、内側型部分10と外側型部分20,22と型部分12,1
4からなる構造体は、内側型部分10と外側型部分20,22を取り外した後で
、製造された流体容器を重力の作用で型部分12,13に吊り下げ、型部分10
,12がフックのように作用するように形成することが可能である。製造された
流体容器は、この吊り下げ状態から、型部分12,14が形成されたポケット3
0,28から完全に係合解除するまで、すなわち引っ込むまで、重力の作用に逆
らって上方に持ち上げることにより、手動でまたは自動化して機械で取り外すこ
とができる。これは可能である。なぜなら、内側型部分を後退させた後で、型部
分12,14に隣接する流体容器の内室が空になり、型部分12,14に向き合
った流体容器の側部が型部分12,14に当たるまで、流体容器を持ち上げるこ
とができるからである。その際、型部分12,14の形状と寸法は好ましくは、
遅くとも側部42が型部分12,14に当たる際に、この型部分がポケット28
,30から完全に引き出されるように選定されている。この場合、型部分12,
14は必ずしも動かす必要はなく、固定配置可能である。その際、引っ込めるこ
とは製造された流体容器を持ち上げることに相当し、引き出すことは、型キャビ
ティ24を形成するための鋳造工程の前に型部分12,14に隣接して外側型部
分20,22を下降させることに相当する。
【0032】 引出しおよび引っ込め可能な型部分12,14は好ましくは、図示していない
操作装置によって自動的に行われる。この操作装置は例えば電動機または液圧で
駆動可能である。本発明による装置の有利な実施形によって、流体容器を自動的
に大量生産可能である。その際、操作装置は好ましくは、例えば引出しおよび引
っ込め可能な型部分12,14の傾斜、ひいてはそれによって成形されるポケッ
トの傾斜が、変更可能に予め定めることができるように形成されている。それに
よって、同じ装置によって、組み込み位置やポケットのための構造空間が異なる
オイルパンのような流体容器を製造することができる。
操作装置によって自動的に行われる。この操作装置は例えば電動機または液圧で
駆動可能である。本発明による装置の有利な実施形によって、流体容器を自動的
に大量生産可能である。その際、操作装置は好ましくは、例えば引出しおよび引
っ込め可能な型部分12,14の傾斜、ひいてはそれによって成形されるポケッ
トの傾斜が、変更可能に予め定めることができるように形成されている。それに
よって、同じ装置によって、組み込み位置やポケットのための構造空間が異なる
オイルパンのような流体容器を製造することができる。
【0033】 図3は本発明による装置と本発明による方法によって製作されたオイルパン3
2を例示的に斜視図で示している。このオイルパン32は側方にポケット28,
30を備え、このポンプは示唆的に示した引出しおよび引っ込め可能な型部分1
2,14によって成形されている。この引出しおよび引っ込め可能な型部分12
,14はスライダ12,14として形成され、オイルパンに対して異なる傾斜角
度で引出し可能であるので、成形されたポケット28,30もオイルパン32に
対して異なる傾斜角度を有する。
2を例示的に斜視図で示している。このオイルパン32は側方にポケット28,
30を備え、このポンプは示唆的に示した引出しおよび引っ込め可能な型部分1
2,14によって成形されている。この引出しおよび引っ込め可能な型部分12
,14はスライダ12,14として形成され、オイルパンに対して異なる傾斜角
度で引出し可能であるので、成形されたポケット28,30もオイルパン32に
対して異なる傾斜角度を有する。
【0034】 この実施の形態から明らかなように、内側型部分10の側方に、引出しおよび
引っ込め可能な複数の個別の型部分12,14を設けることができる。この場合
好ましくは、引出しおよび引っ込め可能な型部分12のための操作手段は、個別
の方向づけ、特に内側部分10に対する傾斜の個別調節を可能にする。
引っ込め可能な複数の個別の型部分12,14を設けることができる。この場合
好ましくは、引出しおよび引っ込め可能な型部分12のための操作手段は、個別
の方向づけ、特に内側部分10に対する傾斜の個別調節を可能にする。
【0035】 図3に示したポケット28は側壁34に対して15°だけ傾斜し、他方のポン
プ30は19°だけ傾斜している。このオイルパン32を備えた内燃機関を自動
車内に17°だけ傾斜させて組み込む場合、オイルパン32のこの好ましい実施
の形態により、オイル交換を行う際に、一方のポケット28が完全に空になり、
2°の残り傾斜角度を有する他方のポケット30により、オイル出口を経てオイ
ル交換を行うことが可能である。
プ30は19°だけ傾斜している。このオイルパン32を備えた内燃機関を自動
車内に17°だけ傾斜させて組み込む場合、オイルパン32のこの好ましい実施
の形態により、オイル交換を行う際に、一方のポケット28が完全に空になり、
2°の残り傾斜角度を有する他方のポケット30により、オイル出口を経てオイ
ル交換を行うことが可能である。
【0036】 オイル出口の好まし形成方法は図2から明らかである。傾斜したスリーブ36
が外側型部分20内に設けられている。この外側型部分は製造プロセスの際に、
この外側型部分20に付設されたポケットの側壁に穴を生じる。製造プロセス中
、スリーブは好ましくは加熱される。更に、製造プロセス中、引出しおよび引っ
込め可能な型部分12,14は好ましくは冷却され、外側型部分20,22は加
熱される。
が外側型部分20内に設けられている。この外側型部分は製造プロセスの際に、
この外側型部分20に付設されたポケットの側壁に穴を生じる。製造プロセス中
、スリーブは好ましくは加熱される。更に、製造プロセス中、引出しおよび引っ
込め可能な型部分12,14は好ましくは冷却され、外側型部分20,22は加
熱される。
【0037】 図2から更に判るように、外側型部分20,22はその輪郭が実線で示した型
部分10の輪郭に適合しているので、型キャビティ24が生じる。これは他の型
部分14または場合によって設けられる他のすべての型部分にも当てはまる。
部分10の輪郭に適合しているので、型キャビティ24が生じる。これは他の型
部分14または場合によって設けられる他のすべての型部分にも当てはまる。
【0038】 図3から更に判るように、本発明による装置によってまたは本発明による方法
によって製造された流体容器32は、引出しおよび引っ込め可能な付加的な型部
分の輪郭38が流体容器32の底を形成するという利点がある。これは特に、内
側型部分10と付加的な型部分12,14が互いに別々に配置されているときに
生じる。内側型部分10と型部分12,14の間の不可避の移行によって、底4
0に輪郭線38が生じることにある。換言すると、この実施の形態では、内側型
部分10は型部分12,14の一部を取り囲んでいる。
によって製造された流体容器32は、引出しおよび引っ込め可能な付加的な型部
分の輪郭38が流体容器32の底を形成するという利点がある。これは特に、内
側型部分10と付加的な型部分12,14が互いに別々に配置されているときに
生じる。内側型部分10と型部分12,14の間の不可避の移行によって、底4
0に輪郭線38が生じることにある。換言すると、この実施の形態では、内側型
部分10は型部分12,14の一部を取り囲んでいる。
【図1】 本発明による装置の好ましい実施の形態の内側型部分の概略的な斜視図である
。
。
【図2】 本発明による装置の好ましい実施の形態の断面図である。
【図3】 本発明による装置と本発明による方法によって製造されたオイルパンの斜視図
である。
である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年1月14日(2000.1.14)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 内燃機関のオイルパンまたはトランスミッションオイル容
器の製造装置
器の製造装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、少なくとも1個の内側型部分と複数の外側型部分とを備え、これら
の型部分がその間に型キャビティを形成するように互いに隣接して配置可能であ
り、少なくとも1個の引出しおよび引っ込め可能な型部分が付加的な内側型部分
として設けられている、請求項1の女医概念に記載した、内燃機関、特に自動車
用内燃機関のためのオイルパンまたはトランスミッションオイル容器を製造する
ための装置に関する。
の型部分がその間に型キャビティを形成するように互いに隣接して配置可能であ
り、少なくとも1個の引出しおよび引っ込め可能な型部分が付加的な内側型部分
として設けられている、請求項1の女医概念に記載した、内燃機関、特に自動車
用内燃機関のためのオイルパンまたはトランスミッションオイル容器を製造する
ための装置に関する。
【0002】 例えば内燃機関のオイルパンのような流体容器は、例えばオイルのような所定
の量の流体を収容する。例えばオイルパンのオイル量を増大するために、定期刊
行物“自動車レビュー(Automobil Revue) ”第19/3号、1990年5月、第
47頁により、レーシングエンジンにおいて、偏平な側方の膨出部を設けること
が知られている。しかし、このような流体容器の製作は、金型コストが高くつき
、例えば側方の膨出部の範囲にアンダーカットを形成するためにルーズピースが
必要であり、高価で複雑である。更に、このような組み込み位置や組み込み条件
のために、例えばこのようなオイルパンを備えた同じエンジンを異なるタイプの
自動車に設けることおよび大量生産は不可能である。なぜなら、ルーズピースの
ために自動化が困難であり、異なる種類の自動車におて付加的に成形された膨出
部が構造スペース上の問題を有するからである。これは多数の異なる金型を必要
とする。
の量の流体を収容する。例えばオイルパンのオイル量を増大するために、定期刊
行物“自動車レビュー(Automobil Revue) ”第19/3号、1990年5月、第
47頁により、レーシングエンジンにおいて、偏平な側方の膨出部を設けること
が知られている。しかし、このような流体容器の製作は、金型コストが高くつき
、例えば側方の膨出部の範囲にアンダーカットを形成するためにルーズピースが
必要であり、高価で複雑である。更に、このような組み込み位置や組み込み条件
のために、例えばこのようなオイルパンを備えた同じエンジンを異なるタイプの
自動車に設けることおよび大量生産は不可能である。なぜなら、ルーズピースの
ために自動化が困難であり、異なる種類の自動車におて付加的に成形された膨出
部が構造スペース上の問題を有するからである。これは多数の異なる金型を必要
とする。
【0003】 ドイツ連邦共和国特許公開第3106952号公報により、内側に傾斜した側
壁を有する中空体を鋳造するための金属鋳型が知られている。この場合、鋳造コ
アが角錐台の型を有し、第1と第2のスライドコアが設けられている。このスラ
イドコアは鋳造コアに機械的に枢着され、鋳造コアを型から引き出す際に、前に
鋳造コアがあった位置に引っ込められる。しかし、この金属鋳型は鋳造コアとス
ライドコアの間の機械的な連結のためにコストがかかり、複雑である。更に、鋳
物の所望な形が変化する際に、鋳造コアとすべてのスライドコアを交換しなけれ
ばならない。これは面倒で、時間およびコストがかかる。
壁を有する中空体を鋳造するための金属鋳型が知られている。この場合、鋳造コ
アが角錐台の型を有し、第1と第2のスライドコアが設けられている。このスラ
イドコアは鋳造コアに機械的に枢着され、鋳造コアを型から引き出す際に、前に
鋳造コアがあった位置に引っ込められる。しかし、この金属鋳型は鋳造コアとス
ライドコアの間の機械的な連結のためにコストがかかり、複雑である。更に、鋳
物の所望な形が変化する際に、鋳造コアとすべてのスライドコアを交換しなけれ
ばならない。これは面倒で、時間およびコストがかかる。
【0004】 本発明の根底をなす課題は、上述の欠点を克服し、同一の装置のプラットホー
ムベースの方式で、適当な流体容器を金型部分を交換しないで自動大量生産で製
作することが可能である、上述の種類の装置を提供することである。
ムベースの方式で、適当な流体容器を金型部分を交換しないで自動大量生産で製
作することが可能である、上述の種類の装置を提供することである。
【0005】 この課題は本発明に従い、請求項1記載の特徴を有する上述の種類の装置によ
って解決される。本発明の有利な実施形はそれぞれ従属請求項に記載されている
。
って解決される。本発明の有利な実施形はそれぞれ従属請求項に記載されている
。
【0006】 そのために、本発明では、引出しおよび引っ込め可能な型部分が内側型部分内
に一体化されて形成され、内側型部分に収容室が設けられ、この収容室内に、引
っ込められた型部分が位置し、引出しおよび引っ込め可能な型部分の引き出され
た型部分が側方およびまたは端面側で内側型部分越えて突出し、引出しおよび引
っ込め可能な型部分を自動的に引出しおよび引っ込めるために、操作手段が、引
出しおよび引っ込め可能な型部分の引き出された型部分をその傾斜を可変設定可
能に配置できるように、形成および配置されている。
に一体化されて形成され、内側型部分に収容室が設けられ、この収容室内に、引
っ込められた型部分が位置し、引出しおよび引っ込め可能な型部分の引き出され
た型部分が側方およびまたは端面側で内側型部分越えて突出し、引出しおよび引
っ込め可能な型部分を自動的に引出しおよび引っ込めるために、操作手段が、引
出しおよび引っ込め可能な型部分の引き出された型部分をその傾斜を可変設定可
能に配置できるように、形成および配置されている。
【0007】 これは、引出しおよび引っ込め可能な型部分によって、付加的なポケットがオ
イルパンまたはトランスミッションオイル容器に形成され、引出しおよび引っ込
め可能な型部分が流体容積またはオイル容積を増大し、このオイルパンまたはト
ランスミッションオイル容器を備えた内燃機関と所属の補機の配置によって生じ
る自由空間または製作境界条件が、引出しおよび引っ込め可能な型部分の適当な
傾斜によって最適に利用可能であるという利点がある。換言すると、オイル容積
を増大するために異なる傾斜を有する側方のポケットを備えたオイルパンまたは
トランスミッションオイル容器を、簡単かつ迅速に製作することができる。
イルパンまたはトランスミッションオイル容器に形成され、引出しおよび引っ込
め可能な型部分が流体容積またはオイル容積を増大し、このオイルパンまたはト
ランスミッションオイル容器を備えた内燃機関と所属の補機の配置によって生じ
る自由空間または製作境界条件が、引出しおよび引っ込め可能な型部分の適当な
傾斜によって最適に利用可能であるという利点がある。換言すると、オイル容積
を増大するために異なる傾斜を有する側方のポケットを備えたオイルパンまたは
トランスミッションオイル容器を、簡単かつ迅速に製作することができる。
【0008】 例えばオイル交換時に、製造されたオイルパンまたはトランスミッションオイ
ル容器を完全に空にするために、引出しおよび引っ込め可能な2個の型部分が内
側型部分の一方の側に配置されている。この場合、引出しおよび引っ込め可能な
両型部分が内側型部分に対して予め定めた角度で傾斜し、更に引出しおよび引っ
込め可能な一方の型部分のための予め定めた角度が特に約15°であり、引出し
および引っ込め可能な他方の型部分のための予め定めた角度が特に約19°であ
る。これによって、このオイルパンまたはこのトランスミッションオイル容器を
備えた内燃機関を自動車に傾斜させて組み込む際に、例えば17°傾斜させて組
み込むことにより、引出しおよび引っ込め可能な量型部分によって形成された一
方のポケットを完全に空にすることができ、引出しおよび引っ込め可能な両型部
分によって形成された他方のポケットにすべてのオイルが集まるので、このポケ
ットを経てオイルを完全に排出することができる。
ル容器を完全に空にするために、引出しおよび引っ込め可能な2個の型部分が内
側型部分の一方の側に配置されている。この場合、引出しおよび引っ込め可能な
両型部分が内側型部分に対して予め定めた角度で傾斜し、更に引出しおよび引っ
込め可能な一方の型部分のための予め定めた角度が特に約15°であり、引出し
および引っ込め可能な他方の型部分のための予め定めた角度が特に約19°であ
る。これによって、このオイルパンまたはこのトランスミッションオイル容器を
備えた内燃機関を自動車に傾斜させて組み込む際に、例えば17°傾斜させて組
み込むことにより、引出しおよび引っ込め可能な量型部分によって形成された一
方のポケットを完全に空にすることができ、引出しおよび引っ込め可能な両型部
分によって形成された他方のポケットにすべてのオイルが集まるので、このポケ
ットを経てオイルを完全に排出することができる。
【0009】 製造すべき流体容器のいろいろな組み込み位置に適合させるために、およびま
たはきわめて大きなポケットを収納するために、引出しおよび引っ込め可能な型
部分が曲げられて形成されている。
たはきわめて大きなポケットを収納するために、引出しおよび引っ込め可能な型
部分が曲げられて形成されている。
【0010】 本発明の好ましい実施形では、引出しおよび引っ込め可能な型部分の少なくと
も一方およびまたはこの型部分に付設された外側型部分内に、スリーブが設けら
れ、このスリーブが引出しおよび引っ込め可能な型部分によって形成されたオイ
ルパンまたはトランスミッションオイル容器のポケット内にオイル出口を形成し
ている。
も一方およびまたはこの型部分に付設された外側型部分内に、スリーブが設けら
れ、このスリーブが引出しおよび引っ込め可能な型部分によって形成されたオイ
ルパンまたはトランスミッションオイル容器のポケット内にオイル出口を形成し
ている。
【0011】 摩擦のない製造工程のために、スリーブおよびまたは外側型部分が加熱装置を
備え、およびまたは引出しおよび引っ込め可能な型部分が冷却装置を備えている
と有利である。
備え、およびまたは引出しおよび引っ込め可能な型部分が冷却装置を備えている
と有利である。
【0012】 適当なアンダーカットを備えた成形すべき流体容器の付加的な側方ポケットは
、引出しおよび引っ込め可能な型部分が内側型部分の離型方向に対して垂直な平
面内で内側型部分から越えて突出していることによって簡単に達成される。
、引出しおよび引っ込め可能な型部分が内側型部分の離型方向に対して垂直な平
面内で内側型部分から越えて突出していることによって簡単に達成される。
【0013】 外側型部分が引出しおよび引っ込め可能な型部分の引き出された状態の輪郭に
適合していると合目的である。
適合していると合目的である。
【0014】 図1に示した内側型部分10は各々の側に、出し入れ可能な(引出しおよび引
っ込め可能な)型部分12,14を備えている。図示上の理由から外側型部分は
図1には示していない。
っ込め可能な)型部分12,14を備えている。図示上の理由から外側型部分は
図1には示していない。
【0015】 本発明では、引出しおよび引っ込め可能な型部分12,14はそれぞれ、内側
型部分10から矢印16,18方向に引出し可能であり、かつ内側型部分10に
引っ込めることができる。換言すると、引出しおよび引っ込め可能な型部分12
,14は内側型部分10に一体化されている。
型部分10から矢印16,18方向に引出し可能であり、かつ内側型部分10に
引っ込めることができる。換言すると、引出しおよび引っ込め可能な型部分12
,14は内側型部分10に一体化されている。
【0016】 例えばオイルパンまたはトランスミッションオイル容器のような流体容器を成
形するために、引出しおよび引っ込め可能な型部分12,14は図1に示した位
置に引き出され、そして図2に示すように型キャビティ24が生じるように外側
型部分20,22によって配置されている。型キャビティ24には例えば合成樹
脂、金属、アルミニウムまたはアルミニウム合金のような鋳造材料が充填され、
続いて鋳造材料が硬化される。付加的な型部分12を内側型部分10に引っ込め
可能であることは、単に図示上に理由から示していない。
形するために、引出しおよび引っ込め可能な型部分12,14は図1に示した位
置に引き出され、そして図2に示すように型キャビティ24が生じるように外側
型部分20,22によって配置されている。型キャビティ24には例えば合成樹
脂、金属、アルミニウムまたはアルミニウム合金のような鋳造材料が充填され、
続いて鋳造材料が硬化される。付加的な型部分12を内側型部分10に引っ込め
可能であることは、単に図示上に理由から示していない。
【0017】 鋳造材料が硬化した後で、型部分10,12,14,20,22が除去される
。そのために、外側型部分20,22は単に、外側に移動させられる。しかし、
引出しおよび引っ込め可能な内側型部分は、流体容器内に延びているので、上方
へ(図1の矢印26)に引き出すことができない。従って、先ず最初に、引出し
および引っ込め可能な型部分12,14が内側型部分10内に引っ込められる。
続いて、内側型部分10は製作された流体容器から上方に移動させることが可能
である。
。そのために、外側型部分20,22は単に、外側に移動させられる。しかし、
引出しおよび引っ込め可能な内側型部分は、流体容器内に延びているので、上方
へ(図1の矢印26)に引き出すことができない。従って、先ず最初に、引出し
および引っ込め可能な型部分12,14が内側型部分10内に引っ込められる。
続いて、内側型部分10は製作された流体容器から上方に移動させることが可能
である。
【0018】 引出しおよび引っ込め可能な型部分12,14は好ましくは、図示していない
操作装置によって自動的に行われる。この操作装置は例えば電動機または液圧で
駆動可能である。本発明による装置の有利な実施形によって、流体容器を自動的
に大量生産可能である。その際、操作装置は好ましくは、例えば引出しおよび引
っ込め可能な型部分12,14の傾斜、ひいてはそれによって成形されるポケッ
トの傾斜が、変更可能に予め定めることができるように形成されている。それに
よって、同じ装置によって、組み込み位置やポケットのための構造空間が異なる
オイルパンのような流体容器を製造することができる。
操作装置によって自動的に行われる。この操作装置は例えば電動機または液圧で
駆動可能である。本発明による装置の有利な実施形によって、流体容器を自動的
に大量生産可能である。その際、操作装置は好ましくは、例えば引出しおよび引
っ込め可能な型部分12,14の傾斜、ひいてはそれによって成形されるポケッ
トの傾斜が、変更可能に予め定めることができるように形成されている。それに
よって、同じ装置によって、組み込み位置やポケットのための構造空間が異なる
オイルパンのような流体容器を製造することができる。
【0019】 図3は本発明による装置によって製作されたオイルパン32を例示的に斜視図
で示している。このオイルパン32は側方にポケット28,30を備え、このポ
ンプは示唆的に示した引出しおよび引っ込め可能な型部分12,14によって成
形されている。この引出しおよび引っ込め可能な型部分12,14はスライダ1
2,14として形成され、オイルパンに対して異なる傾斜角度で引出し可能であ
るので、成形されたポケット28,30もオイルパン32に対して異なる傾斜角
度を有する。
で示している。このオイルパン32は側方にポケット28,30を備え、このポ
ンプは示唆的に示した引出しおよび引っ込め可能な型部分12,14によって成
形されている。この引出しおよび引っ込め可能な型部分12,14はスライダ1
2,14として形成され、オイルパンに対して異なる傾斜角度で引出し可能であ
るので、成形されたポケット28,30もオイルパン32に対して異なる傾斜角
度を有する。
【0020】 この実施の形態から明らかなように、内側型部分10の側方に、引出しおよび
引っ込め可能な複数の個別の型部分12,14を設けることができる。この場合
好ましくは、引出しおよび引っ込め可能な型部分12のための操作手段は、個別
の方向づけ、特に内側部分10に対する傾斜の個別調節を可能にする。
引っ込め可能な複数の個別の型部分12,14を設けることができる。この場合
好ましくは、引出しおよび引っ込め可能な型部分12のための操作手段は、個別
の方向づけ、特に内側部分10に対する傾斜の個別調節を可能にする。
【0021】 図3に示したポケット28は側壁34に対して15°だけ傾斜し、他方のポン
プ30は19°だけ傾斜している。このオイルパン32を備えた内燃機関を自動
車内に17°だけ傾斜させて組み込む場合、オイルパン32のこの好ましい実施
の形態により、オイル交換を行う際に、一方のポケット28が完全に空になり、
2°の残り傾斜角度を有する他方のポケット30により、オイル出口を経てオイ
ル交換を行うことが可能である。
プ30は19°だけ傾斜している。このオイルパン32を備えた内燃機関を自動
車内に17°だけ傾斜させて組み込む場合、オイルパン32のこの好ましい実施
の形態により、オイル交換を行う際に、一方のポケット28が完全に空になり、
2°の残り傾斜角度を有する他方のポケット30により、オイル出口を経てオイ
ル交換を行うことが可能である。
【0022】 オイル出口の好まし形成方法は図2から明らかである。傾斜したスリーブ36
が外側型部分20内に設けられている。この外側型部分は製造プロセスの際に、
この外側型部分20に付設されたポケットの側壁に穴を生じる。製造プロセス中
、スリーブは好ましくは加熱される。更に、製造プロセス中、引出しおよび引っ
込め可能な型部分12,14は好ましくは冷却され、外側型部分20,22は加
熱される。
が外側型部分20内に設けられている。この外側型部分は製造プロセスの際に、
この外側型部分20に付設されたポケットの側壁に穴を生じる。製造プロセス中
、スリーブは好ましくは加熱される。更に、製造プロセス中、引出しおよび引っ
込め可能な型部分12,14は好ましくは冷却され、外側型部分20,22は加
熱される。
【0023】 図2から更に判るように、外側型部分20,22はその輪郭が実線で示した型
部分10の輪郭に適合しているので、型キャビティ24が生じる。これは他の型
部分14または場合によって設けられる他のすべての型部分にも当てはまる。
部分10の輪郭に適合しているので、型キャビティ24が生じる。これは他の型
部分14または場合によって設けられる他のすべての型部分にも当てはまる。
【0024】 図3から更に判るように、本発明による装置によってまたは本発明による方法
によって製造された流体容器32は、引出しおよび引っ込め可能な付加的な型部
分の輪郭38が流体容器32の底を形成するという利点がある。内側型部分10
と型部分12,14の間の不可避の移行によって、底40に輪郭線38が生じる
ことにある。換言すると、この実施の形態では、内側型部分10は型部分12,
14の一部を取り囲んでいる。
によって製造された流体容器32は、引出しおよび引っ込め可能な付加的な型部
分の輪郭38が流体容器32の底を形成するという利点がある。内側型部分10
と型部分12,14の間の不可避の移行によって、底40に輪郭線38が生じる
ことにある。換言すると、この実施の形態では、内側型部分10は型部分12,
14の一部を取り囲んでいる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による装置の好ましい実施の形態の内側型部分の概略的な斜視図である
。
。
【図2】 本発明による装置の好ましい実施の形態の断面図である。
【図3】 本発明による装置と本発明による方法によって製造されたオイルパンの斜視図
である。
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴァーグナー・クリスティアーネ ドイツ連邦共和国、D−38106 ブラウン シュヴァイク、レーアストラーセ、23 (72)発明者 ベンダー・ヴェルナー ドイツ連邦共和国、D−35444 ビーバー タール、リムベルクストラーセ、10 Fターム(参考) 4F202 AH17 CA11 CA30 CB01 CK32 CK42 CK54
Claims (25)
- 【請求項1】 少なくとも1個の内側型部分(10)と複数の外側型部分(
20,22)とを備え、これらの型部分がその間に型キャビティ(24)を形成
するように互いに隣接して配置可能である、特に内燃機関、特に自動車用内燃機
関のための流体容器、特にオイルパンまたはトランスミッションオイル容器を製
造するための装置において、少なくとも1個の引出しおよび引っ込め可能な型部
分(12,14)が付加的な内側型部分として内側型部分(10)に設けられて
いることを特徴とする装置。 - 【請求項2】 引出しおよび引っ込め可能な型部分(12,14)が少なく
とも1個のスライダであることを特徴とする請求項1記載の装置。 - 【請求項3】 引出しおよび引っ込め可能な型部分(12,14)が別個に
かつ内側型部分(10)から独立して配置され、位置決め可能であることを特徴
とする請求項1または2記載の装置。 - 【請求項4】 引出しおよび引っ込め可能な型部分(12,14)が内側型
部分(10)に一体化されていることを特徴とする請求項1または2記載の装置
。 - 【請求項5】 内側型部分(10)に収容室が設けられ、この収容室内に引
っ込められた型部分(12,24)が位置することを特徴とする請求項4記載の
装置。 - 【請求項6】 引出しおよび引っ込め可能な型部分(12,14)を自動的
に引出しおよび引っ込めるために操作手段が設けられていることを特徴とする請
求項1〜5のいずれか一つに記載の装置。 - 【請求項7】 引出しおよび引っ込め可能な型部分(12,14)の引き出
された型部分がその傾斜を可変設定可能に配置できるように、操作手段が形成さ
れていることを特徴とする請求項6記載の装置。 - 【請求項8】 引出しおよび引っ込め可能な型部分(12,14)が内側型
部分(10)の側方およびまたは端面側に配置されていることを特徴とする請求
項1〜7のいずれか一つに記載の装置。 - 【請求項9】 引出しおよび引っ込め可能な2個の型部分(12,14)が
内側型部分(10)の一方の側に配置されていることを特徴とする請求項1〜8
のいずれか一つに記載の装置。 - 【請求項10】 引出しおよび引っ込め可能な両型部分(12,14)が内
側型部分(10)に対して予め定めた角度で傾斜していることを特徴とする請求
項9記載の装置。 - 【請求項11】 引出しおよび引っ込め可能な一方の型部分(12)のため
の予め定めた角度が特に約15°であり、引出しおよび引っ込め可能な他方の型
部分(14)のための予め定めた角度が特に約19°であることを特徴とする請
求項10記載の装置。 - 【請求項12】 引出しおよび引っ込め可能な型部分(12,14)が曲げ
られて形成されていることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一つに記載の
装置。 - 【請求項13】 引出しおよび引っ込め可能な型部分(12,14)の少な
くとも一方およびまたはこの型部分に付設された外側型部分(20,22)内に
、スリーブ(36)が設けられ、このスリーブが引出しおよび引っ込め可能な型
部分(12)によって形成された流体容器(32)のポケット(30)内にオイ
ル出口を形成していることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一つに記載の
装置。 - 【請求項14】 スリーブ(36)が加熱装置を備えていることを特徴とす
る請求項13記載の装置。 - 【請求項15】 引出しおよび引っ込め可能な型部分(12,14)が冷却
装置を備えていることを特徴とする請求項1〜14のいずれか一つに記載の装置
。 - 【請求項16】 外側型部分(20,22)が加熱装置を備えていることを
特徴とする請求項1〜15のいずれか一つに記載の装置。 - 【請求項17】 引出しおよび引っ込め可能な型部分(12,14)が内側
型部分(10)の離型方向に対してアンダーカットされて内側型部分(10)か
ら突出していることを特徴とする請求項1〜16のいずれか一つに記載の装置。 - 【請求項18】 外側型部分(20,22)が引出しおよび引っ込め可能な
型部分(12,14)の引き出された状態の輪郭に適合していることを特徴とす
る請求項1〜17のいずれか一つに記載の装置。 - 【請求項19】 内側型部分と複数の外側型部分とによって、特に内燃機関
、特に自動車用内燃機関のための流体容器、特にオイルパンまたはトランスミッ
ションオイル容器を製造するための方法において、次のステップ (a) 対応して付設された外側型部分と引き出された型部分の間にポケット用型キ ャビティが形成されるように、少なくとも1個の引出しおよび引っ込め可能な 型部分が付加的な内側型部分として配置され、 (b) 引出しおよび引っ込め可能な型部分と共に、内側型部分と外側型部分の間に 、製造すべき流体容器のための型キャビティが形成されるように、内側型部分 と外側型部分が配置され、 (c) 鋳造材料が型キャビティに充填され、流体容器が形成され、 (d) 製造された流体容器を内側型部分と外側型部分から分離する を有することを特徴とする方法。 - 【請求項20】 請求項19記載の方法において、ステップ(d) が次のよう
に実施される、すなわち (d1)製造された流体容器から内側型部分を後退させることによって内側型部分を 離型し、引出しおよび引っ込め可能な型部分を引っ込めることによってこの型 部分を離型し、続いて引出しおよび引っ込め可能な型部分から製造された容器 を後退させるかまたは引出しおよび引っ込め可能な型部分から製造された容器 を取り外すことを特徴とする方法。 - 【請求項21】 請求項19記載の方法において、ステップ(d) が次のよう
に実施される、すなわち (d2) 少なくとも1個の引出しおよび引っ込め可能な型部分を内側型部分内に引 っ込め、製造された流体容器から内側型部分と外側型部分を取り去ることを特 徴とする方法。 - 【請求項22】 少なくともステップ(c)の間、引出しおよび引っ込め可
能な型部分を冷却し、およびまたは外側型部分を加熱することを特徴とする請求
項19〜21のいずれか一つに記載の方法。 - 【請求項23】 少なくともステップ(c)の間、付設の外側型部分のスリ
ーブを用いて、オイル出口が製造されたポケット内に付加的に形成されることを
特徴とする請求項19または22記載の方法。 - 【請求項24】 スリーブが少なくともステップ(c)の間加熱されること
を特徴とする請求項23記載の方法。 - 【請求項25】 鋳造材料として、合成樹脂、金属、アルミニウムまたはア
ルミニウム合金が使用されることを特徴とする請求項19〜24のいずれか一つ
に記載の方法。
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