JP2002501590A - 固定ボルトを用いた組み付け装置および組み付け装置の形成方法 - Google Patents

固定ボルトを用いた組み付け装置および組み付け装置の形成方法

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JP2002501590A JP54496298A JP54496298A JP2002501590A JP 2002501590 A JP2002501590 A JP 2002501590A JP 54496298 A JP54496298 A JP 54496298A JP 54496298 A JP54496298 A JP 54496298A JP 2002501590 A JP2002501590 A JP 2002501590A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、固定ボルトを有する組み付け装置および該組み付け装置を生成するための方法に関する。前記組み付け装置は、固定ボルト(1)および該工程ボルト(1)上に取り付けられる組み付け部品(2)を有する。該組み付け部品(20)は、固定ボルト(1)を収容するための収容空間(21)を有する。組み付け部品(20)がボルトの上に取り付けられると、収容空間(21)の内表面と固定ボルト(1)の外表面が非積極的に接続される。固定ボルト(1)は、その端面上に開口を有し、少なくとも前記開口の領域内では径方向に弾性を有する。組み付けは、止め具(14)を有し、該止め具(14)は、組み付け部品(20)が固定ボルト(1)の上に取り付けられた後、固定ボルト(1)の外側の第一の位置から固定ボルト(1)の内側の第二の位置まで移動させることができ、第二の位置では、止め具(14)は、遊びなしにまたはわずかな遊びで開口内に挿入することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 固定ボルトを用いた組み付け装置および組み付け装置の形成方法 本発明は、固定ボルトおよびその上に取り付けることのできる組み付け部品を 用いた組み付け装置ならびに組み付け装置を形成するための方法に関する。該組 み付け部品は、とくに自動車のボディに配線を固定するためのホールダーとする ことができ、該固定ボルトは、好ましくは熔接ボルト、とくに径方向に弾性を有 する中空ボルトとすることができる。 固定ボルトおよびその上に取り付けることのできる組み付け部品を用いた組み 付け装置は、公知である。該組み付け部品を取り付ける際には、組み付け部品の 材料が塑性変形する。固定ボルトは、通常、ギザの付いた表面を有し、該ギザの 突起部分は、とくに固定用部品の材料がプラスチックスの場合には、組み付け後 に固定用部品の材料の中にめり込むようにすることができる。 DE−GM29620020およびDE−GM29611741は、固定ボル トが外側にねじ溝の切られた熔接ボルトである組み付け装置を開示している。該 熔接ボルトは、通常、がっしりしたものとして形成される。 DE−GM29516868は、外側が一定の輪郭をもち構造体に形成された ほぞの上に組み付けられる組み付け部品を開示している。該組み付け部品の側部 の空所ないしは該組み付け部品のヘッドと該構造体の間に平板な材料をはさんで 、該平板な材料を該構造体に固定することもできる。この種の組み付け装置は、 とくに、自動車産業で、カーぺット、フットマット、ダムマット等、比較的複雑 な形状の敷物を、例えば車体などの構造体に固定する用途に用いられる。この種 の組み付け装置の組み付け部品は、固定用クリップとも呼ばれる。 WO94/03735は、中空のスリーブ状で径方向に弾性的に縮めたり広げ たりすることのできる固定ボルトを開示している。この弾性を利用することによ って、固定ボルトには各種の組み付け部品を組み付けることができる。該中空の 固定ボルトは、軸方向の一端を構造体に熔接することができる。ある種の構成で は、該固定ボルトは、外側をねじ状に形成されるWO94/03735は、また 、固定ボルトに取り付けることのできる組み付け部品であって、その固定ボルト と の組み付け結合が、スリーブ状の固定ボルトの内部に差し込むことのできるロッ ク部品で確保され、したがって固定ボルトの径方向の縮みが妨げられる構成の組 み付け部品も開示している。特定の構成では、該固定ボルトが、側部に凹部また は穴を有し、それに対応して形成された組み付け部品の突出部が、その中に嵌ま り込みないしはそれと係合し、それによって組み付け結合が確保される。この組 み付け部品の取り付けは、固定ボルトの径方向の弾性を利用することによって行 なわれる。 DE3802698C2は、輪郭をもつボルトまたはほぞに取り付けることの できる配線ホールダーにおいて、複数のリングの一部の形状をもつ配線収容具を 有する配線ホールダーを開示している。配線をセットした後、くさびとなるヨー クを収容開口上に装着することで保持・結合が達成される。 本発明の目的は、組み付け装置の形成のための方法において、組み付け部品を 固定ボルトに容易に取り付けることができしかも引き外すことが困難な方法を提 供することである。 本明細書において用いる固定ボルトは、がっしりしたボルトのみを意味するも のではなく、ボルト状の外側輪郭を有するあらゆる固定部品、とくに構造体に固 定できあるいは構造体にほぞ状に形成されて上に記載したスリーブ状の径方向に 弾性を有する固定ボルトを含むものである。 本発明の他の目的は、このような組み付け装置に用いる組み付け部品を提供す ることである。 上記の目的は、請求の範囲1に記載の特徴を有する方法、請求の範囲5に記載 の特徴を有する組み付け装置、ないしは請求の範囲18に記載の特徴を有する組 み付け部品によって達成される。それぞれの請求項の従属クレームは、他の実施 形態を示す。 組み付け装置を形成するための本発明にもとづく方法によれば、収容空間を有 する組み付け部品が、少なくとも一端面の開口の領域で径方向に弾性を有する固 定ボルトに取り付けられる。該組み付け部品は、固定ボルトが収容空間内に突き 出るようにして固定ボルトに取り付けられる。その後、止め具が、固定ボルトの 外側の第一の位置から固定ボルトの内側の第二の位置へ動かされる。該止め具は 、 固定ボルトの開口内に遊びなしにまたはわずかな遊びをもって突き出ている。該 収容空間の内表面と固定ボルトの外表面は、力ばめ結合を形成する。組み付け部 品と固定ボルトの間の結合は、わずかな力で達成することができる。止め具が固 定ボルト内に突き出ていることによって、固定ボルトは、止め具によって径方向 外側に押され、それによって、固定ボルトと組み付け部品の間にきわめてすぐれ た力ばめ結合が形成され、しかもこの力ばめ結合は、かなりの力を加えないと解 消されない。 本発明にもとづく方法の好ましい一態様にあっては、止め具の移動の前または 後に、組み付け部品に少なくとも一つの構成部品が配設される。 組み付け装置の構成は、さらに、止め具を、材料結合によって、とくにワンピ ースになるように組み付け部品と結合させることができる。止め具が固定ボルト の外側の第一の位置から固定ボルトの内側の第二の位置へ移動する間に、該止め 具は、組み付け部品から切り離される。これによって、組み付け部品と止め具の 間の材料結合が高められ、止め具と組み付け部品の間に新しい形ばめまたは力ば めの結合を生じさせることができる。止め具と組み付け部品が一構成単位を形成 することによって、取り扱うべき部品の数は、実質的に一つのみとなる。取り扱 うべき部品の数が一つとなる本発明の方法のこのような実施形態は、とくに自動 化に適している。 本発明の方法のさらに他の好ましい一実施形態にもとづけば、止め具としっか り結合した***品が、組み付け部品を固定ボルトに取り付けた後、固定ボルト の外側の第一の位置から固定ボルトの内側の第二の位置まで動かされ、該*** 品は、該第二の位置では、収容空間の壁部の外周を少なくとも二つの互いに対向 する場所で掴む。この実施形態は、***品を介して壁部に径方向内側に向かう 力が生じ、それによって、固定ボルトと収容部との間の力ばめが強められる効果 が得られる。それによって、組み付け部品を押低ボルトから引く抜くことがさら に困難となる。 本発明にもとづく組み付け装置にあっては、固定ボルトは、少なくとも部分的 に径方向に弾力性を示す。この性質は、とくに、固定ボルトが、ほぼ縦方向の伸 びるスリットを備えてスリット状に形成されることによって得られる。このよう な固定ボルトの弾性は、固定ボルトの軸方向の長さの一部の長さを有する少なく とも一つの軸方向の窓によって高めることができる。好ましくは、組み付け部品 の収容空間は、固定ボルトが、それを取り付けることによって圧縮されるように 形成される。すると、その弾性のために、外向きの復元力が生じ、それによって 、場合によっては、固定ボルトと取り付け部品の間に力ばめ結合が得られること になる。 本発明にもとづく組み付け装置にあっては、固定ボルトは、一端面の開口を有 する。さらに、該組み付け装置は、遊びなしにあるいはわずかな遊びでボルトの 開口内に挿入できる止め具を有する。好ましくは、該止め具は、組み付け部品に 結合される。止め具は、組み付け部品を固定ボルトに取り付けた後、固定ボルト の外側の第一の位置から固定ボルトの内側の第二の位置へ動かされる。それによ って、止め具は、固定ボルトの端面の開口の中へ導入され、スリット状の固定ボ ルトが広げられ、周囲面に対してほぼ垂直に働く力が強められるあるいは発生す る。この力によって、組み付け部品と固定ボルトの間の力ばめ結合が得られる。 止め具が固定ボルトと力ばめ結合することによって、ほぼそれが失われることが なくなる。 さらに他の実施形態にあっては、止め具は、取り付けの前に、該止め具を該開 口内に挿入することによって損なわれるような弱い材料結合で組み付け部品と結 合される。このようにすれば、組み付け部品は、二つの異なる押圧動作で組み付 けられ、組み付け部品を簡単にしかも確実に組み付けることができる。第一の押 圧によって、組み付け部品は、固定ボルトに取り付けられるが、この段階では、 止め具が開口を通って固定ボルトの内部に押し込まれることはない。第二の押圧 によって、止め具は、固定ボルトの内部に押し込まれる。 組み付け装置のさらに他の好ましい一実施形態にあっては、組み付け部品は、 配線ホールダーを形成する。該組み付け部品は、とくに、固定ボルトを収容する ための収容空間の対向する側部に、それぞれ、配線のクリップ止めに適した断面 の配線クリップを備えている。好ましくは、該配線クリップは、可撓性を示すよ うに形成される。組み付け部品は、射出成形によってプラスチック材料で形成さ れ、好ましくは、壁部ないしは固定ボルトの周方向に対して横向きすなわ縦方向 に伸びて、壁部の内表面に縦方向のリブを形成する多数の突起を備えた構造を有 する。 さらに他の実施形態にあっては、組み付け部品は、配線クリップとクリップ止 めされた配線の間の保持・結合を確保するための***品を有する。該***品 は、配線ホールダーを固定ボルトに取り付けた後、配線をクリップ止めできる第 一の位置から配線クリップの可撓性が制限される第二の位置へ動かすことができ る。本発明にもとづく組み付け部品のさらに他の実施形態にあっては、組み付け 部品は、1または2より多い配線クリップを有する配線ホールダーとして形成さ れる。 組み付け部品のこの特別の実施形態では、配線クリップと収容空間の壁部が、 それぞれ、互いに対向する側部で中間空間を画定し、***品は、その第二の位 置で該中間空間をほぼ充填する。 好ましくは、配線クリップは、配線の断面を保持するために弾性的な周囲部を 有し、該弾性的な周囲部は、配線をクリップ止めするための縦方向の開口を有す る。好ましくは、該配線クリップは、ブリッジ状の弾性的な支持部品を有し、該 支持部品は、第二の足部によって縦方向の開口に添った領域内で該周囲部に接続 され、また、第二の足部を介して縦方向の開口にほぼ対向する領域内で該周囲部 に接続される。該支持部品は、中間空間を画定する。 配線クリップの可撓性は、***品の第二の位置では、該***品が支持部品 の移動を制限しあるいは妨げ、それによって配線が解放されるような開口の拡大 も妨げられ、配線クリップの可撓性も制限される。この構成は、とくに、配線ク リップとそれぞれのほぼ掴まれた配線の間の保持・結合が、構造がきわめて簡単 な***品によって確保されるという効果を有する。それに対して、従来技術、 例えばDE3802698によって知られている***品は、配線の一部を保持 するための周囲に特別に寸法を合わせた複雑な形状を有するものである。 さらに、***品および収容空間の壁部を特別な構成とすることが好ましい。 該壁部は、第一および第二の周方向外側に出た環状の膨らみを有し、該膨らみは 、互いに平行かつ隔てて配置される。第一の膨らみは、壁部のほぼ上端に配置さ れることが好ましい。***品の第一および第二の位置では、該部品が壁部を取 り 囲む。該***品は、第一および第二の溝を有し、第一の位置では第一の膨らみ が第二の溝39に嵌合し、また第二の位置では第一の膨らみが第一の溝にまた第 二の膨らみが第二の溝に嵌合する。他の構成では、膨らみが、安全キャップに、 また溝が壁部に形成される。またさらに他の構成では、安全キャップが、壁部を 囲うのではなく、少なくとも二つの互いに対向する場所で壁部の外周を掴むよう に形成される。 好ましくは、止め具は、***品とワンピースに形成される。該止め具は、安 全部品の第二の位置でスリーブ状の固定ボルトの上端面の開口内に挿入されてい るときには、固定部品の少なくとも上の領域で固定ボルトが径方向に圧縮・伸張 するのを妨げる。止め具がスリーブ状の内部に挿入されると、固定ボルトは、そ の弾性復元力が強まって径方向に広がり、それ自身ないしはねじ山が配線ホール ダーの縦方向のリブに押しつけられる。これによって、***品は、配線クリッ プと配線の間の保持・結合を確保する機能の他に、組み付け部品と固定ボルトの 間の組み付け結合を確保する機能も果たす。取り付けられた***品は取り外す ことができる。 組み付け部品のさらに他の実施形態にあっては、配線ホールダーは、両側で、 固定ボルトに取り付けることができる。組み付け部品のこのような実施形態にあ っても、配線ホールダーは、その収容空間の二つの互いに対向する開口の一方を 用いて固定ボルトに取り付けることができるように構成される。しかし、収容空 間の壁部と配線クリップの間の材料による結合は、壁部の軸方向の長さの中間で 行なわれ、したがって、安全キャップは、収容空間の両側から取り付けることが できる。さらに、配線クリップは、縦方向の開口が、いずれの側に取り付けるか の選択のいかんにかかわらず、取り付け方向に自在にアクセスできる構成とされ る。 本発明にもとづく組み付け装置にあっては、組み付け部品を取り付けると、組 み付け部品の収容空間の内表面と固定ボルトの外周表面が、少なくとも場所によ って力ばめで互いに結合する。該外周表面は、好ましくは、少なくとも一つの形 態安定材料のほぼ周方向に伸びるねじ山状の突起を備えた構造を有する。該内表 面は、少なくとも一つの可塑性変形自在な材料のほぼ周方向に対して横方向に伸 びる突起を備えた構造を有する。これによって、ねじ山状の突起と可塑性変形自 在な材料の突起は、互いに横向きに伸びることになり、組み付け部品を取り付け ると、点状の接触領域が生じ、表面に対してほぼ垂直に作用するわずかな力が得 られ、ねじ山状の突起が可塑性変形自在の材料の中に押し込まれる。ねじ山状の 突起の押し込みによって、局所的な限定された形ばめ結合が生じ、組み付け部品 を引き外すことが困難になる。 組み付け装置の一実施形態にあっては、収容空間は、二つの互いに対向する開 口を有するチャンネル状に形成される。このような構成によって、組み付け部品 を固定ボルトの側部に取り付けることが可能となる。これは、組み付け装置を用 いて寸法の異なる構成部品を構造物に固定するときに好ましい。とくに、ヘッド と該ヘッドから突き出て内部に収容空間を有するシャフトを備えた組み付け部品 で、構成部品を該ヘッドと結合させることのできるような実施形態にあっては、 構造物に対する構成部品の固定位置を選択することができる。例えば、組み付け 部品のヘッドを選択的に構造物に接して配置したりあるいは構造物から離して配 置することもできる。また、組み付け部品を、さまざまに離して固定ボルトに取 り付けることもできる。この場合には、本発明にもとづく組み付け装置は、少な くとも一つのねじ山状の突起を、さまざまに異なる場所で、可塑性変形自在にあ る材料の中に押し込むことができる効果が得られる。さらに、組み付け部品のヘ ッドと構造物の間に配置される構成部品の厚さがさまざまに異なる場合でも、異 なる形状に形成された組み付け部品を用意することができる。 とくに、固定ボルトは、金属で形成される。好ましくは、固定ボルトは、アー ク・ボルト熔接によって金属の保持用構成部品に固定できるようにする。その詳 細については、例えば、WO94/037735を参照されたい。 さらに、固定ボルトの外側にねじが切られている構成とすることがとくに好ま しい。この場合、ねじ溝は、少なくとも一つのねじ山状の突起によって画定され る。この外側のねじによって、組み付け部品は、ねじ込みによって取り付けた後 でも、固定ボルトから再び取り外すことができる。最近では、自動車のスクラッ プ化の際に材料を種類によって分類することが要求されていることから、このよ うな構成は、自動車の組み立ての場合にとくに有利である。 以下、図面を参照して、本発明にもとづく組み付け装置および本発明にもとづ く組み付け部品の実施例を説明する。ただし、本発明は、これらの実施例によっ て制限されるものではない。図面の個々の図の内容は、以下の通りである。 第1図は、外側ねじ山を有するスリーブ状の固定ボルトの概略を示す側面図で ある。 第2図は、第1図のスリーブ状の固定ボルトの平面図である。 第3図は、本発明にもとづく組み付け部品の第一の実施形態の平面図である。 第4図は、第1図および第2図の固定ボルト上に第3図の組み付け部品を組み 付ける工程を示す部分断面側面図である。 第5図は、第4図の後の工程を示す図である。 第6図は、本発明にもとづく組み付け部品の第二の実施例の下面図である。 第7図は、第6図の組み付け部品の部分断面側面図である。 第8図は、第6図の組み付け部品が組み付けられた状態を示す部分断面側面図 である。 第9図は、第6図の組み付け部品の変更例を示す部分断面側面図である。 第1図および第2図は、スリーブ状の固定ボルト1とくに熔接ボルトを示す。 該ボルトは、本発明にもとづく組み付け装置に使用できることはもちろん、他の 用途にも好適に使用できるものである。該熔接ボルト1は、選択的に、そのスリ ーブの一端を構造物に熔接することができる。該ボルトは、ほぼ周方向に伸びて ねじを形成するねじ溝2およびねじ山7からなる構造部5を有する。該ねじ溝2 には側部3が形成されている。該スリーブ状熔接ボルト1には、上下に伸びるス リット8が切られており、それによって径方向に弾性を示す。付属の軸方向の窓 部9は、熔接ボルトの径方向の弾性をさらに高める働きをする。該軸方向の窓部 9は、好ましくは該熔接ボルト1の軸方向の長さの少なくとも半分の長さを有し 、その周方向の幅は、軸方向の長さより小さく、熔接ボルト1の該スリット8と ほぼ対向する側に配置されている。この軸方向の窓部は、2またはそれ以上配設 することができ、その場合には、スリットとともに周囲に均等に配分して配置さ れる。熔接ボルトの壁の材料または厚さのために径方向に満足できる弾性が得ら れない場合には、複数の軸方向の窓部8を配設することがとくに好ましい。熔接 ボ ルト1は、上下にそれぞれ端面スリーブ開口4を有する。 第3図ないし第5図は、本発明にもとづく組み付け装置1用の配線ホールダー 20を示す。該配線ホールダー20は、熔接ボルト1を収容するための収容空間 21の対向する両側に、それぞれ配線を掴むのに適した断面の配線クリップ25 、26を備えている。該配線クリップ25、26は、可撓性をもつように形成さ れている。配線ホールダー20は、射出成形法によってプラスチック材料から形 成され、壁部22ないしは熔接ボルト1の周方向と交差する方向すなわち縦方向 に伸びる多数の突起23を有する構造をもっている。これらの突起は、壁部22 の内表面28に縦方向のリブ23上に形成されている。さらに、配線ホールダー 20は、配線クリップ25、26とそれに掴まれた配線の間の保持・結合を確保 するための安全キャップ27を備えている。該安全キャップ27は、配線ホール ダー20を熔接ボルト1に取り付けた後、配線を掴むことのできる第一の位置( 第4図参照)から該配線クリップ25、26の可撓性が制限される第二に位置( 第5図参照)へ移動させることができる。本発明にもとづく組み付け部品の他の 実施形態にあっては、該組み付け部品は、1または2より多い配線クリップ25 、26を有する配線ホールダーとして形成される。その場合でも、保持・結合は 、上に述べたと同様にして確保される。 この特別の実施形態では、配線ホールダー20は、配線クリップ25、26と 収容空間21の壁部22がそれぞれ互いに対向する側で中間空間24を画定し、 安全キャップ27が該第二の位置では少なくとも該中間空間24をほぼ占有する 構成とすることができる。 好ましくは、配線クリップ25、26は、配線の一部を保持するための弾性の ある周囲部29を有し、該周囲部は、それぞれ、配線を掴むための縦方向の開口 31を有する。該配線クリップ25、26は、さらに、ブリッジ状の弾性のある 支持部品32、33を有し、該支持部品は、縦方向の開口31に添った領域で第 一の足部34に接続しており、また縦方向の開口31にほぼ対抗する領域で、第 二の足部35を介して該周囲部29、30に接続している。該支持部品32、3 3は、中間空間24を画定している。 第3図ないし第5図に示す配線ホールダー20の構成にあっては、安全キャッ プ27の第二の位置では、該安全キャップ27が支持部品32、33の移動を制 限しあるいは妨げ、それによって配線が解放されるような開口31の拡大も妨げ られ、配線クリップ25、26の可撓性も制限される。この構成は、とくに、配 線クリップ25、26とそれぞれのほぼ掴まれた配線の間の保持・結合が、構造 がきわめて簡単な***品によって確保されるという効果を有する。それに対し て、従来技術、例えばDE3802698によって知られている***品は、配 線の一部を保持するための周囲に特別に寸法を合わせた複雑な形状を有するもの である。 さらに、安全キャップ27および収容空間21の壁部22を下記のような特別 な構成とすることが好ましい。該壁部22は、周方向外側に出た第一膨らみ36 および第二膨らみ37を有し、該膨らみ36、37は、互いに平行かつ隔てて配 置される。第一の膨らみ36は、壁部22のほぼ上端に配置されることが好まし い。安全キャップ27の第一および第二の位置では、該キャップが壁部22を取 り囲む。該安全キャップ27は、第一溝38および第二溝39を有し、第一の位 置では第一の膨らみ36が第二の溝39に嵌合し、また第二の位置では第一の膨 らみ36が第一の溝38にまた第二の膨らみ37が第二の溝39に嵌合する。他 の構成では、膨らみが、安全キャップに、また溝が壁部に形成される。またさら に他の構成では、安全キャップが、壁部を囲うのではなく、少なくとも二つの互 いに対向する場所で壁部の外周を掴むように形成される。 上記の特別の実施形態のさらに他の特徴は、ペグ14が配設されることで、該 ペグは、止め具として、安全キャップの第二の位置で、スリーブ状の熔接ボルト 1の上端面側のスリーブの開口4内に嵌まり込み、少なくともの上部領域での熔 接ボルト1の径方向の縮みを妨げる。該ペグが、スリーブの内部に入り込むと、 熔接ボルト1が、その弾性的復元力が強まって径方向に広がり、ねじ山7が配線 ホールダー20の縦方向のリブ23に押しつけられる。これによって、安全キャ ップ27は、配線クリップ25、26と配線の間の保持・結合を確保する機能の 他に、配線ホールダー20と熔接ボルト1の間の組み付け結合を確保する機能も 果たす。取り付けられた安全キャップ27は取り外すことができる。配線ホール ダー20は、ねじを外すようにして熔接ボルト1から外すことができる。 配線ホールダーの図示しない他の実施形態にあっては、配線ホールダーは、両 側で、固定ボルトに取り付けることができる。このような特別の実施形態にあっ ても、配線ホールダーは、上記の配線ホールダー20とほぼ同様に構成され、そ の収容空間の二つの互いに対向する開口の一方を用いて固定ボルトに取り付ける ことができる。しかし、収容空間の壁部と配線クリップの間の材料による結合は 、壁部の軸方向の長さの中間で行なわれ、したがって、安全キャップは、収容空 間の両側から取り付けることができる。さらに、配線クリップは、縦方向の開口 が、いずれの側に取り付けるかの選択のいかんにかかわらず、取り付け方向に自 在にアクセスできる構成とされる。 第6図ないし第8図は、本発明にもとづく組み付け部品のさらに他の実施例を 示す。この組み付け部品は、押しボタン10として形成され、熔接ボルト1に取 り付けることができまた射出成形によってプラスチック材料から形成される。熔 接ボルト1は、ボディ薄板40に熔接される。押しボタン10のきのこ状のヘッ ド16とボディ薄板40の間には、特別の平たい材料を配設し、それが押しボタ ン10によって固定される構成とすることもできる。押しボタン10は、熔接ボ ルト1を収容するための収容空間11を有する。 第6図からわかるように、収容空間11の内表面18には、多数の縦方向のリ ブ23でギザが付けられている。収容空間11の壁部12は、環状の断面を有す る。収容空間11の上端には、ペグ14が形成され、該ペグは、押しボタン10 を熔接ボルト1に取り付けたとき、熔接ボルト1の上端面側のスリーブ開口4内 に押し込まれる。これによって、上にすでに記載したように、外側に働く力が生 じあるいは強められ、その力が、ねじ山7を縦方向のリブ13に押しつける。プ ラスチック材料がねじ山7の圧力のもとで徐々に流れるため、この押しつけは、 取り付け工程の終了後もしばらくつづく。ヘッド16は、その自由端にねじ回し 用スリット17を有し、そのため、押しボタン10は、熔接ボルト1にねじ式に 取り付けることもまた取り外すこともできる。 押しボタン10は、収容空間11とほぼ同軸状に形成された貫通開口42を有 する。組み付け部品10のヘッド16の上半分には、止め具14が配設されてい る。該止め具14は、ほぼペグ状に形成される。止め具14の外側の輪郭は、貫 通開口42の内側輪郭にほぼ対応する。該止め具14は、材料結合41によって 組み付け部品10に接続されている。組み付け部品10が固定ボルト1の上に配 置されると、その後で、止め具14には固定ボルト1の方向に向けられた力が加 わり、それによって材料結合41が損なわれる。止め具14は、固定ボルト1の 開口内に導入される。この導入工程の後、止め具14は、第8図に示すような最 終位置に達する。 第9図には、止め具14の他の形態が示されている。この止め具14は、ヘッ ド43を有し、該ヘッド43は、きのこ状のヘッド16の対応する形状に形成さ れた空所44内に突き出ている。 本発明にもとづく押しボタンの図示しない他の実施形態にあっては、収容空間 は、チャンネル状に貫通して形成され、押しボタンが、固定ボルトの両側に取り 付けることができる構成とされる。この場合には、止め具は、配設されないかま たは個別の部品として配設される。 以上、図面を参照して説明した本発明にもとづく組み付け装置および本発明に もとづく組み付け部品の実施形態は、例として本発明の効果を示すものである。 本発明にもとづく組み付け装置にあっては、公知の形状の他の組み付け部品を利 用することもできる。その場合にも、収容空間の内表面は、本発明にもとづいて 構成される。 本発明にもとづく組み付け装置では、組み付け部品を組み付けることによって 該組み付け部品を固定ボルトに簡単に固定することができる。形態安定材料をそ れに適した変形自在のプラスチック材料に押し込むことによって、信頼性の高い 結合が実現する。本発明にもとづく組み付け装置の部品は、公知の方法をわずか に変更することによって製造することができる。 参照符号リスト 1 固定ボルト 2 溝 3 外周表面 4 端面開口 5 構造 7 突起(ボルトのねじ山) 8 スリット 9 軸方向の窓 10 組み付け部品 11;21 収容空間 12;22 壁部 13;23 突起(組み付け部品) 14 止め具 15 収容空間の端部 16 きのこ状のヘッド 17 ねじ回し用スリット 18;28 内表面 20 組み付け部品 24 中間空間 25、26 配線クリップ 27 ***品 29、30 弾性のある周囲部 31 縦方向の開口 32、33 支持部品 34 第一の足部 35 第二の足部 36 第一の膨らみ 37 第二の膨らみ 38 第一の溝 39 第二の溝 40 ボディ部品 42 貫通開口 43 ヘッド 44 空所
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 29716236.5 (32)優先日 平成9年9月10日(1997.9.10) (33)優先権主張国 ドイツ(DE) (31)優先権主張番号 19812367.1 (32)優先日 平成10年3月20日(1998.3.20) (33)優先権主張国 ドイツ(DE) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),BR,DE,J P,US

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 組み付け装置を形成するための方法において、収容空間(11;21) を有する組み付け部品(10;20)が、一端面の開口(4)を有しまた少なく とも該開口(4)の領域内で径方向に弾性を有する固定ボルト(1)上に、該固 定ボルト(1)が収容空間(11;21)内に突き出るように取り付けられ、そ の後、止め具(14)が、固定ボルト(1)の外側の第一の位置から固定ボルト (1)の内側の第二の位置へ動かされ、該止め具(14)は、固定ボルト(1) の開口内(4)に遊びなしにまたはわずかな遊びをもって突き出るようにされ、 該収容空間(11;21)の内表面(18;28)と固定ボルト(1)の外表面 (3)は、力ばめ結合を形成する方法。 2. 該止め具(14)の移動の前または後に、組み付け部品(10、20) に少なくとも一つの構成部品が配設される請求の範囲1に記載の方法。 3. 該止め具(14)は、材料結合(41)によってとくにワンピースにな るように組み付け部品(10)と結合し、また、止め具(14)が固定ボルト( 1)の外側の第一の位置から固定ボルト(1)の内側の第二の位置へ移動する間 に、組み付け部品(10)から切り離される請求の範囲1または2に記載の方法 。 4. 止め具(14)としっかり結合した***品(27)が、組み付け部品 (20)を固定ボルト(1)に取り付けた後、固定ボルト(1)の外側の第一の 位置から固定ボルト(1)の内側の第二の位置まで動かされ、それによって、該 ***品(27)は、該第二の位置では、収容空間(21)の壁部(22)の外 周を少なくとも二つの互いに対向する場所で掴む請求の範囲1または2に記載の 方法。 5. 固定ボルト(1)および該固定ボルト(1)上に取り付け自在の組み付 け部品(10;20)を備え、該固定ボルト(1)を収容するための収容空間( 11;21)を有する組み付け装置(1;10;20)であって、組み付け部品 (10;20)を取り付けると、収容空間(11;21)の内表面(17; 28)と固定ボルト(1)の外表面(3)が互いに力ばめ結合を形成する組み付 け装置において、該固定ボルト(1)は、一端面の開口(4)を有しまた少なく とも該開口(4)の領域内で径方向に弾性を有すること、および、該組み付け装 置(10;20)は、止め具(14)を有し、組み付け部品(10;20)を固 定ボルト(1)上に取り付けた後、該止め具(14)は、固定ボルト(1)の外 側の第一の位置から固定ボルト(1)の内側の第二の位置へ移動自在となり、該 止め具(14)を該第二の位置で開口内(4)に遊びなしにまたはわずかな遊び をもって導入できることを特徴とする組み付け装置。 6. 該止め具(14)は、組み付け部品(10;20)と結合されることを 特徴とする請求の範囲5に記載の組み付け装置。 7. 該止め具(14)は、組み付け部品(10;20)とワンピースに結合 されることを特徴とする請求の範囲6に記載の組み付け装置。 8. 該止め具(14)は、解消自在の材料結合(41)によって組み付け部 品(10)と結合されることを特徴とする請求の範囲6または7に記載の組み付 け装置。 9. 該止め具(14)は、組み付け部品(10;20)を固定ボルト(1) 上に取り付けた後、固定ボルト(1)の外側の第一の位置から固定ボルト(1) の内側の第二の位置へ移動自在となり、該止め具(14)は、組み付け部品(1 0)から分離されることを特徴とする請求の範囲8に記載の組み付け装置。 10. 該止め具(14)は、***品(27)と結合され、該***品(2 7)は、組み付け部品(20)を固定ボルト(1)上に取り付けた後、固定ボル ト(1)の外側の第一の位置から固定ボルト(1)の内側の第二の位置へ移動自 在となり、***品(27)は、該第二の位置では、少なくとも二つの互いに対 向する場所で収容空間(21)の壁部(22)の外周を掴むことを特徴とする請 求の範囲5ないし9のいずれかに記載の組み付け装置。 11. 該***品(27)は、該壁部(22)の周方向から見て該壁部を完 全に取り囲むことを特徴とする請求の範囲10に記載の組み付け装置。 12. 該***品(27)は、キャップ状に形成されることを特徴とする請 求の範囲10に記載の組み付け装置。 13. 該組み付け部品(20)は、 該収容空間(21)の壁部(22)が、第一(36)および第二(37)の周 方向に伸びる膨らみを有し、該膨らみ(36、37)は、互いに平行かつ隔てて 配置され、第一の膨らみ(36)は、好ましくは壁部(22)のほぼ端部に配置 され、また、 該***品(27)は、第一(38)および第二(39)の溝を有し、第一の 位置では第一の膨らみ(36)が第二の溝(39)に嵌合し、また第二の位置で は第一の膨らみ(36)が第一の溝(38)にまた第二の膨らみ(37)が第二 の溝(39)に嵌合する、 ように形成されることを特徴とする請求の範囲10、11、または12に記載の 組み付け装置。 14. 該止め具(14)は、該***品(27)とワンピースに形成される ことを特徴とする請求の範囲10ないし13のいずれかに記載の組み付け装置。 15. 該固定ボルト(1)は、スリーブ状にまたほぼ縦方向(L)に伸びる スリット(8)を備えて形成されることを特徴とする請求の範囲5ないし14の いずれかに記載の組み付け装置。 16. 該固定ボルト(1)は、金属で形成されることを特徴とする請求の範 囲5ないし15のいずれかに記載の組み付け装置。 17. 該外周表面(3)は、少なくとも一つのほぼ周方向に伸びる形態安定 材料でつくられたねじ山状の突起(7)を備えた構造(5)を有し、また、内表 面(18;28)は、少なくとも一つの周方向に対してほぼ横方向にのびる可塑 性変形自在な材料でつくられた突起(13;23)を備えた構造を有することを 特徴とする請求の範囲5ないし16のいずれかに記載の組み付け装置。 18. とくに請求の範囲5ないし17のいずれかに記載の組み付け装置のた めの組み付け部品(10;20)において、止め具(14)を有し、該止め具は 、収容空間(11;21)の外側の第一の位置から収容空間(11;21)の内 側の第二の位置へ移動自在であり、該止め具(14)を該第二の位置で固定ボル ト(1)の開口内(4)に遊びなしにまたはわずかな遊びをもって導入できる組 み付け部品。 19. 該止め具(14)は、組み付け部品(10;20)と結合されること を特徴とする請求の範囲18に記載の組み付け部品。 20. 該組み付け部品は、止め具(14)とワンピースに結合されることを 特徴とする請求の範囲19に記載の組み付け部品。 21. 材料結合(41)が行なわれ、それによって止め具(14)が解消自 在に組み付け部品(10)と結合されることを特徴とする請求の範囲19または 20に記載の組み付け部品。 22. 該材料結合(41)は、止め具(14)が収容空間(11;21)の 外側の第一の位置から収容空間(11;21)の内側の第二の位置へ移動するこ とによって完全に分離されることを特徴とする請求の範囲21に記載の組み付け 部品。 23. 該組み付け部品は、止め具(14)と結合した***品(27)を有 し、該***品(27)は、収容空間(11;21)の外側の第一の位置から収 容空間(11;21)の内側の第二の位置へ移動自在であり、それによって、該 ***品(27)は、該第二の位置では、収容空間(21)の壁部(22)の外 周を少なくとも二つの互いに対向する場所で掴む請求の範囲18ないし22のい ずれかに記載の組み付け部品。 24. 該***品(27)は、該壁部(22)の周方向から見て該壁部を完 全に取り囲むことを特徴とする請求の範囲23に記載の組み付け部品。 25. 該***品(27)は、キャップ状に形成されることを特徴とする請 求の範囲24に記載の組み付け部品。 26. 該組み付け部品は、 該収容空間(21)の壁部(22)が、第一(36)および第二(37)の周 方向に伸びる膨らみを有し、該膨らみ(36、37)は、互いに平行かつ隔てて 配置され、第一の膨らみ(36)は、好ましくは壁部(22)のほぼ端部に配置 され、また、 該***品(27)は、第一(38)および第二(39)の溝を有し、第一の 位置では第一の膨らみ(36)が第二の溝(39)に嵌合し、また第二の位置で は第一の膨らみ(36)が第一の溝(38)にまた第二の膨らみ(37)が第二 の溝(39)に嵌合する、 ように形成されることを特徴とする請求の範囲23、24、または25に記載の 組み付け部品。 27. 該止め具(14)は、該***品(27)とワンピースに形成される ことを特徴とする請求の範囲23ないし26のいずれかに記載の組み付け部品。 28. 該組み付け部品(20)は、配線を構造部品(40)に、とくに電気 配線を車体の構造部品に局所的に固定するためのホールダーを形成し、 (a) 配線をクリップ止めするための少なくとも一つの可撓性の配線クリッ プ(25、26)、および (b) 該配線クリップ(25、26)と配線の間の固定・結合を確保するた めの***品(27)を有し、 該***品(27)は、配線をクリップ止めすることができる第一の位置から配 線クリップ(25、26)の可撓性が制限される第二の位置まで移動自在である ことを特徴とする請求の範囲18ないし27のいずれかに記載の組み付け部品。 29. 少なくとも一つの配線クリップ(25、26)と収容空間(21)の 壁部(22)が、互いに対向する側で、中間空間(24)を画定すること、およ び、該***品(27)は、該第二の位置で、該中間区間(24)を少なくとも ほぼ充填することを特徴とする請求の範囲28に記載の組み付け部品。 30. 該配線クリップ(25、26)は、配線部分を保持するための弾性の ある周囲部(29、30)を有し、該周囲部は、配線をクリップ止めするための 縦方向の開口(31)を有すること、および、該配線クリップ(25、26)は 、ブリッジ状の弾性的な支持部品(32、33)を有し、該支持部品は、縦方向 の開口(31)に添った領域内で該周囲部(29、30)に接続される第一の足 部(34)および縦方向の開口(31)のほぼ対向する領域内で該周囲部(29 、30)に接続され、該支持部品(32、33)は、中間空間(24)を画定す ること、を特徴とする請求の範囲27、28、または29に記載の組み付け部品 。
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