JP2002371270A - 不凍液 - Google Patents

不凍液

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JP2002371270A
JP2002371270A JP2001181762A JP2001181762A JP2002371270A JP 2002371270 A JP2002371270 A JP 2002371270A JP 2001181762 A JP2001181762 A JP 2001181762A JP 2001181762 A JP2001181762 A JP 2001181762A JP 2002371270 A JP2002371270 A JP 2002371270A
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antifreeze
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acid
aliphatic
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JP2001181762A
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English (en)
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Nobuhisa Iiyoshi
伸久 飯吉
Teru Yamada
輝 山田
Satoshi Okawa
聰 大川
Koji Iijima
浩二 飯島
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Komatsu Ltd
Tanikawa Yuka Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Tanikawa Yuka Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不凍液の濃度を調整するための希釈水とし
て多くの腐食性イオンを含んだ希釈水を使用したり30
容量%以下に希釈したとしても、内燃機関(エンジン)
における冷却水系の金属腐食の防止ないし抑制効果を期
することが可能な不凍液を提供すること。 【解決手段】 グリコール類を主成分とし、芳香族一塩
基酸と,モリブデン酸塩,タングステン酸塩,脂肪族二
塩基酸,脂肪族一塩基酸,リン酸類,トリアゾール類、
チアゾール類,及びホスホン酸類を含んでなる不凍液。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、JIS規格のK
2234(不凍液)に規定され、自動車等の内燃機関
(エンジン)を冷却する冷却水の凍結防止を図ると同時
に、当該内燃機関内部における冷却水系の金属腐食の防
止ないし抑制を目的として、上記冷却水に混ぜて使用さ
れる不凍液に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の不凍液は、冷却水の凍結を防止
ないし抑制を図るために、凝固点降下作用があるグリコ
ール類を主成分とし、これに、内燃機関(エンジン)内
部における冷却水系の金属腐食を防止ないし抑制を図る
ために、各種の金属腐食抑制剤が添加される。
【0003】そして使用に際して、この不凍液に目的と
する凍結温度に応じた量の希釈水を加えて所定の濃度に
希釈して使用される。一方、JIS K 2234(不凍
液)では、内燃機関(エンジン)における冷却水系の金
属腐食の防止(これを防食と称する。)を考慮して、不
凍液の原液濃度を25〜60容量%にして使用するよう
に規定すると共に、金属腐食の試験を行なう際の希釈水
として、イオン交換水に塩素イオンと硫酸イオン及び重
炭酸イオンをそれぞれ100ppm含有させた調製水
(不凍液濃度30容量%)を使用するように規定してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実際の使用現
場では、不凍液の濃度を調整するための希釈水として、
ほとんどの場合水道水が使用され、しかも、原液濃度を
25容量%以下に希釈して使用していることがある。水
道水は、使用する場所によっては上記したJISK 2
234(不凍液)に規定されている調製水よりも腐食性
イオンが多く含まれていることがあり、また原液濃度を
25容量%以下に希釈すると、不凍液中に含まれている
腐食抑制剤の不足を来たすので金属に対する防食効果を
奏し得なくなる。本発明はこのような現状に鑑みてなさ
れたものであり、不凍液の濃度を調整するための希釈水
として多くの腐食性イオンを含んだ希釈水を使用したと
しても、また原液濃度をJIS K 2234(不凍液)
に規定されている30容量%以下に希釈したとしても、
内燃機関(エンジン)における冷却水系の金属腐食の防
止ないし抑制効果を期することが可能な不凍液を提供せ
んとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成する本
発明の不凍液は、内燃機関(エンジン)内部の冷却水系
や環境等に悪影響を及ぼす恐れがあるホウ酸塩,ケイ酸
塩,アミン類,及び亜硝酸塩をその成分中に一切含ま
ず、冷却水の凍結を防止ないし抑制を図るためのグリコ
ール類を主成分とし、これに、内燃機関(エンジン)内
部の冷却水系の金属腐食を防止ないし抑制を図るための
金属腐食抑制剤として、芳香族一塩基酸と,モリブデン
酸塩および/またはタングステン酸塩と,脂肪族二塩基
酸,脂肪族一塩基酸,リン酸類,トリアゾール類、チア
ゾール類,及びホスホン酸類を含んでなることを特徴と
したものである。好ましくは、主成分のグリコール類
に、芳香族一塩基酸を0.1〜10重量%,モリブデン
酸塩および/またはタングステン酸塩を0.1〜1重量
%,脂肪族二塩基酸を0.1〜3重量%,脂肪族一塩基
酸を0.1〜5重量%,リン酸類を0.1〜0.5重量
%,トリアゾール類を0.01〜3重量%、チアゾール
類を0.01〜1重量%,ホスホン酸類を0.001〜
0.4重量%、添加してなることを特徴としたものであ
る。この際、不凍液としてのpHを、6.5〜9.0に
調整することが好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に係る不凍液は、グリコー
ル類を主成分とし、成分中にホウ酸塩,ケイ酸塩,アミ
ン類,及び亜硝酸塩を含まず、そして芳香族一塩基酸
と,モリブデン酸塩および/またはタングステン酸塩
と,脂肪族二塩基酸,脂肪族一塩基酸,リン酸類,トリ
アゾール類、チアゾール類,及びホスホン酸類を含んで
なることを特徴としたものである。
【0007】上記ホウ酸塩は、アルミニウム合金を腐食
させる性質があり、ケイ酸塩は加熱されたりpHが変化
したり他の塩類と共存すると金属に対する腐食抑制能力
を低下させてしまい、また、アミン類は亜硝酸塩と共存
すると発ガン性を有するとされているニトロソアミンを
生成する。よって、本不凍液中には、上記したホウ酸塩
とケイ酸塩,アミン類,及び亜硝酸塩を一切含んではな
らない。
【0008】本発明に使用し得るグリコール類として
は、エチレングリコール等、従来から不凍液に使用され
ているものを使用することができる。
【0009】また、本発明に使用し得る芳香族一塩基酸
としては、安息香酸,パラターシャリーブチル安息香
酸,トレイル酸,並びにこれらの塩,等を挙げることが
できる。この芳香族一塩基酸の添加量としては、0.1
〜10重量%の範囲、好ましくは2〜8重量%の範囲が
良い。芳香族一塩基酸の添加量が0.1重量%未満で
は、金属に対する防食性能を発揮することができなくな
り、かと言って10重量%より多くを添加してもそれ以
上の防食性能の向上を望めないので経済的に無駄にな
る。
【0010】また、モリブデン酸塩とタングステン酸塩
は、それぞれ単独で使用しても良いし混合して使用して
も良い。これらモリブデン酸塩とタングステン酸塩の添
加量としては、0.1〜1重量%の範囲、好ましくは0.
2〜0.8重量%の範囲が良い。これらモリブデン酸塩
とタングステン酸塩の添加量が0.1重量%未満では、
金属に対する所定の防食性能が得られず、かと言って1
重量%より多くを添加しても防食性能に変化が見られな
いので経済的に無駄となる。
【0011】そして、本発明に使用し得る脂肪族二塩基
酸としては、スベリン酸,アゼライン酸,セバシン酸,
ドデカン二酸,等を挙げることができ、これらを単独ま
たは2種以上を混合して使用することができる。脂肪族
二塩基酸の添加量としては、0.1〜3重量%の範囲が
好ましい。更に好ましくは、0.2〜2重量%が良い。
脂肪族二塩基酸の添加量が0.1重量%未満では、金属
に対する防食効果を期待することができなくなり、3重
量%より多くを添加すると不凍液の安定性が悪くなって
しまう。
【0012】また、本発明に使用し得る脂肪族一塩基酸
としては、オクタン酸,オクチル酸,イソオクタン酸,
ノナン酸,イソノナン酸、デカン酸,イソデカン酸,ネ
オデカン酸,ウンデカン酸,等を挙げることができ、こ
れらを単独または2種以上を混合して使用しても良い。
この脂肪族一塩基酸は0.1〜5重量%、好ましくは0.
5〜4重量%の範囲で添加する。0.1重量%未満で
は、金属に対する所定の防食性能を発揮することができ
ず、かと言って5重量%より多くを添加しても防食性能
が向上しないだけでなく、不凍液の安定性が悪くなる傾
向が見られる。
【0013】また、本発明に使用し得るリン酸類として
は、リン酸及びその塩類があり、正リン酸の他にリチウ
ム,ナトリウム,カリウム等のアルカリ金属の第1〜第
3塩を使用でき、これらを単独または2種以上を混合し
て使用することができる。このリン酸類の添加量として
は、0.1〜0.5重量%、好ましくは0.1〜0.3重
量%の範囲が良い。リン酸類の添加量が0.1重量%未
満では、金属に対する防食効果を期待することができな
くなり、0.5重量%より多くを添加すると防食効果は
向上するが、河川や湖沼、海において水に富栄養化をも
たらし環境に悪影響を与える恐れが生じるので好ましく
ない。
【0014】また、本発明に使用し得るトリアゾール類
としては、ベンゾトリアゾール,トリルトリアゾール,
これらの塩類,等を挙げることができ、これらを単独ま
たは2種以上を混合して使用することができる。トリア
ゾール類の添加量としては、0.01〜3重量%の範
囲、好ましくは0.3〜2重量%の範囲が良い。トリア
ゾール類の添加量が0.01重量%未満では、金属に対
する防食性能を発揮することができなくなり、3重量%
より多くを添加してもそれ以上の防食効果に変化が見ら
れないので無駄になる。
【0015】また、本発明に使用し得るチアゾール類と
しては、メルカプトベンゾチアゾール及びその塩類を挙
げることができる。チアゾール類は微量で良く、0.0
1〜1重量%、好ましくは0.01〜0.5重量%の範囲
で添加する。しかし、その添加量が0.01重量%未満
では、金属に対する所定の防食性能が得られず、1重量
%より多くを添加してもそれ以上の防食効果に変化が見
られないので無駄になる。
【0016】そして、本発明に使用し得るホスホン酸類
としては、ヒドロキシエタンジホスホン酸及びその塩類
を挙げることができる。ヒドロキシエタンジホスホン酸
の他にナトリウム,カリウム等のアルカリ金属の第1〜
第5塩を使用でき、これらを単独または2種以上を混合
して使用することができる。ホスホン酸類も微量で良
く、0.001〜0.4重量%の範囲、より好ましくは
0.001〜0.3重量%の範囲で添加する。しかし、
ホスホン酸類の添加量が0.001重量%未満では、金
属に対する所定の防食性能が得られず、0.4重量%を
越えて添加すると内燃機関(エンジン)内部の冷却水系
等を形成しているアルミニウム合金やはんだに悪影響を
及ぼす恐れがある。
【0017】グリコール類に、金属腐食抑制剤として、
所要量の芳香族一塩基酸と,モリブデン酸塩および/ま
たはタングステン酸塩と,脂肪族二塩基酸,脂肪族一塩
基酸,リン酸類,トリアゾール類、チアゾール類,及び
ホスホン酸類を添加してなる本不凍液は、通常のアルカ
リ物質、好ましくはナトリウムやカリウム等のアルカリ
金属塩の水酸化物を用いて、そのpHが調整される。p
H調整範囲としては、6.5〜9.0であり、好ましく
は7.0〜9.0の範囲に調整される。尚、本不凍液に
は、シリコンオイル等の消泡剤を添加することができ
る。
【0018】
【実施例】次に、本発明に係る不凍液の具体的実施例に
ついて説明する。下記の表1に示したとおり、グリコー
ル類としてエチレングリコールを用い、これに、芳香族
一塩基酸として安息酸ソーダ及びパラターシャリーブチ
ル安息香酸ソーダ(PTBBANa)を、モリブデン酸
塩としてモリブデン酸ソーダを、脂肪族二塩基酸として
セバシン酸とアゼライン酸を、脂肪族一塩基酸としてオ
クチル酸を、リン酸類として第2リン酸カリウムを、ト
リアゾール類としてベンゾトリアゾール及びトリルトリ
アゾールを、チアゾール類としてメルカプトベンゾチア
ゾールのソーダ塩(SMBT)を、そしてホスホン酸類
としてヒドロキシエタンジホスホン酸を添加すると共
に、48%苛性カリウムでpH調整し、各成分の添加量
の変化に伴う各種金属に対する腐食効果を比較した。
【0019】<金属腐食試験方法>JIS K 2234
(不凍液)に従って実施した。但し、不凍液濃度は15
容量%とし、JIS調製水の代わりに試験用に特別に調
製した腐食水(塩素イオン300ppm、硫酸イオン3
00ppm、重炭酸イオン130ppm、カルシウムイ
オン80ppm、)を希釈水として使用した。表1に示
した成分からなる各不凍液(実施例1〜3、比較例1〜
2)を、上記腐食水で15容量%に希釈し、各不凍液中
に、アルミニウム合金製鋳物、鋳鉄、鋼、黄銅、はん
だ、銅からなる6種類の金属試験片をそれぞれ浸漬せし
め、その状態で乾燥空気を100ml/minの流量で
吹き込み、液温度を88±2℃で336時間保持した。 <試験項目> (1)金属試験片の腐食変化 金属試験片の腐食変化(C)は、次の式から求めた。 C=(m1−m2)/S 但し、m1;試験前の金属試験片の重量(g) m2;試験後の金属試験片の重量(g) S;金属試験片の表面積(cm) (2)金属試験片の外観変化 結果を、下記の表2に示す。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】
【発明の効果】本発明に係る不凍液は、上記の表2から
明らかなとおり、不凍液の濃度を調整するための希釈水
として多くの腐食性イオンを含んだ希釈水を使用したと
しても、また原液濃度をJIS K 2234(不凍液)
に規定されている30容量%以下(15容量%)に希釈
したとしても、内燃機関(エンジン)における冷却水系
の金属腐食の防止ないし抑制効果を十分に発揮すること
ができる。
フロントページの続き (72)発明者 山田 輝 神奈川県横浜市鶴見区矢向1−13−11 谷 川油化興業株式会社技術部内 (72)発明者 大川 聰 神奈川県川崎市川崎区中瀬3−20−1 小 松製作所システム開発センタ内 (72)発明者 飯島 浩二 神奈川県川崎市川崎区中瀬3−20−1 小 松製作所システム開発センタ内 Fターム(参考) 4K062 AA03 BA08 BA10 BB01 BB04 BB06 BB12 BB18 BB22 BB25 CA03 CA05 FA03 FA05 GA08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グリコール類を主成分とし、成分中に
    ホウ酸塩,ケイ酸塩,アミン類,及び亜硝酸塩を含まな
    い不凍液であって、芳香族一塩基酸と,モリブデン酸塩
    および/またはタングステン酸塩と,脂肪族二塩基酸,
    脂肪族一塩基酸,リン酸類,トリアゾール類、チアゾー
    ル類,及びホスホン酸類を含んでなることを特徴とする
    不凍液。
  2. 【請求項2】 前記芳香族一塩基酸を0.1〜10重
    量%,モリブデン酸塩および/またはタングステン酸塩
    を0.1〜1重量%,脂肪族二塩基酸を0.1〜3重量
    %,脂肪族一塩基酸を0.1〜5重量%,リン酸類を0.
    1〜0.5重量%,トリアゾール類を0.01〜3重量
    %、チアゾール類を0.01〜1重量%,ホスホン酸類
    を0.001〜0.4重量%を含んでなることを特徴と
    する請求項1記載の不凍液。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の不凍液
    において、そのpHを6.5〜9.0に調整してなるこ
    とを特徴とする不凍液。
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