JP2002361152A - 両面塗布装置及び電池用電極の製造方法 - Google Patents

両面塗布装置及び電池用電極の製造方法

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JP2002361152A
JP2002361152A JP2001168277A JP2001168277A JP2002361152A JP 2002361152 A JP2002361152 A JP 2002361152A JP 2001168277 A JP2001168277 A JP 2001168277A JP 2001168277 A JP2001168277 A JP 2001168277A JP 2002361152 A JP2002361152 A JP 2002361152A
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Naoyuki Hagiwara
直行 萩原
Kazuo Katai
一夫 片井
Seiichi Endo
精一 遠藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基材の両面に塗料を塗布するための両面塗布
装置を提供する。前記両面塗布装置を用いた非水電解質
電池用電極の製造方法を提供する。 【解決手段】 両面塗布装置は、両面に塗料を塗布すべ
き帯状基材Sを一定経路に沿って走行させる走行手段
と、基材Sの一方の面側に設けられ、基材Sの前記一方
の面に転写塗布を行うための、基材Sの走行方向とは逆
方向に回転する塗布ロール11と、塗布ロール11周面
に塗料を供給する手段12と、基材Sの他方の面側に設
けられ、基材Sの前記他方の面に直接塗布を行うための
ダイノズルコータ13とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基材の両面に塗料
を塗布するための両面塗布装置、とりわけ電極集電体の
両面に電極合剤塗料を塗布するための両面塗布装置に関
する。また、本発明は、前記両面塗布装置を用いた非水
電解質電池用電極の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の各種OA機器、VTRカメラ、携
帯電話等の電子機器の小型軽量化に伴い、これら電子機
器の駆動電源として用いられる二次電池の小型軽量化や
高性能化が要求されている。このような要求に答えるべ
く、高放電電位、高放電容量の非水電解質電池としてリ
チウムイオン二次電池の開発が急速にすすめられ、実用
化されている。
【0003】非水電解質電池の正極及び負極の各電極
は、一般に、電極活物質をバインダーと混合して電極塗
料(合剤)を調製し、電極集電体の片面上に電極塗料を
塗布し、乾燥し、続いて、電極集電体の他面上に電極塗
料を塗布し、乾燥し、電極集電体の両面上に電極活物質
層を有するシート状電極を形成し、その後、シート状電
極を圧延加工し、所定の寸法に切断することにより製造
されている。
【0004】ところが、片面ずつ電極塗料を逐次に塗布
し乾燥する方法では、片面を乾燥炉中で乾燥する際に、
塗布されていない集電体の他面が溶剤による影響を受け
る場合があること、塗膜の変形が起こりやすいこと、塗
布・乾燥時間がかかりコストアップの要因となること、
等の不都合がある。
【0005】このため、例えば、特開平8−37005
号公報には、吐出量を制御可能な定量ポンプを備えた一
対のダイヘッドコータを集電体の両面に配置して、電極
塗料を集電体両面に同時に塗布し、その後乾燥を行う方
法が記載されている。
【0006】特開平11−345608号公報には、2
本の互いに逆回転する塗布ロールの間隙を塗布ロールの
回転方向と逆方向に集電体を通過させることにより、塗
布ロールのそれぞれの表面に計量機構によって一定の厚
さで供給された電極塗料を、集電体の両面に転移塗布
し、その後乾燥を行う方法が記載されている。
【0007】しかしながら、両公報記載の方法では、集
電体を垂直上方に走行させながら、集電体両面に電極塗
料を塗布し乾燥を行っている。電極塗料層の厚みは乾燥
及び圧延後においても40〜400μm程度と厚く、垂
直状態での塗布では塗料の自重により均一な電極塗料層
の形成が難しい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、上記従来技術の問題点を解決し、基材の両面に塗料
を塗布するための両面塗布装置、とりわけ電極集電体の
両面に電極合剤塗料を塗布するための両面塗布装置を提
供することにある。また、本発明は、前記両面塗布装置
を用いた非水電解質電池用電極の製造方法を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、両面に塗料を
塗布すべき帯状基材を一定経路に沿って走行させる走行
手段と、基材の一方の面側に設けられ、基材の前記一方
の面に転写塗布を行うための、基材の走行方向とは逆方
向に回転する塗布ロールと、前記塗布ロール周面に塗料
を供給する手段と、基材の他方の面側に設けられ、基材
の前記他方の面に直接塗布を行うためのダイノズルコー
タとを備える、両面塗布装置である。この発明による両
面塗布装置では、走行させられる帯状基材の一方の面は
塗布ロールによって転写塗布され、他方の面はダイノズ
ルコータによって直接塗布される。従って、基材両面に
塗料を塗布することができる。
【0010】本発明は、ダイノズルコータは、基材の走
行方向を基準として、基材の前記一方の面が塗布ロール
によって転写塗布される位置と同じ位置、上流側の位
置、又は下流側の位置に設けられている、前記の両面塗
布装置である。ダイノズルコータの位置とは、走行させ
られる基材に向けられたその先端吐出口の位置である。
この発明による両面塗布装置では、ダイノズルコータに
よる直接塗布の位置を、塗布ロールによる転写塗布の位
置に対して、種々変化させることができ、実施の形態に
応じて適切な位置が選択される。
【0011】本発明は、ダイノズルコータは、基材の走
行方向を基準として、基材の前記一方の面が塗布ロール
によって転写塗布される位置よりも僅かだけ下流側の位
置に設けられている、前記の両面塗布装置である。この
発明による両面塗布装置では、基材の一方の面が転写塗
布され、その直後に、他方の面がダイノズルコータによ
り直接塗布される。従って、基材が孔あき基材の場合に
好適である。すなわち、基材が孔あき基材の場合には、
ダイノズルコータによる直接塗布を、塗布ロールによる
転写塗布よりも上流側の位置で行うと、直接塗布された
塗料が孔を通じて塗布ロール周面に付着してしまう不都
合がある。
【0012】本発明は、基材が略水平状態を保って、そ
の下面が塗布ロールによって転写塗布され、上面がダイ
ノズルコータによって直接塗布され、さらに下流側に走
行させられるように、塗布ロール、ダイノズルコータ及
び走行手段が設けられている、前記の両面塗布装置であ
る。この発明による両面塗布装置では、略水平状態とさ
れた基材の両面に塗布を行う。従って、垂直状態での塗
布における塗料の自重による弊害がなく、均一な塗料層
の形成が達成される。
【0013】本発明は、塗布ロール周面に塗料を供給す
る前記手段は、塗布ロール周面に塗料吐出ヘッドが向け
られたダイノズルである、前記の両面塗布装置である。
塗布ロール周面に塗料を供給する前記手段は、特に限定
されないが、略水平状態とされた基材の下面に転写塗布
を行うためには、ダイノズルから塗布ロール周面に塗料
を吐出させることが好適である。
【0014】本発明は、両面に塗料を塗布すべき帯状基
材を一定経路に沿って走行させ、基材の一方の面には、
基材の走行方向とは逆方向に回転する塗布ロールを介し
て塗料を転写塗布し、基材の他方の面には、ダイノズル
コータにより塗料を直接的に塗布することを含む、両面
塗布方法である。
【0015】本発明は、電極活物質及びバインダーを含
む電極合剤塗料を両面に塗布すべき帯状電極集電体を一
定経路に沿って走行させ、集電体の一方の面には、集電
体の走行方向とは逆方向に回転する塗布ロールを介して
電極合剤塗料を転写塗布し、集電体の他方の面には、ダ
イノズルコータにより電極合剤塗料を直接的に塗布し、
集電体両面に電極合剤塗料層を形成し、その後、両面の
電極合剤塗料層を乾燥して、電極集電体の両面に電極活
物質層を有するシート状電極を形成することを含む、電
池用電極の製造方法である。この方法においては、塗布
ロールによる転写塗布と同時に、又は転写塗布に先立っ
て、又は転写塗布よりも後に、ダイノズルコータによる
直接塗布が行われる。
【0016】本発明は、集電体が孔あき集電体又は網状
集電体であり、集電体の一方の面に塗布ロールを介して
電極合剤塗料を転写塗布し、その直後に、集電体の他方
の面にダイノズルコータにより電極合剤塗料を直接的に
塗布する、前記の電池用電極の製造方法である。
【0017】本発明は、電極集電体を略水平状態とし
て、集電体下面に塗布ロールを介して電極合剤塗料を転
写塗布し、集電体上面にダイノズルコータにより電極合
剤塗料を直接的に塗布し、集電体両面に電極合剤塗料層
を形成し、その後、電極集電体を略水平状態で走行させ
ながら、両面の電極合剤塗料層を乾燥する、前記の電池
用電極の製造方法である。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の両面塗布装置の実施の形
態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の両面塗
布装置の一例の概略を示す図である。図2は、本発明の
両面塗布装置の一例の要部概略を示す図である。図3
は、本発明の両面塗布装置の他の一例の要部概略を示す
図である。
【0019】図1、図2及び図3を参照して、本発明の
両面塗布装置は、巻出機(1) 、巻取機(2) 及び適宜配置
される各ガイドローラ(3)(4)(5)(6)(7)(8)から主として
構成される基材の走行手段と、塗布部と、塗布部の下流
側に配置された乾燥炉(9) とを備えている。
【0020】塗布部は、走行させられる基材(S) の一方
の面側に設けられた塗布ロール(11)と、塗布ロール(11)
周面に塗料を供給するダイノズル(12)と、基材(S) の他
方の面側に設けられたダイノズルコータ(13)とを備え
る。
【0021】ダイノズル(12)には、図示しない塗料供給
装置から塗料供給を受ける液溜め(12a) と、液溜め(12
a) に連通したダイスリット(12b) と、その先端吐出口
(12c)とが形成されている。ダイノズル(12)は、塗布ロ
ール(11)周面に対して先端吐出口(12c) が一定間隔を保
つように配置されている。
【0022】ダイノズルコータ(13)には、図示しない塗
料供給装置から塗料供給を受ける液溜め(13a) と、液溜
め(13a) に連通したダイスリット(13b) と、その先端吐
出口(13c) とが形成されている。ダイノズルコータ(13)
は、走行させられる基材(S)に対して先端吐出口(13c)
が一定間隔を保つように配置されている。
【0023】塗布ロール(11)とそれよりも下流側のガイ
ドローラ(5) は、基材(S) が略水平状態を保って、その
下面が塗布ロール(11)によって転写塗布され、上面がダ
イノズルコータ(13)によって直接塗布され、さらに下流
側に走行させられるように配置されている。塗布ロール
(11)とガイドローラ(5) との間には、乾燥炉(9) が設け
られ、略水平状態を保ったまま、塗布された後の基材
(S) が乾燥されるように成されている。
【0024】図2及び図3を参照して、本発明の両面塗
布装置において、ダイノズルコータ(13)は、基材(S) の
走行方向を基準として、略水平状態とされた基材(S) 下
面が塗布ロール(11)によって転写塗布される位置と同じ
位置、上流側の位置、又は下流側の位置に、先端吐出口
(13c) が向くように設けられる。
【0025】図2は、ダイノズルコータ(13)の先端吐出
口(13c) が転写塗布される位置よりも距離(L1)だけ上流
側の位置に向けられた例である。あるいは、ダイノズル
コータ(13)がさらに上流側の位置に設けられてもよい。
例えば、破線で示されたAの位置、Bの位置に設けられ
てもよい。
【0026】図3は、ダイノズルコータ(13)の先端吐出
口(13c) が転写塗布される位置よりも距離(L2)だけ下流
側の位置に向けられた例である。あるいは、ダイノズル
コータ(13)がさらに下流側の位置に設けられてもよい。
例えば、破線で示されたCの位置に設けられてもよい。
【0027】基材が通常のものであれば、ダイノズルコ
ータ(13)の配設位置は転写塗布される位置と同じ位置、
上流側の位置(図2)、又は下流側の位置(図3)のい
ずれであってもよい。ただし、ダイノズルコータ(13)
は、片面側の塗料層が湿潤状態のうちに他面側の塗布が
行われるような位置に設けられ、かつダイノズルコータ
(13)は乾燥炉(9) よりも上流側に設けられる。
【0028】基材が孔あき基材や網状基材の場合には、
ダイノズルコータ(13)によって直接塗布された塗料が孔
や網目を通じて塗布ロール(11)周面に付着することがな
いように、図3のように、ダイノズルコータ(13)の先端
吐出口(13c) を転写塗布される位置よりも下流側の位置
に向ける。ただし、下面側の塗料層が湿潤状態のうちに
上面側の塗布が行われるように、ダイノズルコータ(13)
は乾燥炉(9) よりも上流側に設けられる。
【0029】図2における距離(L1)、図3における距離
(L2)は共に特に限定されることなく、塗布ロール(11)の
直径や塗料の粘度等に応じて任意の値を選択することが
できる。例えば、電極集電体を略水平状態として塗布を
行うためには、塗布ロール(11)直径が100mm程度の
場合、距離(L1)や距離(L2)を1〜30mm程度とすると
よい。
【0030】巻回されている帯状基材(S) は巻出機(1)
から送り出され、長手方向にテンションをかけられなが
ら、基材(S) の走行方向とは逆方向に回転する塗布ロー
ル(11)周面とダイノズルコータ(13)の先端吐出口(13c)
との間を略水平状態で通過し、この際、基材(S) の両面
に塗料が塗布される。すなわち、基材(S) 下面には塗布
ロール(11)によって塗料が転写塗布され、上面にはダイ
ノズルコータ(13)の先端吐出口(13c) から吐出された塗
料が直接塗布される。両面に塗料層が形成された基材
(S) は、続いて乾燥炉(9) 中を略水平状態で通過し、そ
の後、巻取機(2)に巻き取られる。
【0031】本発明において、略水平状態での乾燥を行
うために、特に限定されないが、次の乾燥炉を用いるこ
とが好ましい。
【0032】両面に塗布により形成された塗料層を有す
る帯状基材の両側耳端部をそれぞれ挟持する複数のクリ
ップと、クリップを基材が略水平状態を保って走行させ
られるように走行させる、基材の両側にそれぞれ配置さ
れたクリップ走行手段と、走行させられる基材上の塗料
層を乾燥させるための熱供給手段とを備える、両面塗布
体製造用乾燥炉。
【0033】クリップ走行手段は、基材走行方向の上流
側と下流側に配置された一対のスプロケットホイール
と、一対のスプロケットホイール同士の間を循環走行さ
せられる連続チェーンとを備え、連続チェーンに所定の
間隔をおいてクリップが取り付けられている、前記の両
面塗布体製造用乾燥炉。
【0034】前記の乾燥炉では、乾燥されるべき塗料層
を両面に有する帯状基材は、その両側耳端部をクリップ
で挟持されて、両面の塗料層共に非接触の状態で乾燥炉
内を走行させられる。従って、両面に塗料層を有する基
材の乾燥に好適である。また、基材が略水平状態を保っ
て走行させられるので、垂直状態での乾燥における塗料
の自重による弊害がなく、均一な塗料層の形成が達成さ
れる。
【0035】図4は、前記の好適な乾燥炉の一例の概略
を示す平面図である。以下の説明において、基材として
の電極集電体走行方向の上流側から下流側を見て、その
左右の側を左右というものとする。
【0036】図4を参照して、好適な乾燥炉(9) は、乾
燥すべき電極合剤塗料層(Sc)が形成された帯状電極集電
体(S) の左右両側耳端部(Sl)(Sr)をそれぞれ挟持する、
左右両側にそれぞれ配列された複数のクリップ(21)(22)
と、クリップ(21)(22)を電極集電体(S) が略水平状態を
保って走行させられるように走行させる、電極集電体
(S) の左右両側にそれぞれ配置されたクリップ走行装置
(23)(24)と、図示しない熱供給装置とを備える。
【0037】クリップ走行装置(23),(24) はそれぞれ、
図中の矢印で示される電極集電体走行方向の上流側と下
流側に走行方向と平行に配置された一対のスプロケット
ホイール(25)(26),(27)(28) と、一対のスプロケットホ
イール同士(25)(26),(27)(28) の間を循環走行させられ
る連続チェーン(29),(30) とを備えている。スプロケッ
トホイール(25)(26),(27)(28) は同じ高さに設置され
る。下流側に配置されたスプロケットホイール(26),(2
8) には、図示しないモータが取り付けられ、モータに
よりスプロケットホイール(26),(28) が駆動される。上
流側に配置されたスプロケットホイール(25),(27) には
連続チェーン(29),(30) の伸びや弛みを調整するための
図示しないテンショナー、例えば上流側向きにエアーシ
リンダが備えられている。連続チェーン(29),(30) に所
定の間隔をおいて複数のクリップ(21),(22) が適宜固定
部材により取り付けられている。
【0038】乾燥炉(9) における熱供給装置は、特に限
定されることなく、電極合剤塗料層(Sc)の乾燥温度の制
御可能な熱風供給装置を用いるとよい。熱風供給装置と
しては、例えば、乾燥炉(9) 内に、電極集電体(S) 上面
又は下面に向けられて適宜配置された熱風吹き出しノズ
ルが一般的である。ノズルは、乾燥炉(9) 外部に設けら
れたヒータ及びブロワにダクトを介して連結されてい
る。
【0039】駆動スプロケットホイール(26),(28) の回
転により、従動スプロケットホイール(25),(27) が回転
させられると共に、連続チェーン(29),(30) はスプロケ
ットホイール同士(25)(26),(27)(28) の間を水平面内で
循環走行させられる。それにより、クリップ(21),(22)
に左右両側耳端部(Sl)(Sr)をそれぞれ挟持された帯状電
極集電体(S) は、乾燥炉(9) 内を略水平状態を保って走
行させられる。乾燥炉(9) 内を走行させられる間に、電
極集電体(S) 上面及び下面にはノズルから熱風が吹き出
され、電極合剤塗料層(Sc)が乾燥される。
【0040】なお、乾燥炉(9) の長さ、電極集電体(S)
の走行速度、乾燥温度等は、乾燥すべき電極合剤塗料層
(Sc)の溶剤含有量、溶剤の種類、塗料層厚み等を考慮し
て、適宜定められる。
【0041】この乾燥炉においては、帯状電極集電体の
上下両面共に非接触状態で乾燥が行われるので、両面に
電極合剤塗料層が形成された電極集電体の乾燥に好適で
ある。さらに、電極集電体が乾燥炉内を略水平状態を保
って走行させられ乾燥が行われるので、垂直状態での乾
燥における塗料の自重による弊害がなく、上下両面の電
極合剤塗料層が同時に乾燥されるので、塗膜の変形が起
こりにくく、上下両面の均一な塗料層の形成が達成され
る。従って、この乾燥炉は、膜厚及び重さのある電極合
剤塗料層が両面に塗布された電極集電体の乾燥に非常に
好適である。
【0042】本発明は、前記両面塗布装置を用いた非水
電解質電池用電極の製造方法にも関する。本発明の方法
においては、まず、電極活物質及びバインダーを溶剤と
共に混合することによって、スラリー状の電極合剤塗料
を調製する。この際、さらに必要に応じて導電剤や添加
剤を加えることもある。
【0043】電極活物質としては、従来より電極活物質
として使用されているものであれば特に制限なく、各種
の材料を使用することができる。正極活物質としては、
例えば、リチウムイオンをドープ・脱ドープ可能な酸化
物又は炭素材料を用いることができる。このような酸化
物としては、リチウムを含む複合酸化物が挙げられ、例
えば、コバルト酸リチウムLix CoO2 (0<x≦
1.0)、マンガン酸リチウムLi1+x Mn2-x
4 (0≦x≦1/3)、ニッケル酸リチウムLix Ni
2 (0<x≦1.0)などが挙げられる。これら酸化
物粉末の平均粒子径は1〜40μm程度が好ましい。
【0044】負極活物質としては、例えば、炭素質材
料、リチウム金属、リチウム合金、スズ酸化物等の酸化
物が用いられる。炭素質材料としては、特に制限される
ものではなく、例えば、無定形炭素、アセチレンブラッ
ク、石油コークス、石炭コークス、人造黒鉛、天然黒
鉛、グラファイト系炭素繊維、難黒鉛化炭素等を用いる
ことができる。これらの中から、目的とする電池の特性
に応じて、当業者が適宜選択することができる。
【0045】電極塗料用のバインダーとしては、特に制
限されるものではなく、従来より使用されている結晶性
樹脂、非結晶性樹脂等の各種バインダーを使用すること
ができる。例えば、バインダーとして、ポリアクリルニ
トリル(PAN)、ポリエチレンテレフタレートや、ポ
リフッ化ビニリデン(PVDF) 、ポリフッ化ビニル、
フッ素ゴム等のフルオロカーボン系樹脂等を用いること
ができる。バインダーは、電極活物質100重量部に対
して、通常1〜40重量部、好ましくは2〜25重量
部、特に好ましくは5〜15重量部の量で使用される。
【0046】電極塗料用の溶剤としては、特に制限され
るものではなく、電極塗料の調製する際に従来より使用
されている各種の溶剤を使用することができる。例え
ば、N−メチルピロリドン(NMP)、メチルイソブチ
ルケトン(MIBK)、メチルエチルケトン(ME
K)、シクロヘキサノン、トルエン等が挙げられる。
【0047】導電剤は、必要に応じて、電極活物質の電
子伝導性を補足する目的等のため加えることができる。
導電剤としては、特に制限されるものではなく、公知の
各種導電剤を用いるとよい。例えば、アセチレンブラッ
ク、グラファイト、金・銀・銅微粒子等が挙げられる。
また、さらに炭酸リチウム、シュウ酸、マレイン酸等の
公知の各種添加剤を加えることもできる。
【0048】電極活物質、バインダー、導電剤、溶剤等
の混合は、常法により行うことができる。例えば、ロー
ルミル法により、乾燥空気下や不活性ガス雰囲気下で混
合する。
【0049】次に、得られたスラリー状の電極塗料を、
本発明の両面塗布装置を用いて帯状電極集電体の両面に
塗布する。
【0050】本発明において、電極集電体としては、金
属箔、金属シート、パンチングメタル、金属網等が使用
され、金属箔、パンチングメタルが好適である。電極集
電体の金属材料としては、特に制限されるものではな
く、従来より電極集電体に使用されている各種の金属材
料を使用することができる。このような金属材料として
は、例えば、銅、アルミニウム、ステンレス鋼、ニッケ
ル、鉄等が挙げられ、銅、アルミニウム等が好ましい。
電極集電体の厚みは、通常1〜30μm、好ましくは5
〜20μmである。
【0051】電極集電体がパンチングメタル等の孔あき
集電体や金属網等の網状集電体の場合には、集電体の一
方の面に塗布ロールによる転写塗布を行った後に、他方
の面にダイノズルコータによる直接塗布を行う。
【0052】電極塗料の塗布に続いて、乾燥を行い、溶
剤を除去する。乾燥は、電極集電体を略水平状態で走行
させながら行うことが好ましい。略水平状態での乾燥
は、前述の好適な乾燥炉を用いて行うことができる。略
水平状態での乾燥により、集電体両面に形成された塗料
層の変形が起こることがなく、両面の塗料層の均一性を
保つことができる。例えば、30〜150℃で、5〜1
5分間程度の乾燥を行う。このようにして、電極集電体
の両面に電極活物質層が形成される。
【0053】乾燥後、電極活物質層が形成された電極集
電体を、ローラープレス機により圧延し、電極活物質層
の厚みを薄くし且つ一定に整え、電極体積当たりの活物
質の密度を高める。この際のプレス圧は、5〜1000
kg/cm程度である。また、電極活物質層の厚み(片
面として)は、用途にもよるが、特に限定されることな
く、40〜400μm程度である。
【0054】圧延加工の後、シート状電極を所定の寸法
に切断する。切断は、一般に、電極を製造流れ方向に沿
って所定の幅にするスリット工程と、所望の長さにする
裁断工程からなる。また、圧延加工に先立ってスリット
工程を行い、スリット工程後に圧延加工を行うこともあ
る。
【0055】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に具体的に説
明するが、本発明はこれらのみに限定されるものではな
い。 [実施例1:正極の製造]下記組成のスラリー状の正極
用塗料を調製した。
【0056】 (正極用塗料の組成) 正極活物質:コバルト酸リチウム 100重量部 導電剤:アセチレンブラック 6.7重量部 バインダー:ポリフッ化ビニリデン(PVDF) 4.4重量部 溶剤:N−メチルピロリドン(NMP) 73重量部
【0057】まず、バインダー4.4重量部をNMP4
0重量部に溶解してラッカーを作製した。次に、導電剤
6.7重量部とコバルト酸リチウム粉100重量部の混
合粉に上記ラッカー44.4重量部を加えて混練し、そ
の後、混練物にNMP33重量部を加えて、正極用塗料
とした。
【0058】図2を参照して、塗布ロール(11)直径10
0mm、ダイノズルコータ(13)の先端吐出口(13c) と転
写塗布される位置との距離L1を5mmとした両面塗布装
置を用いた。
【0059】厚さ20μmのアルミニウム箔からなる帯
状電極集電体の両面に上記の正極用塗料を塗布した後、
図4に示した乾燥炉(9) で電極集電体を水平状態で6m
/分の速度で走行させながら、乾燥温度80〜130℃
で5分間乾燥して、両面に電極活物質層を形成した。乾
燥工程後の正極をローラープレス機により圧延し、片面
の電極活物質層の厚みが86μmであるシート状正極を
得た。得られた両面の活物質層の厚みは、均一であっ
た。
【0060】[実施例2:正極の製造]図3を参照し
て、塗布ロール(11)直径40mm、ダイノズルコータ(1
3)の先端吐出口(13c) と転写塗布される位置との距離L2
を5mmとした両面塗布装置を用いた。
【0061】次に、穿孔された厚さ20μmのアルミニ
ウム箔からなる孔あき帯状電極集電体(0.3mm径の
孔:開孔率50%)の両面に、実施例1で用いたのと同
じ正極用塗料を塗布した後、実施例1と同様に電極集電
体を水平状態で走行させながら、80〜130℃の乾燥
炉で乾燥して、両面に電極活物質層を形成した。連続
0.5時間の塗布を行っても、塗布ロール(11)周面に塗
料が付着することはなかった。乾燥工程後の正極をロー
ラープレス機により圧延し、片面の電極活物質層の厚み
が86μmであるシート状正極を得た。得られた両面の
活物質層の厚みは、均一であった。
【0062】
【発明の効果】本発明の両面塗布装置によれば、効率良
く基材両面に塗料を塗布することができ、均一厚みの塗
布層を形成することができる。基材が孔あき基材であっ
ても、網状基材であっても、本発明の両面塗布装置は適
用される。
【0063】特に本発明の両面塗布装置は、非水電解質
電池用電極の製造における電極塗料の塗布工程に好適に
用いられる。この両面塗布装置を用いることにより、均
一厚みの電極活物質層を一度の塗布工程で形成すること
ができる。従来の片面ずつの逐次塗布・乾燥工程に比
べ、製造工程時間の大幅短縮が達成されることは勿論で
あり、その上、均一厚みの電極活物質層が形成されるの
で、品質の安定した電極が得られる。
【0064】特に本発明の両面塗布装置は、ダイノズル
コータの位置を調整することによって、種々のタイプの
電極集電体への両面塗布に適用可能である。孔あき電極
集電体や網状電極集電体にも、簡便に両面塗布できる利
点は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の両面塗布装置の一例の概略を示す図
である。
【図2】 本発明の両面塗布装置の一例の要部概略を示
す図である。
【図3】 本発明の両面塗布装置の他の一例の要部概略
を示す図である。
【図4】 本発明の好適な乾燥炉の一例の概略を示す平
面図である。
【符号の説明】
(S) :基材 (1) :巻出機 (2) :巻取機 (3)(4)(5)(6)(7)(8):ガイドローラ (9) :乾燥炉 (11):塗布ロール (12):ダイノズル (12a) :液溜め (12b) :ダイスリット (12c) :先端吐出口 (13):ダイノズルコータ (13a) :液溜め (13b) :ダイスリット (13c) :先端吐出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01M 4/04 H01M 4/04 A Z (72)発明者 遠藤 精一 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 Fターム(参考) 4D075 AC02 AC72 AC88 AE24 DA04 DB31 DC18 EA60 4F040 AA22 AB05 AC02 4F041 AA12 AB01 4F042 AA22 DB02 DF01 5H050 AA19 BA16 CA08 CB07 CB12 DA04 EA10 EA23 GA22 GA29 HA12

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両面に塗料を塗布すべき帯状基材を一定
    経路に沿って走行させる走行手段と、 基材の一方の面側に設けられ、基材の前記一方の面に転
    写塗布を行うための、基材の走行方向とは逆方向に回転
    する塗布ロールと、前記塗布ロール周面に塗料を供給す
    る手段と、 基材の他方の面側に設けられ、基材の前記他方の面に直
    接塗布を行うためのダイノズルコータとを備える、両面
    塗布装置。
  2. 【請求項2】 ダイノズルコータは、基材の走行方向を
    基準として、基材の前記一方の面が塗布ロールによって
    転写塗布される位置と同じ位置、上流側の位置、又は下
    流側の位置に設けられている、請求項1に記載の両面塗
    布装置。
  3. 【請求項3】 ダイノズルコータは、基材の走行方向を
    基準として、基材の前記一方の面が塗布ロールによって
    転写塗布される位置よりも僅かだけ下流側の位置に設け
    られている、請求項1又は2に記載の両面塗布装置。
  4. 【請求項4】 基材が略水平状態を保って、その下面が
    塗布ロールによって転写塗布され、上面がダイノズルコ
    ータによって直接塗布され、さらに下流側に走行させら
    れるように、塗布ロール、ダイノズルコータ及び走行手
    段が設けられている、請求項1〜3のうちのいずれか1
    項に記載の両面塗布装置。
  5. 【請求項5】 塗布ロール周面に塗料を供給する前記手
    段は、塗布ロール周面に塗料吐出ヘッドが向けられたダ
    イノズルである、請求項1〜4のうちのいずれか1項に
    記載の両面塗布装置。
  6. 【請求項6】 両面に塗料を塗布すべき帯状基材を一定
    経路に沿って走行させ、 基材の一方の面には、基材の走行方向とは逆方向に回転
    する塗布ロールを介して塗料を転写塗布し、基材の他方
    の面には、ダイノズルコータにより塗料を直接的に塗布
    することを含む、両面塗布方法。
  7. 【請求項7】 電極活物質及びバインダーを含む電極合
    剤塗料を両面に塗布すべき帯状電極集電体を一定経路に
    沿って走行させ、 集電体の一方の面には、集電体の走行方向とは逆方向に
    回転する塗布ロールを介して電極合剤塗料を転写塗布
    し、集電体の他方の面には、ダイノズルコータにより電
    極合剤塗料を直接的に塗布し、集電体両面に電極合剤塗
    料層を形成し、その後、 両面の電極合剤塗料層を乾燥して、電極集電体の両面に
    電極活物質層を有するシート状電極を形成することを含
    む、電池用電極の製造方法。
  8. 【請求項8】 集電体が孔あき集電体又は網状集電体で
    あり、集電体の一方の面に塗布ロールを介して電極合剤
    塗料を転写塗布し、その直後に、集電体の他方の面にダ
    イノズルコータにより電極合剤塗料を直接的に塗布す
    る、請求項7に記載の電池用電極の製造方法。
  9. 【請求項9】 電極集電体を略水平状態として、集電体
    下面に塗布ロールを介して電極合剤塗料を転写塗布し、
    集電体上面にダイノズルコータにより電極合剤塗料を直
    接的に塗布し、集電体両面に電極合剤塗料層を形成し、
    その後、 電極集電体を略水平状態で走行させながら、両面の電極
    合剤塗料層を乾燥する、請求項7又は8に記載の電池用
    電極の製造方法。
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