JP2002351125A - 電子写真用トナー及び画像形成方法 - Google Patents

電子写真用トナー及び画像形成方法

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JP2002351125A
JP2002351125A JP2001160241A JP2001160241A JP2002351125A JP 2002351125 A JP2002351125 A JP 2002351125A JP 2001160241 A JP2001160241 A JP 2001160241A JP 2001160241 A JP2001160241 A JP 2001160241A JP 2002351125 A JP2002351125 A JP 2002351125A
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toner
wax
image forming
temperature
toners
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English (en)
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Tadashi Kasai
正 葛西
Takayuki Koike
孝幸 小池
Kazuyuki Yazaki
和之 矢崎
Hiroaki Matsuda
浩明 松田
Naoto Shimoda
直人 霜田
Mitsuo Aoki
三夫 青木
Hiroharu Suzuki
弘治 鈴木
Yutaka Takahashi
裕 高橋
Akihiro Ito
昭宏 伊藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クリーニング部からの回収トナーを現像部に
戻すリサイクル機構を有するオイルレス定着方式の、現
像部及びトナーリサイクルでの現像剤への熱ストレス、
機械ストレスが多い電子写真画像形成装置を用いても、
経時的に安定した高画質の画像が得られる電子写真用ト
ナー、及び該トナーを用いる画像形成方法を提供する。 【解決手段】 ワックスを分散したトナーとキャリアか
らなる2成分現像剤を用い、クリーニング部からの回収
トナーを現像部に戻すリサイクル機構を有するオイルレ
ス定着方式の画像形成装置を用い、現像部及び補給用ト
ナー容器の温度を室温より15〜30℃高く設定し、現
像部及びトナー補給装置におけるトナー温度を55℃以
下にして行なう画像形成方法に使用する電子写真用トナ
ーであって、該トナーの体積平均粒径が5〜10μm
で、かつ5μm以下の粒子が60〜80個数%であるこ
とを特徴とする電子写真用トナー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル複写機、
プリンタ、ファクシミリ等の装置あるいはこれら複合機
等の電子写真方式の画像形成装置に用いる電子写真用ト
ナー及びそれを用いる画像形成方法に関し、特に電子写
真方式において、トナーリサイクル機構を備えており2
成分現像方式を採用した画像形成装置に用いる電子写真
用トナー及びそれを用いる画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】2成分現像剤を用いた電子写真方式の画
像形成法は広く知られ、プリンタや複写機等に利用され
ている。最近は、特開昭60−41079号公報に開示
されているように、感光体上に形成された潜像をトナー
により現像する画像形成装置において、転写後の感光体
ドラムに残留したトナーを除去するためのクリーナー
と、クリーナーで除去されたトナーを現像装置に戻すリ
サイクル装置とを有するものが多くなってきている。ま
た、特開平7−199538号公報に開示されているよ
うに、低温定着のリサイクルシステムにおいてもトナー
劣化が少なく長時間良好な画質を形成することのできる
トナーとして、流動性向上剤として帯電量を増加させる
添加剤と減少させる添加剤の2種類を含有し、更に離型
剤としてカルナウバワックス等を含有したトナーが提案
されている。
【0003】さらに、最近は、コピー機にもプリンタ機
能が付加されたものが多く、コピーやプリント1枚のみ
の出力が多くなり、コピー、プリント枚数に対し現像で
の現像剤の攪拌時間が長くなってきている。電子写真画
像形成装置において、オイルレストナーには定着離型性
を確保するためにワックスが分散させている。現像剤に
熱ストレスを加えた場合、ワックスがトナー表面にで
て、ワックス過多となり、キャリア表面にもワックスを
付着させてしまう。その結果、トナー極性が負の場合、
同じ極性のワックスがキャリアに付着することにより現
像剤の帯電量が低下する現象が生じる。
【0004】さらにまた最近の傾向として、トナーも低
温化設計として定着温度を低く設定しても定着できるよ
うに開発が進んできた。また、省エネ設計、静音化設計
を入れるようになっている。そのため、機械の電源OF
F後は機内温度を下げるような排気ファンを使うことは
まれになった。その結果、機内の定着装置からの放熱の
影響で電源OFF後約1〜2時間は部分的に高温になっ
ている場合がある。
【0005】以上のような装置で機内の高温化の影響で
トナーに熱が伝わり、トナーの温度が10〜30deg
上昇することが確認された。実際に、25℃の環境でト
ナー温度が55℃になることがある。この条件にトナー
がさらされると上記したようにトナー表面にワックスが
多くなる。その状態は時間が経過しても戻らない現象で
ある。次にSWをONして機械を作動させた場合、現像
器の現像剤が現像ローラに汲み上げられドクター部でキ
ャリアとトナーは擦られる。その結果、現像剤の温度上
昇となり局部的にトナーの成分がキャリアに付着する。
この場合、すでにトナーの表面がワックス過多になって
いるため、簡単にワックスでキャリアを汚すことにな
り、現像剤の帯電量が低下してしまう。
【0006】また画像濃度制御方式として、感光体上の
付着トナーの濃さを光検知してトナー濃度を制御して画
像濃度をコントロールする方式が使われている。その結
果、トナー帯電量が低下すると現像γ特性が立って、飽
和画像濃度が低くなる。その結果、画像濃度低下やシャ
ープ性不良といった問題が発生し、現像剤寿命が極端に
短くなってしまうという問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、現像やリサ
イクルでの現像剤への熱ストレスや機械ストレスが多い
機械に搭載しても、安定した画像が得られる2成分現像
剤用の電子写真用トナー、及び該トナーを含有する2成
分現像剤を用いる画像形成方法を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ワック
スを分散したトナーとキャリアからなる2成分現像剤を
用い、クリーニング部からの回収トナーを現像部に戻す
リサイクル機構を有するオイルレス定着方式の画像形成
装置を用い、現像部及び補給用トナー容器の温度を室温
より15〜30℃高く設定し、現像部及びトナー補給装
置におけるトナー温度を55℃以下にして行なう画像形
成方法に使用する電子写真用トナーであって、該トナー
の体積平均粒径が5〜10μmで、かつ5μm以下の粒
子が60〜80個数%であることを特徴とする電子写真
用トナーが提供される。また本発明によれば、前記ワッ
クスが、カルナウバワックス、ライスワックス、または
エステルワックスから選ばれた1種以上のワックスであ
ることを特徴とする上記に記載の電子写真用トナーが提
供される。さらに本発明によれば、前記ワックスの原材
料粒径が、100〜500μmであることを特徴とする
上記いずれかに記載の電子写真用トナーが提供される。
さらにまた本発明によれば、ワックスを分散したトナー
とキャリアからなる2成分現像剤を用い、クリーニング
部からの回収トナーを現像部に戻すリサイクル機構を有
するオイルレス定着方式の画像形成装置を用いる画像形
成方法において、現像部および補給用トナー容器の温度
を室温より15〜30℃高く設定し、現像部及びトナー
補給装置におけるトナー温度を55℃以下にし、かつ該
トナーとして上記いずれかに記載の電子写真用トナーを
用いることを特徴とする画像形成方法が提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明をさらに詳細に説明する。
先ず、本発明の電子写真用トナーの構成、及び製法につ
いて説明する。本発明の電子写真用トナーは、少なくと
も結着樹脂及び着色剤を含有し、ワックスを分散させた
ものである。本発明で使用される結着樹脂としては従来
公知の樹脂が全て使用可能である。例えば、ポリスチレ
ン、ポリ−α−メチルスチレン、スチレン−クロロスチ
レン共重合体、スチレン−プロピレン共重合体、スチレ
ン−ブタジエン共重合体、スチレン−塩化ビニル共重合
体、スチレン−酢酸ビニル共重合体、スチレン−マレイ
ン酸共重合体、スチレン−アクリル酸エステル共重合
体、スチレン−メタクリル酸エステル共重合体、スチレ
ン−α−クロルアクリル酸メチル共重合体、スチレン−
アクリロニトリル−アクリル酸エステル共重合体等のス
チレン系樹脂(スチレンまたはスチレン置換体を含む単
重合体または共重合体)、ポリエステル樹脂、エポキシ
樹脂、塩化ビニル樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂、フ
ェノール樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹
脂、石油樹脂、ポリウレタン樹脂、ケトン樹脂、エチレ
ン−エチルアクリレート共重合体、キシレン樹脂、ポリ
ビニルブチラート樹脂などが挙げられる。またこれらの
樹脂は単独使用も可能であるが、二種類以上併用しても
良い。また、これら樹脂の製造方法も特に限定されるも
のではなく、塊状重合、溶液重合、乳化重合、懸濁重合
のいずれも使用できる。
【0010】本発明に使用される着色剤としては、従来
からトナー用着色剤として使用されてきた顔料及び染料
の全てが適用される。具体的には、カーボンブラック、
ランプブラック、鉄黒、群青、ニグロシン染料、アニリ
ンブルー、カルコオイルブルー、オイルブラック、アゾ
オイルブラックなど特に限定されない。着色剤の使用量
は、トナーの樹脂成分100重量部に対して1〜10重
量部が好ましく、より好ましくは3〜7重量部である。
【0011】またオイルレス定着のための離型剤として
は、例えばカルナウバワックス、ライスワックス、エス
テルワックス、固形シリコーンワニス、モンタン系エス
テルワックス、低分子量ポリプロピレンワックス、固形
のパラフィンワックス、マイクロワックス、脂肪酸アミ
ド系ワックス、脂肪酸系ワックス、脂肪族モノケトン
類、脂肪酸金属塩系ワックス、脂肪酸エステル系ワック
ス、部分ケン化脂肪酸エステル系ワックス、高級アルコ
ール等を挙げることができる。これらのうち、カルナウ
バワックス、ライスワックス、またはエステルワックス
を用いることが有効である。これらのワックスは他のワ
ックスに比べ、低温定着性に優れている。
【0012】カルナウバワックスは、カルナウバヤシの
葉から得られる天然のワックスであるが、特に遊離脂肪
酸脱離した低酸価タイプのものが結着樹脂中に均一分散
が可能であり、さらに揮発成分が少ないため感光体への
フィルミングや帯電付与部材へのスペントが少ないため
特に好ましく、微結晶のものが良く、酸価が5以下であ
り、トナーの結着樹脂中に分散したときの粒子径が1μ
m以下のものが好ましい。ライスワックスは、米糠から
抽出される米糠油を精製する際に、脱ろう又はウィンタ
リング工程で製出される粗ろうを精製して得られる天然
ワックスである。この米糠ワックスを空気酸化した酸化
ライスワックスが好ましく、その酸価が10〜30のも
のが好ましい。合成エステルワックスは、単官能直鎖脂
肪酸と単官能直鎖アルコールからエステル化反応で合成
されるものである。これらのワックス成分は単独または
併用して使用される。またワックス成分の添加量はトナ
ー樹脂成分100重量部に対して0.5〜10重量部が
好ましく、より好ましくは2〜7重量部である。
【0013】ワックス成分はトナー中に均一に、しかも
所望の粒径で分散していることが極めて望ましい。好ま
しい分散径としては0.1〜5μm程度である。しかし
ながら、原材料のワックス粒子は粒径分布も非常に広い
物が多い。このようなワックスを用いたトナーはワック
ス分散径が不均一となり、0.01〜50μm程度の粒
径分布となってしまう。ワックス原材料粒径を100〜
500μmにすることにより、所望する分散径とするこ
とが可能となる。ワックス原材料の平均粒径が500μ
mを越える場合、トナー中の分散径が大きくなり、フィ
ルミング性、スペント性及び耐熱保存性が悪化する。ま
た、ワックス原材料の平均粒径が100μm未満の場
合、トナー中の分散径が小さくなり、低温定着性、定着
離型性(オフセット性)が悪化する。なお、ワックスの
トナー中の分散径は、トナーの透過型走査電子顕微鏡に
より撮影されたワックス粒子の写真画像を画像解析装置
ルーゼックスIIIU(株式会社ニレコ)を用い画像解析
により求められる。
【0014】本発明のトナーには、必要に応じて帯電制
御剤を含有してもよい。帯電制御剤としては公知のもの
が全て使用でき、例えばニグロシン系染料、トリフェニ
ルメタン系染料、クロム含有金属錯体染料、モリブデン
酸キレート顔料、ローダミン系染料、アルコキシ系アミ
ン、4級アンモニウム塩(フッ素変性4級アンモニウム
塩を含む)、アルキルアミド、燐の単体または化合物、
タングステンの単体または化合物、フッ素系活性剤、サ
リチル酸金属塩、及びサリチル酸誘導体の金属塩等が挙
げられる。具体的にはニグロシン系染料のボントロン0
3、第四級アンモニウム塩のボントロンP−51、含金
属アゾ染料のボントロンS−34、オキシナフトエ酸系
金属錯体のE−82、サリチル酸系金属錯体のE−8
4、フェノール系縮合物のE−89(以上、オリエント
化学工業社製)、第四級アンモニウム塩モリブデン錯体
のTP−302、TP−415(以上、保土谷化学工業
社製)、第四級アンモニウム塩のコピーチャージPSY
VP2038、トリフェニルメタン誘導体のコピーブ
ルーPR、第四級アンモニウム塩のコピーチャージNE
G VP2036、コピーチャージ NX VP434
(以上、ヘキスト社製)、LRA−901、ホウ素錯体
であるLR−147(日本カーリット社製)、銅フタロ
シアニン、ペリレン、キナクリドン、アゾ系顔料、その
他スルホン酸基、カルボキシル基、第四級アンモニウム
塩等の官能基を有する高分子系の化合物が挙げられる。
【0015】また本発明のトナーには、流動性を向上さ
せる等のために外添剤を用いてもよく、該外添剤として
は、無機微粒子を好ましく用いることができる。この無
機微粒子の一次粒子径は、5mμ〜2μmであることが
好ましく、特に5mμ〜500mμであることが好まし
い。また、BET法による比表面積は、20〜500m
/gであることが好ましい。この無機微粒子の使用割
合は、トナーの0.01〜5重量%であることが好まし
く、特に0.01〜2.0重量%であることが好まし
い。
【0016】無機微粒子の具体例としては、例えばシリ
カ、アルミナ、酸化チタン、チタン酸バリウム、チタン
酸マグネシウム、チタン酸カルシウム、チタン酸ストロ
ンチウム、酸化亜鉛、酸化スズ、ケイ砂、クレー、雲
母、ケイ灰石、ケイソウ土、酸化クロム、酸化セリウ
ム、ベンガラ、三酸化アンチモン、酸化マグネシウム、
酸化ジルコニウム、硫酸バリウム、炭酸バリウム、炭酸
カルシウム、炭化ケイ素、窒化ケイ素などを挙げること
ができる。この他、高分子系微粒子、例えばソープフリ
ー乳化重合や懸濁重合、分散重合によって得られるポリ
スチレン、メタクリル酸エステルやアクリル酸エステル
共重合体や、シリコーン、ベンゾグアナミン、ナイロン
などの重縮合系、熱硬化性樹脂からなる重合体粒子が挙
げられる。このような流動化剤は表面処理を行って、疎
水性を上げ、高湿度下においても流動特性や帯電特性の
悪化を防止することができる。例えばシランカップリン
グ剤、シリル化剤、フッ化アルキル基を有するシランカ
ップリング剤、有機チタネート系カップリング剤、アル
ミニウム系のカップリング剤などが好ましい表面処理剤
として挙げられる。
【0017】また本発明のトナーを磁性一成分トナーと
して用いる場合は、酸化鉄、マグネタイト、フェライト
などの磁性微粉末を添加することができる。
【0018】本発明のトナーの粒径は、5〜10μmで
ある。トナーの粒径が10μmより大きいと、得られる
画像の解像力が悪くなり、ぼそつき感が生じる。また、
5μmより小さいとトナー流動性の低下を招く。特に5
μmより小さいものは製造上困難を伴い、また肺に蓄積
するため人体にも有害である。トナー粒径の測定はCo
ulter MULTISIZER IIeを使用し
た。尚、アパーチャー径は100μmである。
【0019】また本発明のトナーは5μm以下のものが
60〜80個数%のものである。5μm以下のものが6
0個数%未満であると解像度(シャープ性)が劣り、ま
たぼそつきも生じる。一方、5μm以下のものが80個
数%を越えると帯電量が低下し、トナー飛散も生じ、I
Dも低下する。
【0020】本発明のトナーの製造方法は、従来公知の
方法でよく、結着樹脂、ワックス成分、着色剤、その他
場合によつては帯電制御剤等をミキサー等を用いて混合
し、熱ロール、エクストルーダー等の混練機を用い混練
した後、冷却固化し、これをジェットミル等の粉砕機で
粉砕し、その後分級し得られる。上記トナーに無機無粉
末を添加するにはスーパーミキサー、ヘンシェルミキサ
ーなどの混合機を用いる。
【0021】また、本発明のトナーを2成分系乾式トナ
ーとして使用する場合に混合して用いるキャリアとして
は、ガラス、鉄、フェライト、ニッケル、ジルコン、シ
リカ等を主成分とする、粒径30〜500μm程度の粉
末、または、該粉末を芯材としてスチレン−アクリル系
樹脂、シリコン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリフッ化
ビニリデン系樹脂等をコーティングしたものから適宜選
択して使用可能である。トナーとキャリアの使用割合
は、通常トナー濃度1.5〜3重量%である。
【0022】本発明の画像形成方法は、クリーニング部
からの回収トナーを現像部に戻すリサイクル機構を有す
るオイルレス定着方式の画像形成装置を用い、前記本発
明のトナーを含有する2成分現像剤により、画像部及び
補給用トナー容器の温度を室温より15〜30℃高く設
定し、トナー温度を55℃以下にして行なうものであ
る。以下、本発明の画像形成方法を図面を参照して詳細
に説明する。図1は本発明で用いる画像形成装置の例の
デジタル複写機であり、周知の電子写真方式を用い内部
にドラム状感光体1を備えている(例えば、リコー製M
F7070)。感光体1の周囲には矢印Aで示す回転方
向に沿って、電子写真複写行程を実施する帯電器2、露
光手段3、現像手段4、転写手段5、クリーニング手段
6が配置されている。露光手段3は、複写機上面の原稿
載置台7に置かれた原稿を読み取り手段8によって読み
取られた画像信号を基に感光体1上に静電潜像を形成す
る。感光体1上に形成された静電潜像は、現像手段4に
よってトナー像化され、そのトナー像が給紙装置9から
給送されてくる転写紙に転写手段5によって静電転写さ
れる。トナー像が載った転写紙は、定着手段10に搬
送、定着された後に、機外へ排出される。
【0023】次に図1、2を用いて、この画像形成工程
に用いられているトナーの動きについて説明する。現像
装置4は2成分現像装置で現像タンク40内にキャリア
とトナーからなる現像剤を内包している。現像装置4が
トナー像を形成すると、現像剤のトナーが消費され、そ
の割合(トナー濃度)が減少する。そこで、画像濃度の
低下を抑えるために、現像剤中のトナー濃度に対応する
電位Vtがトナー濃度の目標値に対応する電位Vref
に対して所定値以上(即ちトナー濃度が所定値以下)に
なると、トナーホッパー41からトナーを補給して、現
像剤中のトナー濃度を維持することが行われる。現像剤
中のトナー濃度は現像装置下ケースにとりつけられてい
る透磁率センサ42によって測定される。トナー濃度の
目標値に対応する電位Vrefは感光体上に作成した測
定用トナー像(Pパターン)をフォトセンサーで測定し
た値Vspにより設定される。トナーホッパ41から補
給ローラ43を介して補給されたトナーは、現像装置4
内の攪拌部材44によって、キャリアと攪拌・摩擦帯電
される。キャリアとトナーからなる現像剤は、パドルホ
イール45によって、現像ローラ46へ跳ね上げられ、
現像ローラ46内の磁石によって、現像ローラ46上に
吸着する。現像ローラ外周のスリーブにより現像剤は搬
送され、余剰分は現像ドクタ47により掻き落とされ
る。感光体側に搬送された現像剤中のトナーが静電潜像
に対応して、現像バイアスにより付着する。
【0024】上記現像によって感光体1上に付着したト
ナーは、転写手段5によって転写紙に静電転写される
が、約10%のトナーは未転写となって感光体上に残
る。未転写トナーはクリーニング手段6のクリーニング
ブレード6aやブラシローラ6bによって感光体から掻
き落とされるようになっていてこの掻き落とされた回収
トナーはリサイクルトナー(T)として再使用するため
に排出口6cから自重落下して、図3に示すリサイクル
装置13における連結された搬送パイプ13aとこのパ
イプ内の回転スクリューコンベア13bとから構成され
た搬送パイプに送られる。パイプやスクリューはアルミ
ニウム、ステンレス等の金属や樹脂で構成されている。
そしてスクリューで搬送されたトナーは現像手段4にリ
サイクルトナーとして戻される。
【0025】他方、転写手段5の転写ベルト5a上にも
未転写部や非画像部の感光体1と接触してトナーが付着
するためクリーニング手段11が設けられている。転写
ベルト5a上の残留トナーは、ベルトに摺接するクリー
ニングブレード(図示せず)により掻き落とすようにな
っている。この掻き落とされたトナーには紙粉等の異物
が含まれる可能性が高いため、本例ではリサイクルせず
に排出口から自重落下して、トナーガイドスクリューパ
イプ(点線)を介して回収トナー容器としての廃トナー
にタンク12に送られる。
【0026】本発明においては、トナー温度を55℃以
下にすることにより帯電量を安定に維持することができ
る。また現像部の温度は、環境を考慮すると室温より1
5〜30℃高い状態に抑えることが必要である。そし
て、このような熱ストレス、機械ストレスの多いトナー
リサイクル機構を有する画像形成装置で上記条件下に、
前記本発明の特定の粒径及び粒径分布を有するトナーを
含有する2成分現像剤を用いることにより、最適な状態
となる。
【0027】
【実施例】以下本発明を実施例により具体的に説明す
る。
【0028】 実施例1 ポリエステル樹脂 60wt% スチレン−ブチルアクリレート 30wt% ポリプロピレン 5wt% カーボンブラック 4wt% 金属アゾ染料 1wt% 以上の組成の混合物をミキサーで十分混合した。その後
ロールミルで130〜140℃の温度で約30分程度加
熱溶融し、室温まで冷却後、得られた混合物を粉砕分級
し、体積平均粒径9.5μmの母体トナーを得た。トナ
ー粒径測定はCoulter Multisizer
IIeを使用した。なおアパーチャー系は100μmであ
る。また、トナーを分級する際、微粉および粗粉のカッ
トレベルを操作することでトナー中に含まれる微粉含有
量を制御し体積平均粒径9.5μmのトナー中に平均粒
径5μm以下の微粉トナーをそれぞれ40個数%、50
個数%、60個数%、70個数%、80個数%、90個
数%含んだトナーサンプルを作成した。これらのサンプ
ルを用いてデジタル複写機(リコー製MF7070)で
ランニング試験を行い、熱ストレスを受けるトナーによ
りどのような変化が起きるかを実験した。
【0029】実験機は前記した図1のデジタル複写機の
改造機を用いた。感光体1の周囲には矢印Aで示す回転
方向に沿って、電子写真複写行程を実施する帯電器2、
露光手段3、現像手段4、転写手段5、クリーニング手
段6が配置されている。現像器4内で攪拌されているト
ナーの温度を測定するために、現像器内の底部(図中の
円で囲っている部分)に熱電対を取り付けた。この熱電
対によってマシン稼働中にトナーのさらされている温度
をモニタした。上記の微粉量を振ったトナーサンプルを
キャリアと混合して直接現像器内に入れて使用した。ど
のトナーサンプルについてもキャリアは共通とし、平均
粒径65μmの鉄粉末を使用した。キャリアとトナーの
重量混合比はトナー2wt%と一定にした。このように
して得られた現像剤サンプルを立ち上げるために500
枚程度のランニングを行い、Vsp、Vsg、Vtre
fおよびVtの値がそれぞれ適切な値になっていること
を確認した。ランニングに用いた画像は6%文字チャー
ト、画像評価用画像はリコー標準プリンタチャートを用
いた。剤立ち上がり後に各サンプルについてそれぞれ3
万枚(30K)程度のランニング試験を行った後、トナ
ー評価用画像を出力して画像品質および異常画像等を評
価した。ランニングに用いた画像は6%文字チャート、
1to2連続モード(インターバル12秒)で、ランニ
ング試験中はトナー温度を監視した(1to2連続モー
ドとは1枚の原稿から両面コピー1枚を取り、機械停止
後インターバルを間に挟んで、画像出力を繰り返すラン
ニングテストである)。結果を表1に示す。
【0030】また、トナー凝集度はパウダテスタ(PT
N型:ホソカワミクロン社製)を用いて測定した。使用
フルイは75μm、45μm、22μmを用い、振幅
1.0mmで30秒間振動させて、各フルイ上の残量を
測定した。凝集度は該残量の合計の、使用した試料全量
(2gを使用)に対する重量割合であり、下記式により
求めた。結果を表1に示す。 凝集度={(x/2×1)+(y/2×3/5)+(z/2×1/5)}×100(%) (但しx、y、zはそれぞれフルイ上のトナー残量を表
し、xは最も目開きの大きいフルイ、yは2番目、zは
3番目のフルイ上のトナーの残量である。) 該凝集度が30%以上の場合、トナー表面のワックス量
が多い。しかも機内温度が上昇すると、更にトナー表面
のワックス量が増加し、キャリアスペントが発生する。
またトナーの流動性が悪化する。
【0031】
【表1】 微粉量60個数%未満でシャープ性やぼそつきなどの点
で画質の悪さが顕著であった。逆に微粉量が80個数%
より多い場合においてはQ/M低下によるトナー飛散が
見られた。またID低下も顕著であった。以上の結果よ
り体積平均粒径5μm以下のトナー含有量は60個数%
以上、80%以下が適当であることが確認できた。
【0032】実施例2 実施例1の処方において、ポリプロピレン5wt%の代
わりにカルナウバワックス5wt%を用いて、同様の製
法でトナーを作成した。トナー中に含まれる5μm以下
の微粉は70個数%とした。カルナウバワックスは原材
料粒径が50〜700μmの中から5水準選択した。こ
のトナーを用いて、実施例1と同様に500枚程度のラ
ンニングを行った結果、それぞれのトナーの帯電量は2
5〜30μc/gで安定し、Vsp、Vsg、Vtre
fおよびVtの値はそれぞれ適切な値であった。その後
実施例1と同様に3万枚程度のランニング試験を行っ
た。その結果を表2に示す。
【0033】
【表2】 ワックス原材料の平均粒径が500μmより大きい場
合、トナー中の分散径が大きくなり、耐フィルミング
性、耐スペント性および耐熱保存性が悪化した。また1
00μmより小さい場合、トナー中の分散径が小さくな
り、低温定着性、定着離型性(オフセット性)が悪化し
た。以上の結果よりワックスの原材料粒径は100μm
以上、500μm以下が適当であることが確認できた。
なお、ワックスのトナー中の分散径は、トナーの透過型
走査電子顕微鏡により撮影されたワックス粒子の写真画
像を画像解析装置ルーゼックスIIIU(株式会社ニレ
コ)を用い画像解析により求めた。
【0034】実施例3 原材料粒径400μmのカルナウバワックスを用いた実
施例2の処方のトナーにおいて、トナーボトルを強制的
に加熱し、ボトル中のトナー温度を45℃、55℃、5
8℃にそれぞれ高温にした状態でランニング試験を行っ
た。ランニングに用いた画像は6%文字チャート、1t
o2連続モード(インターバル12秒)であった。トナ
ー温度と帯電量(Q/M)の関係を図4に示す。その結
果、55℃を超えるトナー温度ではQ/M(帯電量)の
低下が発生することがわかり、トナー温度の限界は55
℃と判明した。環境を考慮してトナー温度は室温と比較
して15〜30℃高い状態に抑える必要がある。
【0035】
【発明の効果】本発明は、クリーニング部からの回収ト
ナーを現像部に戻すリサイクル機構を有するオイルレス
定着方式の画像形成装置を用い、現像部および補給用ト
ナー容器の温度を室温より15〜30℃高くし、トナー
温度を55℃以下とし、トナーの体積平均粒径が5〜1
0μmで、かつ5μm以下の粒子が60〜80個数%の
トナーを含有する2成分現像剤を用いることにより、解
像力、帯電特性に優ぐれ、画像のぼそつきやトナー飛散
等が生じなく、経時的に安定した優れた画質の画像が得
られるという効果を有する。またワックスの原材料粒径
が100〜500μmのものを用いた場合、トナー中の
ワックスの分散系が均一となり、耐フィルミング性、耐
スペント性、耐熱保存性、耐オフセット性および低温定
着性において、さらに優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いるデジタル複写機(画像形成装
置)の例の模式図。
【図2】画像形成装置の要部拡大模式図。
【図3】画像形成装置のリサイクル装置の拡大模式図。
【図4】低dutyランでのトナー温度による帯電量変
動の関係を示すグラフ。
【符号の説明】
1 感光体 2 帯電器 3 露光手段 4 現像手段 40 現像タンク 41 トナーホッパー 42 透過率センサ 43 補給ローラ 44 攪拌部材 45 パドルホイール 46 現像ローラ 47 現像ドクタ 5 転写手段 5a 転写ベルト 6 クリーニング手段 6a クリーニングブレード 6b ブラシローラ 6c トナー排出口 7 原稿載置台 8 原稿読み取り手段 9 給紙装置 10 定着手段 11 クリーニング手段 12 廃トナータンク 13 リサイクル手段 13a 搬送パイプ 13b 回転スクリューコンベア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢崎 和之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 松田 浩明 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 霜田 直人 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 青木 三夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 鈴木 弘治 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 高橋 裕 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 伊藤 昭宏 宮城県柴田郡柴田町大字中名生字神明堂3 −1 東北リコー株式会社内 Fターム(参考) 2H005 AA06 CA14 EA05 FA02 2H077 AA37 AB03 AC02 AC03 AC16 AD06 AD13 AD14 AD32 AD35 AE06 DA04 DA10 DA42 DA52 DB01 EA03 GA03 2H134 GA04 GB02 HD00 JA02 JA12 KB11 KB12 KG03 KH01 KH17

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワックスを分散したトナーとキャリアか
    らなる2成分現像剤を用い、クリーニング部からの回収
    トナーを現像部に戻すリサイクル機構を有するオイルレ
    ス定着方式の画像形成装置を用い、現像部及び補給用ト
    ナー容器の温度を室温より15〜30℃高く設定し、現
    像部及びトナー補給装置におけるトナー温度を55℃以
    下にして行なう画像形成方法に使用する電子写真用トナ
    ーであって、該トナーの体積平均粒径が5〜10μm
    で、かつ5μm以下の粒子が60〜80個数%であるこ
    とを特徴とする電子写真用トナー。
  2. 【請求項2】 前記ワックスが、カルナウバワックス、
    ライスワックス、またはエステルワックスから選ばれた
    1種以上のワックスであることを特徴とする請求項1に
    記載の電子写真用トナー。
  3. 【請求項3】 前記ワックスの原材料粒径が、100〜
    500μmであることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の電子写真用トナー。
  4. 【請求項4】 ワックスを分散したトナーとキャリアか
    らなる2成分現像剤を用い、クリーニング部からの回収
    トナーを現像部に戻すリサイクル機構を有するオイルレ
    ス定着方式の画像形成装置を用いる画像形成方法におい
    て、現像部および補給用トナー容器の温度を室温より1
    5〜30℃高く設定し、現像部及びトナー補給装置にお
    けるトナー温度を55℃以下にし、かつ該トナーとして
    請求項1〜3のいずれかに記載の電子写真用トナーを用
    いることを特徴とする画像形成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018031906A (ja) * 2016-08-25 2018-03-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置、及び画像形成方法

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