JP2002349405A - 自動車 - Google Patents

自動車

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JP2002349405A
JP2002349405A JP2001161120A JP2001161120A JP2002349405A JP 2002349405 A JP2002349405 A JP 2002349405A JP 2001161120 A JP2001161120 A JP 2001161120A JP 2001161120 A JP2001161120 A JP 2001161120A JP 2002349405 A JP2002349405 A JP 2002349405A
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JP
Japan
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motor
power
vehicle
internal combustion
combustion engine
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Application number
JP2001161120A
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English (en)
Inventor
Shoichi Sasaki
正一 佐々木
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

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  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンの長時間停止時に、燃料を消費する
ことなく走行用のモータの駆動によりエンジンを運転し
てそのコンディションを良好に維持する。 【解決手段】 エンジンが所定時間以上停止していると
きに、二次電池の状態が良好である場合には、エンジン
の目標回転数Ne*を設定して(S104)、設定され
た目標回転数Ne*に基づいてモータMG1の目標回転
数Nm1*とトルク指令値Tm1*とを算出する(S1
06,108)。そして、車両の車軸への要求トルクT
d*に見合うモータMG2のトルクT(Td*)と、モ
ータMG1からのトルクTm1*に応じてモータMG2
に作用する反力トルクTm1*/ρをキャンセルするキ
ャンセルトルクTm1/ρとを加算してモータMG2の
トルク指令値Tm2*を設定して(S110,11
2)、トルク指令値Tm1*、Tm2*および目標回転
数Nm1*をエンジンECUに出力する(S114)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車に関し、詳
しくは、内燃機関と該内燃機関と動力をやり取り可能な
電動機と該電動機に電力を供給可能な電源とを搭載する
自動車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エンジンとモータとを搭載するハ
イブリッド自動車としては、エンジンからの動力をモー
タが受けて発電した電力を充電可能であると共に商用電
源などの外部電源からの電力を充電可能なバッテリを備
えたものが提案されている。このハイブリッド自動車に
よれば、外部充電により充電されたバッテリからの電力
を用いてモータを駆動すれば、エンジンを運転すること
なく走行することができる。しかしながら、モータのみ
を駆動して長期間走行すれば、長期間エンジンを停止す
ることになるため、エンジンコンディションが悪化する
おそれがある。
【0003】この問題を解決するために、モータ単独の
駆動により走行、即ちエンジンを停止状態にして走行し
ている場合には、エンジンの停止時間を計測して、その
計測時間が一定時間を超過したときに次の走行時にエン
ジンを始動(運転)するものが提案されている(特開平
6−165309号公報など)。このハイブリッド自動
車によれば、定期的にエンジンを運転することができる
ので、エンジンが長時間停止することによるエンジンコ
ンディションの悪化を防止することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
たハイブリッド自動車では、定期的にエンジンを運転す
ることでエンジンコンディションの悪化を防止すること
ができるものの、エンジンの運転にガソリンなどの燃料
を用いるから、燃料消費の問題や排出ガスの問題が生じ
る。この問題は、低燃費や低排出ガスの特徴を有するハ
イブリッド自動車のメリットを少なからず減殺してしま
う。
【0005】本発明の自動車は、内燃機関を長期間停止
している場合でも、燃料を消費することなく電動機の駆
動により内燃機関のコンディションを良好に維持するこ
とを目的の一つとする。また、本発明の自動車は、電動
機の駆動により内燃機関のコンディションを良好に維持
すると同時に車両の走行に必要な動力を出力することを
目的の一つとする。更に、本発明の自動車は、車両の良
好な駆動制御を確保した上で電源からの電力を用いて電
動機を駆動して内燃機関のコンディションを良好に維持
することを目的の一つとする。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】本
発明の自動車は、上述の目的の少なくとも一部を達成す
るために以下の手段を採った。
【0007】本発明の自動車は、内燃機関と、該内燃機
関と動力のやり取りが可能な電動機と、該電動機に電力
を供給可能な電源とを搭載する自動車であって、前記内
燃機関の停止の履歴に基づいて前記電源からの電力を用
いて該内燃機関を駆動させる所定の動力が該内燃機関に
出力されるよう前記電動機を駆動制御する制御手段を備
えることを要旨とする。
【0008】この本発明の自動車では、内燃機関が停止
しているときには、制御手段が、該停止の履歴に基づい
て電源からの電力を用いて内燃機関を駆動させる所定の
動力が内燃機関に出力されるよう電動機を駆動制御する
から、内燃機関のコンディションを良好な状態に維持す
るのに燃料を消費する必要がない。この結果、燃料を用
いて内燃機関を運転するのに比して、燃料消費や排出ガ
スの発生を抑制することができる。ここで、「所定の動
力」は、内燃機関の状態を良好に保つための駆動に必要
な動力をいう。
【0009】こうした本発明の自動車において、前記電
動機は、車両走行用の電動機であり、前記制御手段は、
車両の車軸に要求される動力を出力すると共に前記内燃
機関に前記所定の動力が出力されるよう前記車両走行用
の電動機を駆動制御する手段であるものとすることもで
きる。こうすれば、車両走行用の電動機を駆動して内燃
機関のコンディションを良好な状態に維持すると同時に
車両の車軸に要求される動力を出力することができる。
ここで、「車両走行用の電動機」は、車両の車軸に直接
動力を出力するものの他、車両の走行に間接的に利用さ
れるものも含まれる。この態様の本発明の自動車におい
て、前記車両走行用の電動機は、前記内燃機関と動力の
やり取りができる発電可能な第1電動機と、少なくとも
前記車軸に動力を出力できる発電可能な第2電動機とを
含み、前記制御手段は、前記第1電動機および前記第2
電動機を駆動制御する手段であるものとすることもでき
る。この態様の本発明の自動車において、前記内燃機関
の出力軸は、3軸のうち2軸が独立して動作可能で他の
1軸が該2軸の動作に従属して動作する3軸式の動力入
出力機構を介して前記第1電動機の回転軸と前記車軸と
に連結されてなり、前記車軸は、前記第2電動機の回転
軸に連結されてなるものとすることもできる。
【0010】また、本発明の自動車において、前記電源
の状態を検出する電源状態検出手段を備え、前記制御手
段は、該検出された電源の状態に基づいて制御を行なう
手段であるものとすることもできる。こうすれば、電源
の状態に応じて電動機を駆動制御することができる。
【0011】さらに、本発明の自動車において、前記電
源は、外部電源からの電力を用いて充電可能な二次電池
であるものとすることもできる。
【0012】また、本発明の自動車において、前記停止
の履歴は、前記内燃機関が停止している間の、経過時間
および/または車両の走行距離であるものとすることも
できる。
【0013】本発明の第2の自動車は、内燃機関と、該
内燃機関に潤滑油を供給可能な電動の潤滑油供給手段
と、該潤滑油供給手段に電力を供給可能な電源とを搭載
する自動車であって、前記内燃機関が停止しているとき
には、該停止の履歴に基づいて前記電源からの電力を用
いて該内燃機関に対して潤滑油を供給するよう前記潤滑
油供給手段を駆動制御する制御手段を備えることを要旨
とする。
【0014】この本発明の第2の自動車では、内燃機関
が停止しているときには、制御手段が、停止の履歴に基
づいて電源からの電力を用いて内燃機関に対して潤滑油
を供給するよう潤滑油供給手段を制御するから、潤滑油
の供給により内燃機関の状態を良好に維持することがで
きる。
【0015】こうした本発明の第1および第2の自動車
において、前記自動車は、ハイブリッド自動車であるも
のとすることもできる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例を用いて説明する。図1は、本発明の一実施例である
ハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図であ
る。実施例のハイブリッド自動車20は、図示するよう
に、エンジン22と、エンジン22のクランクシャフト
24とキャリア35が接続されエンジン22からの動力
を定トルク比でサンギア軸33とリングギア軸37に分
割可能なプラネタリギア30と、プラネタリギア30の
サンギア軸33に接続された発電可能なモータMG1
と、プラネタリギア30のリングギア軸37に接続され
ると共に車軸50に接続された発電可能なモータMG2
と、モータMG1とモータMG2の各々と電力のやり取
りが可能な二次電池60と、これら全体を制御するハイ
ブリッド用電子制御ユニット(以下、ハイブリッドEC
Uという)50とを備える。
【0017】エンジン22は、例えば、ガソリンを燃料
として駆動する内燃機関として構成されており、エンジ
ン用電子制御ユニット(以下、エンジンECUという)
26により運転制御される。
【0018】プラネタリギア30は、サンギア32とリ
ングギア36とその間に複数設けられたプラネタリピニ
オンギア34とから構成されている。プラネタリギア3
0の複数のプラネタリピニオンギア34を連結するキャ
リア35にはエンジン22のクランクシャフト24が接
続されており、サンギア32にはサンギア軸33を介し
てモータMG1が接続されている。リングギア36のリ
ングギア軸37に設けられたギア38は、モータMG2
の回転軸42に設けられたギア44と動力伝達ベルト4
6を介して連結されている。また、モータMG2の回転
軸42に設けられたギア48は、ディファレンシャルギ
ア52を介して車軸50に接続されている。したがっ
て、リングギア軸37は、モータMG2の回転軸42に
連結されると共に車輪54,56の車軸50に連結され
ていることになる。
【0019】モータMG1とモータMG2は、例えば、
外表面に永久磁石が貼り付けられたロータと、回転磁界
を形成する三相コイルが巻回されたステータとを備える
発電可能な永久磁石型同期発電電動機として構成されて
いる。モータMG1とモータMG2は、それぞれインバ
ータ64,66を介して二次電池60に接続されてお
り、二次電池60からの直流電力をインバータ64,6
6が各々備える6つのスイッチング素子のスイッチング
により変換された擬似的な三相交流電力の供給を受けて
回転駆動する。インバータ64,66の各スイッチング
素子のスイッチング制御、即ち、モータMG1とモータ
MG2の駆動制御はモータ用電子制御ユニット(以下、
モータECUという)68により行なわれる。モータE
CU68によるモータMG1,MG2の駆動制御は、ハ
イブリッドECU70から入力されるモータMG1,M
G2のトルク指令Tm1*,Tm2*に基づいてモータ
MG1,MG2からトルク指令Tm1*,Tm2*に相
当するトルクが出力されるようインバータ64,66の
各スイッチング素子をスイッチング制御することにより
行なわれる。
【0020】二次電池60は、例えば、ニッケル水素系
やリチウムイオン系などの充放電可能な電池として構成
されており、バッテリ用電子制御ユニット(以下、バッ
テリECUという)62によりその状態が監視されてい
る。バッテリECU62による二次電池60の状態の監
視としては、二次電池60の出力端子に接続された図示
しない電流センサや電圧センサにより検出される充電電
流や端子間電圧に基づいて演算される蓄電量SOCの監
視や、二次電池60に取り付けられた図示しない温度セ
ンサにより検出される電池温度tの監視などがある。ま
た、二次電池60は、図示しない商用電源などの外部電
源に接続可能な外部充電器69と接続されており、外部
電源からの電力を充電することができるようになってい
る。したがって、外部充電器69により外部電源からの
電力を二次電池60に充電し、充電された二次電池60
からの電力を用いてモータMG1やモータMG2を駆動
すれば、ガソリンなどの燃料を用いてエンジン22を駆
動することなく、エンジン22を停止させた状態でハイ
ブリッド自動車20を長時間走行させることができる。
【0021】ハイブリッドECU70は、CPU72を
中心としたマイクロプロセッサとして構成されており、
処理プログラムを記憶したROM74と、一時的にデー
タを記憶するRAM76と、入出力ポート(図示せず)
と、通信ポート(図示せず)とを備える。ハイブリッド
ECU70の通信ポートは、エンジンECU26やバッ
テリECU62,モータECU68の通信ポートと接続
されており、エンジンECU26やバッテリECU6
2,モータECU68と種々のデータのやり取りができ
るようになっている。また、ハイブリッドECU70か
らは、エンジン22のクランクシャフト24の回転数を
検出する回転数センサ28からの回転数NeやモータM
G1の回転軸(サンギア軸33)の回転数を検出する回
転数センサ40からの回転数Nm1、車輪54,56に
取り付けられた車速センサ55,57からの車速V、ア
クセルペダル80に取り付けられアクセルペダル80の
踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ
82からのアクセルペダルポジションAP、ブレーキペ
ダル84に取り付けられブレーキペダル84の踏み込み
量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86から
のブレーキペダルポジションBPなどが入力ポートを介
して入力されている。
【0022】こうして構成された実施例のハイブリッド
自動車20の動作について説明する。図2は、ハイブリ
ッドECU70のCPU72により実行されるエンジン
回転制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。
このルーチンは、エンジン22が停止している間の履歴
に基づいて実行、例えば、回転数センサ28により検出
されたエンジン22のクランクシャフト24の回転数N
eが略値0を示している間にタイマ(図示せず)により
計測されたエンジン22停止中の継続時間が所定時間以
上である場合、あるいは、エンジン22の停止中に車速
センサ55,57により検出される車速Vの時間積分値
として算出されるハイブリッド自動車20の走行距離が
所定走行距離以上である場合に実行される。勿論、エン
ジン22停止中の継続時間が所定時間以上であり、か
つ、エンジン22停止中の走行距離が所定走行距離以上
である場合に実行するものとしても構わない。
【0023】エンジン回転制御ルーチンが実行される
と、ハイブリッドECU70のCPU72は、まず、ア
クセルペダルポジションセンサ82からのアクセルペダ
ルポジションAPや、バッテリECU62からの二次電
池60の蓄電量SOC,電池温度t、回転数センサ40
からのモータMG1の回転軸(サンギア軸33)の回転
数Nm1、車速センサ55,57からの車速Vなどを入
力ポートや通信ポートを介して読み込み(ステップS1
00)、読み込んだ二次電池60の電池温度tや蓄電量
SOCに基づいて二次電池60の状態が良好であるか否
かを判定する(ステップS102)。この判定は、例え
ば、電池温度tが閾値tlowと閾値thiとの間の良好温
度範囲内にあるか否か、蓄電量SOCが閾値Slow以上
の良好蓄電量範囲内にあるか否かを判定することにより
行なわれる。ここで、閾値tlowや閾値thi、閾値Slow
は、例えば、モータMG1,MG2の駆動によりハイブ
リッド自動車20を走行させると共にエンジン22を回
転させるのに必要な電力を二次電池60からの放電電力
により賄うことができる値に設定されるものであり、二
次電池60の容量や性能などにより定められる。二次電
池60の状態が良好でないと判定されると、エンジン2
2のコンディション維持のために二次電池60からの電
力を用いてモータMG1やモータMG2を駆動してエン
ジン22を回転させるのは好ましくないと判断して、本
ルーチンを終了する。
【0024】一方、バッテリ40の状態が良好であると
判定されると、エンジン22の目標回転数Ne*を設定
する処理を行なう(ステップS104)。このエンジン
22の目標回転数Ne*は、エンジン22のコンディシ
ョンを良好に維持するための適切な回転数が設定され
る。そして、設定されたエンジン22の目標回転数Ne
*と、車速Vに基づいて算出されるリングギア軸37の
回転数Nrと、プラネタリギア30のギア比とに基づい
てモータMG1の目標回転数Nm1*を算出する(ステ
ップS106)。図3は、プラネタリギア30のサンギ
ア軸33の回転数Nsとキャリア35の回転数Ncとリ
ングギア軸37の回転数Nrの関係を示す共線図であ
る。図3に示すように、プラネタリギア30のギア比を
ρ(サンギア32の歯数/リングギア36の歯数)とす
ると、サンギア軸33の回転数Ns、即ちモータMG1
の回転数Nm1は、キャリア35の回転数Nc、即ちエ
ンジン22のクランクシャフト24の回転数Neと、リ
ングギア軸37の回転数Nrとに基づいて次式で表わす
ことができる。
【数1】Nm1=(1+ρ)Ne−Nr ・・・(1)
【0025】前述したようにリングギア軸37は車軸5
0に機械的に連結されているから、リングギア軸37の
回転数Nrは、車速センサ55,57により検出された
車速Vに基づき算出することができる。したがって、エ
ンジン22のクランクシャフト24の目標回転数Ne*
が設定されると、モータMG1の目標回転数Nm1*
は、次式で算出することができる。
【数2】 Nm1*=(1+ρ)Ne*−Nr ・・・(2)
【0026】こうしてモータMG1の目標回転数Nm1
*が算出されると、算出された目標回転数Nm1*と、
回転数センサ40により検出されたモータMG1の回転
軸(サンギア軸33)の回転数Nm1とに基づいてモー
タMG1のトルク指令値Tm1*を算出する処理を行な
う(ステップS108)。この処理は、モータMG1を
目標回転数Nm1*で回転させるのに必要なトルクを算
出する処理である。
【0027】続いて、アクセルペダルポジションセンサ
82からのアクセルペダルポジションAPと車速センサ
55,57からの車速Vに基づいて、車軸50に要求さ
れる車軸要求トルクTd*を計算する(ステップS11
0)。この車軸要求トルクTd*を計算する処理は、実
施例では、車軸要求トルクTd*とアクセルペダルポジ
ションAPと車速Vとの関係を予め実験などにより求め
てマップとしてハイブリッドECU70のROM74に
記憶しておき、アクセルペダルポジションAPと車速V
とが与えられると、マップに対応する車軸要求トルクT
d*が導出されるものとした。このマップの一例を図4
に示す。
【0028】こうして車軸要求トルクTd*が導出され
ると、この車軸要求トルクTd*に見合うトルクとして
モータMG2のトルクT(Td*)を計算すると共にモ
ータMG1から出力されるトルクTm1*に基づきモー
タMG2に作用する反力トルクをキャンセルするキャン
セルトルクTm1*/ρを計算し、計算したトルクT
(Td*)とキャンセルトルクTm1*/ρとを加算し
てモータMG2のトルク指令値Tm2*を設定する処理
を行なう(ステップS112,式(3))。
【数3】 Tm2*=T(Td*)+Tm1*/ρ ・・・(3)
【0029】モータMG2のトルク指令値Tm2*とし
て車軸要求トルクTd*に相当するトルクT(Td*)
にキャンセルトルクTm1*/ρを加えた値を設定する
のは、エンジン22のフリクションがモータMG2のフ
リクションよりも大きいため、モータMG1の駆動によ
りエンジン22を引きずることによる反力トルクがリン
グギア軸37を介してモータMG2に作用することに基
づいている。モータMG2に作用する反力トルクは、モ
ータMG1からトルクTm1*が出力されているとする
と、ギア比ρからTm1*/ρにより計算することがで
きる。したがって、トルク指令値Tm2*を用いてモー
タMG1と共にモータMG2を駆動制御することによ
り、車軸50に要求される車軸要求トルクTd*を出力
すると共にモータMG1のトルクTm1*を用いてエン
ジン22のクランクシャフト24(サンギア軸33)を
回転させることができるのである。
【0030】こうしてモータMG1のトルク指令値Tm
1*とモータMG2のトルク指令値Tm2*とが算出さ
れると、これらトルク指令値Tm1*、Tm2*および
モータMG1の目標回転数Nm1*を通信によりモータ
ECU68に出力する処理を行なう(ステップS11
4)。これにより、トルク指令値Tm1*、Tm2*お
よび目標回転数Nm1*を受け取ったモータECU68
は、モータMG1が目標回転数Nm1*で駆動するよう
トルク指令値Tm1*を用いてモータMG1を駆動制御
すると共にモータMG2にトルク指令値Tm2*が出力
されるようモータMG2を駆動制御する。このとき、モ
ータMG1とモータMG2の駆動によるエンジン22の
クランクシャフト24の回転に伴いエンジン22に潤滑
油(エンジンオイル)を供給するためのオイルポンプ
(図示せず)も同時に駆動され、エンジン22内部のオ
イル循環が行なわれる。
【0031】その後、本ルーチンがスタートしてから一
定時間(所定の回転時間)が経過したか否かを判定し
(ステップS116)、一定時間が経過したと判定され
たときには、本ルーチンを終了する。これにより、エン
ジン22の停止中の継続時間や走行距離がリセットさ
れ、通常のハイブリッド自動車20の運転制御に復帰す
ることになる。一方、一定時間が経過していないと判定
されたときには、ステップS100に戻り、一定時間が
経過したと判定されるまで上記処理が繰り返される。
【0032】以上説明した実施例のハイブリッド自動車
20によれば、二次電池60からの電力を用いてモータ
MG1とモータMG2とを駆動制御してエンジン22を
運転するから、エンジン22を運転するためのガソリン
などの燃料を必要とすることなしにエンジン22のコン
ディションを良好に維持することができる。この結果、
燃料消費や排出ガスを低減しつつエンジン22のコンデ
ィションを良好に維持することができる。しかも、二次
電池60の状態が良好でないときには、エンジン22を
運転させないから、二次電池60の蓄電量SOCの過度
の低下を抑制し、ハイブリッド自動車20を通常運転さ
せるのに必要な二次電池60の電力の不足を招くのを防
止することができる。
【0033】実施例のハイブリッド自動車20では、二
次電池60の状態が良好でない場合は、エンジン22を
回転させないものとしたが、二次電池の状態に応じてエ
ンジンの目標回転数や回転時間などを設定して、モータ
MG1,MG2を駆動制御するものとしてもよい。
【0034】実施例のハイブリッド自動車20では、モ
ータMG1,MG2を駆動してエンジン22のクランク
シャフト24を回転させるものとしたが、クランクシャ
フト24を回転させることなしに二次電池60からの電
力を用いてオイルポンプをオイルポンプモータにより駆
動してエンジン22の各部に対して潤滑油を供給するも
のとしても構わない。この場合でも、エンジン22内部
の各部位に対して潤滑油を行き渡らせることができるか
ら、エンジンを長期間停止させることに基づく不具合
(錆など)の発生を抑制することができる。
【0035】実施例のハイブリッド自動車20では、エ
ンジン22のクランクシャフト24をプラネタリギア3
0を介してモータMG1の回転軸とモータMG2の回転
軸42に連結された車軸50とに接続し、モータMG
1,MG2の駆動により車軸50に要求される動力を出
力すると共にエンジン22の出力軸を回転させるものと
したが、電動機から出力される動力により車軸に動力を
出力(ハイブリッド自動車を走行)すると共にエンジン
の出力軸を回転させることができれば、如何なる構成の
ハイブリッド自動車にも適用可能である。例えば、エン
ジン,そのエンジンの出力軸に直接接続されたモータジ
ェネレータ,モータジェネレータと電力のやり取りが可
能な二次電池,二次電池に蓄えられた電力を用いて車軸
に動力を出力可能なモータを備えるハイブリッド自動車
において二次電池からの放電電力によりモータジェネレ
ータを駆動してエンジンの出力軸を回転させる動力を出
力すると共にモータを駆動して車軸に要求される動力を
出力する構成や、エンジン,そのエンジンの出力軸と車
軸とにプラネタリギアを介して接続されたモータジェネ
レータ,モータジェネレータと電力のやり取りが可能な
二次電池を備えるハイブリッド自動車においてモータジ
ェネレータからの動力をプラネタリギアを介してエンジ
ンの出力軸と車軸に出力する構成などが考えられる。勿
論、エンジンの出力軸を回転させる動力を出力可能であ
れば、車両走行用の電動機に限られず、スタータモータ
などの駆動によりエンジンを回転させる動力を出力する
ものとしても構わない。
【0036】実施例のハイブリッド自動車20やその変
形例では、内燃機関としてガソリンエンジンを用いた
が、水素エンジンやディーゼルエンジンなどの他の内燃
機関を用いることも可能である。
【0037】以上、本発明の実施の形態について実施例
を用いて説明したが、本発明のこうした実施例に何ら限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であるハイブリッド自動車
20の構成の概略を示す構成図である。
【図2】 実施例のハイブリッド自動車20のハイブリ
ッドECU80により実行されるエンジン回転制御ルー
チンの一例を示すフローチャートである。
【図3】 プラネタリギア30における3軸の回転数の
関係の一例を示す説明図である。
【図4】 車軸要求トルクTd*と車速Vとアクセルペ
ダルポジションAPとの関係を例示するマップである。
【符号の説明】
20 ハイブリッド自動車、22 エンジン、24 ク
ランクシャフト、26エンジンECU、28 回転数セ
ンサ、30 プラネタリギア、32 サンギア、33
サンギア軸、34 プラネタリピニオンギア、35 キ
ャリア、36リングギア、37 リングギア軸、38
ギア、40 回転数センサ、42回転軸、44 ギア、
46 動力伝達ベルト、48 ギア、50 車軸、52
ディファレンシャルギア、54,56 車輪、55,5
7 車速センサ、60二次電池、62 バッテリEC
U、64,66 インバータ、68 モータECU、7
0 ハイブリッドECU、72 CPU、74 RO
M、76 RAM、80 アクセルペダル、82 アク
セルペダルポジションセンサ、84 ブレーキペダル、
86 ブレーキペダルポジションセンサ、MG1,MG
2 モータ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02N 11/04 F02N 11/04 D // B60K 6/02 B60K 9/00 E Fターム(参考) 3G093 AA07 AA16 AB01 DA01 DA06 DB00 DB05 DB09 DB15 DB19 DB20 DB23 EB00 EB05 5H115 PA15 PC06 PG04 PI16 PU01 PU25 PV09 PV23 QE20 RB11 SE03 TE01 TO04 TO13 TO14 UF02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関と、該内燃機関に動力を出力可
    能な電動機と、該電動機に電力を供給可能な電源とを搭
    載する自動車であって、 前記内燃機関の停止の履歴に基づいて前記電源からの電
    力を用いて該内燃機関を駆動させる所定の動力が該内燃
    機関に出力されるよう前記電動機を駆動制御する制御手
    段を備える自動車。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動車であって、 前記電動機は、車両走行用の電動機であり、 前記制御手段は、車両の車軸に要求される動力を出力す
    ると共に前記内燃機関に前記所定の動力が出力されるよ
    う前記車両走行用の電動機を駆動制御する手段である自
    動車。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の自動車であって、 前記車両走行用の電動機は、前記内燃機関と動力のやり
    取りができる発電可能な第1電動機と、少なくとも前記
    車軸に動力を出力できる発電可能な第2電動機とを含
    み、 前記制御手段は、前記第1電動機および前記第2電動機
    を駆動制御する手段である自動車。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の自動車であって、 前記内燃機関の出力軸は、3軸のうち2軸が独立して動
    作可能で他の1軸が該2軸の動作に従属して動作する3
    軸式の動力入出力機構を介して前記第1電動機の回転軸
    と前記車軸とに連結されてなり、 前記車軸は、前記第2電動機の回転軸に連結されてなる
    自動車。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4いずれか記載の自動車
    であって、 前記電源の状態を検出する電源状態検出手段を備え、 前記制御手段は、該検出された電源の状態に基づいて制
    御を行なう手段である自動車。
  6. 【請求項6】 前記電源は、外部電源からの電力を用い
    て充電可能な二次電池である請求項1ないし5いずれか
    記載の自動車。
  7. 【請求項7】 前記停止の履歴は、前記内燃機関が停止
    している間の、経過時間および/または車両の走行距離
    である請求項1ないし6いずれか記載の自動車。
  8. 【請求項8】 内燃機関と、該内燃機関に潤滑油を供給
    可能な潤滑油供給手段と、該潤滑油供給手段に電力を供
    給可能な電源とを搭載する自動車であって、 前記内燃機関が停止しているときには、該停止の履歴に
    基づいて前記電源からの電力を用いて該内燃機関に対し
    て潤滑油を供給するよう前記潤滑油供給手段を駆動制御
    する制御手段を備える自動車。
  9. 【請求項9】 前記自動車は、ハイブリッド自動車であ
    る請求項1ないし8いずれか記載の自動車。
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