JP2002343693A - 基板加熱装置および半導体製造装置 - Google Patents

基板加熱装置および半導体製造装置

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JP2002343693A
JP2002343693A JP2001135328A JP2001135328A JP2002343693A JP 2002343693 A JP2002343693 A JP 2002343693A JP 2001135328 A JP2001135328 A JP 2001135328A JP 2001135328 A JP2001135328 A JP 2001135328A JP 2002343693 A JP2002343693 A JP 2002343693A
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heating plate
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plate
heating
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステージに与える熱エネルギーを低減するこ
とができる基板加熱装置および半導体製造装置を提供す
る。 【解決手段】 スパッタリング装置1の処理チャンバ2
内には、基板加熱装置5が配置されている。基板加熱装
置5はステージ6を有し、このステージ6の上部には、
2枚の絶縁プレート7a,7bを介して加熱プレート8
が設けられ、この加熱プレート8上にウェハWが保持さ
れる。ステージ6には、冷却水が通るための冷却通路1
0が形成されている。ステージ6と加熱プレート8との
間には、絶縁プレート7a,7bが積層状態で配置され
ているため、加熱プレート8からの放射熱が絶縁プレー
ト7b,7aにおいて段階的に低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウェハ等の
基板を加熱する基板加熱装置および半導体製造装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造装置の一つであるスパッタリ
ング装置は、例えば真空減圧される処理チャンバを有し
ており、この処理チャンバ内には、ウェハを加熱するた
めの基板加熱装置が配置されている。このような基板加
熱装置の一例を図8に示す。
【0003】図8において、基板加熱装置100はステ
ージ101を有し、このステージ101の上部には、絶
縁プレート102を介して加熱プレート103が設けら
れ、この加熱プレート103上にウェハWが保持され
る。ステージ101には、冷却水が通るための冷却通路
(図示せず)が形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術におい
て、絶縁プレート102は、加熱プレート103から放
射される熱により高温になるため、ステージ101に対
して多くの熱量を与えることになる。このようなステー
ジ101は、熱に弱い部品等を付加していることが多い
が、これらの部品等を保護するためには、大量の冷却水
をステージ101内に供給する必要がある。この場合に
は、ステージ101の冷却設備が大規模化してしまう。
【0005】本発明の目的は、ステージに与える熱エネ
ルギーを低減することができる基板加熱装置および半導
体製造装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ステージと、
ステージの上部に絶縁プレートを介して設けられ、基板
を保持した状態で加熱する加熱プレートとを備えた基板
加熱装置であって、絶縁プレートは複数有し、複数の絶
縁プレートがステージと加熱プレートとの間に積層状態
で配置されていることを特徴とするものである。
【0007】絶縁プレートの表面は、実際には完全な平
坦にはなっておらず、微小の凹凸を有している。本発明
は、そのような知見に基づいてなされたものである。即
ち、上述したように複数の絶縁プレートをステージと加
熱プレートとの間に積層状態で配置することにより、絶
縁プレート間に形成される僅かな隙間によって、絶縁プ
レート同士の接触による伝熱が抑えられる。このため、
加熱プレートからの放射熱が複数の絶縁プレートにおい
て段階的に低減されることになり、上側(加熱プレート
側)の絶縁プレートの温度に対して下側(ステージ側)
の絶縁プレートの温度が下がるようになる。これによ
り、ステージに与えられる熱エネルギーが低減されるた
め、ステージの温度上昇が抑制される。
【0008】好ましくは、絶縁プレートの表面には凹部
が形成されている。これにより、絶縁プレート間に存在
する隙間が更に増大するため、絶縁プレート同士の接触
による伝熱がより抑えられる。
【0009】また、好ましくは、複数の絶縁プレート間
には、加熱プレートからの放射熱を反射させる反射部材
が介在されている。これにより、絶縁プレートを透過し
た加熱プレートからの放射熱(赤外線)が反射部材で反
射されるため、反射部材よりも下側(ステージ側)の絶
縁プレートの温度上昇が抑えられる。このため、ステー
ジに与えられる熱エネルギーがより低減されるので、ス
テージの温度上昇が更に抑制される。また、反射部材で
反射した放射熱が加熱プレートに向かい、加熱プレート
がその反射熱を吸収することになる。このため、加熱プ
レートの熱エネルギー消費が抑制されるため、消費電力
を低減できる。
【0010】この場合、反射部材はリング状を有してい
ることが好ましい。加熱プレート上に置かれた基板の面
内温度分布としては、基板のエッジ部に比べて基板の中
央部の温度が高くなることが多い。そこで、反射部材の
形状をリング状とすることにより、加熱プレートの中央
部からの放射熱は、反射部材で反射せずに絶縁プレー部
を透過し、加熱プレートのエッジ部からの放射熱は、反
射部材で反射して加熱プレートに戻ることになる。この
ため、加熱プレートのエッジ部の温度が上昇し、これに
伴って基板のエッジ部の温度が高くなる。これにより、
基板の面内温度分布がほぼ均一になる。
【0011】また、反射部材は、厚みが0.001〜3
mmの金属箔であることが好ましい。これにより、基板
の面内温度均一性を向上させるための形状を有する反射
部材を、容易かつ安価に製作することができる。
【0012】また、本発明は、ステージと、ステージの
上部に絶縁プレートを介して設けられ、基板を保持した
状態で加熱する加熱プレートとを備えた基板加熱装置で
あって、加熱プレートと絶縁プレートとの間には、加熱
プレートからの放射熱を反射させる反射部材が介在され
ていることを特徴とするものである。
【0013】以上のように構成した本発明においては、
加熱プレートからの放射熱(赤外線)が反射部材で反射
されるため、絶縁プレートの温度上昇が抑えられる。こ
のため、ステージに与えられる熱エネルギーが低減され
るので、ステージの温度上昇が抑制される。また、反射
部材で反射した放射熱が加熱プレートに向かい、加熱プ
レートがその反射熱を吸収することになる。このため、
加熱プレートの熱エネルギー消費が抑制されるため、消
費電力を低減できる。
【0014】好ましくは、ステージには、冷却用冷媒が
通るための冷却通路が設けられている。この場合、上述
したように絶縁プレートを積層構造にしたり反射部材を
設けることで、ステージの温度上昇が抑制されるため、
大量の冷却用冷媒をステージ内に供給しなくても、ステ
ージに付加された部品等を保護することができる。これ
により、冷却用冷媒の消費を抑制できるため、ステージ
の冷却設備の小規模化及び低コスト化を図ることが可能
となる。
【0015】さらに、本発明の半導体製造装置は、処理
チャンバと、処理チャンバ内に配置された上記の基板加
熱装置とを備えることを特徴とするものである。このよ
うな半導体製造装置においては、基板加熱装置のステー
ジに与えられる熱エネルギーを低減することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る基板加熱装置
および半導体製造装置の好適な実施形態について図面を
参照して説明する。
【0017】まず、本発明の第1の実施形態を図1〜図
3により説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に
よる基板加熱装置を備えたスパッタリング装置を示す概
略構成図である。
【0018】同図において、スパッタリング装置1は処
理チャンバ2を有し、この処理チャンバ2の内部は真空
ポンプ3により減圧排気される。処理チャンバ2の上部
には、陰極を形成する円形状のターゲット4が設けられ
ている。また、処理チャンバ2内には基板加熱装置5が
設置されている。
【0019】基板加熱装置5は、陽極を形成するステー
ジ6を有し、このステージ6の上部には、複数枚(ここ
では2枚)の円形状の絶縁プレート7a,7bを介して
円形状の加熱プレート8が設けられている。この加熱プ
レート8上には、半導体ウェハ(基板)Wが保持され
る。なお、加熱プレート8は、ターゲット4に対して平
行に対向配置されている。これらステージ6、絶縁プレ
ート7a,7b、加熱プレート8は、例えば複数のボル
ト9で固定されている。
【0020】ステージ6は、例えばステンレススチール
やアルミニウム等で形成され、その内部には、冷却用冷
媒(例えば冷却水)が通るための冷却通路10が形成さ
れている。また、ステージ6には、電気リード線11を
介して直流電源12が接続されており、この直流電源1
2によりステージ6を通電すると、ステージ6(陽極)
とターゲット4(陰極)との間にプラズマが発生する。
【0021】加熱プレート8は、例えばセラミックヒー
タを含む静電チャックであり、ウェハWを吸着して保持
する。加熱プレート8には、電気リード線13を介して
直流電源14が接続されており、この直流電源14によ
り加熱プレート8を通電すると、加熱プレート8とウェ
ハWとの間にクーロン力が発生し、ウェハWが加熱プレ
ート8に吸着される。
【0022】このようなステージ6と加熱プレート8と
の間には、絶縁プレート7a,7bが積層状態で配置さ
れている。これら絶縁プレート7a,7bは、熱および
電気を絶縁するものであり、石英やセラミック等で形成
されている。
【0023】ここで、絶縁プレート7a,7bの表面
は、実際には完全な平坦にはなっておらず、微小(例え
ば数μm〜数十μm程度)の凹凸を有している。このた
め、2枚の絶縁プレート7a,7bを積層構造にする
と、絶縁プレート7a,7b間に多少の隙間が存在する
ため、絶縁プレート7a,7b間の伝熱効率が低下する
ことになる。このとき、各絶縁プレート7a,7bの表
面に、図2に示すような十字型の溝部15を形成する
と、絶縁プレート7a,7b間に生じる隙間が増大する
ため、絶縁プレート7a,7b間の伝熱効率が更に低下
する。
【0024】なお、各絶縁プレート7a,7bに形成す
る溝部は、特に十字型に限らず、絶縁プレート7a,7
bの強度をある程度確保できるような形状であればよ
く、あるいは複数の穴部を絶縁プレート7a,7bの表
面に形成してもよい。また、絶縁プレート7a,7bの
表面を粗くすることで、絶縁プレート7a,7b間の伝
熱効率が下がるようにしてもよい。
【0025】以上のように構成したスパッタリング装置
1において、成膜プロセスを行う場合は、まずウェハW
を処理チャンバ2内に導入して加熱プレート8上に置
く。そして、直流電源14を投入して加熱プレート8
(静電チャック)を通電し、ウェハWを加熱プレート8
上に固定する。すると、ウェハWは、加熱プレート8に
内蔵されたセラミックヒータによって加熱される。
【0026】次いで、真空ポンプ3を作動させて処理チ
ャンバ2内を所定の真空度になるまで減圧排気する。そ
して、処理チャンバ2内にアルゴンガスを導入すると共
に、直流電源12を投入して、ステージ6(陽極)とタ
ーゲット4(陰極)との間に電力を印加する。すると、
これら電極間にプラズマ放電が起こり、アルゴンイオン
がターゲット4に衝突し、そこからスパッタされる粒子
がウェハW上に堆積して薄膜が形成される。
【0027】このような成膜処理において、加熱プレー
ト8上のウェハWは、例えば600〜700℃程度まで
加熱される。このとき、絶縁プレート7bは、加熱プレ
ート8から放射される熱により高温になる。しかし、ス
テージ6と加熱プレート8との間には、2枚の絶縁プレ
ート7a,7bが積層状態で配置されており、上述した
ように絶縁プレート7a,7b間に生じる多少の隙間に
よって絶縁プレート7b,7a間の伝熱効率を低下させ
ている。このため、絶縁プレート7a,7b同士の接触
による熱伝達が抑えられるので、加熱プレート8からの
放射熱が絶縁プレート7b,7aにおいて段階的に低減
される。つまり、上側(加熱プレート8側)の絶縁プレ
ート7bに対して下側(ステージ6側)の絶縁プレート
7aの温度が下がる。このため、絶縁プレート7aから
ステージ6に与えられる放射熱エネルギーが低減され、
ステージ6の温度上昇が抑えられる。
【0028】図3は、ステージと加熱プレートとの間に
配置される絶縁プレートを1枚とした場合と2枚とした
場合の比較を示したものである。図3(a)は、厚みが
3mmの絶縁プレートを1枚使用した時の特性であり、
図3(b)は、2枚の絶縁プレートを積層状態にした時
の特性であり、2枚の絶縁プレートのうち、下側の絶縁
プレートの厚みは2mmであり、上側の絶縁プレートの
厚みは1mmである。なお、絶縁プレートの材質は、い
ずれも石英である。
【0029】図3において、横軸は時間を示し、縦軸は
温度を示している。また、実線Lは加熱プレートにおけ
る温度特性を示し、点線Mはステージ上の第1ポイント
における温度特性を示し、1点鎖線Nはステージ上の第
2ポイントにおける温度特性を示している。
【0030】絶縁プレートを1枚とした場合において
は、図3(a)から分かるように、加熱プレートの温度
が700℃の時には、ステージ上の第1ポイントにおけ
る温度は442℃程度であり、ステージ上の第2ポイン
トにおける温度は343℃程度である。また、加熱プレ
ートの温度が600℃の時には、ステージ上の第1ポイ
ントにおける温度は382℃程度であり、ステージ上の
第2ポイントにおける温度は287℃程度である。
【0031】一方、絶縁プレートを2枚とした場合にお
いては、図3(b)から分かるように、加熱プレートの
温度が700℃の時には、ステージ上の第1ポイントに
おける温度は419℃程度であり、ステージ上の第2ポ
イントにおける温度は314℃程度である。また、加熱
プレートの温度が600℃の時には、ステージ上の第1
ポイントにおける温度は354℃程度であり、ステージ
上の第2ポイントにおける温度は262℃程度である。
【0032】これら図3(a),(b)から、絶縁プレ
ートを2枚とした場合には、絶縁プレートを1枚とした
場合に比べて、ステージ上における温度が20〜30℃
下がっているのが分かる。
【0033】以上のように本実施形態によれば、絶縁プ
レート7a,7bを積層構造とすることで、ステージ6
の温度上昇が抑制されるので、大量の冷却水をステージ
6内に供給しなくても、ステージ6に付加された部品を
保護することができる。これにより、冷却水の消費を抑
制できるため、ステージ6の冷却設備の小規模化が図ら
れ、コスト的にも有利となる。
【0034】本発明の第2の実施形態を図4〜図6によ
り説明する。図中、第1の実施形態と同一または同等の
部材には同じ符号を付し、その説明を省略する。
【0035】図4において、本実施形態の基板加熱装置
20は、第1の実施形態と同様のステージ6、絶縁プレ
ート7a,7b、加熱プレート8を有し、各絶縁プレー
ト7a,7b間には、加熱プレート8からの放射熱(赤
外線)を反射させる反射部材21が介在されている。こ
の反射部材21は、図5に示すようなリング状の金属箔
である。反射部材21の材質は、例えばニッケル(N
i)、金(Au)、タングステン(W)、タンタル(T
a)、モリブデン(Mo)等である。また、反射部材2
1の厚さは、通常のハサミ等で容易に切断できる程度、
具体的には0.001〜3mm程度であることが好まし
い。
【0036】このような基板加熱装置20においては、
加熱プレート8のエッジ部からの放射熱は、上側の絶縁
プレート7bを透過して反射部材21で反射されるた
め、下側の絶縁プレート7aを透過する熱はほとんど無
くなる。また、加熱プレート8の中央部からの放射熱
は、絶縁プレート7b,7aを透過してステージ6に達
する。このとき、各絶縁プレート7a,7b間には、反
射部材21の厚み分の隙間Sが形成されているため、そ
の分だけ絶縁プレート7b,7a間の伝熱効率が低下す
る。従って、第1の実施形態のように各絶縁プレート7
a,7b間に反射部材21を介在させない場合よりも、
下側の絶縁プレート7aの温度が下がるようになる。こ
れにより、絶縁プレート7aからステージ6に与えられ
る放射熱エネルギーがより低減され、ステージ6の温度
上昇が更に抑えられる。
【0037】一方、反射部材21で反射した加熱プレー
ト8からの放射熱(赤外線)は、加熱プレート8のエッ
ジ部に戻り、そのエッジ部が反射熱を吸収することにな
る。このため、加熱プレート8の熱エネルギー消費が抑
制されるため、消費電力を低減できる。
【0038】ところで、通常の成膜処理においては、加
熱プレート8上に置かれたウェハWの面内温度分布は、
ウェハWのエッジ部に比べてウェハWの中央部の温度が
高くなることが多い。これに対し本実施形態では、反射
部材12の形状をリング状としたので、上述したよう
に、加熱プレート8のエッジ部からの放射熱は、反射部
材21で反射されて再び加熱プレート8のエッジ部に向
かう。これにより、加熱プレート8のエッジ部の温度が
上昇し、これに伴ってウェハWのエッジ部の温度が上昇
する。他方、加熱プレート8の中央部からの放射熱は、
反射部材21で反射されることは無いため、加熱プレー
ト8の中央部では温度上昇はない。その結果、ウェハW
のエッジ部と中央部とで温度分布がほぼ均一になる。
【0039】ここでは、ウェハWの中央部の温度がウェ
ハWのエッジ部の温度に比べて高くなり易いという観点
から、反射部材12の形状をリング状としたが、ウェハ
Wの面内温度分布は、成膜条件等の違いにより必ずしも
そのような特性になるとは限らないため、反射部材の形
状は特にリング状には限定されない。
【0040】そこで、まずシミュレーションを行って、
その時のウェハWの面内温度分布を取得する。そして、
その温度分布特性から、最適な赤外線の反射領域と透過
領域を持つように反射部材の形状を決定し、加熱プレー
トからステージ側に伝達される熱エネルギーの分布状態
や強弱を任意に設定することで、ウェハWの温度均一性
を改善する。このとき、反射部材の厚さは、上述したよ
うに通常のハサミ等で容易に切断できる程度に薄く形成
されているので、優れた面内温度均一性を確保するため
の反射部材を簡単かつ安価に製作することができる。従
って、ウェハWの温度均一性を改善するために、高価な
加熱プレートを複数種類作って試験したり、高価で複雑
なシミュレーションを行う必要がなくなる。これによ
り、開発コストを大幅に削減することができる。
【0041】図6は、2枚の絶縁プレート間に反射部材
を介在させない場合と反射部材を介在させた場合の比較
を示したものである。図6(a)は、2枚の絶縁プレー
ト間に反射部材を介在させない時の特性であり、図6
(b)は、2枚の絶縁プレート間に、反射部材として厚
さ0.1mmのNiフィルムを介在させた時の特性であ
る。なお、2枚の絶縁プレートの材質は、いずれも石英
である。また、2枚の絶縁プレートのうち、下側の絶縁
プレートの厚みは2mmであり、上側の絶縁プレートの
厚みは1mmである。
【0042】図6において、横軸は時間を示し、縦軸は
温度(左側)及び消費電圧(右側)を示している。ま
た、実線Pは加熱プレートにおける温度特性を示し、点
線Qはステージ上の第1ポイントにおける温度特性を示
し、1点鎖線Rはステージ上の第2ポイントにおける温
度特性を示し、実線Sは加熱プレートの消費電圧を示し
ている。なお、実線Tは、参考として加熱プレートの消
費電流を示したものであり、図6(a)と図6(b)と
でほぼ同じ電流値である。
【0043】2枚の絶縁プレート間に反射部材を介在さ
せない場合においては、図6(a)から分かるように、
加熱プレートの温度が600℃の時に、ステージ上の第
1ポイントにおける最大温度は360℃程度であり、ス
テージ上の第2ポイントにおける最大温度は280℃程
度である。また、加熱プレートの消費電圧は、平均95
V程度である。
【0044】一方、2枚の絶縁プレート間に反射部材を
介在させた場合においては、図6(b)から分かるよう
に、加熱プレートの温度が600℃の時に、ステージ上
の第1ポイントにおける最大温度は200℃以下であ
り、ステージ上の第2ポイントにおける最大温度は10
0℃程度である。また、加熱プレートの消費電圧は、平
均90V程度である。
【0045】これら図6(a),(b)から、絶縁プレ
ート間に反射部材を介在させた場合には、絶縁プレート
間に反射部材を介在させない場合に比べて、ステージ上
における温度が大幅に下がっているのが分かる。また、
絶縁プレート間に反射部材を介在させた場合には、絶縁
プレート間に反射部材を介在させない場合に比べて、加
熱プレートの消費電圧が5V程度低減される。
【0046】以上のように本実施形態によれば、絶縁プ
レート7a,7b間に反射部材21を介在させたので、
ステージ6の温度上昇がより低減されるようになる。こ
れにより、冷却水の消費を更に抑制できるため、冷却設
備の小規模化及び低コスト化を一層図ることが可能とな
る。
【0047】また、反射部材21で反射された熱が再び
加熱プレート8に達するので、加熱プレート8のエネル
ギー消費が抑制され、これにより消費電力を低減でき
る。また、ウェハWの面内温度分布に応じて反射部材2
1の形状を適宜変えることで、ウェハWの面内温度均一
性を向上させることができる。
【0048】本発明の第3の実施形態を図7により説明
する。図中、第1の実施形態および第2の実施形態と同
一または同等の部材には同じ符号を付し、その説明を省
略する。
【0049】図7において、本実施形態の基板加熱装置
30は、第1の実施形態と同様のステージ6及び加熱プ
レート8を有し、ステージ6と加熱プレート8との間に
は、円形状の絶縁プレート31が配置されている。この
絶縁プレート31の材質は、石英やセラミック等であ
る。絶縁プレート31と加熱プレート8との間には、第
2の実施形態と同じ反射部材21が介在されている。
【0050】このような基板加熱装置30において、加
熱プレート8のエッジ部からの放射熱は、反射部材21
で反射されるため、絶縁プレート31を透過する熱はほ
とんど無くなる。また、加熱プレート8の中央部からの
放射熱は、絶縁プレート31を透過してステージ6に達
するが、絶縁プレート31と加熱プレート8との間に
は、反射部材21の厚み分の隙間Sが形成されているた
め、その分だけ伝熱効率が低下する。従って、絶縁プレ
ート31からステージ6に与えられる放射熱エネルギー
が低減され、ステージ6の温度上昇が抑えられる。
【0051】一方、反射部材21で反射された放射熱
は、加熱プレート8のエッジ部に吸収されるため、加熱
プレート8の熱エネルギー消費が抑制され、消費電力が
低減される。
【0052】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではない。例えば、本実施形態では、スパッタリ
ング装置の処理チャンバ内に基板加熱装置が設けられて
いるが、本発明の基板加熱装置は、他の半導体製造装置
にも適用できることは言うまでもない。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、ステージと加熱プレー
トとの間に、複数の絶縁プレートを積層状態で配置した
ので、ステージに与えられる熱エネルギーを低減するこ
とができる。
【0054】また、本発明によれば、加熱プレートと絶
縁プレートとの間に、加熱プレートからの放射熱を反射
させる反射部材を介在させたので、ステージに与えられ
る熱エネルギーを低減することができる。また、加熱プ
レートの消費電力を低減することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による基板加熱装置を
備えたスパッタリング装置を示す概略構成図である。
【図2】図1に示す絶縁プレートの一例を示す断面図で
ある。
【図3】図1に示すステージと加熱プレートとの間に配
置される絶縁プレートを1枚とした場合と2枚とした場
合の比較を示した図である。
【図4】本発明の第2の実施形態による基板加熱装置を
備えたスパッタリング装置を示す概略構成図である。
【図5】図4に示す反射部材の外観を示す斜視図であ
る。
【図6】図4に示す2枚の絶縁プレート間に反射部材を
介在させない場合と反射部材を介在させた場合の比較を
示した図である。
【図7】本発明の第3の実施形態による基板加熱装置を
備えたスパッタリング装置を示す概略構成図である。
【図8】従来の基板加熱装置の一例を示す概略構成図で
ある。
【符号の説明】
1…スパッタリング装置(半導体製造装置)、2…処理
チャンバ、5…基板加熱装置、6…ステージ、7a,7
b…絶縁プレート、8…加熱プレート、10…冷却通
路、15…溝部(凹部)、20…基板加熱装置、21…
反射部材、30…基板加熱装置、31…絶縁プレート、
W…ウェハ(基板)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 3/20 301 H05B 3/20 301 5F103 // H01L 21/203 H01L 21/203 S (72)発明者 小野 真徳 千葉県成田市新泉14−3野毛平工業団地内 アプライド マテリアルズ ジャパン 株式会社内 Fターム(参考) 3K034 AA02 AA04 BB06 HA04 3K058 AA12 AA81 BA00 EA01 3K092 PP20 QA05 RF03 RF11 SS02 SS05 VV40 4K029 BD01 CA05 DA08 JA01 5F031 CA02 HA37 HA38 MA29 NA05 5F103 AA08 BB42 BB52

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステージと、前記ステージの上部に絶縁
    プレートを介して設けられ、基板を保持した状態で加熱
    する加熱プレートとを備えた基板加熱装置であって、 前記絶縁プレートは複数有し、前記複数の絶縁プレート
    が前記ステージと前記加熱プレートとの間に積層状態で
    配置されている基板加熱装置。
  2. 【請求項2】 前記絶縁プレートの表面には凹部が形成
    されている請求項1記載の基板加熱装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の絶縁プレート間には、前記加
    熱プレートからの放射熱を反射させる反射部材が介在さ
    れている請求項1または2記載の基板加熱装置。
  4. 【請求項4】 前記反射部材はリング状を有している請
    求項3記載の基板加熱装置。
  5. 【請求項5】 前記反射部材は、厚みが0.001〜3
    mmの金属箔である請求項3または4記載の基板加熱装
    置。
  6. 【請求項6】 ステージと、前記ステージの上部に絶縁
    プレートを介して設けられ、基板を保持した状態で加熱
    する加熱プレートとを備えた基板加熱装置であって、 前記加熱プレートと前記絶縁プレートとの間には、前記
    加熱プレートからの放射熱を反射させる反射部材が介在
    されている基板加熱装置。
  7. 【請求項7】 前記ステージには、冷却用冷媒が通るた
    めの冷却通路が設けられている請求項1〜6のいずれか
    一項記載の基板加熱装置。
  8. 【請求項8】 処理チャンバと、前記処理チャンバ内に
    配置された請求項1〜7のいずれか一項記載の基板加熱
    装置とを備える半導体製造装置。
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