JP2002340262A - 流体用継手 - Google Patents

流体用継手

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JP2002340262A
JP2002340262A JP2001148677A JP2001148677A JP2002340262A JP 2002340262 A JP2002340262 A JP 2002340262A JP 2001148677 A JP2001148677 A JP 2001148677A JP 2001148677 A JP2001148677 A JP 2001148677A JP 2002340262 A JP2002340262 A JP 2002340262A
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JP
Japan
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diameter opening
spherical surface
sealing
spherical
ring
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JP2001148677A
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English (en)
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Akira Nishioka
明 西岡
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SanEi Faucet Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
SanEi Faucet Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配管の開口端の位置に応じて接続口に回動自
在に接続可能な流体用継手を提供すること。 【解決手段】 一端に球面部2を、他端に接続口3を、
内部に流通孔4を有する部材5と、前記球面部の球面2
aに当接する曲面6aおよび雄ねじ7を一端に有し、他
端に接続口8を有する筒状部材6と、雌ねじ9が形成さ
れた大径開口部10および前記球面部の前記球面に当接
する曲面11が内周に形成された小径開口部12を有す
る袋ナット13と、この袋ナット13の前記雌ねじおよ
び前記小径開口部間に嵌込まれるシール用Xリング14
とを備え、前記大径開口部の側から前記袋ナットに前記
小径開口部の前記曲面に前記球面が当接するまで前記球
面部を挿入するとともに、前記球面部の前記球面に当接
するよう前記シール用Xリングを前記大径開口部の側か
ら前記大径開口部の奥まで嵌込み、続いて、前記大径開
口部の側から前記袋ナットに、前記雄ねじを前記雌ねじ
に螺合させながら前記筒状部材の前記一端の側の端面が
前記シール用Xリングに当接するまで前記筒状部材を挿
入してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、流体用継手に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば図6に示すような給水と給湯の配
管工事に際して、給水主管61と、給湯設備62からの
給湯主管63とを屋内に引き込んで、給水主管61およ
び給湯主管63を給水用の配管用ヘッダー64および給
湯用の配管用ヘッダー65にそれぞれ接続し、これらヘ
ッダー64および65と、例えば洗面台ユニット66に
設置される湯水混合栓67の上流に位置する止水栓68
および69とをそれぞれ接続する水供給管70および湯
供給管71として、架橋ポリエチレンまたは架橋ポリブ
デンなどの樹脂パイプ72を蛇腹状の鞘管73に挿通し
て成るものを用いた給水・給湯配管システムがある。
【0003】この給水・給湯配管システムでは、鞘管7
3はそのままにして鞘管73内の樹脂パイプ72の両端
の接続を解除するだけで鞘管73内から樹脂パイプ72
を取り出し、新しい樹脂パイプに交換できる利便性があ
る。なお、78は、給水主管61およびヘッダー64間
に設けたシーリングキャップ、79は、供給管70を安
定状態で屈曲させるためのスタンド付き取付部材であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば止水
栓68の入口と水供給管70の樹脂パイプ72とを連通
させるための連通パイプ77に設けた連通口とこれに継
手を介して接続される樹脂パイプ72の鞘管73の開口
端の位置が正規の位置よりずれている場合、前記正規の
継手は使えず取り替える必要があったりして施工が煩わ
しかった。
【0005】この発明は上述の事柄に留意してなされた
もので、その目的は、配管の開口端の位置に応じて接続
口に回動自在に接続可能な流体用継手を提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、一端に球面部を、他端に接続口を、内
部に流通孔を有する部材と、前記球面部の球面に当接す
る曲面および雄ねじを一端に有し、他端に接続口を有す
る筒状部材と、雌ねじが形成された大径開口部および前
記球面部の前記球面に当接する曲面が内周に形成された
小径開口部を有する袋ナットと、この袋ナットの前記雌
ねじおよび前記小径開口部間に嵌込まれるシール用Xリ
ングとを備え、前記大径開口部の側から前記袋ナットに
前記小径開口部の前記曲面に前記球面が当接するまで前
記球面部を挿入するとともに、前記球面部の前記球面に
当接するよう前記シール用Xリングを前記大径開口部の
側から前記大径開口部の奥まで嵌込み、続いて、前記大
径開口部の側から前記袋ナットに、前記雄ねじを前記雌
ねじに螺合させながら前記筒状部材の前記一端の側の端
面が前記シール用Xリングに当接するまで前記筒状部材
を挿入してなる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて説明する。図1〜図4は、止水栓の入口と供給管の
樹脂パイプとを連通させるための連通パイプに設けた連
通口とこれに継手を介して接続される前記樹脂パイプの
鞘管の開口端の位置が正規の位置よりずれている場合に
適用したこの発明の第1の実施形態を示す。
【0008】図1〜図4において、流体用継手1は、一
端に球面部2を、他端に接続口3を、内部に流通孔4を
有するストレート形状の接続部材5と、前記球面部2の
球面2aに当接する曲面6aおよび雄ねじ7を一端に有
し、他端に接続口8を有する筒状部材6と、雌ねじ9が
形成された大径開口部10および前記球面部2の球面2
aに当接する曲面11が内周に形成された小径開口部1
2を有する袋ナット13と、この袋ナット13の前記雌
ねじ9および前記小径開口部12間に嵌込まれるシール
用Xリング14とを主として備えている。更に、前記筒
状部材6の前記曲面6aは筒状部材6の前記一端の内面
側に形成される一方、前記筒状部材6の前記雄ねじ7は
筒状部材6の前記一端の外面側に形成される。
【0009】そして、前記大径開口部10の側から前記
袋ナット13に前記小径開口部12の前記曲面11に球
面2aが当接するまで前記球面部2を挿入するととも
に、前記球面部2の球面2aに当接するよう前記シール
用Xリング14を前記大径開口部10の側から前記大径
開口部10の奥まで嵌込む。この場合、前記袋ナット1
3に前記球面部2を挿入した後前記シール用Xリング1
4を前記大径開口部10の奥まで嵌込むようにしてもよ
く、あるいは、この逆で、前記シール用Xリング14を
前記大径開口部10の奥まで嵌込んだ後、前記球面部2
を前記袋ナット13に挿入してもよい。続いて、前記大
径開口部10の側から前記袋ナット13に、前記雄ねじ
7を前記雌ねじ9に螺合させながら前記筒状部材6の前
記一端の側の端面15が前記シール用Xリング14に当
接するまで前記筒状部材6を挿入して流体用継手1が構
成される。
【0010】16は、図6に示したような止水栓68の
入口と図6に示したような供給管70の樹脂パイプ72
とを連通させるために設けた連通パイプ16で、雌ねじ
17が形成された連通口18を有する。
【0011】一方、前記接続部材5は、前記雌ねじ17
に螺合する雄ねじ19を前記接続口3に有する。
【0012】前記筒状部材6は、架橋ポリエチレンまた
は架橋ポリブデンなどの樹脂パイプ20を蛇腹状の鞘管
21に挿通して成る水供給管22および湯供給管22’
の前記樹脂パイプ20と前記接続部材5とを接続するた
めのものであり、以下の構成を有する。
【0013】すなわち、筒状部材6は、雄ねじ23を有
する外管24と、樹脂パイプ20による供給流路iを筒
状部材6の前記接続口8を介して接続部材5の前記流通
孔4に連通させる流路jを形成する内管25を有する。
【0014】この内管25は、図4(A)にも示すよう
に外管24よりも所定長さだけ突出している。前記外管
24の先端は内側に外向きテーパ面mを有する。そし
て、樹脂パイプ20との接続時において、樹脂パイプ2
0の下流端20aを、図4(B)に示すように前記内管
25に外嵌させる。また、筒状部材6は、外管24に漏
水検知穴Hを有する。
【0015】26は、外管24の雄ねじ23に螺着する
雌ねじ27を有する袋ナットで、雌ねじ27の内側に内
向きテーパ面nが形成されている。
【0016】28は、金属製の縮径可能な割りリング
で、図4(B)に示すように樹脂パイプ20の下流端2
0aの位置における外周面に嵌め込まれ、前記下流端2
0aを内管25に外嵌させた後外管24の前記外向きテ
ーパ面mによって下流側への移動を阻止される。つま
り、割りリング28は、一端に前記テーパ面mに当接す
るテーパ面bを有する。また、割りリング28は、他端
に袋ナット26の前記内向きテーパ面nが当接するテー
パ面cを有する一方、内周面に複数の環状突起29を有
し、これにより、袋ナット26の締め込みによって図4
(C)に示す状態から図4(D)に示すように、樹脂パ
イプ20の下流端20aが内管25に強固に固定された
状態となる。
【0017】更に、前記シール用Xリング14は、横断
面がX型で、水圧の上昇につれてシールの密封性が高ま
るよう機能するもので、Oリングに比してシールの効率
を大幅に高めることができる。
【0018】そして、接続部材5の球面部2が挿入され
た袋ナット13に、Xリング14および筒状部材6をこ
の順で嵌込んだ状態では、雄ねじ7を雌ねじ9に螺合さ
せることにより、シール用Xリング14に対して球面部
2の球面2aと筒状部材6の端面15が強固に当接する
よう構成されているので、前記連通パイプ16に設けた
連通口18に対する樹脂パイプ20の鞘管21の開口端
の位置に応じて筒状部材6を回動できる。
【0019】30は、供給管22,22’を安定状態で
屈曲させるためのスタンド31付き案内パイプである。
この実施形態では、屈曲形状の案内パイプ30をスタン
ド31を介して床部33上に設置し、案内パイプ30内
に樹脂パイプ20と鞘管21を挿通させている。34
は、シーリングキャップである。
【0020】而して、例えば前記連通パイプ16に設け
た連通口18と樹脂パイプ20の鞘管21の開口端の位
置が正規の位置よりずれている場合、鞘管21の開口端
に筒状部材6の前記接続口8が対向するよう鞘管21の
開口端の位置に筒状部材6を回動させるだけで、正規の
継手は使えず取り替える必要があったりして施工が煩わ
しかったという従来の問題点を解消できるとともに、シ
ール性も向上できる。
【0021】図5は、給水・給湯配管システムに用いら
れるヘッダー40に適用したこの発明の第2の実施形態
を示す。なお、図5において、図1〜図4に示した符号
と同一のものは、同一または相当物である。
【0022】図5において、41は、ヘッダー40に給
水する給水主管で、架橋ポリエチレンまたは架橋ポリブ
デンなどの樹脂パイプ20を蛇腹状の鞘管(図示せず)
に挿通して成る。42、43は、ヘッダー40から洗面
台ユニットやユニットバス等で用いる水栓に水を供給す
る供給管で、架橋ポリエチレンまたは架橋ポリブデンな
どの樹脂パイプ20を蛇腹状の鞘管21に挿通して成
る。
【0023】この実施形態では、給水主管41と供給管
43に流体用継手1を用いているとともに、屈曲形状の
接続部材5を用いている。この実施形態でも、ヘッダー
40の一側部に設けた連通口50に対する給水主管41
の開口端の位置に応じて筒状部材6を回動できる。ま
た、ヘッダー40の下面部に設けた連通口51に対する
供給管43の開口端の位置に応じて筒状部材6を回動で
きる。
【0024】
【発明の効果】この発明では、配管の開口端の位置に応
じて接続口に回動自在に接続可能で、シール性のよい流
体用継手を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態を示す構成説明図で
ある。
【図2】上記実施形態を示す要部分解斜視図である。
【図3】上記実施形態の使用状態を示す構成説明図であ
る。
【図4】上記実施形態の接続状態を示す要部分解斜視図
である。
【図5】(A)は、この発明の第2の実施形態の使用状
態を示す要部斜視図である。(B)は、上記第2の実施
形態の使用状態を示す要部構成説明図である。
【図6】給水・給湯配管システムを示す斜視図である。
【符号の説明】
1…流体用継手、2…球面部、2a…球面、3,8…接
続口、4…流通孔、5…接続部材、6…筒状部材、6
a,11…曲面、7…雄ねじ、9…雌ねじ、10…大径
開口部、12…小径開口部、13…袋ナット、14…シ
ール用Xリング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に球面部を、他端に接続口を、内部
    に流通孔を有する部材と、前記球面部の球面に当接する
    曲面および雄ねじを一端に有し、他端に接続口を有する
    筒状部材と、雌ねじが形成された大径開口部および前記
    球面部の前記球面に当接する曲面が内周に形成された小
    径開口部を有する袋ナットと、この袋ナットの前記雌ね
    じおよび前記小径開口部間に嵌込まれるシール用Xリン
    グとを備え、前記大径開口部の側から前記袋ナットに前
    記小径開口部の前記曲面に前記球面が当接するまで前記
    球面部を挿入するとともに、前記球面部の前記球面に当
    接するよう前記シール用Xリングを前記大径開口部の側
    から前記大径開口部の奥まで嵌込み、続いて、前記大径
    開口部の側から前記袋ナットに、前記雄ねじを前記雌ね
    じに螺合させながら前記筒状部材の前記一端の側の端面
    が前記シール用Xリングに当接するまで前記筒状部材を
    挿入してなることを特徴とする流体用継手。
JP2001148677A 2001-05-18 2001-05-18 流体用継手 Withdrawn JP2002340262A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102943952A (zh) * 2012-11-28 2013-02-27 苏州蓝王机床工具科技有限公司 一种注油嘴
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Effective date: 20080805