JP3156347U - 水撃防止器付フレキシブル継手 - Google Patents

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吉田 茂
茂 吉田
伸二 吉田
伸二 吉田
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Abstract

【課題】水撃防止機能を付与しつつ配管接続の作業性を高め、水漏れを防止する水撃防止器付フレキシブル継手を提供する。【解決手段】可撓性を有するフレキシブル管2の端部に、袋ナット4を回動自在に嵌め、袋ナット4をフレキシブル管2に嵌めた係止リング5により抜け止めし、袋ナット4に挿入した円環状のパッキン7の径面をフレキシブル管2のフランジ6に当接させて、袋ナット4を配管にねじ込むフレキシブル継手において、フレキシブル管2の端部に、その長さ方向に突出する差込筒部8を設け、差込筒部8にパッキン7の内周面を圧着させ、フレキシブル管2の一方の端部に三方分岐管9を介して水撃防止器10を取り付ける。【選択図】図2

Description

この考案は、止水に伴う水道水の脈動による衝撃を緩和する機能を備えたフレキシブル継手に関するものである。
現在、洗面台、流し台等においては、一般にシングルレバー式の湯水混合栓が使用されている。この混合栓において、流水状態から急に止水すると、配管を流れていた湯水が行き場をなくして、瞬間的な圧力を生み出し、これが衝撃音や振動となって配管へ伝達する水撃現象が生じていた。
その対策として、例えば、下記特許文献1には、図7に示すように、混合栓51を接続する偏心管52の端部に、緩衝材を封入した水撃防止器53を取り付け、水撃現象を緩和する手段が記載されている。
ところで、混合栓51は、偏心管52から洗面台や流し台の下方へ延びるフレキシブル継手21を介して止水栓54に接続されることが多い。
このフレキシブル継手21は、図8及び図9に示すように、フレキシブル管22の外周を被覆管23で被覆し、フレキシブル管22の両端部に袋ナット24を回動自在に嵌め、袋ナット24をフレキシブル管22の外周に嵌めた係止リング25により抜け止めし、フレキシブル管22のフランジ26で係止リング25を保持したものとされている。
このようなフレキシブル継手21を使用して、混合栓51側の偏心管52と止水栓54とを連結する際には、袋ナット24内に挿入した円環状のパッキン27の径面をフランジ26に当接させ、袋ナット24を回転させて、偏心管52及び止水栓54の端部外周にねじ込んで締め付ける。
特許第2811566号公報
しかしながら、上記のように、施工に際し、フレキシブル継手21による配管の連結及び偏心管52への水撃防止器53の取り付けを行なう場合、現場での作業に手間がかかるほか、パッキン27が脱落して、所在不明になる場合もある。
また、フレキシブル継手21と、これに接続する偏心管52等の軸線とが折線状に屈曲するような力が作用すると、パッキン27の径面の圧着が不均等になってシール性が損なわれ、水漏れが生じやすいという問題もある。
また、袋ナット24の配管へのねじ込みに伴い、パッキン27が袋ナット24と共に回転しようとし、これに伴いパッキン27が捩れて、パッキン27の損傷により水漏れが生じることもある。
そこで、この考案は、水撃防止機能を付与しつつ、配管接続の作業性を高めると共に、水漏れを防止することを課題とする。
上記課題を解決するため、この考案に係るフレキシブル継手は、可撓性を有するフレキシブル管の端部に、袋ナットを回動自在に嵌め、袋ナットをフレキシブル管に嵌めた係止リングにより抜け止めし、袋ナットに挿入した円環状のパッキンの径面をフレキシブル管のフランジに当接させて、袋ナットを配管にねじ込むフレキシブル継手において、フレキシブル管の端部に、その長さ方向に突出する差込筒部を設け、差込筒部にパッキンの内周面を圧着させ、フレキシブル管の一方の端部に三方分岐管を介して水撃防止器を取り付けたのである。
また、三方分岐管を介することなく、フレキシブル管の一方の端部に水撃防止器をハンドルとする止水栓を取り付けたのである。
このフレキシブル継手を介して配管同士を連結すると、フレキシブル管と水撃防止器とが予め一体となっているので、容易に施工することができ、パッキンの内周面が差込筒部に圧着しているので、施工時にパッキンが脱落して所在不明になることもない。
また、フレキシブル管の差込筒部を配管に差し込むので、配管とフレキシブル管の軸線が折線状に屈曲することがない。
このため、パッキンの径面における圧着の均等性が保持され、また、差込筒部へのパッキン内周面の圧着により、袋ナットの締め付けに伴うパッキンの捩れも防止され、フレキシブル管と配管の接続部の水漏れが確実に防止される。
第1実施形態に係る水撃防止器付フレキシブル継手の使用状態を示す斜視図 同上のフレキシブル継手の縦断面図 同上の接続部の拡大断面図 同上のフレキシブル管を湾曲させた接続状態を示す一部拡大断面図 第2実施形態に係る水撃防止器付フレキシブル継手の使用状態を示す斜視図 同上のフレキシブル継手の縦断面図 従来のフレキシブル継手の使用状態を示す斜視図 同上のフレキシブル継手の縦断面図 同上の接続部の拡大断面図
まず、この考案の第1実施形態を図1乃至図4に基づいて説明する。
図1に示すように、このフレキシブル継手1は、従来のものと同様、例えば、混合栓51を接続する偏心管52と、流し台や洗面台の下方にある止水栓54とを連結する場合等に使用するものである。
図2及び図3に示すように、フレキシブル継手1において、ステンレス等の金属から成る蛇腹状のフレキシブル管2の外周は、ゴム等から成る蛇腹状の被覆管3で被覆され、フレキシブル管2及び被覆管3は、自由に湾曲させることができるものとなっている。
フレキシブル管2の両端部には、袋ナット4が回動自在に嵌められており、袋ナット4は、フレキシブル管2に嵌められたステンレス等の金属から成る係止リング5により抜け止めされ、係止リング5は、フレキシブル管2のフランジ6により保持されている。
袋ナット4には、円環板状のゴム製のパッキン7が挿入され、その一径面は、フランジ6に当接している。フレキシブル管2の両端部には、その長さ方向にフランジ6から突出する差込筒部8が設けられ、パッキン7の内周面は、差込筒部8に圧着している。
フレキシブル管2の下端部には、三方分岐管9の一方の直通接続部が接続され、三方分岐管9の分岐接続部には、水撃防止器10が取り付けられている。
そして、現場での施工に際し、フレキシブル管2の上端部には、混合栓側の偏心管52が接続され、三方分岐管9の他方の直通接続部には、止水栓54が接続される。
ここで、フレキシブル管2への偏心管52及び三方分岐管9の接続に際しては、上端側の差込筒部8を偏心管52に、下端側の差込筒部8を三方分岐管9にそれぞれ差し込み、袋ナット4を回転させて、偏心管52及び三方分岐管9の端部外周にねじ込む。
このようなフレキシブル継手1を介して偏心管52と止水栓54とを連結すると、フレキシブル管2と水撃防止器10とが予め一体となっているので、容易に施工することができ、パッキン7の内周面が差込筒部8に圧着しているので、施工時にパッキン7が脱落して所在不明になることもない。
また、フレキシブル管2の差込筒部8を偏心管52及び三方分岐管9等の配管に差し込むので、図4に示すように、フレキシブル管2を湾曲させても、接続された配管の軸線とフレキシブル管2の軸線とが折線状に屈曲することがない。
このため、パッキン7の径面における圧着の均等性が保持され、また、上述した差込筒部8へのパッキン7の内周面の圧着により、袋ナット4の締め付けに伴うパッキン7の捩れも防止されて、配管との接続部の水漏れが確実に防止される。
なお、湯水混合栓ではなく、水だけの水栓に適用される場合等、断熱性や防露性が不要な場合には、被覆管3を省略してもよい。また、止水栓54は、垂直な壁面から給水されるものではなく、床から立ち上がる配管から給水されるものとしてもよい。
次に、この考案の第2実施形態を図5及び図6に基づいて説明する。
このフレキシブル継手1では、上記第1実施形態のように、フレキシブル管2の下端部に、三方分岐管を介することなく、水撃防止器10をハンドルとする止水栓11が取り付けられ、止水栓11の下端部に、床から立ち上がる配管55を接続している。
水撃防止器10としては、ダイヤフラム10a及び緩衝材10bを備え、止水栓11の弁棒内の連通路11aを介して作用する水撃を緩和するものを例示しているが、他のタイプのものを使用してもよい。
このようなフレキシブル継手1を使用すると、上記第1実施形態のように、単体の止水栓55と水撃防止器10とを現場で接続する必要がなくなるので、施工性をさらに向上させることができる。
なお、上記各実施形態では、フレキシブル継手1の上端部に、混合栓側の偏心管52を接続し、フレキシブル継手1の下端部に、止水栓54又は床から立ち上がる配管55を接続する例をそれぞれ示したが、フレキシブル継手1に接続する配管は、これらに限定されるものではない。
1 フレキシブル継手
2 フレキシブル管
3 被覆管
4 袋ナット
5 係止リング
6 フランジ
7 パッキン
8 差込筒部
9 三方分岐管
10 水撃防止器
11 水撃防止器付き止水栓

Claims (2)

  1. 可撓性を有するフレキシブル管(2)の端部に、袋ナット(4)を回動自在に嵌め、袋ナット(4)をフレキシブル管(2)に嵌めた係止リング(5)により抜け止めし、袋ナット(4)に挿入した円環状のパッキン(7)の径面をフレキシブル管(2)のフランジ(6)に当接させて、袋ナット(4)を配管にねじ込むフレキシブル継手において、フレキシブル管(2)の端部に、その長さ方向に突出する差込筒部(8)を設け、差込筒部(8)にパッキン(7)の内周面を圧着させ、フレキシブル管(2)の一方の端部に三方分岐管(9)を介して水撃防止器(10)を取り付けたことを特徴とするフレキシブル継手。
  2. 可撓性を有するフレキシブル管(2)の端部に、袋ナット(4)を回動自在に嵌め、袋ナット(4)をフレキシブル管(2)に嵌めた係止リング(5)により抜け止めし、袋ナット(4)に挿入した円環状のパッキン(7)の径面をフレキシブル管(2)のフランジ(6)に当接させて、袋ナット(4)を配管にねじ込むフレキシブル継手において、フレキシブル管(2)の端部に、その長さ方向に突出する差込筒部(8)を設け、差込筒部(8)にパッキン(7)の内周面を圧着させ、フレキシブル管(2)の一方の端部に水撃防止器(10)をハンドルとする止水栓(11)を取り付けたことを特徴とするフレキシブル継手。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013525695A (ja) * 2010-04-05 2013-06-20 ドン−ア フレキシブル メタル チューブス カンパニー リミテッド 蛇腹管接続構造

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