JP4105889B2 - 分岐ソケットおよびこの分岐ソケットと共に用いるアダプタならびに湯水混合水栓の水栓本体と偏心管の接続方法 - Google Patents

分岐ソケットおよびこの分岐ソケットと共に用いるアダプタならびに湯水混合水栓の水栓本体と偏心管の接続方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、分岐ソケットおよびこの分岐ソケットと共に用いるアダプタならびに湯水混合水栓の水栓本体と偏心管の接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図9に示すように、例えば台所の壁に水用偏心管60および湯用偏心管61を介して設けられているシングルレバー式の湯水混合水栓62に分岐流路を形成して例えば食器洗い機等のホースH(図14参照)を湯水混合水栓62に接続するのに分岐ソケットおよびアダプタが用いられている。その手順は以下の通りである。
【0003】
図9に示す状態で、偏心管60,61に設けた流量調節栓60a,61aで止水したり、止水栓を閉めたりして、図10に示すように、シングルレバー63および吐水管64を含む湯水混合水栓62の水栓本体66を偏心管60,61から左右のナット67,68を交互に少しずつ緩めて取り外す。
【0004】
続いて、図11に示すように、分岐ソケット69およびアダプタ70をそれぞれ水用偏心管60および湯用偏心管61に接続する。この場合、分岐ソケット69の一端に設けた外ねじ71をパッキン72を介してナット68の内ねじ68aに螺合する。また、アダプタ70の一端に設けた外ねじ73をパッキン74を介してナット67の内ねじ67aに螺合する。
【0005】
続いて、図12に示すように、分岐ソケット69の他端に設けたナット81とアダプタ70の他端に設けたナット80を交互に少しずつまわして水栓本体66を偏心管60,61に取り付ける。この場合、水栓本体66に設けた水導入部83の外ねじ83aをパッキン85を介してナット81の内ねじ81aに螺合する。また、水栓本体66に設けた湯導入部の外ねじをパッキン89を介してナット80の内ねじ80aに螺合する。
【0006】
次に、図13に示すように、分岐ソケット69の分岐部90にパッキン91を介してバルブ92を接続する。
【0007】
続いて、図14に示すように、バルブ92を介して、前記ホースHを分岐ソケット69の分岐部90に接続する。
【0008】
最後に、図15に示すように、流量調節栓60aの止水状態を解除したり、止水栓を開いたりして分岐ソケット69および水用偏心管60間、水導入部83および分岐ソケット69間、分岐ソケット69およびバルブ92間にそれぞれ水漏れがないかどうかをチェックする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、シングルレバー式の湯水混合水栓62においては、水栓本体66の水導入部83の外ねじ83aおよび湯導入部の外ねじ、偏心管60,61のナット68,67の内ねじ68a,67aとして、現行では第1のタイプと第2のタイプの二種のタイプのねじが用いられていることから、水栓本体と偏心管との間に分岐ソケットおよびアダプタを設置するにあたり、施工者は、第1のタイプのねじを持つ分岐ソケットおよびアダプタと、第2のタイプのねじを持つ分岐ソケットおよびアダプタとを予め準備する必要がある。
【0010】
この発明は、前記の点に留意してなされたものであり、その目的は、二種のタイプのねじを有する水栓本体と偏心管に兼用できる分岐ソケットおよびこの分岐ソケットと共に用いるアダプタならびに湯水混合水栓の水栓本体と偏心管の接続方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明の分岐ソケットは、第1のタイプと第2のタイプの二種のタイプのねじを有する湯水混合水栓の水栓本体と偏心管に兼用可能で水栓本体と偏心管との間に設置される分岐ソケットであって、
一端に第1の外ねじを有し、他端に前記第1の外ねじとは異なる第2の外ねじを有するとともに、両外ねじ間に分岐部を有するソケット本体と、
一端に前記第2の外ねじに螺合する内ねじを有する袋ナットが抜止めリングを介して回動自在に取り付けられるとともに、他端に前記第1の外ねじに螺合する内ねじが形成されたナット部を備えている接続部材とより構成されており、
第1のタイプのねじを有する水栓本体および偏心管に対応可能なようにソケット本体の他端と接続部材の一端を向き合わせてソケット本体の第2の外ねじと接続部材の内ねじを接続する一方、
第2のタイプのねじを有する水栓本体および偏心管に対応可能なようにソケット本体の一端と接続部材の他端を向き合わせてソケット本体の第1の外ねじと接続部材の内ねじを接続するよう構成されている。
【0012】
また、この発明は別の観点から、前記分岐ソケットと共に湯水混合水栓の水栓本体と偏心管との間に設置されるアダプタであって、一端に第1の外ねじを有し、他端に前記第1の外ねじとは異なる第2の外ねじを有するアダプタ本体と、一端に前記第2の外ねじに螺合する内ねじを有する袋ナットが抜止めリングを介して回動自在に取り付けられるとともに、他端に前記第1の外ねじに螺合する内ねじが形成されたナット部を備えている接続部材とより構成されており、
第1のタイプのねじを有する水栓本体および偏心管に対応可能なようにアダプタ本体の他端と接続部材の一端を向き合わせてアダプタ本体の第2の外ねじと接続部材の内ねじを接続する一方、
第2のタイプのねじを有する水栓本体および偏心管に対応可能なようにアダプタ本体の一端と接続部材の他端を向き合わせてアダプタ本体の第1の外ねじと接続部材の内ねじを接続するよう構成されていることを特徴とするアダプタを提供する。
また、この発明は更に別の観点から、一端に第1の外ねじを有し、他端に前記第1の外ねじとは異なる第2の外ねじを有するとともに、両外ねじ間に分岐部を有するソケット本体と、一端に前記第2の外ねじに螺合する内ねじを有する袋ナットが抜止めリングを介して回動自在に取り付けられるとともに、他端に前記第1の外ねじに螺合する内ねじが形成 されたナット部を備えている接続部材とより構成された分岐ソケットと、
一端に第1の外ねじを有し、他端に前記第1の外ねじとは異なる第2の外ねじを有するアダプタ本体と、一端に前記第2の外ねじに螺合する内ねじを有する袋ナットが抜止めリングを介して回動自在に取り付けられるとともに、他端に前記第1の外ねじに螺合する内ねじが形成されたナット部を備えている接続部材とより構成されたアダプタとを用いて
第1のタイプのねじを有する湯水混合水栓の水栓本体と偏心管との接続と、第2のタイプのねじを有する湯水混合水栓の水栓本体と偏心管との接続とを行うにあたり、
第1のタイプのねじを有する水栓本体および偏心管間に分岐ソケットとアダプタを設置するため、
水用偏心管に設けたナットの第1の内ねじとソケット本体の第1の外ねじを接続する工程と
ソケット本体の第2の外ねじと接続部材の第2の内ねじを接続する工程と、
接続部材の第1の内ねじと水栓本体に設けた水導入部の第1の外ねじを接続する工程と、
湯用偏心管に設けたナットの第1の内ねじとアダプタ本体の第1の外ねじを接続する工程と、
アダプタ本体の第2の外ねじと接続部材の第2の内ねじを接続する工程と、
接続部材の第1の内ねじと水栓本体に設けた湯導入部の第1の外ねじを接続する工程を含む一方、
第2のタイプのねじを有する水栓本体および偏心管間に分岐ソケットとアダプタを設置するため、
水用偏心管に設けたナットの第2の内ねじとソケット本体の第2の外ねじを接続する工程と、
ソケット本体の第1の外ねじと接続部材の第1の内ねじを接続する工程と、
接続部材の第2の内ねじと水栓本体に設けた水導入部の第2の外ねじを接続する工程と、
湯用偏心管に設けたナットの第2の内ねじとアダプタ本体の第2の外ねじを接続する工程と、
アダプタ本体の第1の外ねじと接続部材の第1の内ねじを接続する工程と、
接続部材の第2の内ねじと水栓本体に設けた湯導入部の第2の外ねじを接続する工程とを含む湯水混合水栓の水栓本体と偏心管の接続方法を提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態について説明する。
図1〜図5は、この発明の一実施形態を示す。
【0014】
図1は、第1のタイプのねじを有する水栓本体および偏心管に対応可能なように位置させた分岐ソケットを示し、図2は、第2のタイプのねじを有する水栓本体および偏心管に対応可能なように位置させた分岐ソケットを示す。図3は、第1のタイプのねじを有する水栓本体および偏心管に対応可能なように位置させたアダプタを示し、図4は、第2のタイプのねじを有する水栓本体および偏心管に対応可能なように位置させたアダプタを示す。図5は、分岐ソケットおよびアダプタを第1のタイプのねじを有する水栓本体および偏心管の間に位置させた状態を示す。
【0015】
図1、図、図5において、分岐ソケット1は、ソケット本体2と接続部材3とよりなる。分岐ソケット1は、シングルレバー式の湯水混合水栓12の水栓本体13と水用偏心管14aとの間に設置される。
【0016】
前記ソケット本体2は、一端に第1の外ねじ(第1のタイプの外ねじ)4を有し、他端に前記第1の外ねじ4とは異なる第2の外ねじ(第2のタイプの外ねじ)5を有するとともに、両外ねじ4,5間に分岐部6を有する。この分岐部6は、周端に外ねじ6cを有し、例えば図13、図14に示すように、パッキン91を介してバルブ92が接続される。前記外ねじ6cはバルブ92に形成された内ねじ(図示せず)に螺合する。そして、バルブ92を介して、例えば食器洗い機等のホースHが分岐部6に接続される。
【0017】
また、前記接続部材3は、一端に前記第2の外ねじ5に螺合する第2の内ねじ(第2のタイプの内ねじ)7を有する袋ナット8が抜止めリング9を介して回動自在に取り付けられるとともに、他端に前記第1の外ねじ4に螺合する第1の内ねじ(第1のタイプの内ねじ)10が形成されたナット部11を備えている。
【0018】
また、図3、図4、図5において、15は、アダプタで、前記分岐ソケット1と共に前記水栓本体13と湯用偏心管14bとの間に設置される。
【0019】
前記アダプタ15は、アダプタ本体16と接続部材17とよりなる。
【0020】
前記アダプタ本体16は、一端に第1の外ねじ(第1のタイプの外ねじ)18を有し、他端に前記第1の外ねじ18とは異なる第2の外ねじ(第2のタイプの外ねじ)19を有する。
【0021】
また、前記接続部材17は、一端に前記第2の外ねじ19に螺合する第2の内ねじ20を有する袋ナット21が抜止めリング22を介して回動自在に取り付けられるとともに、他端に前記第1の外ねじ18に螺合する第1の内ねじ(第1のタイプの内ねじ)23が形成されたナット部24を備えている。
【0022】
また、図5において、30は、水用偏心管14aに設けたナット40の第1の内ねじで、ソケット本体2の前記第1の外ねじ4に螺合する。31は、湯用偏心管14bに設けたナット41の第1の内ねじで、アダプタ本体16の前記第1の外ねじ18に螺合する。
また、水栓本体13は、背面の左右の位置に、水導入部42および湯導入部43を有し、水導入部42は、接続部材3のナット部11に形成した第1の内ねじ10に螺合する第1の外ねじ32を有し、湯導入部43は、接続部材17のナット部24に形成された第1の内ねじ23に螺合する第1の外ねじ(図示せず)を有する。
【0023】
而して、図5に示す第1のタイプのねじを有する水栓本体13および偏心管14a,14b間に分岐ソケット1とアダプタ15を設置するには、水用偏心管14aに設けたナット40の第1の内ねじ30とソケット本体2の第1の外ねじ4を接続するとともに、図1にも示すようにソケット本体2の第2の外ねじ5と接続部材3の第2の内ねじ7を接続し、更に、接続部材3の第1の内ねじ10と水導入部42の第1の外ねじ32を接続する。同時に、湯用偏心管14bに設けたナット41の第1の内ねじ31とアダプタ本体16の第1の外ねじ18を接続するとともに、図3にも示すようにアダプタ本体16の第2の外ねじ19と接続部材17の第2の内ねじ20を接続し、更に、接続部材17の第1の内ねじ23と湯導入部43の第1の外ねじを接続する。
【0024】
そして、例えば図6に示すように水栓本体13および偏心管14a,14bが、第2のタイプのねじを有するものである場合は、水用偏心管14aに設けたナット40’の第2の内ねじ30’と図2に示すソケット本体2の第2の外ねじ5を接続するとともに、図2にも示すようにソケット本体2の第1の外ねじ4と接続部材3の第1の内ねじ10を接続し、更に、接続部材3の第2の内ねじ7と水導入部42’の第2の外ねじ32’を接続する。同時に、湯用偏心管14bに設けたナット41’の第2の内ねじ31’と図4に示すアダプタ本体16の第2の外ねじ19を接続するとともに、図4にも示すようにアダプタ本体16の第1の外ねじ18と接続部材17の第1の内ねじ23を接続し、更に、接続部材17の第2の内ねじ20と水栓本体13に設けた湯導入部43’の第2の外ねじ43a’を接続する。なお、図6に示す湯水混合水栓50は、サーモバルブを有するサーモ型水栓である。
【0025】
この発明では、以下の利点を有する。
【0026】
前記利点を説明するために図7、図8に比較例を示す。
【0027】
図7は、図1に対応するものである。また、図8は、図2に対応するものである。図7、図8において、分岐ソケット100は、ソケット本体200と接続部材300とよりなる。前記ソケット本体200は、一端に第1の外ねじ400を有し、他端に前記第1の外ねじ400とは異なる第2の内ねじ500を有する袋ナット800が抜止めリング900を介して回動自在に取り付けられるとともに、両外ねじ400,500間に分岐部600を有する。一方、前記接続部材300は、一端に前記第2の内ねじ500に螺合する第2の外ねじ700を有し、他端に前記第1の外ねじ400に螺合する第1の内ねじ1000が形成されたナット部1100を備えている。
【0028】
そして、図1、図2に示した分岐ソケット1では、ソケット本体2と袋ナット8は別体であるのに対し、図7、図8に示した分岐ソケット100では、ソケット本体200に袋ナット800が設けられていることから、ソケット本体2に比してソケット本体200の方が歩留りが悪くなり易い。一方、分岐ソケット1の接続部材3に袋ナット8が設けられているが、その分接続部材3の歩留りが接続部材300に比して悪くなり易いが、ソケット本体200の歩留りが悪くなることによるコスト的な損失に比べると分岐ソケット1の方がコスト安に製作できるという利点をこの発明は有する。
【0029】
【発明の効果】
この発明では、二種のタイプのねじを有する水栓本体と偏心管に兼用できる分岐ソケットおよびこの分岐ソケットと共に用いるアダプタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1のタイプのねじを有する水栓本体および偏心管に対応可能なように位置させたこの発明に係る分岐ソケットの一実施形態を示す構成説明図である。
【図2】 第2のタイプのねじを有する水栓本体および偏心管に対応可能なように位置させた上記実施形態の分岐ソケットを示す構成説明図である。
【図3】 第1のタイプのねじを有する水栓本体および偏心管に対応可能なように位置させたこの発明に係るアダプタの一実施形態を示す構成説明図である。
【図4】 第2のタイプのねじを有する水栓本体および偏心管に対応可能なように位置させた上記実施形態のアダプタを示す構成説明図である。
【図5】 上記実施形態を第1のタイプのねじを有する水栓本体および偏心管に適用した分解斜視図である。
【図6】 上記実施形態の分岐ソケットおよびこの分岐ソケットと共に用いるアダプタが適用される、第2のタイプのねじを有する水栓本体および偏心管を示す分解斜視図である。
【図7】 第1のタイプのねじを有する水栓本体および偏心管に対応可能なように位置させた比較例を示す構成説明図である。
【図8】 第2のタイプのねじを有する水栓本体および偏心管に対応可能なように位置させた比較例を示す構成説明図である。
【図9】 従来例の分岐ソケット設置における第1工程を示す斜視図である。
【図10】 従来例の分岐ソケット設置における第2工程を示す斜視図である。
【図11】 従来例の分岐ソケット設置における第3工程を示す斜視図である。
【図12】 従来例の分岐ソケット設置における第4工程を示す斜視図である。
【図13】 従来例の分岐ソケット設置における第5工程を示す斜視図である。
【図14】 従来例の分岐ソケット設置における第6工程を示す斜視図である。
【図15】 従来例の分岐ソケット設置における第7工程を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…分岐ソケット、2…ソケット本体、3…接続部材、13…水栓本体、14a…水用偏心管、4…第1の外ねじ、5…第2の外ねじ、6…分岐部、7…第2の内ねじ、8…袋ナット、9…抜止めリング、10…第1の内ねじ、11…ナット部。

Claims (3)

  1. 第1のタイプと第2のタイプの二種のタイプのねじを有する湯水混合水栓の水栓本体と偏心管に兼用可能で水栓本体と偏心管との間に設置される分岐ソケットであって、
    一端に第1の外ねじを有し、他端に前記第1の外ねじとは異なる第2の外ねじを有するとともに、両外ねじ間に分岐部を有するソケット本体と、
    一端に前記第2の外ねじに螺合する内ねじを有する袋ナットが抜止めリングを介して回動自在に取り付けられるとともに、他端に前記第1の外ねじに螺合する内ねじが形成されたナット部を備えている接続部材とより構成されており、
    第1のタイプのねじを有する水栓本体および偏心管に対応可能なようにソケット本体の他端と接続部材の一端を向き合わせてソケット本体の第2の外ねじと接続部材の内ねじを接続する一方、
    第2のタイプのねじを有する水栓本体および偏心管に対応可能なようにソケット本体の一端と接続部材の他端を向き合わせてソケット本体の第1の外ねじと接続部材の内ねじを接続するよう構成されていることを特徴とする分岐ソケット。
  2. 請求項1の分岐ソケットと共に湯水混合水栓の水栓本体と偏心管との間に設置されるアダプタであって、一端に第1の外ねじを有し、他端に前記第1の外ねじとは異なる第2の外ねじを有するアダプタ本体と、
    一端に前記第2の外ねじに螺合する内ねじを有する袋ナットが抜止めリングを介して回動自在に取り付けられるとともに、他端に前記第1の外ねじに螺合する内ねじが形成されたナット部を備えている接続部材とより構成されており、
    第1のタイプのねじを有する水栓本体および偏心管に対応可能なようにアダプタ本体の他端と接続部材の一端を向き合わせてアダプタ本体の第2の外ねじと接続部材の内ねじを接続する一方、
    第2のタイプのねじを有する水栓本体および偏心管に対応可能なようにアダプタ本体の一端と接続部材の他端を向き合わせてアダプタ本体の第1の外ねじと接続部材の内ねじを接続するよう構成されていることを特徴とするアダプタ。
  3. 一端に第1の外ねじを有し、他端に前記第1の外ねじとは異なる第2の外ねじを有するとともに、両外ねじ間に分岐部を有するソケット本体と、一端に前記第2の外ねじに螺合する内ねじを有する袋ナットが抜止めリングを介して回動自在に取り付けられるとともに、他端に前記第1の外ねじに螺合する内ねじが形成されたナット部を備えている接続部材とより構成された分岐ソケットと、
    一端に第1の外ねじを有し、他端に前記第1の外ねじとは異なる第2の外ねじを有するアダプタ本体と、一端に前記第2の外ねじに螺合する内ねじを有する袋ナットが抜止めリングを介して回動自在に取り付けられるとともに、他端に前記第1の外ねじに螺合する内ねじが形成されたナット部を備えている接続部材とより構成されたアダプタとを用いて
    第1のタイプのねじを有する湯水混合水栓の水栓本体と偏心管との接続と、第2のタイプのねじを有する湯水混合水栓の水栓本体と偏心管との接続とを行うにあたり、
    第1のタイプのねじを有する水栓本体および偏心管間に分岐ソケットとアダプタを設置するため、
    水用偏心管に設けたナットの第1の内ねじとソケット本体の第1の外ねじを接続する工程と
    ソケット本体の第2の外ねじと接続部材の第2の内ねじを接続する工程と、
    接続部材の第1の内ねじと水栓本体に設けた水導入部の第1の外ねじを接続する工程と、
    湯用偏心管に設けたナットの第1の内ねじとアダプタ本体の第1の外ねじを接続する工程と、
    ダプタ本体の第2の外ねじと接続部材の第2の内ねじを接続する工程と、
    接続部材の第1の内ねじと水栓本体に設けた湯導入部の第1の外ねじを接続する工程を含む一方、
    第2のタイプのねじを有する水栓本体および偏心管間に分岐ソケットとアダプタを設置するため、
    水用偏心管に設けたナットの第2の内ねじとソケット本体の第2の外ねじを接続する工程と、
    ソケット本体の第1の外ねじと接続部材の第1の内ねじを接続する工程と、
    接続部材の第2の内ねじと水栓本体に設けた水導入部の第2の外ねじを接続する工程と、
    湯用偏心管に設けたナットの第2の内ねじとアダプタ本体の第2の外ねじを接続する工程と、
    アダプタ本体の第1の外ねじと接続部材の第1の内ねじを接続する工程と、
    接続部材の第2の内ねじと水栓本体に設けた湯導入部の第2の外ねじを接続する工程とを含む湯水混合水栓の水栓本体と偏心管の接続方法。
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