JP3319803B2 - 壁付け水栓の接続構造 - Google Patents
壁付け水栓の接続構造Info
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Description
おける壁付け水栓の接続部の新規な取付構造に関するも
のである。
ように壁面(イ)を貫通して、室内側に開口するエルボ
形継ぎ手(ロ)の内ネジ部(ハ)に対し、これと螺合す
る水栓(ニ)のクランク管(ホ)側の外ネジ部にシール
テープを巻着するか、又は他のシール材を塗布して水密
に嵌合させ、室内側壁面に装飾座金(ヘ)を嵌着すると
いう手順が採られるのが一般的であった。
工法は、施工に当たって、相当の経験と熟練を要求され
たものである。その主な理由は、継ぎ手(ロ)にネジ嵌
合されるクランク管(ホ)を締め込んで行く際、継ぎ手
と水栓の位置関係が、明らかに把握できず、しばしば上
記クランク管の締め込み量に過不足が発生し、その都度
位置を合わせるために過剰に締め込んだものを戻した
り、締め込み量を調整(緩る締め)すると、締付け不足
を発生し、この部分の水密性を低下させるという課題が
あった。
湯水混合栓にあっては、双方のクランク管の管端位置を
正確に規制しなければ、水栓本体(ニ)の接続が不能に
なる関係上、いきおい上記締め込み量の調整頻度が多く
なり、そのために水密性の保持に大きな困難性が見られ
たものである。。
ル工法を省略し、併せて継ぎ手と水栓との位置合わせを
容易化して水密性を高めることを目的としたものであ
る。
成するため、壁面を貫通する継ぎ手の胴部の内ネジ部内
端に、該ネジ部に嵌合されるクランク管の端面が当接す
る当り面を備えた中空状のコアを水密且つ摺動可能に嵌
着し、該コアと継ぎ手胴部の後段部との間にスプリング
を弾装するという手段を用いた。
の、少なくとも鍔縁の周面が継ぎ手胴部に水密に内接す
るという手段を講じた。
の後段部と水密に内接してスプリング室を形成し、該ス
プリング室に一次側流体が流入出来ないようにしたとい
う手段も用いた。
することでコアを常時一定の圧力で水栓側のネジ部端面
に圧接し得るようにしたから、この部分で両部材間の水
密性が維持できるという作用を有する。従って、従来の
接続構造とは異なりネジ部には、シール材等を使用する
必要がなく、又、その締め込み量も自由に加減できると
いう格別の作用が得られるのである。
ようにしたものは、断水時などに二次側の水圧が上昇し
た場合でも、上記両部材のシール面圧が低下せず、高い
水密性の維持機能が得られるという作用も有する。
を水密に保ったものは、スプリングの腐食等が防止でき
るという作用を有する。
いて更に詳述すると、図1において1は壁面(W)を貫
通して室内側に開口する円筒状の継ぎ手胴部、2は壁内
において上記継ぎ手胴部1に水密に接合される給水管側
のエルボ、3は前面(図の右方)に当たり面3aを有す
る中空状のコアであって、外周面がOリング3bを介し
て継ぎ手胴部1に水密に内接し、一定量摺動可能に構成
されたものである。又、4は上記継ぎ手胴部のコア3の
背面とエルボ2側の後段部2aとの間に弾装されたコイ
ルスプリングである。
体が自由に流入可能であり、クランク管の装着後におけ
る一次圧の受圧面、即ちコア1の背面(A)と前面の二
次圧受圧面(a)の関係が(a)≦(A)であるように
することで、断水時などに二次側に異常昇圧が生じても
上記両部材の接合面の弛緩を確実に防止して二次側流体
の逆流を防止するものである。
本体の胴部1に湯水混合栓を接続した状態を示す本発明
の他の実施例で、上記第1の実施例におけるコア3を鍔
縁3cとその背面に延成された筒部3dとによって構成
し、少なくとも上記鍔縁3cの外周面がOリング3bを
介して継ぎ手胴部1に水密に内接し、一定量摺動可能に
構成したものであり、5は上記コア3の鍔縁3c背面と
筒部3dの外周面及びエルボ2側の後段部2aとの間に
形成されたスプリング室である。
その筒部3dの後端部分とエルボ2側の後段部2aとの
内接面にOリング3eを設けて上記スプリング室5を水
密構造にすれば、スプリング4の保護が可能となるし、
又この部分のOリング3bを省略することで、該スプリ
ング室5に一次側流体の流入を許容して前実施例と同等
の二次側流体の逆流防止機能が得られるのである。
その鍔縁3cと筒部3dの外周面の二点でコア3を支持
することによって、該コアの軸心に振れを生じず、水栓
の取り付けも簡単、容易である。
継ぎ手本体の支持金具、また9は左右2本のクランク
管、10はナット10aを介して上記クランク管9・9
と連結される混合栓本体を示すが、第2実施例において
特に符号の説明をしていない部分は第2実施例と同じで
ある。
のネジ部9aを上記継ぎ手胴部1に螺装するに当たり、
クランク管のネジ部端面が、コア3の当り面3aに当接
してコア3を後退させるスプリング4を一定量圧縮する
ので、その反発力が両接合面間に所要の面圧が発生さ
せ、この部分に水密性を保持させるのである。
を用いた湯水混合栓の接続構造について述べたが、本発
明の技術思想は、特に湯水混合栓に限らず水管が単一の
水栓についても、そのまま適用できるものである。又、
上記第2実施例のようにスプリング室5を構成した場合
には、該スプリング室5に上記コイルスプリング4に代
えて、一定の弾力を有するゴムやプラスチックのような
弾性材を圧填することも任意である。
の接続構造によれば、継ぎ手本体側と水栓の水密性保持
を水栓側のネジ部端面と継ぎ手胴部に弾装されたコアの
当り面間で行うものであるから、ネジ部にシールテープ
やシール材等の副資材を使用する手間や施工上の困難性
が解消できたのである。
との位置合わせが簡単に調整できるようになり、特に2
本の水管を必要とする湯水混合栓などの接継が、簡単で
正確に行える等、顕著な利益をもたらし得るものであ
る。
継ぎ手胴部の中心部縦断面図
一部を切欠して示す縦断面図
面図
Claims (3)
- 【請求項1】壁面を貫通して開口する継ぎ手本体の胴部
内に、水栓側の外ネジ部端面と水密に当接する当り面と
し、継ぎ手胴部と水密に内接して一定量摺動可能な中空
状のコアを嵌着した上、上記胴部の後段部とコアとの間
にスプリングを弾装したことを特徴とする壁付け水栓の
接続構造。 - 【請求項2】コアが鍔縁と筒部とから構成され、少なく
とも鍔縁の周面が継ぎ手胴部に水密に内接する請求項1
記載の壁付け水栓の接続構造。 - 【請求項3】コアの筒部の後端部分が継ぎ手胴部の後段
部と水密に内接する請求項2記載の壁付け水栓の接続構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07097993A JP3319803B2 (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | 壁付け水栓の接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP07097993A JP3319803B2 (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | 壁付け水栓の接続構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06257689A JPH06257689A (ja) | 1994-09-16 |
JP3319803B2 true JP3319803B2 (ja) | 2002-09-03 |
Family
ID=13447160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP07097993A Expired - Fee Related JP3319803B2 (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | 壁付け水栓の接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3319803B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006225989A (ja) * | 2005-02-17 | 2006-08-31 | Mym Corp | 裏配管具 |
-
1993
- 1993-03-04 JP JP07097993A patent/JP3319803B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06257689A (ja) | 1994-09-16 |
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