JP2002330120A - 信号伝送システムおよびその装置 - Google Patents

信号伝送システムおよびその装置

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JP2002330120A JP2001135316A JP2001135316A JP2002330120A JP 2002330120 A JP2002330120 A JP 2002330120A JP 2001135316 A JP2001135316 A JP 2001135316A JP 2001135316 A JP2001135316 A JP 2001135316A JP 2002330120 A JP2002330120 A JP 2002330120A
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健 上村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光バスに接続された多くのデバイスの間で、
高速かつ同期したデータ伝送を可能とする。 【解決手段】 フレーム信号生成手段は、クロック信号
を分周してフレーム信号を生成し、光学信号に変換して
フレーム信号伝送用の光伝送路に出力し、この光伝送路
は、光学的なフレーム信号を、光バスに接続された各デ
バイスに伝送する。各ノードにおいて、クロック生成手
段は、受信したフレーム信号を逓倍し、クロック信号を
再生する。伝送信号生成手段は、クロック信号に同期し
たシリアル伝送データを生成し、光学的な伝送信号に変
換して伝送信号用の光伝送路に出力し、この光伝送路
は、各デバイスから出力された伝送信号を、他のデバイ
スに対して伝送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のノードにフ
レーム信号を送り、複数のノードそれぞれが、フレーム
信号からクロック信号を再生して信号の送信および受信
に用いる信号伝送システムおよびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータの標準的なI/Oインター
フェースの規格として、SCSI(Small Computer Syst
em Interface)規格を例として挙げることができる。例
えば、このSCSI規格のI/Oインターフェースを用
いると、ディスク装置などの複数のデバイス(ノード)
を共通のSCSIバスで接続して、これらのデバイスの
間でデータを伝送することができる。
【0003】データ伝送の高速化のためには、例えば
「2001年1月17日,日経産業新聞1面」(文献
1)に開示された光配線を用いたプリント基板、あるい
は、例えば「新しい概念 光シートバステクノロジー
(小関 他,”エレクトロニクス”No.557(20
01年10月号),p49〜53,株式会社オーム
社)」(文献2)、「光拡散シートを用いた光分岐器の
特性評価(浜田 他,信学技報(Technical Report of I
EICE)),OCS99−72(1999年10月)」
(文献3)および「光拡散シートを用いた光バックプレ
ーンの伝送特性評価(岡田他,信学技報(Technical Rep
ort of IEICE)),OCS99−73(1999年10
月)」(文献4)等に開示された光バスが提案されてい
る。
【0004】例えば、SCSIバスとして光バスを用い
ると、データ伝送の高速化が可能である。このように、
光バスを用いてデータ伝送を行う場合、光バスを伝送さ
れる伝送信号からクロック信号およびフレーム信号を抽
出し、各デバイス(ノード)でデータ伝送に用いること
により、各デバイス(ノード)でデータ伝送のタイミン
グを同期させることができる。しかしながら、SCSI
規格は、複数のデバイス(ノード)が同じタイミングで
同時にSCSIバスに対して出力しうる信号(例えばB
SY,RST)を含んでいるので、複数のデバイスが、
このような信号を同時に光バスに出力すると、伝送され
る複数の光学信号が加算され、データの論理値1,0に
対応するH,L以外の強度をとりうるようになる。つま
り、n個のデバイス(ノード)が同じタイミングで信号
を光バスに出力すると、出力された信号の数nと、出力
された信号それぞれの論理値1,0に応じて、光バス上
でこれらが重ね合わされて、強度がn×H,(n−1)
×H,...,H,Lのいずれかの値をとる多値信号が
生じてしまう。
【0005】このように、多値信号を含む伝送信号から
クロック信号およびフレーム信号を抽出しようとする
と、信号パターンに依存するジッタが生じやすかった
り、受信回路に非常に広いダイナミックレンジが要求さ
れたりするという問題がある。また、各デバイス(ノー
ド)を高速に動作させようとするとクロック信号の周波
数も高くなってしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した背
景からなされたものであり、多値信号からクロック信号
およびフレーム信号を抽出しなくても、光バスに接続さ
れた多くのデバイス(ノード)の間で、高速かつ同期し
たデータ伝送が可能な信号伝送システムおよびその装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】[第1の信号伝送システ
ム]上記目的を達成するために、本発明にかかる第1の
信号伝送システムは、伝送データの同期伝送に用いられ
る光学的なフレーム信号を生成するフレーム信号生成手
段と、前記生成されたフレーム信号を光学的に伝送する
第1の光学伝送手段と、前記伝送されたフレーム信号を
受信し、前記受信されたフレーム信号からクロック信号
を生成するクロック生成手段と、前記受信されたフレー
ム信号を用いて、前記生成されたクロック信号に同期し
た前記伝送データを示す光学的な伝送信号を生成する伝
送信号生成手段と、前記生成された伝送信号を光学的に
伝送する第2の光学伝送手段とを有する。
【0008】好適には、前記伝送された伝送信号を受信
し、前記受信されたフレーム信号と前記生成されたクロ
ック信号とを用いて、前記受信された伝送信号から前記
伝送データを復元する伝送データ復元手段を有する。
【0009】[第1の信号伝送システムの説明]フレー
ム信号生成手段は、例えば、信号伝送システム全体のデ
ータ伝送のタイミングを規定するクロック信号を分周
し、データ伝送に用いられる伝送フレームを示すフレー
ム信号を電気的に生成し、この電気的なフレーム信号を
光学信号に変換して第1の光学伝送手段に対して出力す
る。第1の光学伝送手段は、例えば、光拡散シートを用
いた光バスであって、光学的なフレーム信号を、光バス
に接続された各デバイス(ノード)に伝送する。
【0010】各ノードにおいて、クロック生成手段は、
例えば、PLL制御の周波数てい倍回路を含み、光バス
(第1の光学伝送手段)を伝送されてきた光学的なフレ
ーム信号を電気的な信号に変換し、さらに、このフレー
ム信号に同期したクロック信号を生成する。伝送信号生
成手段は、例えば、パラレル形式で入力された電気的な
伝送データを、生成されたクロック信号および受信され
たフレーム信号に同期してシリアル形式に変換し、さら
に、光学的な伝送信号に変換して第2の光学伝送手段に
対して出力する。
【0011】第2の光学伝送手段は、各デバイス(ノー
ド)から出力された伝送信号を、他のデバイス(ノー
ド)に対して伝送する。第1の信号伝送システムにおい
ては、クロック信号はバスを介して伝送されず、代わり
に、クロック信号より周波数が低いフレーム信号が各デ
バイス(ノード)に供給されるので、周波数が高いクロ
ック信号を、各デバイス(ノード)の基板上で長い距
離、引き回さないですむ。また、伝送信号とフレーム信
号とで伝送路を分けてあるので、ジッタの発生などの不
具合が生じにくい。
【0012】[第2の信号伝送システム]また、本発明
にかかる第2の信号伝送システムは、伝送データの同期
伝送に用いられる光学的なフレーム信号を生成するフレ
ーム信号生成手段と、前記生成されたフレーム信号を光
学的に伝送する第1の光学伝送手段と、前記伝送データ
を示す光学的な伝送信号の送信および受信またはこれら
のいずれかをそれぞれ行う複数の伝送信号送信・受信手
段と、前記伝送信号を光学的に伝送する第2の光学伝送
手段とを有し、前記複数の伝送信号送信・受信手段それ
ぞれは、前記伝送されたフレーム信号を受信し、前記受
信されたフレーム信号からクロック信号を生成するクロ
ック生成手段と、前記受信されたフレーム信号を用い
て、前記生成されたクロック信号に同期した前記伝送デ
ータを示す光学的な伝送信号を生成する伝送信号生成手
段、および、前記伝送された伝送信号を受信し、前記受
信されたフレーム信号と前記生成されたクロック信号と
を用いて、前記受信された伝送信号から前記伝送データ
を復元する伝送データ復元手段またはこれらのいずれか
とを有する。
【0013】好適には、前記伝送された伝送信号は、一
時に前記複数の伝送信号送信・受信手段のいずれかのみ
が送信する1つ以上の第1の伝送信号、および、一時に
前記伝送信号送信・受信手段の内の2つ以上が送信しう
る1つ以上の第2の伝送信号またはこれらのいずれかを
含み、前記第2の光学伝送手段は、前記第2の伝送信号
を光学的に伝送する第3の光学伝送手段を含む。
【0014】[第2の信号伝送システムの説明]第2の
信号伝送システムは、例えば、多値信号の伝送について
さらに考慮を加えたものであって、SCSI規格におけ
るBSY,RST信号など、複数のデバイス(ノード)
が同時に光バス上に出力しうる信号の伝送のために、独
立した第3の光学伝送手段を用いるので、多値信号以外
の信号(2値信号)の識別が容易になり、2信号の受信
部を、多値信号に比べてダイナミックレンジが狭い安価
な部品で構成することができる。
【0015】[伝送信号送信・受信装置]また、本発明
にかかる伝送信号送信・受信装置は、伝送データの同期
伝送に用いられる光学的なフレーム信号をフレーム信号
を第1の光学伝送路を介して伝送し、前記伝送データを
示す伝送信号を第2の光学伝送路を介して伝送する信号
伝送システムにおいて、前記伝送データを示す光学的な
伝送信号の送信および受信またはこれらのいずれかを行
う伝送信号送信・受信装置であって、前記伝送されたフ
レーム信号を受信し、前記受信されたフレーム信号から
クロック信号を生成するクロック生成手段と、前記受信
されたフレーム信号を用いて、前記生成されたクロック
信号に同期した前記伝送データを示す光学的な伝送信号
を生成する伝送信号生成手段、および、前記伝送された
伝送信号を受信し、前記受信されたフレーム信号と前記
生成されたクロック信号とを用いて、前記受信された伝
送信号から前記伝送データを復元する伝送データ復元手
段またはこれらのいずれかとを有する。
【0016】
【発明の実施の形態】[第1の実施形態]以下、本発明
の第1の実施形態を説明する。図1は、本願にかかるデ
ータ処理システム1の構成を示す図である。図1に示す
ように、データ処理システム1は、光バス2、N個のノ
ード4−1〜4−N(ノード#1〜#N;Nは整数)お
よびフレーム信号発生回路10から構成される。光バス
2は、シリアル信号バス3およびフレーム信号線20を
含む。シリアル信号バス3は、J本(Jは整数)の光伝
送路30−1〜30−Jを含む。
【0017】図2は、図1に示したデータ処理システム
1において、ノードの数を4(N=4)とし、シリアル
信号バス3の光伝送路の数を4(J=4)とした場合の
具体例を示す図である。なお、以下、説明を具体化し、
発明の理解を容易にするために、図2に示すように、デ
ータ処理システム1が4個(N=4)のノード(#1〜
#4)4−1〜4−4および4本(J=4)の光伝送路
(A〜D)30−1〜30−4を含む場合を具体例とし
て説明する。データ処理システム1は、各種デバイス
(ノード4−1〜4−4)を、光バス2を介して接続し
たシステムであって、例えば、これらのノード4−1〜
4−4の間で、SCSI規格に従って光バス2を介して
データをやり取りして、例えば、数値計算、データの入
出力および記憶などの処理を行う。
【0018】[フレーム信号発生回路10]図3は、図
2に示したフレーム信号発生回路10の構成を示す図で
ある。図4(A)〜(F)はそれぞれ、図2に示したフ
レーム信号発生回路10が発生するフレーム信号FR、
クロック信号CLKおよび光伝送路30−1〜30−4
(A〜D)上の伝送信号を示す図である。図3に示すよ
うに、フレーム信号発生回路10は、クロック発生回路
100、分周回路102、送信回路648および電気・
光学信号変換回路(EO変換回路)650から構成され
る。
【0019】クロック発生回路100は、図4(C)〜
(F)に示す光伝送路30−1〜30−4上の伝送信号
A0〜A7,B0〜B7,C0〜C7,D0〜D7に同
期した図4(B)に示すクロック信号CLKを生成し、
分周回路102に対して出力する。分周回路102は、
クロック発生回路100から入力されたクロック信号C
LKを8分周し、、図4(C)〜(F)に示す光伝送路
30−1〜30−4上の伝送信号A0〜A7,B0〜B
7,C0〜C7,D0〜D7の伝送フレームに同期した
図4(A)に示すフレーム信号FRを生成して送信回路
648に対して出力する。送信回路648は、分周回路
102から入力されたフレーム信号FRを電流信号に変
換し、EO変換回路650に対して出力する。EO変換
回路650は、電気信号を光学信号に変換するレーザダ
イオード(LD;図示せず)などから構成され、送信回
路648から入力された電流信号を光学信号に変換し、
光学的なフレーム信号FRとして、フレーム信号線20
(図2)を介してノード4−1〜4−4に供給する。
【0020】[ノード4−n]図5は、図2に示したノ
ード4−n(#n;1≦n≦4)の構成を示す図であ
る。図5に示すように、ノード4−nは、クロック再生
回路5、光伝送路30−1〜光伝送路30−4それぞれ
に対応して設けられるバスインターフェース(バスI
F)部6−1〜6−4(A〜D)、インターフェース制
御部40、データ組立回路42およびデータ処理部44
から構成される。
【0021】[ノード4−nの概要]ノード4−nは、
上述のように、例えば、プロセッサ回路、入出力(I
O)回路あるいはハードディスク装置などのデータ処理
用デバイスであって、SCSI規格に従ってデータを他
のノードと光バス2を介して送受信する。ノード4−n
が伝送するデータには、SCSI規格におけるRSTお
よびBSYのように、ノード4−1〜4−4の内の複数
が同時に出力することを許されたデータ(第2のデー
タ)と、一時にノード4−1〜4−4のいずれか1つの
みが出力することを許され、複数のノードが同時に出力
することは許されないデータ(第1のデータ)とが含ま
れる。
【0022】例えば、ノード4−nが正論理で信号を入
出力するように構成され、伝送データの論理値1に対応
して強度Hの光学信号を光バス2(光伝送路30−1〜
30−4のいずれかの)上に出力し、論理値0に対応し
て強度L(=0)の光学信号を光バス2上に出力する
と、上記第1のデータに対応する光学信号(第1の信
号)の強度は、強度H,L(=0)のいずれかの2種類
の値をとる。このように、光バス2上で2種類の強度し
かとりえない信号を、以下、2値信号と呼ぶ。
【0023】これに対し、伝送路上に複数の光学信号が
出力されると、信号強度は3種類以上の値(多値)をと
りうる。例えば、ノード4−1〜4−4の全てが論理値
1に対応する強度Hの光学信号を光バス2に出力した場
合、光学信号は光バス2上で強め合って強度4×H(N
×H;N=4)の光学信号となる。また、例えば、ノー
ド4−1〜4−4の内の3つが光学信号を光バス2上に
出力したとしても、論理値1に対応する強度Hの光学信
号を出力するノードが1つであれば、光バス2上の光学
信号の強度はHとなる。このように、光学信号を出力す
るノード(=出力される光学信号の数)、および、光学
信号に対応するデータの論理値に応じて、光バス2上の
信号強度が強度4×H,3×H,2×H,H,0の5種
類(一般的には、N×H,(N−1)×H,...,2
×H,H,0の(N+1)のN+1種類)の値をとりう
る信号を、以下、多値信号と呼び、多値信号に対応する
データを多値データと呼ぶ。
【0024】一般に、伝送されてきた光学信号からデー
タを識別するためには、光学信号を電圧信号に変換し、
この電圧信号の平均値を取って閾値として用いて、電圧
信号の電圧が閾値より高い場合に論理値1、低い場合に
論理値0と識別する方法が採られる。この閾値の最適値
は、2値データの識別のためには、強度Hの光学信号か
ら得られる電圧Hと強度0の光学信号に対応する電圧0
の中間値、電圧0.5×Hであり、閾値がこの電圧から
著しく偏ると、ノイズの影響等でデータの識別が不正確
になり、あるいは、閾値が電圧Hより高くなると、デー
タの識別が不可能になる。
【0025】ノード4−nは、このような不具合に対応
するために、上記閾値を電圧0.5×H付近に近づける
ように値が選ばれる符号データを、伝送しようとするデ
ータの本体(本体データDOUT)に付加する方法を採
る。以下、記述の簡略化のために、このように符号デー
タを付して閾値を適切な範囲に保つ処理を、電気的な信
号伝送になぞらえて、「DCバランスをとる」とも記載
し、閾値および閾値に対応する光学信号の平均値を「D
Cレベル」とも記載する。
【0026】しかしながら、多値信号の強度の範囲は広
く、閾値に与える影響が大きいので、例えば、多値信号
の強度が最大になった場合には、閾値を著しく高電圧側
に偏らせてしまう。従って、光バス2の光伝送路30−
1〜30−4のいずれか1本に多くの多値信号が集中
し、しかも、多値信号が最高値をとった場合には、閾値
が著しく高電圧側に偏ってしまうので、本体データDO
UTにどのような符号データを付加しても、DCバラン
スがとれなくなってしまう可能性がある。
【0027】このような不具合に対応するために、ノー
ド4−nは、本体データDOUTがいかなる値をとって
も、つまり、光バス2上の多値信号および2値信号がど
のような強度をとったとしても、符号データの値を適切
に選べば、閾値を適切な範囲に保つことができるよう
に、光伝送路30−1〜30−4に、適切な数の多値信
号と2値信号とを配分し、配分データDOUT’とす
る。つまり、ノード4ーnは、多くの多値信号を割り当
てた光伝送路に対しては、少ない2値信号と多くの符号
データを配分し、少ない多値信号を割り当てた光伝送
路、あるいは、多値信号を割り当てなかった光伝送路に
対しては、多くの2値信号と少ない符号データを配分す
るようにして、閾値の値を適切な範囲に保って識別誤り
を低減するとともに、符号データの過剰な付加によるデ
ータ伝送効率の低下を防止する。
【0028】[クロック再生回路5]図6は、図5に示
したクロック再生回路5の構成を示す図である。図7
は、図6に示した受信回路62の構成を示す図である。
図6に示すように、クロック再生回路5は、光学・電気
信号変換回路(OE変換回路)600、受信回路62お
よび周波数てい(逓)倍回路500から構成される。図
7に示すように、受信回路62は、I−V変換回路62
0、閾値発生回路622および比較回路624から構成
される。
【0029】OE変換回路600(図6)は、光学信号
を電気信号に変換するフォトダイオードなどから構成さ
れ、フレーム信号線20を介して光学的に伝送されてき
たフレーム信号FRを電流信号Iに変換し、受信回路6
2に対して出力する。
【0030】受信回路62のI−V変換回路620(図
7)は、OE変換回路600から入力されたフレーム信
号FRの電流信号Iを電圧信号Vに変換し、閾値発生回
路622および比較回路624に対して出力する。
【0031】閾値発生回路622(図7)は、I−V変
換回路620から入力されたフレーム信号FRの電圧信
号Vの平均電圧値を求め、閾値Vthとして比較回路6
24に対して出力する。なお、図4(A)に示したよう
に、フレーム信号FRは50%デューティの信号なの
で、閾値発生回路622が出力する閾値Vthは電圧
0.5×Hとなる。
【0032】比較回路624(図7)は、閾値発生回路
622から入力された閾値Vthと、I−V変換回路6
20から入力されたフレーム信号FRの電圧信号Vとを
比較し、電圧信号Vの電圧が閾値Vthより高くなる部
分を論理値1に識別し、電圧信号Vの電圧が閾値Vth
より高くない部分を論理値0に識別して、デジタル形式
のフレーム信号FR(図4(A))として周波数てい倍
回路500およびノード4−nの各構成部分(図5)に
対して出力する。
【0033】周波数てい倍回路500(図6)は、例え
ば、PLL制御の発振回路などから構成され、受信回路
62から入力されたフレーム信号を8逓倍し、図4
(B)に示したクロック信号を再生して、ノード4−n
の各構成部分(図5)に対して出力する。
【0034】[データ処理部44]データ処理部44
(図5)は、ノード4−nのデータ処理機能を実現する
ための構成部分、例えば、ノード4ーnが数値計算用デ
バイスである場合には数値計算用プロセッサ等(図示せ
ず)から構成され、あるいは、ノード4ーnが記録デバ
イスである場合には記録装置とその制御回路等(いずれ
も図示せず)から構成される。データ処理部44は、ノ
ード4−nのデータ処理機能を行い、本体データDOU
Tを生成してバスIF部6−1〜6−4に対して出力す
る。また、データ処理部44は、SCSIコントローラ
としての機能を実現し、他のノードとの間のデータ伝送
を、SCSI規格に従って制御する。また、例えば、ノ
ード4−1のデータ処理部44は、本体データDOUT
に含まれる第1のデータおよび第2のデータそれぞれ
を、バスIF部6−jおよび光伝送路30−j(1≦j
≦J;ただし、以下の説明ではJ=4)それぞれに分配
し、配分結果を設定データSDとしてインターフェース
制御部40に対して設定する。
【0035】図8は、図5に示したデータ処理部44
が、伝送しようとする本体データDOUTに含まれる第
1のデータおよび第2のデータそれぞれを、バスIF部
6−jおよび光伝送路30−jそれぞれに分配する処理
を、PADの形式で示す処理フロー図である。なお、図
8に示す処理フローにおける各記号の意味は、下表1に
示す通りであり、ノード数を4に限定せずJとしてあ
る。
【0036】
【表1】 k :本体データに含まれるビットの番号(1≦k≦K) j :光伝送路30−1〜30−Jの番号 M :伝送フレームのビット数(M=(K+符号ビット数)/J) sum(j) :光伝送路30−j上の光学信号強度の平均値 tmp(j) :光伝送路30−j上の光学信号強度の平均値に関する作業変数 cnt(j) :光伝送路30−jに配分される本体データのビット数 pmax :DCレベルの上限値 pmin :DCレベルの下限値 summin :sum(1)〜sum(J)の最小値 argmin :summinを与えるパラメータj
【0037】以下、図8を参照して、データ処理部44
(図5)の分配処理をさらに説明する。ステップ100
(S100)において、データ処理部44は、光伝送路
30−1〜光伝送路30−Jそれぞれの光学信号強度の
平均値sum(1)〜sum(J)および光伝送路30
−jに配分された信号数cnt(1)〜cnt(J)そ
れぞれに数値0を代入する。
【0038】ステップ110(S110)において、デ
ータ処理部44は、以下に示すS112〜S144の処
理を本体データDOUTの第1のデータおよび第2のデ
ータ、つまり、本体データDOUTのビット1〜K(K
は本体データDOUTのビット数)それぞれに関して行
い、ビット1〜Kに対応する第1の信号および第2の信
号それぞれの強度が最大の場合に、ビット1〜Kに対応
する第1の信号および第2の信号の強度の平均値(DC
レベル)が上記pmax以下であることを条件として、
本体データDOUTのビット1〜Kを、光伝送路30−
1〜光伝送路30−Jに対して出力する伝送フレームの
ビットそれぞれに配分し、分配データDOUT’とす
る。
【0039】ステップ112(S112)において、デ
ータ処理部44は、本体データDOUTのビットkに対
応する光学信号(信号k)の最大強度を、伝送フレーム
のビット数Mで除算した値(信号kの最大強度レベル/
M)を変数Lに代入する。
【0040】ステップ120(S120)において、デ
ータ処理部44は、光伝送路30−1〜30−Jの信号
強度sum(1)〜sum(J)それぞれにS112の
処理において算出された変数Lの値を加え、作業変数t
mp(1)〜tmp(J)に代入する。
【0041】ステップ122(S122)において、デ
ータ処理部44は、作業変数summinに処理上充分
に大きな値(∞)を代入し、作業変数argminに0
を代入する。
【0042】ステップ130(S130)において、デ
ータ処理部44は、以下に示すS132およびS134
の処理を光伝送路30−1〜30−Jについて繰り返
し、S120の処理において得られた光伝送路30−1
〜30−JそれぞれのDCレベルを示す作業変数tmp
(1)〜tmp(J)の値を判断し、作業変数summ
in,argminの値を更新する。
【0043】ステップ132(S132)において、デ
ータ処理部44は、作業変数tmp(j)が示す光伝送
路30−jの平均信号強度がDCレベルの上限値pma
x以下であり、かつ、作業変数tmp(j)の値が作業
変数summinの値以下であるか否かを判断する。
【0044】作業変数tmp(j)がS132に示した
条件を満たす場合、ステップ134(S134)におい
て、データ処理部44は、S作業変数summinにt
mp(j)の値を代入し、作業変数argminにパラ
メータjを代入する。
【0045】ステップ140(S140)において、デ
ータ処理部44は、作業変数argminの値が0であ
るか否か、つまり、本体データDOUTのビットkを配
分した場合に、DCレベルpmax以下のDCレベルを
与える光伝送路30−jが存在するか否かを判断する。
【0046】作業変数argminの値が0であり、本
体データDOUTのビットkを配分した場合に、DCレ
ベルpmax以下のDCレベルを与える光伝送路30−
jが存在しない場合には、ステップ142(S142)
において、データ処理部44は、本体データDOUTの
配分が不可能であり、その伝送が不可能であると判断
し、処理を中止する。
【0047】作業変数argminの値が0でなく、本
体データDOUTのビットkを配分した場合に、DCレ
ベルpmax以下のDCレベルを与える光伝送路30−
jが存在する場合には、ステップ144(S144)に
おいて、データ処理部44は、本体データDOUTのビ
ットkを光伝送路30−(argmin)に配分すると
ともに、配分された信号数を表すcnt(argmi
n)をインクリメントする。
【0048】ステップ150(S150)において、デ
ータ処理部44は、以下に示すS152〜S156の処
理を、光伝送路30−1〜30−Jについて繰り返し、
本体データDOUTの全ビット1〜Kの論理値が0、つ
まり、信号1〜Kの強度が最小(0)となる場合に、本
体データに付加される符号データの全ビットの論理値を
1として、光伝送路30−1〜0−4のDCレベルがD
Cレベルpmin以上になるか否かを判断する。
【0049】ステップ152(S152)において、デ
ータ処理部44は、光伝送路30−jに割り当てられた
配分データDOUT’の全ビットが論理値0である場合
に、光伝送路30−jの伝送フレームの残りのビット全
てを論理値1とした場合に、光伝送路30−jのDCレ
ベル((M−cnt(j))/M)が、DCレベルの下
限値pmin以上になるか否かを判断する。
【0050】光伝送路30−jのDCレベル((M−c
nt(j))/M)が、DCレベルの下限値pmin以
上となる場合、ステップ154(S154)において、
データ処理部44は、光伝送路30−jの伝送フレーム
の残りのビット全てを符号データを配分する。
【0051】光伝送路30−jのDCレベル((M−c
nt(j))/M)が、DCレベルの下限値pminよ
り小さい場合、ステップ156(S156)において、
データ処理部44は、本体データの配分が不可能であ
り、その伝送が不可能であると判断し、処理を中止す
る。
【0052】例えば、本体データDOUTのビット数を
16(K=16)とし、本体データDOUTの第1ビッ
トおよび第2ビットが、ノード4−1〜4−2の内の複
数が同時に光バス2に対して出力しうる第2のデータ、
第3ビット〜第16ビットが、一時にノード4−1〜4
−4のいずれか1つだけが光バス2に対して出力しうる
第1のデータとすると、本体データDOUTのビットk
に対応する信号kがとり得る信号強度は、下表2の通り
となる。
【0053】
【表2】 信号1,2 : 4H,3H,2H,H,0 信号3〜16 : H,0
【0054】例えば、光伝送路30−1〜3−4それぞ
れの伝送フレームのビット数を図4(C)〜(F)に示
したように8ビットとし、図2に示したように光伝送路
の数を4(J=4)とし、DCバランスの上限値pma
xを0.875×H、下限値pminを0.125×H
とし、本体データDOUTの第1ビットおよび第2ビッ
トが、ノード4−1〜4−2の内の複数が同時に光バス
2に対して出力しうる第2のデータ、第3ビット〜第1
6ビットが、一時にノード4−1〜4−4のいずれか1
つだけが光バス2に対して出力しうる第1のデータとす
ると、図8に示した配分方法により、データ処理部44
が、本体データDOUTのビット1〜16を、光伝送路
30−1〜30−4に配分すると、配分結果は、下表3
に示す通り、光伝送路30−1,30−2には、それぞ
れ1ビット分の多値データと、2ビット分の2値データ
と、5ビット分の符号データとが割り当てられ、光伝送
路30−3,30−4には、それぞれ0ビット分の多値
データと、5ビット分の2値データと、3ビット分つの
符号データとが割り当てられる。
【0055】
【表3】 [光伝送路30−1] A0, A1, A2, A3, A4, A5, A6, A7 b1,b11,b15, c, c, c, c, c [光伝送路30−2] B0, B1, B2, B4, B5, B6, B7, B7 b2,b12,b16, c, c, c, c, c [光伝送路30−3] C0, C1, C2, C3, C4, C5, C6, C7 b3, b5, b7, b9,b13, c, c, c [光伝送路30−4] D0, D1, D2, D3, D4, D5, D6, D7 b4, b6, b8,b10,b14, c, c, c ただし、伝送フレームのビット数を8ビットとし、光伝
送路の数を4(J=4)とし、DCバランスの上限値p
maxを0.875×Hとし、DCバランスの下限値p
minを0.125×Hとし、本体データの第1ビット
および第2ビットを第2のデータとし、本体データの第
3ビット〜第16ビットを第1のデータとした場合。な
お、表3において、A0〜A7は、光伝送路30−1上
の各ビットを示し、B0〜B7は、光伝送路30−2上
の各ビットを示し、C0〜C7は、光伝送路30−3上
の各ビットを示し、D0〜D7は、光伝送路30−4上
の各ビットを示し、bxは本体データのビットxを示
し、cは符号データの各ビットを示す。
【0056】[インターフェース制御部40]インター
フェース制御部40(図5)は、データ処理部44から
設定される配分結果に基づいて、バスIF部6−1〜6
−4を制御する。
【0057】[バスIF部6−1〜6−4]図9は、図
5に示したバスIF部6−j(1≦j≦4)の構成を示
す図である。図9に示すように、バスIF部6は、受信
部60、送信部64および符号値発生回路70から構成
される。受信部60は、図6に示したOE変換回路60
0、図6および図7に示した受信回路62、シリアル/
パラレル変換回路(S/P回路)604および符号除去
回路606から構成される。送信部64は、セレクタ回
路(SEL)640、符号付加部644、パラレル/シ
リアル変換回路(P/S回路)646、送信回路648
および電気・光学信号変換回路(EO変換回路)650
から構成される。以下、説明を具体化して発明の理解を
容易にするために、本体データDOUTのビット数およ
び光伝送路30−1〜30−4への配分等が、表3に示
した通りである場合を具体例とする。
【0058】[符号値発生回路70]符号値発生回路7
0は、表3に示したように光伝送路30−jそれぞれに
分配された配分データDOUT’に従って、配分データ
DOUT’が、いかなる値をとった場合であっても、光
伝送路30−jを介して伝送されてきた信号からデータ
を識別するために、DCバランス(閾値)が適切な範囲
内になるように、下表4に示すようにその値(光伝送路
30−1,30−2に対して1,0,0,0、光伝送路
30−3,4に対してC0,C1,C2またはD0,D
1,D2の論理値を反転した値)が選択された固定値の
符号データCを、符号付加部644に対して出力する。
ただし、ここでは、4つのノード#1〜#4のうちの1
つに含まれる符号値発生回路70のみが上述の動作を
し、他の3つのノードに含まれる符号発生回路70は、
符号値Cとして論理値0を出力する。
【0059】
【表4】 [光伝送路30−1] A0, A1, A2, A3, A4, A5, A6, A7 b1,b11,b15, 1, 0, 0, 0, 0 [光伝送路30−2] B0, B1, B2, B4, B5, B6, B7, B7 b2,b12,b16, 1, 0, 0, 0, 0 [光伝送路30−3] C0, C1, C2, C4, C5, C6, C7, C7 b3, b5, b7, b9,b13, C0C1C2 [光伝送路30−4] D0, D1, D2, D4, D5, D6, D7, D7 b4, b6, b8,b10,b14, D0D1D2 ただし、下線は論理値が反転されていることを示す。
【0060】なお、表4に示す符号データそれぞれを、
光伝送路30−1〜30−4それぞれに分配された配分
データDOUT’に付加すると、光伝送路30−1,3
0−2については、DCバランスの値は0.875×H
(=7/8×H)〜0.125×H(=1/8×H)の
範囲となり、光伝送路30−3,30−4のDCバラン
スの値は強度0.625×H(=5/8×H)〜0.3
75×H(=3/8×H)の範囲となり、配分データD
OUT’がいかなる値をとった場合であっても、DCバ
ランス(閾値)が適切な範囲内に保つことができること
がわかる。
【0061】[SEL640]バスIF部6−j(図
5)の送信部64において、SEL640は、表3に示
したインターフェース制御部40からの配分データDO
UT’の設定に従って、データ組立回路42から入力さ
れる16ビット本体データDOUTから、光伝送路30
−j(図2等)に分配された配分データDOUT’を選
択し、符号付加部644に対して出力する。
【0062】[符号付加部644]バスIF部6−jの
符号付加部644は、符号値発生回路70から入力され
る固定値の符号データを、SEL640から入力された
配分データDOUT’に付加し、表4に示した8ビット
並列(M=8)の伝送データを生成し、P/S回路64
6に対して出力する。
【0063】[P/S回路646]バスIF部6−jのP
/S回路646は、クロック再生回路5(図5)から入
力されるフレーム信号FRおよびクロック信号CLK
(図4(A),(B))に同期して動作し、符号付加部
644から入力された8ビットパラレル形式(表4)の
伝送データを、図4(C)〜(F)に示したシリアル形
式の伝送データに変換し、電圧信号Vとして送信回路6
48に対して出力する。
【0064】[送信回路648]バスIF部6−jの送信
回路648は、P/S回路646から入力される電圧信
号Vを電流信号Iに変換し、EO変換回路650に対し
て出力する。
【0065】[EO変換回路650]バスIF部6−j
のEO変換回路650は、送信回路648から入力され
た電流信号Iを光学的な信号に変換し、光バス2を介し
て他のノードのバスIF部6−jに対して伝送する。
【0066】[OE変換回路600]バスIF部6−j
の受信部60において、OE変換回路600は、光伝送
路30−jから伝送されてきた光学信号(図4(C)〜
(F))を電気信号に変換し、電流信号Iとして受信回
路62に対して出力する。
【0067】[受信回路62]バスIF部6−jの受信
回路62は、クロック再生回路5(図5)から入力され
るフレーム信号FRおよびクロック信号CLK(図4
(A),(B))に同期して動作し、OE変換回路60
0から入力された電流信号Iを電圧信号Vに変換し、図
4(C)〜(F)に示したシリアル形式の伝送データと
してS/P回路604に対して出力する。
【0068】[S/P回路604]バスIF部6−jの
S/P回路604は、受信回路62から入力されたシリ
アル形式の伝送データを8ビットパラレル形式の伝送デ
ータ(表4)に変換し、符号除去回路606に対して出
力する。
【0069】[符号除去回路606]バスIF部6−j
の符号除去回路606は、S/P回路604から入力さ
れた伝送データから符号データを除去し、配分データD
IN’としてデータ組立回路42に対して出力する。
【0070】[データ組立回路42]ノード4−nのデ
ータ組立回路42は、バスIF部6−1〜6−4から入
力された配分データDIN’を組み立てて、本体データ
DOUTを復元する。
【0071】[光バス2]図10は、図2に示した光バ
ス2の構成を示す図であって、(A)は光バス2の上面
図であり、(B)は光バス2の側面図であり、(C)
は、(A),(B)に示した光伝送路30−jの斜視図
である。図11は、図10(A),(B)に示したフレ
ーム信号線20の構成を示す図であって、(A)は、図
10(A)に示したフレーム信号線20の斜視図であっ
て、(B)は、(A)に示したフレーム信号線20の側
面図である。
【0072】図10(A),(B)に示すように、光バ
ス2は、光配線基板24に、光伝送路30−1〜30−
4およびフレーム信号線20が埋め込まれた構成をと
り、ノード4−1〜4−4は、光伝送路30−1〜光伝
送路30−4およびフレーム信号線20の反射面302
−1〜302−4(図10(C)および図11(A),
(B)を参照して後述する)との間で光学信号を入出力
可能な位置に配設され、光配線基板24の電気回路22
から電源の供給を受け、さらに、必要に応じて光配線基
板24の電気回路22との間で電気的な信号を入出力す
る。
【0073】[光伝送路30−j]光伝送路30−j
は、例えば、図10(C)に示す形状に形成されたシー
ト状のポリメチルメタクリレート(PMMA)であっ
て、その一端には反射面300が設けられている。光伝
送路30−jには、さらに、ノード4−1〜4−4(図
2等)の基板の光学信号入出力部(OE変換回路600
およびEO変換回路650;図9)と対向する位置に、
これらの基板からの光学信号を反射面300に導き、反
対に、反射面300により反射された光学信号を反射し
て、これらの基板に導く反射部302−1〜302−4
が設けられている。光伝送路30−jは、ノード4−n
のバスIF部6−jから入力された光学信号(図4
(C)〜(F))を他のノードに対して伝送し、反対
に、他のノードから伝送されてきた光学信号をノード4
−nのバスIF部6−jに導く。
【0074】[フレーム信号線20]フレーム信号線2
0は、例えば、図11(A),(B)に示すように、光
伝送路30−jと同様な形状(図10(C))に形成さ
れたシート状のポリメチルメタクリレートであって、フ
レーム信号発生回路10(図2および図3)の基板から
入力されるフレーム信号を反射する傾斜した反射面30
4が設けられている。フレーム信号線20には、さら
に、光伝送路30−jと同様に、ノード4−1〜4−4
の基板の光学信号入力部(EO変換回路650;図9)
と対向する位置に、フレーム信号発生回路10の基板か
らの光学的なフレーム信号FRを反射して、これらの基
板のクロック再生回路5(図5)に導く反射部302−
1〜302−4が設けられている。フレーム信号線20
は、フレーム信号発生回路10から入力された光学的な
フレーム信号FRを、光伝送路30−1〜光伝送路30
−4のクロック再生回路5に対して伝送する。
【0075】[データ処理システム1の動作]以下、デ
ータ処理システム1の全体的な動作を説明する。データ
処理システム1のフレーム信号発生回路10(図2およ
び図3)は、図4(B)に示したクロック信号CLKを
分周し、図4(A)に示したフレーム信号FRを生成
し、光バス2(図2等)のフレーム信号線20を介して
ノード4−1〜4−4のクロック再生回路5(図5およ
び図6)に対して供給する。ノード4−1〜4−4のク
ロック再生回路5は、供給されたフレーム信号FRから
クロック信号CLKを再生し、フレーム信号FRととも
に各構成部分に対して供給する。
【0076】ノード4−nそれぞれにおいて、データ処
理部44は、本体データDOUTを生成するとともに、
SCSIコントローラとしての機能を実現し、他のノー
ドとの間のデータ伝送を制御する。さらに、ノード4−
1のデータ処理部44は、図8に示した配分処理を行っ
て、本体データDOUTの各ビットをバスIF部6−j
および光伝送路30−jそれぞれに分配する。さらに、
ノード4−1のデータ処理部44は、表3に示した配分
結果を他のノード4−2〜4−4に通知し、ノード4−
1〜4−4それぞれのデータ処理部44は、この配分結
果をインターフェース制御部40に対して設定する。
【0077】ノード4−1〜4−4のインターフェース
制御部40(図5)は、データ処理部44から設定され
る配分結果に基づいて、ノード4−1のバスIF部6−
1〜6−4を制御し、バスIF部6−jの符号値発生回
路70(図9)は、インターフェース制御部40の制御
に従って、表4に示した固定値の符号データCを、符号
付加部644に対して出力する。バスIF部6−jのS
EL640は、インターフェース制御部40の制御に従
って、データ組立回路42から入力される16ビット本
体データDOUTから、表3に示した配分データDOU
T’を選択し、符号付加部644に対して出力する。
【0078】バスIF部6−jの符号付加部644は、
符号値発生回路70から入力される固定値の符号データ
を、SEL640から入力された配分データDOUT’
に付加し、表4に示した8ビット並列(M=8)の伝送
データを生成し、P/S回路646に対して出力する。
バスIF部6−jのP/S回路646は、クロック再生
回路5(図5)から入力されるフレーム信号FRおよび
クロック信号CLK(図4(A),(B))に同期し
て、符号付加部644から入力された8ビットパラレル
形式(表4)の伝送データを、図4(C)〜(F)に示
したシリアル形式の伝送データに変換し、電圧信号Vと
して送信回路648に対して出力する。
【0079】バスIF部6−jの送信回路648は、P
/S回路646から入力される電圧信号Vを電流信号I
に変換し、EO変換回路650に対して出力する。バス
IF部6−jのEO変換回路650は、電流信号Iを光
学的な信号(図4(C)〜(F))に変換し、光バス2
(図2等)の光伝送路30−jに対して出力する。光伝
送路30−jは、ノード4−nのバスIF部6−jのE
O変換回路650から入力された光学信号を、他のノー
ドそれぞれのバスIF部6−jのOE変換回路600へ
伝送する。
【0080】バスIF部6−jのOE変換回路600
は、他のノードのバスIF部6−jのEO変換回路65
0から光バス2の光伝送路30−jを介して伝送されて
きた光学信号を電流信号Iに変換し、受信回路62に対
して出力する。バスIF部6−jの受信回路62は、O
E変換回路600から入力された電流信号Iを電圧信号
Vに変換し、図4(C)〜(F)に示したシリアル形式
の伝送データとしてS/P回路604に対して出力す
る。バスIF部6−jのS/P回路604は、フレーム
信号FRおよびクロック信号CLKに同期して動作し、
受信回路62から入力されたシリアル形式の伝送データ
を8ビットパラレル形式の伝送データ(表4)に変換
し、符号除去回路606に対して出力する。
【0081】バスIF部6−jの符号除去回路606
は、S/P回路604から入力された伝送データから符
号データを除去し、配分データDIN’としてデータ組
立回路42に対して出力する。ノード4−nのデータ組
立回路42は、バスIF部6−1〜6−4から入力され
た配分データDIN’を組み立てて、本体データDOU
Tを復元する。
【0082】[変形例]なお、下記の実施形態において
は、伝送手段として光バスを例示してあるが、本発明
は、複数の信号が重なり合った場合に信号強度が多値信
号になりうる伝送路、例えば無線伝送路にも適用可能で
ある。
【0083】また、図8に示した本体データDOUTの
配分処理は、ノード4−1〜4−4のいずれのデータ処
理部44が実行してもよい。つまり、例えば、ノード4
−1(図2)のみがデータ処理システム1の構成を認識
している場合には、ノード4−1のデータ処理部44
が、図8に示した本体データの配分処理を行い、他のノ
ード4−2〜4−3のデータ処理部44に対して配分結
果を通知し、それぞれのインターフェース制御部40に
設定させてもよく、あるいは、例えば、ノード4−1〜
4−4の全てがデータ処理システム1(図2)の構成を
認識している場合には、ノード4−1〜4−4それぞれ
が、図8に示した配分処理を行い、それぞれのインター
フェース制御部40に設定してもよい。また、全てのノ
ードがデータの送信および受信の両方の機能を備える必
要は、必ずしもない。また、光伝送路30−jにおい
て、反射面300に、光信号を拡散させる機能を持つ反
射拡散部を設けてもよい。
【0084】また、ノード4−1〜4−4の全てがデー
タの送信機能と受信機能の両方を有している必要はな
く、不要な場合には、任意のノードの送信機能または受
信機能を省略することができる。また、データ処理シス
テム1の各構成要素は、同等の機能を実現することが可
能である限り、ハードウェア的に構成されるか、ソフト
ウェア的に構成されるかを問われない。また、フレーム
信号発生回路10において、分周回路102は必須では
なく、クロック信号発生回路100の出力信号をフレー
ム信号FRとして直接、送信回路648に入力する構成
としてもよい。
【0085】[第2の実施形態]以下、本発明の第2の
実施形態を説明する。なお、以下の第2の実施形態にお
いては、特記なき限り、データ処理システム1の構成、
動作およびその他の条件は、第1の実施形態においてと
同じである。
【0086】図12は、本発明の第2の実施形態として
示すバスIF7−jの構成を示す図である。バスIF部
7−jは、データ処理システム1(図2)において、バ
スIF部6−j(図5)と置換されて用いられる。図1
2に示すように、バスIF部7−jは、符号値発生回路
70(図9)を符号値発生回路72で置換した構成をと
り、30−j上のDCバランスを、バスIF部6−jを
用いた場合に比べて改善することができるように構成さ
れている。
【0087】[符号値発生回路72]バスIF部7−j
の符号値発生回路72は、インターフェース制御部40
(図5)の制御に従って、S/P回路604から入力さ
れる伝送データに含まれる配分データDIN’(表3)
の値に応じて、下表5−1,5−2に示すように適応的
に符号データを発生し、符号付加部644に対して出力
する。
【0088】
【表5】 [表5−1:光伝送路30−1,30−2] b1,b11,b15,積分値: c, c, c, c, c b2,b12,b16, : c, c, c, c, c ============================== (1) 0, 0, 0,(0): 1, 1, 1, 1, 0 (2) 0, 0, 1,(1): 1, 1, 1, 0, 0 (3) 0, 1, 0,(1): 1, 1, 1, 0, 0 (4) 0, 1, 1,(2): 1, 1, 0, 0, 0 (5) 1, 0, 0,(1): 1, 1, 0, 0, 0:* (6) 1, 0, 1,(2): 1, 0, 0, 0, 0:* (7) 1, 1, 0,(2): 1, 0, 0, 0, 0:* (8) 1, 1, 1,(3): 0, 0, 0, 0, 0:* (9) 2, 0, 0,(2): 1, 1, 0, 0, 0: (10)2, 0, 1,(3): 1, 0, 0, 0, 0: (11)2, 1, 0,(3): 1, 0, 0, 0, 0: (12)2, 1, 1,(4): 0, 0, 0, 0, 0: (13)3, 0, 0,(3): 1, 1, 0, 0, 0:* (14)3, 0, 1,(4): 1, 0, 0, 0, 0:* (15)3, 1, 0,(4): 1, 0, 0, 0, 0:* (16)3, 1, 1,(5): 0, 0, 0, 0, 0:* (17)4, 0, 0,(4): 1, 1, 0, 0, 0:* (18)4, 0, 1,(5): 1, 0, 0, 0, 0:* (19)4, 1, 0,(5): 1, 0, 0, 0, 0:* (20)4, 1, 1,(6): 0, 0, 0, 0, 0:* [表5−2:光伝送路30−3,30−4] b3, b5, b7, b9,b13: c, c, c b4, b6, b8,b10,b14: c, c, c ============================== (1) 0, 0, 0, 0, 0: 1, 1, 1:* (2) 0, 0, 0, 0, 1: 1, 1, 1 (3) 0, 0, 0, 1, 0: 1, 1, 1 (4) 0, 0, 0, 1, 1: 1, 1, 0 (5) 0, 0, 1, 0, 0: 1, 1, 1 (6) 0, 0, 1, 0, 1: 1, 1, 0 (7) 0, 0, 1, 1, 0: 1, 1, 0 (8) 0, 0, 1, 1, 1: 1, 0, 0 (9) 0, 1, 0, 0, 0: 1, 1, 1 (10)0, 1, 0, 0, 1: 1, 1, 0 (11)0, 1, 0, 1, 0: 1, 1, 0 (12)0, 1, 0, 1, 1: 1, 0, 0 (13)0, 1, 1, 0, 0: 1, 1, 0 (14)0, 1, 1, 0, 1: 1, 0, 0 (15)0, 1, 1, 1, 0: 1, 0, 0 (16)0, 1, 1, 1, 1: 0, 0, 0 (17)1, 0, 0, 0, 0: 1, 1, 1 (18)1, 0, 0, 0, 1: 1, 1, 0 (19)1, 0, 0, 1, 0: 1, 1, 1 (20)1, 0, 0, 1, 1: 1, 0, 0 (21)1, 0, 1, 0, 0: 1, 1, 0 (22)1, 0, 1, 0, 1: 1, 0, 0 (23)1, 0, 1, 1, 0: 1, 0, 0 (24)1, 0, 1, 1, 1: 0, 0, 0 (25)1, 1, 0, 0, 0: 1, 1, 0 (26)1, 1, 0, 0, 1: 1, 0, 0 (27)1, 1, 0, 1, 0: 1, 0, 0 (28)1, 1, 0, 1, 1: 0, 0, 0 (29)1, 1, 1, 0, 0: 1, 0, 0 (30)1, 1, 1, 0, 1: 0, 0, 0 (31)1, 1, 1, 1, 0: 0, 0, 0 (32)1, 1, 1, 1, 1: 0, 0, 0:* ただし、表5−1,5−2において、0〜4は、光伝送
路30−jにおける信号強度を示し、積分値は各伝送フ
レームにおける光学信号の信号強度の累加算値を示す。
【0089】なお、S/P回路604から入力される配
分データDIN’は光伝送路30−jから入力された光
学信号を識別した結果から得られるデータであり、配分
データDIN’の各ビットの値は、当然、論理値1,0
のいずれかの値をとり、光伝送路30−jにおける本体
データのビット1,2に対応する光学信号の信号強度を
反映しない。従って、表5−1において、*を付して示
した場合には、本体データのビット1,2(b1,b
2)に対応する光学信号の強度は強度4H,3H,2
H,Hのいずれの値もとりうるので、DCバランスの範
囲は強度0.75×H〜0.375×Hとなり、その他
の場合にはDCバランスは強度0.5×Hの最適値とな
る。
【0090】また、従って、表5−2においては、本体
データのいずれのビットに対応する光学信号の強度も強
度Hまたは0なので、*を付して示した場合にDCバラ
ンスが強度0.625×Hまたは強度0.375×Hと
なる他は、全ての場合でDCバランスは強度0.5×H
の最適値となる。表4と表5−1,5−2を比較してわ
かるように、バスIF部7−jを用いた場合には、バス
IF部6−jを用いる場合に比べて、DCバランスを最
適値(0.5×H)に保つことができる場合が広く、し
かも、DCバランスのばらつきを狭い範囲内に保つこと
ができるので、データ識別における誤りの発生を低く抑
えることができる。
【0091】以上示したように、バスIF部6−jをバ
スIF部7−jで置換し、バスIF部7−jが、光伝送
路30−jから受信され、識別された配分データDI
N’の値に対して適応的に符号データを発生し、同じ伝
送フレーム(図4(C)〜(F))において、この配分
データDIN’の後ろに付加して伝送することにより、
表4に示した場合に比べ、光伝送路30−jそれぞれの
上のDCバランスを大きく改善することができる。
【0092】[第3の実施形態]以下、本発明の第3の
実施形態を説明する。なお、以下の第3の実施形態にお
いては、特記なき限り、データ処理システム1の構成、
動作およびその他の条件は、第1の実施形態においてと
同じである。
【0093】図13は、本発明の第3の実施形態として
示すバスIF8−jの構成を示す図である。バスIF部
8−jは、データ処理システム1(図2)において、バ
スIF部6−j(図5)と置換されて用いられる。図1
3に示すように、バスIF部7−jは、符号データCを
発生した符号値発生回路70(図9)を符号値発生回路
74で置換し、検出部80を付加した構成をとり、30
−j上のDCバランスを、バスIF部6−j,7−jを
用いた場合に比べて改善することができるように構成さ
れている。
【0094】[検出部80]検出部80は、I−V変換
回路800、積分回路802およびアナログ/デジタル
変換回路(A/D回路)804から構成される。検出部
80は、これらの構成部分により、OE変換回路600
から入力される電流信号Iから、本体データに対応する
光学信号の強度の一定期間内の平均値を求め、符号値発
生回路74に対して出力する。
【0095】[I−V変換回路800]I−V変換回路
800は、OE変換回路600から入力される電流信号
Iを、電圧信号Vに変換して積分回路802に対して出
力する。なお、I−V変換回路800は、受信回路62
内のI−V変換回路620と共用することが可能であ
る。
【0096】[積分回路802]積分回路802は、I
−V変換回路800から入力された電圧信号Vのうち、
配分データ(表3)に対応する部分を、一定期間だけ積
分し、積分値をA/D回路804に対して出力する。I
−V変換回路800が出力する電圧信号Vの電圧値は、
光伝送路30−jを伝送される光学信号の強度を反映し
ているので、積分回路802が出力する積分値は、配分
データに対応する光学信号の平均値を示す。
【0097】[A/D回路804]A/D回路804
は、積分回路802から入力した平均値をデジタル値に
変換し、符号値発生回路74に対して出力する。A/D
回路804が出力するデジタル形式の平均値は、例え
ば、光伝送路30−1において、本体データのビット1
に対応する光学信号の強度が3×H、ビット11,b1
5に対応する光学信号の強度が、それぞれH,0である
場合には、これらの累加算値4Hを示す数値4となる。
【0098】[符号値発生回路74]バスIF部7−j
の符号値発生回路74は、インターフェース制御部40
(図5)の制御に従って、A/D回路804から入力さ
れる積分値に応じて、下表6−1,6−2に示すように
適応的に符号データを発生し、符号付加部644に対し
て出力する。
【0099】
【表6】 [表6−1:光伝送路30−1,30−2] b1,b11,b15,積分値: c, c, c, c, c b2,b12,b16, : c, c, c, c, c ============================== (1) 0, 0, 0,(0): 1, 1, 1, 1, 0 (2) 0, 0, 1,(1): 1, 1, 1, 0, 0 (3) 0, 1, 0,(1): 1, 1, 1, 0, 0 (4) 0, 1, 1,(2): 1, 1, 0, 0, 0 (5) 1, 0, 0,(1): 1, 1, 1, 0, 0 (6) 1, 0, 1,(2): 1, 1, 0, 0, 0 (7) 1, 1, 0,(2): 1, 1, 0, 0, 0 (8) 1, 1, 1,(3): 1, 0, 0, 0, 0 (9) 2, 0, 0,(2): 1, 1, 0, 0, 0 (10)2, 0, 1,(3): 1, 0, 0, 0, 0 (11)2, 1, 0,(3): 1, 0, 0, 0, 0 (12)2, 1, 1,(4): 0, 0, 0, 0, 0 (13)3, 0, 0,(3): 1, 0, 0, 0, 0 (14)3, 0, 1,(4): 0, 0, 0, 0, 0 (15)3, 1, 0,(4): 0, 0, 0, 0, 0 (16)3, 1, 1,(5): 0, 0, 0, 0, 0:*1 (17)4, 0, 0,(4): 0, 0, 0, 0, 0 (18)4, 0, 1,(5): 0, 0, 0, 0, 0:*1 (19)4, 1, 0,(5): 0, 0, 0, 0, 0:*1 (20)4, 1, 1,(6): 0, 0, 0, 0, 0:*2 [表6−2:光伝送路30−3,30−4] b3, b5, b7, b9,b13: c, c, c b4, b6, b8,b10,b14: c, c, c ============================== (1) 0, 0, 0, 0, 0: 1, 1, 1:* (2) 0, 0, 0, 0, 1: 1, 1, 1 (3) 0, 0, 0, 1, 0: 1, 1, 1 (4) 0, 0, 0, 1, 1: 1, 1, 0 (5) 0, 0, 1, 0, 0: 1, 1, 1 (6) 0, 0, 1, 0, 1: 1, 1, 0 (7) 0, 0, 1, 1, 0: 1, 1, 0 (8) 0, 0, 1, 1, 1: 1, 0, 0 (9) 0, 1, 0, 0, 0: 1, 1, 1 (10)0, 1, 0, 0, 1: 1, 1, 0 (11)0, 1, 0, 1, 0: 1, 1, 0 (12)0, 1, 0, 1, 1: 1, 0, 0 (13)0, 1, 1, 0, 0: 1, 1, 0 (14)0, 1, 1, 0, 1: 1, 0, 0 (15)0, 1, 1, 1, 0: 1, 0, 0 (16)0, 1, 1, 1, 1: 0, 0, 0 (17)1, 0, 0, 0, 0: 1, 1, 1 (18)1, 0, 0, 0, 1: 1, 1, 0 (19)1, 0, 0, 1, 0: 1, 1, 1 (20)1, 0, 0, 1, 1: 1, 0, 0 (21)1, 0, 1, 0, 0: 1, 1, 0 (22)1, 0, 1, 0, 1: 1, 0, 0 (23)1, 0, 1, 1, 0: 1, 0, 0 (24)1, 0, 1, 1, 1: 0, 0, 0 (25)1, 1, 0, 0, 0: 1, 1, 0 (26)1, 1, 0, 0, 1: 1, 0, 0 (27)1, 1, 0, 1, 0: 1, 0, 0 (28)1, 1, 0, 1, 1: 0, 0, 0 (29)1, 1, 1, 0, 0: 1, 0, 0 (30)1, 1, 1, 0, 1: 0, 0, 0 (31)1, 1, 1, 1, 0: 0, 0, 0 (32)1, 1, 1, 1, 1: 0, 0, 0:* ただし、表6−1,6−2において、0〜4は、光伝送
路30−jにおける信号強度を示し、積分値は各伝送フ
レームにおける光学信号の信号強度の累加算値を示す。
【0100】なお、表6−2は、表5−2と同じであ
る。従って、表6−2においては、*を付して示した場
合にDCバランスが強度0.625×Hとなる他は、全
ての場合でDCバランスは強度0.5×Hの最適値とな
る。
【0101】また、積分値は、光伝送路30−jにおけ
る本体データに対応する光学信号の信号強度を直接、反
映している。従って、表6−1において、*1を付して
示した場合には、DCバランスの値は強度0.625×
Hまたは強度0.375×Hの値をとり、*2を付して
示した場合には、DCバランスの値は強度0.75×H
をとり、その他の場合には、DCバランスの値は強度
0.5の最適値をとる。表5−1,5−2と表6−1,
6−2を比較してわかるように、バスIF部8−jを用
いた場合には、バスIF部6−j,7−jを用いる場合
に比べて、DCバランスを最適値(0.5×H)に保つ
ことができる範囲が広く、しかも、DCバランスのばら
つきを狭い範囲内に保つことができるので、データ識別
における誤りの発生を低く抑えることができる。
【0102】以上示したように、バスIF部6−jをバ
スIF部8−jで置換し、バスIF部8−jが、光伝送
路30−jから受信された信号強度の平均値に対して適
応的に符号データを発生し、同じ伝送フレーム(図4
(C)〜(F))において、この配分データDIN’の
後ろに付加して伝送することにより、バスIF部6−j
およびバスIF部7−jを用いた場合に比べ、光伝送路
30−jそれぞれの上のDCバランスを大きく改善する
ことができる。
【0103】[第4の実施形態]以下、本発明の第4の
実施形態を説明する。なお、第4の実施形態において
は、特記なき限り、データ処理システム1の構成、動作
およびその他の条件は、第1の実施形態においてと同じ
である。
【0104】図14は、本発明の第4の実施形態として
示すノード46−nの構成を示す図である。図15は、
図14に示した光バス26の構成を示す図である。図1
4に示すノード46−nは、図2に示したデータ処理シ
ステム1において、ノード4−nに置換されて用いら
れ、図15に示す光バス26は、データ処理システム1
において、光バス2に置換されて用いられる。
【0105】つまり、ノード46−nは、独立した光伝
送路28を用いて多値データを伝送することができるよ
うに、ノード4−nに、多値データの伝送を行うための
多値信号IF部48をさらに加えた構成をとる。また、
図15に示すように、光バス46は、光バス2(図2)
に、多値信号専用の光伝送路28をさらに加えた構成を
とる。
【0106】ノード46−nにおいて、データ処理部4
4は、2値データのみをバスIF部6−j(7−j,8
−j)との間でやり取りし、多値データを、多値信号I
Fを介して、多値信号の伝送専用に用いられる多値信号
用光伝送路28を介して、他のノードと送信および受信
する。
【0107】図16は、図14に示した多値信号インタ
ーフェース部48の構成を示す図である。図16に示す
ように、多値信号インターフェース(IF)部48は、
図3に示した送信回路648およびEO変換回路65
0、図6および図7に示したI−V変換回路620、閾
値発生回路622および比較回路624と、AGC回路
480とから構成される。
【0108】多値信号IF部48において、送信回路6
48は、データ処理部44から入力された多値データを
電流信号Iに変換し、EO変換回路650に対して出力
する。EO変換回路650は、送信回路648から入力
された電流信号を光学信号に変換し、光伝送路28に対
して出力する。
【0109】OE変換回路600は、光伝送路600を
介して他のノードから伝送されてきた光学的な多値信号
を電流信号Iに変換し、I−V変換回路620に対して
出力する。I−V変換回路620は、OE変換回路60
0から入力された電流信号Iを電圧信号Vに変換し、A
GC回路480に対して出力する。
【0110】AGC増幅回路480は、I−V変換回路
620から入力される信号電圧が高い場合には利得を少
なくして増幅し、反対に、入力される電圧信号が低い場
合には利得を高くして増幅し、2値信号が入力された場
合に近い値の電圧信号Vとして出力する。
【0111】閾値発生回路622は、AGC増幅回路4
80から入力された電圧信号Vの平均値を求め、閾値V
thとして比較回路624に対して出力する。比較回路
624は、AGC増幅回路480から入力された電圧信
号Vと閾値Vthとを比較し、電圧信号Vから多値デー
タを識別し、データ処理部44に対して出力する。
【0112】[第4実施形態におけるデータ処理システ
ム1の動作]以下、データ処理システム1(図2)にお
いて、ノード4−nをノード46−nに置換し、バスI
F部6−j(図9)を、第3実施形態として示したバス
IF部8−j(図13)に置換した場合を具体例に、第
4実施形態におけるデータ処理システム1の動作を説明
する。
【0113】データ処理システム1のフレーム信号発生
回路10(図2および図3)は、図4(B)に示したク
ロック信号CLKを分周し、図4(A)に示したフレー
ム信号FRを生成し、光バス26(図15)のフレーム
信号線20を介してノード46−nのクロック再生回路
5(図14)に対して供給する。ノード46−nのクロ
ック再生回路5は、供給されたフレーム信号FRからク
ロック信号CLKを再生し、フレーム信号FRとともに
各構成部分に対して供給する。
【0114】ノード46−nそれぞれにおいて、データ
処理部44は、本体データDOUTを生成するととも
に、SCSIコントローラとしての機能を実現し、他の
ノードとの間のデータ伝送を制御する。さらに、ノード
46−1のデータ処理部44は、図8に示した配分処理
を行って、本体データDOUTに含まれる2値データの
みの各ビットをバスIF部8−jおよび光伝送路30−
jそれぞれに分配し、本体データDOUTに含まれる多
値データを多値信号IF部48に対して出力する。
【0115】ノード46−nのインターフェース制御部
40は、データ処理部44から設定される配分結果に基
づいて、バスIF部8−jを制御し、バスIF部8−j
の符号値発生回路74(図13)は、検出部80から入
力される平均値に応じて、表6−1,6−2に示した符
号データCを生成し、符号付加部644に対して出力す
る。多値信号IF部48は、データ処理部44から入力
された多値データを多値信号に変換し、光伝送路28に
対して出力する。
【0116】バスIF部8−jのSEL640は、イン
ターフェース制御部40の制御に従って、データ組立回
路42から入力される16ビット本体データDOUTか
ら表3に示した配分データDOUT’を選択し、さら
に、表3に示した配分データDOUT’の内の多値デー
タの部分に、論理値1または0のダミーデータを挿入し
て符号付加部644に対して出力する。
【0117】バスIF部8−jの符号付加部644は、
符号値発生回路74から入力される符号データを、ダミ
ーデータが挿入された配分データDOUT’に付加し、
表5−2に示した8ビット並列(M=8)の伝送データ
を生成し、P/S回路646に対して出力する。バスI
F部8−jのP/S回路646は、クロック再生回路5
から入力されるフレーム信号FRおよびクロック信号C
LK(図4(A),(B))に同期して、符号付加部6
44から入力された8ビットパラレル形式(表4)の伝
送データを、図4(C)〜(F)に示したシリアル形式
の伝送データに変換し、電圧信号Vとして送信回路64
8に対して出力する。
【0118】バスIF部8−jの送信回路648は、P
/S回路646から入力される電圧信号Vを電流信号I
に変換し、EO変換回路650に対して出力する。バス
IF部8−jのEO変換回路650は、電流信号Iを光
学的な信号(図4(C)〜(F))に変換し、光バス2
6(図15)に対して出力する。光バス26は、ノード
46−nのバスIF部8−jから入力された2値信号を
光伝送路30−jを介して、多値信号を光伝送路28を
介して、他のノードそれぞれのバスIF部8−jおよび
多値信号IF部48へ伝送する。
【0119】バスIF部8−jのOE変換回路600
は、他のノードのバスIF部8−jのEO変換回路65
0から光バス26の光伝送路30−jを介して伝送され
てきた2値信号を電流信号Iに変換し、受信回路62に
対して出力する。バスIF部8−jの受信回路62は、
OE変換回路600から入力された電流信号Iを電圧信
号Vに変換し、図4(C)〜(F)に示したシリアル形
式の伝送データとしてS/P回路604に対して出力す
る。バスIF部8−jのS/P回路604は、フレーム
信号FRおよびクロック信号CLKに同期して動作し、
受信回路62から入力されたシリアル形式の伝送データ
を8ビットパラレル形式の伝送データ(表4)に変換
し、符号除去回路606に対して出力する。
【0120】バスIF部8−jの符号除去回路606
は、S/P回路604から入力された伝送データから符
号データを除去し、配分データDIN’としてデータ組
立回路42に対して出力する。ノード46−nのデータ
組立回路42は、バスIF部6−1〜6−4から入力さ
れた配分データDIN’を組み立てて、ダミーデータが
挿入された状態の本体データDOUTをデータ処理部4
4に対して出力する。
【0121】ノード46−nの多値信号IF部48は、
光伝送路28から多値信号を受信し、受信した多値信号
から多値データを識別し、データ処理部44に対して出
力する。データ処理部44は、データ組立回路42から
入力された本体データDOUTのダミーデータの部分
に、多値信号IFから入力された多値データを挿入し、
ノード46−nの多値信号IF部48は、光伝送路28
から多値信号を受信し、ダミーデータが挿入されていな
い状態の本体データDOUTを復元する。
【0122】
【発明の効果】上述したように、本発明にかかる信号伝
送システムおよびその装置によれば、多値信号からクロ
ック信号およびフレーム信号を抽出しなくても、光バス
に接続された多くのデバイス(ノード)の間で、高速か
つ同期したデータ伝送が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願にかかるデータ処理システムの構成を示す
図である。
【図2】図1に示したデータ処理システムにおいて、ノ
ードの数を4(N=4)とし、シリアル信号バスの光伝
送路の数を4(J=4)とした場合の具体例を示す図で
ある。
【図3】図2に示したフレーム信号発生回路の構成を示
す図である。
【図4】(A)〜(F)はそれぞれ、図2に示したフレ
ーム信号発生回路が発生するフレーム信号FR、クロッ
ク信号CLKおよび光伝送路A〜D上の伝送信号を示す
図である。
【図5】図2に示したノードの構成を示す図である。
【図6】図5に示したクロック再生回路の構成を示す図
である。
【図7】図6に示した受信回路の構成を示す図である。
【図8】図5に示したデータ処理部44が、伝送しよう
とする本体データDOUTに含まれる第1のデータおよ
び第2のデータそれぞれを、バスIF部および光伝送路
それぞれに分配する処理を、PADの形式で示す処理フ
ロー図である。
【図9】図5に示したバスIF部の構成を示す図であ
る。
【図10】図2に示した光バスの構成を示す図であっ
て、(A)は光バスの上面図であり、(B)は光バスの
側面図であり、(C)は、(A),(B)に示した光伝
送路の斜視図である。
【図11】図10(A),(B)に示したフレーム信号
線の構成を示す図であって、(A)は、図10(A)に
示したフレーム信号線の斜視図であって、(B)は、
(A)に示したフレーム信号線の側面図である。
【図12】本発明の第2の実施形態として示すバスIF
の構成を示す図である。
【図13】本発明の第3の実施形態として示すバスIF
の構成を示す図である。
【図14】本発明の第4の実施形態として示すノードの
構成を示す図である。
【図15】図14に示した光バスの構成を示す図であ
る。
【図16】図14に示した多値信号インターフェース部
の構成を示す図である。
【符号の説明】
1・・・データ処理システム 2,26・・・光バス 20・・・フレーム信号線 304・・・反射面 22・・・電気回路 24・・・光配線基板 3・・・シリアル信号バス 30−1〜30−J,28・・・光伝送路 300・・・反射面 302−1〜302−4・・・反射面 4−1〜4−N・・・ノード 40・・・インターフェース制御部 42・・・データ組立回路 44・・・データ処理部 5・・・クロック再生回路 600・・・OE変換回路 62・・・受信回路 620・・・I−V変換回路 622・・・閾値発生回路 624・・・比較回路 64・・・送信部 640・・・SEL 644・・・符号付加部 646・・・P/S回路 648・・・送信回路 650・・・EO変換回路 500・・・周波数てい倍回路 6−1〜6−J,7−1〜7−4,8−1〜8−4・・
・バスIF部 60・・・受信部 604・・・S/P回路 606・・・符号除去回路 70,72,74・・・符号値発生回路 80・・・合計値検出部 800・・・I−V変換回路 802・・・積分回路 804・・・A/D回路 10・・・フレーム信号発生回路 100・・・クロック発生回路 102・・・分周回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三浦 昌明 神奈川県足柄上郡中井町境430グリーンテ クなかい富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 小関 忍 神奈川県足柄上郡中井町境430グリーンテ クなかい富士ゼロックス株式会社内 Fターム(参考) 5K002 AA05 BA02 DA05 DA10 FA01 5K029 AA11 BB03 CC04 DD02 EE04 FF10 HH26 JJ01 5K047 AA05 BB02 BB12 GG11 HH01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝送データの同期伝送に用いられるフレー
    ム信号を生成するフレーム信号生成手段と、 前記生成されたフレーム信号を光学的に伝送する第1の
    光学伝送手段と、 前記伝送されたフレーム信号を受信し、前記受信された
    フレーム信号からクロック信号を生成するクロック生成
    手段と、 前記受信されたフレーム信号を用いて、前記生成された
    クロック信号に同期した前記伝送データを示す光学的な
    伝送信号を生成する伝送信号生成手段と、 前記生成された伝送信号を光学的に伝送する第2の光学
    伝送手段とを有する信号伝送システム。
  2. 【請求項2】前記伝送された伝送信号を受信し、前記受
    信されたフレーム信号と前記生成されたクロック信号と
    を用いて、前記受信された伝送信号から前記伝送データ
    を復元する伝送データ復元手段を有する請求項1に記載
    の信号伝送システム。
  3. 【請求項3】伝送データの同期伝送に用いられる光学的
    なフレーム信号を生成するフレーム信号生成手段と、 前記生成されたフレーム信号を光学的に伝送する第1の
    光学伝送手段と、 前記伝送データを示す光学的な伝送信号の送信および受
    信またはこれらのいずれかをそれぞれ行う複数の伝送信
    号送信・受信手段と、 前記伝送信号を光学的に伝送する第2の光学伝送手段と を有し、 前記複数の伝送信号送信・受信手段それぞれは、 前記伝送されたフレーム信号を受信し、前記受信された
    フレーム信号からクロック信号を生成するクロック生成
    手段と、 前記受信されたフレーム信号を用いて、前記生成された
    クロック信号に同期した前記伝送データを示す光学的な
    伝送信号を生成する伝送信号生成手段、および、前記伝
    送された伝送信号を受信し、前記受信されたフレーム信
    号と前記生成されたクロック信号とを用いて、前記受信
    された伝送信号から前記伝送データを復元する伝送デー
    タ復元手段またはこれらのいずれかとを有する信号伝送
    システム。
  4. 【請求項4】前記伝送された伝送信号は、一時に前記複
    数の伝送信号送信・受信手段のいずれかのみが送信する
    1つ以上の第1の伝送信号、および、一時に前記伝送信
    号送信・受信手段の内の2つ以上が送信しうる1つ以上
    の第2の伝送信号またはこれらのいずれかを含み、 前記第2の光学伝送手段は、前記第2の伝送信号を光学
    的に伝送する第3の光学伝送手段を含む請求項3に記載
    の信号伝送システム。
  5. 【請求項5】伝送データの同期伝送に用いられる光学的
    なフレーム信号を第1の光学伝送路を介して伝送し、前
    記伝送データを示す伝送信号を第2の光学伝送路を介し
    て伝送する信号伝送システムにおいて、前記伝送データ
    を示す光学的な伝送信号の送信および受信またはこれら
    のいずれかを行う伝送信号送信・受信装置であって、 前記伝送されたフレーム信号を受信し、前記受信された
    フレーム信号からクロック信号を生成するクロック生成
    手段と、 前記受信されたフレーム信号を用いて、前記生成された
    クロック信号に同期した前記伝送データを示す光学的な
    伝送信号を生成する伝送信号生成手段、および、前記伝
    送された伝送信号を受信し、前記受信されたフレーム信
    号と前記生成されたクロック信号とを用いて、前記受信
    された伝送信号から前記伝送データを復元する伝送デー
    タ復元手段またはこれらのいずれかとを有する伝送信号
    送信・受信装置。
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US7522684B2 (en) 2002-09-17 2009-04-21 Fuji Xerox Co., Ltd. Signal transmission system

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