JP2002317817A - ラジアルころ軸受 - Google Patents

ラジアルころ軸受

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JP2002317817A
JP2002317817A JP2001121560A JP2001121560A JP2002317817A JP 2002317817 A JP2002317817 A JP 2002317817A JP 2001121560 A JP2001121560 A JP 2001121560A JP 2001121560 A JP2001121560 A JP 2001121560A JP 2002317817 A JP2002317817 A JP 2002317817A
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JP
Japan
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shaft
bearing
roller bearing
load
compressor
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Pending
Application number
JP2001121560A
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English (en)
Inventor
Takeyuki Yoshiba
岳雪 吉場
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NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/49Bearings with both balls and rollers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Compressor (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数の削減を図ることができると共に径
の大きいころを用いることのできるラジアルころ軸受を
提供する。 【解決手段】 外輪14と内輪との間に複数の円筒ころ
16を配してなるラジアルころ軸受12の内輪をコンプ
レッサ軸11と一体に形成する。コンプレッサ軸11と
外輪14との間に複数の球状体17を転動自在に設け、
球状体17に作用するアキシャル方向の荷重を外輪14
の内周面に形成された第1の荷重受け面18とコンプレ
ッサ軸11の外周面に形成された第2の荷重受け面19
とで受けるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばエアーコン
ディショナ用コンプレッサのコンプレッサ軸を支持する
軸受として用いられるラジアルころ軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばコンプレッサとしてワップル式コ
ンプレッサを用いたエアーコンディショナでは、図3に
示すように、ワップル式コンプレッサのコンプレッサ軸
Sを支持する軸受として、ラジアルころ軸受RBとスラ
ストころ軸受SBの二種類の軸受を用いている。このた
め、このようなエアーコンディショナでは、多数の軸受
を必要とするため、部品点数が多くなるという問題点を
有していた。
【0003】また、エアーコンディショナ用コンプレッ
サのコンプレッサ軸を支持する軸受として、図4の
(a)〜(d)に示すように、外輪1と内輪2との複数
の円筒ころ3を転動自在に配してなるころ軸受4と、外
輪1と内輪2との複数の玉5を転動自在に配してなる玉
軸受6とを一体化したものが知られている。このような
軸受は、図3に示した従来例のように、ラジアル軸受と
スラスト軸受の二種類の軸受を必要としないため、部品
点数を削減することが可能である。しかし、軸受の内輪
2が軸と別体であるため、外輪1の外径が決まっている
場合には、ラジアル軸受(この場合はころ軸受4)の転
動体径が小さくなり、転動体の動定格荷重が小さくなる
という問題があった。また、図4の(a)及び(b)に
示されるものはラジアル荷重と両方向にアキシャル荷重
を玉軸受6で受けることができるが、図4の(c)及び
(d)に示されるものでは一方向のアキシャル荷重のみ
しか玉軸受6で受けることができないという問題があっ
た。
【0004】そこで、図5に示すように、軸受の内輪を
軸7と一体に形成して部品点数の削減を図ったものが考
案されているが、このような軸受はアキシャル荷重を受
ける側の軸受がスラストニードル軸受8であるので、ス
ラストニードル軸受8の転動体ピッチ円直径(PCD)
から外れた部分で転動体が滑りを起こし易く、高速回転
には不向きであった。
【0005】また、従来においては、自動車用水ポンプ
のポンプ軸を支持する軸受として、図6に示されるよう
な構造の軸受9がある。このような軸受9はその内輪が
自動車用水ポンプのポンプ軸10と一体に形成されてい
るため、部品点数の削減を図ることができるが、このよ
うな軸受をエアーコンディショナ用コンプレッサのコン
プレッサ軸を支持する軸受として用いた場合には、コン
プレッサ軸の軸方向に自由度がないため、コンプレッサ
組立後の予圧管理、Ft側の大きな荷重(ピストンの圧
縮反力)を受けるための軸受との軸方向すきまの管理が
難しいという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来に
おいては、エアーコンディショナ用コンプレッサのコン
プレッサ軸を軸受で支持する場合に、ラジアルころ軸受
とスラストころ軸受の二種類の軸受を必要とするため、
部品点数が多くなるという問題があった。また、コンプ
レッサ軸の外周に内輪を設け、この内輪と外輪との間に
複数のころが転動自在に配設されているため、外輪の外
径が決まっている場合にはころの径が小さくなり、これ
に伴いころの動定格荷重も小さくなるという問題があっ
た。
【0007】そこで本発明の目的は、部品点数の削減を
図ることができると共に径の大きいころを用いることの
できるラジアルころ軸受を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るラジアルころ軸受は、外輪と内輪との
間に転動自在に配設された複数のころによりラジアル方
向の荷重を受けるようにしたラジアルころ軸受におい
て、前記内輪を軸と一体に形成するとともに、前記外輪
と前記軸との間に複数の球状体を転動自在に設け、かつ
前記外輪の内周面に前記球状体に作用するアキシャル方
向の荷重を受ける第1の荷重受け面を形成するととも
に、前記軸の外周面に前記球状体に作用するアキシャル
方向の荷重を受ける第2の荷重受け面を形成したことを
特徴とする。
【0009】このような構成であると、軸の外周に内輪
を設ける必要がないので、内輪を軸と別体に形成したラ
ジアルころ軸受に比較して、径の大きいころを用いるこ
とができる。また、外輪と軸との間に複数の球状体を転
動自在に設け、外輪の内周面に球状体に作用するアキシ
ャル方向の荷重を受ける第1の荷重受け面を形成すると
ともに、軸の外周面に球状体に作用するアキシャル方向
の荷重を受ける第2の荷重受け面を形成したことによ
り、1つの軸受でラジアル荷重とアキシャル荷重の両方
を1つの軸受で受けることができ、エアーコンディショ
ナ用コンプレッサのコンプレッサ軸等を軸受で支持する
場合にラジアル軸受とスラスト軸受の二種類の軸受を必
要としないので、部品点数の削減を図ることができる。
【0010】この場合、請求項2に係る発明のように、
第2の荷重受け面を、軸の一端側に形成された第1の円
弧面と、この第1の円弧面に対向して軸の他端側に形成
された第2の円弧面と、第1の円弧面と第2の円弧面間
に形成された円弧面接続面とから形成することにより、
第1の円弧面と第2の円弧面との間で球状体を軸の軸方
向に移動させることが可能となるので、コンプレッサ組
立後の予圧管理や軸方向すきまの管理を容易とすること
ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の第1の実施形態
に係るラジアルころ軸受の部分断面図である。同図にお
いて、符号11はエアーコンディショナ用コンプレッサ
のコンプレッサ軸を示し、このコンプレッサ軸11に
は、ラジアルころ軸受12の内輪が一体に形成されてい
る。
【0012】ラジアルころ軸受12はハウジング13の
内周面に外周面を固定された外輪14を備えており、こ
の外輪14とコンプレッサ軸11との間には、保持器1
5に保持された複数の円筒ころ16が転動自在に設けら
れている。また、ラジアルころ軸受12の外輪14とコ
ンプレッサ軸11との間には、複数の球状体17が設け
られている。これらの球状体17は外輪14及びコンプ
レッサ軸11と共に玉軸受を構成しており、外輪14の
内周面には球状体17に作用するアキシャル方向の荷重
を受ける第1の荷重受け面18が形成され、またコンプ
レッサ軸11の外周面には球状体17に作用するアキシ
ャル方向の荷重を受ける第2の荷重受け面19が形成さ
れている。これらの荷重受け面18,19は球状体17
の半径よりも大きな曲率半径で円弧状に形成されてお
り、外輪14及びコンプレッサ軸11の円周方向に球状
体17の転動面を形成している。
【0013】このように構成される本発明の第1の実施
形態では、エアーコンディショナ用コンプレッサのコン
プレッサ軸11とラジアルころ軸受12の内輪とが一体
に形成されているため、コンプレッサ軸11の外周に内
輪を設ける必要がない。これにより、内輪をコンプレッ
サ軸と別体に形成したラジアルころ軸受に比較して径の
大きい円筒ころ16を用いることが可能となるので、円
筒ころ16の動定格荷重を大きくすることができる。
【0014】また、上述した本発明の第1の実施形態で
は、球状体17に作用するアキシャル方向の荷重を受け
る荷重受け面18,19をラジアルころ軸受12の外輪
14の内周面とコンプレッサ軸11の外周面に形成した
ことにより、1つの軸受でラジアル荷重とアキシャル荷
重の両方を受けることができる。これにより、エアーコ
ンディショナ用コンプレッサのコンプレッサ軸11を軸
受で支持する場合にラジアル軸受とスラスト軸受の二種
類の軸受を必要としないので、部品点数の削減を図るこ
とができる。
【0015】上述した第1の実施形態では、第2の荷重
受け面19を球状体17の半径よりも大きな曲率半径で
円弧状に形成したが、図2に示す第2の実施形態のよう
に、コンプレッサ軸11の一端側に形成された第1の円
弧面20と、この第1の円弧面20に対向してコンプレ
ッサ軸11の他端側に形成された第2の円弧面21と、
これらの円弧面20,21間に形成された円弧面接続面
22とで第2の荷重受け面19を形成することにより、
第1の円弧面20と第2の円弧面21との間で球状体1
7をコンプレッサ軸11の軸方向に移動させることが可
能となるので、コンプレッサ組立後の予圧管理や軸方向
すきまの管理を容易とすることができる。
【0016】なお、上述した第1及び第2の実施形態で
は、転動体として円筒ころ16を用いたラジアルころ軸
受に本発明を適用した場合について説明したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、たとえば転動体とし
て針状ころを用いたニードル軸受についても本発明を適
用することができる。また、上述した第1及び第2の実
施形態では、エアーコンディショナ用コンプレッサのコ
ンプレッサ軸を支持する軸受に本発明を適用したが、本
発明はこれに限定されるものでなく、回転軸等の軸を支
持する軸受についても本発明を適用することができる。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に係る発明のラジアルころ軸受によれば、内輪を軸と
一体に形成するとともに、外輪と軸との間に複数の球状
体を転動自在に設け、かつ外輪の内周面に前記球状体に
作用するアキシャル方向の荷重を受ける第1の荷重受け
面を形成するとともに、軸の外周面に球状体に作用する
アキシャル方向の荷重を受ける第2の荷重受け面を形成
したことにより、軸の外周に内輪を設ける必要がなく、
また1つの軸受でラジアル荷重とアキシャル荷重の両方
を受けることが可能となるので、部品点数の削減を図る
ことができると共に径の大きいころを用いることができ
る。
【0018】請求項2に係る発明のラジアルころ軸受に
よれば、第2の荷重受け面を、軸の一端側に形成された
第1の円弧面と、この第1の円弧面に対向して軸の他端
側に形成された第2の円弧面と、第1の円弧面と第2の
円弧面間に形成された円弧面接続面とから形成したの
で、請求項1に係る発明の効果に加えて、コンプレッサ
組立後の予圧管理や軸方向すきまの管理を容易とするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るラジアルころ軸
受の部分断面図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係るラジアルころ軸
受の部分断面図である。
【図3】エアーコンディショナ用コンプレッサのコンプ
レッサ軸を支持する軸受の第1の従来例を示す図であ
る。
【図4】エアーコンディショナ用コンプレッサのコンプ
レッサ軸を支持する軸受の第2乃至第5の従来例を示す
図である。
【図5】エアーコンディショナ用コンプレッサのコンプ
レッサ軸を支持する軸受の第6の従来例を示す図であ
る。
【図6】自動車用水ポンプのポンプ軸を支持する軸受の
従来例を示す図である。
【符号の説明】
11 コンプレッサ軸 12 ラジアルころ軸受 13 ハウジング 14 外輪 15 保持器 16 円筒ころ 17 球状体 18 第1の荷重受け面 19 第2の荷重受け面 20 第1の円弧面 21 第2の円弧面 22 円弧面接続面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外輪と内輪との間に転動自在に配設され
    た複数のころによりラジアル方向の荷重を受けるように
    したラジアルころ軸受において、 前記内輪を軸と一体に形成するとともに、前記外輪と前
    記軸との間に複数の球状体を転動自在に設け、かつ前記
    外輪の内周面に前記球状体に作用するアキシャル方向の
    荷重を受ける第1の荷重受け面を形成するとともに、前
    記軸の外周面に前記球状体に作用するアキシャル方向の
    荷重を受ける第2の荷重受け面を形成したことを特徴と
    するラジアルころ軸受。
  2. 【請求項2】 前記第2の荷重受け面を、前記軸の一端
    側に形成された第1の円弧面と、この第1の円弧面に対
    向して前記軸の他端側に形成された第2の円弧面と、前
    記第1の円弧面と第2の円弧面間に形成された円弧面接
    続面とから形成したことを特徴とする請求項1記載のラ
    ジアルころ軸受。
JP2001121560A 2001-04-19 2001-04-19 ラジアルころ軸受 Pending JP2002317817A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106089993A (zh) * 2016-08-27 2016-11-09 河南科技大学 一种获取球锥混合双列轮毂轴承载荷分布的方法及装置
WO2019189116A1 (ja) * 2018-03-29 2019-10-03 Ntn株式会社 複合形軸受

Cited By (3)

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