JP2002310901A - トナー付着量測定装置 - Google Patents

トナー付着量測定装置

Info

Publication number
JP2002310901A
JP2002310901A JP2001117943A JP2001117943A JP2002310901A JP 2002310901 A JP2002310901 A JP 2002310901A JP 2001117943 A JP2001117943 A JP 2001117943A JP 2001117943 A JP2001117943 A JP 2001117943A JP 2002310901 A JP2002310901 A JP 2002310901A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
toner
adhesion amount
toner adhesion
measuring device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001117943A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4554840B2 (ja
Inventor
Raita Nakanishi
雷太 中西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichicon Corp
Original Assignee
Nichicon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nichicon Corp filed Critical Nichicon Corp
Priority to JP2001117943A priority Critical patent/JP4554840B2/ja
Publication of JP2002310901A publication Critical patent/JP2002310901A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4554840B2 publication Critical patent/JP4554840B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 像担持体に付着したトナー量の測定精度を向
上させる。 【解決手段】 トナーが付着した像担持体に無偏光性の
光を照射する発光素子と、該像担持体からを反射する光
のうち、像担持体に平行な方向成分であるP波成分が第
1の偏光フィルタを透過する第1の受光装置と、該像担
持体からの反射光のうちP波に垂直な方向成分であるS
波成分が第2の偏光フィルタを透過する第2の受光装置
と、第1、第2の受光装置出力をそれぞれ増幅して、そ
の差をトナー付着量の情報として出力する信号処理装置
とから構成されることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真式複写
機、電子写真式プリンタなどで用いられるトナーの付着
量測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のトナー付着量測定装置としては、
図13に示す発光素子1からの光をトナー3の付着した
感光体2に照射し、その反射光を受光素子4に入射させ
て増幅したものをトナー付着量の情報とする反射型光セ
ンサがよく知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電子写真式複写機、電
子写真式プリンタなどでトナーを付着させる像担持体と
して使用されている感光体や転写ベルトの表面は、凹凸
が非常に小さく光沢のあるものが用いられている。以下
の説明では、トナーを付着させる像担持体として感光体
を用いた場合について説明する。
【0004】一般に光沢度の高い物体に光を照射したと
きの反射光は、物体表面に平行な方向に偏りやすいとい
うことが知られており、発光素子から感光体への照射角
度θを感光体の法線方向に対する傾き角として定義した
ときに、感光体からの反射光に含まれる成分は、照射角
度θが大きいほど感光体に平行な方向成分(P波)が支
配的となり、P波に垂直な方向成分(S波)は非常に小
さくなる。一方、感光体に付着するトナーは不均一な形
状で凹凸が大きいため、トナーからの反射光はS波とP
波の振動成分が約半分ずつ混ざり合って拡散反射する乱
反射となる。
【0005】このようにトナーの付着する感光体からの
反射光は、感光体表面で反射する成分とトナー表面で反
射する成分とからなり、前者はトナー付着量に反比例し
て減少し、後者はトナー付着量に比例して増加する成分
となる。したがって、図13に示す従来のトナー付着量
測定装置では、上記の感光体とトナーからの反射光すべ
てを受光素子で受光してしまうため、図14のグラフに
見られるとおり、トナー付着量がα(測定装置出力が極
小値となるトナー付着量)を超える領域では、トナーか
らの乱反射により測定装置出力が増加してしまい、測定
装置出力からトナー付着量を一意的に求めることができ
なくなる。したがって、測定装置出力から、トナー付着
量を正確に測定できる範囲がα以下に限定されてしま
い、トナー付着量をαより多くして、濃い色濃度で印刷
したい場合に意図する画質で印刷を行うことが困難にな
るという問題があった。上記のαを超える領域でのトナ
ー付着量を一意的に求めるため、光源と感光体との間に
偏光フィルタを配置した例が特開平6−250480号
公報に開示されている。しかし、これは入射光側の光を
偏光させるものであって、感光体からの反射光を分析
し、トナー付着量を精度良く検出できるものではなかっ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するもので、トナーが付着した像担持体に無偏光性の光
を照射する発光素子1と、該像担持体から反射する光の
うち、像担持体に平行な方向成分であるP波成分が第1
の偏光フィルタ5を透過する第1の受光装置と、該像担
持体からの反射光のうちP波に垂直な方向成分であるS
波成分が第2の偏光フィルタ6を透過する第2の受光装
置と、第1、第2の受光装置出力をそれぞれ増幅して、
その差をトナー付着量の情報として出力する信号処理装
置とから構成されることを特徴としたトナー付着量測定
装置であり、反射光に含まれる成分のうちトナーからの
乱反射による影響を除去し、トナー付着量の測定可能範
囲を広く取ることができ、かつ精度の高いトナー付着量
測定装置の供給を可能とするものである。
【0007】また、発光素子から照射される光の一部を
受光し、その受光出力をもとに発光素子から照射される
光量を一定に制御するフィードバック機能を備えたこと
を特徴とするトナー付着量測定装置であり、周囲温度変
化や経時変化による発光素子の光量変化分を除去し、安
定した性能をもつトナー付着量測定装置の供給を可能と
するものである。
【0008】また、トナーが付着する像担持体とトナー
付着量測定装置との間の距離ずれ、角度ずれを補正する
ためのレンズを備えたことを特徴とするトナー付着量測
定装置であり、常に受光素子中心方向に光を集光する機
能をもつレンズを備えることで、トナー付着量測定装置
の取り付け誤差の影響を受けずに安定した出力値が得ら
れるトナー付着量測定装置の供給を可能とするものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明によるトナー付着量測定装
置は、トナーが付着した像担持体に無偏光性の光を照射
し、該像担持体からの反射光のうち、像担持体に平行な
方向成分であるP波成分が第1の偏光フィルタを透過す
る第1の受光装置と、該像担持体からの反射光のうちP
波に垂直な方向成分であるS波成分が第2の偏光フィル
タを透過する第2の受光装置とを備え、第1、2の受光
装置出力を信号処理装置によりそれぞれ増幅して、その
差をトナー付着量の情報とする。また、発光素子から照
射される光の一部を受光し、この受光出力をもとに発光
素子から照射される光量を一定に制御するフィードバッ
ク機能を備えている。さらに、トナーが付着する像担持
体とトナー付着量測定装置との間の距離ずれ、角度ずれ
を補正するためのレンズを備えている。
【0010】
【実施例】以下、本発明による実施例について、図面を
参照して説明する。 〔実施例1〕本発明を利用したトナー付着量測定装置を
図1に示す。図1において、発光素子1からトナー3が
付着する感光体2に対して入射角θで無偏光性の光を照
射し、入射角と同じ角度とした反射角θの方向に2分割
フォトダイオード7を配置して反射光を受光する。発光
素子1としては、LEDの他にハロゲンランプ、半導体
レーザ等の単波長成分の多い光源を用いることが可能で
ある。また、2分割フォトダイオード7は、互いに近接
したフォトダイオード8、9が1つのパッケージに収め
られたものであり、フォトダイオード8、9の受光面境
界付近に反射光中心が受光されるように配置されてい
る。
【0011】図2は、図1の受光側を詳しく記述したも
のである。トナー3の付着する感光体2からの反射光b
について、感光体2に対して平行な振動成分dをp波、
p波と直角方向の振動成分eをs波と定義する。また、
トナー3の付着する感光体2からの反射光bには、図3
に示すとおり、感光体2に当たって反射する成分hとト
ナー3に当たって反射する成分iの大きく2つが考えら
れる。図3に示す反射光bについて感光体2に当たって
反射する成分hのうちp波方向の振動成分をP1、s波
方向の振動成分をS1とする。また、トナー3に当たっ
て反射する成分iのうち、p波方向の振動成分をP2、
s波方向の振動成分をS2とする。このとき、感光体2
の表面は光沢度が高く、その反射光はp波が支配的とな
るため、感光体2からの反射光に含まれる振動成分に
は、P1>S1の関係が成り立つ。一方、トナー3に当
たって反射される光については、トナーが不均一な形状
で凹凸が大きいため、反射光はs波とp波が約半分ずつ
混ざり合った乱反射となり、P2≒S2の関係が成り立
つ。
【0012】図2の偏光フィルタ5の透過方向は縦方向
であり、これはトナー3の付着した感光体2からの反射
光bの水平方向の振動成分dと平行な方向である。ま
た、偏光フィルタ6の透過方向は横方向であり、これは
反射光bの水平方向の振動成分dと垂直な方向である。
図2に示すように、トナー3の付着した感光体2からの
反射光bについて、半分が偏光フィルタ5を、また、残
りの半分が偏光フィルタ6を通過するようにし、偏光フ
ィルタ5、6を通過した後の反射光cの中心が、2分割
フォトダイオード7のパッケージに収められているフォ
トダイオード8、9の受光面境界付近に入射するように
配置する。
【0013】図4は、図2の反射光bについて偏光フィ
ルタ5を通過する成分を表している。偏光フィルタ5を
通過する前の反射光bは、感光体2に当たって反射する
成分hとトナー3に当たって反射する成分iで構成され
ている。反射光bに含まれる成分h、iのうち偏光フィ
ルタ5の透過方向に対して垂直の振動方向をもつS1、
S2は通過が抑制され、平行の振動方向をもつP1、P
2は偏光フィルタ5を通過することになる。
【0014】図5は、図2の反射光bについて偏光フィ
ルタ6を通過する成分を表している。反射光bに含まれ
る成分h、iのうち偏光フィルタ6の透過方向に対して
垂直の振動方向をもつP1、P2は通過が抑制され、平
行の振動方向をもつS1、S2は偏光フィルタ6を通過
することになる。
【0015】このため、図2に示す2分割フォトダイオ
ード7に入射する光のうち、フォトダイオード8の受光
領域には偏光フィルタ5を通過してきたP1、P2から
なる反射光f、フォトダイオード9の受光領域には偏光
フィルタ6を通過してきたS1、S2からなる反射光g
が照射され、これら受光領域における受光光量に応じた
出力を、フォトダイオード8、9から取り出すことがで
きる。
【0016】図6は、図2におけるフォトダイオード
8、9の受光出力を信号処理し、トナー付着量に応じた
出力電圧を得るための信号処理回路の例である。フォト
ダイオード8の受光出力(P1+P2)とフォトダイオ
ード9の受光出力(S1+S2)は、増幅器10、11
でそれぞれK倍に増幅されて、K(P1+P2)、K
(S1+S2)となり、差分器12で2つの入力差、K
{(P1+P2)−(S1+S2)}が取り出される。
このとき、トナー3からの反射光は、トナーが不均一な
形状で凹凸が大きいため乱反射となり、P2≒S2の関
係が成り立ち、差分器12の信号処理出力は、K(P1
−S1)と近似する。ここで、感光体2の表面は光沢度
が高くその反射成分は、p波が支配的となるため、P1
>S1の関係にある。
【0017】図7は、感光体上のトナー付着量とその測
定値をグラフに示したものである。図1に示す従来のト
ナー付着量測定装置では、図7のグラフに示すK(P1
+P2+S1+S2)の特性曲線が得られ、トナー付着
量αを越える領域で測定値が上がるという問題点があっ
た。これは、トナーが付着した感光体からの反射光すべ
てを受光素子で受光するため、トナー付着量がαを超え
る領域で、トナーに当たって反射する成分K(P2+S
2)の影響が大きくなるためである。しかし、図1に示
すトナー付着量測定装置では、トナーに当たって反射す
る成分K(P2+S2)の影響を除去し、感光体からの
反射光にどれだけのP波成分の偏りが有るかを示すK
(P1−S1)を出力として得ることで、トナーの付着
していない感光体からの反射光量に応じた出力を得るこ
とができ、トナー付着量がαを越える領域においても精
度の高い特性曲線を得ることが可能となった。
【0018】〔実施例2〕実施例1におけるトナー付着
量測定装置において、発光素子から照射される光の一部
を受光し、この受光出力をもとに発光素子から照射され
る光量を一定に制御するフィードバック機能を備えたト
ナー付着量測定装置を図8、9に示す。トナー付着量の
測定原理は、実施例1と同様であるため、その説明は省
略し、ここでは発光素子1からの照射光を一定にするフ
ィードバック制御について説明を行う。
【0019】図9において、発光素子1からトナー3が
付着する感光体2へ照射される光の一部を、発光素子1
の斜め前方に配置された受光素子13で受光する。発光
素子1の側面光と正面光では、発光光量によってその発
光比率が異なるため、受光素子13は、発光素子1の側
面に置かず、斜め前方に配置して正面光を受光する。発
光素子1の照射光量に応じた受光素子13の出力は、比
較器14において基準値Vrefと比較され、Vrefより小
さい場合は発光素子1の光量を増加させ、Vrefより大
きい場合は発光素子1の光量を減少して、受光素子13
の出力が常にVrefに保たれるようにフィードバック制
御される。従って、周囲温度変化や経時変化によって発
光素子1の照射光量が変化した場合においても、受光素
子13出力をVref一定に保つフィードバック制御が行
われ、発光素子1の照射光量を常に一定に保つことがで
きる。
【0020】〔実施例3〕実施例1、2におけるトナー
付着量測定装置において、トナーが付着する感光体とト
ナー付着量測定装置との間の距離ずれ、角度ずれを補正
するためのレンズを備えたトナー付着量測定装置を図1
0に示す。トナー付着量の測定原理、および発光素子か
らの照射光量をフィードバック制御する方法について
は、実施例1、2と同様のためその説明は省略し、ここ
ではトナーが付着する感光体とトナー付着量測定装置と
の間の距離ずれ、角度ずれをレンズで補正する方法につ
いて図10〜12をもとに説明を行う。
【0021】図11は、トナー付着量測定装置とトナー
3が付着する感光体2の距離ずれによって生じる反射光
bの入射位置ずれを、シリンダーレンズ15で補正する
効果を示したものである。図11において、感光体2か
らの反射光bが、シリンダーレンズ15がない状態にお
いても2分割フォトダイオード7の中心に入射されるよ
うなトナー付着量測定装置とトナー3が付着する感光体
2との距離間隔を、基準間隔と定義する。トナー付着量
測定装置とトナー3が付着する感光体2が基準間隔より
近づき、2−1の位置に配置された場合、反射光b−1
は、シリンダーレンズ15の中央から右側にずれた位置
に入射される。また、トナー付着量測定装置とトナー3
が付着する感光体2が基準間隔より離れ、2−2の位置
に配置された場合、反射光b−2はシリンダーレンズ1
5の中央から左側にずれた位置に入射されることにな
る。反射光b−1、又は反射光b−2は、シリンダーレ
ンズ15がない状態では2分割フォトダイオード7の中
心からずれた位置に照射され、センサ出力値に誤差を生
じるが、シリンダーレンズ15が挿入された状態では、
シリンダーレンズ15で屈折されて2分割フォトダイオ
ード7の中心方向に収束されるため、トナー付着量測定
装置とトナー3が付着する感光体2の距離ずれにかかわ
らず安定した出力値を得ることができる。
【0022】図12は、トナー付着量測定装置とトナー
3が付着する感光体2の角度ずれによって生じる反射光
bの入射位置ずれを、シリンダーレンズ15で補正する
効果を示したものである。図12において、感光体2か
らの反射光bが、シリンダーレンズ15がない状態にお
いて2分割フォトダイオード7の中心に入射されるよう
なトナー付着量測定装置とトナー3が付着する感光体2
との角度を、基準角度と定義する。トナー付着量測定装
置とトナー3が付着する感光体2が基準角度より+β振
れ、2−1の位置に配置された場合、反射光b−1は、
シリンダーレンズ15の中央から左側にずれた位置に入
射される。また、トナー付着量測定装置とトナー3が付
着する感光体2が基準角度より−β振れ、2−2の位置
に配置された場合、反射光b−2はシリンダーレンズ1
5の中央から右側にずれた位置に入射されることにな
る。反射光b−1、又は反射光b−2は、シリンダーレ
ンズ15がない状態では2分割フォトダイオード7の中
心からずれた位置に光が照射され、センサ出力値に誤差
を生じるが、シリンダーレンズ15が挿入された状態で
は、シリンダーレンズ15で屈折されて2分割フォトダ
イオード7の中心方向に収束されるため、トナー付着量
測定装置とトナー3が付着する感光体2の角度ずれに大
きく影響されることがなく安定した出力値を得ることが
できる。
【0023】実施例1、2、3で挙げた2分割フォトダ
イオード7は、1つの半導体チップ上に2つのフォトダ
イオードを同時に形成したものを使用しているが、別々
の半導体チップ上に形成された2つのフォトダイオード
を1つのパッケージに収めたものを使用することも可能
である。また、2分割フォトダイオード7の代わりに、
1素子入りフォトダイオード2個を互いに近接して使用
することも可能である。また、2分割フォトダイオード
7の代わりに、非分割PSD(Position Sensitive De
tector)を用いることも可能である。
【0024】また、実施例3で挙げた、距離ずれ、角度
ずれの補正に用いたシリンダーレンズ15は横方向に曲
率を持つものであったが、縦方向、横方向の両方に曲率
をもつ楕円型レンズを使用することも可能である。
【0025】
【発明の効果】上記したように、本発明によれば、トナ
ーの付着する像担持体に無偏光性の光を照射したときの
反射光について、感光体のS波成分に対してP波成分が
どれだけ多く含まれるかを精度良く測定することによ
り、トナーからの乱反射の影響を除去して正確なトナー
付着量を測定することができる。また、トナーの付着す
る像担持体へ照射される光の一部を受光し、この受光出
力をもとに発光素子から照射される光量を一定にするフ
ィードバック制御を行うことで、周囲温度変化や経時変
化による発光素子の光量変化分を除去することができ
る。さらに、トナーが付着する像担持体とトナー付着量
測定装置との距離ずれ、角度ずれを補正するレンズを備
えることで、トナー付着量測定装置の取り付け誤差によ
る影響を除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるトナー付着量測定装置の一実施例
である。
【図2】図1のトナー付着量測定装置の受光側の詳細を
示したものである。
【図3】図1のトナー付着量測定装置で、トナーの付着
する像担持体からの反射光に含まれる成分を示したもの
である。
【図4】図1のトナー付着量測定装置で、第1の偏光フ
ィルタ5を通過する反射光成分を示したものである。
【図5】図1のトナー付着量測定装置で、第2の偏光フ
ィルタ6を通過する反射光成分を示したものである。
【図6】図1のトナー付着量測定装置で、トナー付着量
に応じた信号出力を得るための信号処理回路を示したも
のである。
【図7】本発明によるトナー付着量測定装置の測定結果
である。
【図8】図1のトナー付着量測定装置で、発光素子から
照射される光量を測定する受光素子を備えたトナー付着
量測定装置の一実施例である。
【図9】図1のトナー付着量測定装置で、発光素子から
照射される光量を一定にするフィードバック制御を備え
たトナー付着量測定装置の一実施例である。
【図10】図8のトナー付着量測定装置で、トナーが付
着する感光体とトナー付着量測定装置との間の距離ず
れ、角度ずれを補正するためのレンズを備えたトナー付
着量測定装置の一実施例である。
【図11】図10のトナー付着量測定装置で、トナーが
付着する感光体とトナー付着量測定装置との間の距離ず
れを、シリンダーレンズで補正する効果を示したもので
ある。
【図12】図10のトナー付着量測定装置で、トナーが
付着する感光体とトナー付着量測定装置との間の角度ず
れを、シリンダーレンズで補正する効果を示したもので
ある。
【図13】従来例によるトナー付着量測定装置である。
【図14】図13のトナー付着量測定装置におけるトナ
ー付着量の測定結果である。
【符号の説明】
1 発光素子 2 感光体 3 トナー 4 受光素子 5 第1の偏光フィルタ 6 第2の偏光フィルタ 7 2分割フォトダイオード 8 第1のフォトダイオード 9 第2のフォトダイオード 10 第1の増幅器 11 第2の増幅器 12 差分器 13 受光素子 14 比較器 15 シリンダーレンズ a トナー3の付着した感光体2への入射光 b トナー3の付着した感光体2からの反射光 c 偏光フィルタ5、6を通過した反射光 d 感光体2に対して平行方向の振動成分 e p波と垂直方向の振動成分 f フォトダイオード8への入射光 g フォトダイオード9への入射光 h 感光体2からの反射光 i トナー3からの反射光 j 偏光フィルタ5を通過した後の感光体2からの反射
光 k 偏光フィルタ5を通過した後のトナー3からの反射
光 l 偏光フィルタ6を通過した後の感光体2からの反射
光 m 偏光フィルタ6を通過した後のトナー3からの反射
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G059 AA01 BB09 EE02 GG01 GG02 GG10 JJ11 JJ19 KK03 KK10 MM01 MM14 NN02 NN05 2H027 DA10 DE02 DE07 DE10 EC06 EC07 2H077 DA02 DA47 DA63 DA66 DA80

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーが付着した像担持体に無偏光性の
    光を照射する発光素子と、該像担持体から反射する光の
    うち、像担持体に平行な方向成分であるP波成分が第1
    の偏光フィルタを透過する第1の受光装置と、該像担持
    体からの反射光のうちP波に垂直な方向成分であるS波
    成分が第2の偏光フィルタを透過する第2の受光装置
    と、第1、第2の受光装置出力をそれぞれ増幅して、そ
    の差をトナー付着量の情報として出力する信号処理装置
    とから構成されることを特徴とするトナー付着量測定装
    置。
  2. 【請求項2】 上記トナー付着量測定装置において、発
    光素子から照射される光の一部を受光し、この受光出力
    をもとに発光素子から照射される光量を一定に制御する
    フィードバック機能を備えたことを特徴とする請求項1
    記載のトナー付着量測定装置。
  3. 【請求項3】 前記トナー付着量測定装置において、ト
    ナーが付着する像担持体とトナー付着量測定装置との間
    の距離ずれ、角度ずれを補正するためのレンズを備えた
    ことを特徴とする請求項1、または請求項2記載のトナ
    ー付着量測定装置。
JP2001117943A 2001-04-17 2001-04-17 トナー付着量測定装置 Expired - Lifetime JP4554840B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001117943A JP4554840B2 (ja) 2001-04-17 2001-04-17 トナー付着量測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001117943A JP4554840B2 (ja) 2001-04-17 2001-04-17 トナー付着量測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002310901A true JP2002310901A (ja) 2002-10-23
JP4554840B2 JP4554840B2 (ja) 2010-09-29

Family

ID=18968405

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001117943A Expired - Lifetime JP4554840B2 (ja) 2001-04-17 2001-04-17 トナー付着量測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4554840B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006047794A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Konica Minolta Business Technologies Inc トナー付着量センサ出力の処理方法及び画像形成装置
JP2007033103A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 Keyence Corp 光電センサ
US7181148B2 (en) 2003-04-18 2007-02-20 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus and device for determining the density and position of a toner pattern
JP2008003488A (ja) * 2006-06-26 2008-01-10 Konica Minolta Business Technologies Inc 被検知部材の表面状態の検知方法および画像形成装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06250480A (ja) * 1993-02-25 1994-09-09 Stanley Electric Co Ltd 転写形カラ−プリンタのトナ−付着量測定装置
JPH09178562A (ja) * 1995-12-21 1997-07-11 Omron Corp 色検出装置及びそれを用いた印刷装置
JPH10221902A (ja) * 1997-02-05 1998-08-21 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2000029271A (ja) * 1998-07-10 2000-01-28 Stanley Electric Co Ltd カラートナー付着量測定装置
JP2000081740A (ja) * 1998-09-07 2000-03-21 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2000284555A (ja) * 1999-03-31 2000-10-13 Minolta Co Ltd 画像形成装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06250480A (ja) * 1993-02-25 1994-09-09 Stanley Electric Co Ltd 転写形カラ−プリンタのトナ−付着量測定装置
JPH09178562A (ja) * 1995-12-21 1997-07-11 Omron Corp 色検出装置及びそれを用いた印刷装置
JPH10221902A (ja) * 1997-02-05 1998-08-21 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2000029271A (ja) * 1998-07-10 2000-01-28 Stanley Electric Co Ltd カラートナー付着量測定装置
JP2000081740A (ja) * 1998-09-07 2000-03-21 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2000284555A (ja) * 1999-03-31 2000-10-13 Minolta Co Ltd 画像形成装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7181148B2 (en) 2003-04-18 2007-02-20 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus and device for determining the density and position of a toner pattern
JP2006047794A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Konica Minolta Business Technologies Inc トナー付着量センサ出力の処理方法及び画像形成装置
JP4534654B2 (ja) * 2004-08-06 2010-09-01 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 トナー付着量センサ出力の処理方法及び画像形成装置
JP2007033103A (ja) * 2005-07-25 2007-02-08 Keyence Corp 光電センサ
JP2008003488A (ja) * 2006-06-26 2008-01-10 Konica Minolta Business Technologies Inc 被検知部材の表面状態の検知方法および画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4554840B2 (ja) 2010-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103221803B (zh) 光学传感器以及图像形成设备
US7582888B2 (en) Reflection type optical sensor and method for detecting surface roughness
JPH0743245B2 (ja) アライメント装置
JPH06250480A (ja) 転写形カラ−プリンタのトナ−付着量測定装置
JP2002310901A (ja) トナー付着量測定装置
KR102076885B1 (ko) 검출 디바이스, 노광 디바이스 및 물품의 제조 방법
US4776693A (en) Foreign substance inspecting system including a calibration standard
US7012691B2 (en) Optical moving information measuring apparatus and carrier system incorporating the same
DE69622721T2 (de) Ellipsometer mit hoher räumlicher auflösung
JP4625405B2 (ja) Spr測定機器
JPH0950176A (ja) トナー濃度測定装置
JP6761912B1 (ja) 坪量測定装置および坪量測定方法
JP2003097924A (ja) 形状測定装置および測定方法
JPH1137740A (ja) 紙葉類の損傷検知装置
JPH06129850A (ja) 光学式センサ
JPH05182896A (ja) 物***置検出装置
JPH0217929B2 (ja)
JP2001108406A (ja) 板状体の端面位置測定装置
JP3319720B2 (ja) エッジ検出装置
JP4776321B2 (ja) 間隔測定方法及び間隔測定装置
JPH0560602A (ja) 光強度分布測定装置
JP2828726B2 (ja) 光学装置
JPH07294537A (ja) 速度及び距離の検出装置
JP2000002622A (ja) 光走査ユニットのビーム検査装置およびビーム調整方法
JPH07333165A (ja) 異物検査装置及びそれを用いた半導体デバイスの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071011

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100208

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100409

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100706

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100715

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130723

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4554840

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term