JP2002302179A - コンタクトレンズ用複合パッケージおよびコンタクトレンズ用容器(ブリスターケース)とその開封方法 - Google Patents

コンタクトレンズ用複合パッケージおよびコンタクトレンズ用容器(ブリスターケース)とその開封方法

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 この発明は無菌水溶液中にコンタクトレンズ
を各々包含している容器(ブリスターケース)の列を包
装するものであって、それぞれの構成単位に分離するこ
とができる包装形態を提供することを目的とする。 【効果】 本発明に係わる容器の1列を保管する複合パ
ッケージによれば、簡単で、安価にレンズを保存し、出
荷することが可能になり、その一方で、患者が容器の封
止シートを容易に開封することが出来るようになった。
また、容器の供給についてよりコンパクトにより簡易な
包装であって、レンズの残量すなわち容器の数量に関し
て正確に知ることができるような包装形態を提供するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無菌水溶液中にコ
ンタクトレンズを含有するように適合されたブリスター
ケースのような容器を複数相互に連結し、全体を包装す
る複合パッケージに関する。さらに詳しくは、コンタク
トレンズを密封して保存する容器の封止シートの一部と
密着して該容器の複数を整列させ、一つのまとまりとし
て扱えるように包装紙としての役割、連結された各容器
を別々の容器とするために包装紙に設けられた弱化線に
沿って各容器に分離するように切断することができ、密
着した包装紙の部分が各々の容器を密封する封止シート
を容易に引き剥がすことができるような把持部分を提供
する役割等を有する複合パッケージに関する。
【0002】
【従来の技術】含水性コンタクトレンズは、使用する直
前まで水中に保存され平衡含水状態のまま流通される。
初期の頃には、個々の親水性コンタクトレンズの保管お
よび出荷用の容器として、レンズを浸した無菌生理食塩
水を含むストッパー付きガラス瓶またはスクリューバイ
アル瓶を使用していた。ガラス瓶には、適当なシリコン
の栓を用いてさらに流通過程で簡単に栓がとれないよう
に金属製の密閉具により密封されていた。患者はこのガ
ラス瓶からコンタクトレンズを取り出そうとした時、最
初にこの金属製の密閉具を引き剥がすことが必要であ
り、その後シリコン栓を取り除いて、適当なピンセット
などを使用するか、内容物を流し出すことによってコン
タクトレンズを瓶から取り出すことになる。これは、極
めて複雑な操作を伴う物で、金属製の密閉具によって手
指に切傷を負うこともあった。スクリューバイアル瓶の
場合であっても、容器が小さいために蓋を回しにくく、
同様にコンタクトレンズを取り出す際には、ピンセット
などを使用するか、内容物を流し出さなければならず、
その際に誤ってレンズを流してしまったり、瓶底にくっ
ついたまま容易に取り出すことが出来ないなど、使い難
いものであった。また、販売する企業の側からみても、
密閉する方法や、容器自体の製造コストがかかるので商
品としてのコンタクトレンズの価格に影響するといった
問題があった。
【0003】近年、親水性コンタクトレンズを毎日或い
は2週間ほどで使い捨てにするタイプが市場に導入さ
れ、その種のレンズの保存容器としてプラスチック基板
にレンズを保持するくぼみを有するブリスターケースの
形態で保管する容器が開発された。この容器は、簡単
で、安価な方法でレンズを保存し、出荷することが可能
になり、その一方で、患者がレンズを容易に取り出すこ
とが出来るようになった。
【0004】このようなブリスターケースに係わる発明
はこれまでにも多くの出願が為されており、例えば特公
平7−64365号公報、特開平7−322911号公
報、特開平8−54824号公報、特開平9−2391
7号公報、特開平9−24971号公報、特開平9−1
69357号公報がある。特公平7−64365号公
報、特開平7−322911号公報は、レンズを取り出
すためにケースからひきはがすことができる柔軟なシー
ト材料で覆った成形したブリスターケースに関するもの
で、この成形したブリスター部分は、レンズと無菌生理
食塩水を入れるためのくぼみおよび、カバー材料で密封
するためにくぼみの周囲から外側にのびるフランジを包
含する。柔軟な封止シートがフランジの表面に張り付け
られていて、くぼみを、一般的な液体密閉手段(例えば
熱もしくは超音波等)で漏れが無いように封止してい
る。このくぼみ部はその側壁の一部分が傾斜しており、
底部からフランジに向かって上方に延展する斜面を形成
しており、前記封止シートをフランジから剥ぎ取り、レ
ンズを傾斜した斜面に沿って底から上方にスライドさせ
ることによって簡単に取り出すことが出来るという物で
ある。
【0005】特開平8−54824号公報は、ブリスタ
ーケースのプラスチック基板を多数並べて、封止シート
を形成する多層の積層材により相互に連結し、個々の容
器にするために、その連結部に付与された微小孔により
形成される弱化線に沿って各容器の中間で切断すること
ができるもので、多数の容器をカバーするシートの表面
全体にわたる印刷パターンを施すことにより、その連結
列からの分離における転用を防止する目的の特定パター
ンの印刷に関する物である。また、特開平9−1693
57号公報は、透き通るラミネートプラスチック材料に
よりブリスターケースの封止シートを形成し、製品を外
から目で確認できる、あるいは紫外線などでの殺菌がで
きるようにした封止シートに関する物である。
【0006】一方特開平9−23917号公報、特開平
9−24971号公報は、ブリスターケースの列を収納
するための第2包装ともいえる複合的な包装容器に係わ
る物で、具体的には箱状の区画された容器やカートン内
に、パッケージの列を包含して、消費者が比較的短期間
で使用する程度の量をまとめて供給する包装形態に関す
る物である。
【0007】このようにブリスターケースまたは封止シ
ート、パッケージにかかわる発明などにより、実際に、
簡単で安価な方法でレンズを保存し、出荷することが可
能になり、その一方で、患者がレンズを容易に取り出す
ことが出来るようになった。また、毎日使い捨てるレン
ズは通常1日、本質的には8時間から18時間装用する
だけで廃棄され、定期交換用レンズは1日の装用が終わ
れば適当なケアをして別の保存容器に収納され一定の期
間経過後に廃棄される。従って、何日間か、何週間かあ
るいは何ヶ月間かの長短期間分のレンズをいれた包みや
パッケージをまとまりとして提供することで、患者に一
定期間で装用し、また補充する目安を与えることがで
き、従来の技術においてそれは、前記したブリスターケ
ースの連結列をまとめて包装する第2の包装容器の提供
という形で達成されている。また、従来のブリスターケ
ースには、レンズ密封後にオートクレーブ滅菌を施すた
めに加熱による表示の乱れを防止する目的で滅菌処理後
に各ケース毎にその表面に各々の収納するレンズに関す
る情報をシール貼りしたのち、所定の数量をまとめて包
装し箱状の容器やカートン内に収容して一つのパックと
して供給されていた。
【0008】しかし、ブリスターケースを密封する封止
シートは後の滅菌処理に耐えうるようにケースとの密着
力が強い為、これを開封する際には力を加えすぎて内溶
液がこぼれたり、レンズが飛び出してしまうなどの問題
も少なからず起きていた。また、まとまりとして供給さ
れたパッケージは、使用される過程で各ブリスターケー
ス毎に分離されるので、使用途中のパッケージ全体の形
状、その廃棄について考慮する必要があった。さらに、
コンタクトレンズを取り出すためには、封止シートが密
着していない部分を摘んでケースから引き剥がすように
シートを取り除いてブリスターケースを開封するのが一
般的で、従来の封止シートにおいては開封に際して摘む
部分はその面積が小さく、シートが薄くまた柔軟である
がために把持し難いという問題があった。
【0009】また、くぼみを密閉する封止シートは、容
器として最も強度的に弱いために、不注意により外部か
らの物理的刺激によってピンホールなどが形成され、密
閉状態(すなわち無菌状態)が破られるなど問題もあっ
た。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、複数の容器
(ブリスターケース)の供給において、よりコンパクト
により簡易な包装形態であって、患者がレンズの残量す
なわちブリスターケースの数量に関して正確に知ること
ができるような複合パッケージを提供することを目的と
する。
【0011】また、本発明の別の課題は、各々の容器
(ブリスターケース)を密封する封止シートが容易に破
られることのないように強度的に補強する一方で、使用
時にはシートの開封が容易にできるような把持部分を提
供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係わるコンタクトレンズの容器(ブリスター
ケース)の複合パッケージは、下記の構成を特徴とす
る。すなわち、無菌水溶液にコンタクトレンズを収納す
る容器(ブリスターケース)の1列を保管する複合パッ
ケージにおいて、前記1列を構成する各容器が、コンタ
クトレンズを保持するためのくぼみを各々有する複数の
成形されたプラスチック基板であって、前記くぼみの周
囲外側に平面状に伸びたフランジを有する基板と、くぼ
みにコンタクトレンズを収容して当該くぼみを封止シー
トにより密封された容器よりなり、この容器を1列に並
べて配置し一組のまとまりとして、そのまとまりの周囲
に重ね合わされて全体を包装するパッケージとからなる
複合パッケージを形成し、該複合パッケージはそれを構
成する個々の容器のセグメントに分離することができる
ことを特徴とする。
【0013】本発明の好ましい態様の他の一つにあって
は、前記容器がコンタクトレンズ及び該コンタクトレン
ズを保存するための溶液を受容することができるくぼみ
の開口端部周囲に当接してくぼみを覆蓋する樹脂製のカ
バーを有し、該カバーの上から封止シートにより密封さ
れていることを特徴とする。前記容器においては、封止
シートの補強効果を有するように、樹脂製のカバーが設
けられ、開封時に当該樹脂製カバーも、封止シートとと
もに引き剥がすことができるように、樹脂製カバーの一
部と接着されていることを特徴とする。
【0014】また、本発明の好ましい別の態様にあって
は、紙製パッケージの一部が、前記容器を密封する封止
シートの把持部と接着したままで前記各容器のセグメン
トに分離され、該紙製パッケージの一部ごと封止シート
を把持することによって、収容されたコンタクトレンズ
にアクセスできるように封止シートを容易に引き離し可
能にしたことを特徴とする。
【0015】上記構成を特徴とする本発明によれば、複
合パッケージは、各々親水性コンタクトレンズを包含し
ている容器(ブリスターケース)の1列を連結してその
全体を包装する構造であり、それによって前記列を一つ
のまとまりとしてコンパクトな形状とされ、規定数量の
レンズが患者に渡された後の、快適な容器の取り出し易
さと、使用するまでの安全な保管が達成される。また、
容器から封止シートを引き剥がすに際しては、特に大き
な力を必要とすることなく、充分な面積の把持部分が確
保されている。
【0016】各容器は、半球形状のくぼみを有する成形
されたプラスチックの基板からなり、一般に射出成形や
熱圧縮成形によって例えばポリプロピレンのようなポリ
オレフィン系の熱可塑性樹脂によって構成される。レン
ズを収納する前記くぼみのまわりには外周方向に延びる
フランジを有しており、積み重ねてパッケージとしない
ような場合にはくぼみをフランジの中央部に設ける。従
来型のブリスターケースは、くぼみの位置がフランジの
1端部方向にずれている。それは連結された列を第2の
包装容器あるいはカートンの中に重ね合わされて配置さ
れるので、各々の連続的に重ね合わされた列は、先に下
に敷かれた列がくぼみを上にして配され、その上に敷か
れる列はくぼみを下向きにして、上下の列のくぼみが互
いにくぼみのないフランジ部に位置するようにして積み
重ねたときの形態が保持されやすくする為にずれている
のである。また、平面のフランジ部を三角形状にして連
結された列が、各ブリスターケースを相互に逆向きに配
置して、くぼみ同士を入れ子重ね状にお互いを支持する
ようになったものもある。このように、容器の列を重ね
合わせることを考慮した場合には、重ね合わせたときの
形態が小さくなるようにくぼみの位置を端部方向にずら
せたほうが良いが、平面的に容器の一列を包装すること
を考えた場合には、包装材の強度的不均一を改善するた
めにも、フランジの中心位置にくぼみを形成することが
望ましい。さらに、輸送中や取扱中に外部からの衝撃等
の影響で簡単にパッケージが破れたり、各容器が分離し
ないように、各フランジの外周に下向きにくぼみと同程
度の高さの周壁を形成し、周壁面の接触によるパッケー
ジ全体の形態保持性を高めることが望ましい。
【0017】本発明の容器(ブリスターケース)のくぼ
みは、ポリプロピレンや他の適当なプラスチックフィル
ムとアルミニウム箔のラミネートや、プラスチック層を
有するバリア材料を形成する酸化シリコンで構成された
単一の柔軟な封止シートで覆われている。この封止シー
トはくぼみの周囲にヒートシールされて、くぼみに保持
された各々のレンズのための密封した環境を提供してい
る。封止シートは柔軟なフィルム状であるために、くぼ
み開口部を覆うに際しては取扱中の不注意な外部からの
衝撃により破れたり、またはピンホールを形成し易い。
その為本発明ではくぼみ開口部を樹脂製のカバーにより
簡易的に覆蓋して、封止シート内面より支持する構造を
取ることが好ましい。この樹脂製のカバーはパッケージ
の搬送、保管時には前記封止シートの補強効果、シート
開封後は、収納レンズの簡易的な保存ケースの蓋として
の役目を持たせることもできる。
【0018】このようにくぼみ開口部を覆蓋する樹脂製
のカバーを使用する場合には、封止シートを引き剥がす
と同時にシートに付着してカバーがはずれくぼみが開口
されるようにすることが望ましい。従って、カバーと封
止シートとは少なくともその一部において接着されてい
ることが必要になる。その場合にカバーの上面全部が封
止シートと接着されていても良いが、封止シートは容器
のフランジ部(くぼみ開口部周囲)とも接着しているた
めに、シートを引き剥がすに際しては、従来に増して大
きな力が必要になる。すなわち樹脂製のカバーは封止シ
ートのように曲がることは無いために、開封半ばまでは
フランジ部と引き剥がす力だけでなく、樹脂製のカバー
と接着している部分とも引き剥がすこととなるからであ
る。そこで、本発明ではこのような樹脂製のカバーを有
する容器であっても従来のブリスターケースの場合と同
様な力で開封できるように、封止シートの開封方向に対
して、開封開始側においては樹脂製のカバーと封止シー
トが接着されておらず、開封終了側において接着される
ようにした。このような接着領域の配置により従来と同
じ力であっても封止シートを容易に引き剥がすことがで
きると同時に、封止シート開封時に樹脂製のカバーも一
緒に剥がすことができるようになったのである。
【0019】これらの容器は、1列のまとまりとして包
装された複合パッケージとされ、前記複合パッケージが
構成する個々の容器のセグメントとして取り出したとき
に各ケースの封止シートと接着したパッケージの一部が
ケース側に残されるようにパッケージには分離可能な弱
化線が形成されている。従来の複合パッケージは、所定
数量の容器を収納しており、パッケージ内から使用に際
して必要な容器を取り出して封止シートを剥がした後レ
ンズを取り出していたが、本発明においては前記したよ
うにパッケージの一部がそれぞれの容器の封止シートと
接着して分離されるので、当該部位を把持することによ
り、封止シートを容易に引き剥がすことが出来る。ま
た、別の態様として、容器を分離した場合に、パッケー
ジ全体の大きさが順次縮小される様に構成することでパ
ッケージ全体の容積が必要最小限となり、レンズ残数の
容易な確認ができ、定期的なレンズの補充を使用者に促
すことができる。
【0020】一方、容器内に収容するコンタクトレンズ
に付いての規格などの表示は、容器周壁部ないしフラン
ジ部などに直接印刷しても良く、またパッケージに印刷
して表示する事も可能である。容器に1個づつ収納する
レンズに関する情報をシールとして貼付する方法に比
べ、パッケージ単位にまとめて直接貼付ないし印刷する
ことも可能となり、製造コストの面で削減される。パッ
ケージの表面には、収納するレンズに関する規格、ロッ
トなどの情報が記載してあり、複合パッケージから切り
離されて個別の容器の状態でも、判るように印刷するこ
ともできる。封止シートは熱又は超音波などの接着方法
によってくぼみの周囲を密封する際に、また滅菌工程に
おいて加わる熱・圧力の影響を受けて変形、変色するこ
とがあり、封止シートに直接印刷した場合には製品とし
たときにその表示が判別しにくい可能性がある。しか
し、本発明のようにパッケージの一部を容器の封止シー
トに残留させることにより、当該残留部位に上記情報を
表示しておけば、パッケージには封止シートが受けるよ
うな熱等の影響を考慮する必要がなく、良好な表示が保
たれるという利点がある。
【0021】前記においては主に、各容器の封止シート
と全体を包装するパッケージが別々に構成されるものを
例示したが、パッケージ自体が容器の封止シートとして
も機能するような構成とする事も可能である。すなわ
ち、複数の容器内にレンズを収容したのち規定数量を一
列に配置し、少なくともくぼみを覆う部分についてはポ
リプロピレンや他の適当なプラスチックフィルムとアル
ミニウム箔のラミネートや、プラスチック層を有するバ
リア材料を形成する酸化シリコンで構成された単一の柔
軟な封止シートが配置される様にして、当該部分につい
て熱・超音波などにより封止することによりくぼみを密
封し、さらに該封止シートを容器の列全体を覆うように
延長して全体をひとつのパッケージとするものである。
この場合には、各容器毎に分離出来るようにパッケージ
に弱化線を設けておき必要時にそれぞれを取り出すこと
ができる。このように全体のパッケージと兼用すること
により、包装において余分な工程を省くことができ、ま
た、パッケージ全体の大きさが使用に伴い小さくなるの
で、使用者にレンズの残数を一目で認識させることがで
きるので、定期的なレンズの補充を可能とする。さら
に、くぼみを封止した領域以外の領域が封止シートの把
持可能な部分となるために、従来のケースに比較してそ
の領域が広くなり開封に際してその操作が容易になる。
【0022】本発明の複合パッケージの包装単位は、患
者が使用する実用的な数のレンズを包含でき、例えば、
1ヶ月で使い捨てるようなレンズであれば、3ヶ月分な
いし4ヶ月分をまとめて包装すればよく、レンズの使い
方によって提供数を考慮すればよいが、毎日使い捨てる
タイプのレンズであると1ヶ月分を包装した場合30個
のブリスターケースをひとまとめにしなくてはならず、
使用の都度複合パッケージから取り外す構造にすること
は現実的でなく、本発明における複合パッケージの包装
単位は好ましくは10個以下、さらに好ましくは4個以
下のブリスターケースを包装する場合が適当である。
【0023】
【実施例】本発明により構成された複合パッケージの好
適な実施例を添付図面に基づいて以下に具体的に説明す
る。
【0024】図1は3個の容器(ブリスターケース)が
相互に連結された列を包装した複合パッケージ1の斜視
図を示す。図2に示される複合パッケージ1は、全体を
包装するパッケージが紙製であり、その蓋部2を開いた
状態を示したものである。容器収納部9と蓋部2とが接
着してパッケージを閉じられていたが、開封時に蓋部2
に接着したまま容器収納部9から剥がされた一部片が三
ヶ所、蓋部2の内面側に接着した状態で示されている。
蓋部2の開封に伴い、容器収納部9の部片3が除かれた
上面には対応する窓部4が形成され、容器が収納されて
いるかどうかが目視により確認できる。図3により詳し
く示されているように、各容器10は平面状の本質的に
正方形のフランジ11、その周囲に垂下する周壁部12
を有し、このフランジ11の略中心部にくぼみ13とを
含む。容器10はフランジ11のくぼみ13の周囲を覆
う封止シート14によりくぼみの内部に収容するコンタ
クトレンズのための密閉空間を形成している。各容器の
封止シート14はくぼみ13とフランジ11を覆い、さ
らに延展された端部においてパッケージの部位5の位置
で接着し、固定されている。このパッケージ1の展開図
として、容器とパッケージの接着部位を示したのが図4
である。この図からは、パッケージが一枚の紙からな
り、組み立てると図1に示すような直方体のパッケージ
1を形成することが判る。このパッケージの展開図には
窓部4がすでに形成され、またその位置にあった部片は
蓋部2の内面に部位3として接着されているが、パッケ
ージの組立前においては、窓部4の位置に部片3が弱化
線により結合している。図4の9で示す領域により、容
器の収納部9が形成され、蓋部2と収納部9の窓部4に
相当する部片3とが接着して直方体のパッケージを形成
する。
【0025】図2には、パッケージから構成する容器毎
に分離できるように、ケース収容部9に弱化線6が示さ
れている。使用者はパッケージの部位5と接着する容器
の封止シート14を同時に掴んで引っ張ることにより、
パッケージ本体より弱化線6を切り離して容器を引き抜
くことができる(図3参照)。蓋2には係止部7が、パ
ッケージ開封後の残余のケースをほこり等の汚れから保
護する事などを目的として、簡易的に仮止め出来るよう
に形成され、対応するケース収納部9の上面に切れ目8
が設けられている。なお、この係止部などは蓋部2の形
状との関係でいかようにも異なる形状をとることができ
る。例えば、係止部7を窓部4に挿入して係止するもの
や、蓋部2の両端を延長させて係止部を形成し、ケース
収納部の端から係止部を収納部内に挿入する方法などで
ある。また、蓋部2とケース収納部9とを再接着可能な
粘着力のある接着剤により接着することにより、仮止め
できるようにしてもよい。
【0026】図3は、パッケージ1から容器10を引き
抜いた状態を示す。使用者は、必要なレンズの数だけパ
ッケージから分離して容器を取り出す。このとき、容器
10の封止シート14には紙製パッケージの一部(5で
示す)が図に示されるような形状で付着したままであ
る。この付着部5の利点については後述する。容器10
は、一般にその中に収納するコンタクトレンズの曲率よ
りも大きい曲率の本質的に半球形であるくぼみ13を有
し、コンタクトレンズを浸漬するための無菌生理食塩水
を含んで密封されており、その付設位置をフランジ11
の中心部に位置させることで、くぼみ開口部周囲のどの
位置においても充分な封止領域を持つことができる。勿
論、中心部に必ずしも位置させなくても取り扱いにおけ
る不具合が生じることはないが、本例のように横一列に
容器をまとめて複合パッケージを形成させる場合、全体
の体積が小さくなるようにするためには、容器のフラン
ジが正方形であることが最も都合がよい。また頑丈な外
箱に納めることなく、紙製パッケージの形態を維持しよ
うとする場合に、輸送時の不測の衝撃などを考慮して、
容器の裏面側を覆うパッケージの補強面からも、くぼみ
を中心に位置させることが望ましい。また容器10を静
置したときの安定さから、平面状のフランジ11から垂
下する周壁部12の高さは、コンタクトレンズを収納す
るくぼみ13の高さにほぼ等しくされている。
【0027】図3に示すように複合パッケージ1から、
容器10を取り出した後の封止シート14の開封方法に
ついて図5に示す。封止シート14は、例えば熱または
超音波などのシール手段により封止シートに面するフラ
ンジ11の表面の適当な領域(少なくともくぼみを密閉
するよう)に接着されている。現在一般に流通している
ブリスターケースは、封止シートの接着されていない部
分を掴むことによってケースを開封するので、その面積
が小さくまた封止シート自体の厚みが薄くて柔らかいた
めに把持しにくい、あるいはシートを引き剥がす際に力
を入れすぎて、開封時の反動により内溶液がこぼれると
いった問題があった。本発明においては、付着している
紙製パッケージの一部15を図に示すように折り曲げて
部位5と重ね、紙製パッケージ2枚分の厚みと、把持面
積が大きく掴みやすいことにより、封止シート14の端
部16と一緒にケース10から引き剥がすに際して、力
加減を適度に調節できシート14の引き剥がしが容易に
行える。
【0028】図5に示されたのは、容器の周壁部12’
は全面をプラスチック樹脂で形成された長方形の壁であ
るのに対して、周壁部12が長方形の切除部を有する形
状と成っている。これは、封止シート14の端部16と
パッケージの部位5を接着するに際して充分に接着する
ように押さえる為であり、一方、周壁部12に切除部を
有するのは、ケースを積み重ねて蒸気滅菌処理する場合
に、蒸気がケースの全体に行き渡るように通気性の箇所
を設け、均一な滅菌効果を得るためである。容器の周壁
部は必ずしもこのような形状にする必要がないが、本例
示されるような形状を持たせることにより、前記効果が
生じうる。
【0029】一方、図6にはくぼみ開口端部周囲に当接
してくぼみを覆蓋する樹脂製のカバー18を有する容器
が示されている。この樹脂製のカバーは、くぼみ開口部
を覆う封止シートを内側より補強する役目を有する。パ
ッケージの素材が簡略化されて包装紙の厚みが薄くなる
ほど、パッケージの保管・搬送時にくぼみ開口部のシー
ト面に作用する外部からの物理的刺激等に対する影響が
大きくなる(例えば、シートの一部に亀裂等が生じ、無
菌状態を保持できなくなるなど)ので、そのような問題
を回避するために有効な手段である。また、ケース内よ
りレンズを取り出した後に、一次保存用として当該容器
を利用する場合には、この樹脂製カバーを簡易的な蓋と
して用いることにより、レンズを外したときの用に供す
ることができる。
【0030】この樹脂製のカバーには例えば、貫通孔が
形成されていてもよい。このような貫通孔は、レンズを
くぼみに収納した後に、その孔を通して生理食塩水等の
保存液を充填する場合に、該孔径とほぼ同じ外形を有す
る液体充填ノズルを使用することにより、充填時に他所
に液体が漏れないようにすることができる。くぼみ開口
径と同じノズルを使用すれば前記同様の効果(液漏れな
ど)があるように思われるが、その場合にはノズル外径
が大きくなり、充填後の液切れが悪くなって、返って好
ましくない結果が生じうる。
【0031】そして、このような樹脂製のカバーを設け
た場合の課題としては、従来封止シートを剥がせば容器
内のレンズに容易にアクセスできたものが、この樹脂製
カバーをも取り除かないとレンズが取り出せないという
点である。この点においては、本発明に開示されるよう
に樹脂製カバーの一部と封止シートを接着させることで
シートの引き剥がしと同時に、このカバーを取り除くよ
うな構成とすることにより解決できる。ただ、単純にカ
バーの上面とシートとを接着するよりも、図7の斜線部
として示すような接着領域とすることが望ましい。図7
には開封方向を矢印で示し、外側の環状の斜線部はくぼ
みを密封するために容器フランジ部と接着した領域を示
す。この方向でシートを引き剥がすとした場合、開封開
始側(A)はシートとカバーを接着しないようにし、開
封終了側(B)をシートと接着させることにより容易な
開封が可能となる。樹脂製のカバー上面を全体に均一に
接着すると、封止シート開封の前半においては、樹脂製
のカバーは曲げられないためにシートに追随できず、従
って引き剥がす部位も環状の部分だけでなく、樹脂製の
カバーと接着した部位まで引き剥がさねばならない。こ
のように余分な力が必要となるので、当該部分は接着し
ないようにする方が良い。また、開封の後半においては
カバーが曲がらなくても、接着したシートに追随可能と
なるので、シートと一緒に取り除くことができる(この
間のシートとカバーの動きについて側方よりみた模式図
を図8に示した)。
【0032】樹脂製のカバーにはさらに周辺部に環状凸
条部を設け、くぼみ開口端周囲には溝を形成して、カバ
ーの凸条と噛み合わせるような構造にすることもでき
る。
【0033】図9には、複合パッケージ20から構成す
る容器を分離するに際して、包装紙21の全周に渡って
弱化線22が形成されている例を示す。このパッケージ
は、構成する容器を分離する毎にパッケージ全体の体積
が小さくなり、常に必要最小限の体積と成ることを特徴
にしている。また、図に示されるようにパッケージ20
の側面に窓部23を形成させておき、容器側壁に直接印
刷された例えば二次元コード24や、レンズ規格25な
どが、その窓を通して確認できるような構造をとらせる
ことも可能である。同様な表示窓は先の図1の複合パッ
ケージ1に設けても良い。もちろん、これら表示が包装
紙21の上面その他側面に印刷などにより表示されてい
ても問題はない。図10はこのパッケージ20から、構
成する容器30を分離した後の、容器からの封止シート
34をどのように開封するかを示す図である。包装紙2
1の一部と封止シート34は斜線部31によって部分的
に接着されており、接着する包装紙のどの部分でも把持
可能であるので、封止シート34は容易に開封できる。
【0034】図5、6または図10に示す容器のプラス
チック基板は、安価で取り扱いやすいように、一般的な
射出成形または熱圧縮成形により例えばポリエチレン、
ポリプロピレン、エチレンビニルアセテート、プロピレ
ンコポリマー、ポリスチレン、ナイロン等から適宜選択
されるような熱可塑性プラスチック材料から構成され
る。従って、封止シート14または34は、前記したよ
うな熱シールまたは接着剤によりフランジとの良好な接
着性を与えるように、ポリエチレン、ポリプロピレンな
どプラスチック基板と類似の材料をその表面に有するア
ルミニウム箔のラミネートやプラスチック層を有するバ
リア材料を形成する酸化シリコンで構成された他の材料
を使用することができる。樹脂製のカバー18について
も前記プラスチック基板と同種の材料から選択してもよ
く、異なる樹脂を選択することもできる。パッケージに
は、その表面に会社名、レンズの名称、規格、ロット、
あるいは説明文、広告、装飾等の表示がなされていて、
これらの印刷情報は、各容器の側面や封止シートにそれ
ぞれ直接印刷されていてもよい。各容器または封止シー
トに直接印刷する場合には、後の滅菌処理において加え
られる熱・圧力などの影響により表示が変色することの
ないような印刷方法が望ましい。
【0035】以上本発明の好ましい態様を図示し、説明
してきたが、本発明が前記の実施態様によって、何等の
制約をもうけるものでないことは、いうまでもないとこ
ろである。また本発明は上記の具体的記述以外にも、本
発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に
基づいて種々なる変更、修正、改良などを加えうるもの
であることが、理解されるべきである。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わる無
菌水溶液にコンタクトレンズを収納する包装容器の1列
を保管する複合パッケージによれば、簡単で、安価な包
装形態でレンズを保存し、出荷することが可能になり、
その一方で、使用者が容器(ブリスターケース)を容易
に開封することが出来るようになった。また、容器の供
給について よりコンパクトにより簡易な包装であっ
て、レンズの数量すなわち容器の数量に関して正確に知
ることができるような包装形態を提供することができ
る。また、容器を密封する封止シートを容易に引き剥が
すことができるような把持部分を有し、簡単な操作によ
り封止シートを開封する方法を提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例である複合パッケージ
を示す斜視図である。
【図2】図2は図1の複合パッケージの蓋を開封した状
態を示す斜視図である。
【図3】図3は図1の複合パッケージから、容器を取り
出した状態を示す斜視図である。
【図4】図4は複合パッケージの展開図である。
【図5】図5は容器の開封操作を示す斜視図である。
【図6】図6は図5の容器にさらに樹脂製のカバーを備
えた時の展開図である。
【図7】図7は封止シートとフランジおよび樹脂製のカ
バーとの接着領域を示す図である。
【図8】図8は封止シートを引き剥がす際の模式図であ
る。
【図9】図9は本発明の他の実施例である複合パッケー
ジを示す斜視図である。
【図10】図10は図9に示される容器を分離して、開
封操作を示す斜視図である。
【符号の説明】
1、20 複合パッケージ 2 蓋部 4 窓部 6、22 弱化線 7 係止部 8 切れ目 9 容器収納部 10 容器 11 フランジ 12、12’ 周壁部 13 くぼみ 14、34 封止シート 18 樹脂製カバー 24 二次元コード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 81/20 B65D 81/22 81/22 G02C 13/00 G02C 13/00 B65D 85/38 B Fターム(参考) 2H006 DA08 3E067 AA13 AB95 AC04 BA06C BA25B BB01C BB12B BB14B BB15B BB16B BB25B BC06B BC06C CA04 EA05 EA06 EA15 EA31 EB11 EB21 EC33 EE02 EE18 EE21 EE38 EE48 FA04 FA07 FB02 FB12 FC01 GA23 GC01 3E096 AA04 BA21 BB04 CA02 CA07 CB03 CC01 DA10 DA18 DB01 DC03 EA01X EA02X FA12 FA18 FA27 FA40 GA05 GA07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無菌水溶液にコンタクトレンズを収納す
    る容器(ブリスターケース)の1列を保管する複合パッ
    ケージにおいて、前記1列を構成する各容器が、コンタ
    クトレンズを保持するためのくぼみを各々有する複数の
    成形されたプラスチック基板であって、前記くぼみの周
    囲外側に平面状に伸びたフランジを有する基板と、くぼ
    みにコンタクトレンズを収容して当該くぼみを封止シー
    トにより密封された容器よりなり、これらを1列に並べ
    て配置されて一組のまとまりとし、そのまとまりの周囲
    に重ね合わされて全体を包装するパッケージとからなる
    複合パッケージを形成し、該複合パッケージはそれを構
    成する個々の容器のセグメントに分離することができる
    ことを特徴とする複合パッケージ。
  2. 【請求項2】 前記容器が、コンタクトレンズ及び該コ
    ンタクトレンズを保存するための溶液を受容することが
    できるくぼみの開口端部周囲に当接してくぼみを覆蓋す
    る樹脂製のカバーを有し、該カバーの上から封止シート
    により密封されていることを特徴とする容器であり、そ
    れを保管する請求項1記載の複合パッケージ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の容器において、前記封止
    シートがくぼみの開口部周囲を密封し、さらにその内側
    にて前記樹脂製のカバー表面の一部と接着されているこ
    とを特徴とする容器を保管する請求項2記載の複合パッ
    ケージ。
  4. 【請求項4】 封止シートと樹脂製カバーとの接着面が
    封止シート開封方向に対して、開封開始側において接着
    せず、開封終了側において接着されていることを特徴と
    する容器を保管する請求項2または3記載の複合パッケ
    ージ。
  5. 【請求項5】 前記パッケージが紙製であって、前記紙
    製パッケージの一部が、前記容器を密封する封止シート
    と接着したままで前記各容器のセグメントに分離され、
    収容されたコンタクトレンズにアクセスするための把持
    部を提供することによって、封止シートを容易に引き離
    し可能にしたことを特徴とする請求項1乃至4記載の複
    合パッケージ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の複合パッケージにおい
    て、前記紙製パッケージの一部が、前記容器を密封する
    封止シートと接着したままで分離し、当該紙製パッケー
    ジの一部が接着した封止シートの当該部分を把持するこ
    とによって、収容されたコンタクトレンズにアクセスで
    きるように封止シートを引き離すことを特徴とする容器
    の開封方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載する封止シート引き離し
    において、把持する際に、接着して残る紙製パッケージ
    を二つ折りにすることを特徴とする、請求項6記載の開
    封方法。
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