JP2002288667A - パターン照合装置とそのパターン照合方法、及びパターン照合プログラム - Google Patents

パターン照合装置とそのパターン照合方法、及びパターン照合プログラム

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JP2002288667A JP2001092246A JP2001092246A JP2002288667A JP 2002288667 A JP2002288667 A JP 2002288667A JP 2001092246 A JP2001092246 A JP 2001092246A JP 2001092246 A JP2001092246 A JP 2001092246A JP 2002288667 A JP2002288667 A JP 2002288667A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力図形の特徴点密度に依存せずに、正しく
図形を識別することのできるパターン照合装置を提供す
る。 【解決手段】 図形を比較し照合するパターン照合装置
において、比較対象の図形である検査図形と比較元の図
形であるモデル図形とのそれぞれにおける、特徴を示す
個所である特徴点の内で、検査図形とモデル図形におい
て相互に対応するものを特徴点対としてまとめる特徴点
対作成部11と、特徴点対作成部11による特徴点の対
応付けに基づいて、検査図形とモデル図形との類似度を
計算する類似度決定部12を備え、類似度決定部12
は、任意の図形とモデル図形との間における特徴点対の
数が、先に特徴点対作成部11により求められた検査図
形とモデル図形との間における特徴点対の数以上となる
確率を基に、検査図形とモデル図形との類似度を計算す
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データの照合
に関し、特に指紋や文字などの線図形を同定するパター
ン照合装置とそのパターン照合方法、及びパターン照合
プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の指紋や文字などの線画像のパター
ンを認識する装置として、線の端点や分岐点等の特徴点
を用いて、対応する特徴点を求めてそれらを比較する方
法が、特開昭56−024675号公報、特開昭59−
000778号公報、特開昭59−024384号公
報、特開昭60−029875号公報、特開平03−2
66187号公報、特開平04−033065号公報、
特開平04−043470号公報に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の技術では、以下に述べるような問題点があった。
【0004】特開昭56−024675号公報、特開昭
59−000778号公報、特開昭59−024384
号公報、特開昭60−029875号公報、特開平04
−033065号公報、特開平04−043470号公
報に記載の方法では、対応する特徴点を調べその数で識
別するという方法であるため、特徴点が密集していると
ころで特徴点対を作りやすく、特徴点密度が異なる場合
には正しく比較することができないという問題点があっ
た。
【0005】特開平03−266187号公報に記載の
方法では、近傍特徴点数の多いものを無効とすることに
より、特徴点密度の高い場合に対応させている。しかし
この方法では、特徴点密度の高い部分しかない場合に
は、識別することができないという問題点があった。
【0006】本発明の目的は、上記従来技術の欠点を解
決し、入力図形の特徴点密度に依存せずに、正しく識別
することのできるパターン照合装置とそのパターン照合
方法、及びパターン照合プログラムを提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のパターン照合装置は、図形を比較し照合するパ
ターン照合装置において、比較対象の図形である検査図
形と比較元の図形であるモデル図形とのそれぞれにおけ
る、特徴を示す個所である特徴点の内で、前記検査図形
と前記モデル図形において相互に対応するものを特徴点
対としてまとめる特徴点対作成手段と、前記特徴点対作
成手段による特徴点の対応付けに基づいて、前記検査図
形と前記モデル図形との類似度を計算する類似度決定手
段を備え、前記類似度決定手段は、任意の図形と前記モ
デル図形との間における前記特徴点対の数が、先に前記
特徴点対作成手段により求められた前記検査図形と前記
モデル図形との間における前記特徴点対の数以上となる
確率を基に、前記検査図形と前記モデル図形との類似度
を計算する手段を備えることを特徴とする。
【0008】請求項2の本発明のパターン照合装置は、
前記特徴点対作成手段は、前記検査図形と前記モデル図
形のそれぞれの前記特徴点の対応付と、各前記特徴点に
おける特徴の度合いを示すデータである特徴量に基づい
て、前記検査図形と前記モデル図形との一致度を判定
し、前記類似度決定手段は、前記任意の図形として、前
記検査図形として入力が想定される図形の全体から任意
に選ばれた図形を用い、前記任意の図形における各前記
特徴点の前記特徴量として、ランダムに定められた値を
用い、任意の図形と前記モデル図形との間における前記
特徴点対と前記特徴量により判定される一致度が、先に
前記特徴点対作成手段により求められた前記検査図形と
前記モデル図形との間における前記一致度以上となる確
率を基に、前記検査図形と前記モデル図形との類似度を
計算する手段を備えることを特徴とする。
【0009】請求項3の本発明のパターン照合装置は、
前記特徴点対作成手段は、前記検査図形と前記モデル図
形との対応する前記特徴点の内で、各前記特徴点の前記
特徴量の値が予め定められた許容差以内である場合に限
り、前記特徴点対としてまとめ、前記類似度決定手段
は、各前記特徴点における前記特徴量の値をランダムに
定めた前記任意の図形と、前記モデル図形とにおける、
対応する各前記特徴点における前記特徴量の差が前記許
容差以内となる前記特徴点対の個数が、先に前記特徴点
対作成手段により求められた前記検査図形と前記モデル
図形との間の前記特徴点対の数以上となる確率を用い
て、前記検査図形と前記モデル図形との類似度を計算す
る手段を備えることを特徴とする。
【0010】請求項4の本発明のパターン照合装置は、
各前記特徴点の前記特徴量として前記特徴点の位置を用
い、前記類似度決定手段は、前記任意の図形として、前
記モデル図形の内部に前記特徴点をランダムに配置した
図形を用いることを特徴とする。
【0011】請求項5の本発明のパターン照合装置は、
前記類似度決定手段は、前記任意の図形と前記モデル図
形との間における前記一致度が、先に前記特徴点対作成
手段により求められた前記検査図形と前記モデル図形と
の間における前記一致度以上となる確率と、前記モデル
図形と同一の図形と、前記モデル図形との間における前
記一致度が、先に前記特徴点対作成手段により求められ
た前記検査図形と前記モデル図形との間における前記一
致度以下となる確率とを用いて、類似度を計算する手段
を備えることを特徴とする。
【0012】請求項6の本発明のパターン照合装置は、
前記検査図形及び前記モデル図形として、指紋及び掌紋
の少なくともいずれか一方を用いることを特徴とする。
【0013】請求項7の本発明のパターン照合方法は、
図形を比較し照合するパターン照合方法において、比較
対象の図形である検査図形と比較元の図形であるモデル
図形とのそれぞれにおける、特徴を示す個所である特徴
点の内で、前記検査図形と前記モデル図形において相互
に対応するものを特徴点対としてまとめる特徴点対作成
ステップと、前記検査図形と前記モデル図形との前記特
徴点の対応付けに基づいて、前記検査図形と前記モデル
図形との類似度を計算する類似度決定ステップを備え、
前記類似度決定ステップにおいては、任意の図形と前記
モデル図形との間における前記特徴点対の数が、前記検
査図形と前記モデル図形との間における前記特徴点対の
数以上となる確率を基に、前記検査図形と前記モデル図
形との類似度を計算するステップを備えることを特徴と
する。
【0014】請求項8の本発明のパターン照合方法は、
前記検査図形と前記モデル図形のそれぞれの前記特徴点
の対応付と、各前記特徴点における特徴の度合いを示す
データである特徴量に基づいて、前記検査図形と前記モ
デル図形との一致度を判定するステップと、前記任意の
図形として、前記検査図形として入力が想定される図形
の全体から任意に選ばれた図形を用い、前記任意の図形
における各前記特徴点の前記特徴量として、ランダムに
定められた値を用い、任意の図形と前記モデル図形との
間における前記特徴点対と前記特徴量により判定される
一致度が、前記検査図形と前記モデル図形との間におけ
る前記一致度以上となる確率を基に、前記検査図形と前
記モデル図形との類似度を計算するステップを備えるこ
とを特徴とする。
【0015】請求項9の本発明のパターン照合方法は、
前記検査図形と前記モデル図形との対応する前記特徴点
の内で、各前記特徴点の前記特徴量の値が予め定められ
た許容差以内である場合に限り、前記特徴点対としてま
とめるステップと、各前記特徴点における前記特徴量の
値をランダムに定めた前記任意の図形と、前記モデル図
形とにおける、対応する各前記特徴点における前記特徴
量の差が前記許容差以内となる前記特徴点対の個数が、
前記検査図形と前記モデル図形との間の前記特徴点対の
数以上となる確率を用いて、前記検査図形と前記モデル
図形との類似度を計算するステップを備えることを特徴
とする。
【0016】請求項10の本発明のパターン照合方法
は、各前記特徴点の前記特徴量として前記特徴点の位置
を用い、前記任意の図形として、前記モデル図形の内部
に前記特徴点をランダムに配置した図形を用いることを
特徴とする。
【0017】請求項11の本発明のパターン照合方法
は、前記任意の図形と前記モデル図形との間における前
記一致度が、前記検査図形と前記モデル図形との間にお
ける前記一致度以上となる確率と、前記モデル図形と同
一の図形と、前記モデル図形との間における前記一致度
が、前記検査図形と前記モデル図形との間における前記
一致度以下となる確率とを用いて、類似度を計算するス
テップを備えることを特徴とする。
【0018】請求項12の本発明のパターン照合方法
は、前記検査図形及び前記モデル図形として、指紋及び
掌紋の少なくともいずれか一方を用いることを特徴とす
る。
【0019】請求項13の本発明のパターン照合プログ
ラムは、コンピュータを制御することにより、図形を比
較し照合するパターン照合プログラムにおいて、比較対
象の図形である検査図形と比較元の図形であるモデル図
形とのそれぞれにおける、特徴を示す個所である特徴点
の内で、前記検査図形と前記モデル図形において相互に
対応するものを特徴点対としてまとめる特徴点対作成処
理と、前記検査図形と前記モデル図形との前記特徴点の
対応付けに基づいて、前記検査図形と前記モデル図形と
の類似度を計算する類似度決定処理を実行させ、前記類
似度決定処理においては、任意の図形と前記モデル図形
との間における前記特徴点対の数が、前記検査図形と前
記モデル図形との間における前記特徴点対の数以上とな
る確率を基に、前記検査図形と前記モデル図形との類似
度を計算する処理を実行させることを特徴とする。
【0020】本発明においては、入力が想定される任意
の図形とモデル図形との、特徴点対の一致する確率を用
いて、検査図形とモデル図形との類似度を計算する。つ
まり、検査図形とモデル図形との間において一致する特
徴点対が多く、このような一致が任意の図形を対象とし
た場合において発生する確率が十分に低いのであれば、
その検査図形がモデル図形と同一のものである可能性が
極めて高いと判定するのである。これにより、検査図形
やモデル図形の特徴点密度に影響されることなく、検査
図形とモデル図形を一定の基準で適切に識別することが
できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0022】図1は、本発明の第1の実施の形態による
パターン照合装置の構成を示すブロック図である。
【0023】図1を参照すると、本実施の形態のパター
ン照合装置は、比較対象(検査対象)の図形である検査
図形のデータを入力する検査図形入力部20と、比較元
の図形であるモデル図形のデータを入力するモデル図形
入力部30と、検査図形とモデル図形との類似度を計算
するデータ処理部10と、処理結果を出力する出力部4
0を備えている。
【0024】そして、データ処理部10は、検査図形と
モデル図形の対応する特徴点を対にする特徴点対作成部
11と、特徴点対を基に類似度を計算する類似度決定部
12とを備えている。これらのデータ処理部10内の各
部は、それぞれ概略次のように動作する。
【0025】特徴点対作成部11は、検査図形入力部2
0から入力された検査図形の特徴点と、モデル図形入力
部30から入力されたモデル図形の特徴点とを比較し
て、対応する特徴点を探す。この双方の図形における対
応する特徴点の対を、特徴点対と呼ぶこととする。
【0026】類似度決定部12は、任意の図形とモデル
図形との間における特徴点対の数が、先に特徴点対作成
部11により求められた検査図形とモデル図形との特徴
点対の数以上となる確率を基に、検査図形とモデル図形
との類似度を計算する。つまり、入力の想定される図形
の全体から任意に選ばれた任意の図形の特徴点の、特徴
点対作成部11がモデル図形の特徴点と対と判定する閾
値以内で一致する個数が、検査図形とモデル図形との間
の特徴点対の数以上となる確率を算出して、これに基づ
いて類似度を計算する。
【0027】計算された類似度は、出力部40により出
力する。
【0028】次に、本実施の形態の動作について図面を
参照して詳細に説明する。
【0029】図2は、本実施によるパターン照合の処理
を説明するためのフローチャートである。
【0030】まず、検査対象の図形の特徴点情報を検査
図形入力部20へ入力し、比較対象となるモデル図形の
特徴点情報をモデル図形入力部30へ入力する(ステッ
プ201)。
【0031】この各図形の入力においては、例えば、予
め抽出された各図形の特徴を示す特徴点の情報を入力す
る方式や、その各図形の画像データを入力し、検査図形
入力部20とモデル図形入力部30の側において、その
特徴点の情報を抽出しデータ処理部10に送る方式等を
用いることができる。
【0032】これは例えば、文字認識に応用した場合、
その文字が何であるのかを調べたい文字の画像データを
検査図形入力部20へ入力し、辞書に登録されている文
字データをモデル図形入力部30へ入力する方式を採用
することができる。
【0033】また例えば、指紋認識に応用した場合、誰
の指紋なのかを調べたい指紋の画像データを検査図形入
力部20へ入力し、指紋データベースに登録されている
指紋データをモデル図形入力部30へ入力すればよい。
【0034】この様にして、検査図形入力部20は、予
め抽出された検査図形の特徴点情報を入力することにし
てもよいし、検査図形そのものを入力し検査図形入力部
20で特徴点の情報を抽出することにしてもよい。同様
に、モデル図形入力部30は、予め抽出されたモデル図
形の特徴点情報を入力することにしてもよいし、モデル
図形そのものを入力しモデル図形入力部30で特徴点の
情報を抽出することにしてもよい。
【0035】ここで、検査図形及びモデル図形の特徴点
としては、線の途切れる点(端点)、分岐する点(分岐
点)、交差する点(交差点)等を特徴点とすることがで
きる。また、その各特徴点における特徴の度合いを示す
データである特徴量として、特徴点の位置や接する線の
方向等のデータを用いることができる。また、特徴量に
は、接する線の曲率や隣接する線の曲率の値、また、近
傍の特徴点の配置や近傍の特徴点との間を交差する線数
等の情報を加えてもよい。
【0036】特徴点対作成部11は、検査図形入力部2
0から入力された検査図形の特徴点情報と、モデル図形
入力部30から入力されたモデル図形の特徴点情報とを
比較し、同一の特徴点であると考えられるものを選び、
特徴点対のデータを作成する(ステップ202)。
【0037】この特徴点対作成部11による同一の特徴
点であるかどうかの判定処理は、検査図形とモデル図形
を重ねた場合の特徴点の位置差や、各特徴点における特
徴量の差が所定の閾値以内であることや、これら位置差
や各特徴量の差のデータを所定の関数の引き数として特
徴点の類似の度合いを評価する値を算出する等の方法に
より、行うことができる。
【0038】類似度決定部12は、任意の図形とモデル
図形との間における特徴点対の数が、先に特徴点対作成
部11により求められた検査図形とモデル図形との特徴
点対の数以上となる確率を基に、検査図形とモデル図形
との類似度を計算する。(ステップ203)。図3は、
ステップ203における本実施の類似度判定処理の一実
施例を説明するためのフローチャートである。図3を参
照すると、まず検査図形による特徴点対の数を参照する
(ステップ230−1)。そして、任意図形(入力が想
定される任意の図形)による特徴点対の数が、検査図形
による特徴点対の数以上になる確率を算出する(ステッ
プ203−2)。そして、この確率に基づいて類似度を
算出する(ステップ203−3)。ここで、ステップ2
03−2により算出される確率、すなわち対と判定する
閾値以内に一致する特徴点が、特徴点対作成部11で作
成された特徴点対の数以上となる確率は、例えば次のよ
うに計算することができる。
【0039】ここでの例では、特徴点対を作成する基準
として特徴点の位置差のみを用いる。そして、検査図形
とモデル図形を重ねた時に、その位置差が、予め定めら
れた長さであるE以下のものを特徴点対と判定する方式
を例に説明する。また、モデル図形の面積をSとし、検
査図形にN個、モデル図形にN個の特徴点があり、
その内のM個が特徴点対になっているとする。ここで、
入力が想定される検査図形全体として、N個の特徴点
が任意に配置されている図形全体を考える。
【0040】特徴点が任意に配置されている図形から任
意に選ばれた図形の、ある特徴点の位置は、ランダムに
配置した場合と同値であるので、モデル図形内にランダ
ムに1つ点を配置した場合に、モデル図形内の特徴点の
内のある1つの特徴点と誤差E以下に配置される確率P
は、次の数1の式により求められる。
【数1】
【0041】このため、モデル図形のN個の特徴点の
内のどれかと誤差E以下になる確率Pは、モデル図形
内の特徴点が十分疎であり、モデル図形内の各特徴点か
ら距離E以下の領域の重なりは無視できるくらい小さい
場合においては、次の数2の式により求められる。
【数2】
【0042】更に、N個の特徴点をランダムにモデル
図形内に配置した場合に、ちょうどM個がモデル図形
の特徴点と距離E以下になる確率P(M)は、N
は十分に小さく2つ以上のランダムに配置した特徴点が
同じモデル図形の特徴点と距離E以下になることが、無
視できるほどに小さい場合においては、次の数3の式に
より求めることができる。
【数3】
【0043】このため、N個の特徴点をランダムにモ
デル図形内に配置した場合に、M個以上の特徴点がモデ
ル図形の特徴点と距離E以下となる確率、つまり、N
個の検査図形の特徴点がランダムにモデル図形内に配置
されたものである場合に、検査図形とモデル図形の特徴
点対がM対以上できる確率をP(M)と表すものとする
と、P(M)の値は次の数4の式により求めることがで
きる。
【数4】
【0044】類似度決定部12は、検査図形とモデル図
形との類似度の値として、このP(M)をそのまま用い
たり、P(M)を所定の式の引き数として得られる値を
用いることができる。また、モデル図形側をランダムに
配置した場合に検査図形と一致する確率を用いる方式
や、この値とP(M)を所定の式の引き数として求まる
値を用いる方式も同様に実施することができる。
【0045】また、類似度決定部12が算出する類似度
は、上述の実施例において示された方法により算出され
る値のみに限定されるものではなく、他に類似度の計算
に用いることのできる値があれば、P(M)とその値を
所定の式の引き数とした値を類似度として用いてもよ
い。
【0046】モデル図形内の特徴点は十分疎であるとか
は十分小さい等の、前記P(M)を求める式を導出
するために用いた各仮定が成り立たない場合には、この
場合の条件に合わせて式を変形することも可能である、
また、位置以外の特徴量も用いる場合は、各特徴量がと
りうる値の中からランダムに選ばれた場合に、所定の範
囲内になる確率として前記モデルに加えることができ
る。
【0047】例えば、前記モデルに加え特徴量として特
徴点の方向を採用する実施例を考える。ここで、方向は
0〜2π(rad)までの間からランダムに選ばれ、そ
の差が“A(rad)”以内の場合に対であると判断す
るものとする。つまり、モデル図形の特徴点の方向から
±A(rad)の範囲に検査図形の特徴点が入った場合
に対であると判断するため、先の数2、数3の式におけ
るPの計算式を次の数5の式に変更して先の数4の式
にあてはめることにより、この場合の検査図形とモデル
図形の特徴点対がM対以上できる確率を同様に計算する
ことができる。
【数5】
【0048】そして、類似度決定部12により計算され
た類似度は、出力部40から出力する(ステップ20
4)。
【0049】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、入力図形の特徴点密度に依存することなく、図形を
正しく識別することができる。
【0050】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0051】図4は、本実施の形態によるパターン照合
装置の構成を示すブロック図であり、図5は、本実施の
形態のパターン照合の処理を説明するためのフローチャ
ートである。
【0052】図4、図5に示されるように、本実施の形
態の先の第1の実施の形態との違いは、データ処理部1
0aにおける類似度決定部12aの機能である。また、
本実施の形態のパターン照合の処理では、ステップ40
3における類似度計算の処理以外は、先の第1の実施の
形態と同一であるため、その説明は省略する。
【0053】先の第1の実施の形態においては、その類
似度計算の処理(ステップ203)において、任意の図
形とモデル図形との間における特徴点対の数が、先に特
徴点対作成部11により求められた検査図形とモデル図
形との特徴点対の数以上となる確率を基に、検査図形と
モデル図形との類似度を計算した。
【0054】ここで、ステップ403における本実施の
形態の類似度計算の処理では、特徴点対の数のみではな
く、その各特徴点対の特徴の度合いを示す値である特徴
量のデータを参照して、その類似度を計算する。つま
り、任意の図形とモデル図形との間における特徴点対の
数と、その特徴量のデータを含めて算出される一致度の
値が、先に特徴点対作成部11により求められた検査図
形とモデル図形との特徴点対の数とその特徴量により算
出される一致度の値以上になる確率を基に、類似度を計
算する。
【0055】図6は、ステップ403における本実施の
類似度判定処理の一実施例を説明するためのフローチャ
ートである。図6を参照すると、まず検査図形による特
徴点対の数と、各特徴点対における特徴量の差を参照す
る(ステップ403−1)。そして、任意図形(入力が
想定される任意の図形)による特徴点対の数とその特徴
量の差に基づく一致度が、検査図形による一致度以上に
なる確率を算出する(ステップ403−2)。そして、
この確率に基づいて類似度を算出する(ステップ403
−3)。
【0056】任意の図形とモデル図形との間における特
徴点対の数とその特徴量により算出される一致度の値
が、検査図形とモデル図形との特徴点対の数とその特徴
量により算出される一致度の値以上になる確率の、算出
方法の一例を以下に示す。
【0057】ここでの例では、特徴点対を作成する基準
として特徴点の位置差のみを用いる。そして、検査図形
とモデル図形を重ねた時に、その位置差が、予め定めら
れた長さであるE以下のものを特徴点対と判定する方式
を例に説明する。また、モデル図形の面積をSとし、検
査図形にN個、モデル図形にN個の特徴点があり、
その内のM個が特徴点対になっているとする。ここで、
入力が想定される検査図形全体として、N個の特徴点
が任意に配置されている図形全体を考える。また、M対
の特徴点対の位置差を、それぞれE(i=1、…、
M)により示されるものとする。
【0058】ここで、面積がSであるモデル図形内にラ
ンダムに1つ点を配置した場合に、この配置された点
が、検査図形の特徴点の1つと位置差D以下の位置に配
置される確率P(D)は、次の数6の式により求める
ことができる。
【数6】
【0059】また、この配置された点が、モデル図形の
どの特徴点とも位置差E以下にならない確率Pは、次
の数7の式により求めることができる。
【数7】
【0060】そして、N個の特徴点をモデル図形内に
ランダムに配置した場合に、それぞれに区別されるM
組の特徴点の対が、位置差E以下となる確率P(M
)は、次の数8の式により求めることができる。
【数8】
【0061】ただし、各E(i=1、…、M)の値
は、iがM以下の場合には特徴点対作成手段にて作成さ
れた特徴点対の位置差とし、iがMより大きい場合には
位置の許容誤差“E”とする。このように定義すること
により特徴点対作成手段で作成されたM対以上に、ラン
ダムに配置されたN個の特徴点が、モデル図形内のN
個の特徴点と一致する確率Pを、次の数9の式によ
り求めることができる。
【数9】
【0062】位置以外の特徴量をも用いる場合には、各
特徴量がとりうる値の中からランダムに選ばれた場合に
所定の範囲内になる確率として、前記モデルに加えるこ
とができる。
【0063】以上説明した本実施の形態により、第1の
実施の形態の効果に加えて、特徴点対の数のみではなく
特徴点対の特徴量差の情報を用いることにより、より厳
密に識別することができる。
【0064】次に、本発明の第3の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0065】図7は、本実施の形態によるパターン照合
装置の構成を示すブロック図であり、図8は、本実施の
形態のパターン照合の処理を説明するためのフローチャ
ートである。
【0066】図7、図8に示されるように、本実施の形
態の先の各実施の形態との違いは、データ処理部10b
における類似度決定部12bの機能である。また、本実
施の形態のパターン照合の処理では、ステップ603に
おける類似度計算の処理以外は、先の第1の実施の形態
と同一であるため、その説明は省略する。
【0067】図9は、ステップ603における本実施の
類似度判定処理の一実施例を説明するためのフローチャ
ートである。図9を参照すると、まず検査図形による特
徴点対の数と、各特徴点対における特徴量の差を参照す
る(ステップ603−1)。そして、予め求められてい
る確率分布を参照し、検査図形による特徴点対以上に、
各特徴点の特徴量が一致する確率を求める(ステップ6
03−2)。そして、この確率に基づいて類似度を算出
する(ステップ603−3)。次に本実施例の、ステッ
プ603−2の確率の算出処理をより詳しく説明する。
【0068】ステップ603における本実施の形態の類
似度計算の処理では、まず、先の各実施の形態における
類似度計算の処理(ステップ203、ステップ403)
と同一の処理を実行する。
【0069】そして、任意の図形とモデル図形とが、先
に特徴点対作成部11により求められた検査図形とモデ
ル図形との間以上に一致する確率Pを求める。また、
予め検査図形とモデル図形が同一の図形の場合に、対応
する特徴点の特徴量の差の分布を求めておき、この分布
を用いて検査図形がモデル図形と同一の図形の場合に、
特徴点対作成部11で作成した特徴点対以下にしか一致
しない確率Pを求める。
【0070】PとPを所定の式の引き数として求ま
る値を、検査図形とモデル図形の類似度として用いる。
例えば、特徴点対作成部11で作成した特徴点対以下に
しか一致する確率Pは、特徴点対を作成する基準とし
て特徴点の位置差のみを用い、対応する特徴点の位置の
位置差がF以上となる確率がP(F)であった場合を
考え、検査図形にN個、モデル図形にN個の特徴点
があり、そのうちのM対が特徴点対になっており、それ
ぞれの位置差がE(i=1、…、M)により表される
場合には、次の数12の式により求めることができる。
【数10】
【0071】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、先の第1の実施の形態の効果に加えて、同一図形の
特徴点の特徴量の分布が事前にわかっている場合には、
その分布を識別に利用して効果的に識別を行うことがで
きる。
【0072】また、上記第2の実施の形態と第3の実施
の形態の類似度計算の処理は、互いに組み合わせて実施
することもできる。
【0073】図10は、本発明のパターン照合プログラ
ムを記録した記録媒体を備える構成の一実施例を示す図
である。
【0074】このパターン照合プログラムは、磁気ディ
スク、半導体メモリその他の記録媒体90に格納され
る。そして、その記録媒体からコンピュータ処理装置で
あるデータ処理部10cにロードされ、データ処理部1
0cの動作を制御することにより、上述した各機能を実
現する。これにより、データ処理部10cは、パターン
照合プログラムの制御により、第1、第2及び第3の実
施の形態におけるデータ処理部10、10a、10bに
よる処理を実行する。
【0075】以上好ましい実施の形態及び実施例をあげ
て本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形
態及び実施例に限定されるものではなく、その技術的思
想の範囲内において様々に変形して実施することができ
る。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように本発明のパターン照
合装置によれば、比較対象の図形である検査図形が、入
力が想定される図形全体から任意に選ばれた1つである
場合に偶然一致する確率という、特徴点密度に依存しな
い評価基準を用いて類似度を求めることができる。この
ため、入力図形の特徴点密度に差がある場合にも正しく
識別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施によるパターン照合装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の第1の実施によるパターン照合の処
理を説明するためのフローチャートである。
【図3】 本発明の第1の実施の類似度判定処理の一実
施例を説明するためのフローチャートである。
【図4】 本発明の第2の実施によるパターン照合装置
の構成を示すブロック図である。
【図5】 本発明の第2の実施によるパターン照合の処
理を説明するためのフローチャートである。
【図6】 本発明の第2の実施の類似度判定処理の一実
施例を説明するためのフローチャートである。
【図7】 本発明の第3の実施によるパターン照合装置
の構成を示すブロック図である。
【図8】 本発明の第3の実施によるパターン照合の処
理を説明するためのフローチャートである。
【図9】 本発明の第3の実施の類似度判定処理の一実
施例を説明するためのフローチャートである。
【図10】 本発明のパターン照合プログラムを記録し
た記録媒体を備える構成の一実施例を示す図である。
【符号の説明】
10、10a、10b、10c データ処理部 11 特徴点対作成部 12、12a、12b 類似度決定部 20 検査図形入力部 30 モデル図形入力部 40 出力部 90 記録媒体

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図形を比較し照合するパターン照合装置
    において、 比較対象の図形である検査図形と比較元の図形であるモ
    デル図形とのそれぞれにおける、特徴を示す個所である
    特徴点の内で、前記検査図形と前記モデル図形において
    相互に対応するものを特徴点対としてまとめる特徴点対
    作成手段と、 前記特徴点対作成手段による特徴点の対応付けに基づい
    て、前記検査図形と前記モデル図形との類似度を計算す
    る類似度決定手段を備え、 前記類似度決定手段は、 任意の図形と前記モデル図形との間における前記特徴点
    対の数が、先に前記特徴点対作成手段により求められた
    前記検査図形と前記モデル図形との間における前記特徴
    点対の数以上となる確率を基に、前記検査図形と前記モ
    デル図形との類似度を計算する手段を備えることを特徴
    とするパターン照合装置。
  2. 【請求項2】 前記特徴点対作成手段は、 前記検査図形と前記モデル図形のそれぞれの前記特徴点
    の対応付と、各前記特徴点における特徴の度合いを示す
    データである特徴量に基づいて、前記検査図形と前記モ
    デル図形との一致度を判定し、 前記類似度決定手段は、 前記任意の図形として、前記検査図形として入力が想定
    される図形の全体から任意に選ばれた図形を用い、 前記任意の図形における各前記特徴点の前記特徴量とし
    て、ランダムに定められた値を用い、 任意の図形と前記モデル図形との間における前記特徴点
    対と前記特徴量により判定される一致度が、先に前記特
    徴点対作成手段により求められた前記検査図形と前記モ
    デル図形との間における前記一致度以上となる確率を基
    に、前記検査図形と前記モデル図形との類似度を計算す
    る手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のパタ
    ーン照合装置。
  3. 【請求項3】 前記特徴点対作成手段は、 前記検査図形と前記モデル図形との対応する前記特徴点
    の内で、各前記特徴点の前記特徴量の値が予め定められ
    た許容差以内である場合に限り、前記特徴点対としてま
    とめ、 前記類似度決定手段は、 各前記特徴点における前記特徴量の値をランダムに定め
    た前記任意の図形と、前記モデル図形とにおける、対応
    する各前記特徴点における前記特徴量の差が前記許容差
    以内となる前記特徴点対の個数が、先に前記特徴点対作
    成手段により求められた前記検査図形と前記モデル図形
    との間の前記特徴点対の数以上となる確率を用いて、前
    記検査図形と前記モデル図形との類似度を計算する手段
    を備えることを特徴とする請求項2に記載のパターン照
    合装置。
  4. 【請求項4】 各前記特徴点の前記特徴量として前記特
    徴点の位置を用い、 前記類似度決定手段は、 前記任意の図形として、前記モデル図形の内部に前記特
    徴点をランダムに配置した図形を用いることを特徴とす
    る請求項3に記載のパターン照合装置。
  5. 【請求項5】 前記類似度決定手段は、 前記任意の図形と前記モデル図形との間における前記一
    致度が、先に前記特徴点対作成手段により求められた前
    記検査図形と前記モデル図形との間における前記一致度
    以上となる確率と、 前記モデル図形と同一の図形と、前記モデル図形との間
    における前記一致度が、先に前記特徴点対作成手段によ
    り求められた前記検査図形と前記モデル図形との間にお
    ける前記一致度以下となる確率とを用いて、類似度を計
    算する手段を備えることを特徴とする請求項2から請求
    項4のいずれか一つに記載のパターン照合装置。
  6. 【請求項6】 前記検査図形及び前記モデル図形とし
    て、指紋及び掌紋の少なくともいずれか一方を用いるこ
    とを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一つに
    記載のパターン照合装置。
  7. 【請求項7】 図形を比較し照合するパターン照合方法
    において、 比較対象の図形である検査図形と比較元の図形であるモ
    デル図形とのそれぞれにおける、特徴を示す個所である
    特徴点の内で、前記検査図形と前記モデル図形において
    相互に対応するものを特徴点対としてまとめる特徴点対
    作成ステップと、 前記検査図形と前記モデル図形との前記特徴点の対応付
    けに基づいて、前記検査図形と前記モデル図形との類似
    度を計算する類似度決定ステップを備え、 前記類似度決定ステップにおいては、 任意の図形と前記モデル図形との間における前記特徴点
    対の数が、前記検査図形と前記モデル図形との間におけ
    る前記特徴点対の数以上となる確率を基に、前記検査図
    形と前記モデル図形との類似度を計算するステップを備
    えることを特徴とするパターン照合方法。
  8. 【請求項8】 前記検査図形と前記モデル図形のそれぞ
    れの前記特徴点の対応付と、各前記特徴点における特徴
    の度合いを示すデータである特徴量に基づいて、前記検
    査図形と前記モデル図形との一致度を判定するステップ
    と、 前記任意の図形として、前記検査図形として入力が想定
    される図形の全体から任意に選ばれた図形を用い、前記
    任意の図形における各前記特徴点の前記特徴量として、
    ランダムに定められた値を用い、任意の図形と前記モデ
    ル図形との間における前記特徴点対と前記特徴量により
    判定される一致度が、前記検査図形と前記モデル図形と
    の間における前記一致度以上となる確率を基に、前記検
    査図形と前記モデル図形との類似度を計算するステップ
    を備えることを特徴とする請求項7に記載のパターン照
    合方法。
  9. 【請求項9】 前記検査図形と前記モデル図形との対応
    する前記特徴点の内で、各前記特徴点の前記特徴量の値
    が予め定められた許容差以内である場合に限り、前記特
    徴点対としてまとめるステップと、 各前記特徴点における前記特徴量の値をランダムに定め
    た前記任意の図形と、前記モデル図形とにおける、対応
    する各前記特徴点における前記特徴量の差が前記許容差
    以内となる前記特徴点対の個数が、前記検査図形と前記
    モデル図形との間の前記特徴点対の数以上となる確率を
    用いて、前記検査図形と前記モデル図形との類似度を計
    算するステップを備えることを特徴とする請求項8に記
    載のパターン照合方法。
  10. 【請求項10】 各前記特徴点の前記特徴量として前記
    特徴点の位置を用い、前記任意の図形として、前記モデ
    ル図形の内部に前記特徴点をランダムに配置した図形を
    用いることを特徴とする請求項9に記載のパターン照合
    方法。
  11. 【請求項11】 前記任意の図形と前記モデル図形との
    間における前記一致度が、前記検査図形と前記モデル図
    形との間における前記一致度以上となる確率と、 前記モデル図形と同一の図形と、前記モデル図形との間
    における前記一致度が、前記検査図形と前記モデル図形
    との間における前記一致度以下となる確率とを用いて、
    類似度を計算するステップを備えることを特徴とする請
    求項8から請求項10のいずれか一つに記載のパターン
    照合方法。
  12. 【請求項12】 前記検査図形及び前記モデル図形とし
    て、指紋及び掌紋の少なくともいずれか一方を用いるこ
    とを特徴とする請求項7から請求項11のいずれか一つ
    に記載のパターン照合方法。
  13. 【請求項13】 コンピュータを制御することにより、
    図形を比較し照合するパターン照合プログラムにおい
    て、 比較対象の図形である検査図形と比較元の図形であるモ
    デル図形とのそれぞれにおける、特徴を示す個所である
    特徴点の内で、前記検査図形と前記モデル図形において
    相互に対応するものを特徴点対としてまとめる特徴点対
    作成処理と、 前記検査図形と前記モデル図形との前記特徴点の対応付
    けに基づいて、前記検査図形と前記モデル図形との類似
    度を計算する類似度決定処理を実行させ、 前記類似度決定処理においては、 任意の図形と前記モデル図形との間における前記特徴点
    対の数が、前記検査図形と前記モデル図形との間におけ
    る前記特徴点対の数以上となる確率を基に、前記検査図
    形と前記モデル図形との類似度を計算する処理を実行さ
    せることを特徴とするパターン照合プログラム。
  14. 【請求項14】 前記検査図形と前記モデル図形のそれ
    ぞれの前記特徴点の対応付と、各前記特徴点における特
    徴の度合いを示すデータである特徴量に基づいて、前記
    検査図形と前記モデル図形との一致度を判定する処理
    と、 前記任意の図形として、前記検査図形として入力が想定
    される図形の全体から任意に選ばれた図形を用い、前記
    任意の図形における各前記特徴点の前記特徴量として、
    ランダムに定められた値を用い、任意の図形と前記モデ
    ル図形との間における前記特徴点対と前記特徴量により
    判定される一致度が、前記検査図形と前記モデル図形と
    の間における前記一致度以上となる確率を基に、前記検
    査図形と前記モデル図形との類似度を計算する処理を実
    行させることを特徴とする請求項13に記載のパターン
    照合プログラム。
  15. 【請求項15】 前記検査図形と前記モデル図形との対
    応する前記特徴点の内で、各前記特徴点の前記特徴量の
    値が予め定められた許容差以内である場合に限り、前記
    特徴点対としてまとめる処理と、 各前記特徴点における前記特徴量の値をランダムに定め
    た前記任意の図形と、前記モデル図形とにおける、対応
    する各前記特徴点における前記特徴量の差が前記許容差
    以内となる前記特徴点対の個数が、前記検査図形と前記
    モデル図形との間の前記特徴点対の数以上となる確率を
    用いて、前記検査図形と前記モデル図形との類似度を計
    算する処理を実行させることを特徴とする請求項14に
    記載のパターン照合プログラム。
  16. 【請求項16】 各前記特徴点の前記特徴量として前記
    特徴点の位置を用い、前記任意の図形として、前記モデ
    ル図形の内部に前記特徴点をランダムに配置した図形を
    用いることを特徴とする請求項15に記載のパターン照
    合プログラム。
  17. 【請求項17】 前記任意の図形と前記モデル図形との
    間における前記一致度が、前記検査図形と前記モデル図
    形との間における前記一致度以上となる確率と、 前記モデル図形と同一の図形と、前記モデル図形との間
    における前記一致度が、前記検査図形と前記モデル図形
    との間における前記一致度以下となる確率とを用いて、
    類似度を計算する処理を実行させることを特徴とする請
    求項14から請求項16のいずれか一つに記載のパター
    ン照合プログラム。
  18. 【請求項18】 前記検査図形及び前記モデル図形とし
    て、指紋及び掌紋の少なくともいずれか一方を用いるこ
    とを特徴とする請求項13から請求項17のいずれか一
    つに記載のパターン照合プログラム。
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