JP2002287252A - プロジェクタ - Google Patents

プロジェクタ

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JP2002287252A
JP2002287252A JP2001090177A JP2001090177A JP2002287252A JP 2002287252 A JP2002287252 A JP 2002287252A JP 2001090177 A JP2001090177 A JP 2001090177A JP 2001090177 A JP2001090177 A JP 2001090177A JP 2002287252 A JP2002287252 A JP 2002287252A
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projector
housing
fastener
operation button
rotation
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JP2001090177A
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Yoshitada Tanaka
芳忠 田中
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16MFRAMES, CASINGS OR BEDS OF ENGINES, MACHINES OR APPARATUS, NOT SPECIFIC TO ENGINES, MACHINES OR APPARATUS PROVIDED FOR ELSEWHERE; STANDS; SUPPORTS
    • F16M11/00Stands or trestles as supports for apparatus or articles placed thereon ; Stands for scientific apparatus such as gravitational force meters
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Abstract

(57)【要約】 【課題】姿勢の調整作業における作業性を良好にできる
プロジェクタを提供すること。 【解決手段】第1姿勢調整機構27の操作ボタン62
を、ロアーケース23の前方側の角部に配置した。これ
により、プロジェクタの姿勢調整を行う際には、両手
で、ロアーケース23の前方側の両角部を支えながら、
一方の手の指で操作ボタン62を操作することができ
る。従って、プロジェクタを安定した状態で支持しなが
ら、調整作業が行えるので、プロジェクタの前後方向と
略直交する左右方向での傾きを生じにくくさせることが
でき、プロジェクタの姿勢調整作業における作業性を良
好にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロジェクタに係
り、当該プロジェクタの姿勢を調整するための機構を備
えたプロジェクタに関する。
【0002】
【背景技術】従来より、会議、学会、展示会等でのプレ
ゼンテーションにプロジェクタを用いることが知られて
いる。プロジェクタでは、光源から出射した光束を、画
像情報に応じて変調して光学像を形成し、当該光学像を
スクリーン等に拡大投写している。近年、このようなプ
ロジェクタを使用する環境が拡がりつつあり、社内会議
や出張先でのプレゼンテーションなどで用いられる他、
CAD/CAM/CAEのデータを取り込んで拡大投写
することで、研究開発部門等での技術検討会に用いられ
たり、各種セミナーや研修会、さらには視聴覚教育を行
う学校の授業でも用いられている。また、CTスキャン
やMRIなどの医療画像やデータを投写し、治療法の検
討、医療指導などに役立てたり、展示会や大勢が集まる
イベントなどを効果的に演出するのにも用いられる。
【0003】このように、あるゆる環境でプロジェクタ
が用いられる現在では、プロジェクタは、その使用環境
によって、設置されたときの姿勢や、当該プロジェクタ
からの光学像が拡大投写されるスクリーンとの位置関係
が異なってくるのが通常である。従って、あらゆる使用
環境において、プロジェクタからスクリーン上へ投写さ
れた光学像を見やすくするためには、環境ごとに、スク
リーンに対するプロジェクタの姿勢を適切に調整する必
要がある。このような姿勢調整を行うため、プロジェク
タには、その姿勢を調整するための姿勢調整機構を設け
ることが知られている。
【0004】この姿勢調整機構としては、プロジェクタ
の前方側の高さ位置を後方側に対して調整することによ
り、当該プロジェクタの姿勢を調整するものがある。具
体的に説明すると、この姿勢調整機構は、プロジェクタ
の前方側中央部分に設けられるとともに、プロジェクタ
(外装ケース)に対して進退可能なフット部と、このフ
ット部の進退位置の固定を解除する操作ボタンとを備え
ており、操作ボタンは、プロジェクタ前面の中央部分に
設けられ、フット部と近接配置されている。
【0005】このような構成おいて、使用者は、まず、
一方の手で、プロジェクタ前方側の一方の角部をつかん
でプロジェクタ前方側を持ち上げる。ついで、他方の手
で、プロジェクタの前方側中央部分を支えながら、指で
操作ボタンを押し、この状態のまま、両手によって、プ
ロジェクタの傾きを変化させて任意の位置で操作ボタン
をはなす。これにより、プロジェクタに対してフット部
が任意の進退位置で固定され、プロジェクタの前後方向
の姿勢調整が可能となる。なお、使用者は、通常、この
ような調整作業をスクリーン上の光学像を見ながら行っ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなプロジェクタの姿勢調整機構では、操作ボタン
が、プロジェクタの前面中央部分に配置されているた
め、プロジェクタの姿勢を調整する際には、使用者は、
一方の手で、プロジェクタ前方側の一方の角部を支える
とともに、他方の手で、プロジェクタ前方側の中央部分
を支えなければならず、プロジェクタ前方側の他方の角
部を支えることができない。このため、姿勢調整の際に
は、プロジェクタの支持状態が非常に不安定となる。従
って、プロジェクタには、その前後方向と略直交する左
右方向での大きな傾きが生じやすくなり、前後方向にお
ける姿勢の調整作業が困難になるという問題がある。
【0007】本発明の目的は、姿勢の調整作業における
作業性を良好にできるプロジェクタを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のプロジェクタ
は、光源から出射された光束を変調した後に拡大投写し
て投写画像を形成する光学系と、この光学系を収容する
筐体とを備えるとともに、前記筐体の後方側から前方側
に向かって前記投写画像を拡大投写するプロジェクタで
あって、前記筐体には、当該筐体の姿勢を調整するため
の姿勢調整機構が設けられ、この姿勢調整機構は、前記
筐体の前記前方側略中央に配置されるとともに前記筐体
に対して進退可能に設けられるフット部と、前記フット
部に形成されかつ当該フット部の進退方向に沿って配列
される複数の係止溝のいずれかと係合して、当該フット
部を任意の進退位置で固定する留め具と、前記筐体の前
記前方側の角部に配置されるとともに、前記留め具の係
合状態を解放する操作ボタンと、前記操作ボタンの操作
を前記留め具の動作に連動させるリンク機構とを備えて
いることを特徴とするものである。
【0009】この発明によれば、通常は、留め具がフッ
ト部の係止溝に係合し、フット部の筐体に対する進退位
置が任意の位置で固定され、プロジェクタの前後方向に
おける姿勢は、任意の姿勢で固定されている。筐体の姿
勢を調整する際には、操作ボタンを操作することで、リ
ンク機構を介して留め具の係合状態を解放し、筐体に対
するフット部の進退位置の固定を解除する。そして、フ
ット部の進退位置を適宜調整した後に、操作ボタンの操
作を終了すれば、留め具が再びフット部の係止溝と係合
して、フット部が任意の進退位置で固定され、プロジェ
クタの姿勢を任意の姿勢で固定できるようになる。ここ
で、留め具の係合状態を解放する操作ボタンは、筐体の
前方側の角部に配置されているので、たとえば、一方の
手で、筐体の前方側の一方の角部(操作ボタンが配置さ
れていない角部)を支えるとともに、他方の手で、筐体
の前方側の他方の角部(操作ボタンが配置された角部)
を支えながら操作ボタンを操作することで、プロジェク
タの姿勢調整を行うことができる。つまり、プロジェク
タの姿勢調整を行う際、両手でプロジェクタ(筐体)の
両角部を支持しながら、調整作業を行うことができるか
ら、プロジェクタを安定して支持できる。従って、プロ
ジェクタの前後方向と略直交する左右方向での傾きを生
じにくくさせることができ、プロジェクタの姿勢調整作
業における作業性を良好にできる。
【0010】本発明のプロジェクタでは、前記留め具
は、前記筐体に対して回動可能に保持されるとともに、
前記リンク機構は、前記筐体に対して回動可能に保持さ
れる回動レバーを含んで構成され、前記操作ボタンを操
作すると、前記留め具および回動レバーの回動の組み合
わせにより、前記留め具の係合状態が解放されることが
望ましい。このようにすれば、姿勢調整機構をプロジェ
クタに組み付ける際には、留め具および回動レバーを、
それぞれ回動軸を介して筐体に取り付ければよいので、
組み付け作業を容易にできる。また、留め具および回動
レバーの回動の組み合わせによる機構を利用したので、
たとえば、直線運動の組み合わせによる機構を利用した
場合と比べ、ガイドの形成および当該ガイドを設けるた
めのスペース等が不要になって、構成の簡素化および省
スペース化が図れるようになる。
【0011】本発明のプロジェクタでは、前記操作ボタ
ンは、前記筐体に対して回動可能に保持され、この操作
ボタンの回動が前記回動レバーに伝達されることが望ま
しい。このようにすれば、操作ボタンも、筐体に対して
回動可能に保持したから、操作ボタンを組み付ける際、
操作ボタンを、回動軸を介して筐体に取り付ければよ
く、組み付け作業を簡単にできる。
【0012】本発明のプロジェクタでは、前記フット部
は、略平板状に形成されるとともに、その中央部分に
は、前記複数の係止溝が形成され、この中央部分を挟む
両側部分には、前記筐体に対して摺動可能な摺動面が形
成されていることが望ましい。このようにすれば、フッ
ト部を平板状に形成するとともに、その両側部分に摺動
面を形成したので、フット部を筐体に対して安定して摺
動させることができる。これにより、留め具に対するフ
ット部の係止溝の姿勢も略一定に保持でき、留め具の係
止溝への係合の着脱を確実に行えるようになる。また、
フット部を平板状に形成したから、フット部を任意の進
退位置で固定した際にも、プロジェクタの前方側を安定
した状態で支持できる。
【0013】本発明のプロジェクタでは、前記筐体に
は、前記留め具の回動軸を支持する支持部が設けられる
とともに、前記フット部の前記中央部分と前記両側部分
との間には、当該フット部の前記進退方向に沿って延び
る溝部が形成され、前記支持部は、前記溝部内に配置さ
れることが望ましい。このようにすれば、留め具の回動
軸を支持する支持部を、フット部の進退方向に沿う溝部
内に配置したため、支持部をフット部に対して近接配置
できて、留め具をフット部に対して近接配置できるよう
になる。これにより、留め具を回動させて、フット部へ
の係合を着脱する際に、その回動量を少なくできるとと
もに、省スペース化も図ることができる。
【0014】本発明のプロジェクタでは、前記操作ボタ
ンの回動軸を支持する支持部は、前記筐体内部に一体的
に形成されていることが望ましい。このようにすれば、
部品数を低減できるとともに、操作ボタンの回動軸を筐
体の支持部に取り付けるだけでよいから、プロジェクタ
への操作ボタンの装着が容易となる。
【0015】本発明のプロジェクタでは、前記回動レバ
ーの一端は、前記留め具と点接触するとともに、前記回
動レバーの他端は、前記操作ボタンと点接触することが
望ましい。このようにすれば、回動レバーの一端と留め
具とが点接触するとともに、回動レバーの他端と操作ボ
タンとが点接触しているので、回動レバーの一端と留め
具との間に働く力、および回動レバーの他端と操作ボタ
ンとの間に働く力を各接触点に働かせることができる。
従って、操作ボタンを操作したときの回動レバーの回動
量や、留め具の回動量を一定にでき、操作ボタンの操作
を留め具の動作に確実に連動させることができるように
なる。
【0016】本発明のプロジェクタでは、前記リンク機
構には、前記回動レバーをその回動方向に沿った一方向
へ付勢して、前記回動レバーの他端と前記操作ボタンと
の接触状態を保持する付勢手段が設けられていることが
望ましい。このようにすれば、付勢手段によって、回動
レバーの他端と操作ボタンとの接触状態を保持できるか
ら、回動レバーおよび操作ボタン間のがたつきを防止で
きる。
【0017】本発明のプロジェクタでは、前記付勢手段
は、引っ張りばねであることが望ましい。このようにす
れば、付勢手段を引っ張りばねとしたので、たとえば、
引っ張りばねの一端を筐体に固定した状態で、他端を引
っ張りながら回動レバーに取り付ければよく、圧縮ばね
と異なってばねを圧縮しながら取り付けを行う必要がな
くなり、付勢手段の装着を容易にできる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。 〔1.プロジェクタの主な構成〕図1は、本実施形態に
係るプロジェクタ1を上方から見た全体斜視図、図2
は、プロジェクタ1を下方から見た全体斜視図、図3な
いし図5は、プロジェクタ1の内部を示す斜視図であ
る。具体的に図3は、図1の状態からプロジェクタ1の
アッパーケース21を外した図、図4は、図3の状態か
らシールド板80、ドライバーボード90、および上ラ
イトガイド472を外して後方側から見た図、図5は、
図4の状態から光学ユニット4を外した図である。プロ
ジェクタを構成するこれらの部品4,21,80,9
0,472については、以下に詳説する。
【0019】図1ないし図3において、プロジェクタ1
は、外装ケース2と、外装ケース2内に収容された電源
ユニット3と、同じく外装ケース2内に配置された平面
U字形の光学ユニット4とを備え、全体略直方体形状と
なっている。
【0020】外装ケース2は、それぞれ樹脂製とされた
アッパーケース21、フロントケース22、ロアーケー
ス23、およびインターフェースカバー213で構成さ
れている。アッパーケース21とフロントケース21と
は一体に形成されている。インターフェースカバー21
3は、プロジェクタ1の背面側に配置されている。
【0021】アッパーケース21は、上面部211と、
その周囲に設けられた側面部212とで形成されてい
る。上面部211の前方側には、ランプカバー24が嵌
め込み式で着脱自在に取り付けられている。また、上面
部211において、ランプカバー24の側方には、投写
レンズ46の上面部分が露出した切欠部211Aが設け
られ、投写レンズ46のズーム操作、フォーカス操作を
レバーを介して手動で行えるようになっている。この切
欠部211Aの後方側には、操作パネル25が設けられ
ている。
【0022】フロントケース22は、前記アッパーケー
ス21の切欠部211Aと連続した丸孔開口212Aが
設けられ、この丸孔開口212Aに対応して投写レンズ
46が配置されている。このフロントケース22におい
て、丸孔開口212Aとは反対側には、内部の電源ユニ
ット3の前方側に位置した排気口212Bが設けられ、
この排気口212Bには、冷却空気を画像投写領域から
外れる方向、すなわち図1中左側へ排気するとともに、
遮光を兼ねた排気用ルーバ26が設けられている。
【0023】ロアーケース23は、底面部231と、そ
の周囲に設けられた側面部232および背面部233と
で形成されている。底面部231の前方側には、プロジ
ェクタ1の前後方向での傾きを調整して投写画像の位置
合わせを行う第1姿勢調整機構27が設けられている。
また、底面部231後方側の一方の隅部には、前後方向
と略直交する左右方向でのプロジェクタ1の傾きを調整
する第2姿勢調整機構28が設けられ、他方の隅部に
は、位置を調整することはできないが、第2姿勢調整機
構28に対応したリアフット231Aが設けられてい
る。なお、第1姿勢調整機構27が本発明の姿勢調整機
構であり、この第1姿勢調整機構27については、後に
詳細に説明する。さらに底面部231には、冷却空気の
吸気口231Bが設けられている。一方の側面部232
には、コ字形のハンドル29を回動自在に取り付けるた
めの取付部232Aが設けられている。
【0024】このような外装ケース2の一方の側面側に
おいては、アッパーケース21およびロアーケース23
の各側面部212,232には、ハンドル29を上側に
してプロジェクタ1を立てた場合の足となるサイドフッ
ト2A(図2)が設けられている。また、外装ケース2
の背面側には、インターフェースカバー213およびロ
アーケース23の背面部233に跨った凹部からなるイ
ンターフェース部2Bが設けられ、このインターフェー
ス部2Bの内部側には、種々のコネクタが実装された図
示略のインターフェース基板が配置されるようになって
いる。また、インターフェース部2Bの左右両側には、
インターフェースカバー213およびロアーケース23
の背面部233に跨ってスピーカ孔2Cおよび吸気口2
Dが設けられている。このうちの吸気口2Dは、内部の
電源ユニット3の後方側に位置している。
【0025】電源ユニット3は、図4に示すように、電
源31と、電源31の側方に配置されたランプ駆動回路
(バラスト)32とで構成されている。電源31は、電
源ケーブルを通して供給された電力をランプ駆動回路3
2やドライバーボード90(図3)等に供給するもので
あり、前記電源ケーブルが差し込まれるインレットコネ
クタ33(図2)を備えている。ランプ駆動回路32
は、電力を光学ユニット4の光源ランプ411に供給す
るものである。
【0026】光学ユニット4は、図4、図6、図7に示
すように、光源ランプ411から出射された光束を、光
学的に処理して画像情報に対応した光学像を形成するユ
ニットであり、インテグレータ照明光学系41、色分離
光学系42、リレー光学系43、電気光学装置44、色
合成光学系としてのクロスダイクロイックプリズム45
(図7)、および投写光学系としての投写レンズ46を
備えている。
【0027】これら電源ユニット3および光学ユニット
4は、上下を含む周囲のアルミ製のシールド板80(図
3、図5)で覆われており、これによって、電源ユニッ
ト3等から外部への電磁ノイズの漏れを防止している。
【0028】〔2.光学系の詳細な構成〕図4、図7に
おいて、インテグレータ照明光学系41は、電気光学装
置44を構成する3枚の液晶パネル441(赤、緑、青
の色光毎にそれぞれ液晶パネル441R,441G,4
41Bと示す)の画像形成領域をほぼ均一に照明するた
めの光学系であり、光源装置413と、第1レンズアレ
イ418と、第2レンズアレイ414と、偏光変換素子
415と、第1コンデンサレンズ416と、反射ミラー
424と、第2コンデンサレンズ419とを備えてい
る。
【0029】これらのうち、光源装置413は、放射状
の光線を出射する放射光源としての光源ランプ411
と、この光源ランプ411から出射された放射光を反射
するリフレクタ412とを有する。光源ランプ411と
しては、ハロゲンランプやメタルハライドランプ、また
は高圧水銀ランプが用いられることが多い。リフレクタ
412としては、放物面鏡を用いている。放物面鏡の
他、平行化レンズ(凹レンズ)と共に楕円面鏡を用いて
もよい。
【0030】第1レンズアレイ418は、光軸方向から
見てほぼ矩形状の輪郭を有する小レンズがマトリクス状
に配列された構成を有している。各小レンズは、光源ラ
ンプ411から出射される光束を、複数の部分光束に分
割している。各小レンズの輪郭形状は、液晶パネル44
1の画像形成領域の形状とほぼ相似形をなすように設定
されている。たとえば、液晶パネル441の画像形成領
域のアスペクト比(横と縦の寸法の比率)が4:3であ
るならば、各小レンズのアスペクト比も4:3に設定す
る。
【0031】第2レンズアレイ414は、第1レンズア
レイ418と略同様な構成を有しており、小レンズがマ
トリクス状に配列された構成を有している。この第2レ
ンズアレイ414は、第1コンデンサレンズ416およ
び第2コンデンサレンズ419とともに、第1レンズア
レイ418の各小レンズの像を液晶パネル441上に結
像させる機能を有している。
【0032】偏光変換素子415は、第2レンズアレイ
414と第1コンデンサレンズ416との間に配置され
るとともに、第2レンズアレイ414と一体でユニット
化されている。このような偏光変換素子415は、第2
レンズアレイ414からの光を1種類の偏光光に変換す
るものであり、これにより、電気光学装置44での光の
利用効率が高められている。
【0033】具体的に、偏光変換素子415によって1
種類の偏光光に変換された各部分光は、第1コンデンサ
レンズ416および第2コンデンサレンズ419によっ
て最終的に電気光学装置44の液晶パネル441R,4
41G,441B上にほぼ重畳される。偏光光を変調す
るタイプの液晶パネル441を用いた本実施形態のプロ
ジェクタ1(電気光学装置44)では、1種類の偏光光
しか利用できないため、他種類のランダムな偏光光を発
する光源ランプ411からの光のほぼ半分が利用されな
い。そこで、偏光変換素子415を用いることにより、
光源ランプ411からの出射光を全て1種類の偏光光に
変換し、電気光学装置44での光の利用効率を高めてい
る。なお、このような偏光変換素子415は、たとえば
特開平8−304739号公報に紹介されている。
【0034】色分離光学系42は、2枚のダイクロイッ
クミラー421,422と、反射ミラー423とを備
え、ダイクロイックミラー421、422によりインテ
グレータ照明光学系41から出射された複数の部分光束
を赤、緑、青の3色の色光に分離する機能を有してい
る。
【0035】リレー光学系43は、入射側レンズ43
1、リレーレンズ433、および反射ミラー432、4
34を備え、色分離光学系42で分離された色光、青色
光を液晶パネル441Bまで導く機能を有している。
【0036】この際、色分離光学系42のダイクロイッ
クミラー421では、インテグレータ照明光学系41か
ら出射された光束の青色光成分と緑色光成分とが透過す
るとともに、赤色光成分が反射する。ダイクロイックミ
ラー421によって反射した赤色光は、反射ミラー42
3で反射し、フィールドレンズ417を通って赤色用の
液晶パネル441Rに達する。このフィールドレンズ4
17は、第2レンズアレイ414から出射された各部分
光束をその中心軸(主光線)に対して平行な光束に変換
する。他の液晶パネル441G、441Bの光入射側に
設けられたフィールドレンズ417も同様である。
【0037】ダイクロイックミラー421を透過した青
色光と緑色光のうちで、緑色光はダイクロイックミラー
422によって反射し、フィールドレンズ417を通っ
て緑色用の液晶パネル441Gに達する。一方、青色光
はダイクロイックミラー422を透過してリレー光学系
43を通り、さらにフィールドレンズ417を通って青
色光用の液晶パネル441Bに達する。なお、青色光に
リレー光学系43が用いられているのは、青色光の光路
の長さが他の色光の光路長さよりも長いため、光の拡散
等による光の利用効率の低下を防止するためである。す
なわち、入射側レンズ431に入射した部分光束をその
まま、フィールドレンズ417に伝えるためである。
【0038】電気光学装置44は、3枚の光変調装置と
なる液晶パネル441R,441G,441Bを備え、
これらは、例えば、ポリシリコンTFTをスイッチング
素子として用いたものであり、色分離光学系42で分離
された各色光は、これら3枚の液晶パネル441R,4
41G,441Bによって、画像情報に応じて変調され
て光学像を形成する。
【0039】クロスダイクロイックプリズム45は、3
枚の液晶パネル441R,441G,441Bから出射
された各色光ごとに変調された画像を合成してカラー画
像を形成するものである。なお、クロスダイクロイック
プリズム45には、赤色光を反射する誘電体多層膜と青
色光を反射する誘電体多層膜とが、4つの直角プリズム
の界面に沿って略X字状に形成され、これらの誘電体多
層膜によって3つの色光が合成される。そして、プリズ
ム45で合成されたカラー画像は、投写レンズ46から
出射され、スクリーン上に拡大投写される。
【0040】以上説明した各光学系41〜45は、図
4、図6に示すように、合成樹脂製の光学部品用筐体と
してのライトガイド47内に収容されている。このライ
トガイド47は、前述の各光学部品414〜419,4
21〜423,431〜434を上方からスライド式に
嵌め込む溝部がそれぞれ設けられた下ライトガイド47
1と、下ライトガイド471の上部の開口側を閉塞する
蓋状の上ライトガイド472とで構成されている。ま
た、ライトガイド47の光出射側にはヘッド部49が形
成されている。ヘッド部49の前方側に投写レンズ46
が固定され、後方側に液晶パネル441R,441G,
441Bが取り付けられたプリズム45が固定されてい
る。
【0041】〔3.冷却構造〕本実施形態のプロジェク
タ1では、液晶パネル441R,441G,441Bを
主に冷却するパネル冷却系Aと、光源ランプ411を主
に冷却するランプ冷却系Bと、電源31を主に冷却する
電源冷却系Cとを備えている。
【0042】図2、図4、図5において、パネル冷却系
Aでは、投写レンズ46の両側に配置された一対のシロ
ッコファン51,52が用いられている。シロッコファ
ン51,52によって下面の吸気口231Bから吸引さ
れた冷却空気は、液晶パネル441R,441G,44
1Bを下方から上方に向けて冷却した後、ドライバーボ
ード90(図3)の下面を冷却しながら前方隅部の軸流
排気ファン53側に寄せられ、前面側の排気口212B
から排気される。
【0043】図4ないし図6において、ランプ冷却系B
では、光学ユニット4の下面に設けられたシロッコファ
ン54が用いられている。シロッコファン54によって
引き寄せられたプロジェクタ1内の冷却空気は、上ライ
トガイド472に設けられた図示しない開口部からライ
トガイド47内に入り込み、ユニット化された第2レン
ズアレイ414および偏光変換素子415間を通ってこ
れらを冷却した後、下ライトガイド471の排気側開口
471Aから出て該シロッコファン54に吸引され、吐
き出される。吐き出された冷却空気は、下ライトガイド
471の吸気側開口471Bから再度ライトガイド47
内に入り、光源装置413内に入り込んで光源ランプ4
11を冷却し、この後、ライトガイド47から出て、前
記軸流排気ファン53によって排気口212Bから排気
される。
【0044】図4において、電源冷却系Cでは、電源3
1の後方に設けられた軸流吸気ファン55が用いられ
る。軸流吸気ファン55によって背面側の吸気口2Dか
ら吸引された冷却空気は、電源31およびランプ駆動回
路32を冷却した後、他の冷却系統A,Bと同様に、軸
流排気ファン53によって排気口212Bから排気され
る。
【0045】〔4.第1姿勢調整機構の構造〕図8〜図
10には、上述したロアーケース23に第1姿勢調整機
構27を取り付けた状態が示されており、図8は、ロア
ーケース23および第1姿勢調整機構27を前方側上方
から見た斜視図、図9は、ロアーケース23および第1
姿勢調整機構27を後方側上方から見た斜視図、図10
は、ロアーケース23の要部および第1姿勢調整機構2
7の拡大平面図である。図8〜図10において、第1姿
勢調整機構27は、ロアーケース23の前方側略中央に
配置されたフット部61と、ロアーケース23の前方側
の角部に配置された操作ボタン62と、ロアーケース2
3内においてフット部61と操作ボタン62との間に配
置された断面略L字状の回動レバー631を有するリン
ク機構63とを備えている。
【0046】フット部61は、図11および図12にも
示すように、プロジェクタ1が設置される設置面上に接
地する細長い板状の接地部611と、この接地部611
上に立設された平板部612とを備えている。接地部6
11の長手方向は、プロジェクタ1の左右方向(プロジ
ェクタ1の前後方向と略直交する水平方向)に沿ってい
る。また、接地部611の下面の両端には、滑り止め部
材611Aがそれぞれ設けられており、これらの滑り止
め部材は611A、プロジェクタ1を設置したときにフ
ット部61が滑るのを防止している。
【0047】フット部61の平板部612は、ロアーケ
ース23に形成された挿通孔23Aに挿通されており
(図8〜図10)、当該ロアーケース23に対して略上
下方向に沿って進退可能に設けられている。この平板部
612の前面側において、その中央部分には、当該平板
部612の進退方向に沿って配列された複数の係止溝6
12Aが形成され、この係止溝612Aが形成された中
央部分を挟む両側部分には、ロアーケース23に対して
摺動可能な摺動面612Bがそれぞれ形成されている。
【0048】また、平板部612の前面側において、係
止溝612Aが形成された中央部分と、摺動面612B
が形成された両側部分との間には、平板部612の進退
方向に沿って延びる二条の溝部612Cが形成されてい
る。なお、平板部612の両側部分のうち、一方の前面
側、および他方の背面側にはそれぞれ抜け止め612D
が設けられている。
【0049】このようなフット部61は、留め具64
(図11)によって、ロアーケース23に対する進退位
置が任意の位置で固定されるようになっており、この留
め具64は、図13にも示すように、その一部が留め具
用ハウジング65内に配置されている。留め具用ハウジ
ング65は、図14に示すように、ロアーケース23の
前方側略中央に形成されかつ下方に開口した凹部23B
(図8参照)内に設けられている。なお、上述した、フ
ット部61の平板部612が挿通されるロアーケース2
3の挿通孔23Aは、この凹部23Bの底面に形成され
ている。
【0050】留め具用ハウジング65は、上方が開口し
た箱部651と、この箱部651の蓋となる蓋部652
とから構成されている。これら箱部651および蓋部6
52には、それぞれ挿通孔651A,652Aが形成さ
れており、これら挿通孔651A,652Aにはフット
部61の平板部612が挿通され、フット部61が留め
具用ハウジング65に対して略上下方向に沿って進退可
能とされている。ここで、前述したフット部61の摺動
面612Bは、留め具用ハウジング65の挿通孔651
A,652Aに対して摺動するようになっており、この
摺動面612Bによって、フット部61および留め具用
ハウジング65間の摺動性が良好とされている。なお、
前述したフット部61の抜け止め612Dにより、フッ
ト部61が留め具用ハウジング65から抜け落ちないよ
うになっている。
【0051】図13および図14において、箱部651
は、その内部に留め具64を回動可能に保持しており、
箱部651内には、留め具64の回動軸64Aの両端を
支持する支持部651Bが一体的に形成されている。こ
こで、支持部651Bは、前述したフット部61の二条
の溝部612C内に配置されており、これにより、支持
部651Bおよび留め具64をフット部61に対して近
接配置できるようになる。また、箱部651の側面は、
一部切り欠きされており、この切り欠き部分651Cか
ら、留め具64の一部が箱部651の外部に露出される
ようになっている(図11)。
【0052】蓋部652の上面には、複数(本実施形態
では2つ)の位置決めピン652Bが突設されており、
この位置決めピン652Bは、ロアーケース23の凹部
23Bの底面に形成された位置決め孔23C(図10参
照)に挿通されるようになっている。このような留め具
用ハウジング65は、蓋部652が箱部651に固定さ
れた後、ロアーケース23の凹部23Bの底面にネジ6
7(図8、図10)で取り付けられる。なお、ネジ67
は、ロアーケース23の凹部23B底面および蓋部65
2を貫通して箱部651に固定される。
【0053】留め具64は、上述したように、留め具用
ハウジング65に支持される回動軸64Aを有してお
り、この回動軸64Aは、略水平方向に沿うとともに、
フット部61の平板部612の前面と略平行に配置され
ている。また、留め具64には、図14に示すように、
フット部61の平板部612前面と略対向する面に、フ
ット部61の係止溝612Aと係合する係合部64Bが
形成されており、この係合部64Bは、フット部61の
進退方向に沿って配列された複数の突条部641から構
成されている。ここで、留め具64と留め具用ハウジン
グ65の蓋部652との間には、圧縮ばね66が介装さ
れており、留め具64には、圧縮ばね66の一端を受け
るばね受け面64Cが形成されている。なお、回動軸6
4A、係合部64B、およびばね受け面64Cは、留め
具用ハウジング65内に配置された留め具64の一部に
形成されている。
【0054】一方、留め具用ハウジング65の切り欠き
部分651Cから外部に露出した留め具64の一部(図
11、図13)には、上方および一側方(図11,13
中右側)へ開口した凹部64Dが形成されており、この
凹部64D内には、前述したリンク機構63の回動レバ
ー631の一端631Eが配置されている。ここで、回
動レバー631の一端631Eと当接する凹部64Dの
内側面には、略球面状の突出部64E(図11)が形成
されている。なお、ロアーケース23の凹部23Bに
は、留め具64の凹部64Dの上方および一側方への開
口に対応した切り欠き部分23Hが形成され、留め具用
ハウジング65の蓋部652には、留め具64の凹部6
4Dの上方への開口に対応した切り欠き部分652Cが
形成されている。
【0055】図8〜図10に戻って、操作ボタン62
は、平板状に形成されるとともに、ロアーケース23に
対して回動可能に設けられている。操作ボタン62の回
動軸62Aは、ロアーケース23に一体に形成された支
持部23Dによって両端が支持され、図示は省略する
が、アッパーケース21によって上方へ抜けないように
なっている。ここで、操作ボタン62の回動軸62A
は、留め具64の回動軸64Aと同様に、略水平方向に
沿うとともに、フット部61の平板部612の前面と略
平行に配置されている。なお、本実施形態では、操作ボ
タン62の回動軸62Aの方向は、操作ボタンを前方
(手前)側から後方(奥)側へ回動させることで、回動
レバー631の他端を前方側から後方側へ回動させるこ
とができるように設定されていればよく、留め具64の
回動軸64Aと同様な方向に設定されていなくともよ
い。
【0056】操作ボタン62の前面下部には、当該前面
から突出したボタン部62Bが形成されている。一方、
操作ボタン62が配置されるロアーケース23の前方側
角部には、ボタン用孔23Eが形成されており、操作ボ
タン62をロアーケース23に装着した際には、ボタン
部62Bがボタン用孔23Eから外部に露出するように
なっている。また、操作ボタン62の背面下部には、当
該背面から突出した略球面状の突出部62Cが形成され
ており、この突出部62Cが、リンク機構63の回動レ
バー631の他端631Fに当接している。
【0057】リンク機構63は、ロアーケース23に対
して回動可能に設けられた回動レバー631と、この回
動レバー631を一方向に付勢する付勢手段としての引
っ張りばね632とを含んで構成されている。回動レバ
ー631は、垂直部631Aおよび水平部631Bから
なる断面略L字状に形成されている。なお、垂直部63
1Aおよび水平部631Bは一体的に形成されている。
ここで、留め具64の凹部64D内に配置される回動レ
バー631の一端631Eは、他の部分よりも水平部6
31Bの幅が狭くなっている。これは、留め具64の凹
部64Dの寸法、ひいては留め具64全体の大きさを小
さくするためである。
【0058】回動レバー631の水平部631Bは、ロ
アーケース23に形成されかつ垂直方向に沿った回動軸
23Fに回動可能に取り付けられている。また、水平部
631Bには、長手方向が回動方向に略沿った摺動孔6
31Dが形成されており、この摺動孔631Dには、ロ
アーケース23の上面に突設されたガイドピン23Gが
挿通されている。このガイドピン23Gは、摺動孔63
1Dの長手方向に沿って摺動可能とされ、これらガイド
ピン23Gおよび摺動孔631Dによって、回動レバー
631の回動量が一定の範囲内に定められている。
【0059】回動レバー631の垂直部631Aは、そ
の一端631E側が、図15に示すように、留め具64
の凹部64D内に配置されて当該留め具64の突出部6
4Eに点接触し、他端631F側が、図16に示すよう
に、操作ボタン62の突出部62Cに点接触している。
また、回動レバー631の一端631E側において、垂
直部631Aには、引っ張りばね632の一端が取り付
けられるばね取付部631Cが形成されている。ここ
で、引っ張りばね632は、一端が回動レバー631の
ばね取付部631Cに取り付けられるとともに、他端が
ロアーケース23に取り付けられている。
【0060】このような構成を有する第1姿勢調整機構
27において、操作ボタン62のボタン部62Bを押し
ていない図17(A)の状態では、操作ボタン62から
回動レバー631には、何ら力が加えられていない。こ
のため、回動レバー631は、引っ張りばね632の付
勢力により、回動レバー631の一端631Eが奥側
(後方側)の回動端に、他端631Fが手前側(前方
側)の回動端に配置された状態にある。ここで、回動レ
バー631の他端631Fによって、操作ボタン62
は、ロアーケース23の内側面に押しつけられ、ボタン
部62Bがロアーケース23のボタン用孔23Eから外
部に大きく露出した状態にある。このように、引っ張り
ばね632の付勢力によって、回動レバー631の他端
631Fを操作ボタン62の突出部62Cに押しつける
ことで、回動レバー63および操作ボタン62間のがた
つきを防止でき、また、ボタン部62Bがロアーケース
23のボタン用孔23Eから外部に大きく露出した状態
となることで、ボタン用孔23Eからプロジェクタ1内
部が見えにくくなり、外観も良好となる。また、留め具
64は、圧縮ばね66の付勢力により、ばね受け面64
Cが下方へ押圧され、留め具64の係合部64Bがフッ
ト部61の係止溝612Aに係合した状態にある。この
ため、フット部61は、留め具64に対して移動するこ
とができず、ロアーケース23に対しての進退位置が固
定され、プロジェクタ1の姿勢も固定された状態にあ
る。
【0061】一方、操作ボタン62のボタン部62Bを
押した図17(B)の状態では、操作ボタン62を手前
側から奥側へ回動させることになるから、引っ張りばね
632に許容されて、回動レバー631の他端631F
(操作ボタン62が当接する端部)が手前側から奥側へ
回動されるとともに、一端631E(留め具64が当接
する端部)が奥側から手前に回動される。この回動レバ
ー631の一端631Eには、留め具64が当接してお
り、回動レバー631によって留め具64には奥側から
手前側への力が働く。これにより、留め具64は、図1
8に示すように、圧縮ばね66に許容されて、奥側から
手前側へ回動され、留め具64の係合部64Bが、フッ
ト部61の係止溝612Aから離れ、その係合状態が解
放される。このように、留め具64の係合部64Bの係
合状態が解放されると、フット部61は、留め具64に
対して移動することができるから、ロアーケース23に
対する進退位置を変えることで、その進退の度合いを調
整できるようになる。そして、操作ボタン62のボタン
部62Bに加えられていた力を除去すると、圧縮ばね6
6および引っ張りばね632によって、留め具64、回
動レバー631、操作ボタン62が、図14および図1
7(A)の状態にもどり、ロアーケース23に対するフ
ット部61の進退位置が任意の位置で固定される。
【0062】次に、プロジェクタ1の姿勢調整作業の手
順について説明する。プロジェクタ1の前後方向におけ
る姿勢を調整する際には、まず、両手でプロジェクタ1
の前方側の両角部をつかんで、プロジェクタ1の前方側
を持ち上げながら、一方の手の指で、操作ボタン62を
押してフット部61のロアーケース23に対する進退位
置の固定を解除する。この状態のまま、両手でプロジェ
クタ1の前後方向における傾きを変えていく。ここで、
フット部61は、留め具64による固定が解除された状
態では、その自重により、抜け止め612Dがロアーケ
ース23に接触するまで、ロアーケース23から滑り出
て伸長するようになっている。そして、フット部61の
ロアーケース23に対する進退位置を適宜調整した後
に、操作ボタン62から指を離せば、留め具64が再び
フット部61の係止溝612Aと係合して、フット部6
1が任意の進退位置で固定され、プロジェクタ1の前後
方向における姿勢が任意の姿勢で固定されて姿勢調整作
業が完了する。
【0063】上述のような本実施形態によれば、次のよ
うな効果がある。本実施形態では、第1姿勢調整機構2
7の操作ボタン62を、ロアーケース23の前方側の角
部に配置したので、プロジェクタ1の姿勢調整を行う際
には、両手で、ロアーケース23の前方側の両角部を支
えながら、一方の手の指で操作ボタン62を操作するこ
とができる。従って、プロジェクタ1を安定した状態で
支持しながら、調整作業が行えるので、プロジェクタ1
の前後方向と略直交する左右方向での傾きを生じにくく
させることができ、プロジェクタ1の姿勢調整作業にお
ける作業性を良好にできる。
【0064】第1姿勢調整機構27において、操作ボタ
ン62、留め具64、および回動レバー631の回動の
組み合わせにより、留め具64のフット部61への係合
状態が解放されるように構成したから、操作ボタン6
2、留め具64、および回動レバー631をロアーケー
ス23に組み付ける際には、それぞれの回動軸62A,
64A,23Fを介してロアーケース23に取り付ける
だけでよいので、組み付け作業の容易化が図れる。ま
た、操作ボタン62、留め具64、および回動レバー6
31の回動の組み合わせによる機構を利用したので、た
とえば、直線運動の組み合わせによる機構を利用した場
合と比べ、ガイドの形成および当該ガイドを設けるため
のスペース等が不要になって、構成の簡素化および省ス
ペース化が図れるようになる。
【0065】第1姿勢調整機構27において、フット部
61の平板部612の両側部分には摺動面612Bが形
成されているので、フット部61をロアーケース23に
対して安定して摺動させることができる。これにより、
留め具64に対するフット部61の係止溝612Aの姿
勢も略一定に保持でき、留め具64の係止溝612Aへ
の係合の着脱を確実に行えるようになる。また、フット
部61は平板部612を有しているから、フット部61
を任意の進退位置で固定した際にも、プロジェクタ1の
前方側を安定した状態で支持できる。
【0066】第1姿勢調整機構27において、留め具6
4の回動軸64Aを支持する支持部651Bを、フット
部61の溝部612C内に配置したため、支持部651
Bおよび留め具64をフット部61に対して近接配置で
きるようになる。これにより、留め具64を回動させ
て、フット部61への係合を着脱する際に、その回動量
を少なくできるとともに、省スペース化も図ることがで
きる。
【0067】操作ボタン62の回動軸62Aを支持する
支持部23Dを、ロアーケース23に一体に形成したの
で、部品数を低減できるとともに、組み付けの際には、
操作ボタン62の回動軸62Aをロアーケース23の支
持部23Dに取り付けるだけでよいから、組み付けの作
業性を良好にできる。
【0068】回動レバー631の一端631Eと留め具
64とが点接触するとともに、回動レバー631の他端
631Fと操作ボタン62とが点接触しているので、回
動レバー631の一端631Eと留め具64との間に働
く力、および回動レバー631の他端631Fと操作ボ
タン62との間に働く力を各接触点に働かせることがで
きる。従って、操作ボタン62を操作したときの回動レ
バー631の回動量や、留め具64の回動量を一定にで
き、操作ボタン62の操作を留め具64の動作に確実に
連動させることができる。
【0069】リンク機構63に付勢手段としての引っ張
りばね632を設けたので、この引っ張りばね632の
付勢力により、回動レバー631の他端631Fを操作
ボタン62の突出部62Cに押しつけて、回動レバー6
31の他端631Fと操作ボタン62との接触状態を保
持でき、回動レバー63および操作ボタン62間のがた
つきを防止できる。また、操作ボタン62を押していな
い状態では、引っ張りばね632の付勢力により、ボタ
ン部62Bがロアーケース23のボタン用孔23Eから
外部に大きく露出した状態になるから、ボタン用孔23
Eからプロジェクタ1内部が見えにくくなり、外観を良
好にできる。
【0070】回動レバー631を付勢する付勢手段を引
っ張りばね632としたので、たとえば、引っ張りばね
632の一端をロアーケース23に固定した状態で、他
端を引っ張りながら回動レバー631のばね取付部63
1Cに取り付ければよく、圧縮ばねと異なってばねを圧
縮しながら取付を行う必要がなくなり、付勢手段の装着
作業を容易にできる。
【0071】留め具64のばね受け面64Cを下方に付
勢する圧縮ばね66を設けたので、この圧縮ばね66の
付勢力により、留め具64のフット部61への係合状態
を確実に保持できるようになる。従って、プロジェクタ
1の姿勢を固定した状態では、その姿勢を確実に保持で
き、また、プロジェクタ1の姿勢調整を行った直後、す
なわち操作ボタン62を離した直後では、直ちに留め具
64を係合状態に復帰させることができて、調整後の任
意の姿勢を確実に保持できる。
【0072】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変
形、改良は、本発明に含まれるものである。たとえば、
付勢手段としては、引っ張りばねに限らず、圧縮ばね、
板ばね、弾性ゴム体等の種々の付勢手段を採用してもよ
い。回動レバーの一端と留め具との点接触、および回動
レバーの他端と操作ボタンとの点接触としては、留め具
および操作ボタンに突出部を形成せずに、回動レバーに
突出部を形成することで構成してよく、また、突出部の
形状としては、球面状に限らず、略円錐状等の錐体状、
針状等であってもよい。
【0073】回動レバーと、留め具および操作ボタンと
の接触の関係としては、点接触に限らず、線接触、面接
触であってもよい。また、回動レバーと、留め具および
操作ボタンとは、たとえば、回動可能に接続されていて
もよく、このような場合も、回動レバー、留め具、およ
び操作ボタンの回動の組み合わせにより、留め具の係合
状態を解放できる。
【0074】操作ボタンの回動軸を支持する支持部とし
ては、筐体内部に一体に形成されていないものも含ま
れ、また、留め具の回動軸を支持する支持部としては、
フット部の溝部内に配置されないものも含まれる。さら
に、フット部は、平板状に形成されなくともよく、たと
えば、フット部の進退方向と略直交する方向に沿って配
列された複数本のシャフトから構成してもよい。このよ
うな場合、たとえば、外側に配置されたシャフトに摺動
面を形成するとともに、略中央に配置されたシャフトに
複数の係止溝を形成すればよい。
【0075】また、操作ボタンとしては、筐体に対して
回動可能に設けられたものに限らず、回動レバーの他端
に固定されたもの、または、筐体に対して前方側から後
方側へかつ後方側から前方側へ摺動可能に設けられたも
のであってもよく、これらの場合も、操作ボタンを押す
ことで、留め具の係合状態を解放できるようになる。
【0076】プロジェクタとしては、3つの光変調装置
を用いたものに限らず、1つの光変調装置のみを用いた
プロジェクタ、2つの光変調装置を用いたプロジェク
タ、あるいは、4つ以上の光変調装置を用いたプロジェ
クタにも適用可能である。また、前記実施形態では、光
変調装置として液晶パネルを用いていたが、マイクロミ
ラーを用いたデバイスなど、液晶以外の光変調装置を用
いても良い。さらに、前記実施形態では、光入射面と光
出射面とが異なる透過型の光変調装置を用いていたが、
光入射面と光出射面とが同一となる反射型の光変調装置
を用いても良い。さらにまた、前記実施形態では、スク
リーンを観察する方向から投写を行なうフロントタイプ
のプロジェクタの例のみを挙げたが、本発明は、スクリ
ーンを観察する方向とは反対側から投写を行なうリアタ
イプのプロジェクタにも適用可能である。
【0077】
【発明の効果】本発明によれば、姿勢の調整作業におけ
る作業性を良好にできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るプロジェクタを上方
から見た全体斜視図である。
【図2】前記実施形態におけるプロジェクタを下方から
見た全体斜視図である。
【図3】図1の状態からアッパーケースを外した状態を
示す斜視図である。
【図4】図3の状態からシールド板、ドライバーボー
ド、および上ライトガイドを外して後方側から見た斜視
図である。
【図5】図4の状態から光学ユニットを外した状態を示
す斜視図である。
【図6】前記実施形態における光学ユニットを下方から
見た斜視図である。
【図7】前記実施形態における光学ユニットを模式的に
示す平面図である。
【図8】前記実施形態におけるロアーケースおよび第1
姿勢調整機構を前方から見た斜視図である。
【図9】前記実施形態におけるロアーケースおよび第1
姿勢調整機構を後方から見た斜視図である。
【図10】前記実施形態におけるロアーケースの要部お
よび第1姿勢調整機構を示す平面図である。
【図11】前記実施形態における第1姿勢調整機構の要
部を前方から見た拡大斜視図である。
【図12】前記実施形態における第1姿勢調整機構の要
部を後方から見た拡大斜視図である。
【図13】図11の第1姿勢調整機構の要部の分解斜視
図である。
【図14】図8のXIV−XIV線に沿った断面図である(留
め具がフット部の係止溝に係合している状態)。
【図15】前記実施形態における第1姿勢調整機構の他
の要部を示す端面図である。
【図16】前記実施形態における第1姿勢調整機構のさ
らに他の要部を示す断面図である。
【図17】前記実施形態における第1姿勢調整機構の作
用を説明するための平面図である。
【図18】図8のXIV−XIV線に沿った断面図である(留
め具がフット部の係止溝に係合していない状態)。
【符号の説明】
1 プロジェクタ 23 筐体であるロアーケース 23D 支持部(操作ボタン用) 27 姿勢調整機構である第1姿勢調整機構 61 フット部 62 操作ボタン 62A 回動軸(操作ボタン) 63 リンク機構 64 留め具 64A 回動軸(留め具) 612A 係止溝 612B 摺動面 612C 溝部 631 回動レバー 631E 一端 631F 他端 632 付勢手段である引っ張りばね 651B 支持部(留め具用)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源から出射された光束を変調した後に
    拡大投写して投写画像を形成する光学系と、この光学系
    を収容する筐体とを備えるとともに、前記筐体の後方側
    から前方側に向かって前記投写画像を拡大投写するプロ
    ジェクタであって、 前記筐体には、当該筐体の姿勢を調整するための姿勢調
    整機構が設けられ、 この姿勢調整機構は、前記筐体の前記前方側略中央に配
    置されるとともに前記筐体に対して進退可能に設けられ
    るフット部と、 前記フット部に形成されかつ当該フット部の進退方向に
    沿って配列される複数の係止溝のいずれかと係合して、
    当該フット部を任意の進退位置で固定する留め具と、 前記筐体の前記前方側の角部に配置されるとともに、前
    記留め具の係合状態を解放する操作ボタンと、 前記操作ボタンの操作を前記留め具の動作に連動させる
    リンク機構とを備えていることを特徴とするプロジェク
    タ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプロジェクタにおい
    て、 前記留め具は、前記筐体に対して回動可能に保持される
    とともに、 前記リンク機構は、前記筐体に対して回動可能に保持さ
    れる回動レバーを含んで構成され、 前記操作ボタンを操作すると、前記留め具および回動レ
    バーの回動の組み合わせにより、前記留め具の係合状態
    が解放されることを特徴とするプロジェクタ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のプロジェクタにおい
    て、 前記操作ボタンは、前記筐体に対して回動可能に保持さ
    れ、この操作ボタンの回動が前記回動レバーに伝達され
    ることを特徴とするプロジェクタ。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載のプロジェクタにおいて、 前記フット部は、略平板状に形成されるとともに、その
    中央部分には、前記複数の係止溝が形成され、この中央
    部分を挟む両側部分には、前記筐体に対して摺動可能な
    摺動面が形成されていることを特徴とするプロジェク
    タ。
  5. 【請求項5】 請求項2ないし請求項4のいずれかに記
    載のプロジェクタにおいて、 前記筐体には、前記留め具の回動軸を支持する支持部が
    設けられるとともに、 前記フット部の前記中央部分と前記両側部分との間に
    は、当該フット部の前記進退方向に沿って延びる溝部が
    形成され、 前記支持部は、前記溝部内に配置されることを特徴とす
    るプロジェクタ。
  6. 【請求項6】 請求項3ないし請求項5のいずれかに記
    載のプロジェクタにおいて、 前記操作ボタンの回動軸を支持する支持部は、前記筐体
    内部に一体的に形成されていることを特徴とするプロジ
    ェクタ。
  7. 【請求項7】 請求項2ないし請求項5のいずれかに記
    載のプロジェクタにおいて、 前記回動レバーの一端は、前記留め具と点接触するとと
    もに、 前記回動レバーの他端は、前記操作ボタンと点接触する
    ことを特徴とするプロジェクタ。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のプロジェクタにおい
    て、 前記リンク機構には、前記回動レバーをその回動方向に
    沿った一方向へ付勢して、前記回動レバーの他端と前記
    操作ボタンとの接触状態を保持する付勢手段が設けられ
    ていることを特徴とするプロジェクタ。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のプロジェクタにおい
    て、 前記付勢手段は、引っ張りばねであることを特徴とする
    プロジェクタ。
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