JP7476643B2 - 投写光学装置およびプロジェクター - Google Patents

投写光学装置およびプロジェクター Download PDF

Info

Publication number
JP7476643B2
JP7476643B2 JP2020075885A JP2020075885A JP7476643B2 JP 7476643 B2 JP7476643 B2 JP 7476643B2 JP 2020075885 A JP2020075885 A JP 2020075885A JP 2020075885 A JP2020075885 A JP 2020075885A JP 7476643 B2 JP7476643 B2 JP 7476643B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
projection optical
reflecting element
light
outside
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020075885A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021173814A (ja
Inventor
孝浩 滝沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2020075885A priority Critical patent/JP7476643B2/ja
Priority to CN202110422922.1A priority patent/CN113534581B/zh
Priority to US17/237,271 priority patent/US11537034B2/en
Publication of JP2021173814A publication Critical patent/JP2021173814A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7476643B2 publication Critical patent/JP7476643B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/16Cooling; Preventing overheating
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/28Reflectors in projection beam
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/145Housing details, e.g. position adjustments thereof
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/30Details adapted to collapse or fold, e.g. for portability

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)

Description

本発明は、投写光学装置およびプロジェクターに関する。
従来、プロジェクターなどの投写型表示装置に適用される、屈曲型の投写光学装置が知られていた。このような投写光学装置には、投写レンズや投写する表示画像の投写方向を変えるミラーなどの光学部品が備わる。例えば、特許文献1には、光学部品としてレンズ群や光路折り曲げ手段である2つのミラーを備えた投写用光学系が開示されている。
特開2016-156986号公報
しかしながら、特許文献1の投写用光学系では、系内が高温になるという課題があった。詳しくは、投写用光学系を用いて高光束の画像光などを投写すると、光学部品や雰囲気が高温になり易い。そのため、光学部品を保持する部材の温度が上昇して熱膨張が生じ、光学部品の位置精度が低下する場合があった。位置精度が低下すると、投写される画像などの表示品質が悪化し易くなる。特に、屈曲型の投写光学系では、スネルの法則によって入射角度の2倍の角度で光軸がずれるため、表示品質の悪化が顕著になるおそれがあった。すなわち、従来よりも内部の冷却性を向上させた投写光学装置が求められていた。
投写光学装置は、第1筐体と、第1筐体に収容される第2筐体と、第2筐体に収容される投写光学系と、を備え、前記投写光学系は、光路を折り曲げる第1反射素子を有し、前記第1筐体には、前記第1筐体の内外に連通する複数の第1開口部が設けられ、前記第2筐体には、前記第2筐体の内外に連通する複数の第2開口部が設けられることを特徴とする。
投写光学装置は、第1筐体と、第1筐体に収容される第2筐体と、第2筐体に収容される投写光学系と、を備え、前記投写光学系は、光路を折り曲げる第1反射素子を有し、前記第1筐体には、前記第1筐体の内外を連通する複数の第1開口部が設けられ、前記第1反射素子には、前記第2筐体の外側に露出する放熱部が設けられることを特徴とする。
プロジェクターは、光源装置と、前記光源装置から射出された光を変調する光変調装置と、前記光変調装置によって変調された光を投写する、上記の投写光学装置と、を備えることを特徴とする。
第1実施形態に係るプロジェクターの構成を示す概略図。 投写光学装置の外観を示す斜視図。 投写光学装置の構成を示す模式図。 フレームの外観を示す斜視図。 フレームの外観を示す斜視図。 空気流路の構成を示す模式図。 空気流路の構成を示す模式図。 空気流路の構成を示す模式図。 第2実施形態に係る投写光学装置の放熱部の配置を示す斜視図。
以下の各図においては、必要に応じて相互に直交するXYZ軸を付し、各矢印が指す方向を+方向とし、+方向と反対の方向を-方向とする。また、以降の説明において、+Z方向を上方といい、-Z方向を下方ということもある。
1.第1実施形態
1.1.プロジェクターの構成
本実施形態では、光変調装置である液晶パネルを3個備えたプロジェクター1を例示する。まず、第1実施形態に係るプロジェクター1の構成について図1を参照して説明する。
図1に示すように、プロジェクター1は、本体部2の内部に、光源装置10、色分離光学系20、リレー光学系30、光変調装置としての液晶パネル40R,40G,40B、色合成光学系50、および投写光学装置60を備える。液晶パネル40R,40G,40Bは、光源装置10から射出された光を変調する。投写光学装置60は、液晶パネル40R,40G,40Bによって変調された光を投写する。投写光学装置60は、本発明の投写光学装置の一例である。
光源装置10は光源11を有する。光源11は、放電型のランプであって、光を色分離光学系20へ射出する。光源装置10において、光源11と色分離光学系20との間には、図示しない、フライアイレンズや偏光変換素子などを含むインテグレーター光学系が備わる。光源11は、放電型のランプに限定されず、発光ダイオード、レーザーなどの固体光源であってもよい。
色分離光学系20は、ダイクロイックミラー21,22、反射ミラー23、フィールドレンズ24,25を備える。光源装置10から色分離光学系20に入射した光は、ダイクロイックミラー21,22にて、各々異なる波長域の3色の色光に分離される。3色の色光とは、略赤色の光であるR光、略緑色の光であるG光、略青色の光であるB光である。
ダイクロイックミラー21は、R光を透過させると共にG光およびB光を反射させる。ダイクロイックミラー21を透過したR光は、反射ミラー23で反射され、フィールドレンズ24を透過してR光用の液晶パネル40Rを照明する。
ダイクロイックミラー22は、B光を透過させると共にG光を反射させる。ダイクロイックミラー22で反射されたG光は、フィールドレンズ25を透過してG光用の液晶パネル40Gを照明する。ダイクロイックミラー22を透過したB光は、リレー光学系30に入射する。
リレー光学系30は、入射側レンズ31、反射ミラー32,34、リレーレンズ33、およびフィールドレンズとしての射出側レンズ35を有する。B光は、R光やG光と比べて光路が長く光束が大きくなりやすい。そのため、リレーレンズ33によって光束の拡大が抑えられる。色分離光学系20から入射したB光は、反射ミラー32で反射されると共に、入射側レンズ31によってリレーレンズ33の近傍で収束される。そして、B光は、反射ミラー34および射出側レンズ35に向かって発散する。反射ミラー34で反射されたB光は、射出側レンズ35を透過してB光用の液晶パネル40Bを照明する。
液晶パネル40R,40G,40Bは、各々の入射面から入射した色光を、それぞれ対応する画像信号に応じた強度の光に変換し、変換光として色合成光学系50へ射出する。液晶パネル40R,40G,40Bには、透過型の液晶パネルが採用される。
光変調装置としての液晶パネル40R,40G,40Bは、透過型に限定されず、反射型であってもよい。また、光変調装置としてデジタルマイクロミラーデバイスなどを採用してもよい。さらに、複数の色光毎にそれぞれ光変調装置を備える構成に限定されず、1個の光変調装置により、複数の色光を時分割にて変調する構成としてもよい。
色合成光学系50は、クロスダイクロイックプリズムであって、液晶パネル40R,40G,40Bから入射した各色の変換光を合成する。これにより、R光、G光、およびB光の3色の変換光から、カラー画像を表示する合成光Lが生成される。合成光Lは投写光学装置60へ射出される。
投写光学装置60は、レンズ装着部70を介して本体部2に装着される。投写光学装置60は本体部2に対して着脱が可能である。投写光学装置60に入射した合成光Lは、投写光学装置60を介して、画像光として図示しないスクリーンなどの投写対象に拡大表示される。
1.2.投写光学装置の構成
投写光学装置60の構成について図2および図3を参照して説明する。なお、図3では、投写光学装置60、本体部2の色合成光学系50、およびレンズ装着部70以外の構成を省略している。
図2に示すように、投写光学装置60は、屈曲型の投写レンズであって、+X方向側からの平面視で略U字状に屈曲された光学系を有する。投写光学装置60の下方の端部には、-Y方向に向けて円筒部62が設けられる。投写光学装置60が本体部2に装着される際には、上述したレンズ装着部70に円筒部62が挿入される。
投写光学装置60の上方の端部には、開閉可能なレンズカバー64が設けられる。図2は、レンズカバー64が閉じた状態を示している。レンズカバー64は、投写光学装置60の使用時には開いて画像光が射出され、投写光学装置60を用いない場合には閉じて投写光学装置60内を保護する。レンズカバー64は投写光学装置60に対して着脱可能であってもよい。
円筒部62とレンズカバー64との間には、第1筐体としての鏡筒61が備わる。鏡筒61の内部には、後述する第2筐体としてのフレームなどが収容される。
鏡筒61には、鏡筒61の内外を連通する複数の第1開口部661a,661b,661c,661dが設けられる。ここで、以降の説明において、複数の第1開口部661a,661b,661c,661dを総称して、単に第1開口部661ともいう。第1開口部661は、平面形が略長方形である。
第1開口部661のうちの、第1開口部661a,661bの2個は第1の方向であるX軸に沿う方向に対向する。詳しくは、鏡筒61において、第1開口部661aが+X方向の側面に配置され、第1開口部661bが-X方向の側面に配置される。また、第1開口部661のうちの、第1開口部661c,661dの2個は、X軸に沿う方向と交差する第2の方向であるZ軸に沿う方向に対向する。詳しくは、鏡筒61において、第1開口部661cが上方に配置され、第1開口部661dが下方に配置される。
ここで、本実施形態では、鏡筒61が第1開口部661を4個備えた形態を例示したが、これに限定されない。第1開口部661は5個以上であってもよく、そのうちの少なくとも2個が第1の方向に対向し、少なくとも2個が第2の方向に対向すればよい。また、第1の方向および第2の方向は、X軸に沿う方向およびZ軸に沿う方向であることに限定されない。第1の方向および第2の方向は、例えば、X-Z平面に沿う平面において、互いに交差する2つの方向であればよい。
第1開口部661には、防塵部材664がそれぞれ設けられる。鏡筒61の内外の空気は、防塵部材664を介して鏡筒61の内部と外部とを流通する。防塵部材664は、例えば、繊維を板状に成形した、フェルト製や紙製の防塵用フィルターである。
図3に示すように、投写光学装置60の円筒部62が、レンズ装着部70に挿入されて本体部2に装着される。色合成光学系50から、+Y方向へ射出された合成光Lは、円筒部62の-Y方向の端面から投写光学装置60に入射する。
投写光学装置60は、鏡筒61の内部に、投写光学系600と、投写光学系600を収容する第2筐体としてのフレーム630と、を備える。投写光学装置60は、色合成光学系50から入射した合成光Lを、2段階に順次屈曲させる。そのため、合成光Lは、プロジェクター1の-Y方向へ反転されて画像光として射出される。
投写光学系600は、第1反射素子611、第2反射素子621、第1レンズ群613、および第2レンズ群623を備える。第1反射素子611および第2反射素子621は、合成光Lの光路を折り曲げる。第1レンズ群613は第1反射素子611の後段に配置される。第2反射素子621は第1反射素子611の前段に配置される。第2レンズ群623は第2反射素子621の前段に配置される。第1反射素子611は、X-Y平面に対して、-Y方向の端部が約45度起き上がって配置される。第2反射素子621は、X-Y平面に対して、+Y方向の端部が約45度起き上がって配置される。
ここで、本明細書において、前段とは光源装置10に近い側をいい、後段とは光源装置10から遠い側、すなわち投写対象に近い側をいう。したがって、前段は投写光学系600の縮小側であり、後段は投写光学系600の拡大側である。つまり、投写光学系600の各構成は、合成光Lの進行方向に向かって、第2レンズ群623、第2反射素子621、第1反射素子611、第1レンズ群613の順番で配置される。なお、図3では、第2レンズ群623のうちで最も色合成光学系50に近いレンズのみを図示し、第1レンズ群613のうちで最も投写対象に近いレンズのみを図示し、その他のレンズを省略している。
鏡筒61は、第2筐体であるフレーム630を内部に収容する。フレーム630には、第1反射素子611および第2反射素子621が収容される。ここで、図3では、投写光学系600のうち、第1反射素子611および第2反射素子621がフレーム630に収容される構成を図示したが、これに限定されない。フレーム630は、第1レンズ群613および第2レンズ群623も収容する構成であってもよい。フレーム630の詳細は後述する。
第1反射素子611および第2反射素子621は、第1レンズ群の光軸A1と、第2レンズ群の光軸A2とが略平行となるように合成光Lの光路を折り曲げる。詳しくは、投写光学装置60に入射した合成光Lは、第2レンズ群623の光軸A2に沿って進行し、第2反射素子621に至る。第2反射素子621は、合成光Lの進行方向を、光軸A2と略直交し、Z軸にほぼ沿う方向へ反射させて屈曲させる。第2反射素子621で反射された合成光Lは、第1反射素子611に至る。第1反射素子611は、合成光Lの進行方向を、Z軸と略直交し、Y軸にほぼ沿う方向へ反射させて屈曲させる。第1反射素子611で反射された合成光Lは、光軸A1に沿って進行して第1レンズ群613へ入射する。
第1レンズ群613は、+Y方向から入射した合成光Lの光束を拡大して、-Y方向へ射出する。そして、第1レンズ群613から射出された合成光Lは、画像光として拡大され、投写光学装置60からプロジェクター1上方の-Y方向へ向けてあおり投写される。
ここで、第1反射素子611と、第2反射素子621との間の光路上に第3レンズ群を配置してもよい。第3レンズ群によれば、第2反射素子621で反射されて第1反射素子611に向かう合成光Lの光束を拡幅または収束させることができる。
第1開口部661c,661dは、Z軸に沿う方向にフレーム630を挟んで対向する。第1開口部661a,661bは、X軸に沿う方向にフレーム630を挟んで対向する。第1開口部661は、投写光学装置60がプロジェクター1に装着された状態で外界に露出して、鏡筒61の内部と外部とを連通させる。なお、フレーム630に備わる、後述する複数の第2開口部は、第1開口部661のいずれかと対応する位置に設けられる。
投写光学装置60は、屈曲型でない投写レンズと比べて、プロジェクター1を短焦点化する。屈曲型の投写光学装置60を用いることにより、投写対象に近い位置で投写することが可能となる。なお、屈曲型の投写光学装置60は、本体部2から射出された合成光Lの光路を屈曲させて射出可能であれば、上記の構成に限定されない。
1.3.フレームの構成
フレーム630の構成について、図4および図5を参照して説明する。図4および図5に示すように、+X方向からの平面視にてフレーム630は略台形状であり、この台形において-Y方向の下底が+Y方向の上底よりも長い。フレーム630は、上記台形を底面とする四角柱状であって、X軸に沿う方向が、四角柱の高さ方向と一致する。上記下底に相当する領域は、-Y方向からの平面視で矩形の枠状を成している。
フレーム630は、上述したように略四角柱状であると共に、-Y方向の面が開放されている。フレーム630は、第1窓部631および第2窓部632を備える。上記台形の脚に相当する部位において、上方の面には第1窓部631が設けられ、下方の面には第2窓部632が設けられる。第1窓部631には第1反射素子611が配置され、第2窓部632には第2反射素子621が配置される。第1反射素子611および第2反射素子621は、例えば接着によってフレーム630に固定される。この接着には、例えば、紫外線硬化型の接着剤が採用される。
フレーム630の-Y方向、つまりフレーム630の内側には、第1窓部631を介して、第1反射素子611の第1反射面611aが露出する。また、上記フレーム630の内側には、第2窓部632を介して、第2反射素子621の第2反射面621aが露出する。第1反射面611aと第2反射面621aとによって、フレーム630の内側の内部空間には、上述した合成光Lの光路が形成される。
具体的には、合成光Lは、上述した第2レンズ群623を透過し、第2窓部632を介して第2反射素子621に到達する。次いで、合成光Lは、第2反射素子621によって+Z方向へ反射され、第1窓部631を介して第1反射素子611に到達する。そして、第1反射素子611で反射された合成光Lは、第1窓部631を介して-Y方向へ進行し、上述した第1レンズ群613に入射する。
フレーム630には、フレーム630の内外、すなわちフレーム630の内側と外側とを連通する複数の第2開口部662a1,662a2,662b1,662b2,662c,662dが設けられる。第2開口部662a1,662a2,662b1,662b2は平面的に略三角形の連通孔である。第2開口部662c,662dは、平面的に略長方形の連通孔である。ここで、以降の説明において、複数の第2開口部662a1,662a2,662b1,662b2,662c,662dを総称して、単に第2開口部662ともいう。
第2開口部662a1,662a2は、上記台形の+X方向の底辺、つまり+X方向の側面に設けられ、下方に向かって第2開口部662a1、第2開口部662a2の順に配置される。第2開口部662b1,662b2は、上記台形の-X方向の底辺、つまり-X方向の側面に設けられ、下方に向かって第2開口部662a1、第2開口部662a2の順に配置される。第2開口部662a1と第2開口部662b1と、および第2開口部662a2と第2開口部662b2とは、それぞれX軸に沿う方向に対向する。
第2開口部662cは、フレーム630の上方における上記枠状の領域に設けられる。第2開口部662dは、フレーム630の下方における上記枠状の領域に設けられる。第2開口部662cと第2開口部662dとは、Z軸に沿う方向に対向する。
第2開口部662のそれぞれには、第1開口部661の防塵部材664と同様な防塵部材を設けてもよい。これにより、外部から吸入された空気に含まれる塵埃をさらに低減して、第1反射素子611、第2反射素子621などの光学部品に塵埃が付着することが抑えられる。
本実施形態では、6個の第2開口部662を備える形態を例示したが、これらの形状、個数、大きさ、および配置は限定されない。
フレーム630の材質としては、例えば、アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン共重合樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリサルフォン樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、フッ素樹脂、液晶ポリマーなどの芳香族ポリエステル樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂などの樹脂が挙げられる。フレーム630は、これらの樹脂の他に、ガラス繊維などの充填材や添加剤などを含有してもよい。
1.4.空気流路の構成
投写光学装置60における空気流路について、図6から図8を参照して説明する。なお、ここでいう空気流路とは、所謂煙突効果による空気の流れを利用して、投写光学装置60の使用時に光学部品などに生じた熱を冷却するものである。該空気流路は投写光学装置60の設置姿勢に応じて変化するため、3つの設置姿勢に応じた空気流路を例示する。
1.4.1.平置き設置
投写光学装置60を装着したプロジェクター1を平置き設置すると、第2開口部662cから第2開口部662dに向かう方向、つまり-Z方向が鉛直方向とほぼ一致する。この場合に、煙突効果による高温の空気の浮力は、鉛直方向と反対方向である+Z方向に作用する。
図6に示すように、光学部品が高温になると周辺の空気が温められて、フレーム630の内側に空気の流れfaが生じる。流れfaは、上方へ向かって第2開口部662cを介してフレーム630の外側へ出る。そして、流れfaは、上述した筐筒61の上方の第1開口部661cを介して、投写光学装置60の外部に流出する。このとき、流れfaに対応し、第2開口部662c以外の第2開口部662から、フレーム630の外側の空気がフレーム630の内側に流入する。
詳しくは、第2開口部662a1を通る流れfa1、第2開口部662a2を通る流れfa2、第2開口部662b1を通る流れfa3、第2開口部662b2を通る流れfa4、および第2開口部662dを通る流れfa5が生じる。流れfa1,fa2は、上述した鏡筒61の第1開口部661aを介して投写光学装置60の外部から流入する、比較的に冷えた空気の流れである。同様に、流れfa3,fa4は、鏡筒61の第1開口部661bを介して流入する空気の流れである。流れfa5は、鏡筒61の第1開口部661dを介して流入する空気の流れである。
流れfa1から流れfa5は、光学部品の熱によって温められると、流れfaと成って投写光学装置60の外部へ流出する。流れfaは、光学部品が冷却されるまでの間に連続的に発生して、光学部品の熱を外部へ放出する。これにより、第1反射素子611などの光学部品およびフレーム630が冷却される。
1.4.2.天吊り設置
投写光学装置60を装着したプロジェクター1を天井などに吊って設置すると、第2開口部662dから第2開口部662cに向かう方向、つまり+Z方向が鉛直方向とほぼ一致する。この場合に、煙突効果による高温の空気の浮力は、鉛直方向と反対方向である-Z方向に作用する。
図7に示すように、光学部品が高温になると周辺の空気が温められて空気の流れfbが生じる。流れfbは、-Z方向へ向かって第2開口部662dを介してフレーム630の外側へ出る。流れfbは、上述した筐筒61の下方の第1開口部661dを介して、投写光学装置60の外部に出る。このとき、流れfbに対応し、第2開口部662d以外の第2開口部662から、フレーム630の外側の空気がフレーム630の内側に流入する。
詳しくは、第2開口部662a1を通る流れfb1、第2開口部662a2を通る流れfb2、第2開口部662b1を通る流れfb3、第2開口部662b2を通る流れfb4、および第2開口部662cを通る流れfb5が生じる。流れfb1,fb2は、上述した鏡筒61の第1開口部661aを介して投写光学装置60の外部から流入する、比較的に冷えた空気の流れである。同様に、流れfb3,fb4は、鏡筒61の第1開口部661bを介して流入する空気の流れである。流れfb5は、鏡筒61の第1開口部661cを介して流入する空気の流れである。
流れfb1から流れfb5は、光学部品の熱によって温められると、流れfbと成って投写光学装置60の外部へ流出する。流れfbは、光学部品が冷却されるまでの間に連続的に発生して、光学部品の熱を外部へ放出する。これにより、第1反射素子611などの光学部品およびフレーム630が冷却される。
1.4.3.縦置き設置
投写光学装置60を装着したプロジェクター1の縦置き設置について、投写光学装置60の-X方向が下面側となる場合について述べる。この場合には-X方向が鉛直方向とほぼ一致し、煙突効果による高温の空気の浮力は、鉛直方向と反対方向である+X方向に作用する。
図8に示すように、光学部品が高温になると周辺の空気が温められて空気の流れfcが生じる。流れfcは、+X方向へ向かって第2開口部662a1,662a2を介してフレーム630の外側へ出る。流れfcは、上述した筐筒61の側方の第1開口部661aを介して、投写光学装置60の外側に出る。このとき、流れfcに対応し、第2開口部662a1,662a2以外の第2開口部662から、フレーム630の外側の空気がフレーム630の内側に流入する。
詳しくは、第2開口部662b1を通る流れfc3、第2開口部662b2を通る流れfc4、第2開口部662dを通る流れfc5、および第2開口部662cを通る流れfc6が生じる。流れfc3,fc4は、上述した鏡筒61の第1開口部661bを介して投写光学装置60の外部から流入する、比較的に冷えた空気の流れである。同様に、流れfc5は、鏡筒61の第1開口部661dを介して流入する空気の流れである。流れfc6は、鏡筒61の第1開口部661cを介して流入する空気の流れである。
流れfc3から流れfc6は、光学部品の熱によって温められると、流れfcと成って投写光学装置60の外部へ流出する。流れfcは、光学部品が冷却されるまでの間に連続的に発生して、光学部品の熱を外部へ放出する。これにより、第1反射素子611などの光学部品およびフレーム630が冷却される。
ここで、投写光学装置60の+X方向が下面側となる場合は、第2開口部662a1,662a2,662b1,662b2を通過する空気の流れが逆向きと成る他は、同様にして光学部品およびフレーム630が冷却される。
なお、上述した第3レンズ群をフレーム630の内側に設ける場合には、上述した空気の流れfa,fb,fcなどが阻害されないように第3レンズ群を配置する。具体的には、例えば第3レンズ群を支持する部材に貫通孔などを設けて流路を確保してもよい。
以上に述べたように、プロジェクター1の設置姿勢に応じて、鏡筒61の第1開口部661、フレーム630の第2開口部662、およびフレーム630の内側に空気流路が形成される。
本実施形態によれば以下の効果を得ることができる。
投写光学装置60において、従来よりも内部の冷却性を向上させることができる。詳しくは、第1開口部661を介して鏡筒61の内部に流入した空気が、第2開口部662を介してフレーム630の内側に流入する。フレーム630の内側に流入した空気は、第1反射素子611などの投写光学系600を冷却して、他の第2開口部662からフレーム630の外側に排出される。フレーム630の外側に排出された空気は、他の第1開口部661から鏡筒61の外部に排出される。そのため、空気の流れfa,fb,fcなどによって投写光学系600の熱が投写光学装置60の外部に放出されて鏡筒61の内部が冷却される。したがって、冷却性を向上させた投写光学装置60を提供することができる。また、光学的な精度が向上し、投写される画像などの表示品質が向上したプロジェクター1を提供することができる。
投写光学装置60をプロジェクター1に適用すると、投写光学装置60を+X方向から平面視した場合に、投写光学装置60から投写される画像などの投写方向が約180°屈曲する。そのため、プロジェクター1の設置の自由度を向上させることができる。
投写光学装置60の内部に生じた熱は、周辺の空気を温めて浮力を生じさせる。浮力が生じた高温の空気は、複数の第1開口部661のうち、鉛直方向と反対の方向に最も近い第1開口部661から放出される。このとき、他の第1開口部661から内部に低温の空気が吸引される。このような所謂煙突効果によって、内部の冷却性をさらに向上させることができる。
第1開口部661のそれぞれに防塵部材664が設けられることから、鏡筒61の内部に吸引される空気が防塵部材664によって除塵される。そのため、投写光学系600の光学部品に塵埃が付着することが抑えられる。これにより、第1反射素子611などの光学部品の清浄度を維持して、投写光学装置60をプロジェクター1に適用した場合に、投写される画像などの表示品質を維持することができる。
フレーム630の材質が樹脂であることから、該材質が金属である場合と比べてフレーム630が軽量化される。また、フレーム630を射出成形などの簡便な方式で成形可能となり、加工費などが低減されると共に、材料費も低く抑えることができる。これらにより、投写光学装置60の製造コストおよび重量を低減することができる。
2.第2実施形態
本実施形態では、第1実施形態と同様にプロジェクター1に適用可能な屈曲型の投写レンズである投写光学装置を例示ずる。なお、本実施形態に係る投写光学装置は、第1実施形態の投写光学装置60に対して、フレームの構成を異ならせたものである。
本実施形態の投写光学装置は、第1実施形態の投写光学装置60と同様に、第1筐体としての鏡筒61と、鏡筒61に収容される第2筐体としてのフレーム930と、フレーム930に収容される投写光学系600と、を備える。投写光学系600は、光路を折り曲げる第1反射素子611を有する。鏡筒61には、鏡筒61の内外を連通する第1開口部661a,661b,661c,661dが設けられる。
以下、フレーム930の構成について、図9を参照して説明する。図9に示すように、フレーム930は、第1実施形態のフレーム630と略同様な四角柱状であり、フレーム630のような第2開口部662を有しない点、および第1反射素子611に放熱部911が設けられる点が異なっている。そのため、第1実施形態と同一の構成部位については、同一の符号を使用し、重複する説明は省略する。
放熱部911は、基部964と突起部993とを含む。基部964は、第1反射素子611と同様な略矩形の平板である。基部964の主面の一方は、第1反射素子611の外側の面、換言すれば図示しない第1反射面の反対側の面に接して取り付けられる。基部964の主面の他方には突起部993が設けられる。突起部993は、基部964の主面の法線方向に突出すると共に、該主面を平面視した場合にマトリクス状に配置された複数の放熱フィンから成る。これにより、放熱部911は、フレーム930の外側の、図示しない鏡筒61の内部の空間に露出する。ここで、フレーム930の外側とは、基部964が取り付けられている側を指す。
放熱部911の材質としては、例えば、比較的に大きな熱伝導率を有する、銅やアルミニウムなどの金属が挙げられる。
本実施形態の投写光学装置をプロジェクター1に適用すると、上述した合成光Lによって高温となった第1反射素子611の熱が放熱部911に伝播する。放熱部911に伝播した熱は、基部964を介して突起部993から放出されて周囲の空気を高温にする。高温の空気は、鉛直方向と反対の方向に浮力が作用するため、プロジェクター1の設置姿勢に応じて、図示しない第1開口部661のいずれかから外部へ流出する。このとき、他の第1開口部661を介して、鏡筒61とフレーム930との間の空間に、鏡筒61の外部の空気が流入する。これらの空気の流れは、第1反射素子611が冷却されるまでの間に連続的に発生して、第1反射素子611の熱を外部へ放出する。これにより、第1反射素子611などが冷却される。
なお、放熱部911における突起部993の個数、形状、配置は、上記の形態に限定されない。また、フレーム930に第1実施形態の第2開口部662のような連通孔を設けて、フレーム930の内側の光学部品を冷却してもよい。
本実施形態によれば以下の効果を得ることができる。
投写光学装置において、従来よりも内部の冷却性を向上させることができる。詳しくは、第1開口部661を介して鏡筒61の内部に流入した空気が、放熱部911を冷却して、他の第1開口部661から鏡筒61の外部に排出される。そのため、空気の流れによって第1反射素子611の熱が外部に放出されて内部が冷却される。これにより、冷却性を向上させた投写光学装置を提供することができる。
1…プロジェクター、10…光源装置、40R,40G,40B…光変調装置としての液晶パネル、60…投写光学装置、61…第1筐体としての鏡筒、600…投写光学系、611…第1反射素子、613…第1レンズ群、621…第2反射素子、623…第2レンズ群、630,930…第2筐体としてのフレーム、661,661a,661b,661c,661d…第1開口部、662a1,662a2,662b1,662b2,662c,662d…第2開口部、664…防塵部材、911…放熱部、A1…第1レンズ群の光軸、A2…第2レンズ群の光軸、L…光としての合成光。

Claims (11)

  1. 光源装置と、
    前記光源装置から射出された光を変調する光変調装置と、
    前記光源装置と前記光変調装置とを収容する本体部と、
    前記本体部に接続される投写光学装置と、を備え、
    前記投写光学装置は、
    第1筐体と、
    前記第1筐体に収容される第2筐体と、
    前記第2筐体に収容される投写光学系と、を備え、
    前記光源装置および前記光変調装置は、前記第1筐体の外側に配置され、
    前記投写光学系は、光路を折り曲げる第1反射素子を有し、
    前記第1筐体には、前記第1筐体の内外に連通する複数の第1開口部が設けられ、
    前記第2筐体には、前記第2筐体の内外に連通する複数の第2開口部が設けられること
    を特徴とするプロジェクター。
  2. 請求項1に記載のプロジェクターであって、
    前記複数の第2開口部のうち少なくとも1つは、前記複数の第1開口部のうち少なくと
    も1つと対向する位置に設けられていることを特徴とするプロジェクター。
  3. 請求項1または2に記載のプロジェクターであって、
    前記第2筐体は、前記複数の第2開口部のうち鉛直方向とは反対方向に配置された第2
    開口部から前記投写光学系の熱を放出するとともに、前記複数の第2開口部のうち他の第
    2開口部から前記第2筐体の外部の空気を吸引することを特徴とするプロジェクター。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のプロジェクターであって、
    前記第1反射素子に設けられ、前記第2筐体の外側に露出する放熱部をさらに備えるこ
    とを特徴とするプロジェクター。
  5. 光源装置と、
    前記光源装置から射出された光を変調する光変調装置と、
    前記光源装置と前記光変調装置とを収容する本体部と、
    前記本体部に接続される投写光学装置と、を備え、
    前記投写光学装置は、
    第1筐体と、
    前記第1筐体に収容される第2筐体と、
    前記第2筐体に収容される投写光学系と、を備え、
    前記光源装置および前記光変調装置は、前記第1筐体の外側に配置され、
    前記投写光学系は、前記第2筐体に固定されるとともに光路を折り曲げる第1反射素子
    を有し、
    前記第1筐体には、前記第1筐体の内外を連通する複数の第1開口部が設けられ、
    前記第1反射素子には、前記第2筐体の外側および前記第1筐体の内側に露出する放熱
    部が設けられることを特徴とするプロジェクター。
  6. 前記投写光学系は、前記第1反射素子の後段に配置された第1レンズ群と、前記第1反
    射素子の前段に配置された第2反射素子と、前記第2反射素子の前段に配置された第2レ
    ンズ群と、を備え、
    前記第1反射素子および前記第2反射素子は、前記第1レンズ群の光軸と、前記第2レ
    ンズ群の光軸とが略平行となるように前記光路を折り曲げることを特徴とする、請求項1
    から請求項5のいずれか一項に記載のプロジェクター。
  7. 複数の前記第1開口部のうち、
    少なくとも2個は、第1の方向に対向し、
    少なくとも2個は、前記第1の方向と交差する第2の方向に対向することを特徴とする
    、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のプロジェクター。
  8. 複数の前記第1開口部には、防塵部材が設けられ、
    前記第1筐体の内外の空気は、前記防塵部材を介して流通することを特徴とする請求項
    1から請求項7のいずれか1項に記載のプロジェクター。
  9. 前記第2筐体の材質は、樹脂であることを特徴とする、請求項1から請求項8のいずれ
    か1項に記載のプロジェクター。
  10. 光源装置と、前記光源装置から射出された光を変調する光変調装置と、前記光源装置と
    前記光変調装置とを収容する本体部と、を備えるプロジェクターに接続される投写光学装
    置であって、
    前記投写光学装置は、
    前記光変調装置により変調された光が入射する端部を有する第1筐体と、
    前記第1筐体に収容される第2筐体と、
    前記第2筐体に収容される投写光学系と、
    を備え、
    前記投写光学系は、前記投写光学系の光路を折り曲げる第1反射素子を有し、
    前記第1筐体は、前記第1筐体の内外に連通する複数の第1開口部を有し、
    前記第2筐体は、前記第2筐体の内外に連通する複数の第2開口部を有することを特徴
    とする投写光学装置。
  11. 前記第1筐体の前記端部は前記プロジェクターのレンズ装着部に固定される請求項10
    に記載の投写光学装置。
JP2020075885A 2020-04-22 2020-04-22 投写光学装置およびプロジェクター Active JP7476643B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020075885A JP7476643B2 (ja) 2020-04-22 2020-04-22 投写光学装置およびプロジェクター
CN202110422922.1A CN113534581B (zh) 2020-04-22 2021-04-20 投射光学装置和投影仪
US17/237,271 US11537034B2 (en) 2020-04-22 2021-04-22 Projection optical apparatus and projector with improved cooling capability

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020075885A JP7476643B2 (ja) 2020-04-22 2020-04-22 投写光学装置およびプロジェクター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021173814A JP2021173814A (ja) 2021-11-01
JP7476643B2 true JP7476643B2 (ja) 2024-05-01

Family

ID=78124343

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020075885A Active JP7476643B2 (ja) 2020-04-22 2020-04-22 投写光学装置およびプロジェクター

Country Status (3)

Country Link
US (1) US11537034B2 (ja)
JP (1) JP7476643B2 (ja)
CN (1) CN113534581B (ja)

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20050231831A1 (en) 2004-03-31 2005-10-20 Fujinon Corporation Lens device and method for adjusting the same
JP2007227690A (ja) 2006-02-24 2007-09-06 Konica Minolta Opto Inc リフレクターとそれを用いた発光モジュール
JP2008158351A (ja) 2006-12-25 2008-07-10 Casio Comput Co Ltd 投影側ユニット及びプロジェクタ
JP2008180749A (ja) 2007-01-23 2008-08-07 Fujinon Corp リアプロジェクション装置
JP2008225331A (ja) 2007-03-15 2008-09-25 Fujinon Corp 照明装置及びプロジェクタ装置
JP2011150014A (ja) 2010-01-19 2011-08-04 Sony Corp プロジェクタ装置
JP2011154249A (ja) 2010-01-28 2011-08-11 Fujifilm Corp レンズ鏡筒及びこれを備えたプロジェクタ
JP2013033209A (ja) 2011-07-04 2013-02-14 Jvc Kenwood Corp プロジェクタ
JP2014059333A (ja) 2012-09-14 2014-04-03 Ricoh Co Ltd 投射光学系鏡筒
JP2017207688A (ja) 2016-05-20 2017-11-24 セイコーエプソン株式会社 プロジェクター
JP2020057010A (ja) 2016-09-23 2020-04-09 富士フイルム株式会社 プロジェクタ

Family Cites Families (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002287252A (ja) * 2001-03-27 2002-10-03 Seiko Epson Corp プロジェクタ
CN1705909A (zh) * 2002-10-18 2005-12-07 精工爱普生株式会社 照明装置、排气单元和具备该装置和单元的投影机
WO2007099781A1 (ja) * 2006-02-24 2007-09-07 Konica Minolta Opto, Inc. 発光モジュールとそれを用いた画像投影装置
JP5191134B2 (ja) * 2007-02-02 2013-04-24 三菱電機株式会社 プロジェクションテレビ
JP2008287037A (ja) * 2007-05-18 2008-11-27 Mitsubishi Electric Corp 背面投写型映像表示装置の映像歪補正機構及び背面投写型映像表示装置
CN102081288A (zh) * 2009-11-30 2011-06-01 三洋电机株式会社 投射型影像显示装置
JP2015018024A (ja) * 2013-07-09 2015-01-29 株式会社リコー 画像投射装置
JP6578892B2 (ja) * 2015-01-27 2019-09-25 セイコーエプソン株式会社 投写光学装置、およびプロジェクター
JP6280063B2 (ja) 2015-02-25 2018-02-14 富士フイルム株式会社 投写用光学系および投写型表示装置
JP2017003797A (ja) * 2015-06-11 2017-01-05 セイコーエプソン株式会社 光路変更装置及びプロジェクター
JP2017044855A (ja) 2015-08-26 2017-03-02 株式会社リコー 光学エンジン及び画像投影装置
CN208060922U (zh) 2015-09-29 2018-11-06 富士胶片株式会社 投影镜头及投影仪
JP6900683B2 (ja) 2017-01-30 2021-07-07 セイコーエプソン株式会社 プロジェクター
TWI623803B (zh) * 2017-04-07 2018-05-11 佳世達科技股份有限公司 投影裝置
JP7115125B2 (ja) * 2018-08-06 2022-08-09 セイコーエプソン株式会社 プロジェクター
JP6625708B1 (ja) * 2018-09-21 2019-12-25 富士フイルム株式会社 投射装置
JP6678724B1 (ja) * 2018-11-02 2020-04-08 富士フイルム株式会社 投射レンズ及び投射装置
JP6683791B1 (ja) * 2018-11-02 2020-04-22 富士フイルム株式会社 投射レンズ及び投射装置
JP6685368B1 (ja) * 2018-11-02 2020-04-22 富士フイルム株式会社 投射レンズ
JP6639616B1 (ja) * 2018-11-02 2020-02-05 富士フイルム株式会社 投射レンズ及び投射装置
JP6653745B1 (ja) * 2018-11-02 2020-02-26 富士フイルム株式会社 投射レンズ及び投射装置
JP6659803B1 (ja) * 2018-11-02 2020-03-04 富士フイルム株式会社 投射レンズ及び投射装置
JP6653744B1 (ja) * 2018-11-02 2020-02-26 富士フイルム株式会社 投射レンズ及び投射装置
JP6648242B1 (ja) * 2018-11-13 2020-02-14 富士フイルム株式会社 投射装置
JP6648240B1 (ja) * 2018-11-13 2020-02-14 富士フイルム株式会社 投射装置
JP6648241B1 (ja) * 2018-11-13 2020-02-14 富士フイルム株式会社 投射装置
JP6621899B1 (ja) * 2018-11-13 2019-12-18 富士フイルム株式会社 投射装置
JP6639619B1 (ja) * 2018-11-13 2020-02-05 富士フイルム株式会社 投射装置
JP7129934B2 (ja) * 2019-02-28 2022-09-02 富士フイルム株式会社 投射レンズ及び投射装置
JP7129933B2 (ja) * 2019-02-28 2022-09-02 富士フイルム株式会社 投射レンズ及び投射装置
CN113874773B (zh) * 2019-05-17 2024-07-02 富士胶片株式会社 投影透镜及投影装置
JP2021001996A (ja) * 2019-06-24 2021-01-07 セイコーエプソン株式会社 投射光学装置およびプロジェクター
JP7209836B2 (ja) * 2019-06-28 2023-01-20 富士フイルム株式会社 投射装置

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20050231831A1 (en) 2004-03-31 2005-10-20 Fujinon Corporation Lens device and method for adjusting the same
JP2007227690A (ja) 2006-02-24 2007-09-06 Konica Minolta Opto Inc リフレクターとそれを用いた発光モジュール
JP2008158351A (ja) 2006-12-25 2008-07-10 Casio Comput Co Ltd 投影側ユニット及びプロジェクタ
JP2008180749A (ja) 2007-01-23 2008-08-07 Fujinon Corp リアプロジェクション装置
JP2008225331A (ja) 2007-03-15 2008-09-25 Fujinon Corp 照明装置及びプロジェクタ装置
JP2011150014A (ja) 2010-01-19 2011-08-04 Sony Corp プロジェクタ装置
JP2011154249A (ja) 2010-01-28 2011-08-11 Fujifilm Corp レンズ鏡筒及びこれを備えたプロジェクタ
JP2013033209A (ja) 2011-07-04 2013-02-14 Jvc Kenwood Corp プロジェクタ
JP2014059333A (ja) 2012-09-14 2014-04-03 Ricoh Co Ltd 投射光学系鏡筒
JP2017207688A (ja) 2016-05-20 2017-11-24 セイコーエプソン株式会社 プロジェクター
JP2020057010A (ja) 2016-09-23 2020-04-09 富士フイルム株式会社 プロジェクタ

Also Published As

Publication number Publication date
US11537034B2 (en) 2022-12-27
US20210333697A1 (en) 2021-10-28
JP2021173814A (ja) 2021-11-01
CN113534581A (zh) 2021-10-22
CN113534581B (zh) 2023-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3829813B2 (ja) プロジェクタ
JP6222547B2 (ja) 照明装置および画像投射装置
KR100691056B1 (ko) 광학장치 및 리어 프로젝터
US9726964B2 (en) Projector
US20100182573A1 (en) Illuminating device and projection display device
JP2007256337A (ja) プロジェクタ
JP4557051B2 (ja) プロジェクタ
JP2018010181A (ja) 光学装置、およびプロジェクター
US20180011391A1 (en) Projector and optical unit
JP7476643B2 (ja) 投写光学装置およびプロジェクター
US10574948B2 (en) Projector, functional filter, and substitute glass plate
JP4366618B2 (ja) 液晶プロジェクタ
JP2017223844A (ja) 画像投射装置
US11460757B2 (en) Projector and liquid crystal panel module
CN114578643A (zh) 投射装置和投射***
JP2004012749A (ja) プロジェクタ装置
JP4466147B2 (ja) 光学装置およびプロジェクタ
JP5369512B2 (ja) 光変調装置およびプロジェクタ
US10511814B2 (en) Projector and optical unit
JP2020118852A (ja) プロジェクター
TWI823068B (zh) 光機模組與投影裝置
CN113534592B (zh) 投射光学装置以及投影仪
US11846868B2 (en) Projection apparatus with heat dissipation
US20240036449A1 (en) Light source module and projection device
JP2005114997A (ja) 光学装置、およびリアプロジェクタ

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20210913

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20211108

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230322

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20240308

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240319

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7476643

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150