JP2002279566A - 集合住宅セキュリティシステム - Google Patents

集合住宅セキュリティシステム

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JP2002279566A
JP2002279566A JP2001081363A JP2001081363A JP2002279566A JP 2002279566 A JP2002279566 A JP 2002279566A JP 2001081363 A JP2001081363 A JP 2001081363A JP 2001081363 A JP2001081363 A JP 2001081363A JP 2002279566 A JP2002279566 A JP 2002279566A
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晋之 伴野
Hidetsugu Kito
英嗣 鬼頭
Munemasa Suzuki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】住棟受信機の操作に基づいて、警報報知中のセ
キュリティインターホンおよび戸外表示器にて鳴動され
ている警報音を停止させるような遠隔操作を行うことに
より、警報報知中において鳴動されている警報音が騒音
となる近隣住戸の住人に対する迷惑を最小限に抑制する
とともに住戸内の安全性を向上させる。 【解決手段】住棟受信機1にセキュリティインターホン
2a、2b、・・・を接続し、セキュリティインターホン
に各種センサ3a〜3c、3a〜3c、・・・、玄関子機
機能を併せ持つ戸外表示器4a、4b、・・・をそれぞれ
接続し、各種センサの作動によりセキュリティインター
ホンおよび戸外表示器にて鳴動する警報音を、住棟受信
機の操作により遠隔操作で停止させるCPU10、20
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は集合住宅セキュリテ
ィシステムに係り、特に、住棟受信機の操作に基づい
て、警報報知中のセキュリティインターホンおよび戸外
表示器にて鳴動されている警報音を停止させるような遠
隔操作を行うことができる集合住宅セキュリティシステ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の集合住宅セキュリテ
ィシステムとして、図2のブロック図に示す構成の集合
住宅セキュリティシステムが提案されている。
【0003】同図に示す集合住宅セキュリティシステム
は、集合住宅の共用部、ここでは、管理室内に設置さ
れ、当該集合住宅内のセキュリティ異常を監視/警報報
知するための住棟受信機51と、受信機接続ラインL51
を介して住棟受信機51にバス接続され、集合住宅をな
す複数の住戸内、ここでは、101号室内、102号室
内、・・・にそれぞれ設置されるセキュリティインターホ
ン52a、52b、・・・と、各センサ接続ラインL52a〜
L52c、L52a〜L52c、・・・を介してセキュリティインタ
ーホン52a、52b、・・・にそれぞれ接続され、当該
住戸内のセキュリティ異常、例えば、火災の発生、ガス
漏れ、トイレコールを検知するための各種センサ53a
〜53c、53a〜53c、・・・と、各戸外表示器接続
ラインL53a、L53b、・・・を介してセキュリティインタ
ーホン52a、52b、・・・にそれぞれ接続され、住戸
玄関に設置される玄関子機機能を併せ持つ戸外表示器5
4a、54b、・・・とで構成されている。
【0004】このように構成された集合住宅セキュリテ
ィシステムにおいて、集合住宅をなす複数の住戸内(1
01号室内、102号室内、・・・)のうち、101号室
内にてセキュリティ異常が発生、例えば、火災が発生し
たとすると、各種センサ53a〜53cのうち該当する
センサ、ここでは、センサ53aが火災の発生を検知し
作動され、このセンサ53aから出力された異常検知信
号が、センサ接続ラインL52aを介してセキュリティイ
ンターホン52aに伝送される。
【0005】また、センサ53aからの異常検知信号を
検出したセキュリティインターホン52aは、例えば、
警報音の鳴動、警報の表示の報知手段(図示および詳述
せず)に基づいて、101号室内にて火災が発生したセ
キュリティ異常状態である旨の警報報知を行うととも
に、このセキュリティ異常を移報させるための警報移報
信号を、受信機接続ラインL51を介して住棟受信機51
と、戸外表示器接続ラインL53aを介して戸外表示器5
4とにそれぞれ出力する。
【0006】また、セキュリティインターホン52aか
らの警報移報信号を検出した住棟受信機51は、火災の
発生および火災が発生した住戸を識別し、例えば、警報
音の鳴動、警報の表示(図示および詳述せず)に基づい
て、101号室内にて火災が発生したセキュリティ異常
状態である旨の警報報知を行う。この警報報知のうち警
報音の鳴動は、住棟受信機51を操作(図示および詳述
せず)、または101号室内にて作動されているセンサ
53aが復旧することにより停止させることができる。
【0007】また、セキュリティインターホン52aか
らの警報移報信号を検出した戸外表示器54aは、例え
ば、警報音の鳴動、警報の表示(図示および詳述せず)
に基づいて、101号室内にて火災が発生したセキュリ
ティ異常状態である旨の警報報知を行う。この警報報知
のうち警報音の鳴動と、セキュリティインターホン52
aでの警報報知のうち警報音の鳴動とは、セキュリティ
インターホン52aを操作(図示および詳述せず)、ま
たは101号室内にて作動されているセンサ53aが復
旧することにより停止させることができる。
【0008】さらに、セキュリティインターホン52
a、52b、・・・の設定(図示および詳述せず)に基づ
いて、特定のセンサ53a〜53c、53a〜53c、
・・・の作動により発生したセキュリティ異常(火災発
生、ガス漏れ、トイレコール)の警報報知(警報音の鳴
動、警報の表示)を、住棟受信機51、セキュリティイ
ンターホン52a、52b、・・・、および戸外表示器5
4a、54b、・・・にてそれぞれ行わないように制御す
ることもできる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
集合住宅セキュリティシステムにおいて、セキュリティ
異常が発生、例えば、火災が発生している住戸にあっ
て、警報報知中のセキュリティインターホン52a、5
2b、・・・および戸外表示器54a、54b、・・・にて鳴
動されている警報音を停止させるためには、当該セキュ
リティインターホンを操作(図示および詳述せず)、ま
たは作動されているセンサ53a〜53c、53a〜5
3c、・・・が復旧することに基づく停止手段が適用され
ていた。これにより、居住者が外出等で住戸内を不在と
している間にセンサ故障等で誤報が発生した場合には、
住戸内に設置されたセキュリティインターホンおよび住
戸玄関に設置された戸外表示器にて鳴動されている警報
音を、居住者が帰宅するまで停止させることができな
く、この警報音が近隣住戸への騒音となり当該近隣住戸
の住人に対して迷惑となる難点があった。
【0010】また、従来の集合住宅セキュリティシステ
ムをなすセキュリティインターホン52a、52b、・・
・は、玄関子機機能を併せ持つ戸外表示器54a、54
b、・・・からの呼び出しと比較して、当該戸外表示器へ
の警報移報を優先させるように予め設定されていること
により、警報報知中にインターホン機能が使用できない
ため、住戸玄関から住戸内への連絡手段が何ら備えられ
ておらず、セキュリティ異常が発生している住戸の居住
者が在室中である場合等において、この住戸の住戸玄関
に居る近隣住戸の住人は、住戸内の居住者に対して当該
住戸内の状況や安全状況等を確認できず安全性が低下す
る難点があった。
【0011】本発明は、上述の難点を解消するためにな
されたもので、住棟受信機の操作に基づいて、警報報知
中のセキュリティインターホンおよび戸外表示器にて鳴
動されている警報音を停止させるような遠隔操作を行う
ことにより、警報報知中において鳴動されている警報音
が騒音となる近隣住戸の住人に対する迷惑を最小限に抑
制するとともに住戸内の安全性を向上させた集合住宅セ
キュリティシステムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明による集合住宅セキュリティシステムは、住
棟受信機にセキュリティインターホンを接続し、セキュ
リティインターホンに各種センサ、玄関子機機能を併せ
持つ戸外表示器をそれぞれ接続し、各種センサの作動に
よりセキュリティインターホンおよび戸外表示器にて鳴
動する警報音を、住棟受信機の操作により遠隔操作で停
止させるCPUを備えたことを特徴としている。
【0013】また、本発明による集合住宅セキュリティ
システムをなすCPUは、各種センサの作動によりセキ
ュリティインターホンおよび戸外表示器にて鳴動する警
報音を、住棟受信機にて表示した警報のみ住棟受信機の
操作により遠隔操作で停止させるものであることを特徴
としている。
【0014】また、本発明による集合住宅セキュリティ
システムをなすCPUは、各種センサの作動によりセキ
ュリティインターホンおよび戸外表示器にて鳴動する警
報音のうち、住棟受信機またはセキュリティインターホ
ンの設定により予め決められた当該センサの作動による
セキュリティインターホンおよび戸外表示器にて鳴動す
る警報音を、住棟受信機の操作により遠隔操作で停止さ
せるものであることを特徴としている。
【0015】また、本発明による集合住宅セキュリティ
システムをなすCPUは、各種センサの作動によりセキ
ュリティインターホンおよび戸外表示器にて鳴動する警
報音のうち、住棟受信機またはセキュリティインターホ
ンの設定により予め決められた当該センサの作動であっ
て住棟受信機にて表示した警報のみ住棟受信機の操作に
より遠隔操作で停止させるものであることを特徴として
いる。
【0016】また、本発明による集合住宅セキュリティ
システムをなすCPUは、住棟受信機の操作により停止
するセキュリティインターホンおよび戸外表示器にて鳴
動する警報音を選択するものであることを特徴としてい
る。
【0017】このような集合住宅セキュリティシステム
によれば、警報報知中のセキュリティインターホンおよ
び戸外表示器にて鳴動されている警報音を停止させるよ
うな遠隔操作を住棟受信機にて行うことにより、この警
報音が騒音となる近隣住戸の住人に対する迷惑を最小限
に抑制できるとともに、警報報知中において戸外表示器
からセキュリティインターホンへの呼び出しが迅速とな
るばかりでなく、警報報知の必要性の高/低に基づい
て、セキュリティ異常の報知を意図的に遠隔操作で停止
させることもできる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明による集合住宅セキ
ュリティシステムを適用した好ましい形態の実施例につ
いて、図面を参照して説明する。
【0019】図1は、本発明の一実施例による集合住宅
セキュリティシステムの構成を示すブロック図であり、
集合住宅の共用部、ここでは、管理室内に設置され、当
該集合住宅内のセキュリティ異常を監視/警報報知する
ための住棟受信機1と、受信機接続ラインL1を介して
住棟受信機1にバス接続され、集合住宅をなす複数の住
戸内、ここでは、101号室内、102号室内、・・・に
それぞれ設置されるセキュリティインターホン2a、2
b、・・・と、各センサ接続ラインL2a〜L2c、L2a〜L2
c、・・・を介してセキュリティインターホン2a、2b、
・・・にそれぞれ接続され、当該住戸内のセキュリティ異
常、例えば、火災の発生、ガス漏れ、トイレコールを検
知するための各種センサ3a〜3c、3a〜3c、・・・
と、各戸外表示器接続ラインL3a、L3b、・・・を介して
セキュリティインターホン2a、2b、・・・にそれぞれ
接続され、住戸玄関に設置される玄関子機機能を併せ持
つ戸外表示器4a、4b、・・・とで構成されている。
【0020】同図に示す住棟受信機1には、当該住棟受
信機の構成各部を制御するためのCPU(以下、受信機
CPUと称す)10と、受信機CPU10の制御に基づ
いて、警報音信号を出力するための警報音発生回路11
と、警報音発生回路11からの警報音信号を適宜に信号
処理し、セキュリティ異常を報知するための警報音を鳴
動するスピーカ12と、セキュリティ異常を報知する旨
の警報情報、後述する操作部14の操作内容および設定
部15の設定内容等をそれぞれ表示するためのLCD等
からなる表示部13と、警報報知中において当該住棟受
信機のスピーカ12、セキュリティインターホン2a、
2b、・・・の後述するスピーカ24および戸外表示器4
a、4b、・・・の後述するスピーカ42にて鳴動されて
いる警報音を停止させるために操作する操作部14と、
当該住棟受信機にて警報報知(警報音の鳴動、警報の表
示)を行わないセキュリティ異常に該当したセンサ3a
〜3c、3a〜3c、・・・を設定する、または操作部1
4の操作による上述の警報音の停止を行うか否かを設定
するための設定部15と、受信機CPU10の制御に基
づいて、作動されているセンサ3a〜3c、3a〜3
c、・・・に該当したセキュリティ異常である旨の警報情
報、設定部15の設定内容をそれぞれ記憶するためのメ
モリ16と、受信機CPU10および受信機接続ライン
L1を介してセキュリティインターホン2a、2b、・・・
の後述する送受信回路32の間の信号伝送路を形成し、
この信号伝送路を介して諸信号(警報移報信号、警報報
知停止信号等)を送受信するための送受信回路17とが
備えられている。
【0021】また、同図に示すセキュリティインターホ
ン2a、2b、・・・は、それぞれ同様な構成であり、当
該セキュリティインターホンの構成各部を制御するため
のCPU(以下、インターホンCPUと称す)20と、
各センサ接続ラインL2a〜2c、L2a〜L2c、・・・を介し
て各種センサ3a〜3c、3a〜3c、・・・がそれぞれ
接続され、セキュリティ異常を検知することにより作動
された当該センサからの異常検知信号をインターホンC
PU20に出力するためのセンサ入力回路21と、イン
ターホンCPU20の制御に基づいて、警報音信号、呼
出音信号をそれぞれ出力するための警報音発生回路2
2、呼出音発生回路23と、警報音発生回路22からの
警報音信号、呼出音発生回路23からの呼出音信号を適
宜に信号処理し、セキュリティ異常を報知するための警
報音、住戸玄関に居る来訪者からの呼び出しを報知する
ための呼出音をぞれぞれ鳴動するスピーカ24と、住戸
玄関に居る来訪者からの呼び出しを確認した居住者が当
該来訪者との通話を成立させるために用いるマイク、レ
シーバが内蔵されたハンドセット25と、インターホン
CPU20、警報音発生回路22、ハンドセット25お
よび各戸外表示器接続ラインL3a、L3b、・・・をなす呼
出/通話ラインを介して戸外表示器4a、4b、・・・の
呼出/通話回路43の間の信号伝送路をそれぞれ形成
し、諸信号(呼出信号、送話音信号、受話音信号、警報
音信号等)を送受信するための呼出/通話回路26と、
インターホンCPU20の制御に基づいて、戸外表示器
接続ラインL3a、L3b、・・・をなす表示灯制御ラインに
接続された戸外表示器4a、4b、・・・の後述する表示
灯駆動回路45を制御するための表示灯制御回路27
と、インターホンCPU20の制御に基づいて、セキュ
リティ異常を報知する旨の警報情報を表示するためのL
ED等からなる表示部28と、警報報知中において当該
セキュリティインターホンのスピーカ24および戸外表
示器4a、4b、・・・の後述するスピーカ42にて鳴動
されている警報音を停止させるために操作する操作部2
9と、当該セキュリティインターホンにて警報報知、即
ち、警報音の鳴動、警報の表示を行わないセキュリティ
異常に該当したセンサ3a〜3c、3a〜3c、・・・を
設定するための設定部30と、インターホンCPU20
の制御に基づいて、作動されているセンサ3a〜3c、
3a〜3c、・・・に該当したセキュリティ異常を報知す
る旨の警報情報、設定部30の設定内容をそれぞれ記憶
するためのメモリ31と、インターホンCPU20およ
び受信機接続ラインL1を介して住棟受信機1の送受信
回路17の間の信号伝送路を形成し、この信号伝送路を
介して諸信号(警報移報信号、警報報知停止信号等)を
送受信するための送受信回路32とが備えられている。
【0022】さらに、同図に示す戸外表示器4a、4
b、・・・は、それぞれ同様な構成であり、住戸玄関に居
る来訪者が住戸内の居住者を呼び出すために押下する呼
出ボタン40と、来訪者が呼び出した居住者との通話を
成立させるための送話音を入力し、この送話音を適宜に
信号処理するマイク41と、セキュリティインターホン
2a、2b、・・・からの受話音信号および警報音信号を
信号処理し、呼び出した居住者からの受話音およびセキ
ュリティ異常であることを報知するための警報音を鳴動
するスピーカ42と、呼出ボタン40、マイク41、ス
ピーカ42および各戸外表示器接続ラインL3a、L3b、
・・・をなす呼出/通話ラインを介してセキュリティイン
ターホン2a、2b、・・・の呼出/通話回路26の間の
信号伝送路をそれぞれ形成し、諸信号(呼出信号、送話
音信号、受話音信号、警報音信号等)を送受信するため
の呼出/通話回路43と、セキュリティ異常を報知する
旨の警報情報を表示するために点滅/点灯される警報表
示灯44と、各戸外表示器接続ラインL3a、L3b、・・・
をなす表示灯制御ラインを介してセキュリティインター
ホン2a、2b、・・・の表示灯制御回路27からそれぞ
れ伝送されてくる制御信号に基づいて、警報表示灯44
を点滅/点灯させるための表示灯駆動回路45とが備え
られている。
【0023】このように構成された本発明の一実施例に
よる集合住宅セキュリティシステムにおいて、以下、そ
の動作について説明する。
【0024】なお、本発明の一実施例において、集合住
宅をなす管理室内に設置される住棟受信機1の受信機C
PU10および集合住宅をなす複数の住戸内(101号
室内、102号室内、・・・)にそれぞれ設置されるセキ
ュリティインターホン2a、2b、・・・の各インターホ
ンCPU20には、設定部15、30の設定に基づい
て、各住戸内にて発生するセキュリティ異常(火災の発
生、ガス漏れ、トイレコール)のうち、当該住棟受信機
およびセキュリティインターホンにて行う警報報知(警
報音の鳴動、警報の表示)の必要性が低い、即ち、警報
報知を必要としないトイレコールに該当するセキュリテ
ィ異常の警報情報のみが予め設定されているものとす
る。
【0025】ここで、集合住宅をなす複数の住戸内(1
01号室内、102号室内、・・・)のうち、101号室
内にてセキュリティ異常が発生、例えば、101号室内
にて火災が発生したとすると、各種センサ3a〜3cの
うち該当するセンサ、ここでは、センサ3aが火災の発
生を検知し作動され、このセンサ3aから出力された異
常検知信号が、センサ接続ラインL2a、セキュリティイ
ンターホン2aのセンサ入力回路21を介してインター
ホンCPU20に伝送される。
【0026】センサ3aからの異常検知信号を検出した
セキュリティインターホン2aのインターホンCPU2
0は、101号室にて火災が発生したセキュリティ異常
状態である旨の警報情報をメモリ31に記憶するととも
に、この警報情報を付加した警報移報信号を送受信回路
32に出力し、かつ、当該インターホンCPUに予め設
定されている警報報知を必要としない警報情報とメモリ
31に記憶させた警報情報とを比較し、不一致/一致の
相違に起因して警報音発生回路22、呼出/通話回路2
6、表示灯制御回路27、表示部28を当該警報情報に
基づいてそれぞれ制御する。ここでは、警報情報が火災
の発生であることから不一致とされ、この警報情報に基
づいて警報音発生回路22、呼出/通話回路26、表示
灯制御回路27、表示部28がそれぞれ制御される。ま
た、インターホンCPU20からの警報移報信号は、送
受信回路32、受信機接続ラインL1、住棟受信機1の
送受信回路17を介して受信機CPU10に伝送され
る。
【0027】セキュリティインターホン2aのインター
ホンCPU20により制御された警報音発生回路22、
呼出/通話回路26、表示灯制御回路27、表示部28
のうち、警報音発生回路22は、スピーカ24と呼出/
通話回路26、戸外表示器接続ラインL3aをなす呼出/
通話ライン、戸外表示器4aの呼出/通話回路43を介
してスピーカ42とにそれぞれ警報音信号を出力し、各
スピーカ24、42では、101号室にて火災が発生し
たセキュリティ異常状態である旨を警報音の鳴動に基づ
いて当該101号室内、101号室の住戸玄関の周囲近
傍にそれぞれ報知する。また、表示灯制御回路27は、
戸外表示器接続ラインL3aをなす表示灯制御ラインを介
して表示灯駆動回路45に表示灯制御信号を出力し、こ
の表示灯制御信号を検出した表示灯駆動回路45が警報
表示灯44を点滅/点灯させることにより、101号室
にて火災が発生したセキュリティ異常状態である旨が住
戸外、即ち、101号室の住戸玄関にて表示される。ま
た、表示部28は、LED等(図示せず)を点滅/点灯
させることにより、101号室にて火災が発生したセキ
ュリティ異常状態である旨を表示する。なお、セキュリ
ティインターホン2aが設置される101号室内に居住
者が在室中であり、当該セキュリティインターホンおよ
び戸外表示器4aにて行われている警報報知(警報音の
鳴動、警報の表示)のうち、各スピーカ24、42から
の警報音の鳴動を停止させるためには、操作部29を操
作し、この操作を検出したインターホンCPU20の制
御、または作動されている101号室内のセンサ3aが
復旧し、これを検出したインターホンCPU20の制御
に基づいて警報音発生回路22を非能動とすることによ
り可能となる、一方、表示部28および警報表示灯44
での警報の表示を停止させるためには、101号室内に
て作動されているセンサ3aが復旧し、この状態で操作
部29を操作する、または住棟受信機1の操作部14が
操作され、これらの操作を検出したインターホンCPU
20の制御に基づいて表示部28および表示灯制御回路
27を非能動とすることにより可能となる(詳述せ
ず)。
【0028】また、セキュリティインターホン2aから
の警報移報信号を検出した住棟受信機1の受信機CPU
10は、火災の発生および火災が発生した住戸を識別
し、101号室にて火災が発生したセキュリティ異常状
態である旨の警報情報をメモリ16に記憶するととも
に、当該受信機CPUに予め設定されている警報報知を
必要としない警報情報とメモリ16に記憶させた警報情
報とを比較し、不一致であれば警報音発生回路11、表
示部13をそれぞれ制御する。ここでは、警報情報が火
災の発生であることから不一致とされ、この警報情報に
基づいて警報音発生回路11、表示部13がそれぞれ制
御される。
【0029】さらに、住棟受信機1の受信機CPU10
により制御された警報音発生回路11、表示部13のう
ち、警報音発生回路11は、スピーカ12に警報音信号
を出力し、スピーカ12では、101号室にて火災が発
生したセキュリティ異常状態である旨を警報音の鳴動に
基づいて管理室内に報知する。また、表示部13は、L
CD等(図示せず)の画面上に101号室にて火災が発
生したセキュリティ異常状態である旨を表示する。な
お、住棟受信機1が設置される管理室内に管理人が在室
中であり、当該住棟受信機にて行われている警報報知
(警報音の鳴動、警報の表示)のうち、スピーカ12か
らの警報音の鳴動を停止させるためには、操作部14を
操作し、この操作を検出した受信機CPU10の制御、
または作動されている101号室内のセンサ3aが復旧
し、これを検出した受信機CPU10の制御に基づいて
警報音発生回路11を非能動とすることにより可能とな
る、一方、表示部13での警報の表示を停止させるため
には、101号室内にて作動されているセンサ3aが復
旧し、この状態で操作部14を操作する、またはセキュ
リティインターホン2aの操作部29が操作され、これ
らの操作を検出した受信機CPU10の制御に基づいて
表示部13を非能動とすることにより可能となる(詳述
せず)。
【0030】次に、上述のように、住棟受信機1にて行
われている警報報知(警報音の鳴動、警報の表示)に基
づいて、101号室にて火災が発生したセキュリティ異
常状態であることを確認した管理室内に在室中の管理人
が、セキュリティインターホン2aおよび戸外表示器4
aの各スピーカ24、42にて鳴動されている警報音を
停止させるために、設定部15にて警報音の停止を行う
旨の設定を行った後、上述のような操作とは異なる手段
(詳述せず)を用いて操作部14を操作(以下、遠隔停
止操作と称す)すると、警報音を停止させるための遠隔
停止操作を検出した受信機CPU10が、メモリ16に
予め記憶されていた該当するセキュリティ異常の警報情
報を読み出し、この警報情報を個別に指定するための指
定データおよびセキュリティインターホン2aに予め割
り当てられている選局アドレスを付加した警報音鳴動停
止信号を送受信回路17に出力する。この警報音鳴動停
止信号は、受信機接続ラインL1、セキュリティインタ
ーホン2a、2b、・・・の送受信回路32を介して各イ
ンターホンCPU20にそれぞれ伝送される。
【0031】また、住棟受信機1からの警報音鳴動停止
信号を検出したセキュリティインターホン2a、2b、
・・・の各インターホンCPU20は、検出した警報音鳴
動停止信号に付加されている選局アドレスと自局アドレ
スとを比較し、一致していれば指定データに基づいて警
報音発生回路22、呼出/通話回路26をそれぞれ非能
動に制御する。ここでは、セキュリティインターホン2
aのインターホンCPU20のみ当該アドレスが一致
し、指定データに基づいて警報音発生回路22、呼出/
通話回路26がそれぞれ非能動に制御されることによ
り、スピーカ24および戸外表示器4aのスピーカ42
からの警報音の鳴動を停止させることができ、この警報
音が騒音となる近隣住戸の住人に対する迷惑を最小限に
抑制することが可能となる。
【0032】さらに、戸外表示器4aのスピーカ42に
て鳴動されている警報音および警報表示灯44での警報
の表示、または警報表示灯44での警報の表示のみに基
づいて、101号室内にて火災が発生しているセキュリ
ティ異常状態であることを確認した101号室の住戸玄
関の周囲近傍に居る近隣住戸の住人が、当該101号室
内に在室中と思われる居住者を呼び出して連絡をとるた
めに、戸外表示器4aの呼出ボタン41を押下(以下、
呼出操作と称す)すると、呼出操作を検出した呼出/通
話回路43から呼出信号が出力され、この呼出信号は、
戸外表示器接続ラインL3aをなす呼出/通話ライン、セ
キュリティインターホン2aの呼出/通話回路26を介
してインターホンCPU20に伝送される。
【0033】戸外表示器4aからの呼出信号を検出した
セキュリティインターホン2aのインターホンCPU2
0は、呼出音発生回路23を制御することにより、スピ
ーカ24では、呼出音発生回路23からのに呼出音信号
に基づいて、101号室の住戸玄関に居る近隣住戸の住
人からの呼び出しを当該101号室内に報知する。ま
た、101号室内に居住者が在室中であり、スピーカ2
4からの呼出音を確認しハンドセット25を取り上げる
と、ハンドセット25に内蔵されたマイク、レシーバ
と、呼出/通話回路26、戸外表示器接続ラインL3aを
なす呼出/通話ライン、戸外表示器4aの呼出/通話回
路43を介してマイク41、スピーカ42との間の通話
路が形成され、この通話路を介して音声信号(送話音信
号、受話音信号)を送受信させることにより通話が成立
し、住戸玄関に居る近隣住戸の住人は、火災が発生して
いる101号室内の状況や在室中の居住者の安全状況等
を確認することができる。
【0034】次に、上述と同様、集合住宅をなす管理室
内に設置される住棟受信機1の受信機CPU10および
集合住宅をなす複数の住戸内(101号室内、102号
室内、・・・)にそれぞれ設置されるセキュリティインタ
ーホン2a、2b、・・・の各インターホンCPU20
に、設定部15、30の設定に基づいて、各住戸内にて
発生するセキュリティ異常(火災の発生、ガス漏れ、ト
イレコール)のうち、当該住棟受信機およびセキュリテ
ィインターホンにて行う警報報知(警報音の鳴動、警報
の表示)の必要性が低い、即ち、警報報知を必要としな
いトイレコールに該当したセキュリティ異常の警報情報
のみが予め設定されている場合において、101号室内
にてセキュリティ異常が発生、例えば、トイレ内にてセ
キュリティ異常が発生し居住者によるトイレコールがあ
ると、各種センサ3a〜3cのうち該当したセンサ、こ
こでは、センサ3cがトイレコールを検知し作動され、
このセンサ3cから出力された異常検知信号が、センサ
接続ラインL2c、セキュリティインターホン2aのセン
サ入力回路21を介してインターホンCPU20に伝送
される。
【0035】センサ3cからの異常検知信号を検出した
セキュリティインターホン2aのインターホンCPU2
0は、101号室のトイレ内にてセキュリティ異常が発
生し居住者によるトイレコールがある旨の警報情報をメ
モリ31に記憶するとともに、この警報情報を付加した
警報移報信号を送受信回路32に出力し、かつ、当該イ
ンターホンCPUに予め設定されている警報報知を必要
としない警報情報とメモリ31に記憶させた警報情報と
を比較し、不一致/一致の相違に起因して警報音発生回
路22、呼出/通話回路26、表示灯制御回路27、表
示部28を当該警報情報に基づいてそれぞれ制御する。
ここでは、警報情報がトイレコールであることから一致
され、この警報情報に基づいて警報音発生回路22、表
示部28がそれぞれ制御される、一方、呼出/通話回路
26、表示灯制御回路27がそれぞれ非能動に制御され
る。また、インターホンCPU20からの警報移報信号
は、送受信回路32、受信機接続ラインL1、住棟受信
機1の送受信回路17を介して受信機CPU10に伝送
される。
【0036】セキュリティインターホン2aのインター
ホンCPU20により制御された警報音発生回路22、
表示部28のうち、警報音発生回路22は、スピーカ2
4と呼出/通話回路26とにそれぞれ警報音信号を出力
するが、呼出/通話回路26が非能動に制御されている
ことにより、スピーカ24からのみ101号室のトイレ
内にてセキュリティ異常が発生し居住者によるトイレコ
ールがある旨の警報音が鳴動され当該101号室内に報
知される、一方、戸外表示器4aのスピーカ42から警
報音が鳴動されることはなく、この警報音が騒音となる
近隣住戸の住人に対する迷惑を防止できる。また、表示
部28は、LED等(図示せず)を点滅/点灯させるこ
とにより、101号室のトイレ内にてセキュリティ異常
が発生し居住者によるトイレコールがある旨を表示す
る。さらに、表示灯制御回路27が非能動に制御されて
いることにより、戸外表示器4aの警報表示灯44は消
灯のまま保持される。なお、セキュリティインターホン
2aが設置される101号室のトイレ内の居住者とは異
なる在室中の居住者による当該セキュリティインターホ
ンにて行われている警報報知(警報音の鳴動、警報の表
示)のうち、スピーカ24からの警報音の鳴動を停止さ
せるための動作は、上述の火災が発生し場合における動
作と同様であるこから、その説明については省略する。
【0037】また、セキュリティインターホン2aから
の警報移報信号を検出した住棟受信機1の受信機CPU
10は、トイレコールおよびトイレコールが発生した住
戸を識別し、101号室のトイレ内にてセキュリティ異
常が発生し居住者によるトイレコールがある旨の警報情
報をメモリ16に記憶するとともに、当該受信機CPU
に予め設定されている警報報知を必要としない警報情報
とメモリ16に記憶させた警報情報とを比較し、不一致
であれば警報音発生回路11、表示部13をそれぞれ制
御する。ここでは、警報情報がトイレコールであること
から一致され、警報音発生回路11、表示部13はそれ
ぞれ非能動に制御されることにより、スピーカ12から
の警報音の鳴動および表示部13での警報の表示は行わ
れない。なお、スピーカ12からの警報音の鳴動および
表示部13での警報の表示は、設定部15の設定によ
り、これを検出した受信機CPU10が警報音発生回路
11、表示部13をそれぞれ制御することに基づいて行
うこともでき、この警報報知を停止させるための動作
は、上述の火災が発生し場合における動作と同様である
ことから、その説明については省略する。
【0038】次に、上述のように、住棟受信機1にて行
われている警報報知(警報音の鳴動、警報の表示)に基
づいて、101号室のトイレ内にてセキュリティ異常が
発生し居住者によるトイレコールがあることを確認した
管理室内に在室中の管理人が、セキュリティインターホ
ン2aのスピーカ24にて鳴動されている警報音を停止
させるために、設定部15にて警報音の停止を行う旨の
設定を行った後、操作部14を遠隔停止操作すると、警
報音を停止させるための遠隔停止操作を検出した受信機
CPU10が、メモリ16に予め記憶されていたセキュ
リティ異常の警報情報を読み出し、この警報情報を個別
に指定するための指定データおよびセキュリティインタ
ーホン2aに予め割り当てられている選局アドレスを付
加した警報音鳴動停止信号を送受信回路17に出力す
る。この警報音鳴動停止信号は、受信機接続ラインL
1、セキュリティインターホン2a、2b、・・・の送受信
回路32を介して各インターホンCPU20にそれぞれ
伝送される。
【0039】また、住棟受信機1からの警報音鳴動停止
信号を検出したセキュリティインターホン2a、2b、
・・・の各インターホンCPU20は、検出した警報音鳴
動停止信号に付加されている選局アドレスと自局アドレ
スとを比較し、一致していれば指定データに基づいて警
報音発生回路22を非能動に制御する。ここでは、セキ
ュリティインターホン2aのインターホンCPU20の
み、当該アドレスが一致し、指定データに基づいて警報
音発生回路22が非能動に制御されることにより、スピ
ーカ24からの警報音の鳴動を停止させることができ
る。
【0040】なお、上述のように、本発明の一実施例で
は、同一住戸内において単一のセンサが作動した場合、
即ち、101号室内のセンサ3a、3cがそれぞれ作動
した場合における住棟受信機1、セキュリティインター
ホン2a、戸外表示器4aでの警報報知(警報音の鳴
動、警報の表示)と、住棟受信機1からの遠隔操作に基
づくセキュリティインターホン2aおよび戸外表示器4
aにて鳴動されている警報音を停止させる動作について
説明したが、同一住戸内において複数のセンサ、または
複数の住戸内において複数のセンサが作動されている場
合についても同様、住棟受信機1およびセキュリティイ
ンターホン2a、2b、・・・の各設定部15、31の設
定と各メモリ16、31に記憶されている警報情報に基
づく個別の指定データを受信機CPU10、インターホ
ンCPU20から出力させることにより、指定データに
該当してセキュリティインターホン2a、2b、・・・お
よび戸外表示器4a、4b、・・・の各スピーカ24、4
2にて鳴動されている警報音を個別に停止させることも
できる。
【0041】また、上述のように、本発明の一実施例で
は、住戸内(101号室内、102号室内、・・・)のセ
キュリティ異常を検知する各種センサを、火災の発生、
ガス漏れ、トイレコールを検知するための3つからなる
各種センサ3a〜3c、3a〜3c、・・・として説明し
たが、当該センサの数はこれに限定されず、1つ以上で
あればよく、水(水道)使用量センサやバスコール等も
好適とされる。
【0042】また、上述のように、本発明の一実施例で
は、住棟受信機1とセキュリティインターホン2a、2
b、・・・とを接続するためのラインを、受信機接続ライ
ンL1を介してバス接続させたが、各種センサ3a〜3
c、3a〜3c、・・・毎、個別の送受信回路を住棟受信
機1、セキュリティインターホン2a、2b、・・・にそ
れぞれ備え、個別配線で接続させることもできる。
【0043】さらに、上述のように、本発明の一実施例
において、住棟受信機1には、セキュリティインターホ
ン2a、2b、・・・からの呼び出し、即ち、住戸内(1
01号室内、102号室内、・・・)に在室中の居住者か
らの呼び出しを管理室内に在室中の管理人に報知する機
能や管理人が呼出応答し居住者との通話を成立させるた
めの通話機能が何ら備えられていなかったが、セキュリ
ティインターホン2a、2b、・・・の呼出音発生回路2
3、ハンドセット25、呼出/通話回路26と同様な各
回路を当該住棟受信機に備えることにより、操作部14
の操作に基づくセキュリティインターホン2a、2b、
・・・への呼び出しや上述の呼出報知、通話が可能となる
ばかりでなく、集合住宅をなす玄関(集合玄関)に設置
される集合玄関機(図示せず)を接続した場合にも、集
合玄関に居る来訪者からの呼び出しを報知したり、この
呼び出しを確認した管理室内に在室中の管理人が呼出応
答して通話を成立させることもできる。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の集合住宅セキュリティシステムによれば、住棟受信機
が設置される管理室内に在室中の管理人の操作に基づい
て、警報報知中の住戸内に設置されたセキュリティイン
ターホンおよび住戸玄関に設置された戸外表示器にて鳴
動されている警報音を停止させるような遠隔操作を行う
ことにより、近隣住戸の住人がセキュリティ異常が発生
している住戸内に入室せずとも、セキュリティインター
ホンおよび戸外表示器にて鳴動されている警報音を停止
させることができ、この警報音が騒音となる近隣住戸の
住人に対する迷惑が最小限に抑制されるとともに、警報
報知中において戸外表示器からセキュリティインターホ
ンへの呼び出しが迅速となるばかりでなく、警報報知の
必要性の高/低に基づいて、セキュリティ異常の報知を
意図的に遠隔操作で停止させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による集合住宅セキュリティ
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】従来の集合住宅セキュリティシステムの構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1・・・・・住棟受信機 2a、2b、・・・ ・・・・・セキュリティインターホン 3a〜3c、3a〜3c、・・・ ・・・・・各種センサ 4a、4b、・・・ ・・・・・戸外表示器 10・・・・・CPU(受信機CPU) 20・・・・・CPU(インターホンCPU)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 321 H04Q 9/00 321B 331 331A (72)発明者 鬼頭 英嗣 愛知県名古屋市熱田区神野町2丁目18番地 アイホン株式会社内 (72)発明者 鈴木 宗応 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホー チキ株式会社内 Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 AA12 AA23 AA25 AA32 AA44 BB03 BB46 BB74 DD04 DD07 DD26 EE06 EE16 FF01 FF04 FF24 GG12 GG23 GG32 GG50 GG51 GG57 GG70 GG83 5K038 AA06 CC03 CC13 DD16 DD18 GG02 GG05 5K048 AA04 BA51 DA02 DA05 DC03 EB12 EB13 FB05 FB11 HA01 HA02 5K101 KK11 KK13 KK14 LL04 LL05 MM07 NN07 NN12 NN17 NN31 NN36

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】住棟受信機(1)にセキュリティインター
    ホン(2a、2b、・・・)を接続し、前記セキュリティ
    インターホンに各種センサ(3a〜3c、3a〜3c、
    ・・・)、玄関子機機能を併せ持つ戸外表示器(4a、4
    b、・・・)をそれぞれ接続し、 前記各種センサの作動により前記セキュリティインター
    ホンおよび前記戸外表示器にて鳴動する警報音を、前記
    住棟受信機の操作により遠隔操作で停止させるCPU
    (10、20)を備えたことを特徴とする集合住宅セキ
    ュリティシステム。
  2. 【請求項2】前記CPUは、前記各種センサの作動によ
    り前記セキュリティインターホンおよび前記戸外表示器
    にて鳴動する警報音を、前記住棟受信機にて表示した警
    報のみ前記住棟受信機の操作により遠隔操作で停止させ
    るものであることを特徴とする請求項1記載の集合住宅
    セキュリティシステム。
  3. 【請求項3】前記CPUは、前記各種センサの作動によ
    り前記セキュリティインターホンおよび前記戸外表示器
    にて鳴動する警報音のうち、前記住棟受信機または前記
    セキュリティインターホンの設定により予め決められた
    当該センサの作動による前記セキュリティインターホン
    および前記戸外表示器にて鳴動する警報音を、前記住棟
    受信機の操作により遠隔操作で停止させるものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の集合住宅セキュリティシ
    ステム。
  4. 【請求項4】前記CPUは、前記各種センサの作動によ
    り前記セキュリティインターホンおよび前記戸外表示器
    にて鳴動する警報音のうち、前記住棟受信機または前記
    セキュリティインターホンの設定により予め決められた
    当該センサの作動であって前記住棟受信機にて表示した
    警報のみ前記住棟受信機の操作により遠隔操作で停止さ
    せるものであることを特徴とする請求項1記載の集合住
    宅セキュリティシステム。
  5. 【請求項5】前記CPUは、前記住棟受信機の操作によ
    り停止する前記セキュリティインターホンおよび前記戸
    外表示器にて鳴動する警報音を選択するものであること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項記載の
    集合住宅セキュリティシステム。
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