JP2009177745A - セキュリティインターホンシステム - Google Patents

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Suguru Kitawaki
卓 北脇
Fumiyoshi Mukoyama
文祥 向山
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Abstract

【課題】小型の火災警報器を備えたセキュリティインターホンシステムを提供する。
【解決手段】ドアホン子機300と通話可能に住戸内に設置されたインターホン親機200と互いに通信を行う1つ以上の火災警報器400a,400bとからなり、火災警報器400は、火災に関わる物理量を測定する物理量測定回路440と、信号送信回路450と、音声を発生する音声信号増幅回路470とを備え、インターホン親機200には火災判断回路210aと、警報を発するスピーカ音発生回路200dとを備える。火災警報器400で測定した熱や煙などの火災に関わる物理量をインターホン親機200の火災判断回路210aに送信して火災が発生しているか否かを判断することにより、火災警報器400に火災判断回路を備える必要が無く、これにより、火災警報器400を小型化することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、セキュリティインターホンシステムに関するものである。
従来から、住戸内に設置されたインターホン親機と、玄関などに設置されて、来訪者がボタンを操作することによりインターホン親機から呼出音を発生し、そして住戸内のユーザーと通話するドアホン子機とからなるインターホンシステムに火災警報器を接続し、住戸内で火災が発生したときには、火災警報器とインターホン親機とから警報音を発生させるようにしたセキュリティインターホンシステムが提供されている。
このようなセキュリティインターホンシステムは図3に示すようなものが提供されている。図3のセキュリティインターホンシステムは、住戸内の壁面などに設置されたインターホン親機910と、玄関などに設置され、信号線940を介してインターホン親機910と互いに通信可能に接続されたドアホン子機920と、住戸の台所や居間などの各部屋にそれぞれ設置されて、信号線950を介してインターホン親機910と通信を行う一つ以上の火災警報器930(930a,930b,・・・)とからなる。
インターホン親機910は、ドアホン子機920とともにインターホンシステムを構成しており、来訪者はドアホン子機920の操作ボタン921を押下することによってインターホン親機910のスピーカから呼出音を発生させ、また、表示パネル913には来訪者がいることを表示させる。インターホン親機910からの呼出音に気づいた住戸内のユーザーは、インターホン親機910の通話ボタン911を押下して、ドアホン子機920との通話回線を接続し、来訪者と通話を行う。
また、インターホン親機910は、火災警報器930とともにセキュリティシステムを構成している。火災警報器930は、熱や煙などの火災の発生に関わる物理量(以下、火災物理量と称す。)を測定し、その測定結果から、火災警報器930の内部に設けられた信号処理部(図示せず)で住戸内の火災の発生の有無を判断している。そして、住戸内で火災が発生し、火元付近に設置されている火災警報器930が火災物理量の変化から火災の発生を検知すると警報を発し、さらにインターホン親機910に火災発生信号を送信する。火災発生信号を受けたインターホン親機910は警報を発し、さらに火元以外の火災警報器930に火災発生信号を送信する。そして、インターホン親機910から送信された火災発生信号を受けた火元以外の火災警報器930でも警報を発する。
ユーザーは、インターホン親機910と火災警報器930とから発せられる警報により、住戸内で火災が発生していることを知り、また、インターホン親機910の警報停止ボタン914を押すことにより、インターホン親機910と火元以外の火災警報器930を停止させ、火元の火災警報器930の警報のみを発生させ続けることにより住戸内の火元を特定することができる。(例えば、特許文献1参照)。
特開昭59−201194号公報
ところで、従来のセキュリティインターホンシステムの火災警報器は、火災物理量に基づいて火災の発生を判断する信号処理部を各々備えており、火災警報器が大型化していた。しかしながら、火災警報器自体は天井面などに取り付けられるため、部屋の美観などを考慮するとできる限り存在感が無いもの、つまり、小型のものが望まれていた。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、小型の火災警報器を備えたセキュリティインターホンシステムを提供することにある。
請求項1の発明は、屋外に設置されるドアホン子機と通話可能に屋内に設置されたインターホン親機と、当該インターホン親機と互いに通信を行う1つ以上の火災警報器とで構成され、火災警報器は、火災に関わる物理量を測定する物理量測定手段と、物理量測定手段が測定した物理量に応じた測定信号をインターホン親機に送信する測定信号送信手段と、インターホン親機から送信された警報信号に基づいて警報を発する第1の警報発生手段とを備え、インターホン親機は、火災警報器から送信された測定信号に基づいて火災が発生したか否かを判断する火災判断手段と、火災判断手段で火災が発生したことを判断したときに、警報を発する第2の警報発生手段と、火災判断手段で火災が発生したことを判断したときに、各火災警報器に警報信号を送信する警報信号送信手段とを備えることを特徴とする。
この発明によると、各火災警報器で測定した火災に関わる物理量の測定結果に基づいて火災が発生しているか否かを判断する火災判断手段をインターホン親機が備えているため、火災警報器には、火災の発生を判断する手段は必要なく、これにより火災警報器を小型化することができる。
請求項2の発明は、請求項1において、インターホン親機と、火災警報器とは、2線式信号線を介して互いに並列接続されており、インターホン親機は、各火災警報器に信号線を介して駆動電圧を供給する電力供給手段を備え、火災警報器は供給された駆動電圧で動作し、測定信号送信手段は、駆動電圧に測定信号を重畳させてインターホン親機に送信し、警報信号送信手段は、駆動電圧に警報信号を重畳させて各火災警報器に送信することを特徴とする。
この発明によると、インターホン親機と火災警報器とは、2線式信号線を介して互いに並列接続されていることから、配設時の施工性が向上し、省スペースで配線を配設することができる。また、インターホン親機が各火災警報器に駆動電圧を供給するので、各火災警報器には電源回路を設ける必要がなく、これにより、火災警報器を小型化することができる。さらに、各火災警報器からインターホン親機に送信される測定信号は駆動電圧に重畳され、また、インターホン親機から各火災警報器に送信される警報信号は駆動電圧に重畳されて送信されるため、電力線と信号線とを別途に配設する必要がなく、これにより配線時の施工性が向上し、省スペースで配線を配設することができる。
請求項3の発明は、請求項1または2において、前記警報信号は音声信号であることを特徴とする。
この発明によると、ユーザーは音声を聞くことによって火災の発生を知ることができるため、速やかに火災の発生に対応することができる。
以上説明したように、本発明では、小型の火災警報器を備えたセキュリティインターホンシステムを得ることができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態)
本実施形態のセキュリティインターホンシステムを、図1,2を用いて説明する。図1は、本実施形態のセキュリティインターホンシステム100のハード構成を示すブロック図であり、図2は、システム構成図である。本実施形態のセキュリティインターホンシステム100は、図2に示すように、住戸内の壁面などに設置されたインターホン親機200と、玄関などに設置され、2線式信号線500を介してインターホン親機200と互いに通信可能に接続されたドアホン子機300と、住戸の台所や居間などの各部屋の天井などに設置されて、2線式信号線600を介してインターホン親機200と通信を行う複数の火災警報器400(400a,400b・・・)とからなる。
インターホン親機200は、各回路からの信号を処理するCPUからなる信号処理部200aと、信号処理部200aに設けられた火災判断回路210aと、ドアホン子機300との間で通話を行うための通話回路200cと、音を発するための音発生回路200d(第2の警報発生手段)と、音を出力させるためのスピーカ200bと、スピーカ200bの接続を通話回路200cまたは音発生回路200dに切り替える切替器200eと、ドアホン子機300との通話時に音声を入力するためのマイクロホン200fと、ドアホン子機300と通話可能とするための信号を出力する通話ボタン200gと、ドアホン子機300から2線式信号線500を介して伝送された呼び出し信号を検知する呼出検知回路200hと、音発生回路200dから発せられる警報を停止させる警報停止ボタン200iと、外部の商用電源700から直流の駆動電圧を生成する電源回路200sと、各火災警報器400に2線式信号線600を介して駆動電圧を供給する電源供給回路200kと、各火災警報器400に送信する制御信号を生成し、制御信号を高周波変調して出力する制御信号生成回路200uと、2線式信号線600から音声帯域よりも高い所定の高周波帯域の信号のみを通過させるフィルタ回路200mと、音声信号を生成する音声信号生成回路200nと、駆動電圧に音声信号や高周波変調された制御信号、またはその両方を重畳させて送信する信号送信回路200pとを備える。そして、上記各回路の動作は信号処理部200aによって制御される。
火災警報器400は、2線式信号線600から音声帯域よりも高い所定の高周波帯域の制御信号のみを通過させるフィルタ回路410と、各火災警報器400にあらかじめ付与されている固有のアドレスを記憶し、インターホン親機200から送信される制御信号を、フィルタ回路410を介して受信する制御信号判定回路430と、熱検知部や煙検知部を備えて熱や煙などの火災に関わる物理量(以下、火災物理量と称す。)を測定する物理量測定回路440と、高周波変調した信号を2線式信号線の駆動電圧に重畳させてインターホン親機200に送信する信号送信回路450と、音声帯域の音声信号のみを通過させるフィルタ回路460と、フィルタ回路460を介して受信した音声信号を増幅する音声信号増幅回路470(第1の警報発生手段)と、音声信号増幅回路470からの音声を発するスピーカ480と、スピーカ480から発する警報を停止する際にユーザーが操作する警報停止紐490とを備える。
インターホン親機200は、ドアホン子機300との間で通話を行うインターホン機能を有しており、来訪者がドアホン子機300の呼出ボタン310を操作することにより呼び出し信号が発生し、この呼び出し信号を呼出検知回路200hで検知すると、信号処理部200aは、切替器200eを音発生回路200d側に切り替えて、音発生回路200dとスピーカ200bとを接続し、スピーカ200bから呼出音が出力される。
ここに呼出音が出力される時間はタイマーによって計時されており、所定時間内に通話ボタン200gが操作されない場合は、タイムアップして終了する。一方、所定時間内に通話ボタン200gが操作されると、信号処理部200aは、切替器200eを通話回路200c側に切り替えて、通話回路200cとスピーカ200bとを接続し、ドアホン子機300の呼出ボタン310を操作した来訪者とマイクロホン200f及びスピーカ200bを介して通話する。
また、インターホン親機200は、上記インターホン機能を有するとともに、各火災警報器400に要求信号を順次送信し、要求信号を受信した火災警報器400が火災物理量の測定データをインターホン親機200に返信して、インターホン親機200はこの返信された測定信号により各火災警報器400付近での火災の発生を順次判断する。すなわち、インターホン親機200は、ポーリング方式で各火災警報器400からの測定信号を取得している。
図1に示すように、インターホン親機200の電源回路200sは、商用電源700から自己の駆動電圧を生成するだけでなく、電源供給回路200kから2線式信号線600を介して各火災警報器400に駆動電圧を供給している。このような本実施形態のセキュリティインターホンシステム100は、インターホン親機200が各火災警報器400に駆動電圧を供給するので、各火災警報器400に電源回路を設ける必要がない。したがって、火災警報器400を小型化することができる。また、火災警報器400には商用電源700からの電源線を導入する必要がないので、配線時の施工性を向上させることができる。
まず、インターホン親機200の制御信号生成回路200uは、送信元であるインターホン親機200のアドレスと、送信先である火災警報器400のアドレスと、火災物理量の測定データの返信命令コードを含む要求信号を生成し、ASK(Amplitude Shift Keying)変調により要求信号を高周波変調する。そして、インターホン親機200の信号送信回路200pは、高周波変調された要求信号を駆動電圧に重畳させて、2線式信号線600を介して各火災警報器400に送信する。
次に、各火災警報器400では、2線式信号線600からフィルタ回路410を介して高周波変調された要求信号のみを通過させて、制御信号判定回路430が要求信号を復調し、記憶している自己のアドレスと要求信号に含まれる送信先アドレスとを比較して、両アドレスが同一であるか否かを判定する。
そして、要求信号に含まれる送信先アドレスと同一のアドレスを有する火災警報器400は、自己宛の要求信号であると判断し、信号送信回路450は、送信元である自器のアドレスと、送信先であるインターホン親機200のアドレスと、物理量測定回路440が測定した火災物理量のデータとを含む測定信号を生成し、ASK変調により測定信号を高周波変調して駆動電圧に重畳し、インターホン親機200に送信する。
一方、要求信号に含まれる送信先アドレスと制御信号判定回路430に記憶されているアドレスとが異なる他の火災警報器400では、自己宛の要求信号ではないと判断して信号送信回路450が測定信号の生成を行わない。
このようにして、インターホン親機200は、上記要求信号を各火災警報器400に順次送信し、各火災警報器400から測定信号を順次受信する。
測定信号を受信したインターホン親機200では、フィルタ回路200mが、2線式信号線600から高周波変調された測定信号のみを通過させて、信号処理部200aの火災判断回路210aで復調し、測定信号に含まれる送信元アドレスから、どの火災警報器400からの送信であるかを識別し、測定信号に含まれる火災物理量のデータに基づいて送信元の火災警報器400の付近で火災が発生しているか否かの判断を行う。
ここで、住戸内の火災警報器400aの付近から火災が発生し、インターホン親機200の火災判断回路210aが、火災警報器400aから受信した測定信号に基づいて火災の発生があると判断したときには、インターホン親機200の切替器200eを通話回路200cから音発生回路200dに切り替えて、音発生回路200dとスピーカ200bとを接続した後、音発生回路200dを起動して、スピーカ200bから、例えば、「火災警報器が作動しました。確認してください。」といった音声を発生させて、火災の発生を音声で報知する。
それとともに、インターホン親機200では、音声信号生成回路200nが音声信号(数百〜数kHz程度の音声帯域)を生成し、信号送信回路200pが音声信号を駆動電圧に重畳し2線式信号線600に出力する。
そして、全火災警報器400では、フィルタ回路460が、2線式信号線600から音声信号のみを通過させて、音声信号増幅回路470で音声信号を増幅してスピーカ480から火災の発生を音声で報知する。このとき、火災警報器400では、例えば、「火事です。火事です。」といった音声を発する。
このような本実施形態のセキュリティインターホンシステム100において、ユーザーは、インターホン親機200のスピーカ200bや、火災警報器400のスピーカ480から発せられる火災警報によって、住戸内の火災の発生を知ることができ、これにより速やかに火災の発生に対応することができる。
また、インターホン親機200の警報停止ボタン200iを押すと、インターホン親機200の音発生回路200dが動作を停止し、スピーカ200bの警報出力を停止させる。さらに、インターホン親機200の制御信号生成回路200uは、送信元であるインターホン親機200のアドレスと、送信先である火元以外の火災警報器400のアドレスと、警報停止コードとを含んだ警報停止信号を生成し、ASK変調により警報停止信号を高周波変調し、信号送信回路200pが、高周波変調された警報停止信号を駆動電圧に重畳させて、2線式信号線600を介して火元でないすべての火災警報器400に順次送信する。
あるいは、いずれかの火災警報器400の警報停止紐490を操作すると、火災警報器400の信号送信回路450は、送信元である火災警報器400のアドレスと、送信先であるインターホン親機200のアドレスと、警報停止コードとを含む警報停止信号を生成して、ASK変調により警報停止信号を高周波変調し、駆動電圧に重畳してインターホン親機200に送信する。インターホン親機200では、フィルタ回路200mが2線式信号線600から高周波変調された制御信号のみを通過させ、信号処理部200aで復調する。そして、制御信号に含まれる警報停止信号に基づいて音発生回路200dが動作を停止し、スピーカ200bからの警報出力を停止させる。さらに、インターホン親機200の制御信号生成回路200uは、送信元であるインターホン親機200のアドレスと、送信先である火元以外の火災警報器400のアドレスと、警報停止コードとを含んだ警報停止信号を生成し、ASK変調により警報停止信号を高周波変調する。そして、インターホン親機200の信号送信回路200pでは、高周波変調された警報停止信号を駆動電圧に重畳させて、2線式信号線600を介して火元でないすべての火災警報器400に順次送信する。
そして、上記警報停止信号を受信した火災警報器400では、2線式信号線600から高周波変調された警報停止信号のみをフィルタ回路410を介して通過させ、制御信号判定回路430で復調し、制御信号判定回路430に記憶されている自己のアドレスと警報停止信号に含まれている送信先アドレスとを比較して、その両アドレスが同一であるか否かを判定する。
警報停止信号に含まれる送信先アドレスと同一のアドレスを有する火元でない火災警報器400では、制御信号判定回路430が音声信号増幅回路470からの音声信号の出力を停止させる。一方、火元の火災警報器400aでは、警報停止信号に含まれる送信先アドレスと同一のアドレスでないため、火災警報の出力を継続する。
なお、上記のように警報動作中も、インターホン親機200はポーリング方式で各火災警報器400からの測定信号を取得し、火災の発生の有無の判断を行っている。
その後、消火などにより住戸内の火災が収まり、インターホン親機200の火災判断回路210aが、火元の火災警報器400aの信号送信回路450から送信される測定信号から火災の発生がないと判断すると、インターホン親機200の音声信号生成回路200nは音声信号の生成を停止する。これにより、音声信号は駆動電圧に重畳されず、火元の火災警報器400aから発していた音声による火災警報も停止する。
このような本実施形態のセキュリティインターホンシステム100は、各火災警報器400が測定した火災物理量から測定信号を生成し、当該測定信号を駆動電圧に重畳してインターホン親機200に送信し、インターホン親機200の火災判断回路210aは、受信した測定信号に基づいて送信元の火災警報器400で火災が発生したか否かを判断するため、火災警報器400の各々に火災が発生したか否かを判断する信号処理部を備える必要がない。これにより、火災警報器400を小型化することができ、また、火災警報器400の低コスト化を図ることができる。
また、火災警報器400に要求信号を送信した後、測定信号が所定時間内に返信されないときには、火災警報器400の故障または2線式信号線600の断線が発生したと判断することができる。これにより、火災警報器400または2線式信号線600の異常を常に検知することができる。
さらに、本実施形態のセキュリティインターホンシステム100は、インターホン親機200と火災警報器400との間で授受される制御信号(要求信号,警報停止信号)及び測定信号や、インターホン親機200から火災警報器400に送信される音声信号を駆動電圧に重畳させて、2線式信号線600を介して送信するため、インターホン親機200と火災警報器400とを接続する信号線を別途設ける必要がない。これにより、インターホン親機200と火災警報器400とを接続する配線を省スペースで配設することができ、また、複数の配線を用いないため、施工性を向上させることができる。
また、インターホン親機200の警報停止ボタン200i及び火災警報器400の警報停止紐490のいずれかを操作することにより、インターホン親機200及び火元以外の火災警報器200の火災警報を停止させ、火元の火災警報器400aからの火災警報のみを発生させ続けることができるので、ユーザーは住戸内の火元がどこであるかを容易に特定することができる。
なお、本実施形態のインターホン親機200の信号送信回路200p及び火災警報器400の信号送信回路450において、要求信号や警報停止信号などの制御信号及び測定信号に対してASK変調を行っているが、FSK(Frequency Shift Keying)変調などの他の変調方式を用いてもよい。
また、本実施形態のインターホン親機200及び火災警報器400から火災警報を発生させる構成に加えて、ドアホン子機300から火災の発生を知らせる音声を発生させる構成を加えることにより、住戸外にも火災警報を出力する機能を有することとなり、火災の発生に対してより迅速に対応することができる。
実施形態のセキュリティインターホンシステムを示すブロック図である。 同上の構成図である。 従来のセキュリティインターホンシステムの構成図である。
符号の説明
100 セキュリティインターホンシステム
200 インターホン親機
200a 信号処理部
200d 音発生回路(第2の警報発生手段)
200p 信号送信回路
210a 火災判断回路
300 ドアホン子機
400a 火災警報器
400b 火災警報器
440 物理量測定回路
450 信号送信回路
470 音声信号増幅回路(第1の警報発生手段)
600 2線式信号線

Claims (3)

  1. 屋外に設置されるドアホン子機と通話可能に屋内に設置されたインターホン親機と、当該インターホン親機と互いに通信を行う1つ以上の火災警報器とで構成され、
    火災警報器は、火災に関わる物理量を測定する物理量測定手段と、物理量測定手段が測定した物理量に応じた測定信号をインターホン親機に送信する測定信号送信手段と、インターホン親機から送信された警報信号に基づいて警報を発する第1の警報発生手段とを備え、
    インターホン親機は、火災警報器から送信された測定信号に基づいて火災が発生したか否かを判断する火災判断手段と、火災判断手段で火災が発生したことを判断したときに、警報を発する第2の警報発生手段と、火災判断手段で火災が発生したことを判断したときに、各火災警報器に警報信号を送信する警報信号送信手段とを備えることを特徴とするセキュリティインターホンシステム。
  2. 前記インターホン親機と、前記火災警報器とは、2線式信号線を介して互いに並列接続されており、
    インターホン親機は、各火災警報器に信号線を介して駆動電圧を供給する電力供給手段を備え、火災警報器は供給された駆動電圧で動作し、
    前記測定信号送信手段は、駆動電圧に測定信号を重畳させてインターホン親機に送信し、
    前記警報信号送信手段は、駆動電圧に警報信号を重畳させて各火災警報器に送信することを特徴とする請求項1に記載のセキュリティインターホンシステム。
  3. 前記警報信号は音声信号であることを特徴とする請求項1または2に記載のセキュリティインターホンシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019014306A (ja) * 2017-07-04 2019-01-31 西日本旅客鉄道株式会社 鉄道車両の火災報知システム

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