JP2001297386A - 情報表示装置及びコンピュータプログラム記録媒体並びに住戸端末 - Google Patents
情報表示装置及びコンピュータプログラム記録媒体並びに住戸端末Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 集合住宅の防災情報を詳細に表示可能にす
る。 【解決手段】 インターフォン親機３のセキュリティイ
ンターホンのブロック３ａ及び火災センサ４などがセキ
ュリティインターホン制御装置１１に接続されるととも
に、インターフォン親機３の情報表示機のブロック３ｂ
がＬＡＮを介してサーバ２に接続される。セキュリティ
インターホン制御装置１１は火災などが発生すると火災
情報と住戸番号をサーバ２に送信し、サーバ２は火災な
どに対応する画像ファイル又はデータを火災が発生した
住戸番号に応じて必要なＩＰアドレスに送信することに
よりメッセージを情報表示機のブロック３ｂに表示させ
る。
る。 【解決手段】 インターフォン親機３のセキュリティイ
ンターホンのブロック３ａ及び火災センサ４などがセキ
ュリティインターホン制御装置１１に接続されるととも
に、インターフォン親機３の情報表示機のブロック３ｂ
がＬＡＮを介してサーバ２に接続される。セキュリティ
インターホン制御装置１１は火災などが発生すると火災
情報と住戸番号をサーバ２に送信し、サーバ２は火災な
どに対応する画像ファイル又はデータを火災が発生した
住戸番号に応じて必要なＩＰアドレスに送信することに
よりメッセージを情報表示機のブロック３ｂに表示させ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、集合住宅の情報表
示装置及びコンピュータプログラム記録媒体並びに住戸
端末に関する。
示装置及びコンピュータプログラム記録媒体並びに住戸
端末に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、集合住宅に設置されている火災報
知機、ガス漏れ警報機などによる防災情報を表示情報と
して各住戸内に報知する方法として、各住戸内に設置さ
れるインターフォン親機に対して、例えば火災報知用、
ガス漏れ報知用、水漏れ報知用毎にＬＥＤなどの表示ラ
ンプを設けて、これを点灯（又は点滅）させるととも
に、警報音を鳴動させる方法が知られている。なお、こ
の種のシステムは、ＧＰ３級表示セキュリティインター
フォンとして知られている。
知機、ガス漏れ警報機などによる防災情報を表示情報と
して各住戸内に報知する方法として、各住戸内に設置さ
れるインターフォン親機に対して、例えば火災報知用、
ガス漏れ報知用、水漏れ報知用毎にＬＥＤなどの表示ラ
ンプを設けて、これを点灯（又は点滅）させるととも
に、警報音を鳴動させる方法が知られている。なお、こ
の種のシステムは、ＧＰ３級表示セキュリティインター
フォンとして知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のセキュリティインターフォンでは、火災やガス漏れ
などを表示ランプ（及び警報音）により報知するのみで
あるので、火災やガス漏れの発生箇所などを詳細に表示
することができず、このため防災上、避難誘導を的確に
行うことができないという問題点がある。例えば火災が
発生した場合には集合住宅の全棟に発生箇所を知らせ
て、住戸毎や階毎に的確な方向に避難誘導する必要があ
る。また、水漏れが発生した場合には、無用な住戸に知
らせる必要はなく、発生箇所の住戸とその下の階の住戸
に知らせればよい。
来のセキュリティインターフォンでは、火災やガス漏れ
などを表示ランプ（及び警報音）により報知するのみで
あるので、火災やガス漏れの発生箇所などを詳細に表示
することができず、このため防災上、避難誘導を的確に
行うことができないという問題点がある。例えば火災が
発生した場合には集合住宅の全棟に発生箇所を知らせ
て、住戸毎や階毎に的確な方向に避難誘導する必要があ
る。また、水漏れが発生した場合には、無用な住戸に知
らせる必要はなく、発生箇所の住戸とその下の階の住戸
に知らせればよい。
【０００４】本発明は上記従来例の問題点に鑑み、集合
住宅の防災情報を詳細に表示することができ、ひいては
避難誘導を的確に行うことができる情報表示装置及びコ
ンピュータプログラム記録媒体並びに住戸端末を提供す
ることを目的とする。
住宅の防災情報を詳細に表示することができ、ひいては
避難誘導を的確に行うことができる情報表示装置及びコ
ンピュータプログラム記録媒体並びに住戸端末を提供す
ることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、メッセージを画面表示可能なディスプレイ
を備えるとともにＩＰ（インターネット・プロトコル）
アドレスが割り当てられた住戸端末を集合住宅の各住戸
に設置して、この住戸端末とサーバをローカルエリアネ
ットワークを介して接続し、火災などが発生した住戸番
号に応じて必要なＩＰアドレスに対してサーバから画像
ファイル又はデータを送信してメッセージを各住戸のデ
ィスプレイに表示させるようにしたものである。
するために、メッセージを画面表示可能なディスプレイ
を備えるとともにＩＰ（インターネット・プロトコル）
アドレスが割り当てられた住戸端末を集合住宅の各住戸
に設置して、この住戸端末とサーバをローカルエリアネ
ットワークを介して接続し、火災などが発生した住戸番
号に応じて必要なＩＰアドレスに対してサーバから画像
ファイル又はデータを送信してメッセージを各住戸のデ
ィスプレイに表示させるようにしたものである。
【０００６】すなわち本発明によれば、集合住宅の各住
戸に設置される防災センサと、集合住宅の各住戸に設置
され、メッセージを画面表示可能なディスプレイを備え
るとともにＩＰアドレスが割り当てられた住戸端末と、
前記防災センサの検知情報を識別して集合住宅の住戸番
号と共に出力する制御手段と、集合住宅の住戸番号とＩ
Ｐアドレスが対応するようにあらかじめ記憶されるとと
もに、前記防災センサの検知情報毎に前記ディスプレイ
にメッセージを画面表示させるための画像ファイル又は
データがあらかじめ記憶され、前記制御手段が出力する
防災センサの検知情報に対応する画像ファイル又はデー
タをローカルエリアネットワークを介して前記制御手段
が出力する住戸番号に応じて必要なＩＰアドレスに送信
するサーバとを、有する情報表示装置、及び前記情報表
示装置が実行するコンピュータプログラムが記録された
コンピュータプログラム記録媒体が提供される。また本
発明によれば、集合住宅の各住戸に設置される防災セン
サと、集合住宅の各住戸に設置され、メッセージを画面
表示可能なディスプレイを備えた住戸端末と、前記防災
センサの検知情報を識別して集合住宅の住戸番号と共に
出力する制御手段と、集合住宅の住戸番号とＩＰアドレ
スが対応するようにあらかじめ記憶されるとともに、前
記防災センサの検知情報毎に前記ディスプレイにメッセ
ージを画面表示させるための画像ファイル又はデータが
あらかじめ記憶され、前記制御手段が出力する防災セン
サの検知情報に対応する画像ファイル又はデータをロー
カルエリアネットワークを介して前記制御手段が出力す
る住戸番号に応じて必要なＩＰアドレスに送信するサー
バとを有する情報表示装置用の前記住戸端末であって、
前記サーバと通信を行うための通信機能を有し、かつ、
前記サーバに記憶されたＩＰアドレスが割り当てられた
住戸端末が提供される。
戸に設置される防災センサと、集合住宅の各住戸に設置
され、メッセージを画面表示可能なディスプレイを備え
るとともにＩＰアドレスが割り当てられた住戸端末と、
前記防災センサの検知情報を識別して集合住宅の住戸番
号と共に出力する制御手段と、集合住宅の住戸番号とＩ
Ｐアドレスが対応するようにあらかじめ記憶されるとと
もに、前記防災センサの検知情報毎に前記ディスプレイ
にメッセージを画面表示させるための画像ファイル又は
データがあらかじめ記憶され、前記制御手段が出力する
防災センサの検知情報に対応する画像ファイル又はデー
タをローカルエリアネットワークを介して前記制御手段
が出力する住戸番号に応じて必要なＩＰアドレスに送信
するサーバとを、有する情報表示装置、及び前記情報表
示装置が実行するコンピュータプログラムが記録された
コンピュータプログラム記録媒体が提供される。また本
発明によれば、集合住宅の各住戸に設置される防災セン
サと、集合住宅の各住戸に設置され、メッセージを画面
表示可能なディスプレイを備えた住戸端末と、前記防災
センサの検知情報を識別して集合住宅の住戸番号と共に
出力する制御手段と、集合住宅の住戸番号とＩＰアドレ
スが対応するようにあらかじめ記憶されるとともに、前
記防災センサの検知情報毎に前記ディスプレイにメッセ
ージを画面表示させるための画像ファイル又はデータが
あらかじめ記憶され、前記制御手段が出力する防災セン
サの検知情報に対応する画像ファイル又はデータをロー
カルエリアネットワークを介して前記制御手段が出力す
る住戸番号に応じて必要なＩＰアドレスに送信するサー
バとを有する情報表示装置用の前記住戸端末であって、
前記サーバと通信を行うための通信機能を有し、かつ、
前記サーバに記憶されたＩＰアドレスが割り当てられた
住戸端末が提供される。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図１は本発明に係る情報表示装置
の一実施形態の全体を示す構成図、図２は図１の情報表
示装置の要部を概略的に示すブロック図、図３は図１の
セキュリティインターホン制御装置からサーバに送信さ
れるデータのフォーマットを示す説明図、図４は図１の
サーバの処理を説明するためのフローチャート、図５は
メニュー画面の一例を示す説明図、図６は火災表示画面
の一例を示す説明図である。
施の形態を説明する。図１は本発明に係る情報表示装置
の一実施形態の全体を示す構成図、図２は図１の情報表
示装置の要部を概略的に示すブロック図、図３は図１の
セキュリティインターホン制御装置からサーバに送信さ
れるデータのフォーマットを示す説明図、図４は図１の
サーバの処理を説明するためのフローチャート、図５は
メニュー画面の一例を示す説明図、図６は火災表示画面
の一例を示す説明図である。
【０００８】図１に示す装置は、マンションなどの集合
住宅１内においてセキュリティインターフォンシステム
（防災ネットワーク）と情報表示用のＬＡＮ（ローカル
・エリア・ネットワーク）を結合したシステムを示して
いる。このＬＡＮはサーバ２により制御され、サーバ２
は集合住宅１の管理人室などの共用部に設置される。集
合住宅１の各住戸には、インターフォン親機３と、火災
センサ４と、ガス漏れセンサ５と、防犯センサ６と、水
漏れセンサ７（図２参照）と、電子錠、マイク、スピー
カ及びカメラを有する玄関子機８などが設置される。火
災センサ４はまた、各住戸内の他、廊下などの適宜位置
に設置される。
住宅１内においてセキュリティインターフォンシステム
（防災ネットワーク）と情報表示用のＬＡＮ（ローカル
・エリア・ネットワーク）を結合したシステムを示して
いる。このＬＡＮはサーバ２により制御され、サーバ２
は集合住宅１の管理人室などの共用部に設置される。集
合住宅１の各住戸には、インターフォン親機３と、火災
センサ４と、ガス漏れセンサ５と、防犯センサ６と、水
漏れセンサ７（図２参照）と、電子錠、マイク、スピー
カ及びカメラを有する玄関子機８などが設置される。火
災センサ４はまた、各住戸内の他、廊下などの適宜位置
に設置される。
【０００９】共用部である集合玄関には電子錠、マイ
ク、スピーカ及びカメラを有する集合玄関機９と、宅配
センサを有する宅配ボックス１０などが設置される。管
理人室などの共用部にはまた、サーバ２の他に、移報制
御装置１１と、管理人室親機１２と、設備警報盤１３
と、住棟受信盤１４と、エレベータ（ＥＬＶ）インター
ホン１５と、非常通報機１６などが設置される。インタ
ーフォン親機３は公衆回線に接続可能であり、サーバ２
と非常通報機１６は、外部の防災センタなどに接続され
る。
ク、スピーカ及びカメラを有する集合玄関機９と、宅配
センサを有する宅配ボックス１０などが設置される。管
理人室などの共用部にはまた、サーバ２の他に、移報制
御装置１１と、管理人室親機１２と、設備警報盤１３
と、住棟受信盤１４と、エレベータ（ＥＬＶ）インター
ホン１５と、非常通報機１６などが設置される。インタ
ーフォン親機３は公衆回線に接続可能であり、サーバ２
と非常通報機１６は、外部の防災センタなどに接続され
る。
【００１０】インターフォン親機３は概略的に、図２に
詳しく示すようにセキュリティインターホンのブロック
３ａと情報表示機のブロック３ｂにより構成されてい
る。セキュリティインターホンのブロック３ａはハンド
セット、各種の表示ランプ、警報ブザー及びコントロー
ラなどを有し、また、その住戸に設置されている火災セ
ンサ４と、ガス漏れセンサ５と、防犯センサ６と、水漏
れセンサ７と、玄関子機８などに接続されるとともに、
セキュリティインターホン制御装置（図１に示す移報制
御装置）１１に接続されている。情報表示機のブロック
３ｂは、画面表示を行う液晶表示パネルとコントローラ
などにより構成され、ＬＡＮを介してサーバ２に接続さ
れている。
詳しく示すようにセキュリティインターホンのブロック
３ａと情報表示機のブロック３ｂにより構成されてい
る。セキュリティインターホンのブロック３ａはハンド
セット、各種の表示ランプ、警報ブザー及びコントロー
ラなどを有し、また、その住戸に設置されている火災セ
ンサ４と、ガス漏れセンサ５と、防犯センサ６と、水漏
れセンサ７と、玄関子機８などに接続されるとともに、
セキュリティインターホン制御装置（図１に示す移報制
御装置）１１に接続されている。情報表示機のブロック
３ｂは、画面表示を行う液晶表示パネルとコントローラ
などにより構成され、ＬＡＮを介してサーバ２に接続さ
れている。
【００１１】ネットワークの構成について更に詳しく説
明する。火災などの自火報系や防犯などの防災ネットワ
ークでは、セキュリティインターホン制御装置（移報制
御装置）１１をコントローラとしてセキュリティインタ
ーホンのブロック３ａと、火災センサ４と、ガス漏れセ
ンサ５と、防犯センサ６と、水漏れセンサ７、集合玄関
機９の電子錠などが接続されている。セキュリティイン
ターホン制御装置１１は、各住戸のセンサ４〜７が異常
を検出すると、必要な住戸のインターフォン親機３の表
示ランプ及び警報ブザーを駆動するための制御信号を送
るとともに、サーバ２に対して図３に示すようなデータ
を送信する。
明する。火災などの自火報系や防犯などの防災ネットワ
ークでは、セキュリティインターホン制御装置（移報制
御装置）１１をコントローラとしてセキュリティインタ
ーホンのブロック３ａと、火災センサ４と、ガス漏れセ
ンサ５と、防犯センサ６と、水漏れセンサ７、集合玄関
機９の電子錠などが接続されている。セキュリティイン
ターホン制御装置１１は、各住戸のセンサ４〜７が異常
を検出すると、必要な住戸のインターフォン親機３の表
示ランプ及び警報ブザーを駆動するための制御信号を送
るとともに、サーバ２に対して図３に示すようなデータ
を送信する。
【００１２】また、本発明に係る情報表示用のＬＡＮで
は、サーバ２をコントローラとして情報表示機のブロッ
ク３ｂと、集合玄関機９のマイク、スピーカ及びカメラ
と宅配ボックス１０などが接続される。このＬＡＮ上で
は画像、音声、制御信号などの通信をＨＴＴＰ（ハイパ
ー・テキスト・トランスファー・プロトコル）に基づい
てＨＴＭＬ（ハイパー・テキスト・マークアップ・ラン
グエージ）形式で行うように構成されている。このた
め、ＬＡＮ上の各端末にはＩＰアドレスが付与されてい
る。また、このＩＰアドレスは集合住宅１の階毎、棟毎
などのように所定の住戸毎にグループ化されている。
は、サーバ２をコントローラとして情報表示機のブロッ
ク３ｂと、集合玄関機９のマイク、スピーカ及びカメラ
と宅配ボックス１０などが接続される。このＬＡＮ上で
は画像、音声、制御信号などの通信をＨＴＴＰ（ハイパ
ー・テキスト・トランスファー・プロトコル）に基づい
てＨＴＭＬ（ハイパー・テキスト・マークアップ・ラン
グエージ）形式で行うように構成されている。このた
め、ＬＡＮ上の各端末にはＩＰアドレスが付与されてい
る。また、このＩＰアドレスは集合住宅１の階毎、棟毎
などのように所定の住戸毎にグループ化されている。
【００１３】そして、これらの防災ネットワークと表示
用ＬＡＮを結合するためにセキュリティインターホン制
御装置１１とサーバ２が接続され、セキュリティインタ
ーホン制御装置１１は火災などを検知した場合に、サー
バ２に対して図３に示すようなフォーマットで通信を行
うように構成されている。この１フレームのフォーマッ
トは、情報開始記号（ＳＴＸ）と、データ長と、棟番号
と、階数と、部屋番号と、情報内容と、チェックサム
（ＣＫＳＭ）と情報終了記号（ＥＴＸ）により構成され
ている。「棟番号」と、「階数」と「部屋番号」は共に
２桁のＡＳＣIIコードである。「情報内容」は８＋８ビ
ットにより構成され、下位８ビットの各ビット＝７〜０
は情報内容の種別を表し、それぞれ「火災」、「ガス漏
れ」、「一酸化炭素検出」、「水漏れ」、「防犯１」、
「防犯２」、「救急」、「非常」を表す。そして、サー
バ２にはあらかじめ、「棟番号」、「階数」及び「部屋
番号」とＩＰアドレスが対応して記憶され、また、情報
表示機のブロック３ｂの表示画面に表示させるための各
種の画像ファイル、メッセージテキストやＨＴＭＬなど
のデータファイルなどが記憶されている。
用ＬＡＮを結合するためにセキュリティインターホン制
御装置１１とサーバ２が接続され、セキュリティインタ
ーホン制御装置１１は火災などを検知した場合に、サー
バ２に対して図３に示すようなフォーマットで通信を行
うように構成されている。この１フレームのフォーマッ
トは、情報開始記号（ＳＴＸ）と、データ長と、棟番号
と、階数と、部屋番号と、情報内容と、チェックサム
（ＣＫＳＭ）と情報終了記号（ＥＴＸ）により構成され
ている。「棟番号」と、「階数」と「部屋番号」は共に
２桁のＡＳＣIIコードである。「情報内容」は８＋８ビ
ットにより構成され、下位８ビットの各ビット＝７〜０
は情報内容の種別を表し、それぞれ「火災」、「ガス漏
れ」、「一酸化炭素検出」、「水漏れ」、「防犯１」、
「防犯２」、「救急」、「非常」を表す。そして、サー
バ２にはあらかじめ、「棟番号」、「階数」及び「部屋
番号」とＩＰアドレスが対応して記憶され、また、情報
表示機のブロック３ｂの表示画面に表示させるための各
種の画像ファイル、メッセージテキストやＨＴＭＬなど
のデータファイルなどが記憶されている。
【００１４】サーバ２は上記フォーマットのフレームを
受信すると、一例として図４に示すような処理を行う。
図４は上記の「火災」、「水漏れ」及び「ガス漏れ」の
表示を行う事象が発生した場合の処理を示し、まず、
「棟番号」と、「階数」と「部屋番号」により表示情報
の発生場所を識別する（ステップＳ１）。次いで「火
災」の場合には発生場所の「部屋番号」と同一の棟内の
全ての「部屋番号」を選択し（ステップＳ２→Ｓ３）、
また、「水漏れ」の場合には発生場所の「部屋番号」と
その下の階の「部屋番号」を選択し（ステップＳ４→Ｓ
５）、また、「ガス漏れ」の場合には発生場所の「部屋
番号」と同一の隣の「部屋番号」を選択する（ステップ
Ｓ６→Ｓ７）。次いでこの選択した「部屋番号」に対応
するＩＰアドレスを選択し（ステップＳ８）、次いで
「火災」、「水漏れ」及び「ガス漏れ」に応じた画像フ
ァイル又はデータをこのＩＰアドレスに送信する（ステ
ップＳ９）。
受信すると、一例として図４に示すような処理を行う。
図４は上記の「火災」、「水漏れ」及び「ガス漏れ」の
表示を行う事象が発生した場合の処理を示し、まず、
「棟番号」と、「階数」と「部屋番号」により表示情報
の発生場所を識別する（ステップＳ１）。次いで「火
災」の場合には発生場所の「部屋番号」と同一の棟内の
全ての「部屋番号」を選択し（ステップＳ２→Ｓ３）、
また、「水漏れ」の場合には発生場所の「部屋番号」と
その下の階の「部屋番号」を選択し（ステップＳ４→Ｓ
５）、また、「ガス漏れ」の場合には発生場所の「部屋
番号」と同一の隣の「部屋番号」を選択する（ステップ
Ｓ６→Ｓ７）。次いでこの選択した「部屋番号」に対応
するＩＰアドレスを選択し（ステップＳ８）、次いで
「火災」、「水漏れ」及び「ガス漏れ」に応じた画像フ
ァイル又はデータをこのＩＰアドレスに送信する（ステ
ップＳ９）。
【００１５】図５、図６を参照して情報表示機のブロッ
ク３ｂの表示例を説明する。まず、非緊急時には図５に
示すような非緊急用のメニューを表示し、各住戸の居住
者はこのメニューから掲示板、インターフォン、インタ
ーネットなどを選択すると、それに対応する画面を表示
する。そして、例えば「火災」が発生すると、図６に示
すように上記のように選択された住戸の情報表示機のブ
ロック３ｂに「××棟、×××号室で火災が発生しまし
た」のような表示メッセージを表示させる。
ク３ｂの表示例を説明する。まず、非緊急時には図５に
示すような非緊急用のメニューを表示し、各住戸の居住
者はこのメニューから掲示板、インターフォン、インタ
ーネットなどを選択すると、それに対応する画面を表示
する。そして、例えば「火災」が発生すると、図６に示
すように上記のように選択された住戸の情報表示機のブ
ロック３ｂに「××棟、×××号室で火災が発生しまし
た」のような表示メッセージを表示させる。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、メ
ッセージを画面表示可能なディスプレイを備えるととも
にＩＰアドレスが割り当てられた住戸端末を集合住宅の
各住戸に設置して、この住戸端末とサーバをローカルエ
リアネットワークを介して接続し、火災などが発生した
住戸番号に応じて必要なＩＰアドレスに対してサーバか
ら画像ファイル又はデータを送信してメッセージを各住
戸のディスプレイに表示させるようにしたので、集合住
宅の防災情報を詳細に表示することができ、ひいては避
難誘導を的確に行うことができる。
ッセージを画面表示可能なディスプレイを備えるととも
にＩＰアドレスが割り当てられた住戸端末を集合住宅の
各住戸に設置して、この住戸端末とサーバをローカルエ
リアネットワークを介して接続し、火災などが発生した
住戸番号に応じて必要なＩＰアドレスに対してサーバか
ら画像ファイル又はデータを送信してメッセージを各住
戸のディスプレイに表示させるようにしたので、集合住
宅の防災情報を詳細に表示することができ、ひいては避
難誘導を的確に行うことができる。
【図１】本発明に係る情報表示装置の一実施形態の全体
を示す構成図である。
を示す構成図である。
【図２】図１の情報表示装置の要部を概略的に示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図３】図１のセキュリティインターホン制御装置から
サーバに送信されるデータのフォーマットを示す説明図
である。
サーバに送信されるデータのフォーマットを示す説明図
である。
【図４】図１のサーバの処理を説明するためのフローチ
ャートである。
ャートである。
【図５】メニュー画面の一例を示す説明図である。
【図６】火災表示画面の一例を示す説明図である。
１ 集合住宅 ２ サーバ ３ インターフォン親機（住戸端末） ３ａ セキュリティインターホンのブロック ３ｂ 情報表示機のブロック ４ 火災センサ（防災センサ） ５ ガス漏れセンサ（防災センサ） ６ 防犯センサ（防災センサ） ７ 水漏れセンサ（防災センサ） １１ セキュリティインターホン制御装置（制御手段）
フロントページの続き (72)発明者 八子 哲 神奈川県横浜市神奈川区守屋町３丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 (72)発明者 江藤 潔 山梨県中巨摩郡竜王町篠原1340−７ 有限 会社江藤ソフトオフィス内 (72)発明者 江藤 英志 神奈川県川崎市中原区上小田中４丁目１番 １号 富士通株式会社内 (72)発明者 永澤 正則 東京都中央区八重洲１−５−８ 株式会社 産業機電内 (72)発明者 小林 一郎 東京都千代田区九段南４丁目７番３号 能 美防災株式会社内 Ｆターム(参考） 5B069 AA19 KA01 LA03 5C087 AA02 AA03 AA09 AA11 AA23 AA25 AA42 BB46 BB65 BB73 BB74 DD04 DD05 DD06 DD07 DD26 EE05 EE18 FF04 GG12 GG32 GG66 GG82
Claims (4)
- 【請求項１】 集合住宅の各住戸に設置される防災セン
サと、 集合住宅の各住戸に設置され、メッセージを画面表示可
能なディスプレイを備えるとともにＩＰアドレスが割り
当てられた住戸端末と、 前記防災センサの検知情報を識別して集合住宅の住戸番
号と共に出力する制御手段と、 集合住宅の住戸番号とＩＰアドレスが対応するようにあ
らかじめ記憶されるとともに、前記防災センサの検知情
報毎に前記ディスプレイにメッセージを画面表示させる
ための画像ファイル又はデータがあらかじめ記憶され、
前記制御手段が出力する防災センサの検知情報に対応す
る画像ファイル又はデータをローカルエリアネットワー
クを介して前記制御手段が出力する住戸番号に応じて必
要なＩＰアドレスに送信するサーバとを、 有する情報表示装置。 - 【請求項２】 前記ＩＰアドレスは集合住宅の所定の住
戸毎にグループ分けされ、前記サーバは、前記制御手段
が出力する防災センサの検知情報に応じてグループを選
択してそのグループに画像ファイル又はデータを送信す
ることを特徴とする請求項１記載の情報表示装置。 - 【請求項３】 請求項１又は２記載の情報表示装置が実
行するコンピュータプログラムが記録されたコンピュー
タプログラム記録媒体。 - 【請求項４】 集合住宅の各住戸に設置される防災セン
サと、集合住宅の各住戸に設置され、メッセージを画面
表示可能なディスプレイを備えた住戸端末と、前記防災
センサの検知情報を識別して集合住宅の住戸番号と共に
出力する制御手段と、集合住宅の住戸番号とＩＰアドレ
スが対応するようにあらかじめ記憶されるとともに、前
記防災センサの検知情報毎に前記ディスプレイにメッセ
ージを画面表示させるための画像ファイル又はデータが
あらかじめ記憶され、前記制御手段が出力する防災セン
サの検知情報に対応する画像ファイル又はデータをロー
カルエリアネットワークを介して前記制御手段が出力す
る住戸番号に応じて必要なＩＰアドレスに送信するサー
バとを有する情報表示装置用の前記住戸端末であって、
前記サーバと通信を行うための通信機能を有し、かつ、
前記サーバに記憶されたＩＰアドレスが割り当てられた
住戸端末。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000111119A JP2001297386A (ja) | 2000-04-12 | 2000-04-12 | 情報表示装置及びコンピュータプログラム記録媒体並びに住戸端末 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000111119A JP2001297386A (ja) | 2000-04-12 | 2000-04-12 | 情報表示装置及びコンピュータプログラム記録媒体並びに住戸端末 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001297386A true JP2001297386A (ja) | 2001-10-26 |
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ID=18623515
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000111119A Withdrawn JP2001297386A (ja) | 2000-04-12 | 2000-04-12 | 情報表示装置及びコンピュータプログラム記録媒体並びに住戸端末 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001297386A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030084436A (ko) * | 2002-04-26 | 2003-11-01 | 서울통신기술 주식회사 | 가정 자동화 기기의 알람 통보 방법 |
| KR100496077B1 (ko) * | 2002-03-15 | 2005-06-20 | 가부시키가이샤 아뮤징코포레이션 | 인터폰 집합현관기 제휴 정보 단말 시스템 |
| JP2012252375A (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-20 | Toyota Home Kk | 集合住宅の管理装置及び方法 |
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-
2000
- 2000-04-12 JP JP2000111119A patent/JP2001297386A/ja not_active Withdrawn
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