JP2002268707A - コントローラ及びツール並びにそれらにより構成されるシステム - Google Patents
コントローラ及びツール並びにそれらにより構成されるシステムInfo
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Abstract
クトとして扱うことができ、再利用が容易かつ確実に行
えるコントローラを提供すること 【解決手段】 コントローラ10とツール20により構
成され、コントローラには、デバイス30が接続され
る。デバイスは制御プログラム11により制御される。
制御プログラムは、デバイス名で定義をし、デバイスの
通信アドレス,割り付けられたメモリアドレス等とデバ
イス名を関連付けた関連情報をオブジェクトデータベー
ス13に格納する。デバイスにアクセスする際には、デ
バイス名をキーに関連情報を参照し、具体的なアクセス
先を認識することによりデータの送受を行う。再利用す
る際には、制御プログラムの変更をすることなく、各ア
ドレスを再利用先のものに修正するだけで対応できる。
Description
びツール並びにそれらにより構成されるシステムに関す
るものである。
業領域におけるコントロールシステムには、PLCなど
の制御装置(コントローラ)と、その制御装置により制
御される機器(デバイス)を適宜組み合わせて構築され
る。図1に示すように、コントローラ1には、ネットワ
ーク2を介して1または複数のデバイス3a,3bが接
続されている。またコントローラ1の内部には、各デバ
イス3a,3bをハンドリングするための制御プログラ
ム(ドライバ)4a,4bが実装されている。この制御
プログラム4a,4bは、デバイス3a,3bごとに用
意され、I/Oメモリ5を利用しながら対応するデバイ
ス3a,3bとデータの送受を行い、所定の処理を実行
する。また、図示の例では、制御プログラム(X)6
は、制御プログラム4a,4bを呼び出すもので、全体
として1つのタスクが構成されている。
N/OFFセンサやデジタルI/Oのように、ON/O
FF情報をコントローラ1(ドライバ:制御プログラム
4a,4b)との間で通信するものもあれば、光電セン
サ(パラメ−タは光量,閾値),温度調節器(パラメ−
タは設定温度,PID値など)などのように、デバイス
内で設定すべきパラメータを持ち、ユーザが作成したプ
ログラムが動作するものがある。
a,3bはネットワーク2を介してコントローラ1に接
続されているが、デバイスとコントローラ間の通信を、
コントローラ1内のバスを介して行われる場合もある。
例えばコントロ−ラ1としてビルディングブロック式の
PLCを用い、そのベ−スユニット上のスロットにモ−
ションコントロ−ルユニットやPID制御ユニットを直
接接続した場合である。
プログラム4a,4bと、その制御プログラム4a,4
bがアクセスすべきデバイス3a,3bを関連付ける必
要があり、通常、デバイス3a,3bに対してネットワ
ーク2上にユニークに設定される識別子としてのノード
番号を付与し、そのノード番号を指定してアクセスす
る。なお、デバイスがバス接続されている場合には、ノ
ード番号はユニット番号となるが、基本的な考えは同じ
である。
ノード番号は#5となり、デバイス(B)3bのノード
番号は#6となっている。従って、制御プログラム
(A)4aが、デバイス(A)3aに対してメッセージ
通信でアクセスする場合、プログラム中にデバイス
(A)3aのノード番号(#5)を記述することにな
る。
再利用することができると、新たに制御プログラムを作
成しなくて済むことがあり、開発に係る労力が軽減され
る。一方、ドライバと称される制御プログラムは、その
制御プログラム(ソフト)がアクセスするデバイス(ハ
ード)と一体となって初めて機能を発揮するものであ
り、両者を一体として取り扱った方が好ましい。なお、
以下の説明では、それら制御プログラムとデバイスを一
体にしたものを制御オブジェクトと称する。
グラム単位での再利用はできたものの、制御プログラム
とデバイスを一体として扱う方法がなく、それぞれを別
々に再利用することになり、再利用が煩雑である。
インの変更や、補強,修理のために、一方のコントロー
ラ1で使用していたデバイス(A)3aを別のコントロ
ーラ1′に接続して使用したいという要求がある。この
ような場合に、上記した制御オブジェクトの考えに従
い、制御プログラムとデバイスをともにコントローラ
1′に移行(再利用)することを考える。すると、ま
ず、制御プログラムは、プログラミングツールやコント
ローラに装備されているメモリカードなどを経由して、
容易にコントローラにダウンロードすることができる。
また、デバイス(A)3aをハード的にコントローラ
1′が接続されているネットワーク2′に連結すること
により移行できる。
は、制御オブジェクトを動作させることはできない。す
なわち、制御プログラムと対になるデバイスとの間でコ
ミュニケーションを行うためのコンフィグレーションが
必要であるが、元のコントローラ1で使用していた情報
をそのまま使用すると動作しなくなってしまう。
制御オブジェクト(A)4aが管理するデバイス(A)
のノード番号は,#5であったため、制御プログラム
(A)の中、或いは制御プログラム(A)を呼出す制御
プログラム(X)の中に、デバイス(A)にアクセスす
るためにノード番号(#5)を指定するプログラム部分
がある。
(#5)は既に他のデバイスに使用されている。従っ
て、制御プログラム(A),(X)において、ノード番
号(#5)とある部分をそのままにしていると、エラー
となる。従って、図示の場合には、該当する部分のプロ
グラムを正しいノード番号である(#2)に書き替える
必要があるが、該当する部分を全てピックアップし、修
正すること、並びに係る修正が他のプログラムへ影響を
与えないことを注意,確認しながら実行することは煩雑
である。
1,1′のI/Oメモリへの割付(I/Oコンフィグレ
ーション)も、それぞれ異なることがある。そして、制
御プログラム(A)におけるデバイス(A)の割付けら
れているI/Oメモリ5へのアクセス方法が、アドレス
を指定するようなプログラミングスタイルの場合や、た
とえ変数プログラミングであっても、上記I/Oメモリ
5に配列でアクセスするような場合には、再利用の際に
係る割り付けが変更されたことを考慮し、該当するプロ
グラム部分を変更する必要があるので、やはり煩雑であ
る。そして、当然のことながら、アドレスを間違える
と、動作ができなくなる。
ェクトを再利用するに際し、I/Oメモリ5への再割り
付けが必要な場合、さらに以下に示す問題がある。すな
わち、開発者は、再利用先のコントローラ1′のI/O
メモリ5の使用状況、つまり、「どこに、どれだけの空
きエリアがあるか」などのメモリマップを把握している
必要があり、空きエリアを効率良く使用するように割り
付けを行い、実際にプロクラムを組む必要がある。その
ため、割付ミス等人為的なミスを起こしやすい。
バイス用に割り付けたI/O割付けまで変更されること
があり、係る場合には、そのすでに接続されているデバ
イス用の制御プログラムまで変更しなければならず、煩
雑であるばかりでなく、割り付けミスをする可能性が高
くなる。
サ,温度調節器などのように、デバイス内で設定すべき
パラメータを持つものがあるのは、既に述べたが、係る
パラメータやプログラムをデバイスに設定するために
は、ツール装置をデバイスに直接接続したり、或いは、
コントローラに接続し、そのコントローラを介して各種
の設定を行う必要がある。
のデバイスを交換することになるが、新たなデバイスに
対して、再度故障前のデバイスに対して行ったパラメー
タ等の設定処理と同じ工程を実施することになり、非常
に工数がかかる。係る処理は、マニュアルで調整・設定
することになるが、前回行った設定情報をどこかの記憶
媒体や帳票に記憶しておき、その設定情報を見ながら操
作員が設定することになる。従って、入力処理時の人為
的ミスが発生しやすい。また、設定情報を記憶した帳票
等が見つからなかったり、違う情報を見て設定してしま
うおそれなどもある。
は、デバイス3で異常が発生した場合、デバイス3に割
り付けられているコントローラ1のI/Oメモリ5の所
定ビットが変化する。すると、そのコントローラ1のI
/Oメモリ5を参照している表示器7が、そのビットの
変化を検出し、異常ありと認識することにより異常画面
を表示するようになっている。係る異常画面を表示する
ための具体的な処理は、以下の通りである。
ト(第1通信処理8a)がデバイス3の状態を検出し、
コントローラ1のI/Oメモリ5上の予め定めた所定ア
ドレスに格納する。また、コントローラ1内の制御プロ
グラム4は、上記したI/Oメモリ5の所定アドレスを
監視し、ビットが立つか否かを判断する。そして、ビッ
トが立ったことを確認すると、制御プログラム4は、I
/Oメモリ5の別のアドレスにビットを立てる。このビ
ットが立ったならば、制御プログラム4は、デバイスの
状態をもとに、「表示器に表示させたい画面番号/数値
データ(異常コード)/文字列データ(異常内容)」等
の情報をメモリ5上の所定領域に格納する。係る情報
は、第2通信処理8bを介して表示器7に送られる。表
示器7側では、通信処理部8cが受け取った情報に基づ
き表示器7内のメモリ5に格納する。画像表示処理部4
cでは、そのメモリ5に格納された情報に伴い、表示器
7で表示すべき画面番号を獲得し、画面メモリ9から対
応する画面を呼び出すとともに、その呼び出した画面を
表示する。
デバイスで異常が発生しても、そのデバイスがシステム
においてどのような意味を持っているものかまではわか
らない。例えば、ネジ締めロボットという論理単位をユ
ーザは認識しているが、その構成要素のデバイスの通信
アドレスが異常、或いは、デバイスが割り付いているコ
ントローラのあるビットのON/OFFで故障と通知し
ても、どういう制御要素で異常が発生したか理解するこ
とが容易でない。そのため、何らかの表をもとに論理的
な意味を理解し、保守,メンテナンスを行うことになる
ので、その理解に時間がかかり、その結果、保守,運用
に時間を要する。
構成されており、各設備には、表示器,パネルコンピュ
ータなど、いわゆるヒュ−マン・マシン・インタ−フェ
−ス(以下、HMI)が装備され、その設備の稼動状況
や設備を構成するデバイスの情報,生産情報,設備の操
作のために使われる。また、生産ライン/工場自体の生
産情報などをモニタするためのパソコン(これもHMI
と言える)が工場内、或いは工場外に設置されている。
文字,絵といった情報は以下のように決められる。すな
わち、コントローラに接続されているデバイスの値を表
示する際には、デバイスのメモリがコントローラのメモ
リに割り付いている場合、デバイスが割り付いているコ
ントローラのメモリをHMIが通信によって参照し、そ
の値をHMIで表示する。もし、上記値に演算が必要な
場合には、一般に情報系のプログラムを実行するのに適
したHMI内で演算処理を行う。
画面を設計する開発者、或いはそのHMIを見る保守員
は、設備を構成するデバイスについては、理解容易性の
ためにオブジェクト名でアクセスして情報を収集したい
という要求がある。しかし、従来のシステムでは、ユー
ザがデバイスをI/Oコンフィグレーションでコントロ
ーラにデバイスのメモリをマッピングし、その情報を把
握した上で、HMIの設定ツールで、コントローラのメ
モリのアドレスを指定する必要がある(図2参照)。
イスのメモリマップが変更された場合には、HMIの演
算プログラムも書き替える必要がある。つまり、仮にコ
ントローラ(制御系)のプログラム開発と、情報系のプ
ログラムを平行して行うような場合には、常に相手側の
開発状況に注意をはらい、必要に応じて相手方の変更に
伴う自己の開発プログラムの変更を行わなければなら
ず、開発処理が煩雑で長期化する。
一体でオブジェクト(制御オブジェクト)として扱うこ
とができ、再利用が容易かつ確実に行え、再利用時に関
係の無い制御オブジェクトへ影響を与えることが無く、
また、デバイスの通信アドレスや、メモリ割付が変更さ
れた場合に、その通信アドレス,メモリ割付等が変更の
デバイスにアクセスする制御プログラムや、情報系のプ
ログラムに影響を与えることがなく、情報系のプログラ
ムの作成と制御プログラムの作成の独立性を確保でき、
さらに、デバイスの交換の際に発生するパラメータの設
定の迅速化,正確化を図り、また、デバイス,コントロ
ーラで発生した異常をユーザフレンドリに通知すること
のできるコントローラ及びツール並びにそれらにより構
成されるシステムを提供することを目的とする。
ーラでは、コントローラに接続されるデバイスを管理す
るための制御プログラムと、前記制御プログラムと前記
デバイスを関連付けた関連情報を記憶する関連情報記憶
手段とを備え、前記制御プログラムが前記デバイスにア
クセスするに際し、前記記憶手段に格納された関連情報
を参照することによりアクセス先を特定し、実行するよ
うに構成した。
ログラムと、その制御プログラムによって管理されるデ
バイスを関連付けた関連情報を記憶する関連情報記憶手
段を備えたコントローラにおける処理方法の一つであっ
て、前記制御プログラムの実行にともない前記デバイス
にアクセスする場合、前記関連情報記憶手段に格納され
た関連情報を参照して前記デバイスのアクセス先を特定
する処理を実行後、その特定したアクセス先のデバイス
にアクセスするようにしている。
関連付けられ、デバイスを制御、つまり、デバイスが入
力デバイスの場合には、その入力デバイスからの情報を
取得して所定の処理を実行し、また、デバイスが出力デ
バイスの場合には、そのデバイスに対して命令を送り所
定の動作を行わせることを意味する。広い意味では、デ
バイスと情報の通信を行う制御プログラムは、デバイス
を管理するための制御プログラムとなる。
デバイスに対してアクセス可能とするための情報であ
り、制御プログラム側でデバイスを特定するための情報
(デバイス名など)と、実際にアクセス先を特定する通
信アドレス(ノード番号)であったり、コントローラメ
モリに割付けられたメモリアドレス等を含む。このよう
にすることにより、制御プログラム側では、デバイス名
などのデバイスを特定するための情報を用いてプログラ
ムを組み、デバイスを呼び出す際には、関連情報記憶手
段に格納されたそのデバイスについての関連情報を参照
することにより、アクセスができる。
アドレスや、割り付けられたメモリアドレスが変換され
たとした場合には、関連情報を修正するだけで対応でき
る。つまり、制御プログラムを修正する必要がない。そ
の結果、デバイスと制御プログラムを一体として扱い、
移動なども簡単に行える。
スにアクセスしたり、動作状況を監視する場合にも、上
記の関連情報を参照することにより、対応できる。よっ
て、仮に制御系のプログラム変更などがあったり、デバ
イスのアクセス先が変わったとしても、情報系のプログ
ラムに影響はない。従って、制御系と情報系のプログラ
ムを平行して開発ができる。
レス)などを格納することになるが、係る情報をマニュ
アルにより開発者等が入力しても良いが、例えば、接続
されたデバイスと通信を行い、前記アクセス先を決定す
るとともに、前記関連情報記憶手段に格納する通信処理
手段を備えたり、前記デバイスと前記コントローラのデ
ータの送受は、前記コントローラ内に設置されたコント
ローラメモリの所定領域を介して行うものであり、前記
デバイスのメモリサイズに基づき、前記コントローラメ
モリに対するメモリ割付を行うとともに、その割付結果
を前記関連情報として登録する割付処理手段を備えるよ
うにすると、自動的に設定できるので、簡単かつ正確に
行える。
必要な動作情報(実施形態では、「設定パラメータ」)
を保持し、それに基づいて所定の動作をするものがあ
る。係るデバイスに対しては、動作終了の際に、前記動
作情報を取得するとともに、記憶保持し、動作開始の際
に、前記記憶保持した動作情報を前記デバイスに対して
ダウンロードする機能を備えるとよい。これにより、稼
動中に動作情報が変更された場合であっても、終了時に
係る動作情報をコントローラ側に記憶することにより、
実際のデバイスの動作情報と、コントローラ側での記憶
内容が整合された状態が保証され、動作情報の管理が容
易に行える。
の送受は、前記コントローラ内に設置されたコントロー
ラメモリの所定領域を介して行うものであり、前記コン
トローラメモリに前記デバイスの異常情報を格納する領
域を設定し、前記異常情報と、前記関連情報に基づき、
異常のあったデバイス用の保守情報を出力するようにす
るとよい。異常のあったデバイスを知らせるだけでな
く、そのデバイスの保守をする際の補助情報を出力する
ことにより、効率的に保守作業が行える。ここで、保守
情報は、実施の形態では、「異常が発生した制御オブジ
ェクト名,異常が発生したデバイス名,異常が発生した
デバイスの通信アドレス並びに異常原因等」である。こ
れにより、故障したデバイスがどの制御オブジェクトに
該当するか等の情報を知ることができ、迅速に保守作業
が行える。
各コントローラに接続可能なツールであって、作成した
制御プログラムと、その制御プログラムが管理するデバ
イスの情報から、基本関連情報を作成する機能と、その
作成する機能で作成された前記基本関連情報を前記コン
トローラに向けてダウンロードする機能を備えている。
た各コントローラと、ツールを備えたシステムである。
そして、そのツールで作成された基本関連情報を前記コ
ントローラにダウンロードし、前記コントローラは、取
得した基本関連情報に基づいて、前記関連情報を生成
し、前記記憶手段に格納するようにした。
なデバイスを特定するシリアルナンバーや、アドレス
(通信,メモリ)が空欄で、そのデバイスの一般的な情
報と制御プログラムの関係を格納するようにし、コント
ローラ側では、ダウンロードした基本関連情報に基づ
き、実際のデバイスと通信したりして、空欄の情報を埋
めて関連情報を自動的に生成するようにしたが、マニュ
アル操作で関連情報を作成しても良い。また、基本関連
情報のときから、必要な情報を全て(一部はマニュアル
操作の場合もある)格納するようにすることもできる。
その場合には、情報の内容としては、基本関連情報と関
連情報は等価となる。なお、「関連情報」は、実施の形
態ではオブジェクトデータベース13に対応し、「基本
関連情報」は、オブジェクトデータベース22に対応す
る。
イスに対してアクセスするに際し、直接アドレス等を指
定するのではなく、関連情報を参照してアクセス先を特
定するので、上記したコントローラの使用方法、処理方
法などとして以下に示す各種の方法が提供される。
イスを管理するための制御プログラムと、前記制御プロ
グラムと前記デバイスを関連付けた関連情報とを対に
し、あるコントローラで利用している制御プログラムを
別のコントローラで再利用する場合には、その制御プロ
グラムとともに、対となった前記関連情報も前記別のコ
ントローラに実装する。次いで、前記関連情報中のデバ
イスのアクセス先に関する情報を前記別のコントローラ
におけるデバイスのアクセス先に合わせて修正するよう
にした制御プログラムの再利用方法が提供できる。この
場合に、制御プログラムに対する修正をすることなく、
関連情報を修正するだけで別のコントローラに実装する
ことができ、再利用が簡単に行える。
を管理するための制御プログラムと、前記制御プログラ
ムと前記デバイスを関連付けた関連情報を記憶する関連
情報記憶手段とを備え、前記制御プログラムが前記デバ
イスにアクセスするに際し、前記関連情報記憶手段に格
納された関連情報を参照することによりアクセス先を特
定し、実行するコントローラにおける関連情報の管理方
法としては、前記関連情報に、前記デバイスの設定パラ
メータを含む場合、コントローラの起動時に前記関連情
報に記憶された前記設定パラメータを前記デバイスにダ
ウンロードする。そして、前記コントローラの終了時に
前記デバイスに設定されている設定パラメータをアップ
ロードして記憶保持するとよい。この発明は、第2の実
施の形態で実現されている。
スを管理するための制御プログラムと、前記制御プログ
ラムと前記デバイスを関連付けた関連情報を記憶する関
連情報記憶手段とを備え、前記制御プログラムが前記デ
バイスにアクセスするに際し、前記関連情報記憶手段に
格納された関連情報を参照することによりアクセス先を
特定し、実行するコントローラ内のコントローラメモリ
上に、デバイスのステータス情報を記憶する領域をデバ
イスごとに設定し、前記コントローラは、前記領域を監
視し、異常を検知した場合に、前記関連情報記憶手段を
アクセスして異常を発生しているデバイスの関連情報を
取得し、所定の情報を外部周辺機器に通知する異常監視
方法を実現することもできる。この発明は、第3の実施
の形態に対応する。
項に記載のコントローラと、デバイスが接続されたネッ
トワークに情報処理装置を接続し、前記情報処理装置
は、前記コントローラに実装された前記制御プログラム
及び関連情報と同等のものを備えるとともに、前記コン
トローラと前記デバイス間の通信状態を参照する機能を
備え、前記参照した通信状態に従い、前記情報処理装置
内の制御プログラムを実行して、前記コントローラと前
記デバイスからなるシステム動作状況を監視等の情報処
理を行い、その結果を前記コントローラに通知する情報
処理方法を実施することもできる。この発明は、第4の
実施の形態に対応する。
限り組み合わせることができる。この発明による装置を
構成する各手段を専用のハードウェア回路によって実現
することができるし、プログラムされたコンピュータに
よって実現することもできる。
テムの一例を示している。また、図4は、ツール20の
内部構造を示している。図3に示すように、本システム
は、PLC等のコントローラ10とツール20とにより
構成され、コントローラ10には、直接またはネットワ
ークを介してデバイス30が接続されている。コントロ
ーラ10は、デバイス30の動作を管理する制御プログ
ラム11を有する。また、デバイス30は、割り付けら
れたコントローラメモリ(I/Oメモリ)12の所定エ
リアに対し、データを読み込み或いは書き込みを行う。
これらは、通常のコントローラとしての機能と同様であ
るのでその詳細な説明を省略する。
とデバイス30とを一体にした制御オブジェクトという
単位で取り扱いを可能とし、係る取り扱いを行うための
必要な情報をオブジェクトデータベース13に格納す
る。
定するのに際し、オブジェクト名(デバイス名)を用い
て識別するようにし、プログラム中でデバイスを読み出
す場合、従来はアドレスを直接入力するようにしていた
が、本形態ではデバイス名で定義するようにした。そし
て、デバイス名で特定されるデバイスが実際にどこに接
続され存在するかの情報を別途用意するようにした。そ
して、具体的にどこに接続されているか等の情報は別途
管理するようにした。これにより、再利用のために制御
プログラム11とデバイス30を別のコントローラに接
続した際に、アドレス(メモリアドレス,通信アドレス
等)が異なった場合でも、別途管理しているデバイス名
とアドレスの関係を修正するだけで済み、制御プログラ
ムの内容の修正までは不要となる。
ータベース13には、制御オブジェクトを構成するデバ
イス情報とデバイスをオブジェクト名で識別するための
情報を保持するために、「制御オブジェクト名」と「制
御オブジェクトを構成するデバイス情報」を格納してい
る。ここで、デバイス情報としては、バス或いはネット
ワーク上におけるデバイスのアドレス(以下、通信アド
レス)である。すなわち、デバイスがPLC等の内部状
態を保持できる場合は、ユーザがPLC等に対して定義
したデバイス名とそのデバイス名がPLC等のデバイス
のどのエリアに保存されているかというアドレス情報が
ある。更に、デバイスが単純なデジタルI/Oのように
内部状態を保持できない場合は、ユーザが定義するデバ
イス名に加え、デバイスの製造メーカが定義するデバイ
スのシリアル番号なども併せて格納するようにしてい
る。さらにまた、ユーザが定義した制御オブジェクトの
インタフェース情報(以下、オブジェクトインタフェー
ス情報:サービス名、サービスに必要なデータの型情
報、オブジェクトの属性名、及びその型情報)を保持す
る仕組みを持つ。
より、制御オブジェクトがどのようなデバイスから構成
されているかということと、デバイスをオブジェクト名
という論理名で識別することが可能となる。
たものをコントローラ10にダウンロードすることによ
り実装される。また、コントローラ10にダウンロード
される際に必要なデータの修正が行われる。以下、デー
タの生成順に従い、説明する。
ャートを実現する機能を持ち、これによりオブジェクト
データベースに格納する情報を生成する。すなわち、ツ
ール20は、パソコンその他のコンピュータなどにより
構成される。そして、図6に示すように、そのモニタ画
面Mに、接続可能なデバイスのリスト(H/W Cat
aiog)が表示されるリスト領域(デバイスカタログ
View)R1と、実際にグラフィック画面で1つの制
御オブジェクトを組むための作業領域R2と、その作業
領域R2の情報に作成中の制御オブジェクト名を登録す
る領域R3を有している。作業者(開発者)は、このモ
ニタ画面Mを見ながら各種操作をすることになる。
処理部21が、制御オブジェクト名を定義する(ST
1)。つまり、ツール20のポインティングデバイスを
操作してカーソルを領域R3にセットし、キーボードな
どの入力装置を操作して制御オブジェクト名を入力す
る。オブジェクト定義処理部21は、係る入力を受け
て、オブジェクト名を登録する。図6では、制御オブジ
ェクト名として、「ネジ締めロボット」が登録されてい
ることを示している。
定義する(ST2)。具体的には、図6に示すモニタ画
面Mのリスト領域R1内から使用するデバイス(クラ
ス)を選択し、右側の作業領域R2にドラッグ&ドロッ
プして貼り付ける。デバイスが複数存在する場合には、
この処理を複数回繰り返すことにより、制御オブジェク
トに必要なデバイス構成を定義する(図7には、3つの
デバイスA,B,Cが選択されたことを示している)。
バイスの内容を設定する。具体的には、設定するデバイ
スをダブルクリックすると、図6,図7に示すように、
設定画面Gが表示される。図示の便宜上モニタ画面Mの
外側に記載しているが、実際には作業領域R2の情報に
重ねて描画される。そして、この設定画面G上で、デバ
イス名(図では「C」),通信アドレス,INデータサ
イズ,OUTデータサイズ,通信方法等のネットワーク
通信のコンフィグレーションに必要な情報を入力する。
すると、オブジェクト定義処理部21では、その入力さ
れたデータに基づきデバイスの設定情報をXML,In
iファイル等の所定のファイル形式でオブジェクトデー
タベース22に格納する。
バイス名,INデータサイズ,OUTデータサイズ)
は、初期値としてデータベースに登録されているので、
上記のように、ダブルクリックされると、その指定され
たデバイスについての初期値を読み出し、設定画面Gに
表示する。よって、操作者は、空欄に所定のデータを入
力することになる。そして、上記の設定により、オブジ
ェクトデータベース22に格納された内容の一例として
は、図8に示すようになる。また、係る処理を繰り返し
行うことにより、「ネジ締めロボット」を構成する各デ
バイスA,B,Cについての情報は、図9に示すような
内容で登録される。
n)や、ノード番号等は、空いてる番号や昇順方式など
により自動的に振り付けるようにしても良い。なおま
た、この時点では、デバイスのシリアル番号や INデ
ータの先頭アドレス(INadr0)やOUTデータの
先頭アドレス(OUTadr0)は、格納されない。
理部24が、制御オブジェクトのインタフェースを定義
する(ST3)。実際には、この処理部がINデータサ
イズやOUTデータサイズを初期値としてモニタ画面に
表示し、それを見ながら開発者が定義を入力するので、
それを受けてユーザが定義した情報をオブジェクトデー
タベース22に格納する。図10(デバイスCについ
て)では、デバイスのIN領域の下位1byteをIn
_pram1,上位1byteをIn_pram2とユ
ーザが定義し、OUT領域の下位1byteをOut_
pram1,上位1byteをOut_pram2とユ
ーザが定義した情報がオブジェクトデータベース22に
格納されたことを示している。
を記述する(ST4)。すなわち、制御プログラム作成
部23により別途汎用言語で作成された制御プログラム
を、制御オブジェクトの1つのメソッドとして定義さ
れ、オブジェクトデータベース22に選択された制御プ
ログラムが、制御オブジェクトのサービスとして登録さ
れる。
「Add_Val」という制御プログラムが作成され、
登録されているものとする。この場合に、制御オブジェ
クトの1つのメソッドとして「Add_Val」が定義
され、オブジェクトデータベース22に「Add_Va
l」という制御プログラムが「ネジ締めロボット」とい
うオブジェクトのサービスとして登録される。つまり、
オブジェクトデータベース22には、ユーザが定義した
制御オブジェクトのインタフェース情報(サービス名,
サービスに必要なデータの型情報,オブジェクトの属性
名,及びその型情報)が登録されることになる。これに
より、図8に示した記憶内容が、図12に示すようにな
る。
B,VB等で記述される。そして、Javaで記述され
ている場合には、「ネジ締めロボット」がJavaの1
つのクラスとなる。またIEC1131で記述されてい
る場合、「ネジ締めロボット」が1つのFBとなる。
制御オブジェクトをデータベース26に登録する(ST
5)。登録の際には、オブジェクトデータベース22を
参照して、制御オブジェクトを生成する。ここでの生成
とは、Javaの場合、1つのJavaクラスのコー
ド、FBならFBのコードを生成することを示す。図1
3では、オブジェクトデータベースからJavaのクラ
スが生成された場合の例を示している。生成されたネジ
締めロボットJavaクラスの属性に、「ネジ締めロボ
ット」という情報が格納される。これにより、オブジェ
クトデータベース22と制御プログラムが関連付けられ
る。
られて登録する制御プログラムは、予めクラス作成処理
部27にて制御クラスが生成されている。つまり、図4
に示すように、このクラス作成処理部27は、オブジェ
クトデータベース22を参照し、ユーザが汎用言語で作
成した制御プログラム28から汎用言語のクラスを生成
するもので、生成されたクラスの属性として、オブジェ
クトデータベースに格納されている制御オブジェクト名
が格納される。図13の例では、属性として「ネジ締め
ロボット」という制御オブジェクト名が格納された制御
プログラム28′が生成される。これにより、制御プロ
グラム(上記クラスのメソッド群)28′と、オブジェ
クトデータベース22が関連付けられ、制御プログラム
とデバイスを対として制御オブジェクトとして扱うこと
が可能となる。
のサービス以外に以下のようなシステムで自動的に生成
されるサービスが存在する。すなわち、「Get_Pr
ofile」は、制御オブジェクトのプロファイル情報
を獲得する。例えば制御オブジェクトを構成するデバイ
スの通信アドレスを獲得する処理を実行する。
ceive_Message」は、制御オブジェクトを
構成するデバイスに対してメッセージを送信/受信する
際のインタフェースである。DeivceNet(登録
商標)の場合、「デバイス名,クラスID,インスタン
スID,アトリビュートID」などのパラメータをも
つ。このサービスが呼ばれた場合、このサービスのパラ
メータであるデバイス名をキーにオブジェクトデータベ
ース22から通信アドレスを獲得し、パラメータを当該
デバイスに対して送信する処理を実行する。これによ
り、制御オブジェクトにプログラムは、デバイスの識別
子として通信アドレスを指定するのでなく、オブジェク
ト名でアクセスすることが可能となる。換言すると、通
信アドレスは知らなくても、或いは、変更されていたと
しても、オブジェクト名と通信アドレスの関連付け際し
ておくことにより、デバイスを呼び出すことができる。
Get_Attribute」は、制御オブジェクトの
属性に値を設定したり、制御オブジェクトの属性の値を
獲得する処理を実行する。
成したデータベース26に登録された制御プログラム2
8′とオブジェクトデータベース22を、コントローラ
10にダウンロードする(ST6,ST7)。制御オブ
ジェクトを定義する開発環境がコントローラ内に存在す
る場合は、同一装置の決められた場所(メモリの番地)
に配置することを意味する。
らダウンロードされた情報(オブジェクトデータベース
13に格納)に従い、コントローラシステムソフト14
が、以下の処理を実行する。すなわち、図14に示すよ
うに、制御オブジェクト割付処理部14aは、オブジェ
クトデータベース13を参照し、制御オブジェクトの構
成デバイスとINサイズ,OUTサイズを獲得し
()、そしてコントローラメモリ12の空き領域にメ
モリマップを行う()。
に格納された「ネジ締めロボット」についての情報が図
9のようになっているとすると、デバイスCについて
は、INサイズが「2」であるので、図13に示すよう
にコントローラメモリ12のあいている所定のアドレス
(図示の例では「AD1」)から2バイト分の領域を確
保することにより、割り付け(マッピング)を実行す
る。
コントローラメモリ12上の先頭アドレス(図示の場合
「AD1」)をオブジェクトデータベース13に格納す
る()。
ての終了アドレスはわかっているので(先頭アドレス+
INデータサイズ)、次のデバイスAについては、その
終了アドレスの次のアドレスを先頭アドレスAD3とし
て割付を行い、その結果をオブジェクトデータベース1
3に格納する。以下順に繰り返し処理をすることによ
り、全てのデバイスについてのINデータとOUTデー
タの割付が行え、図9に示す例では、図16に示すよう
なデータが作成される。
オブジェクトデータベース13へ登録する。すなわち、
図16に示すように、通信処理部14bが、オブジェク
トデータベース13へアクセスし、処理対象のデバイス
のノード番号とデバイス名等の情報を取得する。そし
て、その取得したノード番号に接続されたデバイスに対
してデバイス名,シリアル番号などの問い合わせを行
い、デバイスからの返答を待ち、デバイスから送られて
きた情報が正しい(オブジェクトデータベース13に登
録されている情報と一致する)場合に、送られてきたシ
リアル番号を正式なものと判断し、オブジェクトデータ
ベース13の該当領域に登録する。
に接続されたデバイスは、デバイス名(オブジェクト
名)がCで、シリアル番号が「SN−01」であるの
で、デバイス名が一致するため、図15に示すように、
デバイス名Cのところに、シリアル番号「SN−01」
を格納する。係る処理を全てのデバイスに対して行い、
図15に示すようなネジ締めロボットについてのオブジ
ェクトデータベースが完成する。
保持できるものについては、デバイスと通信する際に、
オブジェクトデータベースに格納されているデバイスの
デバイス名をデバイスの決められたエリア(どこに書き
込むかはオブジェクトデータベースに格納されている)
に書き込む。またこの際に、すでにデバイスにデバイス
名が書き込まれている場合は、マッチングをかける。も
し一致しない場合は異常を外部周辺機器などに通知す
る。
テバイスの関連付けができる。また、制御オブジェクト
単位のI/Oコンフィグレーションが可能となる。つま
り、制御プログラムがデバイスを読み出す場合、デバイ
ス名でプログラムを組んでおくと、オブジェクトデータ
ベース13によりデバイス名とそのデバイスが接続され
たノード番号や、そのデバイスについてのIN/OUT
データを格納するメモリアドレスが関連付けられている
ので、その関連付けられた情報に基づきアクセスするこ
とができる。
+デバイス)の再利用をする場合には、以下の処理手順
を実行することにより行われる。すなわち、ツール20
内の制御オブジェクト管理部25が、制御プログラムと
オブジェクトデータベースを管理しているデータベース
26から、再利用する制御プログラムとオブジェクトデ
ータベースを取り出し、取り出した情報(制御プログラ
ム+オブジェクトデータベース)を再利用先のコントロ
ーラ10に、ダウンロードする。なお、オブジェクト定
義ツールでは、制御オブジェクトを指定してコントロー
ラ10にダウンロードすると、制御プログラムとオブジ
ェクトデータベースが対でダウンロードされるようにな
っている。また、制御オブジェクトが複数の制御オブジ
ェクトから構成される場合でも関係する制御オブジェク
トの制御プログラム,オブジェクトデータベースもすべ
てダウンロードされる。また、制御プログラムと対にな
るデバイス30をコントローラ10に接続する。この接
続は、使用状況に合わせてネットワーク,直接のいずれ
でも良い。
ける制御オブジェクト割付処理部14aと通信処理部1
4bが、それぞれ以下のような処理を実行する機能を有
する。まず、制御オブジェクト割付処理部14aは、図
17に示すように、すでにあるオブジェクトデータベー
ス13′を参照して空き領域を検出し、新たにダウンロ
ードしたオブジェクトデータベースの各デバイスについ
てのコントローラメモリを割り付ける。つまり、すでに
存在するオブジェクトデータベースの割付情報(IN/
OUTサイズ、割付けアドレス)を獲得し()、再利
用のためにダウンロードされた制御オブジェクトのオブ
ジェクトデータベースから割付情報(IN/OUTサイ
ズ)を獲得する()。そして、上記の処理に基づき
求めたコントローラの空き領域に、の処理で得られた
新たなデバイスについてマッピングする()。
ラメモリ12に割付けた先頭アドレス)をオブジェクト
データベース13″に格納する()。これにより、新
たにダウンロードしたデバイスに対するメモリ割付が完
了する。そして、空き領域に行われるので、既存のオブ
ジェクトデータベース13′への影響はない。もっと
も、この再利用に伴う割付処理に際し、必要に応じて既
存のオブジェクトデータベース13′に割り付けられて
いるアドレスを変更してもかまわない。仮に係る変更を
した場合でも、データが更新されるのはオブジェクトデ
ータベース13′内の先頭アドレスを格納する領域であ
り、係る既存のデバイスに対する制御プログラムは、デ
バイス名で呼び出すので影響を与えないからである。な
お、上記した処理からは、基本的に新規の割付処理
(図14のから)と同様であるので、その詳細な説
明を省略する。
4bは、既存のオブジェクトデータベース13′からオ
ブジェクト名とシリアル番号と通信アドレス(以下、登
録デバイス構成)を獲得する()。次にネットワーク
上のデバイスに対して何が接続されているのかを問い合
わせる()。つまり、全てのノードに対し、オブジェ
クト名と通信アドレス(ノード番号)の回答を要求す
る。すると、係る要求を受けた各デバイスは、要求に応
じた回答をするので、実際に接続されているデバイスの
デバイス名(デバイス名を記憶できないデバイスは、シ
リアル番号)と通信アドレスの対応(以下、実デバイス
構成)を獲得後、オブジェクトデータベースから獲得さ
れた登録デバイス構成と比較を行う。
ス構成があっているか否かを判断するとともに、あいて
いる通信アドレスを認識する。既存の登録デバイス構成
と異なるものがあれば、オブジェクトデータベースの記
憶内容を実デバイス構成に併せて修正する。
トデータベースに登録されているデバイスの通信アドレ
スが、既存の登録デバイスに付与されている通信アドレ
スと重複しているか否かを判断し、重複していない場合
には、そのままの通信アドレスを設定する。一方重複し
ている場合には、あいている通信アドレスに自動的に割
付を行い、そのアドレスをオブジェクトデータベースに
格納する() 図18に示したものの場合、すでに存在するデバイス
(D,E,F)が通信アドレス#8,#3,#1を使用
しており、制御オブジェクト「ネジ締めロボット」の構
成要素であるデバイス(A,B,C)の通信アドレスと
重複している。従って、例えばデバイスCは、あいてい
る通信アドレス#2を自動的に割り付けられたとする
と、図18に示すように、ノード番号が「8」から
「2」に更新される。他のデバイスに対しても同様であ
る。
番号の設定も行う。このとき、係るデバイスの通信アド
レスの設定が、ネットワーク経由で行えない場合(デバ
イスのディップスイッチ等のハードウェアスイッチで設
定する)は、外部周辺機器に通信アドレスの再設定する
必要があることを通知する。
場合でも関係ない制御オブジェクトには影響を与えな
い。また、通信アドレスが重複した場合でも自動割付或
いは手動割付により、ユーザの負荷が減少される。また
通信アドレスが変更された場合でも制御プログラム(デ
バイス名の変更はないため)には影響を与えない。
する場合に、あるデバイスがそろわないために、代用の
デバイス(クラスは同じ)で対応し、インクリメンタル
開発をする場合や、あるデバイスのメーカを変更した
り、2つのデバイスを1つにする(8点デバイス2個を
16点デバイス1個にする)等のデバイスの変更が発生
した場合、図13の構成では、デバイスの情報は、全て
関数コールで書き込み、参照となっていることから、制
御オブジェクトのインタフェースを変更することなく,
制御オブジェクトのメソッドを変更することなく、デバ
イスのI/Oコンフィグレーションの部分だけを実行す
ればよい。オブジェクト指向でいう、ポリモフィズムが
達成される。これにより、コントロールシステム構築の
際にインクリメンタル開発,設備変更が容易となる。
している。本実施の形態では、上記した実施の形態を基
本とし、さらに、設備の起動時にコントローラからデバ
イスに設定パラメータをダウンロードしたり、設備のシ
ャットダウン時にデバイスの設定パラメータをアップロ
ードする機能を設けている。
テム設定を記憶する記憶部15に、「電源ON時のデバ
イスパラメータのダウンロードの要否」並びに「電源O
FF時のデバイスパラメータのアップロードの要否」情
報を記憶するようにする。そして、それぞれに対してY
es/Noの設定を行う。この設定は、例えば、コント
ローラ10に制御オブジェクトをダウンロードするタイ
ミングで一緒にダウンロードすることにより登録するこ
とができる。
は、電源ON時に図20に示すフローチャートを実行す
る機能と、電源OFF時に図21に示すフローチャート
を実行する機能を有している。
ONされ、設備内のコントローラも電源がONされた場
合、記憶部15内に格納されたシステム設定を参照する
(ST10)。そして、上記システム設定のうち「電源
ON時にデバイスパラメータをダウンロードする」が有
効になっているか否かを判断する(ST11)。そし
て、Noの場合には、そのまま処理を終了する。つま
り、通常の制御動作に移行する。
トローラ10内に存在するオブジェクトデータベース1
3の内容を参照し、オブジェクトデータベース13から
制御オブジェクトの構成要素であるデバイスの通信アド
レス,設定パラメータを獲得する(ST12,ST1
3)。そして、獲得した通信アドレスのデバイスに対し
て、設定パラメータをダウンロードする(ST14)。
これにより、電源が投入される都度、デバイスの設定は
その都度オブジェクトデータベース13に登録された設
定パラメータの内容に書き換えられる。
は、図21に示すように、コントローラ10の外部周辺
機器からコントローラ10に対してコントローラ10の
シャットダウン(コントローラのモード変更)指示をし
た場合、実行されている制御プログラムを停止し、コン
トロ−ラシステムソフト14は、記憶部15に格納され
ているシステム設定を参照する(ST21)。
デバイスパラメータをダウンロードする」が有効(Ye
s)であるか否かを判断する(ST22)。Noの場合
には、そのまま処理を終了、つまりシャットダウンす
る。
ジェクトデータベース13の内容を参照し、デバイス情
報(通信アドレス)を取得する(ST23,ST2
4)。そして、取得した通信アドレスのデバイスに対し
て、デバイスの設定パラメータを読み込む(アップロー
ドロードする)とともに、その読み込んだ設定パラメー
タを該当するオブジェクトデータベース13の領域に格
納する(ST25,ST26)。これにより、コントロ
ーラが起動した後で、現場調整で設定パラメータが変更
された場合には、その変更された内容がオブジェクトデ
ータベース13に登録される。
しておくと、電源が投入されると、常に前回シャットダ
ウンしたときの情報で起動することができる。これによ
り、調整が以降も生きるので有意義となる。また、デバ
イスの設定パラメータを現場調整したときでも、調整さ
れた設定パラメータが制御オブジェクトの属性としてオ
ブジェクトデータベースに格納され、保持されるので、
実際のデバイスの設定パラメータと、オブジェクトデー
タベースの内容が整合された状態が保証され、設定パラ
メータの管理が容易に行える。また、再利用を考えた場
合も、実際のデバイスの設定パラメータの値と整合がと
れた状態で再利用されるので好ましい。なお、電源ON
時のみYesにしておくと、前回の動作中に行った調整
結果は保持されないので、調整前の状態に戻る。よっ
て、一時的な調整などの場合に適する。
る。まず、図19に示す例では、制御オブジェクトが
「ネジ締めロボット」と「パーツフィーダ」の2つ存在
することを示している。また、「ネジ締めロボット制御
オブジェクトは、3つのデバイスA,B,Cから構成さ
れており、デバイスAの通信アドレスとデバイスパラメ
ータがそれぞれ「3」、「5」であることを示してい
る。また上記の通信アドレス、デバイスパラメータ以外
に、設定パラメータをデバイスのどこに格納するのかと
いったアドレス情報(以下、設定パラメータアドレス情
報)が存在する。DeviceNet(登録商標)の場
合、クラスID,インスタンスIDといった情報が格納
される。またデバイスBの通信アドレス、デバイスパラ
メータがそれぞれ「1」,「2」であることを示してい
る。またデバイスCの通信アドレス、デバイスパラメー
タがそれぞれ「8」,「10」である。
は、Xという1つのデバイスで構成されており、通信ア
ドレス,デバイスパラメータがそれぞれ10,100で
ある。
イスB,A,C,Xに対して、それぞれ「3,5,1
0,100」がダウンロードされる(図19中実線)。
そして、デバイスはコントローラよりダウンロードされ
た設定パラメータで動作する。なお、コントローラ10
は制御プログラムの実行を開始する。
タは、使用中に変更(3→2)されている。。そして、
「電源OFF時にデバイスパラメータをダウンロードす
る」が有効(Yes)であるので、シャットダウンの際
には、各デバイスの設定パラメータ、つまり、デバイス
B,A,C,Xに対して、それぞれ「2,5,10,1
00」が返される。これにより、デバイスBの設定パラ
メータの値として3がダウンロードされた後、現場調整
で2に変更された情報が保持される。
ラメータのダウンロードを行う機能を利用することによ
り、以下のような新たな機能が実現できる。係る場合に
おいて、コントロ−ラシステムソフト14が各デバイス
に対してダウンロードするに際し、デバイス名で通信先
を特定するようにする。
合、一旦電源をOFFにし、新たなデバイスに交換後、
電源をONにする。このとき、交換後のデバイスは、交
換前のデバイスとデバイス名は同じでもシリアル番号が
異なる。また、通信アドレスは、ディップスイッチなど
のハード的なスイッチでの設定を行わない限り、未設定
となる。
合わせをすることにより、交換後のデバイスもコントロ
ーラ10と通信ができる。もちろん、既存のデバイスも
通信ができることは言うまでもない。そして、デバイス
は、デバイス名とともにシリアル番号も通知するように
する。すると、デバイスをデバイス名とシリアル番号
(オブジェクトデータベースに格納)で管理しているの
で、コントローラは、起動時にオブジェクトデータベー
スからデバイスのシリアル番号を獲得し、交換されたデ
バイスのシリアル番号とマッチングをかける。すなわ
ち、デバイス名が一致するデバイスのシリアル番号の異
同をチェックする。
元のデバイスが接続されていることが確認できる。ま
た、シリアル番号が異なる場合には、コントローラ10
(コントロ−ラシステムソフト14)は外部周辺機器に
異なるシリアル番号のデバイスを制御オブジェクトのデ
バイスとして認めるかを問うメッセージを通知する。そ
して、外部周辺機器で、上記内容にYesというメッセ
ージをコントローラに送信すると、コントローラ10の
コントロ−ラシステムソフト14は、新たなシリアル番
号をオブジェクトデータベースに書き込む。
ては、オブジェクトデータベース13に格納された故障
前のデバイスについての設定パラメータをダウンロード
する。これにより、自動的に設定が必要なデバイスの抽
出から、実際にダウンロードするまでの処理が行える。
もちろん、このように自動的に行うのではなく、外部装
置から交換したデバイス情報(デバイス名など)を与
え、対応する交換前のデバイスについての設定パラメー
タを交換後のデバイスに登録したり、交換後のデバイス
のシリアル番号のオブジェクトデータベース13への登
録などを行うようにしても良い。
る。本実施の形態では、デバイスに異常が発生した場合
に、外部周辺機器に異常を通知する機能を持たせたもの
である。
領域に、制御オブジェクトのデバイスのステータス(以
下、デバイスステータス情報)を割り付ける。このデバ
イスステータス情報は、通信アドレスが異常なのか正常
なのかを表す通信アドレス毎のステータス情報と、通信
アドレスのデバイスが異常であった場合の異常原因を格
納する領域を用意している。そして、デバイス30は、
自己の状態、つまり正常/異常情報とその異常原因を上
記した割り付けられたコントローラメモリ12内の所定
エリアに格納する。
トロ−ラシステムソフト14内に設けられたデバイス監
視処理部14cが、以下の処理を実行する。すなわち、
図23のフローチャートに示すように、コントローラ1
0が実施する通常のスキャン処理に同期して、コントロ
ーラメモリ12に格納されたデバイスステータス情報を
監視する。すなわち、コントローラ10は、例えば、I
Nリフレッシュ→命令実行→OUTリフレッシュ→通信
処理を1サイクルとして繰り返し実行するため、その1
サイクルごとに(図示の例では、通信処理を実行後)1
度、デバイスの監視処理を行う。
デバイスステータス情報を参照して、異常が発生してい
る通信アドレスがないかを判定する。全ての通信アドレ
スのステータスに異常がない場合には、そのサイクルに
おける処理を終了する。また、異常があった場合には、
その異常が発生した通信アドレスについて割り付けられ
ている異常原因情報を参照する。
参照して、異常が発生している通信アドレスがどの制御
オブジェクトに該当するのかを検索する。そして、コン
トローラ10(デバイス監視処理部14c)は、「異常
が発生した制御オブジェクト名,異常が発生したデバイ
ス名,異常が発生したデバイスの通信アドレス並びに異
常原因」を、外部周辺機器、或いはコントローラのメモ
リにロギングする。
コードとしてもよいし、メッセージとしてもよい。前者
の場合には、記憶する際のメモリ容量が小さく済むが、
ユーザが異常コードをもとに、帳票を参照して異常原因
を調べる作業が発生するので煩雑となる。一方、後者の
場合には、メッセージである場合は、オブジェクトデー
タベースのサイズが大きくなるというデメリットがある
反面、異常原因を人間が直接わかる文字情報で表現して
いるため、その文字情報を表示したり、その文字情報を
音声情報に変換してユーザに伝えるというようにユーザ
が理解しやすいように伝えることが可能となる。
御オブジェクトに該当するか等の情報を知ることができ
るので、異常に対する保守作業の効率化が図れる。さら
に、異常原因についても、オブジェクトメッセージに異
常原因,保守情報を格納しておくことにより、保守作業
がさらに向上する。さらに、オブジェクトデータベース
に異常原因,保守情報などを記述しておくと、係る情報
はコントローラ10側に記憶されるので、保守のために
コントローラに接続するパソコン側にメッセージデータ
ベースがなくても済むので、どのパソコンからコントロ
ーラにアクセスしても異常原因等を把握することができ
る。
している。同図に示すように、コントローラ10並びデ
バイス30がDeviceNet(登録商標)等のネッ
トワークで接続されている。そして、本形態では、HM
I等の情報処理機器40もDeviceNet(登録商
標)に接続されている。但し、この情報処理機器40は
DeviceNetの1つのノードとして加入せずに、
DeviceNet上を流れるメッセージを参照する機
能を持つ(プロトコルアナライザと同じ)。
バイス30間の通信サイクルに影響を与えないで、どの
ノード(通信アドレス)がどういうデータを通信してい
るかをこの情報機器が把握することが可能となる。
形態で説明したものと同様の手順により、デバイスA,
B,Cに対するオブジェクトを定義し(A,B,C)、
情報処理機器に制御プログラムとオブジェクトデータベ
ースをダウンロードし、制御オブジェクトのI/Oコン
フィグレーションを行う。そして、実際のシステム稼動
時は、コントローラ10は、デバイスA,B,Cの制御
を行う。このとき、情報処理機器40の中の制御プログ
ラム(ここでは、情報処理目的で使われる)は、Dev
iceNet上を流れるメッセージを参照することによ
り、情報を収集し、収集したデバイスA,B,Cの情報
をもとに演算処理をする。そして、その結果をコントロ
ーラ10にフィードバックする。
10が制御を行っている場合は、コントローラ10の制
御性能に影響を与えない形で、コントローラ10が管理
するデバイス30の状態を情報処理機器40からオブジ
ェクト名という論理名でモニタすることが可能となる。
そして、コントローラ10が制御を行っていない場合
は、情報処理機器40からデバイス30に対してオブジ
ェクトという論理名でデバイスにデータを書き込むこと
も可能となる。
ログラムの開発者の都合で変更された場合でも情報処理
機器の制御オブジェクトにアクセスするプログラムに影
響を与えない。また、すでにコントロールシステムが構
築されていてコントローラの制御プログラムがオブジェ
クト化されていないような場合でも、あとから情報処理
機器40をネットワークに接続することにより、コント
ローラ10が制御するデバイス30をオブジェクト名と
論理名でアクセスすることが可能となる。従って、情報
処理を記述する開発者は、オブジェクトベースの情報処
理プログラミングが容易となり、開発生産性が向上す
る。
(性能も含め)に適した言語、プログラミングスタイ
ル、デバイスへのアクセスの方法で開発を行い、情報処
理は、上記コントローラがアクセスするデバイスに対し
てオブジェクト名という情報処理に適した論理名で情報
プログラムが開発可能となるし、お互いの制御プログラ
ム開発、情報プログラム開発が人,時期ともに分離可能
となる。
スする制御プログラムをオブジェクトデータベースとい
う手段を用いて、1つの制御オブジェクトとして扱える
ようにした。従って、一度開発した制御オブジェクト、
すなわち「ハード+ソフト一体」で再利用することが可
能となる。これにより、生産システムにおいて、負荷変
動、多品種少量生産、割込み的な生産要求にともなう段
取り替えに要する時間が短縮される。
のメモリ割付を管理するため、再利用の場合でも、他の
制御オブジェクトへの影響がなく、かつ再利用する制御
オブジェクトを利用するプログラムへの影響がない。制
御プログラムとオブジェクトデータベースを一体で管理
するため、制御オブジェクトの流用が容易となる。
ジェクトを追加する場合でも他の制御オブジェクトに影
響を与えないため、設備変更を伴う生産システムの改善
が容易となる。
ブジェクトとして扱ったり、複数の制御オブジェクトを
1つの制御オブジェクトとして扱えるため、様々な粒度
の制御オブジェクトをユーザが定義可能である。これに
より、様々な再利用要求に対応することが可能となる。
クトの属性として扱い、設定パラメータをデバイスにダ
ウンロード,アップロードをする仕組みを持たせるよう
にした場合には、デバイスの故障時の保守作業に要する
時間が短縮される。
対する制御オブジェクト名を特定する手段を持つことに
より、どういう制御単位で故障が発生したかという意味
付けが可能となり、保守作業が容易となる。
理名でアクセスするため、通信アドレスの変更があった
場合でも、制御オブジェクトを呼出しているプログラム
への影響がない。
ラのメモリを参照していないため、制御オブジェクトの
デバイスが変更された場合でもオブジェクトのインタフ
ェース、及びオブジェクトのサービスの処理に影響を与
えない。従って、コントロールシステムのインクリメン
タル開発、及びデバイスの変更に柔軟に対応することが
可能となる。
グラムとデバイスを関連付けた関連情報(オブジェクト
データベース)を用い、制御プログラム等がデバイスに
アクセスするに際し、関連情報を参照することによりア
クセス先を特定し、実行するようにしたため、制御プロ
グラムとデバイスを一体でオブジェクト(制御オブジェ
クト)として扱うことができ、再利用が容易かつ確実に
行え、再利用時に関係の無い制御オブジェクトへ影響を
与えることが無くなる。
図である。
ローチャートである。
ある。
ある。
る。
る。
ある。
ある。
ある。
る図である。
たオブジェクトデータベースの一例を示す図である。
能を説明する図である。
ある。
ートである。
ートである。
Claims (12)
- 【請求項1】 コントローラに接続されるデバイスを管
理するための制御プログラムと、 前記制御プログラムと前記デバイスを関連付けた関連情
報を記憶する関連情報記憶手段とを備え、 前記制御プログラムが前記デバイスにアクセスするに際
し、前記関連情報記憶手段に格納された関連情報を参照
することによりアクセス先を特定し、実行するようにし
たことを特徴とするコントローラ。 - 【請求項2】 接続されたデバイスと通信を行い、前記
アクセス先を決定するとともに、前記関連情報記憶手段
に格納する通信処理手段を備えたことを特徴とする請求
項1に記載のコントローラ。 - 【請求項3】 前記デバイスと前記コントローラのデー
タの送受は、前記コントローラ内に設置されたコントロ
ーラメモリの所定領域を介して行うものであり、 前記デバイスのメモリサイズに基づき、前記コントロー
ラメモリに対するメモリ割付を行うとともに、その割付
結果を前記関連情報として登録する割付処理手段を備え
たことを特徴とする請求項1または2に記載のコントロ
ーラ。 - 【請求項4】 前記デバイスは、動作するために必要な
動作情報を保持するものであり、 動作終了の際に、前記動作情報を取得するとともに、記
憶保持し、動作開始の際に、前記記憶保持した動作情報
を前記デバイスに対してダウンロードする機能を備えた
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の
コントローラ。 - 【請求項5】 前記デバイスと前記コントローラのデー
タの送受は、前記コントローラ内に設置されたコントロ
ーラメモリの所定領域を介して行うものであり、 前記コントローラメモリに前記デバイスの異常情報を格
納する領域を設定し、 前記異常情報と、前記関連情報に基づき、異常のあった
デバイス用の保守情報を出力することを特徴とする請求
項1〜4のいずれか1項に記載のコントローラ。 - 【請求項6】 請求項1〜5に記載のコントローラに接
続可能なツールであって、 作成した制御プログラムと、その制御プログラムが管理
するデバイスの情報から、基本関連情報を作成する機能
と、 その作成する機能で作成された前記基本関連情報を前記
コントローラに向けてダウンロードする機能を備えたこ
とを特徴とするツール。 - 【請求項7】 請求項1〜5に記載のコントローラと、
請求項6に記載のツールを備えたシステムであって、 前記ツールで作成された基本関連情報を前記コントロー
ラにダウンロードし、 前記コントローラは、取得した基本関連情報に基づい
て、前記関連情報を生成し、前記記憶手段に格納するよ
うにしたことを特徴とするシステム。 - 【請求項8】 制御プログラムと、その制御プログラム
によって管理されるデバイスを関連付けた関連情報を記
憶する関連情報記憶手段を備えたコントローラにおける
処理方法であって、 前記制御プログラムの実行にともない前記デバイスにア
クセスする場合、前記関連情報記憶手段に格納された関
連情報を参照して前記デバイスのアクセス先を特定する
処理を実行後、 その特定したアクセス先のデバイスにアクセスすること
を特徴とするデバイスへのアクセス方法。 - 【請求項9】 コントローラに接続されるデバイスを管
理するための制御プログラムと、 前記制御プログラムと前記デバイスを関連付けた関連情
報とを対にし、 あるコントローラで利用している制御プログラムを別の
コントローラで再利用する場合には、その制御プログラ
ムとともに、対となった前記関連情報も前記別のコント
ローラに実装し、 次いで、前記関連情報中のデバイスのアクセス先に関す
る情報を前記別のコントローラにおけるデバイスのアク
セス先に合わせて修正するようにした制御プログラムの
再利用方法。 - 【請求項10】 コントローラに接続されるデバイスを
管理するための制御プログラムと、 前記制御プログラムと前記デバイスを関連付けた関連情
報を記憶する関連情報記憶手段とを備え、 前記制御プログラムが前記デバイスにアクセスするに際
し、前記関連情報記憶手段に格納された関連情報を参照
することによりアクセス先を特定し、実行するコントロ
ーラにおける関連情報の管理方法であって、 前記関連情報に、前記デバイスの設定パラメータを含む
場合、 前記コントローラの起動時に前記関連情報に記憶された
前記設定パラメータを前記デバイスにダウンロードし、 前記コントローラの終了時に前記デバイスに設定されて
いる設定パラメータをアップロードして記憶保持するよ
うにしたことを特徴とする関連情報の管理方法。 - 【請求項11】 コントローラに接続されるデバイスを
管理するための制御プログラムと、 前記制御プログラムと前記デバイスを関連付けた関連情
報を記憶する関連情報記憶手段とを備え、 前記制御プログラムが前記デバイスにアクセスするに際
し、前記関連情報記憶手段に格納された関連情報を参照
することによりアクセス先を特定し、実行するコントロ
ーラ内のコントローラメモリ上に、デバイスのステータ
ス情報を記憶する領域をデバイスごとに設定し、 前記コントローラは、前記領域を監視し、異常を検知し
た場合に、前記関連情報記憶手段をアクセスして異常を
発生しているデバイスの関連情報を取得し、所定の情報
を外部周辺機器に通知することを特徴とする異常監視方
法。 - 【請求項12】 請求項1から5のいずれか1項に記載
のコントローラと、デバイスが接続されたネットワーク
に情報処理装置を接続し、 前記情報処理装置は、前記コントローラに実装された前
記制御プログラム及び関連情報と同等のものを備えると
ともに、前記コントローラと前記デバイス間の通信状態
を参照する機能を備え、 前記参照した通信状態に従い、前記情報処理装置内の制
御プログラムを実行して、前記コントローラと前記デバ
イスからなるシステム動作状況を監視等の情報処理を行
い、 その結果を前記コントローラに通知する情報処理方法。
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