JP2002263112A - 内視鏡用スネア - Google Patents

内視鏡用スネア

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JP2002263112A
JP2002263112A JP2001069619A JP2001069619A JP2002263112A JP 2002263112 A JP2002263112 A JP 2002263112A JP 2001069619 A JP2001069619 A JP 2001069619A JP 2001069619 A JP2001069619 A JP 2001069619A JP 2002263112 A JP2002263112 A JP 2002263112A
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JP
Japan
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snare loop
snare
elastic wire
endoscope
loop
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Withdrawn
Application number
JP2001069619A
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English (en)
Inventor
Teruo Ouchi
輝雄 大内
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スネアループの膨縮が繰り返されても、スネア
ループの先端部分において弾性ワイヤに「へたり」が発
生せず、スネアループが当初の広がりを維持することが
できる内視鏡用スネアを提供すること。 【解決手段】弾性ワイヤ11が、スネアループ10の先
端部分12においてコイル状に1.5〜2巻きの範囲で
巻かれ、そこからスネアループ10を形成する方向に折
り曲げられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内視鏡の処置具
挿通チャンネルに通されてポリープを切除するため等に
用いられる内視鏡用スネアに関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡用スネアは一般に、図4に示され
るように、弾性ワイヤ11を曲げて形成されたスネアル
ープ10が、可撓性シース1内に軸線方向に進退自在に
挿通配置された操作ワイヤ2の先端に連結され、操作ワ
イヤ2を軸線方向に進退操作することによりスネアルー
プ10が可撓性シース1の先端内に出入りして、スネア
ループ10が可撓性シース1外では弾性ワイヤ11の弾
性によって膨らみ、可撓性シース1内に引き込まれると
弾性変形して窄まるようになっている。
【0003】そのような内視鏡用スネアにおいては、ス
ネアループ10が膨縮すると弾性ワイヤ11がスネアル
ープ10の先端で大きく変形するので、その部分に塑性
変形が発生していわゆるへたった状態になり、二点鎖線
で示されるようにスネアループ10の広がりが小さくな
ってしまいがちである。
【0004】そこで、例えば実開平3−31412号等
に示される内視鏡用スネアでは、スネアループ10が膨
縮する際の先端部分12の変形範囲が長くなるように、
弾性ワイヤ11をスネアループ10の先端で一回転させ
てからスネアループ10を形成する方向に延出させてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
弾性ワイヤ11をスネアループ10の先端で一回転させ
た構成をとっても、内視鏡用スネアを使用してスネアル
ープ10の膨縮が何度も繰り返されると、先端部分12
における弾性ワイヤ11のへたりを防ぐことはできず、
スネアループ10の広がりが小さくなってしまう。
【0006】そこで本発明は、スネアループの膨縮が繰
り返されても、スネアループの先端部分において弾性ワ
イヤに「へたり」が発生せず、スネアループが当初の広
がりを維持することができる内視鏡用スネアを提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡用スネアは、弾性ワイヤを曲げて形
成されたスネアループが、シース内に軸線方向に進退自
在に挿通配置された操作ワイヤの先端に連結され、操作
ワイヤを軸線方向に進退操作することによりスネアルー
プがシースの先端内に出入りして、スネアループがシー
ス外では弾性ワイヤの弾性によって膨らみ、シース内に
引き込まれると弾性変形して窄まるようにした内視鏡用
スネアにおいて、弾性ワイヤが、スネアループの先端部
分においてコイル状に1.5〜2巻きの範囲で巻かれ、
そこからスネアループを形成する方向に折り曲げられて
いるものである。
【0008】なお、スネアループの先端部分における弾
性ワイヤの巻き数が、1.7〜1.8巻きの範囲にある
と最も好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施例を
説明する。図1は、本発明の実施例の内視鏡用スネアを
示しており、1は、例えば電気絶縁性の四フッ化エチレ
ン樹脂製チューブ等からなる可撓性シースであり、図示
されていない内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿脱され
る。
【0010】可撓性シース1内には、可撓性のある導電
性金属製の操作ワイヤ2が全長にわたって軸線方向に進
退自在に挿通されており、図示されていない操作部によ
って基端側から任意に進退操作される。
【0011】操作ワイヤ2の先端部分には、一本の導電
性の弾性ワイヤ11をループ状に曲げて形成されたスネ
アループ10が接続パイプ3を介して連結されており、
操作ワイヤ2を介してスネアループ10に高周波電流を
通電することができる。
【0012】スネアループ10を形成する弾性ワイヤ1
1としては、例えばステンレス鋼線の単線又は撚り線等
が用いられる。また、弾性ワイヤ11を延長して操作ワ
イヤ2を形成してもよい。
【0013】スネアループ10は、可撓性シース1外に
おいて外力が加えられていない状態では、弾性ワイヤ1
1の弾性によって図1に示されるように数センチメート
ルの広がりのループを形成しており、この状態にしてポ
リープなどに係合させることができる。
【0014】そして、操作ワイヤ2が手元側に牽引され
ると、図2に示されるようにスネアループ10が可撓性
シース1内に引き込まれることにより、弾性ワイヤ11
が弾性変形してスネアループ10が窄まり、この状態で
内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿脱することができ
る。
【0015】ポリープを切除する際には、図1に示され
るように広げられたスネアループ10でポリープを囲ん
だ状態で操作ワイヤ2を手元側に牽引することにより、
スネアループ10でポリープを締め付け、弾性ワイヤ1
1に高周波電流を通電すればポリープが焼灼、切断され
る。ただし、機械的に切断してしまうものでも差し支え
ない。
【0016】この実施例のスネアループ10の先端部分
12においては、図3に拡大図示されるように、弾性ワ
イヤ11がコイル状に1.7〜1.8巻きの範囲で巻か
れ、そこからスネアループ10を形成する方向に折り曲
げられて延出している。
【0017】したがって、スネアループ10が膨縮動作
をする際には、弾性ワイヤ11がスネアループ10の先
端部分12において1.7〜1.8巻きのコイル状の範
囲で弾性変形するので、スネアループ10の膨縮が繰り
返されても弾性ワイヤ11にへたりが発生せず、スネア
ループ10が当初の広がりを維持することができる。
【0018】ただし、スネアループ10の先端部分12
における弾性ワイヤ11の巻き数は1.5〜2巻きの範
囲にあればよく、2巻き以上になるとその部分の厚みが
大きくなるので可撓性シース1内に引き込まれ難くな
り、1.5巻き以下ではスネアループ10方向への広が
り形状が不自然になって膨縮動作が円滑でなくなるおそ
れがある。
【0019】このように構成されたスネアループ10で
ポリープを締め付けると、コイル状に形成された先端部
分12の後部外面がポリープに接触して、その部分でも
ポリープが切断されるので、ポリープを引きちぎること
なく良好な状態で切断することができる。
【0020】また、スネアループ10の先端部分12を
コイル状に形成することにより、先端部分12の長さが
極めて短く形成されるので、ポリープを高周波焼灼する
際にスネアループ10の先端部分12が周辺粘膜に触れ
て火傷をさせるおそれが少ない。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、弾性ワイヤが、スネア
ループの先端部分においてコイル状に1.5〜2巻きの
範囲で巻かれ、そこからスネアループを形成する方向に
折り曲げられていることにより、スネアループの膨縮が
繰り返されてもスネアループの先端において弾性ワイヤ
に「へたり」が発生せず、スネアループが長期にわたっ
て当初の広がりを維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の内視鏡用スネアのスネアルー
プが広がった状態の平面部分断面図である。
【図2】本発明の実施例の内視鏡用スネアのスネアルー
プが窄まった状態の平面部分断面図である。
【図3】本発明の実施例の内視鏡用スネアのスネアルー
プの先端部分の部分斜視図である。
【図4】従来の内視鏡用スネアのスネアループが広がっ
た状態の平面部分断面図である。
【符号の説明】
1 可撓性シース 2 操作ワイヤ 10 スネアループ 11 弾性ワイヤ 12 先端部分

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性ワイヤを曲げて形成されたスネアルー
    プが、シース内に軸線方向に進退自在に挿通配置された
    操作ワイヤの先端に連結され、上記操作ワイヤを軸線方
    向に進退操作することにより上記スネアループが上記シ
    ースの先端内に出入りして、上記スネアループが上記シ
    ース外では上記弾性ワイヤの弾性によって膨らみ、上記
    シース内に引き込まれると弾性変形して窄まるようにし
    た内視鏡用スネアにおいて、 上記弾性ワイヤが、上記スネアループの先端部分におい
    てコイル状に1.5〜2巻きの範囲で巻かれ、そこから
    上記スネアループを形成する方向に折り曲げられている
    ことを特徴とする内視鏡用スネア。
  2. 【請求項2】上記弾性ワイヤが、上記スネアループの先
    端部分においてコイル状に1.7〜1.8巻きの範囲で
    巻かれている請求項1記載の内視鏡用スネア。
JP2001069619A 2001-03-13 2001-03-13 内視鏡用スネア Withdrawn JP2002263112A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022511082A (ja) * 2018-12-06 2022-01-28 エドワーズ ライフサイエンシーズ コーポレイション 一方向弁インプラント

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0331412U (ja) * 1989-08-02 1991-03-27
WO2000016703A1 (de) * 1998-09-17 2000-03-30 pfm Produkte für die Medizin AG Vorrichtung zum ergreifen von körpern
JP2000356234A (ja) * 1989-01-03 2000-12-26 Codman & Shurtleff Inc トーションスプリング

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