JP2002251935A - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JP2002251935A
JP2002251935A JP2001049120A JP2001049120A JP2002251935A JP 2002251935 A JP2002251935 A JP 2002251935A JP 2001049120 A JP2001049120 A JP 2001049120A JP 2001049120 A JP2001049120 A JP 2001049120A JP 2002251935 A JP2002251935 A JP 2002251935A
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power
terminal
unit
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JP2001049120A
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Inventor
Tatsuya Abe
達也 阿部
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

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  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Keying Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 照明器具および換気扇を連動させ、また換気
扇のみを動かすことができるようにする。 【解決手段】 スイッチ102,103を設け、換気扇
LD2の遅れ停止時間を設定するためのタイマ設定部1
04を設ける。信号処理部100は、照明器具LD1、
換気扇LD2がオフ時に、スイッチ102の接点状態が
変化すると、負荷端子部17,18に対して電源端子部
16から得られる電力の供給を行う。この後、その接点
状態が変化すると、負荷端子部17への電力供給を停止
し、タイマ設定部104で設定された遅れ停止時間の経
過後に、負荷端子部18への電力供給を停止する。一
方、スイッチ103の接点状態が変化すると、負荷端子
部18に対して電源端子部16から得られる電力の供給
を行い、この後、その接点状態が変化すると、負荷端子
部18への電力供給を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、照明器具
および換気扇の双方が接続され、これら照明器具および
換気扇に対し、操作に応じた通電制御を実行するスイッ
チ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のスイッチ装置は、種々提案され
また市販されている。例えば、特開平5−274974
号公報には、2つの負荷が接続され、オン操作時には両
負荷を同時にオンにし、オフ操作時には一方の負荷を瞬
時にオフするとともに他方の負荷を一定時間後にオフす
るようにしたタイマスイッチが開示されている。
【0003】また、トイレなどで使用される市販の照明
・換気扇連動型換気スイッチも、1回のスイッチ操作
で、照明器具および換気扇を同時にオンさせ、この後の
スイッチの再操作で、照明器具をオフさせ、予め設定さ
れた遅れ停止時間の経過後に換気扇を自動的にオフさせ
るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のスイッチ装置では、昼間などの明るいときに、換気
扇のみをオンさせることができない。例えば、窓のある
トイレの場合、日中、トイレ内の照明器具を点灯させる
必要はないが、上記のように照明器具および換気扇が連
動するスイッチ装置では、照明器具を消灯させたまま換
気扇を動かすことができない。つまり、このような要望
がある場合には照明・換気扇連動型換気スイッチを使用
することができないのである。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、照明器具および換気扇を連動させることができ
るとともに換気扇のみを動かすことができるスイッチ装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1記載の発明のスイッチ装置は、商用電源に接
続するための電源端子部と、第1負荷を接続するための
第1負荷端子部と、第2負荷を接続するための第2負荷
端子部と、連動スイッチと、単独動作スイッチと、前記
第1負荷に対する前記第2負荷の遅れ停止時間を、所定
範囲の時間内の所望時間に設定するための遅れ停止設定
部と、前記連動スイッチおよび単独動作スイッチの接点
状態の監視をするとともに、この監視結果および前記遅
れ停止設定部で設定された遅れ停止時間を利用して、前
記第1負荷端子部および第2負荷端子部に対し、前記電
源端子部から得られる電力の供給または停止の制御を行
う制御部とを備え、この制御部は、前記第1負荷端子部
および第2負荷端子部の双方に対して前記電源端子部か
ら得られる電力の供給を停止しているときに、前記連動
スイッチの接点状態が変化すると、前記第1負荷端子部
および第2負荷端子部の双方に対して前記電源端子部か
ら得られる電力の供給を行い、この電力の供給時に前記
連動スイッチの接点状態が変化すると、前記第1負荷端
子部に対する前記電源端子部から得られる電力の供給を
停止し、前記遅れ停止設定部で設定された遅れ停止時間
の経過後に、前記第2負荷端子部に対する前記電源端子
部から得られる電力の供給を停止する一方、前記第2負
荷端子部に対して前記電源端子部から得られる電力の供
給を停止しているときに、前記単独動作スイッチの接点
状態が変化すると、前記第2負荷端子部に対して前記電
源端子部から得られる電力の供給を行い、この電力の供
給時に前記連動スイッチの接点状態が変化すると、前記
第2負荷端子部に対する前記電源端子部から得られる電
力の供給を停止する制御を行うことを特徴とする。
【0007】この構成では、例えば、照明器具および換
気扇を、それぞれ第1負荷および第2負荷として、第1
負荷端子部および第2負荷端子部に接続した場合におい
て、照明器具が消灯し、換気扇が停止しているときに、
連動スイッチを操作してその接点状態を変化させると、
電源端子部から得られる電力が第1負荷端子部および第
2負荷端子部の双方に供給されるようになる。これによ
り、照明器具が点灯するとともに換気扇が動作するよう
になる。この後、連動スイッチを操作してその接点状態
を変化させると、第1負荷端子部に対する電源端子部か
ら得られる電力の供給が停止し、遅れ停止設定部で設定
された遅れ停止時間の経過後に、第2負荷端子部に対す
る電源端子部から得られる電力の供給が停止するように
なる。これにより、照明器具に対する換気扇の遅れ停止
が可能になる。一方、換気扇が停止しているときに、単
独動作スイッチを操作してその接点状態を変化させる
と、電源端子部から得られる電力が第2負荷端子部に供
給され、この後、単独動作スイッチを操作してその接点
状態を変化させると、第2負荷端子部に対する電源端子
部から得られる電力の供給が停止するようになる。これ
により、換気扇のみを動作させ、停止させることが可能
となる。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載のス
イッチ装置において、前記第1負荷端子部および第2負
荷端子部には、それぞれ前記第1負荷および第2負荷と
して、照明器具および換気扇が接続されることを特徴と
する。この構成によれば、照明器具および換気扇を連動
させ、照明器具に対して換気扇を遅れ停止させることが
できるとともに、換気扇のみを動かすことができる。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載のスイッチ装置において、前記第1負荷および第2
負荷の連動について、許可または禁止に切替設定するた
めの連動許否設定スイッチをさらに備え、前記制御部
は、前記連動許否設定スイッチで許可に設定されている
場合には、前記第1負荷端子部および第2負荷端子部の
双方に対して前記電源端子部から得られる電力の供給を
停止しているときに、前記連動スイッチの接点状態が変
化すると、前記第1負荷端子部および第2負荷端子部の
双方に対して前記電源端子部から得られる電力の供給を
行い、この電力の供給時に前記連動スイッチの接点状態
が変化すると、前記第1負荷端子部に対する前記電源端
子部から得られる電力の供給を停止し、前記遅れ停止設
定部で設定された遅れ停止時間の経過後に、前記第2負
荷端子部に対する前記電源端子部から得られる電力の供
給を停止する一方、前記連動許否設定スイッチで禁止に
設定されている場合には、前記第1負荷端子部および第
2負荷端子部の双方に対して前記電源端子部から得られ
る電力の供給を停止しているときに、前記連動スイッチ
の接点状態が変化すると、前記第1負荷端子部に対して
前記電源端子部から得られる電力の供給を行い、この電
力の供給時に前記連動スイッチの接点状態が変化する
と、前記第1負荷端子部に対する前記電源端子部から得
られる電力の供給を停止するとともに、前記第2負荷端
子部に対して前記電源端子部から得られる電力の供給を
行い、前記遅れ停止設定部で設定された遅れ停止時間の
経過後に、前記第2負荷端子部に対する前記電源端子部
から得られる電力の供給を停止する制御を行うことを特
徴とする。
【0010】この構成では、動作は、連動許否設定スイ
ッチで許可に設定されている場合には、請求項1記載の
発明の上記動作と同様になる。これに対して、連動許否
設定スイッチで禁止に設定されている場合には、例え
ば、照明器具が消灯し、換気扇が停止しているときに、
連動スイッチを操作してその接点状態を変化させると、
電源端子部から得られる電力が第1負荷端子部に供給さ
れるようになる。これにより、照明器具が点灯するよう
になる。この後、連動スイッチを操作してその接点状態
を変化させると、第1負荷端子部に対する電源端子部か
ら得られる電力の供給が停止するとともに、電源端子部
から得られる電力が第2負荷端子部に供給され、遅れ停
止設定部で設定された遅れ停止時間の経過後に、第2負
荷端子部に対する電源端子部から得られる電力の供給が
停止するようになる。これにより、照明器具を消灯させ
るとき、自動的に換気扇を遅れ停止時間の間動作させる
ことができる。つまり、請求項2記載の発明によれば、
トイレに本スイッチ装置を設置し、これに照明器具およ
び換気扇をそれぞれ第1負荷および第2負荷として接続
し、冬季などで、連動許否設定スイッチで禁止に設定し
ておけば、トイレに入るときには照明器具のみを点灯さ
せ、トイレを出るときには照明器具を消灯させるととも
に自動的に換気扇を遅れ停止時間の間動作させることが
できる。
【0011】請求項4記載の発明のスイッチ装置は、商
用電源に接続するための電源端子部と、第1負荷を接続
するための第1負荷端子部と、第2負荷を接続するため
の第2負荷端子部と、連動スイッチと、照度の検出を行
う照度センサ部と、前記第1負荷に対する前記第2負荷
の遅れ停止時間を、所定範囲の時間内の所望時間に設定
するための遅れ停止設定部と、前記連動スイッチの接点
状態および照度センサ部による検出結果の監視をすると
ともに、この監視結果および前記遅れ停止設定部で設定
された遅れ停止時間を利用して、前記第1負荷端子部お
よび第2負荷端子部に対し、前記電源端子部から得られ
る電力の供給または停止の制御を行う制御部とを備え、
この制御部は、前記照度センサ部による検出結果が所定
照度を下回っている場合には、前記第1負荷端子部およ
び第2負荷端子部の双方に対して前記電源端子部から得
られる電力の供給を停止しているときに、前記連動スイ
ッチの接点状態が変化すると、前記第1負荷端子部およ
び第2負荷端子部の双方に対して前記電源端子部から得
られる電力の供給を行い、この電力の供給時に前記連動
スイッチの接点状態が変化すると、前記第1負荷端子部
に対する前記電源端子部から得られる電力の供給を停止
し、前記遅れ停止設定部で設定された遅れ停止時間の経
過後に、前記第2負荷端子部に対する前記電源端子部か
ら得られる電力の供給を停止する一方、前記照度センサ
部による検出結果が所定照度を上回っている場合には、
前記第1負荷端子部および第2負荷端子部の双方に対し
て前記電源端子部から得られる電力の供給を停止してい
るときに、前記連動スイッチの接点状態が変化すると、
前記第2負荷端子部に対して前記電源端子部から得られ
る電力の供給を行い、この電力の供給時に前記連動スイ
ッチの接点状態が変化すると、前記遅れ停止設定部で設
定された遅れ停止時間の経過後に、前記第2負荷端子部
に対する前記電源端子部から得られる電力の供給を停止
する制御を行うことを特徴とする。
【0012】この構成では、例えば、照明器具および換
気扇を、それぞれ第1負荷および第2負荷として第1負
荷端子部および第2負荷端子部に接続した場合におい
て、照度センサ部による検出結果が所定照度を下回って
いる場合には、照明器具が消灯し、換気扇が停止してい
るときに、連動スイッチを操作してその接点状態を変化
させると、電源端子部から得られる電力が第1負荷端子
部および第2負荷端子部の双方に供給されるようにな
る。これにより、照明器具が点灯するとともに換気扇が
動作するようになる。この後、連動スイッチを操作して
その接点状態を変化させると、第1負荷端子部に対する
電源端子部から得られる電力の供給が停止し、遅れ停止
設定部で設定された遅れ停止時間の経過後に、第2負荷
端子部に対する電源端子部から得られる電力の供給が停
止するようになる。これにより、照明器具に対する換気
扇の遅れ停止が可能になる。一方、照度センサ部による
検出結果が所定照度を上回っている場合には、照明器具
が消灯し、換気扇が停止しているときに、連動スイッチ
を操作してその接点状態を変化させると、電源端子部か
ら得られる電力が第2負荷端子部に供給され、この後、
連動スイッチを操作してその接点状態を変化させると、
遅れ停止設定部で設定された遅れ停止時間の経過後に、
第2負荷端子部に対する電源端子部から得られる電力の
供給が停止するようになる。これにより、連動スイッチ
の操作で、換気扇のみを動作させた後、遅れ停止時間の
経過後に換気扇を自動的に停止させることができる。つ
まり、請求項3記載の発明によれば、トイレに本スイッ
チ装置を設置し、これに照明器具および換気扇をそれぞ
れ第1負荷および第2負荷として接続すれば、連動スイ
ッチを上記の如く操作することにより、夜間などの暗い
時には、照明器具および換気扇を連動させ、照明器具に
対して換気扇を遅れ停止させることができるほか、昼間
などの明るい時には、換気扇のみを動作させ、遅れ停止
時間の経過後に換気扇を自動的に停止させることができ
る。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項4記載のス
イッチ装置において、前記第1負荷端子部および第2負
荷端子部には、それぞれ前記第1負荷および第2負荷と
して、照明器具および換気扇が接続されることを特徴と
する。この構成によれば、照明器具および換気扇を連動
させ、照明器具に対して換気扇を遅れ停止させることが
できるとともに、換気扇のみを動かすことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1はスイッチ装置のブロック
図、図2は図1のスイッチ装置の正面図、図3は図1の
スイッチ装置の制御による状態遷移図、図4は図1のス
イッチ装置の一動作例を示すタイムチャートであり、こ
れらの図を用いて本発明の第1実施形態について説明す
る。
【0015】第1実施形態のスイッチ装置1は、いわゆ
る1個モジュール寸法の配線器具を3個取り付けること
ができる取付枠(図示せず)などを介して、壁面などに
埋め込まれて設置される配線器具であり、例えば3個モ
ジュール寸法のボディおよびカバーにより構成される器
体(図示せず)を備え、図2の例に示すように、その器
体の前面中央に、窓孔に填め込まれた透光性の(導光)
部材11aを備えるとともにスライド用のスリット11
b,11cを有し、器体の前面上部に、透光性の(導
光)部材12aが窓孔に填め込まれた照明・換気扇用の
操作ハンドル12を備え、器体の前面下部に、透光性の
(導光)部材13aが窓孔に填め込まれた照明・換気扇
用の操作ハンドル13を備えている。
【0016】そして、上記器体の内部には、スリット1
1b,11cを通してそれぞれ外部から操作される操作
部材14,15が収納されているほか、図1に示すよう
に、電線を介して商用電源ACに接続するための電源端
子部16と、電線を介して第1負荷としての例えば照明
器具LD1を接続するための負荷端子部17と、電線を
介して第2負荷としての例えば換気扇LD2を接続する
ための負荷端子部18と、安定化電源部101、(照明
・換気扇連動用)スイッチ102、(換気扇専用)スイ
ッチ103、タイマ設定部104、(入室時)モード設
定部105、動作表示部106、照明制御部107、換
気扇制御部108および信号処理部100により構成さ
れる電気回路部10とが収納されている。
【0017】安定化電源部101は、電源端子部16か
らの交流電力を整流および平滑などし、得られた直流電
流を電気回路部10の各部に供給するものである。
【0018】スイッチ102は、操作ハンドル12に対
する押操作に応じて接点状態が変化するものであり、例
えばタクトスイッチにより構成される。同様に、スイッ
チ103は、操作ハンドル13に対する押操作に応じて
接点状態が変化するものであり、例えばタクトスイッチ
により構成される。
【0019】タイマ設定部104は、操作部材14に対
するスライド操作に応じて、第1負荷に対する第2負荷
の遅れ停止時間を、所定範囲の時間(図2の例では3分
〜10分)内の所望時間に設定するためのものであり、
例えば、操作部材14に対するスライド操作に応じて抵
抗値が変化するスライドボリュームなどにより構成され
る。
【0020】モード設定部105は、第1負荷および第
2負荷の連動について、許可(図2では「動作」)また
は禁止(図2では「停止」)に切替設定するためのもの
であり、例えば切替スイッチにより構成される。動作表
示部106は、部材11a,12a,13aの各後方に
配置されるLEDまたはネオンランプなどの発光素子に
より構成される。
【0021】照明制御部107は、信号処理部100か
らの指令に従って、負荷端子部17(図1の例では照明
器具LD1が接続されているのでLD1)に対して、電
源端子部16から得られる電力の供給または停止を行う
ものであり、例えばトライアックなどで構成される。
【0022】換気扇制御部108は、信号処理部100
からの指令に従って、負荷端子部18(図1の例では換
気扇LD2が接続されているのでLD2)に対して、電
源端子部16から得られる電力の供給または停止を行う
ものであり、例えば、電源端子部16と負荷端子部18
との間に介設されるリレーなどで構成される。
【0023】信号処理部100は、マイコンにより構成
され、スイッチ102,103の接点状態の監視をする
とともに、この監視結果およびタイマ設定部104で設
定された遅れ停止時間を利用して、モード設定部105
で設定された「動作」または「停止」の設定モードに従
い、照明制御部107および換気扇制御部108を通
じ、負荷端子部17,18に対し、電源端子部16から
得られる電力の供給または停止の制御などを行うもので
ある。
【0024】例えば、信号処理部100は、モード設定
部105で「動作」に設定されている場合には、負荷端
子部17,18の双方に対して電源端子部16から得ら
れる電力の供給を停止しているときに、スイッチ102
の接点状態が(オフからオンオフに)変化すると、照明
制御部107および換気扇制御部108を通じ、負荷端
子部17,18の双方に対して電源端子部16から得ら
れる電力の供給を行うとともに、動作表示部106にお
ける部材11a,12aに対応する各発光素子を点灯す
る制御を実行する。この電力の供給時にスイッチ102
の接点状態が変化すると、照明制御部107を通じ、負
荷端子部17に対する電源端子部16から得られる電力
の供給を停止するとともに、部材12aに対応する発光
素子を消灯する制御が実行される。そして、タイマ設定
部104で設定された遅れ停止時間の経過後に、換気扇
制御部108を通じ、負荷端子部18に対する電源端子
部16から得られる電力の供給を停止するとともに、部
材11aに対応する発光素子を消灯する制御が実行され
る。
【0025】また、信号処理部100は、モード設定部
105で「停止」に設定されている場合には、負荷端子
部17,18の双方に対して電源端子部16から得られ
る電力の供給を停止しているときに、スイッチ102の
接点状態が変化すると、照明制御部107を通じ、負荷
端子部17に対して電源端子部16から得られる電力の
供給を行うとともに、動作表示部106における部材1
2aに対応する発光素子を点灯する制御を実行する。こ
の電力の供給時にスイッチ102の接点状態が変化する
と、照明制御部107を通じ、負荷端子部17に対する
電源端子部16から得られる電力の供給を停止するとと
もに、換気扇制御部108を通じ、負荷端子部18に対
して電源端子部16から得られる電力の供給を行う制御
が実行される。またこのとき、部材12aに対応する発
光素子を消灯するとともに部材11aに対応する発光素
子を点灯する制御が実行される。そして、タイマ設定部
104で設定された遅れ停止時間の経過後に、換気扇制
御部108を通じ、負荷端子部18に対する電源端子部
16から得られる電力の供給を停止するとともに、部材
11aに対応する発光素子を消灯する制御が実行され
る。
【0026】さらに、信号処理部100は、換気扇制御
部108を通じ、負荷端子部18に対して電源端子部1
6から得られる電力の供給を停止しているときに、スイ
ッチ103の接点状態が変化すると、換気扇制御部10
8を通じ、負荷端子部18に対して電源端子部16から
得られる電力の供給を行うとともに、動作表示部106
における部材13aに対応する発光素子を点灯する制御
を実行する。そして、この電力の供給時にスイッチ10
3の接点状態が変化すると、換気扇制御部108を通
じ、負荷端子部18に対する電源端子部16から得られ
る電力の供給を停止するとともに、部材13aに対応す
る発光素子を消灯する制御が実行される。
【0027】このほか、信号処理部100は、図3に示
す状態遷移図の動作になるように制御を実行する。例え
ば、換気扇LD2が単独で動作しているときに、操作ハ
ンドル13に対して押操作がなされると、換気扇LD2
がオフになる制御が実行される。なお、図3において、
aは、モード設定部105で「動作」に設定されている
場合に、操作ハンドル12に対して押操作がなされたと
きの状態遷移を示し、a’は、モード設定部105で
「停止」に設定されている場合に、操作ハンドル12に
対して押操作がなされたときの状態遷移を示す。また、
bは、操作ハンドル13に対して押操作がなされたとき
の状態遷移を示す。さらに、cは、モード設定部105
が「停止」から「動作」に切替操作がなされたときの状
態遷移を示し、dは、モード設定部105が「動作」か
ら「停止」に切替操作がなされたときの状態遷移を示
す。
【0028】次に、図4を用いてスイッチ装置1の動作
例を説明する。例えば、モード設定部105で「動作」
に設定されている場合、照明器具LD1が消灯(オフ)
し、換気扇が停止(オフ)しているときに、操作ハンド
ル12を押操作してスイッチ102の接点状態を変化さ
せると(t1)、電源端子部16から得られる電力が負
荷端子部17,18に接続された照明器具LD1および
換気扇LD2に供給される(t2)。これにより、照明
器具LD1が点灯するとともに換気扇LD2が動作す
る。また、部材11a,12aに対応する各発光素子が
点灯する。
【0029】この後、操作ハンドル12を押操作してス
イッチ102の接点状態を変化させると(t3)、負荷
端子部17に接続された照明器具LD1に対する電源端
子部16から得られる電力の供給が停止する(t4)。
これにより、照明器具LD1が消灯する。また、部材1
2aに対応する発光素子が消灯する。
【0030】そして、時点t4からタイマ設定部104
で設定された遅れ停止時間の経過後に、負荷端子部18
に対する電源端子部16から得られる電力の供給が停止
する(t5)。これにより、換気扇LD2が照明器具L
D1に対して遅れ停止時間遅れて自動的に停止すること
になる。また、部材11aに対応する発光素子が消灯す
る。
【0031】この後、換気扇LD2が停止しているとき
に、操作ハンドル13を押操作してスイッチ103の接
点状態を変化させると(t6)、電源端子部16から得
られる電力が負荷端子部18に接続された換気扇LD2
に供給される(t7)。これにより、換気扇LD2が動
作する。また、部材13aに対応する発光素子が点灯す
る。
【0032】この後、操作ハンドル13を押操作してス
イッチ103の接点状態を変化させると(t8)、負荷
端子部18に対する電源端子部16から得られる電力の
供給が停止する(t9)。これにより、換気扇LD2が
停止する。また、部材13aに対応する発光素子が消灯
する。
【0033】続いて、時点t10で、「停止」に切替設
定された後、照明器具LD1が消灯し、換気扇LD2が
停止しているときに、操作ハンドル12を押操作してス
イッチ102の接点状態を変化させると(t11)、電
源端子部16から得られる電力が負荷端子部17に接続
された照明器具LD1に供給される(t12)。これに
より、照明器具LD1が点灯する。また、部材12aに
対応する発光素子が点灯する。
【0034】この後、操作ハンドル12を押操作してス
イッチ102の接点状態を変化させると(t13)、負
荷端子部17に接続された照明器具LD1に対する電源
端子部16から得られる電力の供給が停止するととも
に、電源端子部16から得られる電力が負荷端子部18
に接続された換気扇LD2に供給される(t14)。こ
れにより、照明器具LD1が消灯するとともに換気扇L
D2が動作する。また、部材12aに対応する発光素子
が消灯するとともに部材11aに対応する発光素子が点
灯する。
【0035】そして、時点t14からタイマ設定部10
4で設定された遅れ停止時間の経過後に、負荷端子部1
8に接続された換気扇LD2に対する電源端子部16か
ら得られる電力の供給が停止する(t15)。これによ
り、換気扇LD2が停止する。また、部材11aに対応
する発光素子が消灯する。
【0036】以上、第1実施形態によれば、照明器具L
D1および換気扇LD2を、それぞれ第1負荷および第
2負荷として、負荷端子部17および負荷端子部18に
接続した場合、照明器具LD1および換気扇LD2を連
動させることができるとともに換気扇LD2のみを動か
すことができる。また、例えばトイレに本スイッチ装置
を設置し、冬季などで、モード設定部105を「停止」
に設定しておけば、トイレに入るときには照明器具LD
1のみを点灯させ、トイレを出るときには照明器具LD
1を消灯させるとともに自動的に換気扇LD2を遅れ停
止時間の間動作させることができる。これにより、トイ
レに入っているときに換気扇LD2が動いて寒くなると
いうことを防げる。また、退室後は換気扇LD2が一定
時間だけオンし臭いの排気もできる。
【0037】例えば、通常は操作ハンドル12を操作
し、トイレの掃除をして酸性洗剤を使用した後など、換
気扇のみを動作させておきたい場合に操作ハンドル13
を操作すればよい。
【0038】図5はスイッチ装置のブロック図、図6は
図5のスイッチ装置の正面図、図7は図5のスイッチ装
置の制御による状態遷移図、図8は図5のスイッチ装置
の一動作例を示すタイムチャートであり、これらの図を
用いて本発明の第2実施形態について説明する。
【0039】第2実施形態のスイッチ装置2は、第1実
施形態と同様の配線器具であり、例えば3個モジュール
寸法の器体(図示せず)を備え、図6の例に示すよう
に、その器体の前面下部(下半分)に、窓孔に填め込ま
れた透光性の(導光)部材21aおよび窓部21cを備
えるとともにスライド用のスリット21bを有し、器体
の前面上部(上半分)に、透光性の(導光)部材22a
が窓孔に填め込まれた照明・換気扇用の操作ハンドル2
2を備えている。
【0040】そして、上記器体の内部には、操作部材1
4と、電源端子部16と、負荷端子部17,18とが第
1実施形態と同様に収納されているほか(図5参照)、
第1実施形態とは異なる電気回路部20が収納されてい
る。
【0041】図5に示す電気回路部20は、安定化電源
部101と、スイッチ102と、タイマ設定部104
と、照明制御部107と、換気扇制御部108とを第1
実施形態の電気回路部10と同様に備えているほか、こ
の電気回路部10との相違点として、明るさセンサ20
3と、動作表示部206と、信号処理部200とを備え
ている。ただし、スイッチ102は、操作ハンドル22
に対する押操作に応じて接点状態が変化する。
【0042】明るさセンサ203は、窓部21cを通し
て周囲の照度(明るさ)の検出をするものである。動作
表示部206は、部材21a,22aの各後方に配置さ
れるLEDまたはネオンランプなどの発光素子により構
成される。
【0043】信号処理部200は、マイコンにより構成
され、スイッチ102の接点状態および明るさセンサ2
03による検出結果の監視をするとともに、この監視結
果およびタイマ設定部104で設定された遅れ停止時間
を利用して、照明制御部107および換気扇制御部10
8を通じ、負荷端子部17,18に対し、電源端子部1
6から得られる電力の供給または停止の制御などを行う
ものである。
【0044】例えば、信号処理部200は、明るさセン
サ203による検出結果が所定照度を下回っている場合
には、負荷端子部17,18の双方に対して電源端子部
16から得られる電力の供給を停止しているときに、ス
イッチ102の接点状態が変化すると、照明制御部10
7および換気扇制御部108を通じ、負荷端子部17,
18の双方に対して電源端子部16から得られる電力の
供給を行うとともに、動作表示部206における部材2
1a,22aに対応する各発光素子を点灯する制御を実
行する。この電力の供給時にスイッチ102の接点状態
が変化すると、照明制御部107を通じ、負荷端子部1
7に対する電源端子部16から得られる電力の供給を停
止するとともに、部材22aに対応する発光素子を消灯
する制御が実行される。そして、タイマ設定部104で
設定された遅れ停止時間の経過後に、換気扇制御部10
8を通じ、負荷端子部18に対する電源端子部16から
得られる電力の供給を停止するとともに、部材21aに
対応する発光素子を消灯する制御が実行される。
【0045】また、信号処理部200は、明るさセンサ
203による検出結果が所定照度を上回っている場合に
は、負荷端子部17,18の双方に対して電源端子部1
6から得られる電力の供給を停止しているときに、スイ
ッチ102の接点状態が変化すると、換気扇制御部10
8を通じ、負荷端子部18に対して電源端子部16から
得られる電力の供給を行うとともに、動作表示部206
における部材21aに対応する発光素子を点灯する制御
を実行する。この電力の供給時にスイッチ102の接点
状態が変化すると、タイマ設定部104で設定された遅
れ停止時間の経過後に、換気扇制御部108を通じ、負
荷端子部18に対する電源端子部16から得られる電力
の供給を停止するとともに、部材21aに対応する発光
素子を消灯する制御が実行される。
【0046】このほか、信号処理部200は、図7に示
す状態遷移図の動作になるように制御を実行する。例え
ば、照明器具LD1が消灯し、換気扇LD2が動作して
いるときに、明るさセンサ203による検出結果が所定
照度を下回ると(「周囲が暗くなると」)、照明器具L
D1を点灯する制御が実行される。なお、図7におい
て、aは、明るさセンサ203による検出結果が所定照
度を下回っている場合に、操作ハンドル22に対して押
操作がなされたときの状態遷移を示し、a”は、明るさ
センサ203による検出結果が所定照度を上回っている
場合に、操作ハンドル22に対して押操作がなされたと
きの状態遷移を示す。
【0047】次に、図8を用いてスイッチ装置2の動作
例を説明する。例えば、明るさセンサ203による検出
結果が所定照度を下回っている(暗い)場合、照明器具
LD1が消灯(オフ)し、換気扇が停止(オフ)してい
るときに、操作ハンドル22を押操作してスイッチ10
2の接点状態を変化させると(t21)、電源端子部1
6から得られる電力が負荷端子部17,18に接続され
た照明器具LD1および換気扇LD2に供給される(t
22)。これにより、照明器具LD1が点灯するととも
に換気扇LD2が動作する。また、部材21a,22a
に対応する各発光素子が点灯する。
【0048】この後、操作ハンドル22を押操作してス
イッチ102の接点状態を変化させると(t23)、負
荷端子部17に接続された照明器具LD1に対する電源
端子部16から得られる電力の供給が停止する(t2
4)。これにより、照明器具LD1が消灯する。また、
部材22aに対応する発光素子が消灯する。
【0049】そして、時点t24からタイマ設定部10
4で設定された遅れ停止時間の経過後に、負荷端子部1
8に対する電源端子部16から得られる電力の供給が停
止する(t25)。これにより、換気扇LD2が照明器
具LD1に対して遅れ停止時間遅れて自動的に停止する
ことになる。また、部材21aに対応する発光素子が消
灯する。
【0050】この後、時点t26で、明るさセンサ20
3による検出結果が所定照度を上回った後、照明器具L
D1が消灯し、換気扇LD2が停止しているときに、操
作ハンドル22を押操作してスイッチ102の接点状態
を変化させると(t27)、電源端子部16から得られ
る電力が負荷端子部18に接続された換気扇LD2に供
給される(t28)。これにより、換気扇LD2が動作
する。また、部材21aに対応する発光素子が点灯す
る。
【0051】この後、操作ハンドル22を押操作してス
イッチ102の接点状態を変化させると(t29)、タ
イマ設定部104で設定された遅れ停止時間の経過後
に、負荷端子部18に接続された換気扇LD2に対する
電源端子部16から得られる電力の供給が停止する(t
30)。これにより、換気扇LD2が停止する。また、
部材11aに対応する発光素子が消灯する。ただし、図
8の例では、時点t29で、操作ハンドル22を押操作
してスイッチ102の接点状態をオフからオンオフに変
化させた時の立下り時点から遅れ停止時間の経過時点
で、換気扇LD2に対する電力の供給が停止されてい
る。
【0052】以上、第2実施形態によれば、照明器具L
D1および換気扇LD2を、それぞれ第1負荷および第
2負荷として、負荷端子部17および負荷端子部18に
接続した場合、照明器具LD1および換気扇LD2を連
動させることができるとともに換気扇LD2のみを動か
すことができる。つまり、夜間などの暗い時には、照明
器具LD1および換気扇LD2を連動させ、照明器具L
D1に対して換気扇LD2を遅れ停止させることができ
るほか、昼間などの明るい時には、換気扇LD2のみを
動作させ、遅れ停止時間の経過後に換気扇LD2を自動
的に停止させることができる。
【0053】例えば、戸建ての住宅などの窓のあるトイ
レでも、1つの操作で、日中明るいときは入室時に換気
扇LD2のみオンさせ、夜間暗くなってからは照明器具
LD1および換気扇LD2を連動させてオンさせること
ができる。
【0054】なお、第2実施形態では、図6の例に示す
ように、操作部材14の操作部などが露出する構造にな
っているが、図9の例に示すように、それらを覆う操作
ハンドル32が設けられる構造でもよい。この場合、操
作ハンドル32に填め込まれている透光性の(導光)部
材32aが発光素子と明るさセンサとにより共用される
ようにしてもよい。また、照明器具LD1および換気扇
LD2の動作状態を示すために、例えば、両方が動作し
ている場合には発光素子を点灯させ、換気扇LD2のみ
が動作している場合には発光素子を点滅させるようにし
てもよい。
【0055】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、請求項
1記載の発明は、商用電源に接続するための電源端子部
と、第1負荷を接続するための第1負荷端子部と、第2
負荷を接続するための第2負荷端子部と、連動スイッチ
と、単独動作スイッチと、前記第1負荷に対する前記第
2負荷の遅れ停止時間を、所定範囲の時間内の所望時間
に設定するための遅れ停止設定部と、前記連動スイッチ
および単独動作スイッチの接点状態の監視をするととも
に、この監視結果および前記遅れ停止設定部で設定され
た遅れ停止時間を利用して、前記第1負荷端子部および
第2負荷端子部に対し、前記電源端子部から得られる電
力の供給または停止の制御を行う制御部とを備え、この
制御部は、前記第1負荷端子部および第2負荷端子部の
双方に対して前記電源端子部から得られる電力の供給を
停止しているときに、前記連動スイッチの接点状態が変
化すると、前記第1負荷端子部および第2負荷端子部の
双方に対して前記電源端子部から得られる電力の供給を
行い、この電力の供給時に前記連動スイッチの接点状態
が変化すると、前記第1負荷端子部に対する前記電源端
子部から得られる電力の供給を停止し、前記遅れ停止設
定部で設定された遅れ停止時間の経過後に、前記第2負
荷端子部に対する前記電源端子部から得られる電力の供
給を停止する一方、前記第2負荷端子部に対して前記電
源端子部から得られる電力の供給を停止しているとき
に、前記単独動作スイッチの接点状態が変化すると、前
記第2負荷端子部に対して前記電源端子部から得られる
電力の供給を行い、この電力の供給時に前記連動スイッ
チの接点状態が変化すると、前記第2負荷端子部に対す
る前記電源端子部から得られる電力の供給を停止する制
御を行うので、例えば、照明器具および換気扇を、それ
ぞれ第1負荷および第2負荷として、第1負荷端子部お
よび第2負荷端子部に接続すれば、照明器具および換気
扇を連動させ、照明器具に対して換気扇を遅れ停止させ
ることができるとともに、換気扇のみを動かすことがで
きる。
【0056】請求項2記載の発明は、請求項1記載のス
イッチ装置において、前記第1負荷端子部および第2負
荷端子部には、それぞれ前記第1負荷および第2負荷と
して、照明器具および換気扇が接続されるので、照明器
具および換気扇を連動させ、照明器具に対して換気扇を
遅れ停止させることができるとともに、換気扇のみを動
かすことができる。
【0057】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載のスイッチ装置において、前記第1負荷および第2
負荷の連動について、許可または禁止に切替設定するた
めの連動許否設定スイッチをさらに備え、前記制御部
は、前記連動許否設定スイッチで許可に設定されている
場合には、前記第1負荷端子部および第2負荷端子部の
双方に対して前記電源端子部から得られる電力の供給を
停止しているときに、前記連動スイッチの接点状態が変
化すると、前記第1負荷端子部および第2負荷端子部の
双方に対して前記電源端子部から得られる電力の供給を
行い、この電力の供給時に前記連動スイッチの接点状態
が変化すると、前記第1負荷端子部に対する前記電源端
子部から得られる電力の供給を停止し、前記遅れ停止設
定部で設定された遅れ停止時間の経過後に、前記第2負
荷端子部に対する前記電源端子部から得られる電力の供
給を停止する一方、前記連動許否設定スイッチで禁止に
設定されている場合には、前記第1負荷端子部および第
2負荷端子部の双方に対して前記電源端子部から得られ
る電力の供給を停止しているときに、前記連動スイッチ
の接点状態が変化すると、前記第1負荷端子部に対して
前記電源端子部から得られる電力の供給を行い、この電
力の供給時に前記連動スイッチの接点状態が変化する
と、前記第1負荷端子部に対する前記電源端子部から得
られる電力の供給を停止するとともに、前記第2負荷端
子部に対して前記電源端子部から得られる電力の供給を
行い、前記遅れ停止設定部で設定された遅れ停止時間の
経過後に、前記第2負荷端子部に対する前記電源端子部
から得られる電力の供給を停止する制御を行うので、例
えば、トイレに本スイッチ装置を設置し、これに照明器
具および換気扇をそれぞれ第1負荷および第2負荷とし
て接続し、冬季などで、連動許否設定スイッチで禁止に
設定しておけば、トイレに入るときには照明器具のみを
点灯させ、トイレを出るときには照明器具を消灯させる
とともに自動的に換気扇を遅れ停止時間の間動作させる
ことができる。
【0058】請求項4記載の発明のスイッチ装置は、商
用電源に接続するための電源端子部と、第1負荷を接続
するための第1負荷端子部と、第2負荷を接続するため
の第2負荷端子部と、連動スイッチと、照度の検出を行
う照度センサ部と、前記第1負荷に対する前記第2負荷
の遅れ停止時間を、所定範囲の時間内の所望時間に設定
するための遅れ停止設定部と、前記連動スイッチの接点
状態および照度センサ部による検出結果の監視をすると
ともに、この監視結果および前記遅れ停止設定部で設定
された遅れ停止時間を利用して、前記第1負荷端子部お
よび第2負荷端子部に対し、前記電源端子部から得られ
る電力の供給または停止の制御を行う制御部とを備え、
この制御部は、前記照度センサ部による検出結果が所定
照度を下回っている場合には、前記第1負荷端子部およ
び第2負荷端子部の双方に対して前記電源端子部から得
られる電力の供給を停止しているときに、前記連動スイ
ッチの接点状態が変化すると、前記第1負荷端子部およ
び第2負荷端子部の双方に対して前記電源端子部から得
られる電力の供給を行い、この電力の供給時に前記連動
スイッチの接点状態が変化すると、前記第1負荷端子部
に対する前記電源端子部から得られる電力の供給を停止
し、前記遅れ停止設定部で設定された遅れ停止時間の経
過後に、前記第2負荷端子部に対する前記電源端子部か
ら得られる電力の供給を停止する一方、前記照度センサ
部による検出結果が所定照度を上回っている場合には、
前記第1負荷端子部および第2負荷端子部の双方に対し
て前記電源端子部から得られる電力の供給を停止してい
るときに、前記連動スイッチの接点状態が変化すると、
前記第2負荷端子部に対して前記電源端子部から得られ
る電力の供給を行い、この電力の供給時に前記連動スイ
ッチの接点状態が変化すると、前記遅れ停止設定部で設
定された遅れ停止時間の経過後に、前記第2負荷端子部
に対する前記電源端子部から得られる電力の供給を停止
する制御を行うので、例えば、トイレに本スイッチ装置
を設置し、これに照明器具および換気扇をそれぞれ第1
負荷および第2負荷として接続すれば、夜間などの暗い
時には、照明器具および換気扇を連動させ、照明器具に
対して換気扇を遅れ停止させることができるほか、昼間
などの明るい時には、換気扇のみを動作させ、遅れ停止
時間の経過後に換気扇を自動的に停止させることができ
る。
【0059】請求項5記載の発明は、請求項4記載のス
イッチ装置において、前記第1負荷端子部および第2負
荷端子部には、それぞれ前記第1負荷および第2負荷と
して、照明器具および換気扇が接続されるので、照明器
具および換気扇を連動させ、照明器具に対して換気扇を
遅れ停止させることができるとともに、換気扇のみを動
かすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スイッチ装置のブロック図である。
【図2】図1のスイッチ装置の正面図である。
【図3】図1のスイッチ装置の制御による状態遷移図で
ある。
【図4】図1のスイッチ装置の一動作例を示すタイムチ
ャートである。
【図5】スイッチ装置のブロック図である。
【図6】図5のスイッチ装置の正面図である。
【図7】図5のスイッチ装置の制御による状態遷移図で
ある。
【図8】図5のスイッチ装置の一動作例を示すタイムチ
ャートである。
【図9】図6に示す操作部材などを覆う場合の構造例を
示す図である。
【符号の説明】
1,2 スイッチ装置 10,20 電気回路部 100,200 信号処理部 101 安定化電源部 102 (照明・換気扇連動用)スイッチ 103 (換気扇専用)スイッチ 104 タイマ設定部 105 (入室時)モード設定部 106,206 動作表示部 107 照明制御部 108 換気扇制御部 203 明るさセンサ AC 商用電源 LD1 照明器具 LD2 換気扇

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源に接続するための電源端子部
    と、第1負荷を接続するための第1負荷端子部と、第2
    負荷を接続するための第2負荷端子部と、連動スイッチ
    と、単独動作スイッチと、前記第1負荷に対する前記第
    2負荷の遅れ停止時間を、所定範囲の時間内の所望時間
    に設定するための遅れ停止設定部と、前記連動スイッチ
    および単独動作スイッチの接点状態の監視をするととも
    に、この監視結果および前記遅れ停止設定部で設定され
    た遅れ停止時間を利用して、前記第1負荷端子部および
    第2負荷端子部に対し、前記電源端子部から得られる電
    力の供給または停止の制御を行う制御部とを備え、 この制御部は、前記第1負荷端子部および第2負荷端子
    部の双方に対して前記電源端子部から得られる電力の供
    給を停止しているときに、前記連動スイッチの接点状態
    が変化すると、前記第1負荷端子部および第2負荷端子
    部の双方に対して前記電源端子部から得られる電力の供
    給を行い、この電力の供給時に前記連動スイッチの接点
    状態が変化すると、前記第1負荷端子部に対する前記電
    源端子部から得られる電力の供給を停止し、前記遅れ停
    止設定部で設定された遅れ停止時間の経過後に、前記第
    2負荷端子部に対する前記電源端子部から得られる電力
    の供給を停止する一方、前記第2負荷端子部に対して前
    記電源端子部から得られる電力の供給を停止していると
    きに、前記単独動作スイッチの接点状態が変化すると、
    前記第2負荷端子部に対して前記電源端子部から得られ
    る電力の供給を行い、この電力の供給時に前記連動スイ
    ッチの接点状態が変化すると、前記第2負荷端子部に対
    する前記電源端子部から得られる電力の供給を停止する
    制御を行うことを特徴とするスイッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記第1負荷端子部および第2負荷端子
    部には、それぞれ前記第1負荷および第2負荷として、
    照明器具および換気扇が接続されることを特徴とする請
    求項1記載のスイッチ装置。
  3. 【請求項3】 前記第1負荷および第2負荷の連動につ
    いて、許可または禁止に切替設定するための連動許否設
    定スイッチをさらに備え、 前記制御部は、前記連動許否設定スイッチで許可に設定
    されている場合には、前記第1負荷端子部および第2負
    荷端子部の双方に対して前記電源端子部から得られる電
    力の供給を停止しているときに、前記連動スイッチの接
    点状態が変化すると、前記第1負荷端子部および第2負
    荷端子部の双方に対して前記電源端子部から得られる電
    力の供給を行い、この電力の供給時に前記連動スイッチ
    の接点状態が変化すると、前記第1負荷端子部に対する
    前記電源端子部から得られる電力の供給を停止し、前記
    遅れ停止設定部で設定された遅れ停止時間の経過後に、
    前記第2負荷端子部に対する前記電源端子部から得られ
    る電力の供給を停止する一方、前記連動許否設定スイッ
    チで禁止に設定されている場合には、前記第1負荷端子
    部および第2負荷端子部の双方に対して前記電源端子部
    から得られる電力の供給を停止しているときに、前記連
    動スイッチの接点状態が変化すると、前記第1負荷端子
    部に対して前記電源端子部から得られる電力の供給を行
    い、この電力の供給時に前記連動スイッチの接点状態が
    変化すると、前記第1負荷端子部に対する前記電源端子
    部から得られる電力の供給を停止するとともに、前記第
    2負荷端子部に対して前記電源端子部から得られる電力
    の供給を行い、前記遅れ停止設定部で設定された遅れ停
    止時間の経過後に、前記第2負荷端子部に対する前記電
    源端子部から得られる電力の供給を停止する制御を行う
    ことを特徴とする請求項1または2記載のスイッチ装
    置。
  4. 【請求項4】 商用電源に接続するための電源端子部
    と、第1負荷を接続するための第1負荷端子部と、第2
    負荷を接続するための第2負荷端子部と、連動スイッチ
    と、照度の検出を行う照度センサ部と、前記第1負荷に
    対する前記第2負荷の遅れ停止時間を、所定範囲の時間
    内の所望時間に設定するための遅れ停止設定部と、前記
    連動スイッチの接点状態および照度センサ部による検出
    結果の監視をするとともに、この監視結果および前記遅
    れ停止設定部で設定された遅れ停止時間を利用して、前
    記第1負荷端子部および第2負荷端子部に対し、前記電
    源端子部から得られる電力の供給または停止の制御を行
    う制御部とを備え、 この制御部は、前記照度センサ部による検出結果が所定
    照度を下回っている場合には、前記第1負荷端子部およ
    び第2負荷端子部の双方に対して前記電源端子部から得
    られる電力の供給を停止しているときに、前記連動スイ
    ッチの接点状態が変化すると、前記第1負荷端子部およ
    び第2負荷端子部の双方に対して前記電源端子部から得
    られる電力の供給を行い、この電力の供給時に前記連動
    スイッチの接点状態が変化すると、前記第1負荷端子部
    に対する前記電源端子部から得られる電力の供給を停止
    し、前記遅れ停止設定部で設定された遅れ停止時間の経
    過後に、前記第2負荷端子部に対する前記電源端子部か
    ら得られる電力の供給を停止する一方、前記照度センサ
    部による検出結果が所定照度を上回っている場合には、
    前記第1負荷端子部および第2負荷端子部の双方に対し
    て前記電源端子部から得られる電力の供給を停止してい
    るときに、前記連動スイッチの接点状態が変化すると、
    前記第2負荷端子部に対して前記電源端子部から得られ
    る電力の供給を行い、この電力の供給時に前記連動スイ
    ッチの接点状態が変化すると、前記遅れ停止設定部で設
    定された遅れ停止時間の経過後に、前記第2負荷端子部
    に対する前記電源端子部から得られる電力の供給を停止
    する制御を行うことを特徴とするスイッチ装置。
  5. 【請求項5】 前記第1負荷端子部および第2負荷端子
    部には、それぞれ前記第1負荷および第2負荷として、
    照明器具および換気扇が接続されることを特徴とする請
    求項4記載のスイッチ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009016045A (ja) * 2007-06-29 2009-01-22 Panasonic Electric Works Co Ltd 電子スイッチ装置
JP2009122118A (ja) * 2009-01-13 2009-06-04 Panasonic Electric Works Co Ltd タイマスイッチ
WO2015176127A1 (en) * 2014-05-19 2015-11-26 Tolwong Trading Pty Limited A controller for a light system

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