JP2002246551A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2002246551A
JP2002246551A JP2001038685A JP2001038685A JP2002246551A JP 2002246551 A JP2002246551 A JP 2002246551A JP 2001038685 A JP2001038685 A JP 2001038685A JP 2001038685 A JP2001038685 A JP 2001038685A JP 2002246551 A JP2002246551 A JP 2002246551A
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semiconductor
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transistor
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Nobuyasu Kanekawa
信康 金川
Kohei Sakurai
康平 櫻井
Shoji Sasaki
昭二 佐々木
Kenji Tabuchi
憲司 田渕
Mitsuru Watabe
満 渡部
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】異なる耐圧を有する複数の半導体ドライバを同
一チップに集積化することにより少ない品種で様々な耐
圧に対応できる半導体ドライバを提供する。 【解決手段】半導体基板100に形成した埋込絶縁層1
01と、前記埋込絶縁層101上の半導体基板100上
に形成した複数のパワー半導体素子2,3および該パワ
ー半導体素子間を絶縁分離するトレンチ4と、前記パワ
ー半導体素子の制御電極を絶縁して駆動するアイソレー
タ5からなり、前記トランジスタ2,3はそれぞれ直列
接続して使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置にかか
り、特に同一チップ内に異なる耐圧の半導体ドライバを
混在する半導体回路に関する。
【0002】
【従来の技術】小型で高速動作が可能な上、長寿命なこ
とから従来のリレーや機械的スイッチに代わり半導体ス
イッチが広く用いられている。半導体スイッチの性能を
表わす指標として、耐圧、電流容量、そしてオン抵抗が
ある。耐圧、電流容量を向上することにより、両者の積
である扱える電力を増加させることができる。またオン
抵抗を小さくすることにより、半導体スイッチの発熱を
減少させて同一の熱環境での電流容量を増やすことがで
きる。また、これによりエネルギ効率を向上させること
ができる。
【0003】半導体スイッチとして一般的に使用される
MOSFETの耐圧、電流容量を向上させる技術につい
ては、文献:山崎浩著、日刊工業新聞社発行「パワーM
OSFETの応用技術」、pp.55−57に記載され
ている。
【0004】MOSFETの耐圧とオン抵抗との間には
密接な関係が有り、前記文献のpp.55にによれば、
パワーMOSFETの単位チップ面積のオン抵抗と耐圧
には RDS(on)/単位チップ面積∽BVDS
2.4〜2.7 ただし、 RDS(on):ドレイン−ソース間のオン抵抗 BVDS:ドレイン−ソース間の降伏電圧 の関係がある。即ち、耐圧を上げると、耐圧の2.4〜
2.7乗に比例してオン抵抗が急速に増加することがわ
かる。つまり、必要以上の耐圧を素子に持たせるとオン
抵抗が増大する。この事実から、パワーMOSFETに
おいては、電力損失を低減し高効率化を図るためには目
的とする用途に合致した最適な耐圧設計が重要であるこ
とがいえる。
【0005】また、横型のパワーMOSFETにおいて
は、ドレイン−ソース間の降伏電圧はドレイン−ソース
間の距離に比例するため、必要以上の耐圧を素子に持た
せるとチップ面積が増大する。従って、チップ面積削減
の見地からも目的とする用途に合致した最適な耐圧設計
が重要であることがいえる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、パワーMOS
FETを使用目的に合わせた耐圧仕様に基づいて設計、
製造する従来技術では以下のような問題が生じる。
【0007】(1) 品種の増大 純抵抗負荷を開閉する半導体素子に要求される耐圧は、
ほぼ電源電圧によって決定される。そこで、電源電圧に
応じた耐圧を持つ半導体素子を用意すればよいことにな
る。しかし、電源電圧は多岐に亘るためにそれだけで多
くの品種を用意しなければならないため、少量他品種生
産となり、量産効果を発揮できない。
【0008】またモータ、ソレノイド等の誘導性負荷で
は電流を断続することによりL・di/dtなる逆起電
力が生じ、この逆起電力により要求される耐圧が決定さ
れることが多い。従って電源電圧による多様性に加え、
リアクタンスL、電流変化率di/dtの多様性により
種々の耐圧の品種を用意しなければならなくなり、益々
量産効果を発揮できなくなる。
【0009】(2) 集積化の障害 前述したように、誘導性負荷をもつ半導体素子では電源
電圧が同一でもL・di/dtなる逆起電力により負荷
により要求される耐圧が異なってくる。例えば、自動車
用エンジンの点火コイルの1次側では電源電圧が12V
であるのに、点火コイルの逆起電力が数百Vにもおよ
び、これに相当する耐圧の半導体素子がスイッチングの
ために必要となる。
【0010】更に、制御装置の小型化のために複数の半
導体素子によるドライバを集積化する場合には、ドライ
バごとに異なる耐圧を持たせなければならなくなる。縦
型のMOSFETでは耐圧を左右するソース−ドレイン
間距離が基板の厚さに依存するため、同一チップで耐圧
を異ならせることは構造的に不可能である。また横型の
MOSFETでは半導体基板との距離には自ずと限界が
あるものの、ソース−ドレイン間距離は水平方向に任意
にとれる。しかし最適な特性を得るためには拡散深さお
よび濃度を耐圧に応じて替えなければならないため、製
造のための工程数およびマスク枚数が増加し製造コスト
が増加し、また、工程数増加に伴い歩留まりが低下す
る。
【0011】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
で、異なる耐圧を有する複数の半導体ドライバを同一チ
ップに集積化することを可能とし、これにより少ない品
種で様々な耐圧に対応できる半導体ドライバを提供し、
耐圧の多様性に起因するチップの品種数の増大を抑える
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために次のような手段を採用した。
【0013】半導体基板に形成した埋込絶縁層と、前記
埋込絶縁層上の半導体基板上に形成した複数のパワー半
導体素子および該パワー半導体素子間を絶縁分離するト
レンチと、前記パワー半導体素子の制御電極を絶縁して
駆動するアイソレータからなり、前記トランジスタはそ
れぞれ直列接続して使用することができる
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を実施
例を用いて説明する。図1ないし図2は、第1の実施例
を説明する図であり、図1は、本実施例にかかる半導体
装置としてのドライバLSIを示す図、図2はドライバ
LSIの断面図である。ドライバLSI1はトランジス
タ(MOSFET)2のソースとトランジスタ(MOS
FET)3のドレインとを直列接続し、トランジスタ2
のドレインとバッテリ電圧VB間に負荷20を介して接
続している。トランジスタ2およびトランジスタ2が形
成されている半導体基板はトレンチ4および埋め込み絶
縁層101により他の部分より絶縁されている。トラン
ジスタ3のゲートは入力端子INに接続している。トラ
ンジスタ2のゲートは入出力間の電位差を超えて信号ま
たは情報を伝送するアイソレータ5を介して入力端子I
Nに接続している。
【0015】なお、アイソレータ5を単一チップ上で実
現する方法については、発明者らによる特開平11−1
36293号公報、特開平11−317445号公報等
に記載されている。また、前記埋め込み絶縁層は、例え
ば一方に絶縁層を形成した半導体基板と他の半導体基板
を張り合わせることにより形成することができる。
【0016】本実施例によれば、直列に接続されたトラ
ンジスタ2およびトランジスタ3は入力端子INに印加
される信号に応じて同時にオン/オフするため、2倍の
耐圧を有する1つのトランジスタと等価な機能を実現す
ることができる。しかも、通常、オン抵抗は耐圧の約
2.5乗に比例するが、本実施例によれば耐圧の1乗に
比例するオン抵抗ですみ、全体のオン抵抗を低減するこ
とができる。
【0017】なお、図では1チャンネル分しか出力ポー
トを記していないが、ドライバLSI1は複数チャネル
の出力ポートを有することが可能であることは言うまで
もない。また、以下に説明する他の実施形態についても
ドライバLSI1は複数チャネルの出力ポートを有する
ことが可能であることは言うまでもない。
【0018】図2の断面図に示すように、トランジスタ
2、トランジスタ3が形成されている半導体基板は絶縁
層101および該絶縁層に達するトレンチ4によりお互
いに絶縁される。半導体基板はそれぞれのトランジスタ
のソース電極に接続され、ソース電極と等しい電位に保
たれている。このことにより、トランジスタと半導体基
板の間の耐圧に制約されずに、トランジスタの直列接続
により耐圧を向上させることができる。
【0019】なお、以上2つのトランジスタを直列接続
して耐圧を2倍にする実施例を示したが、同様にしてN
個のトランジスタを直列接続すれば耐圧をN倍にでき
る。このことは以降の全ての実施例についていえること
である。
【0020】図3は、第2の実施例を示す図である。本
実施例においては、アイソレータ5およびゲート制御回
路7を動作させるための電力を供給するチャージポンプ
6を別に設ける。
【0021】図4は、第3の実施例を示す図である。図
に示すように、コンデンサC1、C2で構成したアイソ
レータ5はチャージポンプ6として機能し、コンデンサ
CSに昇圧した電圧を供給する。すなわち、発振器8の
差動出力はコンデンサC1およびC2を介してトレンチ
4で絶縁されたトランジスタ2の領域に接続されてい
る。C1およびC2を介して伝送された交流成分はトラ
ンジスタ2の領域にある2つのダイオードからなる倍電
圧整流回路により整流され、直流電圧となりトランジス
タ2のゲートに加わり、トランジスタ2を制御する。
【0022】図5は、第4の実施例を示す図である。図
に示すように、コンデンサC1、C2で構成したアイソ
レータはシングルエンドで動作する。図4および図5に
示す実施例ではアイソレータ5はチャージポンプ6の機
能を兼ね備えているので、回路規模を小さくすることが
できる。
【0023】なお、コンデンサC1およびC2の単一チ
ップ上での実現方法は発明者らによる特開平11−13
6293号公報、特開平11−317445号公報等に
記載されている。図6は前記特開平11−136293
号公報により提供されるトレンチ4間の容量を用いてコ
ンデンサC1およびC2を実現する方法である。また、
図7は前記特開平11−317445号公報により提供
される層間絶縁膜102を用いてコンデンサC1および
C2を実現する方法である。これらの方法の詳細は前記
公報に開示されている。また、前記コンデンサC1およ
びC2を単一チップ上ではなく外付けの別部品とするこ
とも可能であることは言うまでもない。
【0024】図8は、第5の実施例を示す図である。図
に示すように、ドライバLSIを構成するトランジスタ
2および3に、クランプのためのツェナダイオードDZ
1、DZ2を付加する。誘導性負荷の場合、逆起電力に
よりブレークダウン電圧以上の電圧が加わり素子が破壊
されるのを防止するためにクランプのためのツェナダイ
オードを付加して保護することが多い。本実施例は直列
に接続したトランジスタ2、トランジスタ3それぞれの
ドレイン、ソースに並列にツェナダイオードDZ1、D
Z2を付加している。本実施例によれば、トランジスタ
2、トランジスタ3の分担電圧に不均衡が生じた場合、
分担電圧の高い方のツェナダイオードが先にオンとな
り、分担電圧を均衡させる。このように本実施例によれ
ば、直列接続されたトランジスタ2およびトランジスタ
3をサージおよび逆起電力から保護するだけでなく、ト
ランジスタ2、トランジスタ3の分担電圧を均衡させ、
トランジスタ2、トランジスタ3の耐圧を最大限に活用
することができる。
【0025】図9は、第6の実施例を示す図である。図
8と同様にドライバLSIにクランプのためのツェナダ
イオードDZ3、DZ4を付加する。ただし本実施例で
は、直列に接続したトランジスタ2、トランジスタ3そ
れぞれのドレイン、ゲート間にツェナダイオードDZ
3、DZ4を付加している。本実施例によれば、トラン
ジスタ2、トランジスタ3の分担電圧に不均衡が生じた
場合、分担電圧の高い方のドレイン、ゲート間の電圧が
より高くなり、ツェナダイオードが先にオンとなり、ゲ
ートに印加される電圧を高くしてオン抵抗を下げて分担
電圧を下げ、結果として分担電圧を均衡させる。このよ
うに本実施例によれば、直列接続されたトランジスタ2
およびトランジスタ3をサージ、逆起電力から保護する
だけでなく、トランジスタ2、トランジスタ3の分担電
圧を均衡させ、トランジスタ2、トランジスタ3の耐圧
を最大限に活用することができる。また本実施例によれ
ば、ツェナダイオードDZ3、DZ4には僅かの電流し
か流れないので小容量のものですむため、図8の実施例
と比べるとチップ面積をその分小さくできる。しかし、
電圧クランプ時のエネルギはトランジスタ2、トランジ
スタ3で吸収しなければならないため、電圧クランプの
頻度が高い場合にはエネルギを吸収できるようにトラン
ジスタ2、トランジスタ3を大きめに設計しなければな
らない。
【0026】図10は、第7の実施例を示す図である。
図に示すように単一のチップから構成されるドライバL
SI内に耐圧の高いドライバと耐圧の低いドライバを混
在させる。耐圧の高いドライバはトランジスタ2および
3からなり、トランジスタ2のソースとトランジスタ3
のドレインとを直列接続してバッテリ電圧VBに負荷2
0を介して接続する。トランジスタ3のゲートは入力端
子IN1に接続し、トランジスタ2のゲートは入出力間
の電位差を超えて信号または情報を伝送するアイソレー
タ5を介して入力端子IN1に接続する。耐圧の低いド
ライバはトランジスタ3’のみから構成される。ここ
で、トランジスタ2およびトランジスタ2が形成されて
いる半導体基板はトレンチ4により他の部分より絶縁す
る。つまり、トランジスタ2と、トランジスタ3および
トランジスタ3’とはトレンチ4により絶縁されてい
る。この場合、トランジスタ3とトランジスタ3’は必
ずしもトレンチによって絶縁する必要はない。
【0027】図11は、第8の実施例を示す図である。
図に示すように、トレンチ4により他の部分から絶縁し
ているトランジスタ2のドレイン、ソ−ス端子、トレン
チにより絶縁することなく半導体基板を共用するトラン
ジスタ3とトランジスタ3’のドレイン、ソ−ス端子、
のそれぞれがドライバLSI1の外部端子として導出
し、回路の汎用性を持たせている。
【0028】図12は、図11に示すドライバLSI1
内のトランジスタ2をハイサイドドライバ(高電位側駆
動)、トランジスタ3、トランジスタ3’をローサイド
ドライバ(低電位側駆動)として使用する例である。
【0029】図13は、図11に示すドライバLSI1
内のトランジスタ2とトランジスタ3をハーフブリッ
ジ、トランジスタ3’をローサイドドライバとして使用
する例である。なお、もう1組のハーフブリッジと組み
合わせればフルブリッジ(Hブリッジ)を構成できる。
【0030】図14は、図11に示すドライバLSI1
内のトランジスタ2とトランジスタ3を図1に示す高耐
圧ドライバ、トランジスタ3’をローサイドドライバと
して使用する例である。
【0031】以上のように、図11に示す汎用性をもた
せたドライバLSI1を用いることにより、図12ない
し図14に示すような様々な形式のドライバを構成する
ことができる。また、耐圧に応じて必要な段数だけトラ
ンジスタを直列接続することにより、耐圧に見合った最
小のオン抵抗のドライバを実現することができる。また
横型のトランジスタにおいてはドレイン−ソース間の距
離を耐圧に応じて最小にできるのでチップ面積を最小に
することができる。
【0032】なお、これらの複合化されたドライバを構
成するトランジスタのゲートは連動して制御する必要が
ある。例えば、図14に示す高耐圧ドライバとして使用
する場合にはトランジスタ2とトランジスタ3を同時に
オンまたはオフしなければならない。また、図13に示
すハーフブリッジでは電源とグランド間の短絡を防ぐた
めにトランジスタ2とトランジスタ3を同時にオンして
はならない。しかし、これ以外の用途では様々なゲート
駆動の組合せがありうる。これらの連動のパターンは論
理回路で実現した方がより確実かつ迅速な制御ができ
る。
【0033】図15は、第9の実施例を示す図である。
前述のようにトランジスタの各ゲートを連動して制御す
るため、入力制御回路11をドライバLSI1に内蔵す
る。本実施例ではドライバLSI1は通信インタフェー
ス12を備える。入力制御回路11は、通信ポート13
を介して入力した入力信号に基づきトランジスタの各ゲ
ートを連動して制御するパターンを設定する。
【0034】入力制御回路11は、入力端子IN1〜I
Nnへの入力および前記設定された連動パターンにした
がってトランジスタの制御パターンO1〜Onを出力す
る。これにより、図12ないし図14に示す様々な構成
に対応した連動制御を入力制御回路11により実現でき
る。
【0035】図16は、図13に示すハーフブリッジの
ための入力制御回路11の論理の例である。この論理表
では、電源とグランド間の短絡を防ぐためにトランジス
タ2とトランジスタ3を同時にオンとする出力は出ない
ようになっている。また、図17は、図14に示す高耐
圧ドライバのための入力制御回路11の論理の例であ
る。入力信号IN1に従って、トランジスタ2とトラン
ジスタ3を同時にオン/オフする信号を出力する。ま
た、図18は入力端子IN1〜INnの入力信号を省略
する例である。図に示すように、入力端子IN1〜IN
nの入力信号に相当する情報を通信インタフェース12
により通信ポート13を経由して入力すれば、入力端子
IN1〜INnは不要となる。
【0036】図19は、図15のための入力制御回路1
1の例を示す。通信ポート13により送られてきた制御
情報は通信インタフェース12によりレジスタ14に書
き込まれる。入力制御回路11の各出力O1〜Onに対
応して配置した各セレクタ16はレジスタ14からの信
号に基づいて、入力端子IN1〜INnのうち一つを選
択し、選択した入力をそれぞれの出力O1〜Onとす
る。なお、通信ポート13の各信号の意味は以下の通り
である。EN:Enable、SCLK:Shift
Clock、DI:Data In、DO:Data
Out。
【0037】図20は、タイマを有する入力制御回路1
1の例を示す。通信ポート13を介して送られてきた制
御情報は通信インタフェース12によりレジスタ14に
書き込まれる。入力制御回路11の各出力O1〜Onに
対応して配置した各セレクタ16はレジスタ14からの
信号に基づいて、入力端子IN1〜INn、およびタイ
マ15の出力のうち一つを選択し、選択した信号をそれ
ぞれの出力O1〜Onとする。タイマ15はレジスタ1
4に書き込まれた情報により制御され、この例ではSC
LK(Shift Clock)を基準クロックとして
動作する。タイマ15の動作は様々なモードが考えられ
る。まず、レジスタ14に書き込まれた情報に対応する
デューティでオン/オフを繰り返す動作モードが考えら
れる。タイマ15をこのモードで動作させることによ
り、ドライバLSI1の出力をPWM(パルス幅変調)
により制御することができる。次に、レジスタ14に書
き込まれた情報に対応する時間経過後に出力をオン/オ
フする動作モードが考えられる。タイマ15をこのモー
ドで動作させることにより、ドライバLSI1の出力を
正確な時刻にオン/オフ制御することができる。
【0038】図21ないし図23は、図20に示す入力
制御回路11の動作を説明する図である。タイマ15を
先に述べたレジスタ14に書き込まれた情報に対応する
時間経過後に出力をオン/オフする動作モードで動作さ
せるためには、時間経過の基準時刻の情報が必要であ
る。
【0039】図21は、EN信号の立ち下がりを基準時
刻とし、SCLKを基準にしてレジスタ14に設定され
た情報に対応する時間経過の後にタイマ出力をオンする
例である。また、図22は、EN信号の最初の立ち上が
りを基準時刻とし、SCLKを基準にしてレジスタ14
に設定された情報に対応する時間経過の後にタイマ出力
をオンする例である。さらに図23は、FS(Fram
e Synchronization)信号の立上りを
を基準時刻とし、SCLKを基準にしてレジスタ14に
設定された情報に対応する時間経過の後に出力をオンす
る例である。
【0040】以上のようにネットワークを介して通信ポ
ートに制御信号を伝送することにより、高い時間精度で
ドライバLSIの出力のオン/オフ制御が可能になり、
従来リアルタイム性を得るために必要であった出力ごと
の個別の制御信号線が不要となり、ネットワークの特徴
を活かした省配線化、ピン数削減、パッケージの小型化
を図ることができる。
【0041】図24は、制御情報の伝送方式を説明する
図である。ドライバを制御する制御装置は、マイクロプ
ロセッサが全体の制御を司ることが多いので、図に示す
ようにマイクロプロセッサ21より通信ポート13を経
由して各入力制御回路に制御情報を伝送すれば、制御装
置の省配線に大いに寄与することができる。
【0042】図25は、第10の実施例を示す図であ
り、図11のドライバLSI1をインジェクタ等のエン
ジン制御装置に使用する例である。トランジスタ2およ
びトランジスタ3を直列接続した高耐圧ドライバには負
荷20として、例えばインジェクタ等の逆起電力が大き
な負荷が接続される。一般にインジェクタは60V〜1
00V程度の耐圧が要求される。また、負荷として点火
コイルを使用した場合は、点火コイルには数百Vの耐圧
が要求されるためさらにトランジスタ(MOSFET)
を多段に直列接続する必要がある。例えば、トランジス
タ(MOSFET)単体の耐圧を40V〜60Vとすれ
ば、このトランジスタ(MOSFET)を2段直列接続
して形成した高耐圧ドライバの耐圧はその2倍の80V
〜120V程度となり、インジェクタドライバに要求さ
れる耐圧を確保することができる。
【0043】図26は、第11の実施例を示す図であ
り、図11のドライバLSI1をスロットルモータ等の
エンジン制御装置に使用する例である。トランジスタ2
およびトランジスタ3により構成するハーフブリッジを
2つ組み合わせたフルブリッジには負荷20’としてス
ロットルモータが接続されている。また、トランジスタ
3’単体から構成されるローサイドドライバには負荷2
0’としてOセンサ用ヒータ、EGR(排気還流)バ
ルブ、クラッチソレノイド等が接続される。これらの通
常の負荷のドライバの耐圧はトランジスタ単体の耐圧で
充分である。
【0044】以上のように本実施例によれば、異なる耐
圧のドライバを同一チップ上に混在させることができる
上、同じ品種のLSIを様々な負荷のドライバとして使
用できるため、開発費を削減し、量産効果により価格を
低減するすることができる。
【0045】図27、図28、図29は、エンジン制御
装置に好適なドライバLSIの仕様の例、および使用方
法について説明する図である。
【0046】自動車のエンジンは一般に4気筒、6気
筒、8気筒のものが多い。そこでこれらの気筒数に対応
して、各チャネル(ドライバを構成するトランジスタス
イッチ)を図27、図28、図29に示すように使用す
れば、同一仕様のドライバーLSIで対応することがで
きる。
【0047】図27においては、チャンネル1a,1
b,2a,2b,3a,3b,4a,4b,5a,5
b,6a,6bは単体では40Vの耐圧を有する。チャ
ンネル1a,2a,3a,4a,5a,6aは図1の実
施例のようにトレンチ4により絶縁されたトランジスタ
2により実現されている。チャネル7〜nは図10に示
すトランジスタ3’のような絶縁されていないトランジ
スタ(MOSFET)から構成されている。
【0048】4気筒エンジンの制御に用いる場合には、
LSIは1個のみ使用し、チャネル1a,1b,2a,
2b,3a,3b,4a,4bをインジェクタドライバ
として使用し、チャンネル5a,5b,6a,6bおよ
びチャネル7〜nを通常ソレノイド、ヒータ、リレー等
のインジェクタ以外の低圧負荷のドライバとして使用す
る。チャンネル1a−1b,2a−2b,3a−3b,
4a−4bは直列接続しインジェクタドライバとして必
要な耐圧(80V)を得る。ここで、40Vの耐圧を有
するチャネル単体のオン抵抗を0.3オームとすると、
直列接続しインジェクタドライバとして必要な耐圧(8
0V)を得ているチャネルのオン抵抗は0.6オームと
なる。なお、チャンネル5a,5b,6a,6bを図2
6のようにスロットルモータ駆動用のフルブリッジとし
て使用してもよい。
【0049】次に、6気筒エンジンの制御に用いる場合
には、LSIは1個のみ使用し、チャネル1a,1b,
2a,2b,3a,3b,4a,4b,5a,5b,6
a,6bをインジェクタドライバとして使用し、チャネ
ル7〜nを通常ソレノイド、ヒータ、リレー等のインジ
ェクタ以外の低圧負荷のドライバとして使用する。な
お、チャンネル1a−1b,2a−2b,3a−3b,
4a−4b、5a−5b、6a−6bは直列接続し、イ
ンジェクタドライバとして必要な耐圧を得ている。
【0050】最後に、8気筒エンジンの制御に用いる場
合には、LSIを2個使用し、それぞれのLSIのチャ
ネル1a,1b,2a,2b,3a,3b,4a,4b
をインジェクタドライバとして使用し、チャンネル5
a,5b,6a,6bおよびチャネル7〜nを通常ソレ
ノイド、ヒータ、リレー等のインジェクタ以外の低圧負
荷のドライバとして使用する。チャンネル1a−1b,
2a−2b,3a−3b,4a−4bは直列接続しイン
ジェクタドライバとして必要な耐圧を得ている。なお、
チャンネル5a,5b,6a,6bを図26のようにス
ロットルモータ駆動用のフルブリッジとして使用しても
よい。
【0051】図28においては、チャンネル1〜4は8
0Vの耐圧を有する。チャンネル1〜4の実現方法とし
ては、図1の実施例のようにトレンチ4により絶縁され
たトランジスタ2とトランジスタ3を直列接続する方法
や、横型のトランジスタ(MOSFET)においてはド
レイン−ソース間の水平距離を大きくとる方法などが有
るが、実現方法は問わない。チャンネル5a,5b,6
a,6bは単体では40Vの耐圧を有する。チャンネル
5a,6aは図1の実施例のようにトレンチ4により絶
縁されたトランジスタ2により実現されている。チャネ
ル7〜nは図10のトランジスタ3’のような絶縁され
ていないトランジスタ(MOSFET)から構成されて
いる。
【0052】4気筒エンジンの制御に用いる場合には、
LSIは1個のみ使用し、チャネル1〜4をインジェク
タドライバとして使用し、チャンネル5a,5b,6
a,6bおよびチャネル7〜nを通常ソレノイド、ヒー
タ、リレー等のインジェクタ以外の低圧負荷のドライバ
として使用する。なお、チャンネル5a,5b,6a,
6bを図26のようにスロットルモータ駆動用のフルブ
リッジとして使用してもよい。
【0053】次に、6気筒エンジンの制御に用いる場合
には、LSIは1個のみ使用し、チャネル1〜4および
チャンネル5a,5b,6a,6bをインジェクタドラ
イバとして使用し、チャネル7〜nを通常ソレノイド、
ヒータ、リレー等のインジェクタ以外の低圧負荷のドラ
イバとして使用する。なお、チャンネル5a−5b、6
a−6bは直列接続しインジェクタドライバとして必要
な耐圧を得ている。
【0054】最後に、8気筒エンジンの制御に用いる場
合には、LSIを2個使用し、それぞれのLSIのチャ
ネル1〜4をインジェクタドライバとして使用し、チャ
ンネル5a,5b,6a,6bおよびチャネル7〜nを
通常ソレノイド、ヒータ、リレー等のインジェクタ以外
の低圧負荷のドライバとして使用する。なお、チャンネ
ル5a,5b,6a,6bを図26のようにスロットル
モータ駆動用のフルブリッジとして使用してもよい。
【0055】以上のように本実施例によれば、異なる耐
圧のドライバを同一チップ上に混在させることができる
上、同じ品種のLSIを4気筒、6気筒、8気筒エンジ
ン用制御装置に無駄なく共通に使用することができるた
め、開発費を削減し、量産効果により価格を低減するす
ることができる。また、高耐圧のインジェクタドライバ
1チャンネルを低耐圧ドライバとして使用する場合には
2チャンネル分として使用できるほか、オン抵抗を1/
2に低減できる。
【0056】図29においては、チャンネル1〜4は4
00Vの耐圧を有する。チャンネル1〜4の実現方法と
しては、図1の実施例のようにトレンチ4により絶縁さ
れたトランジスタ(MOSFET)を直列接続する方法
や、横型のトランジスタ(MOSFET)においてはド
レイン−ソース間の水平距離を大きくとる方法などが有
るが、実現方法は問わない。チャンネル5a〜5j,6
a〜6jは単体では40Vの耐圧を有する。チャンネル
5a〜5j、6a〜6jは図1の実施例のようにトレン
チ4により絶縁されたトランジスタ2により実現されて
いる。チャネル7〜nは図10のトランジスタ3’のよ
うな絶縁されていないトランジスタ(MOSFET)か
ら構成されている。
【0057】4気筒エンジンの制御に用いる場合には、
LSIは1個のみ使用し、チャネル1〜4をイグナイタ
ドライバとして使用し、チャンネル5a〜5j,6a〜
6jおよびチャネル7〜nを通常ソレノイド、ヒータ、
リレー等のインジェクタ以外の低圧負荷のドライバとし
て使用する。なお、チャンネル5a〜5j,6a〜6j
を図26のようにスロットルモータ駆動用のフルブリッ
ジとして使用してもよい。 次に、6気筒エンジンの制
御に用いる場合には、LSIは1個のみ使用し、チャネ
ル1〜4およびチャンネル5a〜5j、6a〜6jをイ
グナイタドライバとして使用し、チャネル7〜nを通常
ソレノイド、ヒータ、リレー等のインジェクタ以外の低
圧負荷のドライバとして使用する。なお、チャンネル5
a〜5j、6a〜6jは直列接続しイグナイタドライバ
として必要な耐圧を得ている。
【0058】最後に、8気筒エンジンの制御に用いる場
合には、LSIを2個使用し、それぞれのLSIのチャ
ネル1〜4をイグナイタタドライバとして使用し、チャ
ンネル5a〜5j,6a〜6jおよびチャネル7〜nを
通常ソレノイド、ヒータ、リレー等のインジェクタ以外
の低圧負荷のドライバとして使用する。なお、チャンネ
ル5a〜5j,6a〜6jを図26のようにスロットル
モータ駆動用のフルブリッジとして使用してもよい。
【0059】以上のように本実施例によれば、異なる耐
圧のドライバを同一チップ上に混在させることができる
上、同じ品種のLSIを4気筒、6気筒、8気筒エンジ
ン用制御装置に無駄なく共通に使用することができるた
め、開発費を削減し、量産効果により価格を低減するす
ることができる。また、高耐圧のイグナイタドライバ1
チャンネルを低耐圧ドライバとして使用する場合には1
0チャンネル分として使用できるほか、オン抵抗を1/
10に低減できる。
【0060】図30は、自動車の電装品の駆動装置に好
適なドライバLSIの仕様の例、および使用方法につい
て説明する図である。近年、電装品の消費電力が増大
し、また、一部の自動車に回生制動が取り入れられるよ
うになった。このため、従来14(12)V(公称12
V、充電終止電圧14V)であった自動車の電気系の電
圧を3倍の42Vにすることが提案されている。図30
は本発明を用いた14(12)V系、42V系の両方に
使用できるLSIの例である。
【0061】図において、チャンネル1a,1b,2
a,2b,…,na,nbは単体では40Vの耐圧を有
する。チャンネル1a,2a…,naは図1の例のよう
にトレンチ4により絶縁されたトランジスタ2により実
現されている。チャネル7〜nは図10のトランジスタ
3’のような絶縁されていないトランジスタ(MOSF
ET)から構成されている。
【0062】電気系が14(12)Vの自動車では、1
a,1b,2a,2b,…,na,nbをそれぞれ単独
で個別にドライバとして用いる。この場合各チャンネル
の耐圧は40V、オン抵抗は0.3オームとなる。ま
た、電気系が42Vの自動車では、1aと1b,2aと
2b,…,naとnbをそれぞれ直列接続し、42Vの
電気系に必要な耐圧(80V)を確保している。この場
合各チャンネルの耐圧、オン抵抗はそれぞれ先程の2倍
の70V、0.8オームとなる。また、14(12)V
の電気系と42Vの電気系とが混在している自動車で
は、例えば図30に示すように1aと1b,2aと2
b,…,(n−1)aと(n−1)bをそれぞれ直列接
続し、42Vの電気系の負荷に接続し、na,nbをそ
れぞれ単独で個別に14(12)V の電気系の負荷に
接続すればよい。このように、本実施例によれば、同一
の仕様のLSIで14(12)V の電気系と42Vの
電気系の両方に使用することができ、量産効果により価
格を低減することが可能となる。また、耐圧に見合った
オン抵抗、すなわち高い耐圧のチャネルには高いオン抵
抗、低い耐圧のチャネルには小さなオン抵抗を実現する
ことができる。
【0063】図31、図32はドライバLSIに保護機
能を付加した例を示す図である。電圧検出手段17−
1、17−2はそれぞれトランジスタ2、3のドレイ
ン、ソース間の電圧をモニタし、負荷の断線、天絡(ハ
イサイドドライバにおける負荷のホット側と電源とのシ
ョート)、地絡(ローサイドドライバにおける負荷のコ
ールド側とグランドとのショート)を検出する。正常時
にはトランジスタがオンになるとドレイン、ソース間の
電圧は低くなり、トランジスタがオフになるとドレイ
ン、ソース間の電圧は高くなる。負荷の断線、天絡、地
絡時にはトランジスタがオフになってもドレイン、ソー
ス間の電圧は高くならないことを利用してドレイン、ソ
ース間の電圧をモニタすることにより検出できる。ま
た、負荷の断線、天絡、地絡の検出時には通信インタフ
ェース12、通信ポート13を介して外部のマイクロプ
ロセッサ等に報告する。
【0064】電流検出手段18−1、18−2はそれぞ
れトランジスタ2、3のドレインまたはソースに接続し
た電流検出抵抗Rs1、Rs2の両端の電圧をモニタす
ることにより、電流を測定し、負荷のショート、天絡
(ローサイドドライバにおける負荷のコールド側と電源
とのショート)、地絡(ハイサイドドライバにおける負
荷のホット側とグランドとのショート)等による過電流
を検出する。過電流検出時には通信インタフェース1
2、通信ポート13を介して外部のマイクロプロセッサ
等に報告するとともに、連携保護論理19−1、19−
2によりトランジスタ2、3をオフとして破壊から保護
する。
【0065】連携保護論理19−1、19−2は、連携
制御信号21に基づき連携保護動作をする。連携保護が
必要なとき、即ちトランジスタ2、3を直列接続してい
るときには、電流検出手段18−1、18−2のいずれ
かで過電流が検出された時にはトランジスタ2、3を共
にオフとする。また連携保護が不要なとき、即ちトラン
ジスタ2、3を直列接続していないときには、電流検出
手段18−1で過電流が検出された時には、対応するト
ランジスタ2のみをオフとし、電流検出手段18−2で
過電流が検出された時には、対応するトランジスタ3の
みをオフとする。
【0066】このように、単独であるいは直列接続して
用いるトランジスタを使用方法に応じて保護することが
できる。
【0067】なお、図では簡単のために1チャンネル分
の出力ポートを有するドライバLSIに適用した例を示
したが、複数チャネルの出力ポートを有するドライバL
SI1に適用することが可能である。特に図27〜図2
9に示す例のようにエンジン制御装置を構成するのに最
適な数のチャンネル数の出力ポートを有するドライバL
SI1に適用することができることは勿論のことであ
る。
【0068】図33は、第12の実施例を示す図であ
り、トランジスタをトレンチ4およびアイソレータ5な
しで直列接続して、耐圧を高めた例を示す図である。以
上の例ではトランジスタ2をトレンチ4、アイソレータ
5により絶縁して直列接続時の耐圧を確保しているが、
トランジスタ2とそれが形成されている半導体基板との
間の耐圧が十分にあれば、トレンチ4およびアイソレー
タ5なしでも直列接続により耐圧を高めることができ
る。前記トランジスタとそれが形成されている半導体基
板との間に耐圧を得る構造としては、例えば従来のpn
接合による絶縁分離方式(USP.5434531号)
を採用することができる。但し、この場合は400V以
上の耐圧を得ることは困難である。
【0069】なお、前記絶縁分離方式を採用する場合、
ドライバLSI1の半導体基板は電位の安定化のために
トランジスタ3の陰極(ソース)側の出力端子に接続す
る。従ってトランジスタ3による出力ポートを複数チャ
ネル有している場合には、複数チャネルの陰極(ソー
ス)側の出力端子が共通にドライバLSI1の半導体基
板に接続する。ただし、トランジスタ2による出力ポー
トは直列接続できるようにいずれの出力端子も独立させ
なければならないため、半導体基板や、他の出力端子
(電流容量の制約から複数の端子を並列接続する場合を
除いて)に接続することはできない。また、トランジス
タ2はトランジスタ3に比べて高い電位に置かれるた
め、ターンオン時に飽和するようにチャージポンプを用
いて十分に高い電圧でゲートをドライブすることも場合
によっては必要になる。
【0070】以上述べたように、本発明によれば、耐圧
の異なるドライバを同一チップ上に形成することができ
るため、種々な耐圧を持つドライバ同士の集積化が可能
となる。また、ドライバ用のトランジスタを必要個数直
列接続することにより様々な耐圧を実現できるため要求
される耐圧で最小のオン抵抗、最小のサイズのドライバ
を設計することができる。また、様々な耐圧、形式のド
ライバを実現できるため、ドライバを集積化したLSI
の汎用性を高め、量産効果による価格低減も図ることが
できる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、異
なる耐圧を有する複数の半導体ドライバを同一チップに
集積化することが可能あり、パワー半導体を用いた機器
の小型化、低価格化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例のドライバLSIを説明する図で
ある。
【図2】ドライバLSIの断面図である。
【図3】第2の実施例を示す図である。
【図4】第3の実施例を示す図である。
【図5】第4の実施例を示す図である。
【図6】コンデンサの単一チップ上での実現方法を示す
図である。
【図7】コンデンサの単一チップ上での実現方法を示す
図である。
【図8】第5の実施例を示す図である。
【図9】第6の実施例を示す図である。
【図10】第7の実施例を示す図である。
【図11】第8の実施例を示す図である。
【図12】第8の実施例の装置の使用例を示す図であ
る。
【図13】第8の実施例の装置の他の使用例を示す図で
ある。
【図14】第8の実施例の装置の更に他の使用例を示す
図である。
【図15】第9の実施例を示す図である。
【図16】ハーフブリッジのための入力制御回路の論理
の例を示す図である。
【図17】高耐圧ドライバのための入力制御回路の論理
の例を示す図である。
【図18】入力端子の入力信号を省略した例を示す図で
ある。
【図19】入力制御回路の例を示す図である。
【図20】タイマを有する入力制御回路の例を示す図で
ある。
【図21】タイマの動作例を説明する図である。
【図22】タイマの他の動作例を説明する図である。
【図23】タイマの更に他の動作例を説明する図であ
る。
【図24】制御情報の伝送方式を説明する図である。
【図25】第10の実施例を示す図である。
【図26】第11の実施例を示す図である。
【図27】エンジン制御に好適なドライバLSIの仕様
の例、および使用方法を示す図である。
【図28】エンジン制御に好適なドライバLSIの仕様
の例、および使用方法の他の例を示す図である。
【図29】エンジン制御に好適なドライバLSIの仕様
の例、および使用方法の更に他の例を示す図である。
【図30】電装品の駆動装置に好適なドライバLSIの
仕様の例、および使用方法の例を示す図である。
【図31】ドライバLSIに保護機能を付加した例を示
す図である。
【図32】ドライバLSIに保護機能を付加した他の例
を示す図である。
【図33】第12の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 ドライバLSI 2,3,3’ トランジスタ 4 トレンチ 5 アイソレータ 6 チャージポンプ 7 ゲート制御回路 11 入力制御回路 12 通信インタフェース 13 通信ポート 14 レジスタ 15 タイマ 16 セレクタ 20,20’ 負荷
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/762 H01L 21/76 D 5F110 21/8234 27/04 H 27/06 27/06 102A 27/08 331 29/78 613Z 29/786 614 (72)発明者 佐々木 昭二 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器グループ内 (72)発明者 田渕 憲司 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器グループ内 (72)発明者 渡部 満 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器グループ内 Fターム(参考) 3G019 AA05 BA01 EC08 FA01 FA13 3G301 HA01 HA06 LB01 LC10 MA18 5F032 AA06 AA09 CA14 CA15 CA17 CA24 DA71 5F038 AC03 AC05 AC15 AV04 AV06 BG02 BG03 BG05 BH01 BH05 BH11 BH13 BH15 DF01 DF04 DF06 DF11 EZ06 EZ20 5F048 AA01 AA04 AA05 AA09 AB06 AC06 AC10 BA16 BG07 5F110 AA04 AA13 AA30 BB12 CC02 DD05 DD13 NN78

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板に形成した埋込絶縁層と、 前記埋込絶縁層上の半導体基板上に形成した複数のパワ
    ー半導体素子および該パワー半導体素子間を絶縁分離す
    るトレンチと、 前記パワー半導体素子の制御電極を絶縁して駆動するア
    イソレータを備えたことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記複数のパ
    ワー半導体素子は直列接続され、かつそれぞれ並列接続
    した定電圧素子を備えたことを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の記載において、前記複数のパ
    ワー半導体素子は直列接続され、かつそれぞれ一方の電
    極と制御電極間に並列接続した定電圧素子を備えたこと
    を特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3何れか1の記載
    において、前記パワー半導体素子は点火コイルを駆動す
    ることを特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項3何れか1の記載
    において、前記パワー半導体素子は燃料噴射弁を駆動す
    ることを特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5の何れか1の記
    載において、前記複数のパワー半導体素子は、入力信号
    に基づき特定の制御パターンの制御信号を前記複数のパ
    ワー半導体素子の制御電極に供給する入力制御回路を備
    えたことを特徴とする半導体装置。
  7. 【請求項7】 請求項6の記載において、前記特定のパ
    ターンは通信ポートからの入力信号に基づき変更可能で
    あることを特徴とする半導体装置。
  8. 【請求項8】 請求項6の記載において、前記入力制御
    回路は前記制御電極に制御信号を供給するタイミングを
    制御するタイマ回路を備えたことを特徴とする半導体装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項8の記載において、前記タイマ回
    路は前記通信ポートから供給されるクロックに基づき作
    動することを特徴とする半導体装置。
  10. 【請求項10】 半導体基板に形成した埋込絶縁層と、 前記埋込絶縁層上の半導体基板上に形成した複数のパワ
    ー半導体素子および該パワー半導体素子間をそれぞれ絶
    縁分離するトレンチと、 前記それぞれのパワー半導体素子の制御電極を互いに絶
    縁して駆動するアイソレータからなり、 前記パワー半導体素子は、トレンチにより絶縁分離した
    素子とトレンチにより絶縁分離されない素子からなる複
    数組の高耐圧パワー半導体素子群、およびトレンチによ
    り絶縁分離されない素子のみからなる低耐圧パワー半導
    体素子群からなることを特徴とする半導体装置。
  11. 【請求項11】 請求項11の記載において、前記複数
    組の高耐圧パワー半導体素子群はブリッジ回路を構成す
    ることを特徴とする半導体回路。
  12. 【請求項12】 請求項11の記載において、前記複数
    組の高耐圧パワー半導体素子群はインジェクタ駆動回路
    を構成することを特徴とする半導体回路。
  13. 【請求項13】 半導体基板上に形成した複数のパワー
    半導体素子および該パワー半導体素子間をそれぞれ絶縁
    分離する絶縁手段と、 前記それぞれのパワー半導体素子の制御電極を駆動する
    駆動回路からなり、 前記パワー半導体素子は、前記絶縁手段により絶縁分離
    した複数の素子を直列接続してなることを特徴とする半
    導体装置。
  14. 【請求項14】 請求項13の記載において、前記駆動
    回路は、少なくとも直列接続した他方の素子に流れる電
    流に過電流を検出したとき、一方の素子に供給する駆動
    電流を抑止することを特徴とする半導体装置
JP2001038685A 2001-02-15 2001-02-15 半導体装置 Pending JP2002246551A (ja)

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