JP2006029285A - 燃料噴射制御ユニット - Google Patents

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Hirohisa Yamamura
博久 山村
Hiroharu Shirai
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Abstract

【課題】 電磁式の燃料噴射弁を駆動させる燃料噴射弁駆動ユニットについて、異なる気筒数のエンジンに対し広く対応可能な汎用性に優れたものとして製作コストの低減化に貢献するとともに、その設計や製作に伴う負担を最小限に抑えるようにする。
【解決手段】 2気筒エンジンの各シリンダに配設される燃料噴射弁をそれぞれ駆動させる2つの燃料噴射弁駆動回路10A、10Bを具えた燃料噴射弁駆動ユニット1Aからなり、燃料噴射弁駆動ユニット1Aを2の倍数の気筒数を有するエンジンに対しその気筒数の半数の組み合わせで配置して適用するものとした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エンジンの燃料供給システムにおいて燃料噴射弁を駆動させるための燃料噴射弁駆動ユニットに関する。
従来、多気筒エンジン、殊に直噴式ガソリンエンジンにおいては、各シリンダへの燃料供給を正確に制御するために電磁駆動式の燃料噴射弁(インジェクタ)がシリンダごとに配設されて、電子式制御装置(ECU)の指令により燃料噴射弁駆動ユニットで開閉駆動する方式が広く採用されており、例えば特開平7−4291号公報に提示されている。
そして、前記公報に提示されている多気筒の直噴式ガソリンエンジンにおける燃料供給システムは図5に示すように、複数の気筒(4気筒)のエンジン4Aの各シリンダには燃料噴射弁7a,7b,7c,7dがそれぞれ配設されており、電子式制御装置30Aの出力端子に接続された燃料噴射弁駆動ユニット1Bでバッテリ5の駆動電力を用いてそれぞれ別個に駆動させるものである。
この燃料噴射弁駆動ユニット1Bは、4個の燃料噴射弁駆動回路10C、10D,10E,10Fを具えた4気筒エンジン専用に設計されたものであり、異なる気筒数のエンジンについては別個に設計・制作する必要があるため汎用性に乏しく、共用が比較的容易で汎用性のある他のエンジン部品に比べて製造コストが割高となりやすい。
特開平7−4291号公報
本発明は、上記のような問題点を解決しようとするものであり、燃料噴射弁を駆動させる燃料噴射弁駆動ユニットについて、異なる気筒数のエンジンに対し広く対応可能な汎用性に優れたものとして製作コストの低減化に貢献することに加え、その設計や配設に伴う時間、労力、更に費用等を最小限に抑えることを課題とする。
そこで、本発明は、電子式制御装置で制御され電磁駆動式の燃料噴射弁を駆動させる燃料噴射弁駆動ユニットについて、2気筒エンジンにおいて各シリンダに配設された燃料噴射弁をそれぞれ駆動させる二つの燃料噴射弁駆動回路を具えたユニットからなるものとして、各種のバランスの関係で一般に多く設定されている2の倍数の気筒数を有するエンジンに対しその気筒数の半数のユニットの組み合わせで適用するものとした。
このように2気筒分の燃料噴射弁を駆動させる燃料噴射弁駆動ユニットを組み合わせることで、2の倍数の気筒数を有するエンジンにそのまま適用することができることから、2気筒用の燃料噴射弁駆動ユニットを設計・製作することでこれを偶数気筒の多種類のエンジンに容易に対応できることから、極めて汎用性に優れて全体としてコストの低減化に大きく貢献することができる。
また、その燃料噴射駆動回路の基板にベアチップ実装で配置された半導体素子を具えたものとすれば、制作コストの低減に繋がることに加えて燃料噴射弁駆動ユニットのコンパクト化が容易となり、これを多数個配設する場合においてもエンジンルーム内の設計の自由度を損なう心配を最小限とすることができる。
本発明によると、2気筒用の燃料噴射弁駆動回路を具えた燃料噴射弁駆動ユニットを組み合わせて用いることにより、気筒毎に設計、配置するデメリットを伴わずに異なる気筒数の多種類のエンジンに容易に対応することができるものであり、全体としてコストの低廉化に大きく貢献できるものである。
以下に、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
図1は本実施の形態の燃料噴射弁駆動ユニット1Aの構成を示す回路配置図であり、基本的に燃料噴射弁駆動ユニット1Aは同一の回路配置を有する二つの燃料噴射制御回路10A,10Bを並列に具えて一つのユニットを形成したものである。
燃料噴射弁駆動ユニット1Aは、電源電圧端子11a,11b,11c,11dでバッテリ5に接続され、電源電圧端子12a,12bを介して負荷である燃料噴射弁の電磁コイル70aに、電源電圧端子12c,12dを介して燃料噴射弁の電磁コイル70bにそれぞれ接続されており、バッテリ5の電力を燃料噴射弁の駆動を制御するための駆動力として利用するようになっている。
また、基板17に配置された燃料噴射弁駆動回路10Aは、電源電圧端子端子13a,13bを介して図示しない電子式制御装置からの制御信号を入力するようになっており、これがFET(電界効果トランジスタ)などの負荷、つまりスイッチング用のトランジスタ14a,14bに接続されて電磁コイル70aへの通電をスイッチ制御するようになっている点は、一般的な燃料噴射弁駆動回路と同様である。
ただ、本発明は、この燃料噴射弁駆動回路10Aおよびこれと同一の構成・作用を有する燃料噴射弁駆動回路10Bの二つ回路が、基板上の構成を表示する平面図である図2に示すように、一枚の基板17上に並列に配置されて、一つのコンパクトなユニットを構成している点に特徴があるものである。
即ち、燃料噴射弁駆動回路10Aと燃料噴射弁駆動回路10Bとは、電子式制御装置の指令でそれぞれ異なる気筒、即ち、1気筒目と2気筒目に配設された燃料噴射弁を各々のタイミングで駆動させるものであり、これらを具えた燃料噴射弁駆動ユニット1Aを複数個用意して適用することにより、2の倍数(偶数)の気筒数を有するエンジンであれば殆ど総てのものに対応して燃料噴射弁を駆動させることができるものである。
また、図2に示すように、燃料噴射弁駆動ユニット1Aは半導体素子からなる環流ダイオード16a、16bおよびトランジスタ14a、14b,14c、14dが、アルミ製の基板17上にベアチップ実装されたものであるため、構成が簡易で全体としてコンパクトなものになって、これを複数個組み合わせて用いる場合でも、大きなスペースを要さずしかも全体としてコストも低廉に抑えたものとなる。
図3は、燃料噴射弁駆動ユニット1Aを4気筒エンジンに適用した場合を示す配置図を示しており、4気筒のエンジン4Aの各シリンダに対して配設された燃料噴射弁7a,7bおよび燃料噴射弁7c,7dの組み合わせをバッテリ5の電力を利用して駆動させる二つの燃料噴射弁駆動ユニット1A,1Aが配設され、これらが電子式制御装置30Aで制御されるものである。
これに対し、図4は燃料噴射弁駆動ユニット1Aを6気筒エンジンに適用した場合の配置図を示すものであり、6気筒のガソリンエンジン4Bに配設された燃料噴射弁7a,7b、および燃料噴射弁7c,7d、および燃料噴射弁7e,7fの三つの組み合わせを上記同様にそれぞれ駆動させる三つの燃料噴射弁駆動ユニット1A,1A、1Aの組み合わせで配設され、これらが電子式制御装置30Bで制御されるものである。
このように、2気筒用の燃料噴射弁駆動ユニット1Aをエンジン気筒数の半数の組み合わせで配置することで、4気筒エンジン4Aと6気筒エンジン4Bの2種類のエンジンに容易に対応することができものであるが、これは2の倍数の気筒数であれば2気筒は勿論のこと、8気筒、さらには10気筒や12気筒のエンジンにも同様に適用できるものであることから、極めて汎用性に優れるとともに制作コストの低減に極めて有用なものである。
尚、本実施の形態の燃料噴射弁駆動ユニット1Aを適用するエンジンは、上述した直列のものに限らずV型や水平対向型であってもよいことは言うまでもない。また、燃料噴射弁駆動ユニットは本実施の形態に示すもののほか、燃料噴射弁の開閉を迅速且つスムースにするための電流増幅手段等の付加機能を具えたもの等についても同様である。
以上述べたように、2気筒分の燃料噴射弁を駆動させるものとした本実施の形態の燃料噴射弁駆動ユニットを必要数組み合わせて配置することで、2の倍数(偶数)で異なる気筒数の多種類のエンジンに対し、配設のための手間や過大なスペースを要さずに容易に適用することができる。従って、極めて汎用性に優れ製作コストの低減に大きく貢献することができるものである。
本発明の実施の形態を示す回路配置図。 図1の燃料噴射弁駆動ユニットの基板上の構成を示す平面図。 図1の燃料噴射弁駆動ユニットを4気筒エンジンに用いた場合を示す配置図。 図1の燃料噴射弁駆動ユニットを6気筒エンジンに用いた場合を示す配置図。 従来例を示す配置図。
符号の説明
1A 燃料噴射弁駆動ユニット、 4A,4B エンジン、 5 バッテリ、7a,7b,7c,7d,7e,7f 燃料噴射弁、 10A,10B 燃料噴射弁駆動回路、 11a,11b,11c,11d,12a,12b,12c,12d,13a,13b,13c,13d 端子、 14a,14b,14c,14d トランジスタ、 16a,16b ダイオード、 17 基板、30A,30B 電子式制御装置

Claims (2)

  1. 電子式制御装置により制御され電磁駆動式の燃料噴射弁を駆動させる燃料噴射駆動ユニットにおいて、
    2気筒エンジンの各シリンダに配設される前記燃料噴射弁をそれぞれ駆動させる2つの燃料噴射弁駆動回路を具え、これを2の倍数の気筒数を有するエンジンに対し該気筒数の半数を組み合わせることで適用可能とした、
    ことを特徴とする燃料噴射弁駆動ユニット。
  2. 前記燃料噴射弁駆動回路の基板が、ベアチップ実装で配置された半導体素子を具えている、ことを特徴とする請求項1に記載した燃料噴射弁駆動ユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013174186A (ja) * 2012-02-24 2013-09-05 Nikki Co Ltd インジェクタ駆動回路

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JP2002246551A (ja) * 2001-02-15 2002-08-30 Hitachi Ltd 半導体装置
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