JP2002232768A - 全周囲画像撮影装置 - Google Patents

全周囲画像撮影装置

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JP2002232768A
JP2002232768A JP2001029837A JP2001029837A JP2002232768A JP 2002232768 A JP2002232768 A JP 2002232768A JP 2001029837 A JP2001029837 A JP 2001029837A JP 2001029837 A JP2001029837 A JP 2001029837A JP 2002232768 A JP2002232768 A JP 2002232768A
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photographing
photographed
turntable
omnidirectional image
target
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JP2001029837A
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English (en)
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Kazuyuki Shimada
和之 嶋田
Hideo Nakajima
英雄 中島
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、撮影対象となる目標物の全周囲画像
のデータ生成の自動化を可能にした全周囲画像撮影装置
を提供する。 【解決手段】本発明の一態様によると、ターンテーブル
上に支持された撮影の対象となる目標物を照明する照明
装置を支持する照明装置支持部と、前記目標物の全周囲
画像を撮影装置を支持する撮影装置支持部と、前記ター
ンテーブルを制御するターンテーブル制御部と、前記撮
影装置を制御する撮影装置制御部と、前記照明装置を制
御する照明装置制御部と、前記撮影装置によって撮影さ
れた前記目標物の全周囲画像から背景を切取る背景切取
り制御部と、前記全周囲画像の撮影全般を制御する撮影
制御部とを具備し、前記各制御部の制御の下に、前記目
標物を照明しながら、前記目標物の全周囲画像を自動的
に撮影可能にかつ、前記全周囲画像から背景を切取るこ
とを可能にした全周囲画像撮影装置が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は全周囲画像撮影装置
に係り、特に、撮影の対象となる目標物の全周囲画像を
撮影するための撮影装置において、3次元立体画像配信
等に適用されるデータを生成するための全周囲画像撮影
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アームなどの支持体を使って、撮
影の対象となる目標物(以下、オブジェクトと記す)の
中心から撮影装置の光学系中心が常に一定の距離を保持
しつつ垂直方向に回転することにより、オブジェクトの
全周囲画像を撮影するように考案された全周囲画像撮影
装置が知られている。
【0003】この全周囲画像撮影装置では、オブジェク
トを乗せた状態で水平方向に回転するターンテーブルを
用い、オブジェクトの全周囲画像を撮影するために必要
な角度から画像を一枚毎に手作業で撮影するようになさ
れている。
【0004】そして、撮影後に、撮影した各画像からオ
ブジェクト以外の背景を除去する作業などを手作業で実
施することにより、所望の全周囲画像データを生成する
ようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の全周囲画像撮影装置では、オブジェクト
の全周囲画像を撮影する一連の手順を遂行するのに多大
な労力と経験が必要であるという問題がある。
【0006】また、従来の全周囲画像撮影装置では、オ
ブジェクトの底面画像を撮影するために、オブジェクト
の上下を入れ替える等の作業が発生し、全周囲画像のデ
ータ生成を自動化することが困難であるという問題があ
る。
【0007】また、従来の全周囲画像撮影装置では、底
面を撮影するために、上下を入れ替えることができない
オブジェクト等に関しては、底面画像を含めた全周囲画
像のデータの生成は困難であるという問題がある。
【0008】また、従来の全周囲画像撮影装置では、オ
ブジェクトの立体感および質感の再現性を向上すること
が困難であるという問題がある。
【0009】また、従来の全周囲画像撮影装置では、背
景を切り抜いてオブジェクト画像を抽出する精度を向上
することが困難であるという問題がある。
【0010】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、撮影対象となる目標物の上面、側面、底面を自動
的に撮影することにより、全周囲画像のデータ生成の自
動化を可能にした全周囲画像撮影装置を提供することを
目的とする。
【0011】また、本発明は、上記の事情に鑑みてなさ
れたもので、撮影対象となる目標物を透明な支持板の上
に設置した場合でも、撮影対象となる目標物の上面、側
面、底面を自動的に撮影し、歪みのない全周囲画像のデ
ータ生成の自動化を可能にした全周囲画像撮影装置を提
供することを目的とする。
【0012】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、撮影対象となる目標物の上面、側面、底面を自動
的に撮影することにより、全周囲画像のデータ生成の自
動化を可能にするとともに、撮影対象となる目標物の立
体感および質感の再現性を向上することを可能にした全
周囲画像撮影装置を提供することを目的とする。
【0013】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、撮影対象となる目標物の上面、側面および底面を
自動的に撮影することにより、全周囲画像のデータ生成
の自動化を可能にするとともに、背景を切抜いて撮影対
象となる目標物の画像を抽出する精度を向上することを
可能にした全周囲画像撮影装置を提供することを目的と
する。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題を解決するために、(1) 撮影の対象となる目標物
を回転自在に支持するターンテーブルと、前記ターンテ
ーブル上に支持された前記撮影の対象となる目標物を照
明する照明装置を支持する照明装置支持部と、前記ター
ンテーブル上に支持されるとともに、前記照明装置によ
って照明される前記撮影の対象となる目標物の全周囲画
像を撮影する撮影装置を支持する撮影装置支持部と、前
記ターンテーブルを制御するターンテーブル制御部と、
前記撮影装置を制御する撮影装置制御部と、前記照明装
置を制御する照明装置制御部と、前記撮影装置によって
撮影された前記撮影の対象となる目標物の全周囲画像か
ら背景を切取る背景切取り制御部と、前記全周囲画像の
撮影全般を制御する撮影制御部と、を具備し、前記ター
ンテーブル制御部、前記撮影装置制御部、前記照明装置
制御部、前記背景切取り制御部および前記撮影制御部の
各制御の下に、前記撮影の対象となる目標物を前記照明
装置によって照明しながら、前記撮影装置によって前記
撮影の対象となる目標物の全周囲画像を自動的に撮影可
能にするとともに、前記全周囲画像から背景を切取るこ
とを可能にしたこと特徴とする全周囲画像撮影装置が提
供される。
【0015】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(2) 前記ターンテーブル制御部は、前記
撮影装置によって前記撮影の対象となる目標物の水平方
向における全周囲画像を撮影するために、前記ターンテ
ーブルを順方向および逆方向の少なくとも一方の方向に
回転制御することを特徴とする(1)記載の全周囲画像
撮影装置が提供される。
【0016】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(3) 前記ターンテーブル制御部は、前記
撮影装置によって撮影された前記対象となる目標物の全
周囲画像から前記背景切り取り制御部によって背景を切
り取るために、前記ターンテーブルを水平方向および垂
直方向の少なくとも一方の方向に移動制御することを特
徴とする(1)記載の全周囲画像撮影装置が提供され
る。
【0017】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(4) 前記ターンテーブルは、前記撮影の
対象となる目標物の底面を前記撮影装置によって撮影可
能とするために、透明部材によって形成されていること
を特徴とする(1)に記載の全周囲画像撮影装置が提供
される。
【0018】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(5) 前記透明部材によって形成されてい
る前記ターンテーブルの円周方向に配置された発光素子
と受光素子とを有し、前記透明部材によって形成されて
いる前記ターンテーブルを透過する前記発光素子から発
せられた光を前記受光素子によって受光することによ
り、該受光情報に基づいて前記透明部材によって形成さ
れている前記ターンテーブルのキャリブレーションを行
うことを特徴とする(4)記載の全周囲画像撮影装置が
提供される。
【0019】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(6) 前記撮影装置支持部は、前記撮影装
置によって前記撮影の対象となる目標物の垂直方向にお
ける全周囲画像を撮影するために、前記撮影装置が前記
ターンテーブル中心から該撮影装置の中心まで等距離を
維持しつつ所定の軌道を描いて移動可能とすることを特
徴とする(1)記載の全周囲画像撮影装置が提供され
る。
【0020】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(7) 前記撮影装置は、前記撮影装置によ
って前記撮影の対象となる目標物の垂直方向における全
周囲画像を撮影するために、前記撮影装置が前記ターン
テーブル中心から該撮影装置の中心まで等距離を維持す
る所定の軌道上に複数の撮影装置が配置されていること
を特徴とする(1)記載の全周囲画像撮影装置が提供さ
れる。
【0021】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(8) 前記照明装置は、前記照明装置支持
部により、前記撮影の対象となる目標物の立体感、質感
を含む陰影の表現を変化させるために、あらかじめ設定
された動作を前記照明装置制御部を介して行うことによ
り、照明光の照射角度に変化を加えることを可能にした
ことを特徴とする(1)記載の全周囲画像撮影装置が提
供される。
【0022】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(9) 前記照明装置は、フレキシブルなア
ームで前記照明装置支持部と接続され、撮影者が手動で
調整可能にしたことを特徴とする(8)記載の全周囲画
像撮影装置が提供される。
【0023】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(10) 前記照明装置は、照度を変化させ
ることを可能にしたことを特徴とする(8)または
(9)記載の全周囲画像撮影装置が提供される。
【0024】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(11) 前記照明装置からの直射光による
前記撮影の対象となる目標物からの照り返しを防ぐため
に、前記照明装置と前記撮影の対象となる目標物との間
に設置される半透過部材を有していることを特徴とする
(8)乃至(10)のいずれかに記載の全周囲画像撮影
装置が提供される。
【0025】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、(12) 前記照明装置は、前記撮影装置に
よって撮影された前記対象となる目標物の全周囲画像か
ら前記背景切り取り制御部によって背景を切取るため
に、画像切取り機構の一部として、前記撮影装置の中心
から前記撮影の対象となる目標物の中心方向に向かって
対角線上に配置されていることにより、コントラスト検
出方式による背景切り取りを可能にしたこと特徴とする
(1)記載の全周囲画像撮影装置が提供される。
【0026】(作用)ターンテーブル制御部は、ターン
テーブルの回転を、他の制御部と連動して、予め決めら
れた回転角度、回転方向、回転数となるように制御す
る。
【0027】また、ターンテーブル制御部は、背景切り
取りのためにターンテーブルの水平および垂直方向の動
作を制御する。
【0028】撮影装置制御部は、撮影装置支持部を所定
の軌道を描いて移動させる場合、他の制御部と連動し
て、予め決められた移動量、移動回数に基づき制御す
る。
【0029】撮影装置制御部は、予め決められた手順に
基づき、他の制御部と連動して、撮影装置の初期化、撮
影、撮影画像のデータ取り込みを制御する。
【0030】照明装置制御部は、予め決められた手順に
基づき、他の制御部と連動して、照明装置による照射角
度、照射光量を制御する。
【0031】背景切取り制御部は、予め決められた手順
に基づき、他の制御部と連動して、背景切取り制御を行
う。
【0032】撮影制御部は、予め決められた手順に基づ
き、他の制御部と連動して、一連の撮影を実行し、その
後、撮影画像の位置合わせ、色合わせ、サイズ調整、全
周囲画像の構築を制御する。
【0033】撮影画像からの背景切取りは、1.クロマ
キーによる手法、2.撮影対象オブジェクトを微小移動
させて輪郭を抽出し、マスクを生成して対象オブジェク
トのみを抽出する手法、3.背景からの照明により、コ
ントラストを増加させ背景切抜く手法によって行われ
る。
【0034】本発明では、対象となる目標物を撮影装置
にセットすることにより撮影対象物の上面、側面を自動
的に撮影し、全周囲画像の自動データ生成を行う。
【0035】また、対象となる目標物を透明な支持板の
上に設置することにより、目標物の底面をも自動的に撮
影する。
【0036】さらに、撮影対象物の立体感、質感再現に
おいても照明装置を制御し、照射角、位置、照度などを
変えた複数枚画像を撮影し、最適な画像が選択可能であ
る。
【0037】背景の切抜きにおいては、3種類(クロマ
キー、微小移動による輪郭抽出後の切り抜き、コントラ
スト)の背景切抜き手法により、画像抽出精度を高める
ようにしている。
【0038】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。
【0039】(第1の実施の形態)この第1の実施の形
態による全周囲画像撮影装置は、複数の撮影装置が円周
上の所定の空間位置に、予め、固定されている場合の例
である。
【0040】図1は、本発明の第1の実施の形態による
全周囲画像撮影装置の構成を示す図である。
【0041】すなわち、図1に示すように、この実施の
形態による全周囲画像撮影装置において、撮影の対象と
なる目標物100は、撮影対象物を置く支持部としての
ターンテーブル101により所定の空間位置に保持され
ている。
【0042】また、複数の撮影装置102が、それぞ
れ、撮影装置を設置する支持部としての撮影装置支持部
103によって所定の空間位置、すなわち、この場合、
前記撮影の対象となる目標物100を中心とした円周上
に所定の間隔をおいて固定されている。
【0043】前記撮影の対象となる目標物100を置く
支持部としてのターンテーブル101は、ターンテーブ
ル制御部104aに対してターンテーブル制御用線10
6により接続されている。
【0044】また、前記複数の撮影装置102は、それ
ぞれ、撮影装置制御部104bに対して撮影装置制御用
線105により接続されている。
【0045】本実施の形態では、前記撮影の対象となる
目標物100に対して投光(照明)するための発光(照
明)装置を記述していないが、ストロボなどの発光(照
明)装置が前記撮影装置制御部104bあるいは前記複
数の撮影装置102に対して接続されていてもよい。
【0046】また、前記複数の撮影装置102によって
撮影された画像は、各撮影装置102において保持し、
一括して画像処理装置(図示しない)に転送するように
してもよいし、あるいは、撮影毎に逐次、画像処理装置
(図示しない)に転送するようにしてもよい。
【0047】また、この実施の形態による全周囲画像撮
影装置においては、各撮影装置102、撮影の対象とな
る目標物100及び発光(照明)装置の空間的な位置関
係が明確であればよいため、撮影の対象となる目標物1
00の大きさに対しての制限はないとともに、物、自然
物、人工物など撮影の対象となる目標物100そのもの
についての制限はない。
【0048】また、前記複数の撮影装置102は、ビデ
オカメラ、デジタルビデオカメラ、電子スチールカメラ
でもよい。
【0049】図2は、この実施の形態による全周囲画像
撮影装置の処理フローを説明するためのフローチャート
である。
【0050】まず、ステップS1において、ターンテー
ブル制御部104aは、処理開始時に、ターンテーブル
101に対して該ターンテーブル101のキャリブレー
ションとしてゼロ点調整を行わせるためのキャリブレー
ション信号を送出する。
【0051】なお、このターンテーブル101のキャリ
ブレーションについては、ユーザによる手動調整であっ
てもよい。
【0052】このターンテーブル101のゼロ点調整
後、ステップS2において、撮影装置制御部104b
は、各撮影装置102に対して撮影開始信号を送出する
ことにより、後述する所定の角度毎に各撮影装置102
による撮影の対象となる目標物100の撮影を開始させ
る。
【0053】この撮影開始信号の送出と同時に、ステッ
プS3において、ターンテーブル制御部104aは、タ
ーンテーブル101に対して該ターンテーブル101を
所定の角度に回転させる回転角指示信号を送出する。
【0054】そして、ステップS4において、ターンテ
ーブル制御部104aは、ターンテーブル101が所定
の回転角に到達し、ターンテーブル101が安定した状
態で目標となる最終の回転角度(例えば、360度)に
到達したかどうかを確認するとともに、、撮影装置制御
部104bはその間の所定の角度毎に各撮影装置102
による撮影の対象となる目標物100の撮影が終了した
かどうかを、すなわち、所定の撮影動作が終了したか否
かを確認する。
【0055】ここで、目標角度に達していない場合に
は、撮影装置制御部104bは、ステップS2に戻り、
再度、残りの各撮影装置102に対して撮影開始信号を
送出し、ステップS3において、ターンテーブル制御部
104aは、ターンテーブル101に対して該ターンテ
ーブル101を残りの所定の角度に回転させる回転角指
示信号を送出することにより、残りの所定の角度毎に各
撮影装置102による撮影の対象となる目標物100の
撮影を行わせる。
【0056】そして、ステップS4において、ターンテ
ーブル101が安定した状態で目標となる最終の回転角
度(例えば、360度)に到達し、その間の所定の角度
毎に各撮影装置102による撮影の対象となる目標物1
00の撮影が終了した場合、すなわち、所定の撮影動作
が終了した場合、ターンテーブル制御部104aおよび
撮影装置制御部104bは、それぞれ、終了処理を行
う。
【0057】なお、ステップS2とステップS3との順
序は逆でもよい。
【0058】(第2の実施の形態)この第2の実施の形
態による全周囲画像撮影装置は、複数の撮影装置が球面
上の所定の空間位置に予め固定されている場合の例であ
る。
【0059】図3は、本発明の第2の実施の形態による
全周囲画像撮影装置の構成を示す図である。
【0060】すなわち、図3に示すように、この実施の
形態による全周囲画像撮影装置において、撮影の対象と
なる目標物300は、ターンテーブル301により所定
の空間位置に保持されている。
【0061】また、複数の撮影装置302が、それぞ
れ、球面状の撮影装置支持部303内の所定の空間位
置、すなわち、この場合、前記撮影の対象となる目標物
300を中心とした球面状の撮影装置支持部303内部
に所定の間隔をおいて放射状に固定されている。
【0062】前記ターンテーブル301は、ターンテー
ブル制御部304aに対してターンテーブル制御用線3
06により接続されている。
【0063】また、前記複数の撮影装置302は、それ
ぞれ、撮影装置制御部404bに対して撮影装置制御用
線305により接続されている。
【0064】本実施の形態では、前記撮影の対象となる
目標物300に対して投光(照明)するための発光(照
明)装置を記述していないが、ストロボなどの発光(照
明)装置が前記撮影装置制御部304bあるいは前記複
数の撮影装置302に対して接続されていてもよい。
【0065】また、前記複数の撮影装置302によっ
て、後述するように、同時に、撮影された画像は、各撮
影装置302から、一括して画像処理装置(図示しな
い)に転送されるようにしてもよい。
【0066】また、この実施の形態による全周囲画像撮
影装置においては、各撮影装置302、撮影の対象とな
る目標物300及び発光(照明)装置の空間的な位置関
係が明確であればよいため、撮影の対象となる目標物3
00の大きさに対しての制限はないとともに、物、自然
物、人工物など撮影の対象となる目標物300そのもの
についての制限はない。
【0067】また、前記複数の撮影装置302は、ビデ
オカメラ、デジタルビデオカメラ、電子スチールカメラ
でもよい。
【0068】前述した第1の実施の形態では複数の撮影
装置が円周状の撮影装置支持部103に設置されている
のに対し、この第2の実施の形態では複数の撮影装置3
02が球面状の撮影装置支持部303内部に設置されて
いる場合である。
【0069】そして、この第2の実施の形態による全周
囲画像撮影装置では、前記球面状の支持部303内部に
設置されている複数の撮影装置302の全てが、同期し
て同時に、撮影の対象となる目標物300を撮影するこ
とにより、撮影の対象となる目標物300が剛性の弱い
対象物、生物、液体等の揺らぎ、一瞬の形状であったと
してもそれらの全周囲画像を撮影することが可能とな
る。
【0070】図3では、ミルククラウンのような一瞬の
形状を全周囲画像として撮影した場合の例を示してい
る。
【0071】なお、この第2の実施の形態による全周囲
画像撮影装置による具体的な処理フローについては、上
述したように複数の撮影装置302の全てが同期して同
時に、撮影の対象となる目標物300を撮影すること
と、その際、撮影の対象となる目標物300を支持する
ターンテーブル301を回転させることを除いては、前
述した第1の実施の形態による処理フローに準じて遂行
されるものとする。
【0072】(第3の実施の形態)この第3の実施の形
態による全周囲画像撮影装置は、単一の撮影装置を支持
する撮影装置支持部にマニピュレータのアームを使用し
た場合の例である。
【0073】図4は、本発明の第3の実施の形態による
全周囲画像撮影装置の構成を示す図である。
【0074】すなわち、図4に示すように、この実施の
形態による全周囲画像撮影装置において、撮影の対象と
なる目標物400は、ターンテーブル401により所定
の空間位置に保持されている。
【0075】また、単一の撮影装置402は、マニピュ
レータ405のアーム405bを案内する撮影装置支持
部403によって、所定の軌道を描いて移動するよう
に、この場合、前記撮影の対象となる目標物400を中
心とした円周軌道上で移動するように支持されている。
【0076】前記ターンテーブル401は、ターンテー
ブル制御部404aに対してターンテーブル制御用線4
06により接続されている。
【0077】また、そのアーム405bが、前記単一の
撮影装置402を案内支持する撮影装置支持部403と
して使用されるマニピュレータ405は、例えば、多関
節、多軸制御のマニピュレータであってもよいが、単純
なマニピュレータであってもよい。
【0078】そして、そのアーム405bが、前記単一
の撮影装置402を案内支持する撮影装置支持部403
として使用されるマニピュレータ405は、撮影装置制
御部404bに対して撮影装置制御用線405aにより
接続されている。
【0079】本実施の形態では、前記撮影の対象となる
目標物400に対して投光(照明)するための発光(照
明)装置を記述していないが、ストロボなどの発光(照
明)装置が前記撮影装置制御部404bあるいは前記単
一の撮影装置402に対して接続されていてもよい。
【0080】また、前記単一の撮影装置402によって
撮影された画像は、単一の撮影装置402において保持
し、一括して画像処理装置(図示しない)に転送するよ
うにしてもよいし、あるいは、撮影毎に逐次、画像処理
装置(図示しない)に転送するようにしてもよい。
【0081】また、この実施の形態による全周囲画像撮
影装置においては、撮影装置402、撮影の対象となる
目標物400及び発光(照明)装置の空間的な位置関係
が明確であればよいため、撮影の対象となる目標物40
0の大きさに対しての制限はないとともに、物、自然
物、人工物など撮影の対象となる目標物400そのもの
についての制限はない。
【0082】また、前記撮影装置402は、ビデオカメ
ラ、デジタルビデオカメラ、電子スチールカメラでもよ
い。
【0083】そして、この第3の実施の形態による全周
囲画像撮影装置では、マニピュレータのアームを使用し
た支持部403によって所定の空間位置、すなわち、こ
の場合、前記撮影の対象となる目標物400を中心とし
た円周上に所定の空間に固定されている前記単一の撮影
装置402が、撮影の対象となる目標物400を支持す
る支持部401の回転と同期して回転されることによ
り、その間の所定回転角度毎に、撮影の対象となる目標
物400を撮影する。
【0084】これにより、対象となる目標物400の全
周囲画像を撮影することが可能となる。
【0085】なお、この第3の実施の形態による全周囲
画像撮影装置による具体的な処理フローについては、上
述したようにマニピュレータのアームを使用した支持部
403によって所定の空間位置、すなわち、この場合、
前記撮影の対象となる目標物400を中心とした円周上
に所定の空間に固定されている前記単一の撮影装置40
2がされることにより、その間の所定回転角度毎に、撮
影の対象となる目標物400を撮影することを除いて
は、前述した第1の実施の形態による処理フローに準じ
て遂行されるものとする。
【0086】(第4の実施の形態)この第4の実施の形
態による全周囲画像撮影装置は、撮影の対象となる目標
物を支持する支持部としてのターンテーブルが透明な円
盤状支持板を利用しているとともに、複数の撮影装置が
円周状の撮影装置支持部における円周上の所定の空間位
置に予め固定されている場合の例である。
【0087】図5は、本発明の第4の実施の形態による
全周囲画像撮影装置の構成を示す図である。
【0088】すなわち、図5に示すように、この実施の
形態による全周囲画像撮影装置において、撮影の対象と
なる目標物500は、透明な円盤状支持板を利用したタ
ーンテーブル501により所定の空間位置に保持されて
いる。
【0089】また、複数の撮影装置502が、それぞ
れ、円周状の撮影装置支持部503内の所定の空間位
置、すなわち、この場合、前記撮影の対象となる目標物
500の上面側及び底面側を含み、前記撮影の対象とな
る目標物500を中心とした円周状の撮影装置支持部5
03に所定の間隔をおいて固定されている。
【0090】前記透明な円盤状支持板を利用したターン
テーブル501は、その周縁部に配置された水平支持部
505、508と、垂直支持部506、507により、
水平方向に回転自在に支持されている。
【0091】ここで、前記垂直支持部507は、そのロ
ータリーエンコーダ509により、前記透明な円盤状支
持板を利用したターンテーブル501の回転角度を測定
することができるようになされている。
【0092】そして、前記水平支持部508は、回転駆
動装置510に接続されており、前記ロータリーエンコ
ーダ509からの角度信号と、制御部504からのター
ンテーブル制御信号に従って、回転駆動装置510で発
生した回転駆動力を前記透明な円盤状支持板を利用した
ターンテーブル501に伝達することができるようにな
されている。
【0093】なお、複数の撮影装置502によって撮影
された画像は、画像処理部511で前記透明な円盤状支
持板を利用したターンテーブル501の屈折による画像
の歪み、色補正等が実施される。
【0094】本実施の形態では、複数の撮影装置502
が円周状の撮影装置支持部503上に配置されている
が、前述した第2の実施の形態と同様に球面状の撮影装
置支持部に配置されるようにしてもよい。
【0095】また、複数の撮影装置502に代えて、第
3の実施の形態と同様にマニピュレータによって回転操
作される単一の撮影装置を用いるようにしてもよい。
【0096】また、前記透明な円盤状支持板を利用した
ターンテーブル501は、その透過率が必ずしも100
%でなくてもよい。
【0097】そして、前記透明な円盤状支持板を利用し
たターンテーブル501透過率100%でない場合に
は、その色相、輝度等により、前記撮影の対象となる目
標物500の撮影データからの抽出を併用することが可
能である。
【0098】また、前記透明な円盤状支持板を利用した
ターンテーブル501は、その透過率が100%の支持
部材に着色したフィルム等を使用して、透過率を変更し
ても同様の効果が得られる。
【0099】また、前記透明な円盤状支持板を利用した
ターンテーブル501に偏向ガラス等を利用した場合、
反射光の制御および透過光の制御が可能となり、透過光
および反射光を考慮して前記撮影の対象となる目標物5
00の撮影データからの抽出を行うことができる。
【0100】なお、前記水平支持部505、508と、
垂直支持部506、507は、制御部504に対して支
持部制御用線(図示せず)により接続されている。
【0101】また、前記複数の撮影装置502は、それ
ぞれ、前記制御部504に対して撮影装置制御用線(図
示せず)により接続されている。
【0102】本実施の形態では、前記撮影の対象となる
目標物500に対して投光(照明)するための発光装置
を記述していないが、ストロボなどの発光(照明)装置
が前記制御部504あるいは前記複数の撮影装置502
に対して接続されていてもよい。
【0103】また、前記複数の撮影装置502によっ
て、後述するように、所定の回転角度毎に、撮影された
画像は、各撮影装置502において保持し、一括して画
像処理装置511に転送してもよいし、撮影毎に、逐
次、画像処理装置511に転送するようにしてもよい。
【0104】また、この実施の形態による全周囲画像撮
影装置においては、各撮影装置502、撮影の対象とな
る目標物500および発光(照明)装置の空間的な位置
関係が明確であればよいため、撮影の対象となる目標物
500の大きさに対しての制限はないとともに、物、自
然物、人工物など撮影の対象となる目標物500そのも
のについての制限はない。
【0105】また、前記複数の撮影装置502は、ビデ
オカメラ、デジタルビデオカメラ、電子スチールカメラ
でもよいし、銀塩フィルムを使用したカメラでもよい。
【0106】すなわち、前述した第1の実施の形態では
複数の撮影装置が前記撮影の対象となる目標物上面側で
円周状の撮影装置支持部に設置されているのに対し、こ
の第4の実施の形態では複数の撮影装置502が前記撮
影の対象となる目標物500の上面側および底面側で円
周状の撮影装置支持部503に設置されている場合であ
る。
【0107】そして、この第4の実施の形態による全周
囲画像撮影装置では、前記撮影の対象となる目標物50
0の上面側及び底面側で円周状の撮影装置支持部503
に設置されている複数の撮影装置502が、前記透明な
円盤状支持板を利用したターンテーブル501の回転駆
動により、その間の所定の角度毎に撮影の対象となる目
標物500を撮影することにより、前記撮影の対象とな
る目標物500の上面側及び底面側を含む全周囲画像を
得ることができる。
【0108】なお、この第4の実施の形態による全周囲
画像撮影装置による具体的な処理フローについては、上
述したように複数の撮影装置502が前記撮影の対象と
なる目標物500の上面側及び底面側で撮影の対象とな
る目標物500を撮影することを除いては、前述した第
1の実施の形態による処理フローに準じて遂行されるも
のとする。
【0109】次に、本実施の形態による前記透明な円盤
状支持板を利用したターンテーブル501の回転駆動の
キャリブレーションについて説明する。
【0110】図6は、前記透明な円盤状支持板を利用し
たターンテーブル501を上面から見た図を示してい
る。
【0111】すなわち、図6において、参照符号600
は透明な回転円盤であり、参照符号601、603は発
光装置、602、604は受光装置である。
【0112】そして、発光装置601、603から発せ
られた光線は、透明な回転円盤600の内部を透過して
受光装置602、604に到達する。
【0113】図7は、ターンテーブル501のキャリブ
レーション動作をx軸方向について説明するための図で
ある(y軸方向も同様である)。
【0114】図7の(a)は、光線703が透明な回転
円盤600の中心を通過する場合を示している。
【0115】発光装置701より発した光線703は、
円盤600に入射する際、光源方向と円盤の中心一致す
る場合、入射角は90度となり、入射光線703は、屈
折の影響をほとんど受けることなく円盤600内に到達
する。
【0116】また、円盤600から受光装置702に光
線703が到達する際にも、屈折の影響をほとんど受け
ずに透過するため、光源701、円盤600の中心、受
光装置702が直線上に並ぶとき、受光装置702での
輝度は最大となる。
【0117】一方、図7の(b)に示すように、光源7
04、円盤600の中心、受光装置705が直線上に並
ばない場合には、光源704からの光線706は、円盤
600に入射する際に屈折し、また、円盤600から空
気中に出るときに再度屈折するため、受光装置705に
は所定の輝度の光線が入力できず、図7の(a)に示す
場合に比べて受光した輝度は低いものとなる。
【0118】そこで、本実施の形態では、図6に示す受
光装置602、604の輝度が最大になるように、円盤
600の位置を移動させることにより、入力された光線
の輝度が最大となるようキャリブレーションを行う。
【0119】次に、本実施の形態によるによる前記透明
な円盤状支持板を利用したターンテーブル501の回転
の中心を検出(表示)する方法について説明する。
【0120】図8は、回転円盤900を水平方向から見
た図である。
【0121】すなわち、図8に示すように、回転円盤9
00の回転の中心近辺には、反射部材901が設置され
ている。
【0122】この反射部材901は、発光装置905か
ら発せられた光線902を透過光904、反射光903
に分け、反射光903を上方に反射させる。
【0123】図9は、前記回転円盤900を上方から見
た図である。
【0124】すなわち、図9に示すように、発光装置1
001、1002は、x軸、y軸方向にそれぞれ取り付
けられており、反射部材1005は図8と同様に水平方
向の光線を垂直方向に反射させる。
【0125】図10は、反射部材で反射した光線の様子
を示したものである。
【0126】すなわち、図10において、参照符号11
00は反射部材であり、参照符号1101はx軸発光装
置から反射した光を示し、参照符号1102はy軸発光
装置から反射した光を示している。
【0127】本実施の形態では、発光装置901として
赤色光、発光装置902として緑色光を発色するものを
用いた場合には、それぞれの発光色の交点部分1103
は加法混合により黄色く発光する。
【0128】これにより、前記キャリブレーションによ
り、回転中心を正しく設定された回転円盤すなわち前記
透明な円盤状支持板を利用したターンテーブル501の
回転中心を明確に表示することができる。
【0129】本実施の形態では、色付き光を利用した
が、白色光でも良いし、同一の色相でもよい。
【0130】(第5の実施の形態)この第5の実施の形
態による全周囲画像撮影装置は、照明装置を組み合わせ
て、通常の撮影に必要な光度を確保すると同時に撮影対
象物の立体感や質感を表現するようにした場合の例であ
る。
【0131】図11は、本発明の第5の実施の形態によ
る全周囲画像撮影装置の構成を示す図である。
【0132】すなわち、図11に示すように、この実施
の形態による全周囲画像撮影装置において、撮影の対象
となる目標物1200は、ターンテーブル1209によ
り所定の空間位置に保持されている。
【0133】また、複数の照明装置Aが、それぞれ、円
周状の照明装置支持部1201内の所定の空間位置、す
なわち、この場合、前記撮影の対象となる目標物120
0を中心とした円周状の照明装置支持部1201に所定
の間隔をおいて固定されている。
【0134】図12は、図11の複数の照明装置Aの一
つを代表させて、その内部構造を示している。
【0135】まず、照明装置駆動部1202は、照明装
置支持部1201によつて所定の空間位置に固定されて
いる。
【0136】また、この照明装置駆動部1202は、図
11に示したように、照明装置駆動部制御用線1203
を介して照明装置制御部1204に接続されている。
【0137】そして、この照明装置駆動部1202は、
接続部材1206を介して発光素子1207に接続され
ている。
【0138】この発光素子1207から発せられた光線
を拡散させるために、発光素子1207と撮影の対象と
なる目標物1200の間にスモークガラス等の光線拡散
板1208が設置されている。
【0139】この光線拡散板1208は、発光素子12
07に直接接続されていてもよいし、他の部材に取り付
けられていてもよい。
【0140】前記接続部材1206は、フレキシブルな
アームで構成されており、使用者によって任意の状態に
調整可能となっている。
【0141】また、発光素子1207から発せられる発
光量も、使用者によって任意に調整可能となっている。
【0142】なお、この実施の形態においては、前記撮
影の対象となる目標物1200を撮影するための撮影装
置を記述していないが、図1、図3、図4、図5に示し
たような撮影装置が用いられているものとする。
【0143】この撮影装置によって撮影された画像は、
該撮影装置において保持し、一括して画像処理装置(図
示しない)に転送するようにしてもよいし、あるいは、
撮影毎に逐次、画像処理装置(図示しない)に転送する
ようにしてもよい。
【0144】また、この実施の形態による全周囲画像撮
影装置においては、各撮影装置、撮影の対象となる目標
物1200および照明装置Aの空間的な位置関係が明確
であればよいため、撮影の対象となる目標物1200の
大きさに対しての制限はないとともに、物、自然物、人
工物など撮影の対象となる目標物1200そのものにつ
いての制限はない。
【0145】また、前記撮影装置は、ビデオカメラ、デ
ジタルビデオカメラ、電子スチールカメラでもよいし、
銀塩フィルムを使用したカメラでもよい。
【0146】図13は、この実施の形態による全周囲画
像撮影装置における特に照明装置Aの処理フローを説明
するためのフローチャートである。
【0147】この図13では、照明装置利用時におい
て、撮影の対象となる目標物1200のある一方向から
の画像を撮影する際の処理フローを示している。
【0148】処理開始後、照明装置制御部1204は、
ステップS11で、照明装置駆動部1202に対して
の、照明装置Aすなわち発光素子1207から発せられ
る発光量の照度変化の指示の有無を判定する。
【0149】この照明装置Aすなわち発光素子1207
から発せられる発光量の照度変化の可変量および回数
は、予め、照明装置制御部1204に登録されている。
【0150】ステップS11で照度変化の指示有りの場
合、照明装置制御部1204は、ステップS12で、照
明装置駆動部1202を介して照明装置Aすなわち発光
素子1207から発せられる発光量の照度変更を実行さ
せる。
【0151】この後、ステップS13で図示しない撮影
制御部から撮影指示が撮影装置に送出されることによ
り、撮影装置による撮影の対象となる目標物1200の
画像撮影が実行される。
【0152】次に、照明装置制御部1204は、ステッ
プS14で、照明装置駆動部1202に対しての、照明
装置Aすなわち発光素子1207から発せられる光の照
射角度変化の指示の有無を判定する。
【0153】ステップS14で照射角度変化の指示有り
の場合、照明装置制御部1204は、ステップS15
で、照明装置駆動部1202を介して照明装置Aすなわ
ち発光素子1207から発せられる光の照射角度変更を
実行させる。
【0154】この場合、照明装置Aは、照明装置制御部
1204からの照射角度変化の指示により、照明装置駆
動部1202を介して、撮影の対象となる目標物120
0に対し、発光素子1207から発せられる光が予め設
定された照射角度および距離となるように移動される。
【0155】この後、ステップS16で図示しない撮影
制御部から撮影指示が撮影装置に送出されることによ
り、撮影装置による撮影の対象となる目標物1200の
画像撮影が実行される。
【0156】次に、照明装置制御部1204は、ステッ
プS17で、すべての決められた動作が終了したか否か
を判定し、すべての決められた動作が終了した場合に
は、ステップS17で照明装置Aを基準の位置に戻し終
了処理を行う。
【0157】なお、照明装置制御部1204は、ステッ
プS17で、すべての決められた動作が終了しない場合
には、ステップS11にリターンする。
【0158】なお、照明装置制御部1204は、ステッ
プS11で照度変化の指示無しの場合には、ステップS
14に移行し、ステップS14で照射角度変化の指示無
し場合には、ステップS17に移行する。
【0159】この実施の形態の照明装置Aは、図3の撮
影装置を球面状に配置した例に利用するか、図4、図5
の例に組み合わせて利用するようにしてもよい。
【0160】また、照明装置Aは、照明装置駆動部を介
さずに、使用者が任意の位置に設置し利用する方式でも
よい。
【0161】(第6の実施の形態)この第6の実施の形
態による全周囲画像撮影装置は、画像切抜き装置を組み
合わせた一例である。
【0162】図14は、本発明の第6の実施の形態によ
る全周囲画像撮影装置の構成を示す図である。
【0163】すなわち、図14に示すように、この実施
の形態による全周囲画像撮影装置において、背面照明装
置1405は、撮影の対象となる目標物1400を中心
とした撮影装置1402との対角線上近辺に設置されて
いる。
【0164】撮影の対象となる目標物1400と背面照
明装置1405との間には、スモークガラス等の光線拡
散板1428が設置されている。
【0165】撮影の対象となる目標物1400を所定の
空間位置に保持するタ−ンテーブル1406は、透明お
よび透明に近い材質で構成され、背面照明装置1405
から発せられた光線が光線拡散板1428を通し、撮影
装置1402で受光できる構造になっている。
【0166】背面照明装置1405は、制御部1404
と支持部制御用線1403により接続されている。
【0167】複数の撮影装置1402は、制御用線14
07により撮影制御装置1408および画像処理装置1
409に接続されている。
【0168】そして、画像切抜きは、上記のように背面
照明装置1405を設置しコントラストで処理する方式
や、撮影の対象となる目標物1400が設置されたター
ンテーブル1406を図示しないターンテーブル支持部
により微小移動させ、その微小移動の前後に複数の撮影
装置1402によって撮影された撮影の対象となる目標
物1400の撮影画像から輪郭を抽出する方式、あるい
は一般的に広く採用されているクロマキーによる抽出方
式でもよいし、あるいは、それらの各方式の組み合わせ
でもよい。
【0169】図15は、この実施の形態による全周囲画
像撮影装置において、特に、撮影対象物のある一方向か
らの画像一枚を画像切抜きする際の処理フローを説明す
るためのフローチャートである。
【0170】処理開始後、まず、ステップS21で、背
景切抜き前の画像を撮影する。
【0171】つぎに、制御部1403は、ステップS2
2で、背景切抜き要求の指示の有無を判定する。
【0172】ステップS22で背景切抜き要求の指示有
りの場合、制御部1404は、ステップS23で、背景
切抜き用として背景照明装置1405を点灯させる。
【0173】この背景照明装置1405の点灯後、切抜
き制御部1404では、ステップS24で撮影制御装置
1408からの露出測定指示が複数の撮影装置1402
に送出されることにより、各撮影装置1402は光線拡
散板1428に露出を合わせる露出調整が行われる。
【0174】その後、ステップS25で、撮影制御装置
1408から撮影指示が各撮影装置1402に送出され
ることにより、各撮影装置1402による撮影の対象と
なる目標物1400の画像撮影が実行される。
【0175】次に、ステップS26において、ステップ
S25で撮影された撮影の対象となる目標物1400の
画像は、ステップS21で撮影された画像とともに、画
像処理装置1409に転送されることにより、コントラ
スト検出方式によるマスク作成を経て画像切抜きが行わ
れる。
【0176】次に、ステップS27で、背景切抜き用と
しての背景照明装置1405を消灯して終了処理が行わ
れる。
【0177】なお、撮影された画像は、このフローチャ
ートで示すように、撮影毎に、逐次、画像処理装置14
09に転送し、背景切抜きを行ってもよいし、あるい
は、各撮影装置1402において保持し、一括して画像
処理装置1409に転送し、背景切抜きを行ってもよ
い。
【0178】図16は、本発明による全周囲画像撮影装
置の処理フローを説明するためのフローチャートであ
る。
【0179】処理開始後、ステップS31で、システム
初期化が行われた後、ステップS32で、ターンテーブ
ルのキャリブレーションが行われる。
【0180】次に、ステップS33で、照明装置が点灯
された後、ステップS34で、撮影装置による撮影の対
象となる目標物の撮影が行われる。
【0181】この際、ステップS341で照明装置が作
動され、ステップS342で画像切抜き装置が作動さ
れ、ステップS343でターンテーブルが回転される。
【0182】次に、ステップS35で所定動作が終了し
たか否かが判定された後、ステップS36で照明装置が
消灯される。
【0183】そして、ステップS37で、画像データの
編集が行われる。
【0184】
【発明の効果】従って、以上説明したように、本発明に
よれば、撮影対象となる目標物の上面、側面、底面を自
動的に撮影することにより、全周囲画像のデータ生成の
自動化を可能にした全周囲画像撮影装置を提供すること
ができる。
【0185】また、以上説明したように、本発明によれ
ば、撮影対象となる目標物を透明な支持板の上に設置し
た場合でも、撮影対象となる目標物の上面、側面、底面
を自動的に撮影し、歪みのない全周囲画像のデータ生成
の自動化を可能にした全周囲画像撮影装置を提供するこ
とができる。
【0186】また、以上説明したように、本発明によれ
ば、撮影対象となる目標物の上面、側面、底面を自動的
に撮影することにより、全周囲画像のデータ生成の自動
化を可能にするとともに、撮影対象となる目標物の立体
感および質感の再現性を向上することを可能にした全周
囲画像撮影装置を提供することができる。
【0187】さらに、以上説明したように、本発明によ
れば、撮影対象となる目標物の上面、側面および底面を
自動的に撮影することにより、全周囲画像のデータ生成
の自動化を可能にするとともに、背景を切抜いて撮影対
象となる目標物の画像抽出精度を向上することを可能に
した全周囲画像撮影装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施の形態による全周
囲画像撮影装置の構成を示す図である。
【図2】図2は、本発明の第1の実施の形態による全周
囲画像撮影装置の処理フローを説明するためのフローチ
ャートである。
【図3】図3は、本発明の第2の実施の形態による全周
囲画像撮影装置の構成を示す図である。
【図4】図4は、本発明の第3の実施の形態による全周
囲画像撮影装置の構成を示す図である。
【図5】図5は、本発明の第4の実施の形態による全周
囲画像撮影装置の構成を示す図である。
【図6】図6は、本発明の第4の実施の形態で用いる透
明な円盤状支持板を利用した支持部501を上面から見
た図である。
【図7】図7は、図6の透明な円盤状支持板を利用した
支持部501のキャリブレーション動作をx軸方向につ
いて説明するための図である。
【図8】図8は、図6の透明な円盤状支持板を利用した
支持部501の回転の中心を検出する方法を説明をする
ために、回転円盤を水平方向から見た図である。
【図9】図9は、図6の透明な円盤状支持板を利用した
支持部501の回転の中心を検出する方法を説明するた
めに、前記回転円盤を上方から見た図である。
【図10】図10は、図6の透明な円盤状支持板を利用
した支持部501の回転の中心を検出する方法を説明す
るために、反射部材から反射した光線の様子を示す図で
ある。
【図11】図11は、本発明の第5の実施の形態による
全周囲画像撮影装置の構成を示す図である。
【図12】図12は、図11の複数の照明装置Aの一つ
を代表させて、その内部構造を示す図である。
【図13】図13は、本発明の第6の実施の形態による
全周囲画像撮影装置における特に照明装置Aの処理フロ
ーを説明するためのフローチャートである。
【図14】図14は、本発明の第6の実施の形態による
全周囲画像撮影装置の構成を示す図である。
【図15】図15は、本発明の第6の実施の形態による
全周囲画像撮影装置において、特に、撮影対象物のある
一方向からの画像一枚を画像切抜きする際の処理フロー
を説明するためのフローチャートである。
【図16】図16は、本発明による全周囲画像撮影装置
の処理フローを説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
100…撮影の対象となる目標物、 101…支持部、 102…複数の撮影装置、 103…円周状の支持部、 104…制御部、 105…撮影装置制御用線、 106…支持部制御用線、 300…撮影の対象となる目標物、 301…支持部、 302…複数の撮影装置、 303…球面状の支持部、 304…制御部、 305…撮影装置制御用線、 306…支持部制御用線、 400…撮影の対象となる目標物、 401…支持部、 402…単一の撮影装置、 403…マニピュレータのアームを使用した円周状の支
持部、 404…制御部、 405…撮影装置制御用線、 406…支持部制御用線、 500…撮影の対象となる目標物、 501…透明な円盤状支持板を利用した支持部、 502…複数の撮影装置、 503…円周状の支持部、 504…制御部、 505、508…水平支持部、 506、507…垂直支持部、 509…ロータリーエンコーダ、 510…回転駆動装置、 511…画像処理部、 600…透明な回転円盤、 601、603…発光装置、 602、604…受光装置、 701…発光装置、 702…受光装置、 703…光線、 704…光源、 705…受光装置、 706…光線、 900…回転円盤、 901…反射部材、 902…光線、 903…反射光、 904…透過光、 1001、1002…発光装置、 1005…反射部材、 1100…反射部材、 1101…x軸発光装置から反射した光、 1102…y軸発光装置から反射した光 1200…撮影の対象となる目標物、 1209…ターンテーブル、 1203…円周状の照明装置支持部、 A…複数の照明装置、 1202…照明装置駆動部、 1201…照明装置支持部、 1203…照明装置駆動部制御用線、 1204…照明装置制御部、 1206…接続部材、 1207…発光素子、 1208…光線拡散板、 1405…背面照明装置、 1400…撮影の対象となる目標物、 1402…複数の撮影装置、 1428…光線拡散板、 1406…タ−ンテーブル、 1404…制御部、 1403…支持部制御用線、 1407…制御用線、 1408…撮影制御装置、 1409…画像処理装置。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影の対象となる目標物を回転自在に支
    持するターンテーブルと、 前記ターンテーブル上に支持された前記撮影の対象とな
    る目標物を照明する照明装置を支持する照明装置支持部
    と、 前記ターンテーブル上に支持されるとともに、前記照明
    装置によって照明される前記撮影の対象となる目標物の
    全周囲画像を撮影する撮影装置を支持する撮影装置支持
    部と、 前記ターンテーブルを制御するターンテーブル制御部
    と、 前記撮影装置を制御する撮影装置制御部と、 前記照明装置を制御する照明装置制御部と、 前記撮影装置によって撮影された前記撮影の対象となる
    目標物の全周囲画像から背景を切取る背景切取り制御部
    と、 前記全周囲画像の撮影全般を制御する撮影制御部と、 を具備し、 前記ターンテーブル制御部、前記撮影装置制御部、前記
    照明装置制御部、前記背景切取り制御部および前記撮影
    制御部の各制御の下に、前記撮影の対象となる目標物を
    前記照明装置によって照明しながら、前記撮影装置によ
    って前記撮影の対象となる目標物の全周囲画像を自動的
    に撮影可能にするとともに、前記全周囲画像から背景を
    切取ることを可能にしたこと特徴とする全周囲画像撮影
    装置。
  2. 【請求項2】 前記ターンテーブル制御部は、前記撮影
    装置によって前記撮影の対象となる目標物の水平方向に
    おける全周囲画像を撮影するために、前記ターンテーブ
    ルを順方向および逆方向の少なくとも一方の方向に回転
    制御することを特徴とする請求項1記載の全周囲画像撮
    影装置。
  3. 【請求項3】 前記ターンテーブル制御部は、前記撮影
    装置によって撮影された前記対象となる目標物の全周囲
    画像から前記背景切り取り制御部によって背景を切り取
    るために、前記ターンテーブルを水平方向および垂直方
    向の少なくとも一方の方向に移動制御することを特徴と
    する請求項1記載の全周囲画像撮影装置。
  4. 【請求項4】 前記ターンテーブルは、前記撮影の対象
    となる目標物の底面を前記撮影装置によって撮影可能と
    するために、透明部材によって形成されていることを特
    徴とする請求項1に記載の全周囲画像撮影装置。
  5. 【請求項5】 前記透明部材によって形成されている前
    記ターンテーブルの円周方向に配置された発光素子と受
    光素子とを有し、前記透明部材によって形成されている
    前記ターンテーブルを透過する前記発光素子から発せら
    れた光を前記受光素子によって受光することにより、該
    受光情報に基づいて前記透明部材によって形成されてい
    る前記ターンテーブルのキャリブレーションを行うこと
    を特徴とする請求項4記載の全周囲画像撮影装置。
  6. 【請求項6】 前記撮影装置支持部は、前記撮影装置に
    よって前記撮影の対象となる目標物の垂直方向における
    全周囲画像を撮影するために、前記撮影装置が前記ター
    ンテーブル中心から該撮影装置の中心まで等距離を維持
    しつつ所定の軌道を描いて移動可能とすることを特徴と
    する請求項1記載の全周囲画像撮影装置。
  7. 【請求項7】 前記撮影装置は、前記撮影装置によって
    前記撮影の対象となる目標物の垂直方向における全周囲
    画像を撮影するために、前記撮影装置が前記ターンテー
    ブル中心から該撮影装置の中心まで等距離を維持する所
    定の軌道上に複数の撮影装置が配置されていることを特
    徴とする請求項1記載の全周囲画像撮影装置。
  8. 【請求項8】 前記照明装置は、前記照明装置支持部に
    より、前記撮影の対象となる目標物の立体感、質感を含
    む陰影の表現を変化させるために、あらかじめ設定され
    た動作を前記照明装置制御部を介して行うことにより、
    照明光の照射角度に変化を加えることを可能にしたこと
    を特徴とする請求項1記載の全周囲画像撮影装置。
  9. 【請求項9】 前記照明装置は、フレキシブルなアーム
    で前記照明装置支持部と接続され、撮影者が手動で調整
    可能にしたことを特徴とする請求項8記載の全周囲画像
    撮影装置。
  10. 【請求項10】 前記照明装置は、照度を変化させるこ
    とを可能にしたことを特徴とする請求項8または9記載
    の全周囲画像撮影装置。
  11. 【請求項11】 前記照明装置からの直射光による前記
    撮影の対象となる目標物からの照り返しを防ぐために、
    前記照明装置と前記撮影の対象となる目標物との間に設
    置される半透過部材を有していることを特徴とする請求
    項8乃至10のいずれかに記載の全周囲画像撮影装置。
  12. 【請求項12】 前記照明装置は、前記撮影装置によっ
    て撮影された前記対象となる目標物の全周囲画像から前
    記背景切り取り制御部によって背景を切取るために、画
    像切取り機構の一部として、前記撮影装置の中心から前
    記撮影の対象となる目標物の中心方向に向かって対角線
    上に配置されていることにより、コントラスト検出方式
    による背景切取りを可能にしたこと特徴とする請求項1
    記載の全周囲画像撮影装置。
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