JP2002232389A - Ofdm受信装置 - Google Patents
Ofdm受信装置Info
- Publication number
- JP2002232389A JP2002232389A JP2001028559A JP2001028559A JP2002232389A JP 2002232389 A JP2002232389 A JP 2002232389A JP 2001028559 A JP2001028559 A JP 2001028559A JP 2001028559 A JP2001028559 A JP 2001028559A JP 2002232389 A JP2002232389 A JP 2002232389A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- guard interval
- ofdm
- correlation operation
- symbol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Abstract
確にシンボル遷移点を検出し、検出結果に基づいてFF
T時間窓を設定でき、遅延プロファイルを高精度に算出
することが可能なOFDM受信装置を提供すること。 【解決手段】 有効シンボル期間の一部に該有効シンボ
ル期間の信号の一部が複写されたガードインターバル期
間を有するOFDM信号を受信する受信装置において、
受信サンプル系列信号と該受信サンプル系列信号を有効
シンボル期間遅延した遅延信号との各サンプル毎の相互
相関演算を施す相関演算手段と、得られた相関演算値系
列信号をシンボル方向にフィルタリングする手段と、フ
ィルタリングされた相関演算値系列信号からガードイン
ターバル位置を検出するガードインターバル位置検出手
段を具備したOFDM受信装置である。
Description
方式、FFT(Fast Fourie Transform)時間窓のタイミ
ング制御方式およびそれに用いる送信装置と受信装置に
係わり、特に直交周波数分割多重(OFDM:Orthogona
l Frequency Divisional Multiplexing)変調方式で変
調されたデータ伝送装置の受信装置に関する。
上系ディジタルテレビジョン放送への応用に適した変調
方式として、マルチパスフェージングやゴーストに強い
という特徴のある直交周波数分割多重変調方式(以下、
OFDM方式と称す)が注目を浴びている。 OFDM
方式は、マルチキャリア変調方式の一種であって、互い
に直交するn本(nは数十〜数百)の搬送波(キャリア)に
それぞれディジタル変調を施した伝送方式である。上記
したキャリアのディジタル変調方式としては、4相差動
位相偏移変調方式(DQPSK:Differential Quadratu
re Phase Shift Keying)がよく用いられるが、16値直
交振幅変調(16QAM:16 Quadrature Amplitude Mod
ulation)や64QAMなどの多値変調方式を用いること
も可能である。OFDM信号は、図2に示す様に、上記
搬送波が互いに直交関係を保つように加算され、OFD
M時間軸波形が生成される。 この加算処理は、各キャ
リアに対しIFFT(Inverse Fast Fourie Transform)
処理を行うことで実現できる。IFFT処理における処
理単位、即ち、FFTサンプル数は、一般に1024あ
るいは8192等の2のべき乗の単位として用いられ、
時間軸変換されたOFDM信号のサンプル数はFFTサ
ンプル数と等しくなる。OFDM信号の構成は、図3に
示すように、上記IFFT処理後の時間軸波形である有
効シンボルと、有効シンボルの一部を複写して有効シン
ボルの前に付加したガードインターバルからOFDMシ
ンボルが構成される。OFDM方式は、ガードインター
バルを付加することで、ガードインターバル期間内の遅
延時間の遅延波に対しては、そのシンボル間干渉による
劣化を避けることが出来るため、マルチパスフェージン
グに対して、強い耐性を有することができる。上記の処
理により、送信装置において生成されたOFDM信号
は、中間周波数(IF)帯域、高周波(RF)に周波数変換
した後、送信される。
域、IF帯域を経て、ベースバンド帯域に周波数変換さ
れた後、A/D変換器にてサンプリングされる。OFD
M信号に対する復調処理は、得られた受信サンプル値系
列に対し、送信装置と逆にFFT演算処理を施し、時間
軸信号から周波数軸信号へと変換する。FFT演算処理
は、得られた受信サンプル系列上に有効シンボル期間長
の時間窓を設け、時間窓内に含まれるサンプル信号に対
してFFT演算処理を施す。この様にして得られた各キ
ャリア毎の振幅、位相情報に基づいて、DQPSKや1
6QAM等の復調を行い、OFDM伝送を完了する。こ
のような、OFDM受信機の復調処理に関しては、映像
情報メディア学会誌vol.53,No.11,pp1
538〜1549(1999)に記載されている。次
に、受信装置においてOFDM信号を復調する際に必要
となり、本発明に係わる二点の処理について説明する。
第一点目として、OFDM方式は各キャリア間の周波数
間隔が狭いため、送受信装置間のキャリア周波数誤差
や、復調系のサンプリングクロック周波数誤差によるキ
ャリア間の干渉が生じ易く、それらの周波数の再生に
は、高い精度が要求される。 OFDM信号を正しく受
信し続けるためには、サンプリングクロック周波数を送
信信号のサンプリングクロック周波数に常に高精度に一
致させ続けるというサンプリングクロック再生処理の必
要がある。第二点目として、FFT演算処理を行う際に
受信サンプル系列上に設ける時間窓は、図4に示すよう
にガードインターバル期間内のマルチパスの影響を軽減
するため、シンボル期間の終了時点に配置されるのが望
ましい。 しかしながら、サンプリングクロック周波数
誤差やマルチパス等によって、隣り合うシンボルの信号
を含んだ位置にFFT窓を設けてしまった場合には、シ
ンボル間干渉が発生してしまう。OFDM信号によるシ
ンボル間干渉は、ガウス雑音の混入としてみなされるた
め、結果的にC/N(キャリア対雑音比:Carrier/Nois
e)の劣化として現れ、符号誤り率の劣化が生じてしま
う。 従って、受信サンプリング系列上からシンボルの
遷移時点を高精度に検出し、FFT時間窓をシンボル間
干渉が発生しないように設けるというFFT時間窓位置
制御処理の必要がある。
を複数の同期シンボル群と、それに続くデータシンボル
群としてフレームを構成する。 この同期シンボルとし
て、例えば、無信号期間のヌルシンボルや、周波数をシ
ンボル期間に渡って周波数帯域の下限から上限までスイ
ープさせるスイープシンボル等がある。上記サンプリン
グクロック再生処理、およびFFT時間窓位置制御処理
を上記同期シンボルに基づいて行う方法は、特開平7−
321762号公報に記載されており、この手段により
OFDM信号を精度良く復調することが出来る。また、
OFDM伝送はその方式上、マラソン中継等の移動体伝
送に用いられることが多い。 屋外での伝送は、その地
形に応じて送信機から直接到来する主波の他に、建物等
から反射して遅延時間を伴って到来する反射波が存在す
るマルチパス通信路が形成される。 更に、移動体伝送
においては、主波と反射波のレベルも時々刻々と変化す
るフェージング環境も発生することがある。 このよう
なマルチパスは伝送誤りを引き起こし易く、マラソン中
継においては、伝送誤りにより画像のフリーズを引き起
こしてしまうことがある。中継の信頼性を上げるために
は、伝搬路特性を観測し、伝搬路特性に基づいた伝送を
行うことは非常に有効な手段となる。伝搬路特性を観測
する手段として最も良く用いられている方法に、主波や
反射波のレベルと遅延時間を算出する遅延プロファイル
がある。 これは、上記に示したスイープシンボルと受
信サンプル系列との相互相関演算を施すことにより、精
度良く遅延プロファイルを算出することが可能である。
OFDM方式では、受信信号を精度良く復調するため、
OFDM信号に同期シンボルを付加する必要があった。
しかし、同期シンボルを付加すると、その分の伝送効
率を低下させてしまうという欠点が挙げられる。例え
ば、400シンボルに4シンボルの割合で同期シンボル
を付加した場合は、伝送効率が1%低下してしまう。ま
た、同期シンボルを用いない場合に、遅延プロファイル
を精度良く算出することは困難であり、遅延プロファイ
ルが得られたとしても、近接した遅延時間のマルチパス
を判別することは困難であった。本発明は、これらの欠
点を除去し、同期シンボルを持たないOFDM信号から
受信サンプリングクロックを再生し、正確にシンボル遷
移点を検出し、検出結果に基づいてFFT時間窓を設定
できるOFDM受信装置を提供することを目的とする。
更に、同期シンボルを用いない場合においても、遅延
プロファイルを高精度に算出することが可能なOFDM
受信装置を提供することを目的とする。
達成するため、有効シンボル期間の一部に、当該有効シ
ンボル期間の信号の一部が複写されたガードインターバ
ル期間を有するOFDM信号を受信する受信装置におい
て、当該受信信号をサンプリングした受信サンプル系列
信号と当該受信サンプル系列信号を有効シンボル期間遅
延した遅延信号との各サンプル毎の相互相関演算を施す
相関演算手段と、得られた相関演算値系列信号をシンボ
ル方向にフィルタリングする手段と、当該フィルタリン
グされた相関演算値系列信号から上記ガードインターバ
ル位置を検出するガードインターバル位置検出手段を具
備したOFDM受信装置である。また、検出したガード
インターバル位置に基づき高速フーリエ変換の時間窓の
位置を制御する手段と、フィルタリングされた相関演算
値系列信号に基づき受信サンプリングクロック周波数を
送信装置のクロック周波数に同期するよう可変制御する
手段を具備したOFDM受信装置である。また、フィル
タリングされた相関演算値系列信号に対し微分処理を行
い、遅延プロファイルを生成する手段を具備したOFD
M受信装置である。
送装置の受信装置について、図1に図示する実施形態に
より詳細に説明する。図示しない送信装置から伝送路を
経由して受信装置に到達したOFDM受信信号は、従来
の技術と同様に、IF/BB変換部11にて中間周波数
(IF)帯域の信号からベースバンド周波数帯域の信号に
変換される。 IF/BB変換部11からの出力はA/
D変換部12にてVCO1Bから供給される受信サンプ
リングクロックを用いてアナログ/ディジタル変換され
る。OFDM受信信号から復調を行うためには、上記に
述べたように、受信サンプリングクロック周波数の制
御、及びFFT時間窓位置の制御を高精度に行う必要が
ある。本発明はこれらの制御方式に係わるものであり、
以下にこれらについて説明する。A/D変換器12によ
り得られた受信サンプル系列Sは、相関演算器14及び
遅延回路13に入力され、遅延回路13の出力Dは相関
演算器14のもう一方の入力端子に接続される。 遅延
回路13では受信サンプル系列に対して有効シンボル期
間の遅延、例えば、1024サンプリングクロックの遅
延を行う。相関演算器14では、図5に示すように受信
サンプル系列Sと遅延した信号Dの各サンプル毎の相関
演算を行う。 ここで、前述のように、OFDM信号
は、有効シンボルの後端部(図5のa,b)を複写し、有
効シンボルの前端部(図5のa',b')にガードインター
バルとして付加した信号構成である。そのため、図5に
示す様に、有効シンボル期間遅延した遅延信号Dが、ガ
ードインターバル期間の信号(a',b')である時、対応
する受信サンプル値系列Sは遅延信号Dと同じ成分(a,
b)となる。従って、各サンプル毎の相関結果Cは、遅
延信号Dがガードインターバルの信号(a',b')期間で
相関係数は大きくなる。 そして、遅延信号Dがガード
インターバル期間以外の信号期間では、受信サンプル値
系列Sとは無相関な信号となるため、相関係数も小さく
なる。しかし、例えガードインターバル期間の信号であ
っても、OFDM信号の振幅分布はガウス分布に近い分
布形態であるため、受信サンプル値系列Sの信号レベル
が小さい時には相関値も小さくなり、1シンボルの相関
演算で得られた相関値Cには、OFDM信号のレベルに
より、ばらつきが存在してしまう。
きを抑えるため、相関演算器14からの相関値系列信号
Cをノイズ除去フィルタ15に入力し、ノイズ成分の除
去を行う。ノイズ除去フィルタ15は、例えば、(1/
α)倍された相関値系列信号Cに、(1−1/α)倍され
た1シンボル遅延した相関値系列信号Cを巡回的にフィ
ードバック加算する、周知のIIRフィルタである。
このノイズ除去フィルタ15により、相関演算器14か
らの相関系列出力Cをシンボル方向にフィルタリングを
行い、即ち、1シンボル遅延した相関値系列信号Cを巡
回的にフィードバック加算することにより、ノイズ成分
を除去した相関値系列Fを出力する。この様にして得ら
れた相関値系列Fは、図5に示すようにガードインター
バル期間のみ相関値レベルが大きくなる矩形波状の波形
を形成する。ノイズ除去フィルタ15からの出力Fは、
シンボルタイミング検出器16に入力され、該シンボル
タイミング検出器16で、相関値系列Fからガードイン
ターバル位置を検出する。この検出手段については、ま
ず、入力された相関値系列Fに対して所定のしきい値を
設け、相関値系列Fとこのしきい値との大小関係を比較
する。相関値系列がしきい値よりも大きなレベルである
時は、その信号がガードインターバル信号であると判断
し、その立ち上がり位置をガードインターバルの開始位
置として検出する。
号であっても、稀にノイズ等の影響により相関値がしき
い値より大きくなる場合がある。 このような時に、ガ
ードインターバル位置が誤検出されることを防ぐため、
正確にガードインターバル位置であるということを判断
する手段が必要となる。例えば、シンボルタイミング検
出器16でガードインターバル期間を特定するための判
断基準として、しきい値よりも大きな相関値信号の発生
が、数シンボルに渡って安定して検出された場合、その
位置がガードインターバル期間であると判断する。ま
た、シンボルタイミング検出器16に設けるしきい値の
算出方法としては、例えば、相関値系列の平均値を算出
し、その値の逓倍に設定する。 あるいは、受信サンプ
ル値系列の平均値を算出し、その値の逓倍に設定するこ
となどが挙げられる。ガードインターバル信号の検出結
果は、ガードインターバルの位置情報として得られ、シ
ンボルタイミング検出器16では、この位置情報に基づ
いて、図6に示すように、シンボルカウンタ19にリセ
ット信号RSを出力する。シンボルカウンタ19は、リ
セットパルスRSに基づきカウンタ値をリセットし、V
CO1Bから供給されるクロック単位でシンボル周期を
カウントする。シンボルカウンタ19からのシンボル同
期タイミングSSTは、OFDM受信装置全体のタイミ
ングを司り、FFT時間窓もシンボル同期タイミングに
基づいて設定される。シンボルタイミング検出器16で
は、一旦、リセットパルスRSが出力された(同期が取
れた)後は、ガードインターバル位置を誤検出した時に
シンボルカウンタ19がリセットされることを防ぐた
め、同期が外れるまでリセットパルスRSの出力は行わ
ないように動作する。更に、シンボルタイミング検出器
16では、受信サンプリングクロック周波数を送信クロ
ック周波数に同期させるように、VCO制御部1Aに制
御信号を出力する機能も有している。
おいて相関値系列Fから受信サンプリングクロック周波
数の制御信号を算出する方法についての実施例を説明す
る。第一の実施例は、相関値系列Fから最大値を検出
し、最大値位置を制御信号として算出するものである。
相関値系列Fではガードインターバル期間のレベルが大
きくなるため、最大値を検出することで、ガードインタ
ーバル位置をガードインターバルのサンプル数以内の精
度で検出することが出来る。また、OFDM信号はラン
ダム信号であるため、最大値として検出される位置もガ
ードインターバル期間内でランダムな位置となる。 こ
うしてシンボル毎に最大値位置の検出を行い、前シンボ
ルにて検出した最大値位置と、現在のシンボルにて算出
した最大値位置との誤差をVCO1Bへの制御情報とし
て出力する。ここで、送信装置と受信装置のクロック周
波数が同期していれば、この最大値の位置誤差の平均値
は0になるが、受信クロック周波数が送信のそれよりも
高い場合には、平均値は負の値になり、低い場合には、
逆に正の値となる。従って、この最大値位置誤差をVC
O1Bの制御情報とし、最大値位置誤差が0になるよう
に制御を行えば、受信サンプリングクロック周波数を送
信クロック周波数に同期させることが出来る。
り大きなレベルとなる相関値系列Fの両端のレベル差を
制御信号として算出するものである。上記に示したよう
に、送信装置と受信装置のクロック周波数が同期してい
ればガードインターバル期間内の相関値レベルの平均値
は等しくなる。 しかしながら、受信クロック周波数が
送信のそれよりも高い場合は、相関値系列Fの前端のサ
ンプルに無相関となる信号成分が含まれるため、相関値
レベルは小さくなる。逆に周波数が低い場合には、後端
の相関値レベルが小さくなるため、これらのサンプルの
レベルが等しくなるように制御することで、受信サンプ
リングクロック周波数制御が可能となる。以上に示した
実施例において、シンボルタイミング検出器16から出
力される制御情報はVCO制御部1Aに入力される。V
CO制御部1Aでは制御情報に基づいてVCO1Bの周
波数を制御する為、制御情報を周波数制御電圧に変換し
て出力する。以上の処理により、受信サンプリングクロ
ック周波数を送信クロック周波数に同期させることが可
能となる。
例について説明する。ノイズ除去フィルタ15の出力F
は、微分器17に入力される。 微分器17では、図7
の(a)に示すような相関値系列Fに対し、1サンプル前
の信号と現在のサンプル信号との差分を演算し、微分係
数K(図7の(b))を算出する。ここで、相関値系列信号
がガードインターバル期間になると、急激に相関値レベ
ルが大きくなるため、その時の微分係数Kは大きな値と
なる。また、マルチパスが混入した時の相関値系列F
は、図8の(a)に示すように、主波によるガードインタ
ーバル信号の相関係数と反射波によるガードインターバ
ル信号の相関係数とが合成された波形となり、その微分
係数Kも主波と反射波の切り替わり時点で大きな値(図
8の(b))を有する。微分器17からの出力Kは比較器
18に入力され、この微分係数Kから正の値を有する信
号のみを抽出し、負の値を有する信号は、所定の値(例
えば0)に変換して出力する。(図7、図8の(c)) この信号は主波と反射波の位置に、それぞれのレベルに
応じた急峻なピークが存在するため、近接した遅延時間
の反射波も区別することが可能となる。以上の処理によ
り遅延プロファイル波形を算出することで、伝搬路特性
を正確に観測することが可能となる。
装置では、同期シンボルが存在しないOFDM信号であ
っても、受信信号に対して相互相関演算を行うことで、
ガードインターバル信号を高精度に検出することが出
来、符号間干渉のないFFT時間窓を設けることが可能
となる。また、検出したガードインターバル信号から送
信装置と受信装置とのクロック周波数誤差を検出し、受
信クロック周波数を送信クロック周波数に同期させるよ
うに制御を行うことが可能となる。更に、相関波形を微
分処理することで、高精度な遅延プロファイルを提供す
ることも可能となる。
式図
イミングチャート
延プロファイルを示す模式図
ファイルを示す模式図
遅延回路、14:相関演算器、15ノイズ除去フィル
タ、16:シンボルタイミング検出器、17:微分器、
18比較器、19:シンボルカウンタ、1A:VCO制
御部、1B:VCO、1C:FFT演算部、1D:復調
部
Claims (3)
- 【請求項1】 有効シンボル期間の一部に、当該有効シ
ンボル期間の信号の一部が複写されたガードインターバ
ル期間を有する直交周波数分割多重変調信号(以下、O
FDM信号と称す)を受信する受信装置において、当該
受信信号をサンプリングした受信サンプル系列信号と当
該受信サンプル系列信号を有効シンボル期間遅延した遅
延信号との各サンプル毎の相互相関演算を施す相関演算
手段と、得られた相関演算値系列信号をシンボル方向に
フィルタリングする手段と、当該フィルタリングされた
相関演算値系列信号から上記ガードインターバル位置を
検出するガードインターバル位置検出手段を具備したこ
とを特徴とするOFDM受信装置。 - 【請求項2】 請求項1において、上記検出したガード
インターバル位置に基づき高速フーリエ変換の時間窓の
位置を制御する手段と、上記フィルタリングされた相関
演算値系列信号に基づき受信サンプリングクロック周波
数を送信装置のクロック周波数に同期するよう可変制御
する手段を具備したことを特徴とするOFDM受信装
置。 - 【請求項3】 請求項1または2において、上記フィル
タリングされた相関演算値系列信号に対して微分処理を
行い遅延プロファイルを生成する手段を具備したことを
特徴とするOFDM受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001028559A JP3768108B2 (ja) | 2001-02-05 | 2001-02-05 | Ofdm受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001028559A JP3768108B2 (ja) | 2001-02-05 | 2001-02-05 | Ofdm受信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002232389A true JP2002232389A (ja) | 2002-08-16 |
JP3768108B2 JP3768108B2 (ja) | 2006-04-19 |
Family
ID=18893038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001028559A Expired - Lifetime JP3768108B2 (ja) | 2001-02-05 | 2001-02-05 | Ofdm受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3768108B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007123968A (ja) * | 2005-10-25 | 2007-05-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Ofdm通信装置 |
JP2008131309A (ja) * | 2006-11-20 | 2008-06-05 | Sharp Corp | Ofdm復調装置及びofdm復調方法 |
US7462680B2 (en) | 2003-07-30 | 2008-12-09 | Bayer Materialscience Ag | Binder combinations for highly resistant plastic paints |
US7555072B2 (en) | 2005-01-03 | 2009-06-30 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method and circuit for detecting guard intervals in OFDM communication systems |
US7570577B2 (en) | 2005-09-13 | 2009-08-04 | Nec Corporation | Apparatus, method, and program for detecting communication parameter |
US7756209B2 (en) | 2006-11-03 | 2010-07-13 | Nec Corporation | Apparatus, method, and program for identifying modulation mode |
US8411767B2 (en) | 2002-05-02 | 2013-04-02 | University Of South Australia | Filter structure for iterative signal processing |
-
2001
- 2001-02-05 JP JP2001028559A patent/JP3768108B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8411767B2 (en) | 2002-05-02 | 2013-04-02 | University Of South Australia | Filter structure for iterative signal processing |
US8964865B2 (en) | 2002-05-02 | 2015-02-24 | Cohda Wireless Pty Ltd | Filter structure for iterative signal processing |
USRE48314E1 (en) | 2003-07-24 | 2020-11-17 | Cohda Wireless Pty. Ltd | Filter structure for iterative signal processing |
US7462680B2 (en) | 2003-07-30 | 2008-12-09 | Bayer Materialscience Ag | Binder combinations for highly resistant plastic paints |
US7555072B2 (en) | 2005-01-03 | 2009-06-30 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method and circuit for detecting guard intervals in OFDM communication systems |
US7570577B2 (en) | 2005-09-13 | 2009-08-04 | Nec Corporation | Apparatus, method, and program for detecting communication parameter |
JP2007123968A (ja) * | 2005-10-25 | 2007-05-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Ofdm通信装置 |
US7756209B2 (en) | 2006-11-03 | 2010-07-13 | Nec Corporation | Apparatus, method, and program for identifying modulation mode |
JP2008131309A (ja) * | 2006-11-20 | 2008-06-05 | Sharp Corp | Ofdm復調装置及びofdm復調方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3768108B2 (ja) | 2006-04-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4043335B2 (ja) | 受信装置 | |
US6584164B1 (en) | Method for forming a training sequence | |
JP4920828B2 (ja) | 直交周波数分割多重システムにおけるサンプリングオフセット補正 | |
US6704374B1 (en) | Local oscillator frequency correction in an orthogonal frequency division multiplexing system | |
EP1624602B1 (en) | Demodulation device and demodulation method | |
US7388922B2 (en) | Receiver | |
Santella | A frequency and symbol synchronization system for OFDM signals: architecture and simulation results | |
JP2002511711A (ja) | 多重搬送波復調システムにおいて精細な周波数同期を行うための方法および装置 | |
KR101468514B1 (ko) | 통신 시스템에서의 잔류 주파수 에러를 추정하는 방법 및 장치 | |
JPH098765A (ja) | 周波数補正装置 | |
JP2000151546A (ja) | Ofdm通信装置及び方法 | |
JP3768108B2 (ja) | Ofdm受信装置 | |
JP3993441B2 (ja) | Ofdm信号受信装置 | |
GB2365714A (en) | Minimising effects of inter-symbol interference in receiver | |
JP2000201131A (ja) | Ofdm通信装置 | |
JP4684308B2 (ja) | 復調装置 | |
JP2000165338A (ja) | Ofdm受信装置 | |
Nahm et al. | A synchronization scheme for multi-carrier CDMA systems | |
JP2000138647A (ja) | ディジタル伝送装置 | |
JPH10308716A (ja) | 受信装置および受信方法 | |
JP3859538B2 (ja) | 伝送状態検出方法 | |
JP2004088662A (ja) | 直交マルチキャリア信号伝送方式のシンボル同期タイミング検出方法および装置 | |
JP4279098B2 (ja) | 雑音低減回路及び遅延プロファイル生成方法 | |
JP2006157762A (ja) | 受信装置 | |
JP2004088661A (ja) | 直交マルチキャリア信号伝送方式の周波数オフセット推定方法および装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040227 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050815 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051024 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051226 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060130 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060131 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3768108 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100210 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100210 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110210 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120210 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120210 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130210 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130210 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140210 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |