JP2002232247A - 適応音質音量制御装置、並びに、適応音質音量制御装置を用いた音響装置、通信端末装置および情報端末装置 - Google Patents

適応音質音量制御装置、並びに、適応音質音量制御装置を用いた音響装置、通信端末装置および情報端末装置

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JP2002232247A
JP2002232247A JP2001028592A JP2001028592A JP2002232247A JP 2002232247 A JP2002232247 A JP 2002232247A JP 2001028592 A JP2001028592 A JP 2001028592A JP 2001028592 A JP2001028592 A JP 2001028592A JP 2002232247 A JP2002232247 A JP 2002232247A
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source signal
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JP2001028592A
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English (en)
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Atsunobu Murase
敦信 村瀬
Kazuhiro Nakamura
一啓 中村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 音源信号のレベルが急激に変化した場合で
も、聴感上自然に聴くことのできる適応音質音量制御装
置を提供すること。 【解決部】 音質音量制御装置30は、音源信号が拡声さ
れる周囲の音声を集音するマイクロホン36と、マイクロ
ホン36によって集音された集音信号および音源信号に基
づいて信号レベル調整部33および周波数特性調整部32の
調整量を所定の時間毎に算出して制御を行う制御部40
と、音源信号の信号レベルの変化を検出する音源信号レ
ベル変動検出部50と、音源信号レベル変動検出部50によ
って検出した前記音源信号の信号レベルの変化に基づい
て制御部40の動作時間間隔を制御する動作時間間隔算出
部51とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声信号の拡声を
行う周囲の騒音レベルに基づいて、拡声時の音声信号の
音量レベルおよび周波数特性を制御する適応音質音量制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビ、ラジオ、CDおよびアナ
ウンスなどの音声信号をスピーカなどによって拡声する
際に、周囲騒音レベルに応じて自動的に信号レベルを調
整する試みが種々行われてきた。また、カーステレオの
発展に伴い、自動車など車内において音声信号を再生し
ているときに車内外の騒音レベルを把握して再生信号レ
ベルを調整し、聴き易い状態を維持する試みがなされて
いる。
【0003】この種の音響再生装置の自動音量制御を行
うものに、特開昭55−30240号公報、特開平6−
334457号公報、特開平9−148867号公報な
どに開示されているものがあり、図8に、上記公報にお
ける従来の騒音によるマスキングを補償して音響再生す
る適応音質音量制御装置における構成例のブロック図を
示す。
【0004】図8に示す適応音質制御装置1は、CDプ
レーヤ、カセットテープ、ラジオ、またはアナウンスな
どの音源に基づいて音源信号を出力する音源部2と、イ
コライザなどによって音源部2から出力された音源信号
の所定の周波数毎のゲインを調整する周波数特性調整部
3と、ボリュームなどを有し、周波数のゲインが調整さ
れた音源信号の音量を調整する音量調整部4と、音量調
整された音源信号を所定の信号レベルに増幅する増幅器
5と、増幅された音源信号を拡声するスピーカ6と、ス
ピーカ6の近傍に配設され、スピーカ6から出力された
拡声音および周囲の騒音を集音するマイクロホン7と、
音源部2およびマイクロホン7から出力された信号に基
づいて、周波数特性調整部3および音量調整部4を制御
する制御部10とを備えている。
【0005】また、制御部10は、マイクホン7から出力
された信号(以下、集音信号という)を分析するマイク
信号分析部11と、音源部2から出力された音源信号の分
析を行う音源信号分析部12と、分析された集音信号およ
び音源信号に基づいて騒音信号を算出する騒音信号算出
部13と、分析された音源信号および騒音信号に基づいて
周波数特性調整部3および音量調整部4を調整する基に
なる補償量を算出する補償量算出部14と、補償量に基づ
いて周波数特性調整部3および音量調整部4を制御する
調整量を算出する調整量更新部15とから構成されてい
る。
【0006】マイクロホン7は、任意の場所に配設され
たスピーカ6から拡声された拡声音を受聴する場所近傍
に配設され、スピーカ21によって拡声された拡声音およ
びマイクロホン7の周囲騒音を集音するようになってお
り、受聴場所における周囲騒音と相関の高い騒音を検出
できるようになっている。
【0007】マイク信号分析部11には、マイクロホン7
によって集音された集音信号が入力されるようになって
いるため、受聴場所における周囲騒音と相関の高い信号
が入力されるようになっており、この入力された信号に
基づいて所定の周波数帯域毎における信号のレベル成分
(以下、マイク信号成分レベルという)を算出するよう
になっている。
【0008】音源信号分析部12は、音源部2から出力さ
れた音源信号が入力されるようになっており、この入力
された音源信号の所定の周波数帯域毎の信号成分レベル
を算出するようになっている。
【0009】騒音信号算出部13には、音源信号分析部12
から出力された音源信号成分レベルとマイク信号分析部
11から出力されたマイク信号成分レベルが入力されるよ
うになっており、騒音信号算出部13は、入力された音源
信号成分レベルおよびマイク信号成分レベルに基づいて
所定の演算を行い、騒音信号成分レベルを算出するよう
になっている。
【0010】補償量算出部14には、音源信号分析部12に
よって算出された音源信号成分レベルと騒音信号算出部
13によって算出された騒音信号成分レベルが入力される
ようになっており、補償量算出部14は、入力された音源
信号成分レベルおよび騒音信号成分レベルに基づいて一
定時間間隔毎の補償量を算出するようになっている。例
えば、補償量算出部14は、騒音信号レベル成分による音
源信号レベル成分のマスキング量または騒音信号レベル
成分と音源信号レベル成分のエネルギ比によって一定時
間間隔毎の補償量を算出するようになっている。
【0011】調整量更新部15には、補償量算出部14によ
って算出された補償量が入力されるようになっており、
調整量更新部15は、この入力された補償量に基づいて周
波数特性調整部3および音量調整部4を制御する調整量
を算出するようになっている。
【0012】以上のように、適応音質音量制御装置1
は、音源信号の特性および周囲騒音の特性に基づいて、
音源信号の周波数特性および音量を制御することができ
るようになっており、周囲騒音が存在しても、また、周
囲騒音の特性が変化しても、周囲騒音がないときと同じ
音の大きさで聞こえるように再生することができるよう
になっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の適応音質音量制御装置であっては、音源信号のレベ
ルが緩やかに変化する場合は聴感上自然に聴こえるが、
音源信号がBGMからアナウンスに切り替わったときな
ど、音源信号のレベルが急激に変化した場合に、音質お
よび音量の調整が間に合わず、特に、調整量が大きすぎ
る場合など耳障りであり、聴感上不自然になってしまう
という問題を有していた。
【0014】本発明は、このような従来の問題を解決す
るためになされたものであり、音源信号のレベルが急激
に変化した場合でも、聴感上自然に聴くことのできる適
応音質音量制御装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の適応音質音量制御装置は、入力された音源
信号の信号レベルを調整する信号レベル調整手段と、前
記音源信号の周波数特性を調整する周波数特性調整手段
と、前記音源信号の信号レベルの変化を検出する信号レ
ベル検出手段と、前記音源信号が拡声される周囲の音で
集音された集音信号および前記入力された音源信号に基
づいて前記音源信号が拡声される周囲の騒音レベルを検
出する騒音レベル検出手段と、前記信号レベル検出手段
によって検出した前記音源信号の信号レベルの変化およ
び前記騒音レベル検出手段によって検出された前記騒音
レベルに基づいて前記信号レベル調整手段および前記周
波数特性調整手段を制御する制御手段と備えた構成を有
している。
【0016】この構成により、本発明の適応音質音量制
御装置は、音源信号と集音信号に基づいて音源信号が拡
声される周囲の騒音レベルを算出するとともに、この騒
音レベルと信号レベル検出手段によって検出した音源信
号の信号レベルの変化に基づいて信号レベル調整手段お
よび周波数特性調整手段を制御する。
【0017】したがって、音源信号の信号レベルが急激
に変化したとしても、この変化に対応させて音源信号の
音量および周波数特性を調整することができるととも
に、音源信号を拡声する周囲の騒音を考慮してこの音源
信号の音量および周波数特性を調整することができるの
で、聴感上自然に聴くことのできる音源信号を出力する
ことができる。
【0018】また、本発明の適応音質音量制御装置は、
前記制御手段が、前記音源信号の信号レベルおよび前記
騒音レベルに基づいて前記信号レベル調整手段および前
記周波数特性調整手段の調整量を算出して前記信号レベ
ル調整手段および前記周波数特性調整手段をそれぞれ制
御するとともに、前記信号レベル検出手段によって検出
された前記音源信号の信号レベルに基づいて前記調整量
の算出時間間隔を設定する設定手段を設けた構成を有し
ている。
【0019】この構成により、本発明の適応音質音量装
置は、音源信号および騒音信号によって信号レベル調整
手段および周波数特性調整手段の調整量を算出し、この
調整量によって各信号レベル調整手段および周波数特性
調整手段を制御するとともに、音源信号の信号レベルに
基づいて、この調整量を算出する時間間隔を設定する。
【0020】したがって、音源信号のレベルが緩やかに
変化する場合は、調整量を算出する時間間隔を長くする
とともに、音源信号の信号レベルが急激に変化した場合
に調整量算出手段の動作時間間隔を短くすることができ
るので、音質および音量の調整が遅れることなく、信号
レベル調整手段および周波数特性調整手段を制御でき、
聴感上自然に聴くことのできる音源信号を出力すること
ができる。
【0021】また、本発明の適応音質音量制御装置は、
前記制御手段が、前記音源信号の信号レベルおよび前記
騒音レベルに基づいて前記信号レベル調整手段および前
記周波数特性調整手段の調整量を算出して前記信号レベ
ル調整手段および前記周波数特性調整手段をそれぞれ制
御し、かつ、前記信号レベル検出手段によって検出され
た前記音源信号の信号レベルに基づいて前記調整量を予
め設定された値に変更する構成を有している。
【0022】この構成により、本発明の適応音質音量制
御装置は、音源信号および騒音信号によって信号レベル
調整手段および周波数特性調整手段の調整量を算出し、
この調整量によって各信号レベル調整手段および周波数
特性調整手段を制御するとともに、音源信号の信号レベ
ルに基づいて、この調整量を予め設定した調整量に変更
する。
【0023】したがって、音源信号の信号レベルが急激
に変化したとしても、信号レベル調整手段および周波数
特性調整手段を調整する調整量を大きすぎないように変
更することができるので、聴感上自然に聴くことのでき
る音源信号を出力することができる。
【0024】また、本発明の適応音質音量制御装置は、
前記制御手段が、前記音源信号の信号レベルおよび前記
騒音レベルに基づいて前記信号レベル調整手段および前
記周波数特性調整手段の調整量を算出して前記信号レベ
ル調整手段および前記周波数特性調整手段をそれぞれ制
御し、かつ、前記信号レベル検出手段によって検出され
た前記音源信号の信号レベルに基づいて前記調整量を予
め設定した値に変更するとともに、前記信号レベル検出
手段によって検出された前記音源信号の信号レベルに基
づいて前記調整量の算出時間間隔を設定する設定手段を
設けた構成を有している。
【0025】この構成により、本発明の適応音質音量装
置は、音源信号および騒音信号によって信号レベル調整
手段および周波数特性調整手段の調整量を算出し、この
調整量によって各信号レベル調整手段および周波数特性
調整手段を制御するとともに、音源信号の信号レベルに
基づいて、この調整量を算出する時間間隔の設定および
調整量を予め設定した値に変更を行う。
【0026】したがって、音源信号のレベルが緩やかに
変化する場合は、調整量を算出する時間間隔を長くする
とともに、音源信号の信号レベルが急激に変化した場合
に調整量算出手段の動作時間間隔を短くすることができ
るので、音質および音量の調整が遅れることなく、信号
レベル調整手段および周波数特性調整手段を制御でき、
聴感上自然に聴くことのできる音源信号を出力すること
ができるとともに、音源信号の信号レベルが急激に変化
したとしても、信号レベル調整手段および周波数特性調
整手段を調整する調整量を大きすぎないように変更する
ことができるので、聴感上自然に聴くことのできる音源
信号を出力することができる。
【0027】また、本発明の適応音質音量制御装置は、
前記音源信号および前記集音信号をデジタル信号に変換
する信号変換手段を設け、前記音源信号における前記信
号レベルの調整および前記周波数特性の調整、前記騒音
レベルの検出並びに前記信号レベル調整手段および前記
周波数特性調整手段の制御を前記デジタル信号によって
処理する構成を有している。
【0028】この構成により、本発明の適応音質音量制
御装置は、デジタル信号によって音源信号と集音信号に
基づいて音源信号が拡声される周囲の騒音レベルを算出
するとともに、この騒音レベルと信号レベル検出手段に
よって検出した音源信号の信号レベルの変化に基づいて
信号レベル調整手段および周波数特性調整手段を制御す
る。
【0029】したがって、プログラムによって騒音レベ
ルの算出並びに信号レベル調整手段および周波数特性調
整手段を制御などの各種の信号処理を行うことができ
る。
【0030】また、本発明の音響装置は、請求項1乃至
5記載の適応音質音量制御装置と、音源信号を前記適応
音質音量制御装置に出力する音源信号出力手段と、前記
適応音質音量制御装置から出力された音声信号を拡声す
るスピーカと、前記適応音質音量制御装置を操作する操
作手段とを備えた構成を有している。
【0031】この構成により、本発明の音響装置は、音
源信号の信号レベルおよび周波数特性を請求項1乃至5
記載の適応音質音量制御装置によって調整し、この調整
した音源信号をスピーカから出力する。
【0032】したがって、音響装置を使用している周辺
の騒音が変化したとしても、スピーカから拡声された音
楽または音声の音質、音量も変化するので、例えば、騒
音が大きい場合は、音量も大きくなり、また、騒音が小
さい場合は、音量は適正なレベルになるので、操作者
は、スピーカから聴感上自然に聴くことのできる。
【0033】また、本発明の通信端末装置は、請求項1
乃至5記載の適応音質音量制御装置と、少なくとも音声
信号を含む信号を受信し、前記受信した音声信号を前記
適応音質音量制御装置に出力するとともに、前記適応音
質音量制御装置が有するマイクロホンに入力された音声
信号を送信する送受信手段と、前記適応音質音量制御装
置から出力された音声信号を拡声するスピーカとを備え
た構成を有している。
【0034】この構成により、本発明の通信端末装置
は、受信した音声信号の信号レベルおよび周波数特性を
適応音質音量制御装置によって調整し、この調整した音
声信号をスピーカから出力するとともに、請求項1乃至
5記載の適応音質音量制御装置のマイクロホンから入力
された操作者の音声を送受信手段に入力し、相手先に送
信する。
【0035】したがって、通信端末装置を使用している
周辺の騒音が変化したとしても、スピーカから拡声され
た音声の音質、音量も変化するので、例えば、騒音が大
きい場合は、音量も大きくなり、また、騒音が小さい場
合は、音量は適正なレベルになるので、操作者は、スピ
ーカから聴感上自然に聴くことができる。
【0036】また、本発明の情報端末装置は、請求項1
乃至5記載の適応音質音量制御装置と、音声データを所
定の信号に変換して前記適応音質音量制御装置に出力す
るインターフェースと、前記適応音質音量制御装置から
出力された音声信号を拡声するスピーカとを備えた構成
を有している。
【0037】この構成により、本発明の情報端末装置
は、音声データをスピーカから主筒力するときの信号レ
ベルおよび周波数特性を請求項1乃至5記載の適応音質
音量制御装置によって調整し、この調整した音源信号を
スピーカから出力する。
【0038】したがって、情報端末装置を使用している
周辺の騒音が変化したとしても、スピーカから拡声され
た音楽または音声の音質、音量も変化するので、例え
ば、騒音が大きい場合は、音量も大きくなり、また、騒
音が小さい場合は、音量は適正なレベルになるので、操
作者は、スピーカから聴感上自然に聴くことのできる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を用いて説明する。
【0040】〔第1実施形態〕図1は、本発明に係る適
応音質音量制御装置、並びに、適応音質音量制御装置を
用いた音響装置、通信端末装置および情報端末装置の第
1実施形態を示す図であり、本実施形態は、適応音質音
量制御装置の実施形態である。
【0041】また、本実施形態の適応音質音量制御装置
は、BGM、アナウンスを拡声する拡声システム若しく
はカーステレオなどの音響装置、携帯電話などの通信端
末装置、または、パーソナルコンピュータなどの情報端
末装置などに適用される。
【0042】まず、構成について説明する。
【0043】図1に示す適応音質音量制御装置30は、C
Dプレーヤ、カセットテープ、ラジオまたはアナウンス
などの音源部31から出力された音源信号をイコライザな
どによって所定の周波数毎のゲインを調整する周波数特
性調整部32と、ボリュームを有し、周波数のゲインが調
整された音源信号の音量を調整する音量調整部33と、音
量調整された音源信号を所定の信号レベルに増幅する増
幅器34とを備え、増幅された音源信号をスピーカ35に出
力するようになっている。
【0044】このため、音源部31から出力された音源信
号は、所定の周波数毎にゲインが調整されるとともに、
信号レベルが調整されてスピーカ35から拡声されるよう
になっている。
【0045】また、適応音質音量制御装置30は、スピー
カ35の近傍に配設されたマイクロホン36と、マイクロホ
ン36によって集音された音声信号(以下、集音信号とい
う)および音源部31から出力された信号に基づいて、周
波数特性調整部32および音量調整部33を制御する制御部
40と、音源部31から出力された音源信号の信号レベルの
急激な変化を検出する音源信号レベル変動検出部50と、
音源信号レベル変動検出部50の検出結果に基づいて、制
御部40の動作時間間隔を制御する動作時間間隔算出部51
とから構成される。
【0046】マイクロホン36は、任意の場所に配設され
たスピーカ35から拡声された拡声音を受聴する場所の近
傍に配設され、スピーカ35によって拡声された拡声音お
よびマイクロホン36の周囲騒音を集音するようになって
おり、受聴場所における周囲騒音と相関の高い騒音を検
出できるようになっている。
【0047】制御部40には、マイクロホン36から出力さ
れた集音信号および音源部31から出力された音源信号が
入力されるとともに、制御部40は、動作時間間隔算出部
51によって動作時間間隔が制御されるようになってお
り、この動作時間間隔に基づいて集音信号および音源信
号から周波数特性調整部32および音量調整部33を制御す
る調整量を算出するようになっている。
【0048】この制御部40は、マイクホン36から出力さ
れた集音信号を分析するマイク信号分析部41と、音源部
31から出力された音源信号の分析を行う音源信号分析部
42と、分析された集音信号および音源信号に基づいて騒
音信号を算出する騒音信号算出部43と、分析された音源
信号および騒音信号に基づいて周波数特性調整部32およ
び音量調整部33を調整する基になる補償量を算出する補
償量算出部44と、補償量に基づいて周波数特性調整部32
および音量調整部33を制御する調整量を算出する調整量
更新部45とを備えている。
【0049】マイク信号分析部41には、マイクロホン36
によって集音された集音信号が入力されるようになって
いるため、受聴場所における周囲騒音と相関の高い信号
が入力されるようになっており、この入力された信号に
基づいて所定の周波数帯域毎におけるマイク信号成分レ
ベルを算出するようになっている。また、マイク信号分
析部41は、この算出したマイク信号成分レベルを騒音信
号算出部43に出力するようになっている。
【0050】音源信号分析部42は、音源部31から出力さ
れた音源信号が入力されるようになっており、この入力
された音源信号の所定の周波数帯域毎の信号成分レベル
を算出するようになっている。また、音源信号分析部42
は、この算出した各周波数帯域毎の音源信号成分レベル
を騒音信号算出部43および補償量算出部44に出力するよ
うになっている。
【0051】騒音信号算出部43には、音源信号分析部42
から出力された音源信号成分レベルとマイク信号分析部
41から出力されたマイク信号成分レベルが入力されるよ
うになっており、騒音信号算出部43は、入力された音源
信号成分レベルおよびマイク信号成分レベルに基づいて
所定の演算を行い、騒音信号成分レベルを算出するよう
になっている。
【0052】マイクロホン36によって集音された集音信
号には、周囲騒音とともに再生あるいは拡声中の音源信
号も含まれているので、例えば、騒音信号算出部43で
は、マイク信号分析部41によって算出された所定の周波
数帯域毎のマイク信号成分レベルから音源信号分析部42
によって算出された音源信号成分レベルを減算すること
によって騒音信号レベルを算出できるようになってい
る。また、騒音信号算出部43は、算出した騒音信号成分
レベルを補償量算出部44に出力するようになっている。
【0053】なお、騒音信号算出部43は、音源信号成分
レベルを減算して騒音信号成分レベルを算出するとき、
現在の制御状態、すなわち、周波数特性調整部32および
音量調整部33の調整量を考慮して算出するようになって
いる。
【0054】補償量算出部44には、音源信号分析部44に
よって算出された音源信号成分レベルと騒音信号算出部
43によって算出された騒音信号成分レベルが入力される
ようになっており、補償量算出部44は、入力された音源
信号成分レベルおよび騒音信号成分レベルに基づいて一
定時間間隔毎の補償量を算出するようになっている。例
えば、補償量算出部44は、騒音信号レベル成分による音
源信号レベル成分のマスキング量または騒音信号レベル
成分と音源信号レベル成分のエネルギ比によって一定時
間間隔毎の補償量を算出するようになっている。
【0055】調整量更新部45には、補償量算出部44によ
って算出された補償量が入力されるようになっており、
調整量更新部45は、この入力された補償量に基づいて周
波数特性調整部32および音量調整部33を制御する調整量
を算出するとともに、算出した調整量によって周波数特
性調整部32および音量調整部33を制御するようになって
いる。
【0056】なお、音源信号分析部42およびマイク信号
分析部41によって一定時間間隔で分析された補償量は時
間的に変動するため、その補償量をそのまま周波数特性
調整部32および音量調整部33の調整量とすると、調整量
の更新の前後で聴感上不自然になってしまう。また、こ
の補償量算出の時間間隔が長いと、周波数特性調整部32
および音量調整部33における音質および音量の調整が遅
れることになり、その逆に時間間隔が短くなると、調整
後の音源がゆらいで知覚されてしまう。したがって、制
御部40の動作時間間隔を数十ミリ秒から数秒と長めに設
定することとしている。この結果、調整量更新部45は、
例えば、補償量算出部44の出力信号の積分、平均または
LPFにより周波数特性調整部32および音量調整部33の
調整が滑らかに更新されるよう補正量に基づいて更新量
を算出し、この算出した調整量を周波数特性調整部32お
よび音量調整部33に出力して制御するようになってい
る。
【0057】音源信号レベル変動検出部50には、音源部
31から出力された音源信号が入力されるようになってお
り、音源信号レベル変動検出部50は、音源信号の信号レ
ベルが急激に変化したとき、このレベル変化を検出して
レベル変化が生じた旨を動作時間間隔算出部51に通知す
るようになっている。
【0058】動作時間間隔算出部51に、音源信号の信号
レベルが急激に変化した旨の検出結果が入力されたと
き、予め設定された所定の期間において、制御部40全体
の動作時間間隔を短く設定するようになっている。した
がって、音源信号の信号レベルが急激に変化した場合、
制御部40の動作時間間隔が短くなるので、調整量更新部
45における周波数特性調整部32および音量調整部33に出
力する調整量の算出時間間隔が短縮されるようになって
いる。
【0059】次に、本実施形態において、音源信号の信
号レベルが急激に変化した場合の動作について説明す
る。なお、予め音源部31から音源信号が出力されている
ものとする。
【0060】まず、音源部31において、音源がBGMか
らアナウンスに変わるなど音源信号レベルが急激に変化
すると、音源信号レベル変動検出部50は音源信号レベル
が急激に変化したことを検出し、動作時間間隔算出部51
に通知する。次いで、動作時間間隔算出部51は、音源信
号レベル変動検出部50からの通知に基づいて、一定の期
間、制御部の動作時間間隔を通常の動作時より短くす
る。
【0061】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、音源信号の信号レベルの急激な変化を検出すること
によって、動作時間間隔算出部51が音源信号の信号レベ
ルの変化に基づいて制御部の動作する時間間隔を設定す
ることができるので、音源信号のレベルが緩やかに変化
する場合は、制御部40の動作時間間隔を長くするととも
に、音源信号の信号レベルが急激に変化した場合に制御
部の動作時間間隔を短くすることができる。したがっ
て、音質および音量の調整が遅れることなく、信号レベ
ル調整部および周波数特性調整部を制御でき、聴感上自
然に聴くことのできる音源信号を出力することができ
る。
【0062】〔第2実施形態〕図2は、本発明に係る適
応音質音量制御装置、並びに、適応音質音量制御装置を
用いた音響装置、通信端末装置および情報端末装置の第
2実施形態を示す図であり、本実施形態は、適応音質音
量制御装置の実施形態である。
【0063】また、本実施形態の適応音質音量制御装置
は、BGM、アナウンスを拡声する拡声システム若しく
はカーステレオなどの音響装置、携帯電話などの通信端
末装置、または、パーソナルコンピュータなどの情報端
末装置などに適用される。
【0064】なお、本実施形態は、第1実施形態におい
て、音源信号の信号レベルの変動に基づいて、制御部の
動作時間を設定する点に代えて、調整量更新部の調整量
を制御する点に特徴があり、その他の構成は、第1実施
形態と同様であるため、同一部材には同一番号を付して
説明を省略する。
【0065】まず、構成を説明する。
【0066】図2に示す適応音質音量制御装置60は、ス
ピーカ35の近傍に配設されたマイクロホン36と、マイク
ロホン36によって集音された集音信号および音源部31か
ら出力された信号に基づいて、周波数特性調整部32およ
び音量調整部33を制御する制御部40と、音源部31から出
力された音源信号の信号レベルの急激な変化を検出する
音源信号レベル変動検出部50と、音源信号の信号レベル
の変動に基づいて調整量更新部45を制御して調整量更新
部45が周波数特性調整部32および音量調整部33に出力す
る調整量を予め設定された値に設定する調整量変更部52
とを有している。
【0067】調整量変更部52は、音源信号の信号レベル
が急激に変化した旨の検出結果が入力されたとき、予め
設定された調整量を出力するよう調整量更新部45を制御
するようになっている。予め設定する調整量としては、
調整量が大きすぎて聴感上不自然にならないように、例
えば、制御しない状態と同様な出力レベルを有する値、
すなわち、音源信号がそのまま出力されるような値に設
定するようになっている。
【0068】次に、本実施形態において、音源信号の信
号レベルが急激に変化した場合の動作について説明す
る。
【0069】まず、音源部31において、音源がBGMか
らアナウンスに変わるなど音源信号レベルが急激に変化
すると、音源信号レベル変動検出部50は、音源信号レベ
ルが急激に変化したことを検出し、この旨を調整量変更
部52に通知する。次いで、調整量変更部52は、調整量更
新部45によって算出される調整量を予め設定された値に
設定し、次いで、この値を調整量として周波数特性調整
部32および音量調整部33に出力して制御する。
【0070】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、音源レベル変動検出部50によって音源信号の信号レ
ベルの急激な変化を検出することができ、調整量変更部
52が音源信号の信号レベルの変化に基づいて調整量更新
部が算出した調整量を予め設定された値に設定すること
ができるので、音源信号の信号レベルの急激な変化が検
出されると、調整量が大きすぎないように調整量を変更
することができ、聴感上自然に聴くことのできる音源信
号を出力することができる。
【0071】〔第3実施形態〕図3は、本発明に係る適
応音質音量制御装置、並びに、適応音質音量制御装置を
用いた音響装置、通信端末装置および情報端末装置の第
3実施形態を示す図であり、本実施形態は、適応音質音
量制御装置の実施形態である。
【0072】また、本実施形態の適応音質音量制御装置
は、BGM、アナウンスを拡声する拡声システム若しく
はカーステレオなどの音響装置、携帯電話などの通信端
末装置、または、パーソナルコンピュータなどの情報端
末装置などに適用される。
【0073】なお、本実施形態は、第1実施形態に、音
源信号の信号レベルの変動に基づいて、調整量更新部の
調整量を制御する調整量変更部を設けた点に特徴があ
り、この調整量変更部は、第2実施形態と同様の構成で
ある。その他の構成は、第1実施形態と同様であるた
め、同一部材には同一番号を付して説明を省略する。
【0074】図3に示す適応音質音量制御装置70は、C
Dプレーヤ、カセットテープ、ラジオまたはアナウンス
などの音源部31から出力された音源信号をイコライザな
どによって所定の周波数毎のゲインを調整する周波数特
性調整部32と、ボリュームなどから構成され、周波数の
ゲインが調整された信号の音量を調整する音量調整部33
と、音量調整された信号を所定の信号レベルを所定のレ
ベルに増幅してスピーカ35に出力する増幅器34と、スピ
ーカ35の近傍に配設されたマイクロホン36と、マイクロ
ホン36によって集音された集音信号および音源部31から
出力された信号に基づいて、周波数特性調整部32および
音量調整部33を制御する制御部40と、音源部31から出力
された音源信号の信号レベルの急激な変化を検出する音
源信号レベル変動検出部50と、音源信号レベル変動検出
部50の検出結果に基づいて、制御部40の動作時間間隔を
制御する動作時間間隔算出部51と、音源信号レベル変動
検出部50の検出結果に基づいて、調整量更新部45を制御
して調整量更新部45が周波数特性調整部32および音量調
整部33に出力する調整量を予め設定された値に設定する
調整量変更部52とから構成される。
【0075】次に、本実施形態において、音源信号レベ
ルが急激に変化した場合の動作について説明する。
【0076】まず、音源部31において、音源がBGMか
らアナウンスに変わるなど音源信号レベルが急激に変化
すると、音源信号レベル変動検出部50は音源信号レベル
が急激に変化したことを検出し、動作時間間隔算出部51
および調整量変更部52に通知する。次いで、調整量変更
部52は、調整量更新部45によって算出される調整量を予
め設定された値に設定し、次いで、この値を調整量とし
て周波数特性調整部32および音量調整部33に出力して制
御する。また、動作時間間隔算出部51は、音源信号レベ
ル変動検出部70からの通知に基づいて、一定の期間にお
いて、制御部の動作時間間隔を通常の動作時より短くす
る。
【0077】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、第1実施形態の効果に加え、音源信号の信号レベル
の急激な変化を検出することができ、調整量変更部52が
音源信号の信号レベルの変化に基づいて調整量更新部が
算出した調整量を予め設定された値に設定することがで
きるので、音源信号の信号レベルの急激な変化が検出さ
れると、調整量が大きすぎないように調整量を変更する
ことができ、聴感上自然に聴くことのできる音源信号を
出力することができる。
【0078】〔第4実施形態〕図4は、本発明に係る適
応音質音量制御装置、並びに、適応音質音量制御装置を
用いた音響装置、通信端末装置および情報端末装置の第
4実施形態を示す図であり、本実施形態は、適応音質音
量制御装置の実施形態である。
【0079】また、本実施形態の適応音質音量制御装置
は、BGM、アナウンスを拡声する拡声システム若しく
はカーステレオなどの音響装置、携帯電話などの通信端
末装置、または、パーソナルコンピュータなどの情報端
末装置などに適用される。
【0080】なお、本実施形態は、第1実施形態乃至第
3実施形態の何れかにおける制御部の制御動作をデジタ
ル信号処理によって行う点に特徴があり、その他の構成
は、第1実施形態、第2実施形態および第3実施形態と
同様であるため、同一部材には同一番号を付して説明を
省略する。
【0081】図4に示す適応音質音量制御装置80は、C
Dプレーヤ、カセットテープ、ラジオまたはアナウンス
などの音源部31から出力された音源信号をデジタル信号
に変換するアナログ/デジタル(以下、A/Dという)
変換部81と、インターフェース(以下、I/Fという)
82を介して、デジタル変換されたの所定の周波数毎のゲ
インの調整および音量調整を行う信号処理部83と、信号
処理されたデジタル信号をアナログ信号に変換するデジ
タル/アナログ(以下、D/Aという)変換部84と、ア
ナログ信号に変換された信号を所定の信号レベルに増幅
してスピーカ35に出力する増幅器34と、スピーカ35の近
傍に配設されたマイクロホン36と、マイクロホン36によ
って集音された音声信号をデジタル信号に変換するA/
D変換部85とを備えている。
【0082】各A/D変換部81、85には、音源部31から
出力された音源信号およびマイクロホン36から出力され
た集音信号がそれぞれ入力されるようになっており、各
A/D変換部81、85は、入力された信号をデジタル信号
に変換して信号処理部83に出力するようになっている。
【0083】信号処理部83には、音源信号および集音信
号の各デジタル信号に変換された信号が入力されるよう
になっており、上述した第1実施形態から第3実施形態
の何れかにおいて示した動作をデジタル信号処理によっ
て行うようになっている。具体的には、音源信号および
集音信号に基づいて、騒音信号を算出し、音源信号の信
号レベルの調整および周波数のゲイン調整を行うように
なっている。
【0084】信号処理部83は、上述の信号処理を行うた
め、ブートプログラム等が格納されるROM(Read Onl
y Memory)86と、メインメモリ用のRAM(random acc
essmemory)87と、上述した第1実施形態から第3実施
形態で示した信号処理を行う中央演算処理装置(以下、
CPU)88とから構成され、CPU88は、各I/F82、
ROM86、RAM87とバス接続されている。
【0085】なお、第1実施形態で示した信号処理と
は、所定の各周波数帯域毎に集音信号から音源信号を減
算して騒音信号を生成し、この騒音信号に基づいて音源
信号の各周波数帯域のゲインレベルの調整および信号レ
ベルの調整を行う調整量を算出して音源信号の各レベル
の処理を行うとともに、音源信号の信号レベルの変化に
基づいて、この調整量の算出時間間隔を設定する処理の
ことである。
【0086】また、第2実施形態で示した信号処理と
は、第1実施形態で示した信号処理において、音源信号
の信号レベルの変動に基づいて、調整量の動作時間間隔
を設定する点に代えて、調整量を予め定めた値に設定す
る処理のことである。すなわち、所定の各周波数帯域毎
に集音信号から音源信号を減算して騒音信号を生成し、
この騒音信号に基づいて音源信号の各周波数帯域のゲイ
ンレベルの調整および信号レベルの調整を行う調整量を
算出して音源信号の各レベルの処理を行うとともに、音
源信号の信号レベルの変化が急激に変化したと判断した
ときに、予め定めた各調整量によって音源信号の各レベ
ルの処理を行うことである。
【0087】また、第3実施形態で示した信号処理と
は、第1実施形態で示した信号処理に加えて、第2実施
形態における音源信号の信号レベルの変化が急激に変化
したと判断したときに、予め定めた各調整量によって音
源信号の各レベルの処理を行う信号処理である。
【0088】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、音源信号レベルの急激な変化を検出し、音源信号の
レベルが緩やかに変化する場合は調整量算出の動作時間
間隔を長くし、音源レベルが急激に変化した場合には調
整量算出の調整量を調整量が大きすぎないように変更す
るとともに、動作時間間隔を短くするため、音質および
音量の調整が遅れることなく信号処理を行うことがで
き、聴感上自然に音源信号を再生することができる。
【0089】〔第5実施形態〕図5は、本発明に係る適
応音質音量制御装置、並びに、適応音質音量制御装置を
用いた音響装置、通信端末装置および情報端末装置の第
5実施形態を示す図である。
【0090】なお、本実施形態は、第1実施形態におけ
る適応音質音量制御装置をカーナビゲーションおよびカ
ーステレオなどの音響装置に適用された場合の実施形態
であり、その他の構成は、第1実施形態と同様であるた
め、同一部材には同一番号を付して説明を省略する。
【0091】まず、構成を説明する。
【0092】図5に示す音響装置90は、スピーカ35と、
マイクロホン36と、CDを再生するCD再生部91と、ラ
ジオを受信するFMチューナ92と、CD再生部91の出力
およびFMチューナ92の音源信号出力を選択する音源セ
レクタ93と、音源セレクタ93によって選択された音源信
号の音質および音量を制御する適応音質音量制御装置20
0と、ユーザの指示により音源セレクタ81、適応音質音
量制御装置200を制御するユーザーインターフェース94
とを備えている。
【0093】この適応音質音量制御装置200は、イコラ
イザなどによって音源セレクタ93によって選択された音
源信号の所定の周波数毎のゲインを調整する周波数特性
調整部32と、ボリュームを有し、周波数のゲインが調整
された音源信号の音量を調整する音量調整部33と、音量
調整された音源信号を所定の信号レベルに増幅してスピ
ーカ35に出力する増幅器34と、音源セレクタ93およびマ
イクロホン36から出力された信号に基づいて、周波数特
性調整部32および音量調整部33を制御する制御部40と、
音源セレクタ93から出力された音源信号の信号レベルを
検出する音源信号レベル変動検出部50と、音源信号レベ
ル変動検出部50の検出結果に基づいて、制御部40の動作
時間間隔を制御する動作時間間隔算出部51とから構成さ
れる。
【0094】ユーザインターフェース94は、ユーザの指
示により音源セレクタ93を制御して音源の種類、すなわ
ち、CD再生部91およびFMチューナ92の何れかを選択
するようになっている。また、ユーザの指示により周波
数特性調整部32および音量調整部33を制御することによ
って選択された音源信号の周波数帯域毎のゲインレベル
および音源信号の出力信号レベルを制御するようになっ
ている。
【0095】具体的には、このユーザインターフェース
94において、ユーザによって音源の選択が指示される
と、音源の種類の選択する旨の情報が、音源セレクタ81
に通知され、音源セレクタ93では、CD再生部91または
FMチューナ92の何れかの出力が選択される。また、ユ
ーザインターフェース94の制御により、ユーザの嗜好に
応じて音源信号の周波数特性または音量が、周波数特性
調整部32および音量調整部33により調整されるようにな
っている。
【0096】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、音響装置80が、CDなどの音声を拡声している場合
に、周辺の騒音レベルを考慮して拡声する音声信号の信
号レベルの急激な変化を検出することができるので、音
源信号のレベルが緩やかに変化する場合は、制御部40の
動作時間間隔を長くし、音源レベルが急激に変化した場
合は、制御部40の動作時間間隔を短くすることができ、
音質および音量の調整が遅れることがなく、適切に音質
および音量の調整を行うことができる。
【0097】この結果、車内外の騒音が変化したとして
も、スピーカ35から拡声された音声の音質、音量が変化
するので、例えば、騒音が大きい場合は、音量も大きく
なり、また、騒音が小さい場合は、音量は適正なレベル
になるので、操作者は、聴感上自然に聴くことができ
る。
【0098】なお、本実施形態は、第1実施形態におけ
る適応音質音量制御装置を適用した音響装置であるが、
第2実施形態または第3実施形態における適応音質音量
制御装置を適用してもよい。
【0099】〔第6実施形態〕図6は、本発明に係る適
応音質音量制御装置、並びに、適応音質音量制御装置を
用いた音響装置、通信端末装置および情報端末装置の第
5実施形態を示す図である。
【0100】なお、本実施形態は、第1実施形態におけ
る適応音質音量制御装置を携帯電話機などの通信端末装
置に適用された場合の実施形態であり、その他の構成
は、第1実施形態と同様であるため、同一部材には同一
番号を付して説明を省略する。
【0101】まず、構成を説明する。
【0102】図6に示す通信端末装置100は、スピーカ3
5と、マイクロホン36と、アンテナ101を介して高周波信
号を受信および送信する送受信部102と、送受信部102に
よって選択された音源信号の音質および音量を制御する
適応音質音量制御装置200とを備えている。
【0103】この適応音質音量制御装置200は、イコラ
イザなどによって送受信部102から出力された音声信号
(受話信号)の所定の周波数毎のゲインを調整する周波
数特性調整部32と、ボリュームを有し、周波数のゲイン
が調整された音声信号の音量を調整する音量調整部33
と、音量調整された音声信号を所定の信号レベルに増幅
する増幅器34と、増幅された音声信号を拡声するスピー
カ35と、外部に送信する音声が入力されるマイクロホン
36と、送受信部102およびマイクロホン36から出力され
た信号および送受信部から出力された音声信号の信号レ
ベルの変化に基づいて、周波数特性調整部32および音量
調整部33を制御する制御部40と、音源セレクタ93から出
力された音源信号の信号レベルを検出する音源信号レベ
ル変動検出部50と、音源信号レベル変動検出部50の検出
結果に基づいて、制御部40の動作時間間隔を制御する動
作時間間隔算出部51とから構成される。
【0104】また、この通信端末装置100は、マイクロ
ホン36から出力された音声信号が送受信部102に入力さ
れるようになっており、この入力された音声信号を外部
にアンテナを介して送信するようになっている。
【0105】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、送受信部102において受信した音声信号を拡声して
いる場合に、周辺の騒音レベルを考慮して音声信号の信
号レベルの急激な変化を検出することができるので、こ
の音声信号の信号レベルが緩やかに変化する場合は、制
御部40の動作時間間隔を長くし、音声信号の信号レベル
が急激に変化する場合は、制御部40の動作時間間隔を短
くするため、音質および音量の調整が遅れることがな
く、適切に音質および音量の調整を行うことができる。
【0106】この結果、通信端末装置100を使用してい
る周辺の騒音が変化したとしても、スピーカ35から拡声
された音声の音質、音量も変化するので、例えば、騒音
が大きい場合は、音量も大きくなり、また、騒音が小さ
い場合は、音量は適正なレベルになるので、操作者は、
スピーカから聴感上自然に聴くことができる。
【0107】なお、本実施形態は、第1実施形態におけ
る適応音質音量制御装置を適用した音響装置であるが、
第2実施形態または第3実施形態における適応音質音量
制御装置を適用してもよい。
【0108】〔第7実施形態〕図7は、本発明に係る適
応音質音量制御装置、並びに、適応音質音量制御装置を
用いた音響装置、通信端末装置および情報端末装置の第
5実施形態を示す図である。
【0109】なお、本実施形態は、第1実施形態におけ
る適応音質音量制御装置をパーソナルコンピュータなど
の情報端末装置に適用された場合の実施形態であり、そ
の他の構成は、第1実施形態と同様であるため、同一部
材には同一番号を付して説明を省略する。
【0110】まず、構成を説明する。
【0111】図7に示す情報端末装置110は、スピーカ3
5と、マイクロホン36と、ブートプログラム等が格納さ
れるROM111と、メインメモリ用のRAM112と、ドラ
イバ113を介してディスプレイ114と、ドライバ115を介
してキーボード、タッチパネルまたはマウスなどの入力
デバイス116と、メモリーカードまたはハードディスク
ドライブなどのストレージデバイス117と、インターフ
ェース(I/F)118を介して通信用のターミナルアダ
プタ(以下、TAという)119と、インターフェース
(I/F)120を介して適応音質音量制御装置200と、各
部を制御するCPU121とを備え、各部とバス接続され
ているとともに、適応音質音量制御装置200は、デジタ
ル信号によって処理するようになっており、増幅器34の
前段にデジタル信号からアナログ信号に変換するD/A
変換部122を有している。
【0112】また、この情報端末装置110は、音源信号
として、メモリーカードやハードディスク等のストレー
ジデバイス117に蓄積された音源データをインターフェ
ース120を介して適応音質音量制御装置200に入力するよ
うになっており、適応音質音量制御装置200は、入力さ
れた音源信号の周波数特性、音量を調整する動作、およ
びその調整量を算出して、音源信号の音質および音量を
制御するようになっている。
【0113】また、この適応音質音量制御装置200は、
イコライザなどによって送受信部102から出力された音
声信号(受話信号)の所定の周波数毎のゲインを調整す
る周波数特性調整部32と、ボリュームを有し、周波数の
ゲインが調整された音声信号の音量を調整する音量調整
部33と、音量調整された音声信号を所定の信号レベルに
増幅する増幅器34と、増幅された音声信号を拡声するス
ピーカ35と、外部に送信する音声が入力されるマイクロ
ホン36と、送受信部102およびマイクロホン36から出力
された信号および送受信部から出力された音声信号の信
号レベルの変化に基づいて、周波数特性調整部32および
音量調整部33を制御する制御部40と、音源セレクタ93か
ら出力された音源信号の信号レベルを検出する音源信号
レベル変動検出部50と、音源信号レベル変動検出部50の
検出結果に基づいて、制御部40の動作時間間隔を制御す
る動作時間間隔算出部51とから構成される。
【0114】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、ストレージデバイス117から出力された音声信号を
拡声している場合に、周辺の騒音レベルを考慮して音声
信号の信号レベルの急激な変化を検出することができる
ので、この音声信号の信号レベルが緩やかに変化する場
合は制御部40の動作時間間隔を長くし、音声信号の信号
レベルが急激に変化する場合は、制御部40の動作時間間
隔を短くするため、音質および音量の調整が遅れること
がなく、適切に音質および音量の調整を行うことができ
る。
【0115】この結果、情報端末装置110を使用してい
る周辺の騒音が変化したとしても、スピーカ35から拡声
された音声の音質、音量も変化するので、例えば、騒音
が大きい場合は、音量も大きくなり、また、騒音が小さ
い場合は、音量は適正なレベルになるので、操作者は、
スピーカから聴感上自然に聴くことのできる。
【0116】なお、本実施形態は、第1実施形態におけ
る適応音質音量制御装置を適用した音響装置であるが、
第2実施形態または第3実施形態における適応音質音量
制御装置を適用してもよい。
【0117】また、本実施形態は、TAによってネット
ワークと接続するようになっているが、TAに代えてモ
デム、ネットワークインターフェースカードによって接
続するようにしてもよい。
【0118】
【発明の効果】本発明の音質音量制御装置は、音源信号
と集音信号に基づいて音源信号が拡声される周囲の騒音
レベルを算出することができるとともに、この騒音レベ
ルと信号レベル検出手段によって検出した音源信号の信
号レベルの変化に基づいて信号レベル調整手段および周
波数特性調整手段を制御することができる。この結果、
音源信号の信号レベルが急激に変化したとしても、この
変化に対応させて音源信号の音量および周波数特性を調
整することができるとともに、音源信号を拡声する周囲
の騒音を考慮してこの音源信号の音量および周波数特性
を調整することができるので、聴感上自然に聴くことの
できる音源信号を出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る適応音質音量制御装置、並びに、
適応音質音量制御装置を用いた音響装置、通信端末装置
および情報端末装置の第1実施形態の示す図であり、か
かる適応音質音量制御装置の構成を示す図
【図2】本発明に係る適応音質音量制御装置、並びに、
適応音質音量制御装置を用いた音響装置、通信端末装置
および情報端末装置の第2実施形態の示す図であり、か
かる適応音質音量制御装置の構成を示す図
【図3】本発明に係る適応音質音量制御装置、並びに、
適応音質音量制御装置を用いた音響装置、通信端末装置
および情報端末装置の第3実施形態の示す図であり、か
かる適応音質音量制御装置の構成を示す図
【図4】本発明に係る適応音質音量制御装置、並びに、
適応音質音量制御装置を用いた音響装置、通信端末装置
および情報端末装置の第4実施形態の示す図であり、か
かる適応音質音量制御装置の構成を示す図
【図5】本発明に係る適応音質音量制御装置、並びに、
適応音質音量制御装置を用いた音響装置、通信端末装置
および情報端末装置の第5実施形態の示す図であり、か
かる音響装置の構成を示す図
【図6】本発明に係る適応音質音量制御装置、並びに、
適応音質音量制御装置を用いた音響装置、通信端末装置
および情報端末装置の第6実施形態の示す図であり、か
かる通信端末装置の構成を示す図
【図7】本発明に係る適応音質音量制御装置、並びに、
適応音質音量制御装置を用いた音響装置、通信端末装置
および情報端末装置の第5実施形態の示す図であり、か
かる情報端末装置の構成を示す図
【図8】従来の音質音量制御装置の構成を示すブロック
【符号の説明】
30、60、70、80、200 音質音量制御装置 32 周波数特性調整部(周波数特性調整手段) 33 信号レベル調整部(信号レベル調整手段) 35 スピーカ 36 マイクロホン 40 制御部(制御手段) 43 騒音信号算出部(騒音レベル検出手段) 50 音源レベル変動検出部(信号レベル検出部) 51 動作時間間隔算出部(設定手段) 52 調整量変更部(制御手段) 81、85 A/D変換部(信号変換手段) 93 音源セレクタ(音源信号出力手段) 93 ユーザインターフェース(操作手段) 102 送受信部(送受信手段) 120 インターフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D020 AC05 BB08 5J030 AA01 AA10 AB00 AC01 AC17 AC19 AC20 AC21 AC27 5J100 JA01 JA05 KA05 LA00 QA02 SA02 SA03 SA06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された音源信号の信号レベルを調整
    する信号レベル調整手段と、 前記音源信号の周波数特性を調整する周波数特性調整手
    段と、 前記音源信号の信号レベルの変化を検出する信号レベル
    検出手段と、 前記音源信号が拡声される周囲の音で集音された集音信
    号および前記入力された音源信号に基づいて前記音源信
    号が拡声される周囲の騒音レベルを検出する騒音レベル
    検出手段と、 前記信号レベル検出手段によって検出した前記音源信号
    の信号レベルの変化および前記騒音レベル検出手段によ
    って検出された前記騒音レベルに基づいて前記信号レベ
    ル調整手段および前記周波数特性調整手段を制御する制
    御手段とを備えたことを特徴とする適応音質音量制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段が、前記音源信号の信号レ
    ベルおよび前記騒音レベルに基づいて前記信号レベル調
    整手段および前記周波数特性調整手段の調整量を算出し
    て前記信号レベル調整手段および前記周波数特性調整手
    段をそれぞれ制御するとともに、 前記信号レベル検出手段によって検出された前記音源信
    号の信号レベルに基づいて前記調整量の算出時間間隔を
    設定する設定手段を設けたことを特徴とする請求項1記
    載の適応音質音量制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段が、前記音源信号の信号レ
    ベルおよび前記騒音レベルに基づいて前記信号レベル調
    整手段および前記周波数特性調整手段の調整量を算出し
    て前記信号レベル調整手段および前記周波数特性調整手
    段をそれぞれ制御し、かつ、前記信号レベル検出手段に
    よって検出された前記音源信号の信号レベルに基づいて
    前記調整量を予め設定された値に変更することを特徴と
    する請求項1記載の適応音質音量制御装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段が、前記音源信号の信号レ
    ベルおよび前記騒音レベルに基づいて前記信号レベル調
    整手段および前記周波数特性調整手段の調整量を算出し
    て前記信号レベル調整手段および前記周波数特性調整手
    段をそれぞれ制御し、かつ、前記信号レベル検出手段に
    よって検出された前記音源信号の信号レベルに基づいて
    前記調整量を予め設定した値に変更するとともに、 前記信号レベル検出手段によって検出された前記音源信
    号の信号レベルに基づいて前記調整量の算出時間間隔を
    設定する設定手段を設けたことを特徴とする請求項1記
    載の適応音質音量制御装置。
  5. 【請求項5】 前記音源信号および前記集音信号をデジ
    タル信号に変換する信号変換手段を設け、 前記音源信号における前記信号レベルの調整および前記
    周波数特性の調整、前記騒音レベルの検出並びに前記信
    号レベル調整手段および前記周波数特性調整手段の制御
    を前記デジタル信号によって処理することを特徴とする
    請求項1乃至4の何れかに記載の適応音質音量制御装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5記載の適応音質音量制御
    装置と、 音源信号を前記適応音質音量制御装置に出力する音源信
    号出力手段と、 前記適応音質音量制御装置から出力された音声信号を拡
    声するスピーカと、 前記適応音質音量制御装置を操作する操作手段とを備え
    たことを特徴とする音響装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至5記載の適応音質音量制御
    装置と、 少なくとも音声信号を含む信号を受信し、前記受信した
    音声信号を前記適応音質音量制御装置に出力するととも
    に、前記適応音質音量制御装置が有するマイクロホンに
    入力された音声信号を送信する送受信手段と、 前記適応音質音量制御装置から出力された音声信号を拡
    声するスピーカとを備えたことを特徴とする通信端末装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至5記載の適応音質音量制御
    装置と、 音声データを所定の信号に変換して前記適応音質音量制
    御装置に出力するインターフェースと、 前記適応音質音量制御装置から出力された音声信号を拡
    声するスピーカとを備えたことを特徴とする情報端末装
    置。
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