JP2002232024A - 熱電素子の製造方法 - Google Patents

熱電素子の製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】緻密で、特性ばらつきのない熱電素子を低コス
トで製造する方法を提供する。 【解決手段】Bi、Te、Sb及びSeから選ばれる少
なくとも2種からなる熱電材料の原料粉末を成形した
後、マイクロ波加熱を用いて焼成することを特徴とし、
特に、前記焼成に先立って、前記成形体にマイクロ波を
照射して還元処理を行うこと及び前記マイクロ波の周波
数が0.9GHz以上であることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱電半導体材料の
焼結をマイクロ波の照射により行う熱電半導体素子の製
造方法に関する。
【0002】
【従来技術】従来より、P型半導体とN型半導体とを金
属を介し接合しPN接合対を形成し、接合部に流す電流
の方向によって一端が発熱されるとともに他端が冷却さ
れるいわゆるペルチェ効果を利用した熱電半導体素子
は、小型で構造が簡単でありフロンレスの冷却技術、光
検出素子、半導体製造装置等の電子冷却素子、レーザー
ダイオードの温度調節等の温調装置等の種々のデバイス
への幅広い利用が期待されている。
【0003】これらの熱電半導体素子としては、室温付
近で最も性能が良い熱電半導体材料としてBi2Te3
Sb2Te3、Bi2Se3のカルコゲン系化合物及びこれ
らの固溶体が主として用いられている。
【0004】これらの熱電素子の性能を向上するために
は酸素量の低減が非常に重要であり、そのため高純度の
各元素を所定量秤量し、ガラス管に真空封入し、溶融・
攪拌後冷却することで原料インゴットを作製し、インゴ
ットを粉砕・分級し、水素還元を行った後に不活性雰囲
気中でホットプレスを行い焼結体を得る方法を挙げるこ
とができる。例えば、ビスマス、テルル、セレン、アン
チモンからなる3種または4種の元素を主成分と添加剤
との混合粉を溶解・粉砕し、得られた合金粉末をホット
プレス法により焼成することが、特開平01−1064
78号公報に記載されている。
【0005】また、溶融・粉砕した合金粉末をダイスに
充填し加熱しながらシリンダにより押し出し、ダイス出
口を1個の熱電素子断面の形状にすることで長尺状の熱
電半導体材料を作製し、所定の長さで切断し、熱電半導
体素子を作製する熱間押し出し法を挙げることができ
る。例えば、熱電材料の押し出し材を押し出しダイスに
装入し、加熱しながらシリンダにより素材を押し出し、
一定の長さで切断し熱電半導体素子を得る方法が特開平
08−186299号公報に記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平01−106478号公報のようなホットプレスを
用いる方法では緻密体が得られるものの焼結工程後に所
望の素子大きさにカッター等で切断する必要があるため
切り粉が発生し、材料費が無駄になり、製品コストが上
昇する問題があった。
【0007】また、この方法では、切断する部分によっ
て素子の熱電性能が異なり、性能のばらつきが大きく、
不良の発生が多いという問題があった。
【0008】また、特開平08−186299号公報に
示された方法では、1個ずつ熱電素子を切断するため押
し出しに要する時間が長く、約400℃の高温で押し出
し加工しているので、押し出し素材が高温に長時間曝さ
れることになる。このため、初期に押し出しされた素子
と終期に押し出された素子とで高温に曝される時間が異
なるために熱電素子毎の特性のばらつきが大きいといっ
た問題があった。
【0009】さらに、簡便で低コストの常圧焼成等によ
る焼結法では緻密体を得ることが困難であり、性能が劣
っているといった問題があった。
【0010】従って、本発明は、緻密で、特性ばらつき
のない熱電素子を低コストで製造する方法を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、焼成によって
製品と略同一形状になる成形体をマイクロ波加熱により
焼成することで、熱電材料の製造工程を簡略化でき、均
一な緻密体が得られるという知見に基づきなされたもの
で、コスト削減及び素子性能の均一化を図ったものであ
る。
【0012】即ち、本発明の熱電素子の製造方法は、B
i、Te、Sb及びSeから選ばれる少なくとも2種か
らなる熱電材料の原料粉末を成形した後、マイクロ波加
熱を用いて焼成することを特徴とするものである。
【0013】この方法によれば、マイクロ波の照射によ
る加熱で焼成することで、従来の焼結法では得られにく
かった緻密体を低温・短時間で得ることができ、蒸気圧
の高いセレン、テルル等の蒸発量を抑制でき、表面近傍
における組成変化を防止できる。その結果、組成ずれ、
または過剰なセレン、テルルを添加する必要がないばか
りか、成形体が均一に加熱されるため、特性の均一な材
料が得られ、特性のばらつきを抑制することができる。
【0014】また、本発明によれば、製品と略同一の焼
結体を得ることができるため、熱電半導体材料の焼結体
を切断する工程を省略することができる。従って、切断
時の材料のロス、素子の欠け等による歩留まりの向上が
でき、材料コストの低減を図ることができる。
【0015】また、前記焼成に先立って、前記成形体に
マイクロ波を照射して還元処理を行うことが好ましい。
従来は、長時間を有する還元処理が、短時間で行うこと
ができ、そのまま焼成も行えるため、一貫した工程によ
り熱電素子製造の効率化を図ることができる。
【0016】さらに、前記マイクロ波の周波数が0.9
GHz以上であることが好ましい。0.9GHz以上の
マイクロ波を用いることによって熱電材料が効果的にマ
イクロ波を吸収でき、焼成時間をより短くできるため、
さらなる揮発量の抑制と結晶粒子の微細化が可能とな
り、均一性と熱電性能とを向上することができる。ま
た、焼成温度も低く、時間も短時間で済むため素子形成
のプロセスコストを抑えることができ最終的な熱電モジ
ュールの低コスト化が可能となる。
【0017】さらにまた、前記マイクロ波加熱による焼
成が、前記成形体を10℃/min以上の速度で昇温す
る工程と、200℃〜550℃の温度に30分以下の時
間保持する工程とを含むことが好ましい。これにより、
熱電素子の相対密度を95%以上に緻密化できるととも
に、短時間処理により揮発成分の蒸発量を少なくできる
ため、特性のばらつきを抑制し、粒成長をさらに抑制し
た微細組織を実現できる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明は、Bi、Te、Sb、S
eから選ばれる少なくとも2種からなる熱電半導体から
なる熱電素子に関するものであり、まず、上記の熱電半
導体からなる原料粉末を準備する。この原料は、公知の
方法を利用でき、例えば、ガラス管に混合粉末を充填
し、容器内を真空又はアルゴンガス封入により金属粉末
の酸化を防止する。そして、ロッキング炉により所定の
温度に昇温し、金属粉末を溶融し、得られた合金塊を粉
砕して焼成原料とすることができる。また、この際ドー
パントとしてHgBr2やSbI等の元素を添加しても
良い。
【0019】なお、溶融した合金を冷却する際には、そ
のまま凝固点以下に冷却しても良いが、結晶配向を考慮
して、凝固点以上の温度に保持して一端から除冷し一方
向凝固を行い、結晶成長方位を制御することが好まし
い。
【0020】また、上記の合金塊の粉砕には、公知の方
法であるスタンプミル、ボールミル、振動ミル等を挙げ
ることができる。
【0021】粉砕後に熱電半導体からなる原料中の酸素
を除去するため、水素ガス等の還元性雰囲気中でマイク
ロ波を照射して還元処理を行うことが好ましい。この還
元処理は通常の加熱炉でも行うことが可能であるが、特
にマイクロ波加熱を用いることが、短時間で実施できる
とともに、表面の反応性がより改善して焼結性を高め、
焼結体の熱電特性を向上することができる。なお、この
還元処理は、焼成の前であれば成形後でも差し支えな
い。
【0022】この焼成原料を公知の成形方法、例えば、
一軸プレス法、CIP法、鋳込み法、射出成形法等によ
り成形体を作製する。プレス法による成形方法を用いる
場合、成形圧100MPaで成形して所望の形状を得る
ことができるが、ドクターブレード法を用いテープ状に
成形し、該成形体を積層することで素子形状の成形体を
作製しても良い。
【0023】このとき、成形体の寸法が、焼成後に製品
と略同一形状になるようにすることが重要である。これ
により、焼結後素子を切断する必要がなく、切断時の材
料のロス、欠けなどによる不良品の発生を抑えることが
できる。また、成形体が均一に加熱されるため、素子毎
の性能のばらつきを抑えることができる。
【0024】得られた成形体はマイクロ波加熱によって
焼成する。即ち、成形体にマイクロ波を照射し、合金に
マイクロ波を吸収させて自己発熱させるため、エネルギ
ー効率が高く、急昇温が可能で、且つ低コストに寄与で
きる。また、マイクロ波が材料粒子表面に均一に作用す
るため、成形体を均一に加熱することができ、特性のば
らつきを抑制することができる。
【0025】このマイクロ波加熱は、成形体をマイクロ
波加熱装置の共振器内に配置し、マグネトロン、クライ
ストロン又はジャイロトロン等の発振管より発振され、
導波管を通して空洞共振器内に導かれたマイクロ波を成
形体に照射するものである。
【0026】なお、成形体はアルミナ繊維等からなる断
熱材にて周囲を囲むことで試料表面からの放熱を抑制で
き、効果的に加熱することができる。また、試料温度は
公知の測定方法、例えばタングステン−レニウム等の熱
電対や二色温度計等の非接触法で測定することができ
る。
【0027】このマイクロ波加熱に用いるマイクロ波の
周波数は0.9GHz以上、特に2GHz以上、さらに
は10GHz以上、より好適には25GHz以上である
ことが望ましい。0.9GHz以上とすることで熱電半
導体からなる粉末原料が効果的にマイクロ波を吸収で
き、加熱・焼結時間を極力短くすることが可能となる。
そのため揮発量を抑制でき、また熱電半導体の結晶粒子
が粒成長することなく焼結でき、結晶粒微細化が可能で
あり、熱伝導率を低くすることができる。
【0028】さらに前記マイクロ波加熱は、合金の酸化
を防止するため、窒素ガスやアルゴン等の不活性ガス雰
囲気で行うことが好ましい。
【0029】また、マイクロ波加熱は、昇温工程と焼成
工程とを含み、昇温工程においては、昇温速度が10℃
/min以上であることが好ましい。また、焼成工程に
おいては、200℃〜550℃の温度で、30分以下の
時間保持することが好ましい。
【0030】このような高速昇温及び短時間焼成によ
り、蒸発による合金の組成変動を抑制でき、粒成長を抑
制でき熱伝導率を低くすることで熱電特性を向上でき
る。また、粒子表面の反応性及び拡散速度を高める結
果、焼結体の相対密度を95%以上、特に98%以上に
緻密化できるため、例えば焼結体の表面に半田付けを行
う場合、内部に半田がしみ込んで性能低下を起こすこと
なく、優れた熱電特性を示すことができる。
【0031】昇温速度が10℃/minより低いと昇温
に多くの時間を必要とするため、テルルやセレン等の成
分が揮発して組成ずれを起こしやすく、不良の原因とな
る。したがって10℃/min以上、特に15℃/mi
n以上、さらには20℃/min以上であることが好ま
しい。
【0032】また同様に、組成ずれ防止のため、200
℃〜550℃、特に300℃〜500℃、さらには35
0℃〜450℃の温度で、30分以下、特に20分以
下、さらには10分以下、より好適には5分以下の焼成
を行うことが好ましい。
【0033】このようにして得られた熱電素子は、所望
により外径加工を実施し、寸法を統一することができ
る。そして、例えば、上記の熱電素子を複数配列し、一
対の熱交換基板で挟持するとともに、熱電素子を電気的
に接続して熱電モジュールを作製し、上記の配列した熱
電素子に電気を供給して、熱交換器板の一方を冷却する
ことができる。
【0034】
【実施例】出発原料には、純度99.99%以上のビス
マス、テルル、およびセレンをn型としてBi2Te
2.85Se0.15となるように秤量し、これらの混合粉末を
それぞれパイレックス(登録商標)ガラス管に真空封入
しロッキング炉にて溶融・攪拌後冷却することにより熱
電半導体材料インゴットを作製した。その後スタンプミ
ルを用いて粗粉砕した後、エタノール溶媒中で24時間
回転ミルを施した。
【0035】粉砕原料をシリカチューブに入れ2L/m
inの流量の水素気流中で28GHzのマイクロ波を照
射し水素還元処理を行った後、一軸プレスにて100M
Paの成形圧で、縦1mm、横1mm、長さ1.5mm
の成形体を作製した。
【0036】得られた成形体は、マイクロ波加熱炉の空
洞共振器内のアルミナ断熱材中に設置され、マイクロ波
を照射して焼成した。ここで、マイクロ波加熱炉のマイ
クロ波源として、周波数0.915GHz、出力3k
W、及び2.45GHz、出力2kWのマグネトロン、
周波数28GHz、出力10kWのジャイロトロンのい
ずれかを用いた。そして、還元処理は2L/minの水
素気流中のマイクロ波加熱により表1の条件にて行い、
焼成は2L/minのアルゴンガス気流中のマイクロ波
加熱により表1に示す条件で行った。
【0037】なお、試料No.13は、上記粉砕原料を
Ar雰囲気中で圧力300Kg/cm2、温度500℃
で10分間のホットプレスを行って直径200mmの焼
結体を作製し、その後縦0.9mm、横0.9mm、長
さ1.2mmに切断した。また、試料No.14は、上
記粉砕原料をAr雰囲気中で押出しながら焼成し、縦
0.9mm、横0.9mm、長さ500mmの素材を作
製し、縦0.9mm、横0.9mm、長さ1.2mmに
切断した。
【0038】得られた焼結体は、表面の研削加工を行
い、アルキメデス法により比重を測定し、理論密度から
相対密度を測定した。また、4端子法により25℃の導
電率σを測定しσ=1/ρにより比抵抗ρを算出した。
【0039】さらに、熱伝導率は、直径10mm、厚み
1mmの試験片を別途作製し、JISR1611のレー
ザーフラッシュ法にて測定した。また、ゼーベック係数
は、縦4mm、横4mm、長さ15mmの角柱試料を作
製し、真空理工社製熱電能評価装置により、25℃で測
定した。そして、性能指数Zは、Z=S2/ρk(Sは
ゼーベック係数、ρは抵抗率、kは熱伝導率である)よ
り算出した。
【0040】また、特性ばらつき評価のため、性能指数
のばらつき(不良率)を100個の試料に基づいて算出
した。さらに、成形体から試料作製までの原料の損失を
重量変化から測定した。結果を表1に示す。
【0041】
【表1】
【0042】本発明の試料No.1〜12は、相対密度
が95%以上となり、性能指数Zが全て3×10-3/K
を超え、熱電性能に優れた素子であった。また、同一条
件で作製した100個の熱電素子の性能指数は性能のば
らつきが2%以内とばらつきの少ないものであった。
【0043】一方、ホットプレス法で作製した本発明の
範囲外の試料No.13は性能指数Zが2.41×10
-3/K、性能指数のばらつきは6%、原料損失率が46
%であった。
【0044】また、押出焼成法で作製した本発明の範囲
外の試料No.14は熱電性能Zが2.52×10-3
K、性能指数のばらつきは12%、原料損失率が33%
であった。
【0045】
【発明の効果】本発明の熱電素子の製造方法は、加圧す
ることなく低温短時間で緻密体を得ることができ、また
切断工程を省略できるため、その結果、材料の無駄がな
く、熱電性能に優れた熱電半導体素子を実現できる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Bi、Te、Sb及びSeから選ばれる少
    なくとも2種からなる熱電材料の原料粉末を成形した
    後、マイクロ波加熱を用いて焼成することを特徴とする
    熱電素子の製造方法。
  2. 【請求項2】前記焼成に先立って、前記成形体にマイク
    ロ波を照射して還元処理を行うことを特徴とする請求項
    1記載の熱電素子の製造方法。
  3. 【請求項3】前記マイクロ波の周波数が0.9GHz以
    上であることを特徴とする請求項1または2記載の熱電
    素子の製造方法。
  4. 【請求項4】前記マイクロ波加熱による焼成が、前記成
    形体を10℃/min以上の速度で昇温する工程と、2
    00℃〜550℃の温度に30分以下の時間保持する工
    程とを含むことを特徴とする請求項1乃至3のうちいず
    れかに記載の熱電素子の製造方法。
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