JP2002226646A - 発泡プラスチックス貼り合わせ用ポリプロピレンフィルム - Google Patents

発泡プラスチックス貼り合わせ用ポリプロピレンフィルム

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JP2002226646A
JP2002226646A JP2001030918A JP2001030918A JP2002226646A JP 2002226646 A JP2002226646 A JP 2002226646A JP 2001030918 A JP2001030918 A JP 2001030918A JP 2001030918 A JP2001030918 A JP 2001030918A JP 2002226646 A JP2002226646 A JP 2002226646A
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Japan
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film
polypropylene
polypropylene film
temperature
foamed
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JP2001030918A
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English (en)
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Toru Oe
亨 大江
Isamu Moriguchi
勇 森口
Akira Oda
晃 小田
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発泡プラスチックスへの接着力が強く、かつ
製造工程での加工条件の自由度も大きくできる発泡プラ
スチックス貼り合わせ用ポリプロピレンフィルムを提供
する。 【解決手段】 フィルム中に含有する酸化防止剤の内、
少なくとも1種がカルボニル基を有する酸化防止剤であ
って、少なくとも貼り合わせ面の濡れ張力が35mN/
m以上であることを特徴とする発泡プラスチックス貼り
合わせ用ポリプロピレンフィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発泡プラスチック
ス貼り合わせ用ポリプロピレンフィルムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】ポリプロピレンフィルムは、その平滑性
や透明性が優れていることなどの理由から工業用途に広
く用いられている。最近になって、例えば艶出しなどを
目的として、発泡ポリスチレンや発泡ポリプロピレン製
の食品容器材との貼り合わせ材料としての需要の伸びは
著しく、その品質及び加工性の向上が重要な要求事項に
なっている。
【0003】これらの用途では貼り合わせた後のフィル
ムの発泡プラスチックスへの接着強度や艶あるいは透明
性などが要求される。
【0004】一般にこれらの容器は、発泡プラスチック
スと貼り合わせフィルムを貼り合わせた後、成型加工が
施されるが、これらの加工においては高温、高圧力がフ
ィルムにも加えられる。このため、フィルムの剛性と加
熱寸法変化の許容範囲から、厚さが20〜30μm程度
のポリプロピレンフィルムやサランフィルムなどが使用
され、加工条件の調整によって生産されてきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような方法では、貼り合わせ条件の自由度が小さいばか
りでなく、貼り合わせ工程や成型加工において温度や圧
力を上げると発泡プラスチックスまでがつぶれる、貼り
合わせ工程や成型加工時の温度や圧力が小さいと接着力
が弱いため、その後の電子レンジでの使用の際に貼り合
わせたフィルムが剥がれるなどの支障をきたすことがあ
り、製造工程や使用上の要求を満たすには未だ不十分で
あった。
【0006】そこで本発明の課題は、かかる従来技術の
欠点を改良し、発泡プラスチックスへの接着力が強く、
かつ製造工程での加工条件の自由度も大きくできる発泡
プラスチックス貼り合わせ用ポリプロピレンフィルムを
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明の発泡プラスチックス貼り合わせ用ポリプロ
ピレンフィルムは、フィルム中に含有する酸化防止剤の
内、少なくとも1種がカルボニル基を有する酸化防止剤
であって、少なくとも貼り合わせ面の濡れ張力が35m
N/m以上であることを特徴とするものからなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明について、望まし
い実施の形態とともに詳細に説明する。本発明の発泡プ
ラスチックス貼り合わせ用ポリプロピレンフィルムにお
いては、フィルム中に含有される酸化防止剤の内、少な
くとも1種がカルボニル基を有する酸化防止剤であるこ
とが必要である。カルボニル基を有しない酸化防止剤の
みを含有させるだけでは、カルボニル基がもつ二重結合
の特質による他物質分子との結合が進まず不適当であ
る。
【0009】カルボニル基を有する酸化防止剤として
は、テトラキス[メチレン−3(3,5−ジ−ターシャ
リブチル−4−ハイドロキシフェニル)プロピオネー
ト]メタン、n−オクタデシル−3−(3’,5’−ジ
−ターシャリブチル4’−ハイドロキシフェニル)−プ
ロピオネート、2,2−チオ−ジエチレン−ビス−〔3
−(3,5−ジ−ターシャリブチル−4−ハイドロキ
シ)フェニル〕プロピオネートなどが例示されるが、取
り扱い性や経済性などから、フェノール系酸化防止剤が
好ましく、中でもテトラキス[メチレン−3(3,5−
ジ−ターシャリブチル−4−ハイドロキシフェニル)プ
ロピオネート]メタンがより好ましい。
【0010】また、カルボニル基を有する酸化防止剤の
含有量は少なすぎると本来の酸化防止効果が薄れ、多す
ぎると貼り合わせ加工の前にフィルム同士がブロッキン
グすることがあるので、0.03wt%以上2wt%以
下が好ましい。より好ましくは0.04wt%以上1.
5wt%以下である。
【0011】また、本発明の発泡プラスチックス貼り合
わせ用ポリプロピレンフィルムの貼り合わせ面の濡れ張
力は35mN/m以上である必要がある。この値よりも
低いと、発泡プラスチックスと貼り合わせたときに十分
な接着力が得られず、不適当である。高すぎるとブロッ
キングを引き起こすことがある。好ましくは、36mN
/m以上45mN/m以下の範囲である。尚、非貼り合
わせ面の濡れ張力はその用途や目的に応じ、適宜選択す
ればよい。
【0012】また、本発明の発泡プラスチックス貼り合
わせ用ポリプロピレンフィルムの少なくとも貼り合わせ
面の中心線平均粗さRaは0.04μm以下であること
が好ましい。0.04μmを超えると貼り合わせる相手
となる発泡プラスチックスへの接着力が弱まることがあ
る。より好ましくは0.03μm以下であり、さらに好
ましくは0.02μm以下である。
【0013】また、本発明のポリプロピレンフィルムの
ヘーズは2.5%以下であることが好ましい。ヘーズが
高すぎると、例えば発泡プラスチックスに印刷された図
柄などの鮮明度が低下することがある。より好ましくは
2%以下である。
【0014】また、本発明の発泡プラスチックス貼り合
わせ用ポリプロピレンフィルムをJIS C−2330
に従って120℃の温度で15分間加熱処理した後の加
熱収縮率は、小さすぎると貼り合わせ加工時に発泡プラ
スチックスにフィットしないことがあり、高すぎると貼
り合わせた後の成型加工時に貼り合わせフィルムが剥が
れることがあるので、長手方向の加熱収縮率と幅方向の
加熱収縮率の和が2%以上5%以下であることが好まし
い。
【0015】また、本発明の発泡プラスチックス貼り合
わせ用ポリプロピレンフィルムの厚さは特に限定される
ものではないが、透明性や加工性あるいは容器リサイク
ルの観点から15μm以下であることが好ましい。
【0016】また、本発明のポリプロピレンフィルムを
貼り合わせる発泡プラスチックスとしては、発泡ポリプ
ロピレン、発泡ポリエチレン、発泡ポリスチレンなどが
例示され、特に限定されるものではないが、成型性など
の観点から発泡ポリプロピレンが特に好適である。
【0017】本発明の発泡プラスチックス貼り合わせ用
ポリプロピレンフィルムを構成するポリマーは、特に限
定されるものではなく、ポリプロピレンのホモポリマー
以外に、プロピレンと他のαーオレフィン(例えばエチ
レン、ブテンなど)の共重合体であっても、またポリプ
ロピレンと他のα−オレフイン重合体(例えばポリエチ
レン、ポリブテン、ポリメチルペンテンなど)とのブレ
ンド品であってもかまわない。
【0018】さらに、本発明の発泡プラスチックス貼り
合わせ用ポリプロピレンフィルムは、テンター法、イン
フレーション法のいずれで得たものでもかまわないし、
延伸方法も特に限定されないが厚みむらの小さいことが
要求されることから、テンター法二軸延伸が好ましい。
【0019】次に本発明のポリプロピレンフィルムの製
造法の一例を示すが、特にこれに限定されるものではな
い。酸化防止剤のひとつとしてテトラキス[メチレン−
3(3,5−ジ−ターシャリブチル−4−ハイドロキシ
フェニル)プロピオネート]メタンを0.1〜1wt%
含有したポリプロピレン樹脂を、200〜270℃の温
度の押出機に供給して溶融し、スリットを有するTダイ
よりシート状に押し出し、20〜85℃の温度の冷却ロ
ールで冷却固化する。このとき、ポリプロピレン樹脂の
メルトインデックスが高いほど加熱収縮率は小さくなる
ので、適宜選択すればよい。また一般に冷却ロール温度
が高いほど、面粗さやヘーズが大きくなる関係にあるの
で、適宜冷却ロール温度を選択すればよい。
【0020】次に115〜155℃の延伸ロールでフィ
ルムを長手方向に3〜7倍に延伸する。この場合も延伸
温度を選択することで面粗さの大きさを変えられる。次
いで、幅方向に155〜175℃の温度で7〜12倍延
伸し、さらに、140〜165℃で熱処理を施す。一般
に延伸温度や熱処理温度が低いほど、また延伸倍率が高
いほど加熱収縮率が大きくなる関係にあるので、これら
の条件を適宜選択すればよい。こうして得られたポリプ
ロピレンフィルムの貼り合わせ面にコロナ放電処理を施
してワインダーで巻き取る。
【0021】次に本発明において用いる測定法及び評価
法について説明する。 (1)接着力 長手方向に10cm、幅方向に5cmの大きさの試料を
採取し、該試料2枚を、ある面と反対面が接するように
重ね合わせ、長手方向の一端から半面積(5cm×5c
m)を、ガラス板2枚の間に挟み、該面積にかかる荷重
が1kgとなるよう、重りを乗せる。このようにセット
したサンプルを、90℃に昇温させた熱風循環式オーブ
ンで、1時間熱処理した後、室温で1時間以上放冷す
る。この試料2枚を180゜の角度で剥離し、その剥離
力をバネばかりで読みとり、n=3の平均値を求めた。
【0022】(2)中心線平均粗さ(Ra) JIS B−0601(1982)により測定した。但
し、カットオフは0.25mmとした。
【0023】(3)ヘーズ JIS K−7105(1981)の6.4により測定
した。
【0024】(4)加熱収縮率 JIS C−2330(1995)によって長手方向、
幅方向各々の加熱収縮率を測定した後、長手方向の加熱
収縮率と幅方向の加熱収縮率の和を求めた。
【0025】(5)濡れ張力 JIS K−6768(1995)により測定した。
【0026】
【実施例】次に、本発明を実施例に基づき説明する。 実施例1 酸化防止剤テトラキス[メチレン−3(3,5−ジ−タ
ーシャリブチル−4−ハイドロキシフェニル)プロピオ
ネート]メタンを0.5wt%含有したポリプロピレン
樹脂を250℃の温度の押出機に供給して溶融し、Tダ
イよりシート状に押し出し、35℃の温度の冷却ロール
で冷却固化した後、140℃の温度で長手方向に5倍に
延伸し、次いで幅方向に167℃の温度で10倍に延伸
し、次いで、165℃の温度で熱処理した。その後、貼
り合わせ面にコロナ放電処理を施し、ワインダーで巻き
取った。
【0027】このとき、フィルム厚さは7μm、発泡プ
ラスチックスに貼り合わせる面の中心線平均粗さRaが
0.02μm、ヘーズが0.5%、長手方向の加熱収縮
率が2.8%、幅方向の加熱収縮率が0.5%、貼り合
わせ面の濡れ張力が40mN/mであり、接着力は10
gであった。
【0028】また、このフィルムを発泡ポリプロピレン
に200℃の温度、10MPaの圧力で1秒間押しつけ
て貼り合わせた後、発泡ポリプロピレンの図柄を観察し
たが、図柄の鮮明性に問題はなかった。
【0029】また、こうして貼り合わせたものを成型機
で高温加圧成型したが、屈曲部でも貼り合わせフィルム
の剥がれはなかった。
【0030】実施例2 酸化防止剤テトラキス[メチレン−3(3,5−ジ−タ
ーシャリブチル−4−ハイドロキシフェニル)プロピオ
ネート]メタンを0.1wt%含有したポリプロピレン
樹脂を使用し、貼り合わせ面の濡れ張力が36mN/m
になるよう、コロナ放電処理を施した以外は実施例1と
同じ条件でポリプロピレンフィルムを得た。
【0031】このとき、フィルム厚さは7μm、発泡プ
ラスチックスに貼り合わせる面の中心線平均粗さRaが
0.02μm、ヘーズが0.5%、長手方向の加熱収縮
率が2.8%、幅方向の加熱収縮率が0.5%、貼り合
わせ面の濡れ張力が36mN/mであり、接着力は5g
であった。
【0032】また、このフィルムを発泡ポリプロピレン
に200℃の温度、10MPaの圧力で1秒間押しつけ
て貼り合わせた後、発泡ポリプロピレンの図柄を観察し
たが、貼り合わせ品の端部に一部剥がれが見られたもの
の、図柄の鮮明性に問題はなかった。
【0033】また、こうして貼り合わせたものを成型機
で高温加圧成型したが、屈曲部でも貼り合わせフィルム
の剥がれはなかった。
【0034】実施例3 酸化防止剤テトラキス[メチレン−3(3,5−ジ−タ
ーシャリブチル−4−ハイドロキシフェニル)プロピオ
ネート]メタンを0.5wt%含有したポリプロピレン
樹脂を250℃の温度の押出機に供給して溶融し、Tダ
イよりシート状に押し出した後、90℃の温度の冷却ロ
ールで冷却固化した以外は実施例1と同じ条件でポリプ
ロピレンフィルムを得た。
【0035】このとき、フィルム厚さは7μm、発泡プ
ラスチックスに貼り合わせる面の中心線平均粗さRaが
0.07μm、ヘーズが1.8%、長手方向の加熱収縮
率が2.8%、幅方向の加熱収縮率が0.5%、貼り合
わせ面の濡れ張力が40mN/mであり、接着力は7g
であった。
【0036】また、このフィルムを発泡ポリプロピレン
に200℃の温度、10MPaの圧力で1秒間押しつけ
て貼り合わせた後、発泡ポリプロピレンの図柄を観察し
たが、図柄がやや不鮮明性になったが、実用上は問題の
ないものであった。
【0037】また、こうして貼り合わせたものを成型機
で高温加圧成型したが、屈曲部でも貼り合わせフィルム
の剥がれはなかった。
【0038】実施例4 冷却ロールで冷却固化した後、120℃の温度で長手方
向に5.2倍に延伸し、次いで幅方向に160℃の温度
で10倍に延伸し、次いで、155℃の温度で熱処理し
た以外は実施例1と同じ条件でポリプロピレンフィルム
を得た。
【0039】このとき、フィルム厚さは7μm、発泡プ
ラスチクスに貼り合わせる面の中心線平均粗さRaが
0.02μm、ヘーズが0.5%、長手方向の加熱収縮
率が4.1%、幅方向の加熱収縮率が1.7%、貼り合
わせ面の濡れ張力が40mN/mであり、接着力は18
gであった。
【0040】また、このフィルムを発泡ポリプロピレン
に200℃の温度、10MPaの圧力で1秒間押しつけ
て貼り合わせた後、発泡ポリプロピレンの図柄を観察し
たが、図柄の鮮明性に問題はなかった。
【0041】また、こうして貼り合わせたものを成型機
で高温加圧成型したが、屈曲部の一部において貼り合わ
せフィルムの剥がれが見られたが実用上の支障はないも
のであった。
【0042】比較例1 酸化防止剤1,3,5トリメチル−2,4,6−トリス
(3,5−ジ−ターシャリブチル−4ハイドロキシベン
ジル)ベンゼンのみをを0.5wt%含有したポリプロ
ピレン樹脂を用いた以外は実施例1と同じ条件でポリプ
ロピレンフィルムを得た。
【0043】このとき、フィルム厚さは7μm、発泡プ
ラスチックスに貼り合わせる面の中心線平均粗さRaが
0.02μm、ヘーズが0.5%、長手方向の加熱収縮
率が2.8%、幅方向の加熱収縮率が0.5%、貼り合
わせ面の濡れ張力が40mN/mであり、接着力は0.
5gであった。
【0044】また、このフィルムを発泡ポリプロピレン
に200℃の温度、10MPaの圧力で1秒間押しつけ
たが接着せず、実用に耐えなかった。
【0045】比較例2 濡れ張力が33mN/mになるよう、コロナ放電処理を
施した以外は実施例1と同じ条件でポリプロピレンフィ
ルムを得た。
【0046】このとき、フィルム厚さは7μm、発泡プ
ラスチックスに貼り合わせる面の中心線平均粗さRaが
0.02μm、ヘーズが0.5%、長手方向の加熱収縮
率が2.8%、幅方向の加熱収縮率が0.5%、貼り合
わせ面の濡れ張力が33mN/mであり、接着力は1g
であった。
【0047】また、このフィルムを発泡ポリプロピレン
に200℃の温度、10MPaの圧力で1秒間押しつけ
たが接着せず、実用に耐えなかった。
【0048】
【発明の効果】本発明により、発泡プラスチックスと貼
り合わせた際の接着力が強く、その後の成型加工や使用
において剥がれにくく、かつ発泡プラスチックスの図柄
の鮮明性を損なうことのない発泡プラスチックス貼り合
わせ用ポリプロピレンフィルムを得ることができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小田 晃 茨城県土浦市北神立町2番1 東レ株式会 社土浦工場内 Fターム(参考) 4F071 AA20 AC11 AE05 AF15 AF15Y AF30 AG18 AG28 AG29 AG32 AH05 BB06 BB08 BC01 BC02 BC04 BC16 4F100 AK01B AK07A BA02 BA07 CA06A DD07A DJ01B EJ17 EJ42 GB16 JL11 JN01A YY00A 4J002 BB121 EJ046 FD076 GF00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム中に含有する酸化防止剤の内、
    少なくとも1種がカルボニル基を有する酸化防止剤であ
    って、少なくとも貼り合わせ面の濡れ張力が35mN/
    m以上であることを特徴とする発泡プラスチックス貼り
    合わせ用ポリプロピレンフィルム。
  2. 【請求項2】 貼り合わせ面の中心線平均粗さRaが
    0.04μm以下であることを特徴とする、請求項1に
    記載の発泡プラスチックス貼り合わせ用ポリプロピレン
    フィルム。
  3. 【請求項3】 ヘーズが2.5%以下であることを特徴
    とする、請求項1または2に記載の発泡プラスチックス
    貼り合わせ用ポリプロピレンフィルム。
  4. 【請求項4】 フィルム中に含有するカルボニル基を有
    する酸化防止剤の含有量の総和が0.03wt%以上2
    wt%以下であることを特徴とする請求項1〜3のいず
    れかに記載の発泡プラスチックス貼り合わせ用ポリプロ
    ピレンフィルム。
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