JP2002200064A - 撮影装置、撮影システム、撮影方法、及び記憶媒体 - Google Patents

撮影装置、撮影システム、撮影方法、及び記憶媒体

Info

Publication number
JP2002200064A
JP2002200064A JP2000400033A JP2000400033A JP2002200064A JP 2002200064 A JP2002200064 A JP 2002200064A JP 2000400033 A JP2000400033 A JP 2000400033A JP 2000400033 A JP2000400033 A JP 2000400033A JP 2002200064 A JP2002200064 A JP 2002200064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photographing
imaging
image
ray
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000400033A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002200064A5 (ja
JP4708559B2 (ja
Inventor
Hiroaki Niwa
宏彰 丹羽
Toshikazu Tamura
敏和 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2000400033A priority Critical patent/JP4708559B2/ja
Publication of JP2002200064A publication Critical patent/JP2002200064A/ja
Publication of JP2002200064A5 publication Critical patent/JP2002200064A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4708559B2 publication Critical patent/JP4708559B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Measurement Of Radiation (AREA)
  • Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の撮影部位を同時に撮影可能に構成する
ことで、作業性に優れ、且つ被写体への負担をも軽減す
ることが可能な撮影システムを提供する。 【解決手段】 制御手段107は、複数の撮影手段10
1a,101bを並行して撮影動作させる。画像処理手
段108は、複数の撮影手段101a,101bで得ら
れた複数の撮影画像を1枚の画像として処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、X線等の
放射線撮影して撮影画像を取得するための装置或いはシ
ステムに用いられる、撮影装置、撮影システム、撮影方
法、及びそれを実施するための処理ステップをコンピュ
ータが読出可能に格納した記憶媒体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より例えば、医療診断を目的とする
X線撮影システムとしては、増感紙とX線写真フィルム
を組み合わせたフィルムスクリーンシステムがある。こ
のようなシステムは、被写体を透過したX線、すなわち
被写体の内部情報を含んだX線を増感紙によってX線の
強度に比例した可視光へ変換し、その可視光によってX
線写真フィルムを感光させることで、X線写真フィルム
上へ被写体のX線画像を形成するようになされている。
【0003】また、近年では、被写体のX線画像をディ
ジタル画像として取得するディジタルX線撮影装置が普
及してきており、医療診断で用いる胸部等のX線画像を
ディジタル画像として取得することが可能となってき
た。
【0004】ディジタルX線撮影装置としては、例え
ば、図13に示すような、センサ部のみを携帯型とした
可搬可能な撮影装置800がある。このような撮影装置
800は、一般的に「カセッテ」或は「電子カセッテ」
と呼ばれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
13に示した電子カセッテ800のような従来の撮影装
置では、次のような問題があった。すなわち、上記図1
3に示したような電子カセッテ800は、可搬性に優れ
ているという反面、撮影範囲が非常に狭い。このため、
所望する撮影部位が当該撮影範囲に収まらない場合が多
く、このような場合、撮影を複数回に分けて行う必要が
あった。
【0006】具体的には例えば、X線画像を用いた診断
方法としては様々な方法があるが、左手と右手のX線画
像を比較して、その差異により診断を行う方法の場合に
おいて、電子カセッテ800により左手及び右手のX線
画像を取得するための撮影を行う際、左手と右手が電子
カセッテ800の撮影範囲に収まらないことが多い。し
たがって、左手の撮影と、右手の撮影との2回の撮影に
分ける必要がある。これは、撮影作業に手間がかかるう
え、さらに、2回の撮影、すなわち2回のX線曝射を被
写体(被検者)に対して行うことになるため、被検者は
2回被爆し、、その分、人体への負担も大きくなる。
【0007】そこで、本発明は、上記の欠点を除去する
ために成されたもので、複数の撮影部位を同時に撮影可
能に構成することで、作業性に優れ、且つ被写体への負
担をも軽減することが可能な、撮影装置、撮影システ
ム、撮影方法、及びそれを実施するための処理ステップ
をコンピュータが読出可能に格納した記憶媒体を提供す
ることを目的とする。また、本発明は、撮影範囲を広く
することが可能なように構成することで、作業性に優
れ、且つ被写体への負担をも軽減することが可能な、撮
影装置、撮影システム、撮影方法、及びそれを実施する
ための処理ステップをコンピュータが読出可能に格納し
た記憶媒体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】斯かる目的下において、
第1の発明は、被写体の第1の患部を放射線撮影する第
1の撮影手段と、被写体の第2の患部を放射線撮影する
第2の撮影手段と、上記第1、第2の撮影手段を1回の
放射線の照射で並行して撮影動作させる制御手段と、上
記第1、第2の撮影手段で得られた複数の撮影画像を処
理して合成画像を取得する画像処理手段とを備える撮影
装置であることを特徴とする。
【0009】第2の発明は、それぞれが二次元配列され
た複数の撮像素子からなる撮像部を有する複数の撮影手
段が接続可能な撮影装置であって、上記複数の撮影手段
を並行して撮影動作させる制御手段と、上記複数の撮像
手段の各撮像部が接した状態で上記複数の撮影手段で得
られた複数の撮影画像を処理して合成画像を取得する画
像処理手段とを備えることを特徴とする。
【0010】第3の発明は、上記第2の発明において、
上記複数の撮影手段はそれぞれ、自側の撮像部を他の撮
影手段の撮像部へ画素ピッチと同等以下に接することが
可能であることを特徴とする。
【0011】第4の発明は、上記第2の発明において、
上記複数の撮影手段の配置状態を検出する検出手段を備
え、上記画像処理手段は、上記検出手段の検出結果に基
づいて、上記複数の撮影画像を処理して合成画像を取得
することを特徴とする。
【0012】第5の発明は、上記第2の発明において、
上記複数の撮影手段は、入射放射線から上記撮影画像を
取得する手段を含むことを特徴とする。
【0013】第6の発明は、上記第2の発明において、
上記複数の撮影手段は、電子カセッテを含むことを特徴
とする。
【0014】第7の発明は、複数の機器が互いに通信可
能に接続されてなる撮影システムであって、上記複数の
機器のうち少なくとも1つの機器は、請求項1〜6の何
れかに記載の撮影装置の機能を有することを特徴とす
る。
【0015】第8の発明は、それぞれが二次元配列され
た複数の撮像素子からなる撮像部を有する複数の撮影手
段により撮影画像を取得するための撮影方法であって、
上記複数の撮影手段を並行して撮影動作させる制御ステ
ップと、上記複数の撮像手段の各撮像部が接した状態で
上記複数の撮影手段で得られた複数の撮影画像を処理し
て合成画像を取得する画像処理ステップとを含むことを
特徴とする。
【0016】第9の発明は、上記第8の発明において、
上記複数の撮影手段はそれぞれ、自側の撮像部を他の撮
影手段の撮像部へ画素ピッチと同等以下に接することが
可能な手段を含むことを特徴とする。
【0017】第10の発明は、上記第8の発明におい
て、上記画像処理ステップは、上記複数の撮影手段の配
置状態に基づいて、上記複数の撮影画像を処理して合成
画像を取得するステップを含むことを特徴とする。
【0018】第11の発明は、上記第8の発明におい
て、上記複数の撮影手段は、入射放射線から上記撮影画
像を取得する手段を含むことを特徴とする。
【0019】第12の発明は、上記第8の発明におい
て、上記複数の撮影手段は、電子カセッテを含むことを
特徴とする。
【0020】第13の発明は、請求項1〜6の何れかに
記載の撮影装置の機能、又は請求項7記載の撮影システ
ムの機能を実施するための処理プログラムを、コンピュ
ータが読出可能に格納した記憶媒体であることを特徴と
する。
【0021】第14の発明は、請求項8〜12の何れか
に記載の撮影方法の処理ステップを、コンピュータが読
出可能に格納した記憶媒体であることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0023】(第1の実施の形態)本発明は、例えば、
図1に示すようなX線撮影システム100に適用され
る。
【0024】<X線撮影システム100の全体構成>X
線撮影システム100は、X線発生部117、センサ接
続部103へ接続された電子カセッテ101a,101
b、及びシステム制御部106を含んでいる。そして、
X線発生部117及び電子カセッテ101a,101b
はX線室104へ設置されており、システム制御部10
6はX線制御室105へ設置されている。
【0025】X線発生部117は、X線ビームを発生す
るX線管球119、X線管球119を駆動する高圧発生
源118、及びX線管球119により発生されたX線ビ
ームを所望の撮像領域に絞り込むX線絞り120を含ん
でいる。
【0026】システム制御部106は、ホストコンピュ
ータ装置等からなり、撮像制御部107、画像処理部1
08、ハードディスクやRAM等を含むメモリ109、
外部記憶装置110、メイン制御部111、モニタ11
5が接続されたインターフェース112、及びユーザイ
ンターフェース114が接続されたセンサ切替部112
がバス160を介して互いに通信可能なように接続され
た構成としている。
【0027】メイン制御部111は、X線撮影システム
100全体の動作制御を司る。メモリ109には、メイ
ン制御部111での動作制御のための処理プログラム及
びデータや、電子カセッテ101a,101bによる撮
影で得られた画像データ等が格納される。したがって、
メイン制御部111は、メモリ109から所定の処理プ
ログラムを読み出して実行することで、X線撮影システ
ム100全体の動作を制御する。
【0028】センサ接続部103は、複数の電子カセッ
テが接続可能なように構成されている。ここでは説明の
簡単のため、その一例として、2つの電子カセッテ10
1a,101bがセンサ接続部103へ接続されている
ものとする。
【0029】撮像制御部107は、X線発生部117の
高圧発生源118及びX線絞り120の動作制御と共
に、センサ接続部103を介した電子カセッテ101
a,101bの動作制御等を行う。
【0030】画像処理部108は、センサ接続部103
を介して電子カセッテ101a,101bから供給され
た画像データに対して、オフセット補正やゲイン補正等
の適切な画像処理を施す。
【0031】ユーザインターフェース114は、キーボ
ード等の操作部を含み、ユーザ116から各種動作指示
が入力される。これにより、例えば、モニタ115は、
ユーザ116からの指示に従って、メモリ109内の画
像データを表示する。また、ユーザ116からの指示に
従って、メモリ109内の画像データが、ハードディス
ク109或いは外部記憶装置110へ保存される。
【0032】センサ切替部113は、ユーザインターフ
ェース114を用いたユーザ116からの動作指示、特
に、電子カセッテ101a,101bの切替指示を受け
ると、当該指示情報(センサ切替情報)を撮像制御部1
07へ供給する。したがって、撮像制御部107は、セ
ンサ切替部113からのセンサ切替情報を受け取ると、
当該情報に基づき、電子カセッテ101a,101bの
うち撮影に使用する電子カセッテを切り替える。
【0033】電子カセッテ101a,101bは、詳細
は後述するが、それぞれが同様の構成としており、その
電源は、システム制御部106のメイン制御部111に
よって供給される。また、電子カセッテ101a,10
1bのうち、どの電子カセッテの電源をオンとするかの
制御、すなわち何れの電子力セッテを使用して撮影を行
うか、或は両方の電子カセッテ101a,101bを同
時に使用して撮影を行なうかの制御は、ユーザ116か
らの動作指示に基づいて、メイン制御部111により行
なわれる。尚、電子カセッテ101a,101bに対し
て、選択電子カセッテが確認できるように、選択時には
LEDランプが点灯する構成を設けるようにしてもよ
い。
【0034】<電子カセッテ101a,101bの構成
>電子カセッテ101a,101bはそれぞれ、撮影し
て得られた画像データを一時保存するための通信用フレ
ームメモリ150が搭載されている。また、電子カセッ
テ101a,101bはそれぞれ、図2に示すように、
蛍光体201及びセンサ部202の組み合わせから構成
される撮像部を備えている。
【0035】蛍光体201は、電子カセッテ101aへ
入射されたX線(被写体を透過したX線)を可視光像へ
と変換する。センサ部202は、詳細は後述するが、二
次元配列された光電変換素子から構成され、光電変換層
として、例えば、非結晶シリコン(アモルファスシリコ
ン:a−Si膜)が利用されている。これは、大面積の
ガラス基板のようなセンサ基板へフォトキャリアを形成
することが容易に可能なばかりでなく、スイッチング素
子としてのTFTの半導体材料としても用いることが可
能である点で好適だからである。したがって、蛍光体2
01から出力される可視光は、センサ部202のセンサ
基板へ吸収され、ここでフォトキャリアが形成されて蓄
積される。
【0036】図3、センサ部202の内部構成を具体的
に示したものである。センサ部202は、光検出器アレ
ー401を含んでいる。光検出器アレー401は、例え
ば、2000×2000〜4000×4000程度の画
素から構成される。また、光検出器アレー401のアレ
ー面積は、例えば、200mm×200mm〜500m
m×500mm程度である。
【0037】ここでは説明の簡単のため、その一例とし
て、光検出器アレー401は、2048×2048の画
素から構成され、そのアレー面積を215mm×215
mmとしている。したがって、1画素のサイズが約10
5×105μmとなる。そして、光検出器アレー401
は、横方向に配置された2048個の画素を1ブロック
として、当該2048個のブロックを縦方向に配置した
2次元構成としている。
【0038】図4は、1つの画素(光電変換素子)に着
目し、その等価回路の構成の一例を示したものである。
【0039】光電変換素子は、光検出部301と、電荷
の蓄積及び読取を制御するためのスイッチング薄膜トラ
ンジスタ(以下「スイッチングTFT」と言う)303
とを含んでおり、例えば、ガラス基板上へアモルファス
シリコン(a−Si)が付加された構成としている。
【0040】光検出部301は、光ダイオード301a
及びコンデンサ301bの並列回路を含んでいる。上記
図4では、光検出部301での光電効果による電荷を
“定電流源302”として表している。尚、コンデンサ
301bとしては、光ダイオード301aの寄生容量で
あっても、或は光ダイオード301aのダイナミックレ
ンジを改善する追加的なコンデンサであってもよい。
【0041】また、光検出部301の光ダイオード30
1aのカソードは、共通電極(D電極)であるバイアス
配線Lbを介してバイアス電源304へ接続されてい
る。一方、光検出部301の光ダイオード301aのア
ノードは、ゲート電極(G電極)からスイッチングTF
T303を介して、コンデンサ305及び電荷読出し用
プリアンプ306へ接続されている。プリアンプ306
への入力は、リセット用スイッチ308及び信号線バイ
アス電源309を介してアースへ接続されている。
【0042】上記図4に示した1つの光電変換素子で
は、先ず、スイッチングTFT303及びリセット用ス
イッチ309が一時的にオンされ、コンデンサ301b
がリセットされる。その後、スイッチングTFT303
及びリセット用スイッチ309がオフされる。X線発生
部117からX線が被検体170に対して曝射される
と、被検体170の透過X線は、蛍光体201(上記図
2参照)により可視光線像へと変換され、当該光電変換
素子に対して入射する。
【0043】当該光電変換素子において、先ず、光ダイ
オード301aは、上記可視光線像により導通状態とな
り、コンデンサ301bの電荷を放電させる。次に、ス
イッチングTFT303がオンされることで、コンデン
サ301bとコンデンサ305が接続される。これによ
り、コンデンサ301bの電荷がコンデンサ305へと
伝達される。そして、コンデンサ305の蓄積電荷は、
プリアンプ306によりその電圧が増幅されて、或はコ
ンデンサ307により電圧へ変換されて外部出力され
る。
【0044】上記図3に戻り、上記図4に示したような
光電変換素子が2次元配列された光検出器アレー401
全体に着目して、センサ部202全体の構成を更に具体
的に説明する。
【0045】上記図4に示したように、1つの光電変換
素子(画素)は、1つの光検出部301及びスイッチン
グTFT303を含んでいる。上記図3において、光電
変換素子PD(1,1)〜(2048,2048)は光
検出部301に対応し、転送用スイッチSW(1,1)
〜(2048,2048)はスイッチングTFT303
に対応する。
【0046】光電変換素子PD(m,n)のゲート電極
(G電極)は、対応する転送用スイッチSW(m,n)
を介して、その列に対する共通の列信号線Lcmへ接続
される。例えば、第1列の光電変換素子PD(1,1)
〜(2048,1)は、第1の列信号線Lc1へ接続さ
れる。
【0047】それぞれの光電変換素子PD(m,n)の
共通電極(D電極)は全て、バイアス配線Lbを介し
て、バイアス電源304へ接続される。同じ行の転送用
スイッチSW(m,n)の制御端子は、共通の行選択線
Lrnへ接続される。例えば、第1行の転送用スイッチ
SW(1,1)〜(1,2048)は、行選択線Lr1
へ接続される。
【0048】行選択線Lr1〜2048は、ゲート駆動
回路403を介してタイミング制御回路404へ接続さ
れる。ゲート駆動回路403は、タイミング制御回路4
04からの制御信号を解読し、どのラインの光電変換素
子の信号電荷を読み出すべきかを決定するアドレスデコ
ーダ410と、アドレスデコーダ410の出力に従って
開閉される2048個のスイッチ素子SWとを含んでい
る。このような構成により、任意のラインLrnのスイ
ッチSW(m,n)に接続される光電変換素子PD
(m,n)の信号電荷を読み出すことができる。尚、ゲ
ート駆動回路403としては、例えば、液晶ディスプレ
イ等に用いられているシフトレジスタによって構成した
回路を用いるようにしてもよい。
【0049】列信号線Lc1〜2048は、タイミング
制御回路404により制御される信号読出回路402へ
接続される。信号読出回路402は、列信号線Lc1〜
2048からの信号電位を増幅するプリアンプ406−
1〜2048、プリアンプ406−1〜2048の出力
をサンプルホールドするサンプルホールド(S/H)回
路407−1〜2048、S/H回路407−1〜20
48の出力を時間軸上で多重化するアナログマルチプレ
クサ408、及びアナログマルチプレクサ408のアナ
ログ出力をディジタル化するA/D変換器409を含ん
でいる。A/D変換器409の出力は、通信用フレーム
メモリ150に対して入力される。
【0050】上述のようなセンサ部202では、先ず、
蛍光体201からの可視光に応じて、すなわち被検体1
70を透過したX線量に応じて光電変換素子PD(m,
n)へ蓄積された電荷(フォトキャリア)は、ゲート駆
動回路403の制御により、ゲート駆動回路403の行
選択線(ゲートライン)Lrmへ接続された転送用スイ
ッチSW(m,n)がONされることで、1ライン分の
画像信号として読み出される。
【0051】上記読出信号は、アンプ406−nにより
増幅され、サンプルホールド回路407−nによりサン
プルホールドされた後、アナログマルチプレクサ408
へと入力される。アナログマルチプレクサ408での切
替制御は、タイミング制御回路404により行われる。
アナログマルチプレクサ408の出力は、A/D変換器
409によりディジタルデータへと変換される。
【0052】上記ディジタルデータは、タイミング制御
回路404の制御により、通信用メモリ(フレームメモ
リ)150及びセンサ接続部103(上記図1参照)を
順次介して、システム制御部106ヘと転送される。し
たがって、システム制御部106では、センサ部202
全体(電子カセッテ全体)の二次元画像データが得られ
ることになる。
【0053】<X線撮影システム100の動作>図5
は、上記図1のX線撮影システム100において、被検
体170のX線撮影が行われてから、被検体170のX
線画像を得るまでの、動作タイミングを示したものであ
る。
【0054】ここで、以下の説明では、説明の簡単のた
め、電子カセッテ101aを「カセッテA」とし、電子
カセッテ101bを「カセッテB」とし、これらの2台
のカセッテA,Bを同時に駆動してX線撮影を行なうも
のとする。この指示、すなわち2台のカセッテA、Bを
同時に使用した撮影を行なう指示は、ユーザ116がユ
ーザインターフェース114により入力され、センサ切
替部103を介して、撮像制御部107等へ供給される
ことになる。
【0055】上記図5において、“501”は、ユーザ
インターフェース114による撮像要求信号(曝射要求
SW信号)を示す。“502”は、X線発生器117の
レディ信号(撮影要求指示信号)を示す。“503”
は、実X線曝射状態を示す。“504”は、ユーザ11
6の指示に基づいた撮像制御器107からカセッテA,
Bへの撮影要求信号(X線撮像要求信号)を示す。“5
05”は、カセッテA,Bの撮影レディ信号(X線検出
器レディ信号)を示す。“506”は、カセッテA,B
内のパワー制御信号を示す。“507”及び“509”
はそれぞれ、カセッテA,Bに対するデータ転送要求信
号を示す。“508”及び“510”はそれぞれ、力セ
ッテA,Bの画像転送及び画像処理のタイミングを示
す。
【0056】そこで、先ず、カセッテA,Bは、ユーザ
116からの検出器準備要求又は撮影要求が発行される
まで、“506”に示すように、パワー制御信号が0F
Fとなった状態で待機する。具体的には、上記図3に示
した構成において、行選択線Lr、列信号線Lc、及び
バイアス配線Lbの電位を、不図示のスイッチにより同
電位(特に、信号GNDレベル)に保ち、光検出器アレ
ー401に対してバイアスを印加しない。尚、信号読出
回路402、ゲート駆動回路403、及びバイアス電源
404又はそれを含む電源を遮断することにより、行選
択線Lr、列信号線Lc、及びバイアス配線Lbの電位
をGND電位に保つようにしてもよい。
【0057】次に、ユーザ116からユーザインターフ
ェース114の曝射要求SW1が操作されると(“50
1”の1stSW参照)、撮像制御器107は、X線発
生器117を撮影レディ状態に遷移させる共に、カセッ
テA,Bを撮影準備状態へ移行させる制御指示を出す。
これを受けた力セッテA、Bは、光検出器アレー401
へバイアスを印加すると共に、例えば、撮影準備のため
に所定時間(数秒以上)を要する場合等には、その準備
のための動作を開始する。
【0058】次に、ユーザ116からユーザインターフ
ェース114の曝射要求SW2が操作されると(“50
1”の2ndSW参照)、撮像制御部107は、カセッ
テA,BとX線発生器117との同期を取りながら撮影
動作を制御する。具体的には例えば、撮像制御部107
は、曝射要求SW2の操作による指示(撮影要求指示)
に従って、“504”に示すX線撮像要求信号のタイミ
ングでカセッテA,Bに対して撮像要求信号をアサート
する。
【0059】カセッテA,Bは、撮像準備が整った時点
で、撮像制御器107に対し、X線検出器レディ信号
(“505”参照)を返送する。撮像制御器107は、
2台のカセッテA,BからのX線検出器レディ信号の遷
移に基づいて、X線発生器117に対してX線曝射を要
求(X線発生要求)する(“503”参照)。X線発生
器117は、撮像制御器107からX線発生要求がなさ
れている間(X線発生要求信号が供給されている間)、
X線を発生する。
【0060】撮像制御器107は、X線発生器117が
所定X線量を発生したことを認識すると、X線発生器1
17に対するX線発生要求信号(“503”参照)をネ
ゲートすると共に、カセッテA,Bに対するX線撮像要
求信号(“504”参照)をネゲートすることで、力セ
ッテA,Bに対して画像取得タイミングを通知する。
【0061】力セッテA,Bは、撮像制御器107から
の画像取得タイミングに基づいて、この時点まで待機状
態であった信号読出回路402(上記図3参照)の動作
を開始させる。信号読出回路402の制定のための所定
ウェイト時間後、タイミング制御回路404の制御によ
り、X線検出器アレー401からは、画像データが読み
出され、X線撮影画像が取得される。
【0062】上述のような画像取得動作は、X線の1回
の曝射で2台のカセッテA,Bで同時に実行される。し
たがって、カセッテA,Bのそれぞれの通信用フレーム
メモリ150には、X線撮影画像が一旦保存されること
になる。尚、カセッテA,Bのそれぞれの通信用フレー
ムメモリ150は、少なくとも1枚分の画像データを記
憶できる容量を有するものとする。
【0063】システム制御部106は、先ず一台目のカ
セッテ(ここではカセッテAとする)に対して、データ
転送要求信号(“507”参照)を送信する。データ転
送要求信号を受け取ったカセッテAは、システム制御部
106に対して、通信用フレームメモリ150へ一旦保
存したX線撮影画像データ(A1)を送信する(“50
8”参照)。
【0064】システム制御部106は、カセッテAから
のデータ転送が終了したのを認識すると、続いて、もう
一台のカセッテBに対して、データ転送要求信号(“5
09”参照)を送信する。データ転送要求信号を受け取
ったカセッテBは、システム制御部106に対して、通
信用フレームメモリ150へ一旦保存したX線撮影画像
データ(B1)を送信する(“510”参照)。
【0065】上述のように、カセッテAで得られたX線
撮影画像データ(A1)と、カセッテBで得られたX線
撮影画像データ(B1)とが順次、システム制御部10
6へと転送される。
【0066】システム制御部106への2台のカセッテ
A,BのX線撮影画像データの転送が完了すると、補正
用画像を取得するために、撮像制御部107は、カセッ
テA,Bを再び待機状態へと遷移させる。その後、上述
したX線撮影画像データ(A1,B1)の取得時と同様
にして、力セッテA,Bはそれぞれ、補正用画像(暗画
像)データを同時に取得する。
【0067】すなわち、システム制御部106は、先ず
一台目のカセッテ(ここではカセッテAとする)に対し
て、データ転送要求信号(“507”参照)を送信す
る。データ転送要求信号を受け取ったカセッテAは、シ
ステム制御部106に対して、通信用フレームメモリ1
50へ一旦保存したオフセット補正用画像データ(A
2)を送信する(“508”参照)。
【0068】システム制御部106は、カセッテAから
のデータ転送が終了したのを認識すると、続いて、もう
一台のカセッテBに対して、データ転送要求信号(“5
09”参照)を送信する。データ転送要求信号を受け取
ったカセッテBは、システム制御部106に対して、通
信用フレームメモリ150へ一旦保存したオフセット補
正用画像データ(B2)を送信する(“510”参
照)。
【0069】上述のように、カセッテAで得られたオフ
セット補正用画像データ(A2)と、カセッテBで得ら
れたオフセット補正用画像データ(B2)とが順次、シ
ステム制御部106へと転送される。
【0070】尚、オフセット補正用画像データの取得時
の撮影シーケンスは、撮影の度にX線曝射時間等につい
て若干異なる可能性が有るが、これも含めて全く同じ撮
影シーケンスを再現して補正用画像を取得することによ
り、より高画質な画像が得られる。
【0071】システム制御部106において、画像処理
部108は、X線撮影画像データ(A1,B1)のそれ
ぞれに対して、オフセット補正用画像データ(A2,B
2)を用いたオフセット補正や、ゲイン補正用画像デー
タを用いたゲイン補正等の基本補正処理を施す(“50
8”、“510”参照)。例えば、画像処理部108
は、X線撮影画像データ(A1,B1)のそれぞれに対
して、2台のカセッテA,Bで得られたX線撮影画像デ
ータ(A1,B1)を1枚の画像データとして扱えるよ
う、それぞれの画像特性を一致させるためのオフセット
補正及びゲイン補正の処理を含む補正処理を施す。
【0072】ここでのオフセット補正処理は、信号電荷
に含まれる暗電流等の影響を補正するために、X線曝射
を行わずに読み込んだオフセット補正用画像データ(A
2,B2)を利用して、X線曝射時のX線撮影画像デー
タ(A1,B1)を補正する処理を含む。また、ゲイン
補正処理は、カセッテA,Bに対して被検体170を介
さずに直接X線のみを照射して得られたゲイン補正用画
像データを用いて、X線曝射時のX線撮影画像データ
(A1,B1)を補正することにより、各画素ごとのゲ
インのばらつきを補正する処理を含む。尚、このゲイン
補正用画像データは、工場出荷時または各撮影に先だっ
てあらかじめ取得しておく。
【0073】そして、画像処理部108は、X線撮影画
像データ(A1,B1)のそれぞれの画像特性を一致さ
せた後、これらのX線撮影画像データ(A1,B1)を
1枚の画像データとして取り扱い、当該画像データに対
して、階調処理、DR(Dynamic Range)
処理、及び2枚の画像のつなぎ目処理等の任意の各種画
像処理を施す。
【0074】ところで、画像処理部108において、2
枚のX線撮影画像を1枚の画像として取り扱う際、2枚
のX線撮影画像の配置関係については、次のような構成
により決定するようになされている。
【0075】例えば、図6に示すように、カセッテAに
は配置状況を判定するための配置検出部601〜604
が設けられており、カセッテBにも同様に配置状況を判
定するための配置検出部605〜608が設けられてい
る。配置検出部(電極)601〜608は、例えば、力
セッテA,Bを組み合わせることで、配置検出部の何れ
かが接触し、その接触状態により、位置関係を判定でき
るようになされている。
【0076】尚、力セッテA,Bは、これらを組み合わ
せた際に、隙間なく接するような構造となっている。ま
た、カセッテA,Bを組み合わせた際に、位置がずれな
いようなアタッチメント構造を用いるようにしてもよ
い。
【0077】したがって、画像処理部108は、配置検
出部601〜608の接触状態により示されるカセッテ
A,Bの配置関係に応じて、上述したような画像処理を
行う。例えば、カセッテA,Bが、図7(a)に示すよ
うな配置関係(カセッテAが左、カセッテBが右)であ
る場合、画像処理部108は、同図(b)に示すような
1枚の画像(カセッテAで得られたX線撮影画像Aが
左、カセッテBで得られたX線撮影画像Bが右)が得ら
れるような画像処理を行なう。また、カセッテA,B
が、上記図7(c)に示すような配置関係(カセッテA
が右、カセッテBが左)である場合、画像処理部108
は、同図(d)に示すような1枚の画像(カセッテAで
得られたX線撮影画像Aが右、カセッテBで得られたX
線撮影画像Bが左)が得られるような画像処理を行な
う。
【0078】上述のようにして画像処理部108で得ら
れた1枚の画像、すなわち2台のカセッテA,Bで同時
に撮影して得られた2枚のX線撮影画像から得られた1
枚の合成画像は、例えば、モニタ115で表示された
り、或は外部記憶装置110へ記憶される。
【0079】上述のように、本実施の形態では、2台の
電子カセッテ101a,101bを同時に駆動して一度
に撮影を行う構成としたので、従来では2回に分けてい
た撮影が1回で完了することができる。例えば、右手と
左手の各撮影画像により診断を行なう場合であっても、
右手と左手の撮影を個別に行なう必要なく、1回の撮影
で、右手と左手の各撮影画像を得ることができる。した
がって、撮影作業の効率も上がり、また、被検者170
の被爆が1回でよいため、被検者170への負担も軽く
なる。
【0080】尚、第1の実施の形態において、上記図5
に示したカセッテBの画像転送(“509”、“51
0”参照)について、次のような構成とするようにして
もよい。例えば、図8に示すように、システム制御部1
06は、カセッテAからオフセット補正用画像データ
(A2)を受け取った後に、続いて、カセッテBに対し
てデータ転送要求信号を送信する(“509´”参
照)。カセッテBは、X線撮影画像データ(B1)と共
に、オフセット補正用画像データ(B2)を順次、シス
テム制御部106へ転送する。但し、この場合、カセッ
テBの通信用メモリ150は、少なくとも2枚分の画像
データを記憶できる容量が必要となる。
【0081】また、第1の実施の形態では、2台のカセ
ッテA,Bを同時に駆動させて撮影を行なうことが可能
なように構成したが、2台のカセッテA,Bに限られる
ことはなく、任意の複数のカセッテを同時に駆動させて
撮影を行なうようにしてもよい。
【0082】(第2の実施の形態)本発明は、例えば、
図9に示すようなX線撮影システム700に適用され
る。尚、上記図9のX線撮影システム700において、
上記図1のX線撮影システム100と同様に動作する箇
所には同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。こ
こでは、第1の実施の形態と異なる構成についてのみ、
具体的に説明する。
【0083】X線撮影システム700において、2台の
電子カセッテ101a,101bはそれぞれ、上記図2
〜図4を用いて説明したような、二次元配列された光電
変換素子を含む構成としている。
【0084】本実施の形態での電子カセッテ101a,
101bについて具体的に説明すると、まず、図10
(a),(b)は、電子カセッテ101a,101bの
構造を示したものである。上記図10(a)に示すよう
に、例えば、電子カセッテ101aにおいて、光検出ア
レー401(上記図3参照)は、電子力セッテ101a
の任意の一辺に接する形で配置されている。そして、電
子力セッテ101aの筐体内の空スペースに対して、ゲ
ート駆動回路403、信号読出回路402、タイミング
制御回路404、及び通信用フレームメモリ150等が
配置される。
【0085】光検出アレー401はガラス基板上に形成
されるが、その形成の際に、図11(a)に示すよう
に、2台の電子力セッテ101a,101bを、光検出
アレー401が接している辺同士で近接させた場合、そ
れぞれの電子力セッテ101a,101bの光検出アレ
ー401が画素ピッチと同等以下で近接することが可能
な構造となるよう、ガラス基板の端面まで画素が存在す
るようにカッティングされ端面処理される。尚、上記図
11(b)についての詳細は後述する。
【0086】電子力セッテ101a,101bにおい
て、光検出アレー401が接する辺は、光検出アレー4
01を保護するために、カバーにより外部から接触でき
ない構造となっている。そたがって、2台の電子力セッ
テ101a,101bを合体させる際には、当該カバー
を外して、上記図11(a)に示したように、2台の電
子力セッテ101a,101bを合体できる構造となっ
ている。尚、2台の電子力セッテ101a,101bを
合体させる際に、自動的に当該カバーが開くような構造
としてもよい。
【0087】また、上記図10(b)に示すように、例
えば、電子力セッテ101aにおいて、他の電子カセッ
テとの接続辺に電極801が設けられている。したがっ
て、2台の電子力セッテ101a,101bを合体した
状態において、それぞれの光検出アレー401が正確に
接している状態にあるか否かは、電極801が接してい
るか否かによって判定可能となる。尚、2台の電子力セ
ッテ101a,101bを合体した際に、カセッテ同士
が固定されるようなアタッチメント構造としてもよい。
【0088】上述のような電子力セッテ101a,10
1bを備える本実施の形態のX線撮影システム700の
動作については、第1の実施の形態のX線撮影システム
100の動作(上記図5、上記図8参照)と同様である
が、電子力セッテ101a,101bの配置関係に基づ
いた画像処理部108での処理が若干異なる。
【0089】すなわち、本実施の形態では、特に、2台
の電子力セッテ101a,101bの光検出アレー40
1を画素ピッチと同等以下に近接させるように構成して
いるため、画像処理分108は、上記図10(b)に示
した電極801の接触状態により示される電子カセッテ
101a,101bの配置関係が、図12(a)に示す
ような配置関係(カセッテAが左、カセッテBが右とし
て、それぞれの光検出アレー401が接続された配置関
係)である場合、同図(b)に示すような1枚の画像
(カセッテAで得られたX線撮影画像Aが左、カセッテ
Bで得られたX線撮影画像Bが右として接続された画
像)が得られるような画像処理を行なう。また、カセッ
テA,Bが、上記図12(c)に示すような配置関係
(カセッテAが右、カセッテBが左として、それぞれの
光検出アレー401が接続された配置関係)である場
合、画像処理部108は、同図(d)に示すような1枚
の画像(カセッテAで得られたX線撮影画像Aが右、カ
セッテBで得られたX線撮影画像Bが左として接続され
た画像)が得られるような画像処理を行なう。
【0090】また、画像処理部108は、第1の実施の
形態で述べた補正処理として、2枚のX線撮影画像の接
続部分の濃度が連続的に変化するように、空間周波数的
に低周波の補正処理等を含めた処理を行なう。
【0091】上述のように、本実施の形態では、2台の
電子力セッテ101a,101bの光検出アレー401
を画素ピッチと同等以下に近接させ、2台の電子カセッ
テ101a,101bを同時に駆動して一度に撮影を行
うように構成したので、撮影範囲を広くすることができ
る。このため、従来では2回に分けていた撮影を1回で
完了することできる。したがって、撮影作業の効率も上
がり、また、被検者170の被爆が1回でよいため、被
検者170への負担も軽くなる。
【0092】尚、第2の実施の形態では、2台の電子力
セッテ101a,101bの光検出アレー401を近接
させるように構成したが、近接させる電子カセッテの台
数は2台に限られることはない。近接させる電子カセッ
テの台数を増やすほど、その撮影可能範囲をさらに広げ
ることができる。具体的には例えば、まず、上記図3に
示したように、光検出アレー401はマトリックス構造
をしており、少なくともその2辺に信号読出回路402
及びゲート駆動回路403の接続が必要である。したが
って、上記図11(a)に示したように、2台の電子力
セッテ101a,101bを近接させる場合、信号読出
回路402及びゲート駆動回路703が接続されていな
い残りの2辺を使用して近接させることになるが、上記
図11(b)に示すように、4台の電子カセッテ101
a〜101dを近接させるように構成してもよい。2台
の電子力セッテ101a,101bを近接可能なように
構成にした場合には、光検出アレー401の端面処理や
保護カバーをつけたりする等の処理を、上記図10
(a)に示したように1辺に対して実行し、一方、4台
の電子力セッテ101a〜101dを近接可能なように
構成にした場合には、当該処理を2辺に対して実行する
ことになる。
【0093】また、第1及び第2の実施の形態では、2
台の電子力セッテ101a,101bの電源を外部から
供給するように構成したが、これに限られることはな
く、例えば、それぞれの電子力セッテ101a,101
bに対してバッテリーが搭載されている構成としてもよ
い。
【0094】また、第1及び第2の実施の形態では、2
台の電子力セッテ101a,101bの配置関係を、電
極の接点により判定するように構成したが、これに限ら
れることはなく、例えば、押しボタンスイッチ等によっ
て判定するようにしてもよい。また、電子力セッテ10
1a,101bの組み合わせ機構についても、上記図7
や上記図12に示したものに限られるものでない。
【0095】また、第1及び第2の本実施の形態では、
電子力セッテ101a,101bとシステム制御部10
6が信号線等で接続された構成としているが、これに限
られることはなく、例えば、電子力セッテ101a,1
01bに対して可搬型のメモリを搭載し、撮影後に撮影
画像データが記憶された当該メモリをシステム制御部1
06へ接続することで、システム制御部106が当該メ
モリから撮影画像データを読み込むように構成するよう
にしてもよい。或は、光通信によって、電子力セッテ1
01a,101bからシステム制御部106に対して、
撮影画像データを空中伝搬させるように構成するように
してもよい。
【0096】また、本発明の目的は、第1及び第2の実
施の形態のホスト及び端末の機能を実現するソフトウェ
アのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム
或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピ
ュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読みだして実行することによって
も、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶
媒体から読み出されたプログラムコード自体が第1及び
第2の実施の形態の機能を実現することとなり、そのプ
ログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成する
こととなる。プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、ROM、フロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリ
カード等を用いることができる。また、コンピュータが
読みだしたプログラムコードを実行することにより、第
1及び第2の実施の形態の機能が実現されるだけでな
く、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュー
タ上で稼動しているOS等が実際の処理の一部又は全部
を行い、その処理によって第1及び第2の実施の形態の
機能が実現される場合も含まれることは言うまでもな
い。さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコー
ドが、コンピュータに挿入された拡張機能ボードやコン
ピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリ
に書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づ
き、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるC
PUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理
によって第1及び第2の実施の形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、複数の
撮影手段(可搬可能な電子カセッテ等)を並行して撮影
動作させ(略同時に駆動する等)、これにより得られた
複数の撮影画像を処理して合成画像を取得する(1枚の
画像として処理する等)ように構成した。これにより、
例えば、被写体の撮影部位が1つの撮影手段の撮影範囲
へ収まらない場合であっても、数回に分けて撮影を行な
う必要はなく、1回の撮影で当該撮影部位の撮影画像を
得ることができる。これは特に、X線等の放射線撮影の
場合、被検者への被爆の回数を減らすことができ、被検
者への負担を軽減することができるので有効である。具
体的には例えば、右手と左手の各X線撮影画像により診
断を行なう場合であっても、右手と左手のX線撮影を個
別に行なう必要なく、1回のX線撮影で、右手と左手の
各X線撮影画像を得ることができる。
【0098】また、撮影手段の撮像部(光電変換素子が
二次元配列されてなるセンサ部等)を、他の撮影手段の
撮像部へ近接させるように構成した場合、撮影範囲を広
くすることができる。このため、被写体の撮影部位を撮
影範囲へ収めやすくなり、従来では2回に分けていた撮
影を1回で完了することもできる。この構成の場合も特
に、X線等の放射線撮影の場合、被検者への被爆の回数
を減らすことができ、被検者への負担を軽減することが
できるので有効である。
【0099】よって、本発明によれば、撮影の作業効率
を向上させることができ、且つ被写体への負担をも軽減
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態において、本発明を適用した
X線撮影システムの構成を示すブロック図である。
【図2】上記X線撮影システムの電子カセッテの構成を
説明するための図である。
【図3】上記電子カセッテのセンサ部の構成を説明する
ための図である。
【図4】上記センサ部の光電変換素子の構成を説明する
ための図である。
【図5】上記X線撮影システムの動作を説明するための
図である。
【図6】上記電子カセッテの配置状態の判別方法を説明
するための図である。
【図7】上記電子カセッテで得られた画像の処理を説明
するための図である。
【図8】上記X線撮影システムの他の動作を説明するた
めの図である。
【図9】第2の実施の形態において、本発明を適用した
X線撮影システムの構成を示すブロック図である。
【図10】上記X線撮影システムの電子カセッテの構成
を説明するための図である。
【図11】上記電子カセッテを近接させるための構成を
説明するための図である。
【図12】上記電子カセッテで得られた画像の処理を説
明するための図である。
【図13】従来の電子カセッテを説明するための図であ
る。
【符号の説明】
100 X線撮影システム 101a,101b 電子カセッテ 103 センサ接続部 104 X線室 105 X線制御室 106 システム制御部 107 撮像制御部 108 画像処理部 109 メモリ 110 外部記憶装置 111 メイン制御部 112 インターフェース 113 センサ切替部 114 ユーザインターフェース 115 モニタ 116 ユーザ 117 X線発生部 118 高圧発生源 119 X線管球 120 X線絞り 150 通信用フレームメモリ 160 バス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01T 1/20 G01T 1/20 G G03B 42/04 G03B 42/04 A H04N 5/32 H04N 5/32 7/18 7/18 L V Fターム(参考) 2G088 EE01 EE11 FF02 GG19 GG20 JJ01 JJ05 JJ09 JJ33 KK20 KK29 KK32 KK35 2H013 BA02 4C093 AA03 CA18 CA34 EB13 EB17 FA13 FA32 FA33 FA42 FA52 FC01 FF35 5C024 AX11 CY18 CY50 DX04 GX21 HX02 HX60 5C054 AA01 AA07 CA02 CC01 EA01 EA05 FE11 HA12

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体の第1の患部を放射線撮影する第
    1の撮影手段と、 被写体の第2の患部を放射線撮影する第2の撮影手段
    と、 上記第1、第2の撮影手段を1回の放射線の照射で並行
    して撮影動作させる制御手段と、 上記第1、第2の撮影手段で得られた複数の撮影画像を
    処理して合成画像を取得する画像処理手段とを備えるこ
    とを特徴とする撮影装置。
  2. 【請求項2】 それぞれが二次元配列された複数の撮像
    素子からなる撮像部を有する複数の撮影手段が接続可能
    な撮影装置であって、 上記複数の撮影手段を並行して撮影動作させる制御手段
    と、 上記複数の撮像手段の各撮像部が接した状態で上記複数
    の撮影手段で得られた複数の撮影画像を処理して合成画
    像を取得する画像処理手段とを備えることを特徴とする
    撮影装置。
  3. 【請求項3】 上記複数の撮影手段はそれぞれ、自側の
    撮像部を他の撮影手段の撮像部へ画素ピッチと同等以下
    に接することが可能であることを特徴とする請求項2記
    載の撮影装置。
  4. 【請求項4】 上記複数の撮影手段の配置状態を検出す
    る検出手段を備え、 上記画像処理手段は、上記検出手段の検出結果に基づい
    て、上記複数の撮影画像を処理して合成画像を取得する
    ことを特徴とする請求項2記載の撮影装置。
  5. 【請求項5】 上記複数の撮影手段は、入射放射線から
    上記撮影画像を取得する手段を含むことを特徴とする請
    求項2記載の撮影装置。
  6. 【請求項6】 上記複数の撮影手段は、電子カセッテを
    含むことを特徴とする請求項2記載の撮影装置。
  7. 【請求項7】 複数の機器が互いに通信可能に接続され
    てなる撮影システムであって、 上記複数の機器のうち少なくとも1つの機器は、請求項
    1〜6の何れかに記載の撮影装置の機能を有することを
    特徴とする撮影システム。
  8. 【請求項8】 それぞれが二次元配列された複数の撮像
    素子からなる撮像部を有する複数の撮影手段により撮影
    画像を取得するための撮影方法であって、 上記複数の撮影手段を並行して撮影動作させる制御ステ
    ップと、 上記複数の撮像手段の各撮像部が接した状態で上記複数
    の撮影手段で得られた複数の撮影画像を処理して合成画
    像を取得する画像処理ステップとを含むことを特徴とす
    る撮影方法。
  9. 【請求項9】 上記複数の撮影手段はそれぞれ、自側の
    撮像部を他の撮影手段の撮像部へ画素ピッチと同等以下
    に接することが可能な手段を含むことを特徴とする請求
    項8記載の撮影方法。
  10. 【請求項10】 上記画像処理ステップは、上記複数の
    撮影手段の配置状態に基づいて、上記複数の撮影画像を
    処理して合成画像を取得するステップを含むことを特徴
    とする請求項8記載の撮影方法。
  11. 【請求項11】 上記複数の撮影手段は、入射放射線か
    ら上記撮影画像を取得する手段を含むことを特徴とする
    請求項8記載の撮影方法。
  12. 【請求項12】 上記複数の撮影手段は、電子カセッテ
    を含むことを特徴とする請求項8記載の撮影方法。
  13. 【請求項13】 請求項1〜6の何れかに記載の撮影装
    置の機能、又は請求項7記載の撮影システムの機能を実
    施するための処理プログラムを、コンピュータが読出可
    能に格納したことを特徴とする記憶媒体。
  14. 【請求項14】 請求項8〜12の何れかに記載の撮影
    方法の処理ステップを、コンピュータが読出可能に格納
    したことを特徴とする記憶媒体。
JP2000400033A 2000-12-28 2000-12-28 放射線撮影システム、撮影方法、及び記憶媒体 Expired - Lifetime JP4708559B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000400033A JP4708559B2 (ja) 2000-12-28 2000-12-28 放射線撮影システム、撮影方法、及び記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000400033A JP4708559B2 (ja) 2000-12-28 2000-12-28 放射線撮影システム、撮影方法、及び記憶媒体

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2002200064A true JP2002200064A (ja) 2002-07-16
JP2002200064A5 JP2002200064A5 (ja) 2008-01-31
JP4708559B2 JP4708559B2 (ja) 2011-06-22

Family

ID=18864700

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000400033A Expired - Lifetime JP4708559B2 (ja) 2000-12-28 2000-12-28 放射線撮影システム、撮影方法、及び記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4708559B2 (ja)

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006030593A1 (ja) * 2004-09-16 2006-03-23 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. 放射線画像検出器及び放射線画像撮影システム
JP2008534097A (ja) * 2005-04-01 2008-08-28 ウードゥヴェ セミコンダクターズ 口腔歯科画像センサ及びこのセンサを使用する放射線医学システム
JP2009045150A (ja) * 2007-08-16 2009-03-05 Fujifilm Corp 放射線画像撮影システム
JP2011072775A (ja) * 2009-09-03 2011-04-14 Fujifilm Corp 放射線撮影システム
JP2011104083A (ja) * 2009-11-17 2011-06-02 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 放射線画像撮影システム
JP2012040140A (ja) * 2010-08-18 2012-03-01 Fujifilm Corp 可搬型放射線撮影装置セット、可搬型放射線撮影装置
JP2012045159A (ja) * 2010-08-26 2012-03-08 Fujifilm Corp 放射線画像撮影システム及び放射線画像撮影方法
JP2012045172A (ja) * 2010-08-26 2012-03-08 Fujifilm Corp 放射線画像撮影システム、放射線画像撮影方法、及びプログラム
JP2012213442A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Fujifilm Corp 放射線撮影装置
JP2012231994A (ja) * 2011-05-02 2012-11-29 Fujifilm Corp 画像取得装置及び放射線撮影システム
WO2013046841A1 (ja) * 2011-09-30 2013-04-04 富士フイルム株式会社 放射線画像撮影装置、放射線画像撮影システム及びその撮影制御方法
WO2013065682A1 (ja) * 2011-10-31 2013-05-10 富士フイルム株式会社 放射線画像撮影装置、放射線画像処理装置、放射線画像撮影システム、放射線画像撮影方法、及び放射線画像撮影プログラム
JP2013217934A (ja) * 2006-11-22 2013-10-24 Konica Minolta Inc 放射線画像撮影装置及び放射線画像撮影装置の製造方法
WO2015098002A1 (ja) * 2013-12-27 2015-07-02 キヤノン株式会社 放射線撮影システム及びその制御方法
EP3050509A1 (en) * 2015-01-30 2016-08-03 Canon Kabushiki Kaisha Control apparatus, control method, and program
JP2016140509A (ja) * 2015-01-30 2016-08-08 キヤノン株式会社 放射線撮影システム、制御方法、制御方法、及びプログラム
JP2016140514A (ja) * 2015-01-30 2016-08-08 キヤノン株式会社 放射線撮影システム、放射線撮影装置、制御装置、制御方法、及びプログラム
CN105997110A (zh) * 2015-03-27 2016-10-12 佳能株式会社 放射线摄影***及控制方法
JP2016202252A (ja) * 2015-04-15 2016-12-08 キヤノン株式会社 放射線撮影システム、放射線撮影システムの制御方法およびプログラム
JP2017056279A (ja) * 2016-12-27 2017-03-23 キヤノン株式会社 放射線撮影システム、制御方法、制御方法、及びプログラム
JP2018023794A (ja) * 2017-09-06 2018-02-15 富士フイルム株式会社 放射線画像撮影装置および放射線画像撮影システム
JP2018089307A (ja) * 2016-12-07 2018-06-14 キヤノン株式会社 放射線撮影システム用制御装置
JP2019048181A (ja) * 2018-12-26 2019-03-28 富士フイルム株式会社 放射線画像撮影装置および放射線画像撮影システム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7108457B2 (ja) 2018-04-26 2022-07-28 キヤノン株式会社 放射線撮影装置、面積線量取得装置および方法、プログラム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1085207A (ja) * 1996-08-05 1998-04-07 Siemens Ag X線診断装置
JPH11104128A (ja) * 1997-09-30 1999-04-20 Morita Mfg Co Ltd パノラマx線撮影装置用デジタルセンサカセット
JP2000132663A (ja) * 1998-10-23 2000-05-12 Canon Inc 画像処理装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP2000232976A (ja) * 1998-12-15 2000-08-29 Fuji Photo Film Co Ltd 画像合成システム
JP2000250153A (ja) * 1999-03-04 2000-09-14 Fuji Photo Film Co Ltd 蓄積性蛍光体シート用カセッテ

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1085207A (ja) * 1996-08-05 1998-04-07 Siemens Ag X線診断装置
JPH11104128A (ja) * 1997-09-30 1999-04-20 Morita Mfg Co Ltd パノラマx線撮影装置用デジタルセンサカセット
JP2000132663A (ja) * 1998-10-23 2000-05-12 Canon Inc 画像処理装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP2000232976A (ja) * 1998-12-15 2000-08-29 Fuji Photo Film Co Ltd 画像合成システム
JP2000250153A (ja) * 1999-03-04 2000-09-14 Fuji Photo Film Co Ltd 蓄積性蛍光体シート用カセッテ

Cited By (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7365337B2 (en) 2004-09-16 2008-04-29 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. Radiographic image detection device and radiographic imaging system
WO2006030593A1 (ja) * 2004-09-16 2006-03-23 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. 放射線画像検出器及び放射線画像撮影システム
JP2008534097A (ja) * 2005-04-01 2008-08-28 ウードゥヴェ セミコンダクターズ 口腔歯科画像センサ及びこのセンサを使用する放射線医学システム
JP2013217934A (ja) * 2006-11-22 2013-10-24 Konica Minolta Inc 放射線画像撮影装置及び放射線画像撮影装置の製造方法
JP2015099159A (ja) * 2006-11-22 2015-05-28 コニカミノルタ株式会社 放射線画像撮影装置の製造方法
JP2009045150A (ja) * 2007-08-16 2009-03-05 Fujifilm Corp 放射線画像撮影システム
JP2011072775A (ja) * 2009-09-03 2011-04-14 Fujifilm Corp 放射線撮影システム
JP2011104083A (ja) * 2009-11-17 2011-06-02 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 放射線画像撮影システム
JP2012040140A (ja) * 2010-08-18 2012-03-01 Fujifilm Corp 可搬型放射線撮影装置セット、可搬型放射線撮影装置
US8748834B2 (en) 2010-08-26 2014-06-10 Fujifilm Corporation Radiographic image capture system and method
JP2012045172A (ja) * 2010-08-26 2012-03-08 Fujifilm Corp 放射線画像撮影システム、放射線画像撮影方法、及びプログラム
JP2012045159A (ja) * 2010-08-26 2012-03-08 Fujifilm Corp 放射線画像撮影システム及び放射線画像撮影方法
JP2012213442A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Fujifilm Corp 放射線撮影装置
JP2012231994A (ja) * 2011-05-02 2012-11-29 Fujifilm Corp 画像取得装置及び放射線撮影システム
WO2013046841A1 (ja) * 2011-09-30 2013-04-04 富士フイルム株式会社 放射線画像撮影装置、放射線画像撮影システム及びその撮影制御方法
WO2013065682A1 (ja) * 2011-10-31 2013-05-10 富士フイルム株式会社 放射線画像撮影装置、放射線画像処理装置、放射線画像撮影システム、放射線画像撮影方法、及び放射線画像撮影プログラム
WO2015098002A1 (ja) * 2013-12-27 2015-07-02 キヤノン株式会社 放射線撮影システム及びその制御方法
JP2015126806A (ja) * 2013-12-27 2015-07-09 キヤノン株式会社 放射線撮影システム及びその制御方法
EP3050509A1 (en) * 2015-01-30 2016-08-03 Canon Kabushiki Kaisha Control apparatus, control method, and program
JP2016140509A (ja) * 2015-01-30 2016-08-08 キヤノン株式会社 放射線撮影システム、制御方法、制御方法、及びプログラム
JP2016140514A (ja) * 2015-01-30 2016-08-08 キヤノン株式会社 放射線撮影システム、放射線撮影装置、制御装置、制御方法、及びプログラム
CN105997110A (zh) * 2015-03-27 2016-10-12 佳能株式会社 放射线摄影***及控制方法
JP2016185248A (ja) * 2015-03-27 2016-10-27 キヤノン株式会社 放射線撮影システム、制御方法およびプログラム
US10271813B2 (en) 2015-03-27 2019-04-30 Canon Kabushiki Kaisha Radiography system, control method, and storage medium
JP2016202252A (ja) * 2015-04-15 2016-12-08 キヤノン株式会社 放射線撮影システム、放射線撮影システムの制御方法およびプログラム
JP2018089307A (ja) * 2016-12-07 2018-06-14 キヤノン株式会社 放射線撮影システム用制御装置
JP2017056279A (ja) * 2016-12-27 2017-03-23 キヤノン株式会社 放射線撮影システム、制御方法、制御方法、及びプログラム
JP2018023794A (ja) * 2017-09-06 2018-02-15 富士フイルム株式会社 放射線画像撮影装置および放射線画像撮影システム
JP2019048181A (ja) * 2018-12-26 2019-03-28 富士フイルム株式会社 放射線画像撮影装置および放射線画像撮影システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4708559B2 (ja) 2011-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4708559B2 (ja) 放射線撮影システム、撮影方法、及び記憶媒体
JP3890210B2 (ja) 画像撮影装置及び画像撮影装置の制御方法
KR100748284B1 (ko) 광전변환장치, 광전변환장치를 이용한 방사선 동영상 촬영장치, 광전변환장치의 제어방법 및 광전변환장치의 제어프로그램을 기록한 기록매체
JP3647440B2 (ja) X線撮影装置
US5444756A (en) X-ray machine, solid state radiation detector and method for reading radiation detection information
JP2002191586A (ja) X線撮像装置及びこれらの通信方法
JP2004180931A (ja) X線撮像装置
JPH0975332A (ja) X線診断装置
EP1440660A2 (en) Radiographic apparatus
JP2006247102A (ja) X線撮影装置
JP4557697B2 (ja) 放射線撮像装置及びその制御方法
JP2005007086A (ja) X線撮影システム
JP4708576B2 (ja) 放射線撮影装置、制御方法
JP4497615B2 (ja) 画像処理装置、補正方法及び記録媒体
JP4746746B2 (ja) 撮像装置
JP2002335446A (ja) 撮像装置及び撮像方法
JP2001340323A (ja) 放射線撮像装置、撮像装置、放射線撮像方法及び記憶媒体
JP4724277B2 (ja) 画像撮影装置、画像撮影方法
JP4649061B2 (ja) 撮像装置及び撮像方法、並びに記憶媒体及びプログラム
JP4731732B2 (ja) 撮像装置及び撮像方法、並びに記録媒体及びプログラム
JP2001066720A (ja) 撮像装置、撮像システム、撮像方法、及び記憶媒体
JP2003014848A (ja) 放射線撮像装置
JP4560175B2 (ja) 放射線画像撮影装置
JPH11178816A (ja) X線透過像撮像装置
JP2004073489A (ja) X線撮影システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071212

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100520

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100525

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100722

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100928

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110217

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110308

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110317