JP2004180931A - X線撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーブルレスディジタルX線検出器をする際に撮影画像と患者IDとのズレをなくし、任意の場所の画像読み出し装置へ画像を転送可能にする。
【解決手段】ケーブルレスディジタルX線検出器で撮影を行う際に、X線撮影が確定した瞬間(例えば、2ndSW押下)に、X線撮影制御部は患者ID・部位情報・画像処理情報などのヘッダ情報を前記X線検出器に送信する。前記X線検出器は撮影したX線画像と前記ヘッダ情報とを不揮発メモリに保存して一括管理する。X線曝射終了直後に前記X線検出器をどのような場所に持ち運んでも、もしくは、電波環境などが悪くなって通信不能に陥っても、前記X線画像と前記ヘッダ情報とが一括管理されているために、時間がズレて前記X線検出器から画像読み取り装置へ画像情報を転送しても、画像管理に問題なく混乱を来たすことはない。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像作成の複数画素から構成される固体撮像素子を使用するX線撮像装置に関するものであり、特にケーブルレス撮像部を用いたX線撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のX線撮像装置では、X線源から医療患者のような被分析対象を通してX線ビームを投射し、X線ビームが被検体を通過した後、スクリーンフィルムカセッテ、フィルムオートチェンジャ、CR(Computed radiography)、FPD(Flat Panel Detector)などにより撮像される。
【0003】
民生機器ではカメラは、アナログフィルムカメラからディジタルカメラへの過渡期にある。X線写真においてもFPDを用いた高分解能の固体X線検出器が提案されており、これは各次元に2000〜4000個のフォトダイオードなどに代表される検出素子を用いた2次元アレーで構成される。各素子は検出器に投射されるX線像の画素輝度に対応する電気信号を作成する。各検出素子からの信号は個別に読み出されてディジタル化され、その後で画像処理、記憶および表示される。X線写真についても民生機器と同様の状態になりつつある。
【0004】
【特許文献1】
特開平6−342099号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、FPDを用いたX線ディジタル撮像装置その原理上、民生のように結像光学系を用いた小型化が難しく、X線スクリーンフィルムカセッテのような特開平6−342099号公報などに提案されている小型、薄型化は難しかった。しかしながら、薄型化、高信頼性技術の向上に伴い、その実現が可能となりつつある。
【0006】
このような従来スクリーンフィルムカセッテのようなワイヤレス薄型X線撮像装置の使用に当たり、従来のワイヤードX線撮像装置では問題とならなかった点が新たに問題点として取り上げられる。
【0007】
従って、本発明は、時間がズレて前記X線検出器から画像読み取り装置へ画像情報を転送しても、画像管理に問題なく混乱を来たすことのないX線撮像装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
斯かる目的を達成するために、本発明のX線撮像装置は、二次元平面放射線検出手段と、前記検出手段らとワイヤレス通信可能な通信制御手段とを備えたX線撮像装置であって、前記通信制御手段は前記検出手段に対して画像ヘッダ情報を送信し、前記検出手段は取得画像と前記画像ヘッダ情報とを一括管理する管理手段と、前記取得画像と前記画像ヘッダ情報とを記憶する記憶手段とを有することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例を示すX線撮像システムの構成ブロック図を示す。10はX線室、12はX線制御室、14は診断室やその他の操作室である。
X線制御室12には、本X線撮像システムの全体的な動作を制御するシステム制御器20が配置される。X線曝射要求SW、タッチパネル、マウス、キーボード、ジョイスティック及びフットスイッチなどからなる操作者インターフェース22は、操作者21が種々の指令をシステム制御器20に入力するのに使用される。操作者21の指示内容は、例えば、撮影条件(静止画/動画、X線管電圧、管電流及びX線照射時間など)、撮影タイミング、画像処理条件、被検者ID及び取込み画像の処理方法などがある。撮像制御器24は、X線室10に置かれるX線撮像系を制御し、画像処理器26はX線室10のX線撮像系による画像を画像処理する。画像処理器26における画像処理は、例えば、画像データの補正、空間フィルタリング、リカーシブ処理、階調処理、散乱線補正及びダイナミックレンジ(DR)圧縮処理などである。
【0010】
28は、画像処理器26により処理された基本画像データを記憶する大容量高速の記憶装置であり、例えば、(RAID)等のハードディスクアレーからなる。30は映像を表示するモニタディスプレイ(以下、モニタと略す。)、32はモニタ30を制御して種々の文字及び画像を表示させる表示制御器、34は、大容量の外部記憶装置(例えば、光磁気ディスク)、36はX線制御室12の装置と診断室やその他の操作室14の装置を接続し、X線室10での撮影画像などを診断室やその他の操作室14の装置に転送するLANボードである。
【0011】
X線室10には、X線を発生するX線発生器40が置かれる。X線発生器40は、X線を発生するX線管球42、撮像制御器24により制御されてX線管球42を駆動する高圧発生源44、及びX線管球42により発生されたX線ビームを所望の撮像領域に絞り込むX線絞り46からなる。撮影用寝台48上に患者としての被検体50が横たわる。撮影用寝台48は、撮像制御器24からの制御信号に従って駆動され、 X線発生器40からのX線ビームに対する被検体の向きを変更できる。撮影用寝台48の下には、被検体50及び撮影用寝台48を透過したX線ビームを検出するX線検出器52が配置されている。
【0012】
X線検出器52は、グリッド54、シンチレータ56、光検出器アレー58及びX線露光量モニタ60の積層体と、光検出器アレー58を駆動する駆動器62とからなる。グリッド54は、被検体50を透過することによって生じるX線散乱の影響を低減するために設けられている。グリッド54はX線低吸収部材と高吸収部材とから成り、例えば、A1とPbのストライプ構造からなる。光検出器アレー58とグリッド54との格子比の関係によりモアレが生じていることがないように、X線照射時には、 X線検出器52は、撮像制御器24からの設定に基づいて駆動器62の制御信号に従いグリッド54を振動させる。
【0013】
シンチレータ56では、エネルギーの高いX線によって蛍光体の母体物質か励起(吸収)され、その再結合エネルギーにより可視領域の蛍光が発生する。即ち、X線を可視光に変換する。その蛍光はCaWo4やCdWo4などの母体自身によるものや、CsI:TlやZnS:Agなどの母体内に付加された発光中心物質によるものがある。光検出器アレー58は、シンチレータ56による可視光を電気信号に変換する。
【0014】
また、本実施例ではシンチレータ56と光検出器アレー58とを別々の構成としたが、勿論、直接X線を電子に変換する検出器で構成するものにも適用される。例えば、アモルファスSeやPbI2などの受光部とアモルファス・シリコンTFTなどからなる放射線(X線)検出器である。
【0015】
X線露光量モニタ60は、X線透過量を監視する目的で配置される。X線露光量モニタ60としては、結晶シリコンの受光素子などを用いて直接X線を検出しても良いし、シンチレータ56による蛍光を検出してもよい。この実施例では、X線露光量モニタ60は、光検出器アレー58の基板裏面に成膜されたアモルファス・シリコン受光素子からなり、光検出器アレー58を透過した過視光(X線量に比例)を検知して、その光量情報を撮像制御器24に伝達する。撮像制御器24は、 X線露光量モニタ60からの情報に基づいて高圧発生電源40を制御し、X線量を調節する。
【0016】
駆動器62は、撮像制御器24の制御下で光検出器アレー58を駆動し、各画素から信号を読み出す。光検出器アレー58及び駆動器62の動作については、後で詳細に説明する。
【0017】
また、四肢などの撮影のために別の薄型X線検出器152が中継器153を介してシステム制御器20に接続されている。図1では薄型X線検出器152は、複数種のセンサの代表として1つを図示してあるが、空間分解能の異なったり、薄型X線検出器152の大きさ、つまり撮像領域の大きさの異なるものなどを交換して使用可能である。X線検出器52と薄型X線検出器152との相違点は、第一には薄型X線検出器152は厚さがフィルムスクリーン系カセッテに匹敵するぐらいの厚さである点が最も大きく異なっている。
【0018】
さらに、薄型X線検出器152には、グリッド54が内蔵されていない点、簡易電源、大容量(10画像以上20画像以下)不揮発メモリを内蔵している点、中継器153とケーブルレスで画像信号および制御のやり取りが可能である点などがある。シンチレータ56、光検出器アレー58及びX線露光量モニタ60の積層体と、光検出器アレー58を駆動する駆動器62などは同様に内蔵されている。ケーブル154は合っても無くても動作可能で、ケーブル154を使用した場合は、画像転送が高速に行えるため、X線撮像後の画像取得、処理、確認の動作がより短い時間で達成され、さらに、充電の必要が無いため長時間撮影を続けることが可能である。中継器153は薄型X線検出器152との通信を中継する他に、自動ID割付や充電器さらには未使用時ホルダとしての機能を有する。中継器153と薄型X線検出器152との通常の接続点は着脱容易かつ高信頼性のコネクタが使用されなければならない。
【0019】
また、その他の操作室14などに、薄型X線検出器152からの画像データ読出し端末160が設置されている場合も有り、この場合は、画像データ読出し端末160が有る場所であれば何処でも薄型X線検出器152からX線撮影画像を読み出すことが可能である。画像データ読出し端末160は先の中継器153のX線画像読出し機能とシステム制御気20の画像処理および管理機能を有し、画像サーバなどへX線画像を転送する。
【0020】
診断室やその他の操作室14には、撮影被検体の情報および撮影方法などをLANボードを経由して指示するためのHIS/LISなどに接続されていたり、LANボード36からの画像を画像処理、診断支援する画像処理端末70、LANボード36からの画像(動画像/静止画)を映像表示モニタ72、イメージ・プリンタ74及び画像データを格納するファイルサーバ76が設けられている。
【0021】
尚、システム制御器20からの各機器に対する制御信号は、X線制御室12内の操作者インターフェース22、或いは診断室やその他の操作室14内にある画像処理端末70からの指示により発生可能である。
【0022】
次に、システム制御器20の基本的な動作を説明する。システム制御器20は、X線撮像系のシーケンスを制御する撮像制御器24に、操作者21の指示に基づいて撮影条件を指令し、撮像制御器24は、その指令に基づき、X線発生器40、撮影用寝台48及びX線検出器52を駆動して、X線像を撮影させる。X線検出器52から出力されるX線画像信号は、画像処理器26に供給され、操作者21指定の画像処理を施されてモニタ30に画像表示され、同時に、基本画像データとして記憶装置28に格納される。システム制御器20は更に、操作者21の指示に基づいて、再画像処理とその結果の画像表示、ネットワーク上の装置への画像データの転送、保存、映像表示及びフィルム印刷等を実行する。
【0023】
次に、信号の流れに従って、図1に示すシステムの基本的な動作を説明する。X線発生器40の高圧電圧源44は、撮像制御器24からの制御信号に従いX線管球42にX線発生のための高圧を印加する。これにより、X線管球42はX線ビームを発生する。発生されたX線ビームはX線絞り46を介して患者たる被検体50に照射される。X線絞り46は、X線ビームを照射すべき位置に応じて撮像制御器24により制御される。即ち、 X線絞り46は、撮像領域の変更に伴い、不必要なX線照射を行なわないようにX線ビームを整形する。
【0024】
X線発生器40が出力するX線ビームは、X線透過性の撮影用寝台48の上に横たわった被検体50、及び撮影用寝台48を透過してX線検出器52に入射する。なお、撮影用寝台48は、被検体50の異なる部位又は方向でX線ビームが透過するように撮像制御器24により制御される。また、薄型X線検出器152を使用する場合は、X線発生器40から出力されたX線ビームが被検体50を透過して薄型X線検出器に入射するように操作者21が薄型X線検出器152および被検体50を調節する。
【0025】
X線検出器52のグリッド54は、被検体50を透過することによって生じるX線散乱の影響を低減する。撮像制御器24は、光検出器アレー58とグリッド54との格子比の関係によりモアレが生じないように、X線照射時にグリッド54を振動させる。シンチレータ56では、エネルギーの高いX線によって蛍光体の母体物質が励起(X線を吸収)され、その際に発生する再結合エネルギーにより可視領域の蛍光を発生する。
【0026】
シンチレータ56に隣接して配置された光検出器アレー58は、シンチレータ56で発生する蛍光を電気信号に変換する。即ち、シンチレータ56がX線像を過視光像に変換し、光検出器アレー58が過視光像を電気信号に変換する。X線露光量モニタ60は、光検出器アレー58を透過した過視光(X線量に比例)を検出し、その検出量情報を撮像制御器24に供給する。撮像制御器24は、このX線露光量情報に基づき高圧発生電源44を制御して、X線を遮断又は調節する。駆動器62は、撮像制御器24の制御下で光検出器アレー58を駆動し、各光検出器から画素信号を読み出す。
【0027】
X線検出器52および薄型X線検出器152から出力される画素信号は、X線制御室12内の画像処理器26に出力される。X線室10内はX線発生に伴うノイズが大きいので、X線検出器52から画像処理器26への信号伝送路は耐雑音性の高いものである必要があり、具体的には、高度の誤り訂正機能を具備するディジタル伝送系としたり、差動ドライバによるシールド付きより対線又は光ファイバを用いることが望ましいことはいうまでもない。
【0028】
画像処理器26は、詳細は後述するが、システム制御器20からの指令に基づき画像信号の表示形式を切り換えるが、その他には、画像信号の補正、空間フィルタリング及びリカーシブ処理などをリアルタイムで行ない、階調処理、散乱線補正及びDR圧縮処理などを実行できる。画像処理器26により処理された画像は、モニタ30の画面に表示される。リアルタイム画像処理と同時に、画像補正のみを行なわれた画像情報(基本画像)は、記憶装置28に保存される。また、操作者21の指示に基づいて、記憶装置28に格納される画像情報は、所定の規格(例えば、Image Save&Carry(IS&C))を満たすように再構成された後に、外部記憶装置34及びファイル・サーバ76内のハードディスクなどに格納される。
【0029】
X線制御室12の装置は、LANボード36を介してLAN(又はWAN)に接続する。LANには、複数のX線撮像システムを接続できることは勿論である。LANボード36は、所定のプロトコル(例えば、Digital Imaging and Communications in Medicine(DICOM))に従って、画像データを出力する。LAN(又はWAN)に接続されたモニタ72の画面にX線画像を高解像静止画及び動画を表示することにより、X線撮影とほぼ同時に、医師によるリアルタイム遠隔診断が可能になる。
【0030】
図2は、光検出器アレー58の構成単位の等価回路の一例を示す。1素子は、光検出部80と電荷の蓄積及び読み取りを制御するスイッチング薄膜トランジスタ(TFT)82とからなり、一般には、ガラス基板上にアモルファス・シリコン(a−Si)により形成される。光検出部80は更に、光ダイオード80aとコンデンサ80bの並列回路からなり、光電効果による電荷を定電流源81として記述している。コンデンサ80bは光ダイオード80aの寄生容量でも、光ダイオード80aのダイナミックレンジを改善する追加的なコンデンサでもよい。光検出部80(光ダイオード80a)のカソードは共通電極(D電極)であるバイアス配線Lbを介してバイアス電源85に接続する。光検出部80(光ダイオード80a)のアノードは、ゲート電極(G電極)からスイッチングTFT82を介してコンデンサ86及び電荷読出し用プリアンプ88に接続する。プリアンプ88の入力はまた、リセット用スイッチ90及び信号線バイアス電源91を介してアースに接続する。
【0031】
先ず、スイッチングTFT82とリセット用スイッチ90を一時的にオンにして、コンデンサ80bをリセットし、スイッチングTFT82とリセット用スイッチ90をオフにする。その後、X線を発生させて、被検体50に曝射する。シンチレータ54が被検体50を透過してX線像を可視光線像に変換し、光ダイオード80aは、その可視光線像により導通状態になり、コンデンサ80bの電荷を放電させる。スイッチングTFT82をオンにして、コンデンサ80bとコンデンサ86を接続する。これにより、コンデンサ80bの放電量の情報がコンデンサ86にも伝達される。プリアンプ88によりコンデンサ86の蓄積電荷による電圧の増幅、もしくは点線で示されたコンデンサ89により電荷−電圧変換され、外部に出力される。
【0032】
次に、図2に示す光電変換素子を2次元に拡張して構成した場合の光電変換動作を説明する。図3は2次元配列の光電変換素子を具備する光検出器アレー58の等価回路である。2次元読み出し動作は前記2種類の等価回路において同様であるので、図3は、図2に示した等価回路を用いて現している。
【0033】
光検出器アレー58は、2000×2000〜4000×4000程度の画素から構成され、アレー面積は200mm×200mm〜500mm×500mm程度である。図3では、光検出器アレー58は4096×4096の画素から構成され、アレー面積は430mm×430mmである。よって、1画素のサイズは約105×105μmである。横方向に配置した4096個の画素を1ブロックとし、4096個のブロックを縦方向に配置して、2次元構成としている。
【0034】
図3では、4096×4096画素からなる光検出器アレーを1枚の基板で構成しているが、2048×2048画素を持つ4枚の光検出器アレーを組み合わせてもよいことは勿論である。この場合、4つの光検出器アレーを組み付ける手間が発生するものの、各光検出器アレーの歩留まりが向上するので、全体としても歩留まりが向上するという利点がある。
【0035】
図2で説明したように、1画素は、1つの光検出部80とスイッチングTFT82とからなる。光電変換素子PD(1,1)〜(4096,4096)は光検出部80に対応し、転送用スイッチSW(1,1)〜(4096,4096)はスイッチングTFT82に対応する。光電変換素子PD(m,n)のゲート電極(G電極)は、対応するスイッチSW(m,n)を介してその列に対する共通の列信号線Lcmに接続する。例えば、第1列の光電変換素子PD(1,1)〜(4096,1)は、第1の列信号線Lc1に接続する。各光電変換素子PD(m,n)の共通電極(D電極)は全て、バイアス配線Lbを介してバイアス電源85に接続する。
【0036】
同じ行のスイッチSW(m,n)の制御端子は、共通の行選択線Lrnに接続する。例えば、第1行のスイッチSW(1,1)〜(1,4096)は、行選択線Lr1に接続する。行選択線Lr1〜4096は、ラインセレクタ92を介して撮像制御器24に接続する。ラインセレクタ92は、撮像制御器24からの制御信号を解読し、どのラインの光電変換素子の信号電荷を読み出すべきかを決定するアドレスデコーダ94と、アドレスデコーダ94の出力に従って開閉される4096個のスイッチ素子96から構成される。この構成により、任意のラインLrnに接続するスイッチSW(m,n)に接続する光電変換素子PD(m,n)の信号電荷を読み出すことができる。ラインセレクタ92は、最も簡単な構成としては、単に液晶ディスプレイなどに用いられているシフトレジスタによって構成してもよい。
【0037】
列信号線Lc1〜4096は、撮像制御器24により制御される信号読出し回路100に接続する。信号読出し回路100で、102−1〜4096はリセット用スイッチであり、それぞれ列信号線Lc1〜4096をリセット基準電位101にリセットする。106−1〜4096は、それぞれ列信号線Lc1〜4096からの信号電位を増幅するプリアンプ、108−1〜4096はそれぞれプリアンプ106−1〜4096の出力をサンプルホールドするサンプルホールド(S/H)回路108−1〜4096の出力を時間軸上で多重化するアナログ・マルチプレクサ、112はマルチプレクサ110のアナログ出力をディジタル化するA/D変換器である。A/D変換器112の出力は画像処理器26に供給される。
【0038】
図3に示す光検出器アレーでは、4096×4096個の画素を列信号線Lc1〜4096により4096個の列に分け、1行あたりの4096画素の信号電荷を同時に読み出し、各列信号線Lc1〜4096、プリアンプ106−1〜4096及びS/H回路108−1〜4096を介してアナログ・マルチプレクサ110に転送し、ここで時間軸多重化して、順次、A/D変換器112によりディジタル信号に変換する。
【0039】
図3では、信号読出し回路100が、1つのA/D変換器112のみを具備するように図示されているが、実際には4乃至32系統で同時にA/D変換を実行する。これは、アナログ信号帯域とA/D変換レートを不必要に大きくすることなく、画像信号の読み取り時間を短くすることが要求されるためである。信号電荷の蓄積時間とA/D変換時間とは密接な関係にある。高速にA/D変換を行なうとアナログ回路の帯域が広くなり所望のS/Nを達成することが難しくなるので、通常は、A/D変換速度を不必要に速くすることなく、画像信号の読み取り時間を短くすることが要求される。多くのA/D変換器でマルチプレクサ110の出力をA/D変換すればよいが、A/D変換器の数を増せば、それだけ、コストが高くなる。よって、上述の点を考慮して適当な数のA/D変換器を用いる。
【0040】
X線の照射時間はおよそ10〜500msecであるので、全画面の取り込み時間あるいは電荷蓄積時間を100msecのオーダーあるいはやや短めにすることが適当である。例えば、全画素を順次駆動して100msecで画像を取り込むためには、アナログ信号帯域を50MHz程度にし、例えば、10MHzのサンプリングレートでA/D変換を行なうと、最低でも4系統のA/D変換器が必要になる。本実施例では、16系統で同時にA/D変換を行なう。16系統のA/D変換器の出力はそれぞれに対応する16系統の図示しないメモリ(FIFOなど)に入力される。そのメモリを選択して切り替えることにより、連続した1ラインの走査線にあたる画像データが画像処理器26に転送される。
【0041】
図4はセンサ読み出しの概要タイミングチャートであり、図3と併せて1回のX線照射により静止画撮像を行う場合の二次元駆動について述べる。
601は、X線への曝射要求制御信号、602はX線の曝射状態、603はセンサ内電流源81の電流、604は行選択線Lrnの制御状態、605はAD変換器112へのアナログ入力をそれぞれ模式的に現している。
【0042】
バイアス配線を光電変換時のバイアス値Vsのまま、全ての列信号配線Lcをリセット基準電位101に接続し、列信号線をリセットする。その後、行選択配線Lr1に正電圧Vghを印加し、SW(1,1)〜(1,4096)をONし、第1列の光電変換素子のG電極をVbtにリセットする。次に行選択配線Lr1を正電圧VglにしてSW(1,1)〜(1,4096)をOFFする。行の選択を順次繰り返し、全ての画素のリセットを行い撮影準備が完了する。以上の動作は信号電荷の読み出し操作と同じであり、信号電荷を取り込むか否かの差しかないので、このリセット操作を以後「空読み」と呼ぶ。
【0043】
この空読み動作中で、行選択配線Lrを全て同時にVghにする事は可能であるが、この場合では読み出し準備完了時に、信号配線電位がリセット電圧Vbtから大きくずれることなり、高S/Nの信号を得ることが難しい。また、前述の例では、行選択配線Lrを1から4096へリセットしたが、撮像制御器24の設定に基づいた駆動器62の制御により任意の順番でリセットを行うことが可能である。
【0044】
空読み動作を繰り返して、X線の曝射要求を待つ。曝射要求が発生すると、画像取得準備の為に、再度空読み動作を行いX線曝射に備える。画像取得準備が整った時に、撮像制御機24の指示に従いX線が曝射される。
【0045】
X線曝射後、光電変換素子80の信号電荷を読み出す。まず、光電変換素子アレーのある行(例えばLr1)に対する行選択配線LrにVghを印加し、蓄積電荷信号を信号配線Lc1〜4096に出力する。列信号配線Lc1〜4096から1列づつ4096画素分の信号を同時に読み出す。
【0046】
次に、異なる行選択配線Lr(例えばLr2)にVghを印加し、蓄積電荷信号を信号配線Lc1〜4096に出力する。列信号配線Lc1〜4096から1列づつ4096画素分の信号を同時に読み出す。この動作を4096の列信号配線に順次繰り返す事により、すべての画像情報を読み出す。
【0047】
上記動作中、各センサの電荷蓄積時間はリセット動作が完了した時、即ち空読み時のTFT82をOFFしてから、次に電荷読み出しが行われるためにTFT82がONするまでの間である。故に各行選線毎に蓄積時間・時刻が異なる。
【0048】
X線画像を読み出した後、補正用画像を取得する。これは、X線画像の補正に使用する為であり、高画質の画像を取得する為に必要な補正データである。基本的な画像取得方法はX線を曝射しない点以外は同じである。電荷蓄積時間は、X線画像を読み出す際と、補正画像を読み出す際とで同じにする。
【0049】
また、高分解能の画像情報が必要でない場合や画像データ取り込速度を速くしたい場合には、すべての画像情報を常に取り込む必要はなく、操作者21の撮影方法の選択により、撮像制御器24は、間引き、画素平均、領域抽出の駆動指示を駆動器62に設定する。
【0050】
間引きを行うには、まず、行選択配線Lr1を選択し、列信号配線Lcから信号を出力する際に、例えばLc2n−1(n:自然数)のnを0から一つずつ増加させるように1列の読み出しを行い、その後、行を選択する際、行選択配線Lr2m−1(m:自然数)のmを1から一つずつ増加させて、1行の信号を読み出す事により行われる。この例では画素数を1/4に間引いたことになるが、撮像制御器24の設定指示に従って駆動器62は、1/9、1/16などに画素数を間引く。
【0051】
また、画素平均について、上述の動作中、行選択配線Lr2mとLr2m+1とに同時にVghを印加する事により、TFT2m,2nとTFT2m+1、2nとが同時にターンオンし、列方向の2画素のアナログ加算を行う事が可能である。これは2画素の加算に限った話しではなく、列信号配線方向の複数画素のアナログ加算を容易に行う事ができることを表している。更に、行方向の加算については、A/D変換出力後に隣り合う画素(Lc2nとLc2n+1)をディジタル加算する事により、上述のアナログ加算と合わせて、2×2の正方形画素の加算値を得る事ができる。これにより、照射されたX線を無駄にすることなく、高速にデータを読み出す事が可能である。その他、総画素数を減らして高速化を目指す方法として、画像の取込領域を制限する方法がある。これは、操作者21が必要な領域を操作者インターフェース22から入力し、それに基づいて撮像制御器24は駆動器62に指示を出し、駆動器62はデータ取込範囲を変更して二次元検出器アレーを駆動する。
【0052】
本実施例では高速取込モードでは1024×1024の画素を30F/Sで取り込む。すなわち、2次元検出器アレーの全領域では4×4画素の加算処理を行い1/16に間引き、最も小さい範囲では1024×1024の領域で間引きなしで撮像する。このように撮像する事で、ディジタルズーム画像が得られる。
【0053】
図5はX線検出器52の撮像動作を含むタイミングチャートである。図5を中心にX線検出器52の動作について説明する。
701は操作者インターフェース22に対する撮像要求信号、702は実X線曝射状態、703は操作者21の指示に基づいた撮像制御器24から駆動器62への撮影要求信号、704はX線検出器52の撮影レディ信号、705はグリッド54の駆動信号、706はX線検出器52内のパワー制御信号、707はX線検出器の駆動状態(特に光検出器アレー58からの電荷読み出し動作)をそれぞれ現している。708は画像データの転送状態や、画像処理や表示の状態を概念的に表している。
【0054】
操作者21からの検出器準備要求または撮影要求が有るまで駆動器62は706に示すようにパワー制御をOFF状態で待機する。具体的には、図3において行選択線Lr、列信号線Lc、バイアス配線Lbの電位を図示しないスイッチにより同電位(特に信号GNDレベル)に保ち、光検出器アレー58にバイアスを印加しない。更には、信号読出し回路100、ラインセレクタ92、バイアス電源84または85を含む電源を遮断することにより、前記行選択線Lr、列信号線Lc、バイアス配線Lbの電位をGND電位に保っても良い。
【0055】
操作者21の操作者インターフェース22に対す撮影準備の要求指示(7011stSW)により、撮像制御器24はX線発生器40を撮影レディ状態に遷移させるとともに、X線検出器52に対して撮影準備状態へ移行させる指示を出す。指示を受けた駆動器62は光検出器アレー58にバイアスを印加するとともに、空読みFiを繰り返す。要求指示は、例えば、X線発生装置への曝射要求SWの1stスイッチ(通常は管球のロータアップなどが開始される。)や、X線検出器52が撮影準備の為に所定時間(数秒以上)を要する場合などは、X線検出器52の準備を開始する為の指示である。この場合、操作者21が、X線検出器52に対して意識的に撮影準備の要求指示を出さなくても良い。即ち、操作者インターフェース22に対して、被検体情報、撮影情報などが入力されたことをもって、撮像制御機24は検出器準備の要求指示と解釈して、X線検出器52を検出器準備状態へ移行させても良い。
【0056】
検出器準備状態では、光電変換モードにおいて、空読み後、光検出部80に暗電流が徐々に蓄積されてコンデンサ80b(c)が飽和状態で保持されることを避ける為、空読みFiを所定間隔で繰り返す。この操作者21からの撮影準備要求が有りながら実際のX線曝射要求が発生していない期間に行う駆動、即ち、検出器準備状態に行う空読みFiを所定時間間隔T1で繰り返す駆動を以後「アイドリング駆動」と呼び、アイドリング駆動を行っている検出器準備状態の期間を「アイドリング駆動期間」と呼ぶ。このアイドリング駆動期間は、どの程度続くかが実使用上、未定義の為、光検出器アレー58(特にTFT82)に負荷のかかる読み出し動作は極力少なくする為にT1は通常の撮影動作時よりも長く設定し、通常の読み出し駆動FrよりもTFT82のON時間の短いアイドリング専用空読み駆動Fiを行う。
【0057】
次に、X線検出器52を中心としたX線画像取得について述べる。X線検出器52のX線画像取得時の駆動は大きく二つの画像取得からなる。707に示した通り、1つはX線画像取得駆動であり、残りは補正用暗画像取得駆動である。それぞれの駆動は概ね同じであり、X線曝射が行われる動作が有るか否かが主な違いである。更にそれぞれの駆動とも、撮像準備シーケンス、電荷蓄積(曝射ウィンドウ)、画像読み出しの3つの部分から構成される。
【0058】
以下、順をおってX線画像取得について述べる。操作者21から操作者インターフェース22に対す撮影要求指示(701:2ndSW)により、撮像制御器24はX線発生器40とX線検出器52との同期を取りながら撮影動作を制御する。撮影要求指示(701:2ndSW)に従いX線曝射要求信号703に示すタイミングでX線検出器に対し、撮像要求信号をアサートする。駆動器は撮像要求信号に呼応して撮像駆動状態707に示すように所定の撮像準備シーケンス駆動を行う。
【0059】
具体的には、リフレッシュが必要な場合はリフレッシュを行い、そして、撮像シーケンスの為の専用空読みFpを所定回数および電荷蓄積状態専用空読みFpfを行って電荷蓄積状態(撮像ウィンドウ:T4)に遷移する。その際、撮像シーケンスの為の空読みFpの回数および時間間隔T2は、撮像制御機24から撮像要求に先んじて予め設定された値に基づいて行う。これは操作者21の要求により操作性重視なのか画質重視なのか、または撮像部位により自動的に最適な駆動を選択して切り替える。曝射要求から撮影準備完了までの期間(T3)は所用時間が短いことが実使用上要求されるので、そのために撮像準備シーケンス専用空読みFpを行う。さらに、アイドリング駆動のいかなる状態からも曝射要求が発生した場合は、即時撮像準備シーケンス駆動に入ることにより曝射要求から撮影準備完了までの期間(T3)を短くすることにより、操作性の向上を図る。
【0060】
さて、駆動器62は検出器アレー58の撮像準備を行うのと同期して、グリッド54を移動させ始める。これは実X線曝射702に同期してグリッドを最適な移動状態で撮像を行うためである。この場合も、駆動器62は撮像制御器により設定された、最適グリッド移動開始タイミング、最適グリッド移動速度で動作する。
【0061】
X線検出器52の撮像準備が整った時点で、駆動器62は撮像制御器24に対し、X線検出器レディ信号704を返し、撮像制御器24はこの信号の遷移を元にして、X線発生要求信号702としてX線発生器40にアサートする。X線発生器40は、X線発生要求信号702が与えられている間、X線を発生する。所定X線量を発生したら撮像制御器24はX線発生要求信号702をネゲートするとともにX線撮像要求信号703をネゲートすることによりX線検出器52へ画像取得タイミングを通知する。このタイミングを元にして駆動器62は直ちにグリッド54を静止し、それまで待機状態だった信号読出し回路100の動作を開始させる。
【0062】
グリッド54静止時間および信号読み出し回路100の安定の為の所定ウェイト時間後、駆動器62に基づいてX線検出器アレー58から画像データを読み出して画像処理器26に生画像を取得する。転送が完了すると駆動器62は読み出し回路100を再び待機状態に遷移させる。
【0063】
引き続きX線検出器52は補正画像取得する。即ち、先の撮像の為の撮像シーケンスを繰り返し、X線照射の無い暗画像を取得し、画像処理器26に補正用暗画像を転送する。この時、撮像シーケンスは撮影の度にX線曝射時間など若干異なる可能性が有るが、それも含めて全く同じ撮影シーケンスを再現して暗画像を取得することにより、より高画質な画像が得られる。ただし、グリッド54の動作はこの限りでなく、暗画像取得時には振動の影響を抑える為に静止させておく。暗画像取得後、画質に影響しない所定のタイミングでグリッド54の初期化動作を行う。
【0064】
図6は画像処理器26であり、画像データの流れを示している。801はデータパスを選択するマルチプレクサ、802および803はそれぞれX線画像用および暗画像用フレームメモリ、804はオフセット補正回路、805はゲイン補正データ用フレームメモリ、806はゲイン補正用回路、807は欠陥補正回路、808はその他の画像処理回路を代表してそれぞれ現している。
【0065】
図7でX線画像取得フレームFrxoフレームで取得されたX線画像が、マルチプレクサ801を経由してX線画像用フレームメモリ802に記憶され、続いて補正画像取得フレームFrnoフレームで取得された補正画像が、同様にマルチプレクサ801を経由して暗画像用フレームメモリ803に記憶される。暗画像の記憶完了から、オフセット補正回路804によりオフセット補正(例えばFrxo−Frno)が行われ、引き続き予め取得されゲイン補正用フレームメモリに記憶してあるゲイン補正用データFgを用いて、ゲイン補正回路806がゲイン補正(例えば、(Frxo−Frno)/Fg)を行う。
【0066】
引き続き欠陥補正回路807に転送されたデータは、不感画素や複数パネルで構成されたX線検出器52のつなぎ目部などに違和感を生じないように画像を連続的に補間して、X線検出器52に由来するセンサ依存の補正処理を完了する。本実施例では、画像処理器26をシステム制御器20に構成したが、上述の光検出器アレー58に大きく依存した画像処理機能はX線検出器52および薄型X線検出器152に内蔵させるように構成しても良い。
【0067】
そして、その他の画像処理回路808にて、一般的な画像処理、例えば、階調処理、周波数処理、強調処理などの処理を施した後、表示制御機32に処理済データを転送して、モニタ30に撮影画像を表示する。
【0068】
図8を用いて薄型X線検出器152と中継器153との構成について解説する。薄型X線検出器152中、1001はMPU、1002はデータ&駆動制御部、1003は画像メモリ、1004は無線通信モジュール、1005は外部接続コネクタ、1008は電源である。
【0069】
MPU1001は薄型X線検出器152内の様々な動作、状態を制御する。MPU1001内部には後述する個別通信キー1000をただ一つ記憶する個別通信キーレジスタ1006やその個別IDキーの有効期間を監視する有効期間カウンタ1007がソフトウェアにて構成されている。
【0070】
データ&駆動制御部1002の機能は、物理層レベルの通信制御などのロジックレベル制御を行うほか、MPU1001の指示に基づいて、光検出器アレー58を駆動、それに基づく光検出器アレー58からのアナログ出力を図示しないAD変換部によりディジタル変換された画像を取り込み、取り込まれたディジタル画像を画像メモリ1003に書き込む。さらに、縮小画像データを無線通信モジュール1004を介して中継器153に出力し、機械的に接続されている場合には、全画像データをコネクタ1005を介して中継器153に出力する。なお、撮影間隔などに余裕のある場合は、無線通信を用いて全画像データを転送しても良いが、撮影動作のための通信のほうが画像転送動作よりも優先されるため、画像転送はしばしば中断される。このため、画像分割送信、画像再送機能などを有する必要がある。
【0071】
画像メモリ1003は、画像2〜3枚程度の揮発性メモリ、例えば、SRAM、DRAM(特にSDRAM)と20枚程度の不揮発性メモリ、例えば、FlashROM、電池バックアップされたRAM、小型ハードディスクなどで構成されている。また、この不揮発メモリは場合によってはリムーバブルメディアで構成されても良く、その場合、この不揮発性メモリは、着脱可能なメカ構造を有する。
【0072】
電源1008は、図示しない配線にて薄型X線検出器152内の全ての部分へ電源を供給する。電源1008は充電可能な容量電源であり、充電時間が短く、撮影時の短時間大消費電力に対応可能な大容量コンデンサ(電気二重層コンデンサなど)で形成されている。容量は約20枚程度以下の連続撮影が可能な程度に設定する。この時、例えば400F程度の容量に設定する。また、電源1008は、場合によっては、2次電池などで構成しても良いが、電池交換が必要、充電時間がかかるなどの使用上の制限事項が電気二重層コンデンサに比べて多くなる。
【0073】
中継器153中、1011はMPU、1012は画層データフロー制御器、1015は画像メモリ、1014は充電器である。
MPU1011は、中継器153内の制御を行うとともに複数の薄型X線検出器152の制御を行う。MPU1011内部には後述する個別通信キー1000を接続可能な薄型X線検出器152の台数分記憶する個別通信キーレジスタ1006やその個別IDキーの有効期間を監視する有効期間カウンタ1007、更には固有通信キー1000割付のための通信キー用カウンタ1015がソフトウェアにて構成されている。
【0074】
画像データフロー制御器1012は、MPU1011の指示に基づいて、薄型X線検出器152から送られてくるX線画像の転送を制御する。画像メモリ1015は揮発性メモリでDRAMで構成されるフレームバッファ用途のメモリである。特に無線通信時などは、誤り訂正の発生や画像再送の必要性が生じる可能性があり、画像転送が完了前にシステム制御器20にデータを流し初めてしまうとシステム制御器20内での制御が煩雑になるため、薄型カセッテ152と中継器153との画像転送が完了した後にシステム制御器20へ画像を転送する。このため、画像メモリ1015が必要となる。
【0075】
充電器1014は薄型X線検出器152の電源1008を急速に充電するにたる十分な容量、例えば、30秒程度で500mWh程度の容量を充電できる能力を確保しなければならない。
【0076】
図8中、薄型X線検出器152と中継器153との間の波状矢印は無線通信を表し、点線は有線接続、もしくは、コネクタによる直接接続を表す。有線接続もしくはコネクタ接続がされている場合には無線モジュールは停止する。コネクタ1005は通常の接続点は着脱容易かつ高信頼性のコネクタが使用されなければならない。更に言えば、充電器1014による充電動作を含めて、データのやり取りをトランスなどによる電磁結合により行い、必ずしも明確なコネクタ1005を設ける必要はない。ただし、この場合は、充電時間や転送時間が延びる他、薄型X線検出器152と中継器153とが近接したことを検知する機構などが必要となる。
【0077】
図9に操作者インターフェース22の表示画面の例を示す。1101は表示画面の例である。1102は取得画像の縮小簡易画像表示領域である。薄型X線検出器152を使用した場合は、先の無線通信により転送する画像を元に再処理を行って、この表示領域に画像表示を行う。1103は各X線検出器52または薄型X線検出器152に応じた撮影対象部位、1104は有効X線検出器表示エリアである。有効X線検出器表示エリア1104には、システム制御器20が制御可能状態にあるX線検出器52もしくは薄型X線検出器152を表すアイコンを表示してある。
【0078】
図7を用いて薄型X線検出器152と中継器153とのデータおよび制御の取り交わし方法について解説する。
複数の薄型X線検出器152−A(カセッテ/大四つ/□100μm)、152−B(カセッテ/半切/□160μm)などが存在する場合、ケーブルレスでX線撮影を行おうとすると、どの薄型X線検出器152を使用してX線撮影を行うか否かが薄型X線検出器152側で分からなくなる。予め、固有X線検出器情報を中継器153を含むシステム制御器20に薄型X線検出器152のIDを全て記憶させ、そのIDを用いてシステム制御20側から一方的に使用する薄型X線検出器152のIDを出力するようにしても良いが、その場合、例えばX線室10が複数ある病院で多くの薄型カセッテを共通で使用する場合などは、操作者21が使用する薄型X線検出器152の番号などを調べて入力する必要が生じる。
【0079】
本実施例では、使用したい薄型X線検出器152−Aを撮影前に図7手順1のように中継器153にセットする。図7手順2の時点で、まず、中継器153は、薄型X線検出器152−Aの固有情報を取得し、システム制御器20に伝達して、操作者インターフェース22にその存在を表示する。
【0080】
次に、中継器153中のMPU1011は、薄型X線検出器152−Aに予め定められたルールに基づいてお互いの通信キー1000を割振り、それに基づいて撮像制御を行なう。
【0081】
また、手順2では、ID割付の他に、薄型X線検出器152の充電も行う。前述のように、複数の薄型X線検出器152を使用する場合などは撮影中以外も中継器153に接続されるとは限らないため、放電状態で放置されている可能性も高い。そのため、急速な充電が要求されることも十分に考えられ、2次電池よりも電気二重層コンデンサのような急速充電可能な電源が望ましい。
【0082】
実際にX線撮影を行う際には、図7手順3のように操作者21は薄型X線検出器152を中継器153から取り外して撮影したい状態にX線発生器40、被検体50、薄型X線発生装置152のそれぞれの位置を調整する。操作者21は、操作者インターフェース22に表示された薄型X線検出器152−Aを選択することにより中継器153は無線で薄型X線検出器152−Aにその情報を伝達する。この際に、先に割り当てた通信キー1000を使用することにより、薄型X線検出器152−Bや隣室の薄型X線検出器などをアクティブにすることなく薄型X線検出器152−Aのみをアクティブにすることができる。通信キー1000のようなIDを用いた通信技術そのものはごく一般的であり、例えば、単に通信相手を通信キー1000を用いて指定した後に、所定ビット長もしくは所定デリミタまでのパケット通信を行う。
【0083】
さて、アクティブになる際には、薄型検出器152は選択表示LEDなどが点灯すると同時にブザー音を発する。また、操作者21の所望のタイミングでアイコン1201を選択することで薄型X線検出器152はブザー音などを発し、操作者21が使用している薄型X線検出器152が間違っていないことを確認することもできる。更には、薄型X線検出器152には図示しない選択用SWが用意されており、その選択SWを押すことにより、そのSWを押された薄型X線検出器152を強制的にアクティブにすることも可能である。その際、薄型X線検出器152の選択状態は操作者インターフェース22に表される為、操作者21が手にしている薄型X線検出器が操作者インターフェース上のどのボタンに対応しているのか、もしくは、そこにリストアップされていないのかが確認可能である。また、電波などを利用して、X線発生器40の正面に対象となる薄型X線検出器152が存在しているか否かをチェックするように構成しても良い。
【0084】
以後、同様に通信キー1000を使用して図5に示したようにX線同期を取りながらX線撮影を行うことができる。ここで、X線撮像要求信号703およびX線検出器レディ信号704そしてX線曝射信号702は、撮影ミスを最小限に抑えるために、それらの遷移タイミングのみに通信を行うのでは無く、アサート期間中には、常に、発信し続けることが望ましい。場合によっては、それらの信号として変調などを施した音波などを使用しても良い。
【0085】
本発明では、X線曝射時には、薄型X線検出器152はシステム制御器20からその曝射そのものの情報(例えばトータル曝射回数)、撮影情報(例えば撮影対象部位、画像処理情報)、更には被検体情報(例えば被検体ID)等の画像ヘッダ情報をX線曝射時に取得する。
【0086】
取得タイミングはX線曝射直前が望ましい。これは、X線曝射後に画像ヘッダ情報を送信する場合は、ワイヤレス転送では通信環境の悪化により、X線曝射後に通信異常状態に陥る可能性があり、X線曝射に連動しない状態で画像ヘッダ情報を送信する場合は、画像ヘッダ情報送信後にも、撮影時のパラメータなどが度々修正される可能性があり効率的でないためである。
【0087】
よって、本実施例では図5で2ndSWが押下されてから、前述の画像ヘッダ情報をシステム制御器20から薄型X線検出器152へ送信する。(図5709)画像ヘッダ情報が大きくてX線検出器152のX線曝射許可タイミング(図5中X線検出器レディ信号アサート)に間に合わないような場合は、1stSW押下のタイミングで画像ヘッダ情報の送信を開始するように構成しても良い。何れにしても画像ヘッダ情報を取得完了しない内は、X線検出器レディ信号704をアサートしない様にすることにより、被検体ID入力に対する後の撮影画像のズレは発生しなくなる。
【0088】
さて、X線撮像が完了した時点で、ケーブルレス状態では、転送速度の制限から撮影した全画像をケーブル接続状態のような短時間の内に転送することは難しい。その為、縮小画像を最初に転送して、明らかな撮像ミスが無いか否かを確認できる画像を先の取得画像の縮小簡易画像表示領域1102に表示する。撮像した全画像は薄型X線検出器152内の内蔵メモリに蓄えておく。縮小画像を転送した後、直に全画像を転送しても良いが、次撮影に転送が重なったりして転送が中断される場合も多くなり、再送などの可能性も高いため、複数枚の連続撮影では寧ろ撮影完了時に全画像を転送した方が効率的である。薄型カセッテ内にはおよそ20枚程度以下の不揮発性画像メモリとその撮影に耐えうる電源程度が搭載されていれば良い。
【0089】
それ以上の撮影の際は、薄型X線撮影装置152を交換する。これは、通常1被検体あたりの撮像枚数は20枚以下である点と、撮像された画像データ収集を迅速に行う為である。即ち、手順3の状態はあまり長く続けさせず、被検体50が代わるたびに手順1から繰り返す。より作業を迅速に進めるためには、薄型X線検出器152−Bを薄型X線検出器152−Aと同じ仕様のものを用意して、交互に使用することにより、時間のロスがほとんど無い状態で、次の被検体の撮像に移ることができる。図7では、中継器153には薄型X線検出器152を2つまでセットしてあるが、この数を増やすように構成しても良いことは明らかである。
【0090】
ワイヤレス通信条件の悪化や、中継器153の不具合などにより、薄型X線検出器152内に未収集の画像データが不揮発性メモリに蓄えられたままになっていても、上述の様に画像ヘッダ情報を薄型X線検出器152内に保持するように運用することにより、例えば、撮影を行ってから長時間経過した後に中継器153からデータを読み込んでも、あるいは撮像時の中継器153とは異なる中継器153’から画像を収集しても何ら画像および被検体の整合性に問題は無い。
【0091】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0092】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0093】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0094】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システム或いはオペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0095】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0096】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、ケーブルレスディジタルX線検出器で撮影を行う際に、X線撮影が確定した瞬間(例えば、2ndSW押下)に、X線撮影制御部は患者ID・部位情報・画像処理情報などのヘッダ情報を前記X線検出器に送信する。前記X線検出器は撮影したX線画像と前記ヘッダ情報とを不揮発メモリに保存して一括管理することが可能である。
従って、本発明によれば、X線曝射終了直後に前記X線検出器をどのような場所に持ち運んでも、もしくは、電波環境などが悪くなって通信不能に陥っても、前記X線画像と前記ヘッダ情報とが一括管理されているために、時間がズレて前記X線検出器から画像読み取り装置へ画像情報を転送しても、画像管理に問題なく混乱を回避することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るX線撮像システムの概略構成図である。
【図2】第1の光検出部等価回路図である。
【図3】光検出器アレー構成例を示した図である。
【図4】光検出器アレー駆動動作を概念的に示したタイミングチャートである。
【図5】第1の実施形態のX線撮像システムのタイミングチャートである。
【図6】取得画像の処理フローを示したブロック図である。
【図7】通信用キー割り当て手順を概念的に示した図である。
【図8】薄型X線検出器152と中継器153とのブロック図である。
【図9】操作者インターフェース22の表示画面例を示した図である。
【符号の説明】
10 X線室
12 X線制御室
14 診断室やその他の操作室
20 システム制御器
21 操作者
24 撮像制御器
26 画像処理器
30 モニタ
40 X線発生器
48 撮影用寝台
50 被検体
52 X線検出器
54 グリッド
58 光検出器アレー
62 駆動器
80 光検出部
82 スイッチング薄膜トランジスタ(TFT)
84 バイアス電源
85 バイアス電源
92 ラインセレクタ
100 信号読出し回路
152 薄型X線検出器
153 中継器
1000 通信キー
1003 メモリ
1004 無線通信モジュール
1008 電源
1014 充電器

Claims (2)

  1. 二次元平面放射線検出手段と、前記検出手段らとワイヤレス通信可能な通信制御手段とを備えたX線撮像装置であって、
    前記通信制御手段は前記検出手段に対して画像ヘッダ情報を送信し、前記検出手段は取得画像と前記画像ヘッダ情報とを一括管理する管理手段と、
    前記取得画像と前記画像ヘッダ情報とを記憶する記憶手段とを有することを特徴とするX線撮像装置。
  2. 前記通信制御手段が前記画像ヘッダを送信するタイミングは、X線撮像の為に前記制御手段と前記検出手段とが同期を取るタイミングと略同時であることを特徴とする請求項1記載のX線撮像装置。
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