JP2002187573A - 車両の上部車体構造 - Google Patents

車両の上部車体構造

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JP2002187573A JP2000386228A JP2000386228A JP2002187573A JP 2002187573 A JP2002187573 A JP 2002187573A JP 2000386228 A JP2000386228 A JP 2000386228A JP 2000386228 A JP2000386228 A JP 2000386228A JP 2002187573 A JP2002187573 A JP 2002187573A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ルーフパネルの下面側に沿って延びる閉断面形
状のルーフレインフォースメントを、ルーフパネルの車
室内面に設けられるルーフトリムよりも車室内に突出し
て配設し、このルーフレインフォースメントの表面をト
リムガーニッシュで覆うことにより、車体剛性の向上を
図りつつ、ルーフレインフォースメントの断面確保と、
車両デザイン性との両立を図ることができる車両の上部
車体構造の提供を目的とする。 【解決手段】車両のルーフパネル8の下部に設けられて
該ルーフパネル8の下面側に沿って延びる閉断面形状の
ルーフレインフォースメント14を備えた車両の上部車
体構造であって、上記ルーフレインフォースメント14
は、ルーフパネル8の車室19内面に設けられたルーフ
トリム17より車室19内に突出して配設され、該ルー
フレインフォースメント14の表面がトリムガーニッシ
ュ26で覆われたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両のルーフパ
ネルの下部に設けられて該ルーフパネルの下面側(車室
内面側)に沿って延びる閉断面形状のルーフレインフォ
ースメントを備えたような車両の上部車体構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例の車両の上部車体構造とし
ては、例えばUSP6092865号明細書に開示され
ているようにハイドロフォームによって成形された閉断
面部材(管状部材)を用いてルーフレインフォースメント
を構成したものがある。
【0003】同公報に開示された構成は上述のルーフレ
インフォースメントのみならずルーフレール、サイドシ
ル、フロントピラー、センタピラーおよびリヤピラー等
の車体フレームが上記ハイドロフォームによる管状部材
で構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来構造の車体
構造においてはルーフレインフォースメントを上記管状
部材にて形成することで、車体剛性の向上を図ることが
できる利点がある反面、該ルーフレインフォースメント
は内装部材としてのルーフトリムで覆われるのが常であ
るため、スポーティ感または剛性感のようなデザイン性
を確保することができない問題点があった。
【0005】この発明は、ルーフパネルの下面側に沿っ
て延びる閉断面形状のルーフレインフォースメントを、
ルーフパネルの車室内面に設けられるルーフトリムより
も車室内に突出して配設し、このルーフレインフォース
メントの表面をトリムガーニッシュで覆うことにより、
車体剛性の向上を図りつつ、ルーフレインフォースメン
トの断面確保と、車両デザイン性との両立を図ることが
できる車両の上部車体構造の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明による車両の上
部車体構造は、車両のルーフパネルの下部に設けられて
該ルーフパネルの下面側に沿って延びる閉断面形状のル
ーフレインフォースメントを備えた車両の上部車体構造
であって、上記ルーフレインフォースメントは、ルーフ
パネルの車室内面に設けられたルーフトリムより車室内
に突出して配設され、該ルーフレインフォースメントの
表面がトリムガーニッシュで覆われたものである。上記
構成のルーフレインフォースメントは、チューブハイド
ロフォームによって成形された閉断面部材(管状部材)に
設定することができる。
【0007】上記構成によれば、閉断面形状のルーフレ
インフォースメントによりその断面を確保して車体剛性
の向上を図ることができ、しかも該ルーフレインフォー
スメントをルーフトリムより車室内に突出して配設した
ので、車両デザイン(例えばスポーティ感または剛性感
をもったデザイン)性を確保することができる。
【0008】この発明の一実施態様においては、上記ル
ーフレインフォースメントは車幅方向に延び、車幅方向
の端部が車両上下方向に延びるセンタピラーと接続され
たものである。上記構成によれば、ルーフレインフォー
スメントとセンタピラーとを接続することで、車体剛性
をより一層向上させることができる。
【0009】この発明の一実施態様においては、上記ル
ーフレインフォースメントと上記センタピラーとは一体
の閉断面部材から構成されたものである。上記構成によ
れば、一体の閉断面部材にて上述のルーフレインフォー
スメントとセンタピラーと構成することで、部品点数の
削減を図りつつ、車体剛性の向上を図ることができる。
【0010】この発明の一実施態様においては、上記ル
ーフレインフォースメントと上記センタピラーとは、別
体の閉断面部材を連結して構成されたものである。上記
構成によれば、別体の閉断面部材を連結してルーフレイ
ンフォースメントとセンタピラーとを構成するので、車
体剛性の向上を図りつつ、組付け性の向上を図ることが
できる。
【0011】この発明の一実施態様においては、上記ル
ーフレインフォースメントとセンタピラーとは連結部材
で接続され、上記連結部材アシストグリップに設定した
ものである。
【0012】上記構成によれば、連結部材でルーフレイ
ンフォースメントとセンタピラーとの両者を接続して、
車体剛性の向上を図ることができ、しかも連続部材をア
シストグリップに兼用することができる。
【0013】この発明の一実施態様においては、上記ル
ーフレインフォースメントの車室内側には凹部が設けら
れ、該凹部内には車両用補機類が配設されたものであ
る。上記構成によれば、ルーフレインフォースメントの
上記凹部の空間を有効利用して車両用補機類を配設する
ことができる。
【0014】この発明の一実施態様においては、上記車
両用補機類はルームランプに設定されたものである。上
記構成によれば、ルーフレインフォースメントの上述の
凹部の空間を有効利用して、ルームランプを配設するこ
とができる。
【0015】この発明の一実施態様においては、上記セ
ンタピラーの車室内側には凹部が設けられ、該凹部内に
は車両用補機類が配設されたものである。上記構成によ
れば、センタピラーの上記凹部の空間を有効利用して車
両用補機類を配設することができる。
【0016】この発明の一実施態様においては、上記車
両用補機類はルームランプスイッチおよびその配線部材
の少なくとも一方に設定されたものである。上記構成に
よれば、センタピラーの上述の凹部の空間を有効利用し
て、ルームランプスイッチまたは/および配線部材を配
設することができる。
【0017】この発明の一実施態様においては、上記ル
ーフレインフォースメントの車室内側にはその閉断面内
を流通する空調風の吹出し部が設けられたものである。
上記構成によれば、別途ダクトを設けることなく上述の
ルーフレインフォースメントの吹出し部から空調風を車
室内へ吹出すことができる。
【0018】この発明の一実施態様においては、上記空
調風は上記センタピラーの内部を介してルーフレインフ
ォースメントの閉断面内に流通すべく構成したものであ
る。上記構成によれば、センタピラーそれ自体を空調用
ダクトとして用い、空調風をセンタピラー内からルーフ
レインフォースメントの閉断面に流通させるので、特別
に空調用ダクトを設ける必要がなくなる。
【0019】この発明の一実施態様においては、上記ル
ーフレインフォースメントおよびセンタピラーの少なく
とも一方はチューブハイドロフォームによって成形され
たものである。上記構成によれば、ルーフレインフォー
スメントまたは/およびセンタピラーをチューブハイド
ロフォームによる管状部材にて構成するので、複雑形状
のメンバを高剛性の部品で構成することができるうえ、
各部位の強度に対応した閉断面形状の確保ができ、しか
も、管状部材を用いることで、軽量化を達成しつつ、形
状の自由度を確保することができる。
【0020】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は車両の上部車体構造を示し、図1〜図4
において、フロアパネル1(図4参照)の左右両側部には
サイドシルインナパネル2とサイドシルアウタパネル3
とから成り、車両の前後方向に延びるサイドシル閉断面
4をもったサイドシル5が接合されている。
【0021】また車両のフロアパネル1の上部には図
1、図2に示すようにドライバーズシートおよびパッセ
ンジャーズシートのフロントシート6,6とリヤシート
7とが取付けられている。
【0022】一方、図3に示すように車両の屋根を構成
するルーフパネル8を設け、このルーフパネル8の左右
両側の下方への湾曲部8a下面には、車両の前後方向に
延びるルーフレール9の接合固定して、両者8a,9間
には閉断面10が形成されると共に、上述のルーフパネ
ル8の湾曲部8aとルーフレール9との車外側における
接合部には、ドアガラス11の内面部に設けられたドア
フレーム12との間をシールするシール部材としてのウ
エザストリップ13が取付けられている。
【0023】しかも、上述のルーフパネル8の下部に設
けられて該ルーフパネル8の下面側に沿って延びる閉断
面形状のルーフレインフォースメント14を備えてい
る。このルーフレインフォースメント14は管状の高張
力鋼部材を用いてチューブハイドロフォームにより成形
された閉断面部材(管状部材)であって、図1、図3に示
すように該ルーフレインフォースメント14は車幅方向
に延びて、その車幅方向の端部は車両の上下方向に延び
るセンタピラー15と接続されている。
【0024】つまり、図3に示すこの実施例においては
ルーフレインフォースメント14とセンタピラー15と
がチューブハイドロフォームによる一体の閉断面部材か
ら構成され、両者14,15間の閉断面が連結するよう
に構成されたものである。
【0025】また上述のセンタピラー15の下端部は図
4に示す如く偏平な平板状の取付け部15aに構成さ
れ、この取付け部15aはボルト等の取付け部材16,
16を用いてサイドシルインナパネル2に取付けられて
いる。なお、このセンタピラー15の下部をサイドシル
5に直接取付ける構成に代えて、図11で後述するよう
に別部材55(図11参照)を介して取付けるように構成
してもよい。
【0026】図5は図1のA−A線矢視断面図であっ
て、上述のルーフパネル8の車室内面側つまり下面側に
はルーフレインフォースメント14の配設部位を除いて
ルーフトリム17が設けられている。また上述ルーフパ
ネル8の下面側に接着剤18を用いて固定されたルーフ
レインフォースメント14は上述のルーフトリム17よ
りも車室19内へ突出するように配設されている。
【0027】さらに上述のルーフレインフォースメント
14の車室19内側には凹部14aが設けられている。
この凹部14aはチューブハイドロフォームによる成形
時に一体に形成されたもので、車室19側が開放する凹
部14aに設定されている。
【0028】しかも、この凹部14aの空間を有効利用
して、ルーフレインフォースメント14の略全長にわた
る比較的長尺のルームランプ20(車両用補機類)が配設
されている。ここで、上述の長尺のルームランプ20を
1つ設ける構成に代えて、複数のルームランプを設ける
ように構成してもよいことは勿論である。
【0029】上述のルームランプ20は図5に示すよう
に上部に位置するランプケース21と、下部に位置する
レンズ22と、これら両者21,22間に配置された蛍
光管23とを備え、ランプケース21の上部に設けられ
たクリップ24を用いて上述のルーフレインフォースメ
ント14の凹部14a上壁に固定されると共に、この凹
部14aの上壁とランプケース21との間のクリアラン
ス(つまり凹部14aの空間)には配線部材としてのハー
ネス25が配設されている。
【0030】さらに、上述のルーフトリム17の下面と
レンズ22の上部との間においてルーフレインフォース
メント14の表面を覆うようにトリムガーニッシュ26
を設けている。
【0031】このトリムガーニッシュ26としてはルー
ムランプ20の配設部に相当して開口を有する前後一体
のガーニッシュを用いてもよいが、この実施例では該ト
リムガーニッシュ26の取付け性を考慮して前後に2分
割されたガーニッシュを用い、図示しないクリップによ
り該トリムガーニッシュ26,26をルーフレインフォ
ースメント14の表面部に取付けている。
【0032】図6は図1のB−B線矢視断面図であっ
て、上述のルーフレインフォースメント14と一体に成
形されたセンタピラー15の車室19内側には凹部15
bが設けられている。この凹部15bもチューブハイド
ロフォームによる成形時に一体に形成されたもので、車
室19側が開放する凹部15bに設定されている。
【0033】しかも、この凹部15bの空間を有効利用
して、前述のルームランプ20をON、OFF操作する
ためのルームランプスイッチ27(車両用補機類)が配設
されている。なお、このルームランプスイッチ27と前
述のルームランプ20との間に照度をコントロールする
調光手段を設けてもよい。
【0034】このルームランプスイッチ27は図6に示
すように一側ケース28と他側ケース29との間にスイ
ッチ本体30を配設し、他側ケース29の開口部29a
から車室19側へスイッチノブ31を突設させたもの
で、一側ケース28に設けられたクリップ32を用いて
上述のセンタピラー15の凹部15bに固定されると共
に、この凹部15bと一側ケース28との間のクリアラ
ンス(つまり凹部15bの空間)には上述のハーネス25
が配設されている。
【0035】また上述のセンタピラー15の表面を覆う
ようにトリムガーニッシュ33を設けている。このトリ
ムガーニッシュ33としてはルームランプスイッチ27
の配設部に相当して開口を有する前後一体のガーニッシ
ュを用いてもよいが、この実施例では該トリムガーニッ
シュ33の取付け性を考慮して前後に2分割されたガー
ニッシュを用い、クリップ34,34(図7参照)により
該トリムガーニッシュ33,33をセンタピラー15の
表面部に取付けている。
【0036】図7は図1のC−C線矢視断面図であっ
て、センタピラー15には凹部15bが形成されている
が、図6のルームランプスイッチ27配設部位の凹部1
5bに対してルームランプスイッチ非配設部位において
は、その開口面積が小さい凹部15bに設定されてお
り、この凹部15bには前述のハーネス25が配設され
る一方、クリップ34を用いて該センタピラー15の表
面部に取付けられたトリムガーニッシュ33において、
凹部15bの開放端と対向する部位にはハーネル25の
車室19側への露出を防止する露出防止片33aが一体
形成されている。なお、この実施例のトリムガーニッシ
ュ33,33は後側のトリムガーニッシュ33が先にセ
ンタピラー15に装着され、その後、前側のトリムガー
ニッシュ33がセンタピラー15に装着されるように構
成されているが、この逆の構成を採用してもよい。
【0037】上述のハーネス25は図1に示すようにト
リムガーニッシュ33の下方部から導出され、ヒューズ
35を介してバッテリ36に接続される。なお、図2に
おいて、37はフロントウインドガラス、38はセンタ
コンソールであり、図4、図5の矢印Fは車両前方を示
し、矢印Rは車両後方を示す。
【0038】このように図1〜図7で示した実施例の車
両の上部車体構造は、車両のルーフパネル8の下部に設
けられて該ルーフパネル8の下面側に沿って延びる閉断
面形状のルーフレインフォースメント14を備えた車両
の上部車体構造であって、上記ルーフレインフォースメ
ント14は、ルーフパネル8の車室内面に設けられたル
ーフトリム17より車室19内に突出して配設され、該
ルーフレインフォースメント14の表面がトリムガーニ
ッシュ26で覆われたものである。
【0039】この構成によれば、閉断面形状のルーフレ
インフォースメント14によりその断面を確保して車体
剛性の向上を図ることができ、しかも該ルーフレインフ
ォースメント14をルーフトリム17より車室19内に
突出して配設したので、車両デザイン(例えばスポーテ
ィ感または剛性感をもったデザイン)性を確保すること
ができる。
【0040】また、上記ルーフレインフォースメント1
4は図1に示すように車幅方向に延び、車幅方向の端部
が車両上下方向に延びるセンタピラー15と接続された
ものである。この構成によれば、ルーフレインフォース
メント14とセンタピラー15とを接続することで、車
体剛性をより一層向上させることができる。
【0041】さらに、上記ルーフレインフォースメント
14と上記センタピラー15とは一体の閉断面部材から
構成されたものである。この構成によれば、一体の閉断
面部材にて上述のルーフレインフォースメント14とセ
ンタピラー15と構成することで、部品点数の削減を図
りつつ、車体剛性の向上を図ることができる。
【0042】しかも、上記ルーフレインフォースメント
14の車室19内側には凹部14aが設けられ、該凹部
14a内には車両用補機類(ルームランプ20参照)が配
設されたものである。この構成によれば、ルーフレイン
フォースメント14の上記凹部14aの空間を有効利用
して車両用補機類 (ルームランプ20参照)を配設する
ことができる。
【0043】而して、上記車両用補機類をルームランプ
20に設定すると、ルーフレインフォースメント14の
上述の凹部14aの空間を有効利用して、ルームランプ
20を配設することができる。
【0044】一方、上記センタピラー15の車室19内
側には凹部15bが設けられ、該凹部15b内には車両
用補機類(ルームランプスイッチ27、ハーネス25参
照)が配設されたものである。
【0045】この構成によれば、センタピラー15の上
記凹部15bの空間を有効利用して車両用補機類(ルー
ムランプスイッチ27、ハーネス25参照)を配設する
ことができる。
【0046】而して、上記車両用補機類をルームランプ
スイッチ27およびその配線部材(ハーネス25参照)の
少なくとも一方に設定すると、センタピラー15の上述
の凹部15bの空間を有効利用して、ルームランプスイ
ッチ27または/および配線部材(ハーネス25参照)を
配設することができる。
【0047】しかも、上記ルーフレインフォースメント
14およびセンタピラー15の少なくとも一方はチュー
ブハイドロフォームによって成形されたものである。こ
の構成によれば、ルーフレインフォースメント14また
は/およびセンタピラー15をチューブハイドロフォー
ムによる管状部材にて構成するので、複雑形状のメンバ
を高剛性の部品で構成することができるうえ、各部位の
強度に対応した閉断面形状の確保ができ、しかも、管状
部材を用いることで、軽量化を達成しつつ、形状の自由
度を確保することができる。
【0048】図8は車両の上部車体構造の他の実施例を
示す。この実施例ではルーフレインフォースメント14
と、センタピラー15とをそれぞれ別体の閉断面部材
(チューブハイドロフォームによる管状部材)で構成し、
これら両者14,15を連結部材としてのアシストグリ
ップ40で互に連結したものである。
【0049】すなわち、図8に示すようにルーフレイン
フォースメント14の端部を偏平な平板状部14bと成
すと共にセンタピラー15の上端部も偏平な平板状部1
5cと成している。
【0050】また前述の閉断面10内においてルーフレ
ール9にはナット41を溶接固定し、ボルト等の取付け
部材42を用いて、センタピラー15の平板状部15c
近傍と、ルーフレインフォースメント14の平板状部1
4bとを重合わせた状態でルーフレール9に取付けてい
る。
【0051】上述のアシストグリップ40はグリップ部
40aと、上下の取付け座40b,40cとがアルミニ
ウムまたはアルミ合金等の金属により一体形成されたも
ので、上部の取付け座40bをタッピングネジ43でル
ーフレインフォースメント14に固定し、下部の取付け
座40cをタッピングネジ44でセンタピラー15に固
定することで、このアシストグリップ40によりルーフ
レインフォースメント14とセンタピラー15との両者
の端部相互間を互に接続したものである。
【0052】このように、図8に示す実施例の車両の上
部車体構造は、上記ルーフレインフォースメント14と
上記センタピラー15とは、別体の閉断面部材を連結し
て構成されたものである。この構成によれば、別体の閉
断面部材を連結してルーフレインフォースメント14と
センタピラー15とを構成するので、車体剛性の向上を
図りつつ、組付け性の向上を図ることができる。
【0053】しかも、上記ルーフレインフォースメント
14とセンタピラー15とは連結部材(アシストグリッ
プ40参照)で接続され、上記連結部材アシストグリッ
プ40に設定したものである。
【0054】この構成によれば、連結部材でルーフレイ
ンフォースメント14とセンタピラー15との両者を接
続して、車体剛性の向上を図ることができ、そらに連続
部材をアシストグリップ40に兼用することができる。
【0055】なお、図8に示すこの実施例においても、
その他の構成、作用、効果については先の実施例とほぼ
同様であるから、図8において前図と同一の部分には同
一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
【0056】図9〜図13は車両の上部車体構造のさら
に他の実施例を示し、この実施例ではルーフレインフォ
ースメント14およびセンタピラー15を空調用のダク
トに兼用すべく構成したものである。すなわち、図9に
示すように車両のインストルメントパネルの下方部には
ブロア50を有する空調ユニット51を設けている。
【0057】この空調ユニット51の空調風吹出し部に
右側および左側の各フロアダクト52,52を接続し、
これらのフロアダクト52を図10、図11に示すよう
にセンタコンソール38内を介してセンタピラー15の
閉断面内に導き、センタピラー15の内部から図12に
示す連通ダクト53を介してルーフレインフォースメン
ト14の閉断面内に導入し、このルーフレインフォース
メント14の閉断面内から図9に点線で示す吹出し部5
4,54を介して車室19内へ導出すべく構成したもの
である。
【0058】図11に示すように、この実施例ではセン
タピラー15とは別部材のダクト55をセンタピラー配
置部位に設け、このダクト55をチューブハイドロフォ
ームによって成形し、このダクト55の閉断面56内に
センタピラー15の下部を取付けるように構成すると共
に、該ダクト55の下端部は偏平な平板状の取付け部5
5aに形成され、この取付け部55aをボルト等の取付
け部材16を用いてサイドシルインナパネル2に固定し
ている。
【0059】また上述のダクト55の車内側の面には、
合成樹脂製のフロアダクト52からの空調風を受けるイ
ンレットポート57が開口形成されている。このインレ
ットポート57はダクト55内の閉断面56と連通す
る。
【0060】上述のフロアダクト52は合成樹脂等の材
料を用いて内部中空に形成されると共に、そのリヤ側の
端部には立上り部52aが一体形成されており、この立
上り部52aは組付け時において上述のインレットポー
ト57と気密状に連通されるようにアウトレットポート
58が開口形成されている。また上述の立上がり部52
aの上端部にはダクト55の前後両部を保持する保持片
52b,52bが一体形成されている。
【0061】上述のセンタピラー15とルーフレインフ
ォースメント14の連結部は図12に示すように構成さ
れている。つまりセンタピラー15の平板状部15cの
近傍位置には長円形状の開口部15dを形成し、ルーフ
レインフォースメント14の平板状部14bの近傍位置
にも長円形状の開口部14cを形成している。
【0062】そして、センタピラー15とルーフレイン
フォースメント14との連結部に取付けた連通ダクト5
3で、センタピラー15の閉断面内の空調風を開口部1
5d、該連通ダクト53、開口部14cを介してルーフ
レインフォースメント14の閉断面内へ導入すべく構成
している。
【0063】図13は図9のD−D線矢視断面図であっ
て、ルーフパネル8の下面部に接着剤18で固定された
ルーフレインフォースメント14には図9および図13
に示すように空調風の吹出し部54が開口形成されてい
る。この実施例ではルーフレインフォースメント14の
下部リヤ側に吹出し部54を開口してリヤ席乗員に向け
て空調風を吹出すように構成しているが、吹出し部54
の開口位置は、これに限定されるものではない。
【0064】また上述のルーフレインフォースメント1
4の表面はトリムガーニッシュ26,26で覆われてお
り、このトリムガーニッシュ26の上述の吹出し部54
と対応する下部リヤ側にも吹出し部59が開口形成され
ている。
【0065】したがって、空調ユニット51の空調風吹
出し部からの空調風は、図9に点線矢印で示すように、
各要素52,58,57,56,15,15d,53,
14c,14,54,59をこの順に流通してリヤ席乗
員に向けて吐出される。
【0066】このように図9〜図13で示した実施例の
車両の上部車体構造は、上記ルーフレインフォースメン
ト14の車室19内側にはその閉断面内を流通する空調
風の吹出し部54が設けられたものである。この構成に
よれば、別途ダクトを設けることなく上述のルーフレイ
ンフォースメント14の吹出し部54から空調風を車室
19内へ吹出すことができる。
【0067】また、上記空調風は上記センタピラー15
の内部(つまり閉断面内)を介してルーフレインフォース
メント14の閉断面内に流通すべく構成したものであ
る。この構成によれば、センタピラー15それ自体を空
調用ダクトとして用い、空調風をセンタピラー15内か
らルーフレインフォースメント14の閉断面に流通させ
るので、特別に空調用ダクトを設ける必要がなくなる。
【0068】さらに図12の構成に代えて図3の構成を
採用して、連通ダクト53を省略するように構成しても
よい。なお、図9〜図13に示すこの実施例において
も、その他の構成、作用、効果については先の実施例と
ほぼ同様であるから、図9〜図13において前図と同一
の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略す
る。
【0069】図14は車両の上部車体構造のさらに他の
実施例を示し、この図14に示す実施例ではルーフレイ
ンフォースメント14の表面を覆うトリムガーニッシュ
26の吹出し部59に複数の可動片60をもった可動ル
ーバ61を取付けたものである。このように構成すると
ルーフレインフォースメント14の吹出し部54から車
室9内へ吹出される空調風の向きを任意に可変調整する
ことができる。
【0070】この図14に示す実施例においても、その
他の構成、作用、効果については先の実施例とほぼ同様
であるから、図14において前図と同一の部分には同一
符号を付して、その詳しい説明を省略する。
【0071】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の車両用補機類は、実施例のルーム
ランプ20、ハーネス25、ルームランプスイッチ27
に対応し、以下同様に、配線部材は、ハーネス25に対
応するもこの発明は、上述の実施例の構成のみに限定さ
れるものではない。
【0072】
【発明の効果】この発明によれば、ルーフパネルの下面
側に沿って延びる閉断面形状のルーフレインフォースメ
ントを、ルーフパネルの車室内面に設けられるルーフト
リムよりも車室内に突出して配設し、このルーフレイン
フォースメントの表面をトリムガーニッシュで覆ったの
で、車体剛性の向上を図りつつ、ルーフレインフォース
メントの断面確保と、車両デザイン性との両立を図るこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の上部車体構造を備えた車両の概略斜
視図。
【図2】 車両内部をリヤ側から見た状態で示す斜視
図。
【図3】 要部の断面図。
【図4】 センタピラーとサイドシルの結合構造を示す
斜視図。
【図5】 図1のA−A線矢視断面図。
【図6】 図1のB−B線矢視断面図。
【図7】 図1のC−C線矢視断面図。
【図8】 本発明の車両の上部車体構造の他の実施例を
示す要部の断面図。
【図9】 本発明の上部車体構造を備えた車両の概略斜
視図。
【図10】 車両内部をリヤ側から見た状態で示す斜視
図。
【図11】 ダクト接続による空調風の流通を示す分解
斜視図。
【図12】 要部の断面図。
【図13】 図9のD−D線矢視断面図。
【図14】 本発明の車両の上部車体構造のさらに他の
実施例を要す断面図。
【符号の説明】
8…ルーフパネル 14…ルーフレインフォースメント 14a…凹部 15…センタピラー 15b…凹部 17…ルーフトリム 19…車室 20…ルームランプ(車両用補機類) 25…ハーネス(配線部材) 26…トリムガーニッシュ 27…ルームランプスイッチ(車両用補機類) 40…アシストグリップ(連結部材) 54…吹出し部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂本 敏則 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 Fターム(参考) 3D003 AA01 AA08 BB02 CA17 CA34 CA38 CA40 DA11 DA15 DA23 3D023 BA01 BB02 BB10 BC01 BD01 BD04 BD08 BE25 BE31 3K040 AA02 FA00 GA01

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両のルーフパネルの下部に設けられて該
    ルーフパネルの下面側に沿って延びる閉断面形状のルー
    フレインフォースメントを備えた車両の上部車体構造で
    あって、上記ルーフレインフォースメントは、ルーフパ
    ネルの車室内面に設けられたルーフトリムより車室内に
    突出して配設され、該ルーフレインフォースメントの表
    面がトリムガーニッシュで覆われた車両の上部車体構
    造。
  2. 【請求項2】上記ルーフレインフォースメントは車幅方
    向に延び、車幅方向の端部が車両上下方向に延びるセン
    タピラーと接続された請求項1記載の車両の上部車体構
    造。
  3. 【請求項3】上記ルーフレインフォースメントと上記セ
    ンタピラーとは一体の閉断面部材から構成された請求項
    2記載の車両の上部車体構造。
  4. 【請求項4】上記ルーフレインフォースメントと上記セ
    ンタピラーとは、別体の閉断面部材を連結して構成され
    た請求項2記載の車両の上部車体構造。
  5. 【請求項5】上記ルーフレインフォースメントとセンタ
    ピラーとは連結部材で接続され、上記連結部材アシスト
    グリップに設定した請求項4記載の車両の上部車体構
    造。
  6. 【請求項6】上記ルーフレインフォースメントの車室内
    側には凹部が設けられ、該凹部内には車両用補機類が配
    設された請求項1,2,3または4記載の車両の上部車
    体構造。
  7. 【請求項7】上記車両用補機類はルームランプに設定さ
    れた請求項6記載の車両の上部車体構造。
  8. 【請求項8】上記センタピラーの車室内側には凹部が設
    けられ、該凹部内には車両用補機類が配設された請求項
    2,3または4記載の車両の上部車体構造。
  9. 【請求項9】上記車両用補機類はルームランプスイッチ
    およびその配線部材の少なくとも一方に設定された請求
    項8記載の車両の上部車体構造。
  10. 【請求項10】上記ルーフレインフォースメントの車室
    内側にはその閉断面内を流通する空調風の吹出し部が設
    けられた請求項1,2,3または4記載の車両の上部車
    体構造。
  11. 【請求項11】上記空調風は上記センタピラーの内部を
    介してルーフレインフォースメントの閉断面内に流通す
    べく構成した請求項10記載の車両の上部車体構造。
  12. 【請求項12】上記ルーフレインフォースメントおよび
    センタピラーの少なくとも一方はチューブハイドロフォ
    ームによって成形された請求項1,2,3,4,5,
    6,7,8,9,10または11記載の車両の上部車体
    構造。
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