JP2002186080A - 多機能型音響装置 - Google Patents

多機能型音響装置

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JP2002186080A
JP2002186080A JP2000384600A JP2000384600A JP2002186080A JP 2002186080 A JP2002186080 A JP 2002186080A JP 2000384600 A JP2000384600 A JP 2000384600A JP 2000384600 A JP2000384600 A JP 2000384600A JP 2002186080 A JP2002186080 A JP 2002186080A
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stator
yoke
acoustic device
speaker
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小林  孝
Akira Nikaido
旦 二階堂
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Citizen Electronics Co Ltd
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    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R9/00Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
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  • Electrostatic, Electromagnetic, Magneto- Strictive, And Variable-Resistance Transducers (AREA)
  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
  • Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低周波信号と高周波信号を同時に励振させて
も、音声・音楽等の品質が劣化しない多機能型音響装置
の実現を図る。 【解決手段】 偏心錘204を搭載した回転子永久磁石
201は、磁性材料からなる円筒状の回転子ヨーク20
2の外周部に多極着磁された円筒状の回転子永久磁石2
01を装着して形成され、回転子ヨーク内周部202a
とスピーカヨーク外周部108aとの間には、円筒状の
内リテーナ109a、円筒状の外リテーナ109b、円
板状の底リテーナ109cが配設されている。内リテー
ナ109aは、スピーカヨーク108の外周部に固定さ
れ、外周部には上下一対の半円状の溝が円周方向に形成
され、外リテーナ109bは、回転子ヨーク内周部20
2aに固定され、外リテーナ109bの内周部には上下
一対の半円状の溝が内リテーナ109aの溝と対向して
形成され、望ましくは非磁性の複数個のセラミックボー
ル113a、113bが挟持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯機器に用いら
れている多機能型音響装置を形成するスピーカと振動モ
ータの構成に関するもので、特にスピーカと振動モータ
を同時駆動が可能で優れた音響特性が期待できる全体構
成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からPHSや携帯電話等の携帯機器
には、コンサート会場や病院等の受信時の静粛な環境を
乱さないように、受信音による発音によらず、振動モー
タの振動によって受信を携帯機器の利用者に感知させる
振動モータが搭載されている場合が多い。一方では、受
信音の受音が必要なだけではなく、更に音響特性の優れ
たスピーカが要求されている。このため、従来は振動モ
ータとスピーカが2個携帯機器に装着される場合が多
く、スペース効率が悪くなって、携帯機器の小型化と軽
量化及びコストダウンが困難であった。これを改善する
ために、最近では、スピーカの振動板の振動の他に、ス
ピーカの振動板上のボイスコイルと磁気的に係合する永
久磁石体をフレームにばねで固定して、100〜150
Hzの低周波で独立に駆動し、振動方向はスピーカ振動
板と同一方向にバイブレーシヨンを可能とするいわゆる
マルチファンクションデバイスが発表されている。以下
ではいわゆるマルチファンクションデバイスの代表的な
従来例を列挙して詳細に説明する。
【0003】図6は、特開平5−85192号に記載さ
れた電磁誘導型変換器の説明図に相当する従来例の断面
図である(文献A)。図7は、多機能型装置の従来例の
半断面図である。図8は、本願出願人による既出願文献
・特願2000−121852号に記載された説明図に
相当する断面図である(文献B)。図6において、電磁
誘導型変換器は、いわゆる内磁型(永久磁石がボイスコ
イルの内側に配設された構造)であり、中心部507を
有するダイアフラム506の中心にボイスコイル508
を固着し、スプリング体511の中心部にマグネット5
10を固着し、ボイスコイル508に対してマグネット
510を内挿するような位置にダイアフラム506及び
スプリング体511を上下対向させ、マグネット510
の1極の端面がボイスコイル508中央部に位置するよ
うに配置してケース512内に収納して構成されてい
る。ボイスコイル508に低周波信号もしくは高周波信
号を印加することによって、スプリング体511をマグ
ネット510の極方向に振動させるものである。
【0004】文献Aでは、ダイアフラム506とスプリ
ング体511は、ボイスコイル508とマグネット51
0との磁気結合を通して相対運動すように構成されてい
るので、ボイスコイル508に低周波信号もしくは高周
波信号を印加すると、ダイアフラム506とスプリング
体511には連成振動が生じる。その結果、音声・音楽
等の再生時に歪みが発生してその品質が劣化する問題が
あった。また、音声・音楽等の再生と低周波振動を同時
に駆動することは、ボイスコイル508とマグネット5
10との磁気結合に低周波振動が重畳してしまうので、
一層音声・音楽等の再生時に大きな歪みを生じ、事実上
不可能であった。
【0005】図7において、従来例の多機能型音響装置
は、いわゆる外磁型(永久磁石がボイスコイルの外側に
配設された構造)である。コルゲーションの有る外周辺
部603aを有し,中心部がドーム状に成形された合成
樹脂からなるスピーカ振動板603の中心部に同心円筒
状のボイスコイル604が固定されている。スピーカ振
動板603の外周辺部603aは、フレーム609に接
着剤等で固定されている。上面が半球面状で円柱状のト
ップヨーク601の外周部601aと外周部ヨーク60
6の内周部606aはボイスコイル604と磁気的に係
合する空隙611を構成する。中空円盤状で厚み方向に
単磁極に着磁された永久磁石602は、トップヨーク6
01、下ヨーク605、外周部ヨーク606とで磁気回
路を形成すると同時に平行ばね607、608で下ヨー
ク605、外周部ヨーク606の外周部がフレーム60
9に固定支持されてスピーカ振動板603の振動方向に
振動できる永久磁石体610を構成している。
【0006】スピーカ振動板603に這うように引き出
されたボイスコイル604のリード線の入力端子612
a、612bに交流電圧が印加されると、ボイスコイル
604に電流が流れてスピーカ振動板603はY方向に
振動して音圧を発生する。このとき、標準的な20mm
φ×5mm程度の大きさの音響装置では、永久磁石体6
10の共振周波数は概ね110〜150Hzに、スピー
カ振動板603の1次共振周波数は概ね700〜900
Hz、2次共振周波数は5kHz前後に設定されている
場合が多い。音声や音楽の再生は700〜5kHzの帯
域で行われるが、スピーカ振動板603と永久磁石体6
10は、ボイスコイル604と永久磁石体610との磁
気結合を通して相対運動するように構成されているの
で、ボイスコイル604に低周波信号もしくは高周波信
号を印加すると、スピーカ振動板603と永久磁石体6
10には連成振動が生じる。その結果、音声・音楽等の
再生時に歪みが発生してその品質が劣化する問題があっ
た。また、音声・音楽等の再生と低周波振動を同時に駆
動することは、ボイスコイル604と永久磁石610と
の磁気結合に低周波振動が重畳してしまうので、一層音
声・音楽等の再生時に大きな歪みを生じ、事実上不可能
であった。
【0007】図8に示す文献Bは、いわゆる外磁型(永
久磁石がボイスコイルの外側に配設された構造)であ
る。図7と符号を共通に用いて説明すれば、コルゲーシ
ョンの有る外周辺部603aを有し,中心部がドーム状
に成形された合成樹脂からなるスピーカ振動板603の
中心部に同心円筒状のボイスコイル604が固定されて
いる。スピーカ振動板603の外周辺部603aは、フ
レーム609に接着剤等で固定されている。上面が半球
面状で円柱状のトップヨーク601の外周部601aと
外周部ヨーク606の内周部606aはボイスコイル6
04と磁気的に係合する第1の空隙701を構成する。
中空円盤状の永久磁石702は、トップヨーク601、
下ヨーク703の外周部703a、外周部ヨーク606
の内周部606aとで第2の空隙705を有する磁気回
路を形成すると同時に、平行ばね707、708で下ヨ
ーク703、外周部ヨーク606の外周部606bがフ
レーム609に固定支持されてスピーカ振動板603の
振動方向に振動できる永久磁石体610を構成してい
る。第2の空隙705には、フレーム609に固定さ
れ、入力端子704a、704bを有する同心円筒状の
駆動コイル706が配設されている。第1の空隙701
にあるボイスコイル604と永久磁石体610は、相対
的な運動ができるようになっているが、第2の空隙70
5にある駆動コイル706と永久磁石体610の関係
は、相対運動ではなく永久磁石体610のみがスピーカ
振動板603と同一の軸方向に運動できる。
【0008】スピーカ振動板603に這うように引き出
されたボイスコイル604のリード線の入力端子612
a、612bに交流電圧が印加されると、ボイスコイル
604に電流が流れてスピーカ振動板603はY方向に
振動して音圧を発生する。このとき、標準的な20mm
φ×5mm程度の大きさの音響装置では、永久磁石体6
10の共振周波数は概ね110〜150Hzに、スピー
カ振動板603の1次共振周波数は概ね700〜900
Hz、2次共振周波数は5kHzに設定されている場合
が多い。音声や音楽の再生は700〜5kHzの帯域で
行われるが、スピーカ振動板603と永久磁石体610
は、ボイスコイル604と永久磁石体610との磁気結
合を通して相対運動するように構成されているので、ボ
イスコイル604に低周波信号もしくは高周波信号を印
加すると、スピーカ振動板603と永久磁石体610に
は連成振動が生じる。入力端子612a、612bに音
声・音楽等の高周波信号が印加されるときは、スピーカ
振動板603のみが励振され、音声・音楽等の再生には
スピーカ振動板603と永久磁石体610との間には連
成振動は生じていないので歪みは発生しない。また、入
力端子704a、704bに100〜150Hzの低周
波信号を印加するときは、永久磁石体610のみが励振
され、スピーカ振動板603は何等作動しない。この点
では、文献Bは文献A、従来例の図7より優れている
が、入力端子612a、612bに高周波信号を、入力
端子704a、704bに低周波信号を同時に印加する
場合は、永久磁石体610は低周波で振動しているため
第1の空隙701にあるボイスコイル604は相対運動
することになり、スピーカ振動板603と永久磁石体6
10には連成振動が生じ音声・音楽等の再生には歪みが
発生する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述の説明から明らか
なように、いずれの従来例でも低周波信号と高周波信号
を同時に励振させる場合、連成が生じて音声・音楽等の
品質が劣化するのを防止することが事実上不可能であっ
た。これは、低周波振動と高周波振動がいずれもスピー
カ振動板と同一方向に振動するように構成されているか
らである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、叙上の
欠点を除去して簡単な構成で多機能型音響装置を実現す
ることにあり、特に低周波振動を回転子で構成した永久
磁石体の回転運動で実現することに特徴がある。課題を
解決するためになされた本発明の多機能型音響装置の請
求項1は、スピーカ振動板に固着された同心円筒状のボ
イスコイルと前記ボイスコイルと磁気的に係合する磁気
回路からなる音響装置において、前記ボイスコイルと磁
気的に係合するように設けられたヨークと永久磁石によ
る磁気回路の外周部に多極永久磁石回転子を、ほぼ同一
平面状に固定子に対向して配設して、該回転子上に回転
によって生じる遠心力によって振動加震力が大きく発生
するように錘を搭載したことを特徴とするものである。
【0011】また、課題を解決するためになされた本発
明の多機能型音響装置の請求項2は、スピーカ振動板に
固着された同心円筒状のボイスコイルと前記ボイスコイ
ルと磁気的に係合する磁気回路からなる音響装置におい
て、フレームの中心部に前記ボイスコイルと磁気的に係
合する厚み方向に単磁極に着磁された円柱状のスピーカ
磁石と該スピーカ磁石上に外周部が前記ボイスコイルと
係合する空隙の内周部を構成する磁性材料からなる円柱
状のトップヨークをを配設して、磁性材料からなるカッ
プ状のスピーカヨークの中央部に固着し、前記カップ状
ヨークの外周部に軸受けを介して多極永久磁石回転子を
前記フレームの外周部に設けた前記固定子に対向して配
設し、該回転子上に回転によって生じる遠心力によって
振動加震力が大きく発生するように錘を偏心させて片錘
となるように配設したことを特徴とするものである。
【0012】また、課題を解決するためになされた本発
明の多機能型音響装置の請求項3の回転子は、円筒状の
回転子ヨークの外周に多極着磁された円筒状永久磁石を
装着して形成し、前記スピーカヨークとジャーナル軸受
けを介して前記固定子に対して回転自在として構成した
ことを特徴とするものである。
【0013】また、課題を解決するためになされた本発
明の多機能型音響装置の請求項4の回転子は、前記回転
子永久磁石の上下面のいずれかに、比重の大きい部材
を、回転によって生じる遠心力によって振動加震力が大
きく発生するように片錘となるように前記回転子軸に対
して偏心させて配設したことを特徴とするものである。
【0014】また、課題を解決するためになされた本発
明の多機能型音響装置の請求項5の回転子の軸受けは、
前記スピーカヨーク外周部と前記回転子ヨークの内周部
との間に樹脂等で形成された複数個のリテーナで望まし
くは複数個の非磁性のセラミックボールを挟持して構成
したことを特徴とする
【0015】また、課題を解決するためになされた本発
明の多機能型音響装置の請求項6の回転子の極対数は、
少なくとも1以上とすることを特徴とするものである。
【0016】また、課題を解決するためになされた本発
明の多機能型音響装置の請求項7の固定子は、円板状の
磁性材料からなり内周部を鋸歯状に折り曲げて複数極の
固定子磁極を形成した固定子上ヨークと、円板状の磁性
材料からなり内周部を鋸歯状に折り曲げて複数極の固定
子磁極を形成した固定子下ヨークとで、複数巻回された
中空円盤状のマグネットワイヤからなる固定子巻線を、
前記固定子上ヨークが形成した磁極と固定子下ヨークが
形成した磁極とが相隣れるように配列して挟持して多極
固定子としたことを特徴とするものである。
【0017】また、課題を解決するためになされた本発
明の多機能型音響装置の請求項8の固定子は、一対の固
定子の上下磁極数を前記回転子極数の2倍とすることを
特徴とするものである。
【0018】また、課題を解決するためになされた本発
明の多機能型音響装置の請求項9の固定子は、一対の円
板状の導電材料からなる隈取り板に一対の固定子の上下
磁極数の半数を挿入して、多極固定子としたことを特徴
とするものである。
【0019】また、課題を解決するためになされた本発
明の多機能型音響装置の請求項10の回転子の駆動回路
は、100Hz以上の励振信号を受けてバイポーラ駆動
回路で駆動することを特徴とするものである。
【0020】また、課題を解決するためになされた本発
明の多機能型音響装置の請求項11の回転子の駆動回路
は、励振周波数を連続的または断続的に増加して100
Hz以上の励振信号で駆動することを特徴とするもので
ある。
【0021】また、課題を解決するためになされた本発
明の多機能型音響装置の請求項12の回転子の駆動回路
は、前記スピーカ振動板の広帯域信号による励振と、1
00Hzの励振信号を受けてバイポーラ駆動回路で前記
回転子を同時駆動することを特徴とするものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下では、本発明の実施の形態を
図面に基づいて説明する。図1は、本発明の多機能型音
響装置の実施例の主要部断面図である。図2は、図1の
XX線断面図である。図3は、本発明の多機能型音響装
置の回転子の展開斜視図である。図4は、本発明の多機
能型音響装置の固定子の展開斜視図である。図5は、本
発明の多機能型音響装置の駆動回路の構成図である。
【0023】図1、図2、図3及び図4において、本発
明の多機能型音響装置は、発音体100、回転子200
及び固定子300とで構成される。樹脂等で形成された
カップ状フレーム111の中央部に、磁性材料からなる
カップ状のスピーカヨーク108と該スピーカヨーク1
08の中央部に、円盤状のトップヨーク104を搭載し
たスピーカ磁石105を固定して円筒状のスピーカ空隙
103を形成する発音体100は、合成樹脂から形成さ
れた中央部にドーム101aを有するピーカ振動板10
1に後述するスピーカ空隙103内で作動できる同心円
筒状のボイスコイル102が固着され、スピーカ振動板
外周部101bはフレーム111に接着剤等で固定され
て構成される。スピーカ振動板101の上面には複数個
の放音孔を有する音響カバー110の外周がフレーム1
11の外端に固定されている。ボイスコイル102と磁
気的に係合するスピーカ空隙103は、トップヨーク1
04のトップヨーク外周部104aとスピーカヨーク1
08のスピーカヨーク内周部108bとで形成される。
【0024】回転子200は、磁性材料からなる円筒状
の回転子ヨーク202の外周部に多極着磁された円筒状
の回転子永久磁石201を装着して構成される。回転子
ヨーク内周部202aとスピーカヨーク外周部108a
との間には、樹脂からなる円筒状の内リテーナ109
a、樹脂からなる円筒状の外リテーナ109b、樹脂か
らなる円板状の底リテーナ109cが配設されている。
内リテーナ109aは、スピーカヨーク108の外周部
に固定され、内リテーナ109aの外周部には上下一対
の半円状の溝が円周方向に形成されている。外リテーナ
109bは、回転子ヨーク内周部202aに固定され、
外リテーナ109bの内周部には上下一対の半円状の溝
が内リテーナ109aの溝と対向して形成されている。
内リテーナ109a、外リテーナ109bの上下一対の
溝には、望ましくは剛性がよく耐磨耗性が優れ、鉄粉等
の塵埃を巻き込まないようにするために、非磁性の複数
個のセラミックボール113a、113bが夫々挿入さ
れ、下段のセラミックボール113aは、円板状の底リ
テーナ109cによって回転子200の重量が支持され
る。
【0025】モータ空隙203を介して回転子200と
対向する固定子300は、同心円筒状に複数巻回された
固定子巻線306を、一対の固定子上ヨーク301と、
固定子下ヨーク303と一対の上隈取り板302、下隈
取り板304とで囲むようにして構成される。磁性材料
からなり円板状の固定子上ヨーク301は、固定子内周
部に関して、鋸歯状に折り曲げられた4個の主磁極30
1a1、301b1、301c1、301d1と、4個
の補磁極301a2、301b2、301c2、301
d2の合計8個の磁極を有し、磁性材料からなり円板状
の固定子下ヨーク303は、固定子内周部に関して、鋸
歯状に折り曲げられた4個の主磁極303a1、303
b1、303c1、303d1と、4個の補磁極303
a2、303b2、303c2、303d2の合計8個
の磁極を有し、上下夫々相隣れる(主磁極301a1、
補磁極301a2)、(主磁極303a1、補磁極30
3a2)、(主磁極301b1、補磁極301b2)、
(主磁極303b1、補磁極303b2)、(主磁極3
01c1,補磁極301c2)、(主磁極303c1、
補磁極303c2)、(主磁極301d1,補磁極30
1d2)、(主磁極303d1、補磁極303d2)は
1磁極ピッチ即ち機械角で90°(電気角で360°)
間隔で配置される。主磁極の磁極幅と補磁極の幅の合計
は機械角で45°以内で、主磁極の磁極幅は、補磁極の
幅より広く形成される。
【0026】図4において、固定子上ヨーク301の固
定子補磁極301a2、301b2、301c2、30
1d2は、上隈取り板302の上隈取り環孔302a、
302b、302c、302dに夫々挿入され、固定子
入力端子305a、305bを有する固定子巻線306
の上に配設される。固定子側部303eを有する固定子
下ヨーク303の固定子補磁極303a2、303b
2、303c2、303d2は、下隈取り板304の下
隈取り環孔304a、304b、304c、304dに
夫々挿入され、固定子巻線306は固定子側部303e
と主磁極列(303a1、補磁極列303a2)、(3
03b1、補磁極列303b2)、(303c1、補磁
極列303c2)、(303d1、補磁極列303d
2)の間に配設される。
【0027】スピーカヨーク108と回転子ヨーク20
2は磁気を帯びており、両者間の磁気結合を緩和して鉄
粉等の塵埃を巻き込まないために、望ましくは非磁性の
セラミックボールが最適である。セラミックボール11
3a、113bを保持する内リテーナ109a、外リテ
ーナ109b、底リテーナ109cの間には適宜潤滑剤
が注入される。このようにして、回転子200はスピー
カヨーク外周部108aに沿って回転自在である。
【0028】本発明の実施例では、スピーカ磁石105
の起磁力は、スピーカ空隙103に供給され、適宜設計
することによって必要な磁束密度が供給される。特に、
最近のようにエネルギー積が360〜400[J/m
3 ](45〜50[MGOe])のNdFeB系の焼結磁石
では、0.4〜0.6[T](4〜6[kG])の磁束
密度を供給できる。
【0029】また、本発明の実施例では、回転子永久磁
石201の起磁力は、モータ空隙203に供給され、適
宜設計することによって必要な磁束密度が供給される。
例えば、ボンドフエライト磁石またはボンドNdFeB系磁
石等が要求仕様によって選択される。
【0030】図5において、バイポーラ駆動回路を示す
回転子駆動回路400は、一対のNPNトランジスタ4
01、403、PNPトランジスタ402、404を襷
がけにして構成される。トランジスタ401とトランジ
スタ402のエミッタと、トランジスタ403とトラン
ジスタ404のエミッタ間には固定子巻線306が接続
され、トランジスタ401とトランジスタ402のベー
スと、トランジスタ403とトランジスタ404のベー
ス間はインバータ407を介して接続されて入力接続点
409を形成し、入力端子408を構成する。トランジ
スタ401とトランジスタ403のコレクタには電源電
圧405が、トランジスタ402とトランジスタ404
のコレクタにはグランド406が接続される。入力端子
408には、100〜300Hzの低周波の励振信号4
10が印加される。作動については後述する。
【0031】本発明の実施例の回転子200と固定子3
00は、説明から明らかなように永久磁石多極回転子を
有する同期モータを構成しており、ステッピングモータ
としても用いることができる。
【0032】次に、本発明の多機能型音響装置の作動を
説明する。先ず、ボイスコイル入力端子112a、11
2bに広い帯域のいわゆる高周波信号が単独で印加され
た場合は、スピーカ空隙103にあるボイスコイル10
2にはY方向に力が働き、発音体100のスピーカ振動
板101はY方向に振動して音圧を発生し、音響カバー
110の放音孔を通して音波を放出する。
【0033】固定子巻線306の入力端子305a、3
05bに約100〜300Hzの低周波信号が、回転子
駆動回路400の入力端子408に印加されて信号が
“H”となると、固定巻線303には、トランジスタ4
01とトランジスタ404がオンとなり、低周波信号
が、回転子駆動回路400の入力端子408に印加され
て信号がLとなると、固定巻線303には、トランジス
タ401とトランジスタ404がオフとなり、トランジ
スタ402とトランジスタ403がオンとなり交流電流
が流れる。この結果、固定子300の主磁極列(301
a1、補磁極列301a2)、(303b1、補磁極列
303b2)、(301c1、補磁極列301c2)、
(303d1、補磁極列303d2)は付勢され、その
とき4個の補磁極301a2、301b2、301c
2、301d2と4個の補磁極303a2、303b
2、303c2、303d2に生じる磁束は、上隈取り
板302の上隈取り環孔302a、302b、302
c、302dと下隈取り板304の下隈取り環孔304
a、304b、304c、304dを還流する渦電流に
よって位相遅れを生じ、楕円磁界が生じて定方向に回転
力を発生させる。回転子200はこれに引き込まれて駆
動周波数で決まる回転数で回転する。回転子200の極
対数をP、駆動周波数をfとするとき、回転子200の
回転数Nは、
【0034】
【数1】 N=60f/P [rpm]………… (1)
【0035】このとき、回転子200の錘204の質量
をM、回転子軸106の中心から錘204の重心までの
距離をR、回転子軸106の半径をr、回転子軸106
と回転子200との摩擦係数をμ、回転子200の回転
数をω[rad/sec]とすると、負荷トルクTLは、以下の
式で表される。
【0036】
【数2】 TL=μrRω2 M [N・m]………… (2) 回転子200は、(2)式による負荷トルクTLの負荷
を負担すればよいので大きなモータ出力は要求されな
い。従って、電力消費は僅少で済むことが期待できる。
【0037】また、必要な駆動周波数に脱調せずに回転
子200を追随させるためには、起動の最初は最も低い
低周波信号、例えば50Hzからスタートして連続的に
または断続的に必要な駆動周波数例えば300Hz以上
に増加させて回転子200の直径方向への振動加震力を
与えることができる。
【0038】本発明の実施例の多機能型音響装置のボイ
スコイル102の入力端子112a、112bに広い帯
域のいわゆる高周波信号が印加され、固定子巻線306
の入力端子305a、305bに約100Hz以上の低
周波信号が、回転子駆動回路400の入力端子408を
経由して同時に印加された場合は、回転子200が同期
速度で回転していてもスピーカ空隙103の磁束密度は
殆ど変化しないので発音体100が発生する音圧は回転
子200が回転していないときと殆ど変わらず音質が劣
化することはない。
【0039】本発明の多機能型音響装置の実施例では、
回転子200と固定子300とで構成されるモータを同
期モータとしてきたが、他のブラシ付き直流モータやブ
ラシレスモータでもよいことは明らかである。また、簡
単のために、回転子永久磁石201の極対数PをP=4
として説明してきたがこれに限定する必要はなく、P≧
1で差支えない。また、本発明の多機能型音響装置の実
施例では、固定子300を、フレーム111の外周部に
配設しているが、回転子を外周部に、固定子を回転子軸
106の周囲に配置する同期モータとすることも可能で
ある。
【0040】また、本発明の多機能型音響装置の実施例
では、低周波駆動回路をバイポーラ駆動回路で説明した
が、固定子巻線306をセンタータップ付きのダブル巻
線としてユニポーラ駆動回路で駆動することもできるこ
とは明らかである。
【0041】また、本発明の多機能型音響装置の実施例
では、偏心錘の外に回転子上の永久磁石をやや偏心して
配設して振動加震力を増強してもよいことは明らかであ
る。
【0042】
【発明の効果】また、更に本発明の多機能型音響装置に
よれば、簡単な構成で発音体の広帯域信号を忠実に再生
することができる。
【0043】また、更に本発明の多機能型音響装置によ
れば、簡単な構成で低域信号による体感加震力の大きい
低周波振動を確実に得ることができる。
【0044】また、更に本発明の多機能型音響装置によ
れば、高周波信号と低周波信号を同時駆動がすることが
できて音質の劣化のないコスト/パフォーマンスの優れ
た発音体を実現することができる。
【0045】従来例では振幅の大きい低周波振動がスピ
ーカ振動板の振動と同一方向であるため装置の厚みがあ
る程度必要であったが、本発明の多機能型音響装置によ
れば、低周波振動が回転方向に発生するので多機能型音
響装置の厚みを薄くすることがスピーカ磁石の磁気回路
と回転子をほぼ同一平面状に配設できるので、携帯機器
の小形化、薄形化に貢献する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多機能型音響装置の実施例の主要部断
面図である。
【図2】図1のXーX線の断面図である。
【図3】本発明の多機能型音響装置の回転子の展開斜視
図である。
【図4】本発明の多機能型音響装置の固定子の展開斜視
図である。
【図5】本発明の多機能型音響装置の駆動回路の構成図
である。
【図6】特開平5−85192号に記載された電磁誘導
型変換器の説明図に相当する従来例の断面図である。
【図7】多機能型装置の従来例の断面図である。
【図8】本願出願人による既出願文献・特願2000−
121852号に記載された説明図に相当する断面図で
ある。
【符号の説明】
100 発音体 101 スピーカ振動板 101a ドーム 101b スピーカ振動板外周部 102 ボイスコイル 103 スピーカ空隙 104 トップヨーク 104a トップヨーク外周部 105 スピーカ磁石 106 回転子軸 108 スピーカヨーク 108a スピーカヨーク外周部 108b スピーカヨーク内周部 109a 内リテーナ 109b 外リテーナ 109c 底リテーナ 110 音響カバー 111 フレーム 112a ボイスコイル入力端子 112b ボイスコイル入力端子 113a、113b セラミックボール 200 回転子 201 回転子永久磁石 202 回転子ヨーク 202a 回転子ヨーク内周部 203 モータ空隙 204 錘 300 固定子 301 固定子上ヨーク 301a1、301b1、301c1、301d1 固
定子上ヨーク主磁極 301a2、301b2、301c2、301d2 固
定子上ヨーク補磁極 302 上隈取り板 302a、302b、302c、302d 上隈取り環
孔 303 固定子下ヨーク 303a1、303b1、303c1、303d1 固
定子下ヨーク主磁極 303a2、303b2、303c2、303d2 固
定子下ヨーク補磁極 303e 固定子側部 304 下隈取り板 304a、304b、304c、304d 下隈取り環
孔 305a 固定子入力端子 305b 固定子入力端子 306 固定子巻線 400 回転子駆動回路 401、402、403、404 トランジスタ 405 電源電圧 406 グランド 407 インバータ 408 入力端子 409 入力接続点 410 励振信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D012 AA03 BB03 BB04 CA02 FA01 GA01 5D016 AA08 BA01 5D018 AB13 AB17 5D107 AA20 BB08 CC09 DD09

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピーカ振動板に固着された同心円筒状
    のボイスコイルと前記ボイスコイルと磁気的に係合する
    磁気回路からなる音響装置において、 前記ボイスコイルと磁気的に係合するように設けられた
    ヨークと永久磁石による磁気回路の外周部に多極永久磁
    石回転子を、ほぼ同一平面状に固定子に対向して配設し
    て、該回転子上に回転によって生じる遠心力によって振
    動加震力が大きく発生するように錘を搭載したことを特
    徴とする多機能型音響装置。
  2. 【請求項2】 スピーカ振動板に固着された同心円筒状
    のボイスコイルと前記ボイスコイルと磁気的に係合する
    磁気回路からなる音響装置において、 フレームの中心部に前記ボイスコイルと磁気的に係合す
    る厚み方向に単磁極に着磁された円柱状のスピーカ磁石
    と該スピーカ磁石上に外周部が前記ボイスコイルと係合
    する空隙の内周部を構成する磁性材料からなる円柱状の
    トップヨークをを配設して、磁性材料からなるカップ状
    のスピーカヨークの中央部に固着し、前記カップ状ヨー
    クの外周部に軸受けを介して多極永久磁石回転子を前記
    フレームの外周部に設けた前記固定子に対向して配設
    し、該回転子上に回転によって生じる遠心力によって振
    動加震力が大きく発生するように錘を偏心させて片錘と
    なるように配設したことを特徴とする請求項1に記載の
    多機能型音響装置。
  3. 【請求項3】 前記多機能型音響装置の回転子は、円筒
    状の回転子ヨークの外周に多極着磁された円筒状永久磁
    石を装着して形成し、前記スピーカヨークとジャーナル
    軸受けを介して前記固定子に対して回転自在として構成
    したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の多
    機能型音響装置。
  4. 【請求項4】 前記多機能型音響装置の回転子は、前記
    回転子永久磁石の上下面のいずれかに、比重の大きい部
    材を、回転によって生じる遠心力によって振動加震力が
    大きく発生するように片錘となるように前記回転子軸に
    対して偏心させて配設したことを特徴とする請求項1乃
    至請求項3のいずれかに記載の多機能型音響装置。
  5. 【請求項5】 前記多機能型音響装置の回転子の軸受け
    は、前記スピーカヨーク外周部と前記回転子ヨークの内
    周部との間に樹脂等で形成された複数個のリテーナで望
    ましくは複数個の非磁性のセラミックボールを挟持して
    構成したことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいず
    れかに記載の多機能型音響装置。
  6. 【請求項6】 前記多機能型音響装置の回転子の極対数
    は、少なくとも1以上とすることを特徴とする請求項1
    乃至請求項5のいずれかに記載の多機能型音響装置。
  7. 【請求項7】 前記多機能型音響装置の固定子は、円板
    状の磁性材料からなり内周部を鋸歯状に折り曲げて複数
    極の固定子磁極を形成した固定子上ヨークと、円板状の
    磁性材料からなり内周部を鋸歯状に折り曲げて複数極の
    固定子磁極を形成した固定子下ヨークとで、複数巻回さ
    れた中空円盤状のマグネットワイヤからなる固定子巻線
    を、前記固定子上ヨークが形成した磁極と固定子下ヨー
    クが形成した磁極とが相隣れるように配列して挟持して
    多極固定子としたことを特徴とする請求項1乃至請求項
    6のいずれかに記載の多機能型音響装置。
  8. 【請求項8】 前記多機能型音響装置の固定子は、一対
    の固定子の上下磁極数を前記回転子極数の2倍とするこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載
    の多機能型音響装置。
  9. 【請求項9】 前記多機能型音響装置の固定子は、一対
    の円板状の導電材料からなる隈取り板に一対の固定子の
    上下磁極数の半数を挿入して、多極固定子としたことを
    特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の多
    機能型音響装置。
  10. 【請求項10】 前記多機能型音響装置の回転子の駆動
    回路は、100Hz以上の励振信号を受けてバイポーラ
    駆動回路で駆動することを特徴とする請求項1乃至請求
    項9のいずれかに記載の多機能型音響装置。
  11. 【請求項11】 前記多機能型音響装置の回転子の駆動
    回路は、励振周波数を連続的または断続的に増加して1
    00Hz以上の励振信号で駆動することを特徴とする請
    求項1乃至請求項10のいずれかに記載の多機能型音響
    装置。
  12. 【請求項12】 前記多機能型音響装置の駆動回路は、
    前記スピーカ振動板の広帯域信号による励振と、100
    Hzの励振信号を受けてバイポーラ駆動回路で前記回転
    子を同時駆動することを特徴とする請求項1乃至請求項
    11のいずれかに記載の多機能型音響装置。
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